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生長の家政治連合と「今の教え」を考える

1038うのはな:2012/05/23(水) 15:51:51 ID:???
 
 中世のキリスト教では、金を貸す際に利息を取ることを罪であると定めていた。
これはキリスト教の七つの「大罪」の一つである“ Greed 強欲"に由来する。
いわゆる「徴利禁止」である。これはまたイスラム教も同様であった。一方で、ユダヤ教に
おいても同様に徴利は禁じられていたのであるが、旧約聖書の申命記ニ三章ニ〇節には都合のよい
例外規定が書かれてあった。「外国人からは利息を取ってもよいが、同胞である場合には利息をつけては
ならない」と付記されていたのである。ユダヤ教徒は異教からではあれば、利子を取ることができた。
こうしてヨーロッパにおいては金融業者として少数民族であるユダヤ資本が発達したと考えられている。

話が少しそれるが、仏教においては元々寺院による資産運用はお釈迦様の時代から普通に行なわれていたし、
日本の金貸しの歴史を見ても社寺がその中核にあった。金貸しを軽蔑する考え方は世界共通のものであるが、日本人の
「お金は汚いもの」という考え方は江戸時代の儒教における「貴殻餞金思想」が大きく影響を及ぼしたのではないだろうか。

『日露戦争、資本調達の戦い』高橋是清と欧米バンカーたち

                      板谷敏彦 著


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