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【資料】神秘主義の系譜【探索】

89名無しさん:2013/07/20(土) 23:12:20
玄中寺
げんちゅうじ

中国,山西省交城県の標高900mにある寺。文水に面した石壁山の山号をもつ玄中寺は,中国でもっとも由緒ある浄土教の寺院である。北魏の曇鸞(どんらん)が,浄土教へ回心して,晩年にこの寺に住した。のちに涅槃経を修めていた道綽(どうしやく)が,609年(隋の大業5)48歳のときにこの寺にきて曇鸞の碑文をよみ,浄土教に帰したとされる。さらに善導が,この寺に道綽を訪ねて教えを請うた。つまり浄土宗の三祖ゆかりの仏跡として知られる。唐代には隆盛をきわめ,795年(貞元11)には甘露義壇が設けられ,長安の霊感壇,洛陽の会善壇と並んで天下三戒壇の一つとなった。大雄宝殿の前庭に〈石壁山鉄弥勒像頌碑〉と〈唐石壁禅寺甘露義壇碑〉の二つの唐碑があり,七仏殿には印相の異なる7体の阿弥陀如来像が並び,また日本から贈られた曇鸞・道綽・善導三師の画像をまつる三祖堂もある。            礪波 護

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