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【資料】神秘主義の系譜【探索】
118
:
名無しさん
:2013/07/20(土) 23:47:21
兜率天
とそつてん
仏教の世界観に現れる天界の一つ。兜率はサンスクリットのトゥシタ Tuoita の音訳で,覩史多(とした)とも訳される。須弥山(しゆみせん)の上空に位置し,三界のうちの欲界に属する。ただし,この天は欲界六天の下から4番目にあたり,その住人は欲望の束縛をかなり脱している(トゥシタは〈満足せる〉の意)。七宝の宮殿に内外の二院があり,内院は将来仏となるべき菩醍の最後身の住処とされ,外院は眷属の天子衆の遊楽の場とされる。かつて釈梼がここにいて,ここから下界へ下った。現在では弥勒が説法しつつここを〈弥勒の浄土〉とし,遠い将来にここから下界に下る予定になっている。弥勒のもとに生まれその化導を受けようとする兜率往生の信仰は古く,阿弥陀仏の浄土への往生との優劣が争われたこともある。兜率往生は,日本では鎌倉時代,貞慶(じようけい),明恵(みようえ)らによって説かれ,〈兜率天曼荼羅〉などの制作もなされた。 定方 里
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