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京都弁・京言葉・京都方言

1名無しさん:2010/10/04(月) 19:06:04
京都で使われている京都弁(京言葉・京都方言とも)について語りましょう。
「京都弁」とは、狭義には京都市旧市街、広義には京都府山城地方(旧山城国)の方言を指すようです。

平安時代から江戸時代中期まで、つまり794年から1750年頃まで1000年近い中央語としての歴史を持ち、
文献資料も他の方言に比べて圧倒的に豊富で、いわゆる古典語の直系の子孫でもあります。
それだけに京都の人の言葉に対する誇りも他の地方とは違うものがあるようです。
しかし今の若い世代では大阪や神戸との言葉の差が縮まり「関西共通語」「関西弁」化が進んでいるとも言います。

2名無しさん:2010/10/06(水) 01:06:13
京都と言えば「〜どす」「〜どすえ」というような舞妓言葉を思い浮かべる人が多いけど、
この「〜どす」って「〜でおす」の略だよな?
「おす」って単独での用法はある?

3名無しさん:2010/10/17(日) 19:51:24
よろしおすなぁ

4名無しさん:2010/10/17(日) 19:52:32
どす=だす=です だけど

です って何の略なの?共通語的に訳したら であります ?

5名無しさん:2010/10/27(水) 18:00:23
京都方言の、周囲の方言と違う特徴は何?
大阪方言や神戸方言や奈良方言や大津方言とも区別できるレベルの固有の特徴ってのはある?

身の回りの京都出身の若い人の話し方を聞くと、ハル敬語をやたら多用してると思うけど、
かと言って大阪などの人でもハル敬語は使うし、いまいちはっきりした違いじゃない気がする。

この特徴とこの特徴があって、この特徴とこの特徴がなかったらほぼ間違いなく京都方言と言えるような特徴はあるのかな?

京都方言と大津方言の違いってあるの?中心地が10kmぐらいしか離れてないし市街地も都市圏も一体化してるみたいだけど。

6名無しさん:2010/10/27(水) 20:35:43
なんだろうね。まず奈良南部三重南部が東京式アクセントをもっていて
進行形と完了形の区別をもっていることからして、ここと京都は異なる。
で西側の播磨と淡路はアクセントは同種だが進行形と完了形の区別を持つから
ここも区別される。ほかに播磨はzとdとrの混同が激しい。
京都でこの混同があるのは一部だけ。
あと和歌山もこの混同があることと、江戸時代の古い京阪式アクセントである点と
「ある/おる」の使い分けがなくて「ある」だけの地域があるから、
それを基準にすると和歌山も京都とははずれる。

7名無しさん:2010/10/27(水) 23:34:28
大津と京都の違いは難しいな。
大阪と京都はある程度指標あるけど。

大阪と京都では「〜はった」「〜ました」のアクセントがはっきり違う。
京都では「食べ\はった」「食べ\ました」、大阪では「食べは\った」「食べま\した」。
大阪は「行けへん」のように「へん」が五段動詞のエ段に接続することがあるが、京都はそれはない。
それと平行して、不可能は大阪では「行かれへん」、京都では「行けへん」だと言われている。
「来る」につくときは大阪で「けーへん」、京都で「きーひん」。
「する」に付くときは大阪で「せーへん」、京都で「しーひん」。
「はる」が五段動詞に付く場合、京都ではかならずア段に付くが、大阪では「行きはる」のようにイ段につける場合がある。
京都では「行ったはる」のように「〜てはる」を「〜たはる」と言うことがある。

8名無しさん:2010/10/28(木) 10:50:58
伊賀との違いはどんなものがあるんだろうか?
京都から東西南北にどこまで移動すると京都との違いが出てくるんだろう?
宇治とか亀岡でも京都と違うんだろうか?

9名無しさん:2010/10/29(金) 01:30:40
>>5

「○ました」の発音。HLLL ←これは確実に京都
「はる」多用。(〜子音+aはる) やはり頻度は京都が高い。


>>6 京都の特徴を聞かれてるんやろ

10名無しさん:2010/10/29(金) 01:51:03
京都・亀岡に関しては、山城/丹波なので、
伝統方言でははっきり違いがある。
京都では「いる・てる」が多く「おる・とる」を見下げる言い方とするが、
亀岡など丹波は「おる・とる」多数。
また、亀岡など丹波は「〜てや」敬語も残っている(若年層は使わないかもしれない)。

伊賀については詳しくないが、理由の「で」を使う、という部分で区別できるかも・

京都と宇治の違いは分からない。かなり近いと思う。

11名無しさん:2010/10/29(金) 02:02:03
京都でも
「〜しやんといて」みたいに「や」が入るのはやっぱ奈良との県境あたりかね

12名無しさん:2010/10/29(金) 10:25:33
手元の本では、否定の「やん」は京都市でも使うことになっている。

13名無しさん:2010/10/29(金) 17:44:17
マジ!?
何て本?

14名無しさん:2010/10/29(金) 20:04:21
「しやん」と「しいひん」には用法の違いがあるのか?

15名無しさん:2010/10/29(金) 20:36:20
>>13
堀井令以知「京都府ことば辞典」

以下引用。
〜ヤン[助動]〜ない。<京都・宇治・精華・南山城村>
「そんな不細工なもん着ヤンとき」「包丁が切れヤンかったら、研いだらええがな」
「そんなあほなことしヤンときや」「友達が来ヤンかったら一人でいくわ」。

16名無しさん:2010/10/29(金) 21:39:55
>>14
三重やないねんから京都では単に「しやん」とは言わないよ。
「しやん〜」と語尾に何かつくときだけだろうな。

>>15
どうも。

「来やん」は キヤン?

17名無しさん:2010/10/29(金) 22:00:52
>>16
「来ヤン」の読み方は不明。

18名無しさん:2010/10/29(金) 22:19:15
不明なのかぁ
大阪の女子はコヤンやと思う

19名無しさん:2010/10/30(土) 02:41:22
あと、京都特有の表現としては、理由の接続助詞「し」の多用だな。新方言っぽいところがある。
京都市内の場合、伝統方言の「さかい」が壊滅した空白を、「し」が埋めている印象があって、
伝統方言の「さかい」共通語の「から」を、そのまま「し」に置き換えたような表現が頻繁に見られる。
これは大阪にはほとんどなく、意外にも大阪の若年層方言は「から」に完全に制圧されていて、
新方言が固有の順接接続表現を欠くという、「方言がよく残る地域」としては聞いたことのない事態となっている。
>>16
伊勢方面の「やん」は、一段動詞未然形+「ん」が聞き取りにくいため、
「ん」の前に介在音「や」が挟まったものと解される。
だから前の形は未然形になるのが通常。したがって「こやん」が正しい。
「しやん」の「し」も未然形だろう。(「しない」の「し」と同じ)
なぜ原則通り「せやん」にならなかったのか気になるところではあるが、
「や」の半母音の干渉だろうと思われる。

20名無しさん:2010/10/30(土) 02:45:40
ということは京都では「から」をあんまり言わないという珍しい関西なのですね?

21名無しさん:2010/10/30(土) 06:12:23
>>20
いや、「から」も京都市内でかなり使われている。
ただ、京都の人だと、
「やし、〜」とか「そやし、〜」というのも使う。

22名無しさん:2010/10/30(土) 10:47:29
一段動詞未然形+んが聞きとりにくいというのは少しだけうさんくさくないか。
近畿以西では普通に未然形+んを使っているだろう。
それに過去の否定の場合は「せなんだ」か、三重なら「せんだ」もあるが、
「せんだ」が聞きとりにくくはないだろう。

23名無しさん:2010/10/31(日) 01:43:48
>>22
俺自身は、「やん」については、「否定助動詞の形態素が-aNになった」
つまり、「れる/られる、せる/させる、ん/やん」が同列の活用をするようになった
とむしろ考えているんだけどね。
「う、よう」については既に実質的に母音短縮が起きて「行こ/食べよ」という活用形が発生している。
これで、未然形接続する助動詞は、「ん」「れる・られる」「せる・させる」だけとなり、
一段動詞で動詞語尾に母音-aを要求しない助動詞は「ん」だけになった。
ここで、「ん」についても一段動詞で-CaNという形を要求すれば、
未然形接続の全助動詞について-a-を要求する「れる/られる形」となり、
未然形とは-a-を挟む形であるとして、文法がきれいに統一される。
文法の統一という点では、「ん」を冗長に伸ばすために先に生まれた「へん」について
「連用形+はせぬ」から「へん」に至った通時変化は、
文法的整理としては最悪のものに近く(そもそもどんな活用形に接続するのか意味不明になっている)
その弊害は京都と大阪の間でさえよく現れているから、回避されたのだろう。
あとは、介在する子音Cを何にするかだが、
トルコ語などの介在子音の選択と同じように、地味な半母音が選ばれて/j/が選ばれたのだろう。
(まあ、本来なら/n/が選ばれて「なん」となりそうなものだが、なぜ「なん」ではなく「やん」だったのだろうな?)

24名無しさん:2010/10/31(日) 02:52:18
あーここは難しすぎる!


せんなん→せなアカン
        しやなアカン

しやなアカン の地域 三重などでも元々もは せんなん?

しやんなん ・・ は無いか

25名無しさん:2010/10/31(日) 07:43:56
>>24どういう風にそう考えたかよく分からないけど。
せねばならぬ→せにゃーならん→せなならん→せんならん→せんなん
せねば(らちが)開かぬ→せにゃーあかん→せなあかん
せん…三重では「しやん」
せなあかん…三重では「しやなあかん」

26名無しさん:2010/10/31(日) 09:53:19
>>23>>19と同じように-やんを単に「ん」の拡張されたものであって「-はせぬ」には由来しないという立場に読めるが、
隣接する地域に「-はせぬ」に由来する形と「-ん」に由来する形の二つが併存するとするよりは、
どちらも「-はせぬ」の崩れたものであってその崩れ方が大きく二通りあった、とするほうがいい。

A,shi-wa sen> shi-ya sen > shi-ya hen > se hen
B,shi-wa sen> shi-ya sen > shi-ya hen > shi-ya en > shi-yan

未然形にaが含まれる形に統一される力がはたらいたという理由づけと、
Bの発音の変化とどちらが自然か。

27名無しさん:2010/10/31(日) 12:21:06
>>26
俺も最初は「へん・ひん」とパラレルに考えていたが、どうも違うようなんだ。
決定的なのは「アクセント」。京阪式なればこそ出来ることなのだが、
「ん」と「へん」のアクセントのつきかたには決定的な違いがあって、
「ん」は動詞の型別がそのまま拡張された形になるのに対し(独立のアクセント単位を持たない)
「へん」は、見た目の活用形は、もはや滅茶苦茶に完全崩壊しているにも関わらず、
アクセントを見ると、連用形接続ということで全く乱れがない。
つまり、「しやん」のアクセントは、
A説:高高高、(つまり「せん」と同じような(延長しただけの)形)
B説:高低低(つまり「しいひん」と同じ形)
のどちらなのか。
A説なら、未然形接続として「ん」の介在音説で確定。
B説なら、アクセント上は連用形接続で「へん」の第二形の可能性が高い。
俺の母語にない語彙なので内省が出来ないんだが…
それから、「へん」と「やん」は隣接するのではなく、伊勢では並存しているよ。
これも介在音説の補強になるだろう。
「やん」は非常に前途有望な否定表現で、
俺は京都と泉南の二方向から京阪神に広く侵入していくのではないかと思っている。

28名無しさん:2010/10/31(日) 12:28:12
付言しておくと、アクセント比較をする場合は、終止形(言い切り)で比較をしてほしい。
連用形だとまずい。特に「しやんで」「食べやんで」などの例は混乱を招いてしまう。
これは「せんで」「食べんで」と同じで、見た目は「ん」だが、
アクセント上の本籍は文語でいう「ぬ」ではなく「ず」で、アクセントのふるまいは大きく異なる。
「ず」は「ぬ」と違い、固有のアクセント核を持つ。
(古い上代に「に+す」という形がある。この「す」が低という固有のアクセントを持っていたらしい)

29名無しさん:2010/10/31(日) 12:42:54
しやん はHHHやろ。

30名無しさん:2010/10/31(日) 18:32:30
ありやんもHHHHか?

31名無しさん:2010/10/31(日) 18:39:19
ありやんなんて言葉はない

32名無しさん:2010/10/31(日) 18:53:35
あれへんがあるんだからありやんもあるだろ常識的に考えて。

33名無しさん:2010/10/31(日) 19:23:02
それがないのだ。

俺も昔あると思ってたわwwwwwwww

34名無しさん:2010/10/31(日) 20:13:24
>>30-33
そう。まさにそれなんだ。「やん」は一段動詞、サ変、カ変にしかつかない。
つまり「未然形語尾が-aにならない場合」にしかつかない。
未然形語尾が-aになる場合には、「やん」ではなく「ん」
これは、「する」を例外にして「れる/られる」「せる/させる」における、
「られる」「させる」が接続する場合と全く同じ。
おそらくここに「やん」の起源を解くカギがある。
つまり一見似ているようでいて、「へん」とは実は全くの別物ということ。

35名無しさん:2010/10/31(日) 21:50:32
そうですね〜。

そんなんありやんわ!ありやんなんて言いやんわ!  なんて言わへんからね。ww

俺も最初言うと思って偽三重弁として使ってたw

36名無しさん:2010/11/02(火) 08:28:35
>>34
で解説してあるけど、

「ひん」と照らし合わせると関西人には分かりやすい。

シテヒンが無いようにシテヤンもない

アリヒンが無いようにアリヤンもアラヘン。
が、シィヒンがあるようにシヤンがある。
なので「ひん」が使えるところは「やん」を使えるし、「ひん」が使えないところは「やん」も使えない。

不可能を表す時+「ひん」が使えるところ
に「やん」が使える

と考えれば兵庫人の俺にも理解できる

これで今日から三重弁を操れる
アクセントに関しては微妙にワカランけど。
タベレヤン だとLLLLHではなくLLHLLになるんでしたっけ? 「カメレオン」と同じアクセントやな

37名無しさん:2010/11/02(火) 08:29:04
「へん」と「やん」の違いではなく「ん」と「へん」の使い分けの話になるけど、
京都などで、主語が一人称のときは「知らん」、それ以外のときは「知らへん」になるらしい
これは何でこうなったの?

例えば「俺は知らん」「あいつはそんなことも知らへんのか」とは言えるが逆は言えないらしい

38名無しさん:2010/11/07(日) 22:07:21
今やってるドラマジャパニーズアメリカンでの高畑淳子(香川出身)の京都弁がええ感じや!
うまい

39名無しさん:2010/12/04(土) 04:58:18
>>37
あんたそんなんも知らんの?
普通に一人称以外にも使えます

40名無しさん:2010/12/06(月) 13:32:29
>>39
京都弁と大阪弁は微妙にちゃうさかいな。
播州弁でも京都弁同様に
知らん・・・一人称に使える(一人称にしか使われんのとはちゃいま)
知らへん/知っとれん/知ってーへん・・・一人称には使えん。

41名無しさん:2010/12/10(金) 23:50:00
「知らん」が一人称にだけ使えるんじゃなくて、「知らへん」が一人称には使えないのか。

42名無しさん:2010/12/11(土) 05:12:02
あー確かになんとなくわかるかも

あの子知らへんゆうてるから教えたり  みたいな!

43名無しさん:2010/12/12(日) 19:21:53
京都で「へん」ではなく「ん」を使うのはどういうときなの?
一般の動詞でも、必ず「へん」ではなく「ん」が混じるときもあるように見えるけど
強い否定のときは「ん」とか?

44名無しさん:2010/12/14(火) 01:39:16

俺は「せんでいい」(せんでええ) と言うけど、
京都では「しんでいい」かな?サバンナの二人は「しやんで」と言うようだが


ここらへんははっきりわからんのだが、こういう場合「せーへんでいい」「しーひんでいい」とはまず言わないな



「そんなことせんとって(せんといて)」 「そんなことしんとって(しんといて)」

を、「せーへんといて」「しーひんといて」 は 絶対に 言わない

45名無しさん:2010/12/14(火) 15:16:58
京都市街で「しん〜」が使われだしたんは大正か昭和初期やったはず。(楳垣実)
「しやん〜」はそれよりさらに後とちゃうかな。

51くま:2017/04/18(火) 06:59:02
【京都弁】おはようおかえりやす 【意味】いってらしゃい
【サンスクリット語】paryupAvRtta (= mfn. ( %{vRt}) returned , come back R.) はよーかえって (p-k) or はよーもどって (v-m)

c. "come back soon" の feeling. でおます。
c. ex. 朝学校へ通う子供らにかける挨拶。はよ無事に帰ってきいや、という意味。

52ブランド偽物コピーN級品:2018/08/25(土) 01:06:15
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