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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える

895初心者:2011/08/18(木) 19:31:21 ID:4IaAZAME
プリブラムの主張をひと言でいえば、「脳はホログラムだ」ということになるでありま
しょう。脳は、部分と全体が等しい価値を持つ。脳のどの部分にも全体と等しい情報が格納
されている。こうした共通点が脳とホログラムのあいだにはある、とプリブラムは考えた
ということでありますね。

しかし、プリブラムが、脳のホログラフィーモデルを提唱したのには、もっとべつの理由が
あったのでありますね。そもそもホログラムは、情報を格納するさいに、フーリエ変換と
呼ばれる数学的な処理をおこなっているようなのでありますね。フーリエ変換をほどこす
ことによって、複雑な情報を、いくつのかの単純なパターンにわけて保存しているのだろう
と考えることができるのでありますね。

ただしわたくしは、わが人生において、フーリエ変換を必要する場面にはただの一度として
出会っておりませんので、じっさいに計算してみたことはありません。

それはそれとして、プリブラムが脳をホログラムと見なしたのは、脳がフーリエ変換を
おこなって情報を処理しているのではないかと考えたからなのであります。外部から
入力した情報にたいして、脳はフーリエ変換をほどこし、脳の各所に、まるでホログラムの
干渉縞とみまがうような形で情報を蓄積しているはずだと、このように考えたことからこそ、
「脳はホログラムだ」と主張したはずなのであります。

では脳は、本当にフーリエ変換という数学的処理をおこなっているのでしょうか。おそらく
そうでありましょう。わたしたちが見ている現象世界とは何でありましょうか。それは、
「実在宇宙」というホログラムから再生された立体映像です。立体映像を再生するさいに、
特別なアルゴリズムが用いられます。

ホログラムと呼ばれる装置を用いることでも、リンゴの立体映像をこしらえることができます。
リンゴの立体映像。これが現象のリンゴなのであります。では、現象にあらわれる以前のリンゴ
の真の姿とはどんなものなのでありましょう。

それが、ホログラムの乾板に記録された縞模様であります。乾板に記録された縞模様。これこそが「実在宇宙」におけるリンゴの真の姿をあらわしているのでありますね。

脳は、現象としてあらわれたリンゴの姿を記憶として保存します。そのさいに、いったい何が
起きているのでありましょう。それがフーリエ変換なのです。脳は、フーリエ変換をほどこす
ことによって、現象のリンゴを、「実在宇宙」における真の姿にもどします。真の姿にもどして、
脳のなかに記憶しているのでありますね。

脳のなかには「実在宇宙」が存在します。それは時空を超えた存在であります。それが
「脳はホログラムだ」ということの真の意味であります。
リンゴは、「実在宇宙」から現象としてやってきました。そのリンゴを、脳はふたたび
「実在宇宙」にもどしてやるのです。記憶とは、リンゴを「実在宇宙」にもどしてやること
なのでありますね。

では、ホログラムという装置は、いったい何なのでありましょう。それはきっと、「実在宇宙」から
現象世界があらわれる仕組みを忠実に再現する装置なのでありますね。それはつまり、
脳は、「実在宇宙」から現象のリンゴを見ているということを示しているようでもあります。

すべてが妄想の世界。ファンタジーの世界であります。ツッコミは無用でございますよ。


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