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【資料】神秘主義の系譜【探索】

57名無しさん:2013/07/20(土) 22:07:44
三武一宗の法難
さんぶいっそうのほうなん

中国に仏教が伝来してから,何度か国家権力による仏教迫害がなされたうち,(1)北魏の太武帝,(2)北周の武帝,(3)唐の武宗,(4)後周の世宗による廃仏,つまり三武一宗の4皇帝治下での迫害が激甚をきわめたので,これを仏教側では三武一宗の法難と呼んでいる。第1回の道教皇帝ともいうべき太武帝による〈魏武の法難〉は446年(太平真君7)から7年間にわたって仏教弾圧がなされた。第2回目の〈周武の法難〉は574年(建徳3)と577年の2回にわたり,このときは文武百官を集めて儒・仏・道の三教の優劣を論じさせたのち,仏教のみならず道教も廃された。845年(会昌5)に行われた第3回目のは,年号により〈会昌の法難〉とよばれるが,このときは道教徒の画策により仏教のみならず,西方伝来の景教・松(けん)教・マニ教の3夷教も禁圧された。955年(顕徳2)に行われた第4回目の〈後周の法難〉は,前3回とは異なり,国家の財政的窮迫が主たる動機であった。⇒排仏論
                         礪波 護

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