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【資料】神秘主義の系譜【探索】

58名無しさん:2013/07/20(土) 22:08:52
法難
ほうなん

仏教教団が国家権力などにより受けた迫害,すなわち仏法の受難をさし,廃仏,廃釈などともいう。キリスト教などにおける受難,殉教に通ずる。中国においてインド起源の外来宗教たる仏教は,教団組織をととのえ中国社会で勢力を増強させるにつれ,道教徒側の画策などにより,ときどき国家権力によって迫害をうけた。なかでも仏教側から〈三武一宗の法難〉とよばれる北魏,北周,唐,後周の4王朝の4人の皇帝による廃仏が著名であるが,いずれも次の皇帝によって仏教復興政策がとられた。一宗派に対する法難としては,三階教に対する600年(開皇20)と725年(開元13)の両度にわたる禁絶があった。なお近年の中華人民共和国で,とくに文化大革命の期間にも,仏教の布教が認められず,出家が禁断されていたので,法難とよぶことができよう。日本においても法然,親鸞,日蓮の受難がよく知られる。とりわけ〈熱原(あつはら)法難〉は有名で,正法の実現を説いた日蓮は法難こそ末法に生きる仏の使者が敢然と受けてたつべきだと法難の重要性を強調した。⇒廃仏毀釈‖排仏論                 礪波 護

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