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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える

638初心者:2011/07/12(火) 23:09:17
ブログ管理人様

いくら「現象はない」とは申せ、現象世界で法を説く以上は、
現象世界の何たるかを知らねばなりません。

かつて真理が説かれていた時代と今とでは、現象世界の
ありようも、ずいぶんと様変わりしてまいりました。

異星人の言葉を信じる人が、かつてどれほどいたでありましょう。
今はといえば、異星人の言葉に救いを見いだそうとする人々まで
あらわれるような時代であります。

そこでわたくしの話になるわけでありますが、わたくしの場合は、
ことにニューエイジ的思考に親和性が高いらしく、ニューエイジの
主張のほとんどが、そのままわたくしの主張になっているといっても
よいようです。

ただニューエイジの場合、かぴばら様のご指摘のとおり、親孝行や
先祖供養については、たしかに何もいっておりません。このあたりは、
伝統やしがらみを否定するというニューエイジの欠陥であるやも
しれませぬ。

ニューエイジの発想の根本は、人生を気持ちよく生きようということ
であろうと思います。そのために、ニューエイジャーにしてみれば、
自分を縛りつける存在でしかない伝統やしがらみを否定するという方向に、
どうしても向いてしまいがちになるのでありますが、
この心情もわからぬことではありません。

ニューエイジとは何かをひと言で申せば、それは生長の家でいうところ
の横の真理を説いているということであろうかと存じます。つまりは、縦の
真理は説いていない、ということでもありまして、このあたりに反・実相世界
という思想が醸成される下地があるのでありましょう。

ニューエイジの歴史を紐解けば、それは1950年代アメリカのビートニクスに
起源を発するようでありまして、この意味でも、ニューエイジは反近代という
ことになります。

ビートニクス衰退のあとにヒッピーがあらわれ、その衰退ののちに
ニューサイエンスがあらわれ、その衰退ののちに現在のニューエイジが
登場したと見てよいかと存じます。

ニューエイジの特徴はわたくしと同じでありまして、現象世界をこよなく
愛するということであろうと、わたくしは考えおります。現象世界を肯定的に
受け入れてしまう。こうすることで人生を気持ちよく生きようとしているようで
あります。

そしてこのニューエイジの前に立ちはだかるのが、リスク社会であります。
人類は逃れようのないリスクの円環に捉えられた。これがリスク社会であります。
(感染症のリスクを抑えるために抗生物質を用いれば、多剤耐性菌をつくり出して
しまう。用いなければ、感染症のリスクが増大する。用いつづければ、さらに強力な
耐性菌をこしらえてしまう。耐性菌に対抗するために強力な薬剤を用いれば、
それがまた新たなリスクをつくり出してしまうことになる)

何をやってもリスクを再生産してしまう。こうしたリスク社会にあって、人生を心地よく
生きることが可能であるのかと申せば、それはおそらく不可能に近いかと存じます。
ニューエイジに行き詰まりがあるとすれば、それがリスク社会でありましょう。

このままでは、リスク社会は人類の未来を閉ざしてしまいます。
いまこそ人類には、リスク社会を乗り越えるための叡智が必要なのであります。
現教団は、リスク社会を広く知らしめ、警鐘を鳴らすために出現したと、
このように考えることはできないでありましょうか。
リスク社会の申し子のごとき教団が、この生長の家に出現したということは、
何やら浅からぬ因縁があるようにも思います。
リスクがリスクを生みだす、この無限の行き詰まりをどう打開してゆけばよいのか。
解決のための叡智が求められております。


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