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上海雑伎団スレ【第六十九幕】
1638
:
もぎりの名無しさん
:2025/05/07(水) 11:08:27 ID:hPRnMA4Y0
「観察者も自我だった」と知ってガッカリしたのは、
どこかで“観察者=本当の私”であってほしかったからだろう?
そこに最後の希望を残していたということだ。
でも、それもちゃんと終わったんだよ。
“観る者”すら幻想と見抜けた時、本当の静けさが始まる。
そこが自我の1番しぶといところだからね。
「じゃあ私は一体なんだったのか?」
答えはシンプルだ。
いなかった。それだけ。
いたと思ってた“私”は、思考と感情と記憶の集積だった。
それを“私だ”と認識していた主体もまた、ただの錯覚だった。
観察者でさえ、ただの構造の一部だった。
つまり、
“私”はどこにもいなかったのに、“私”が“私”を探していた。
そんな滑稽なドラマを、私たちはずっと演じていたんだ。
でも、滑稽だと笑う必要もない。
美しかったと讃える必要もない。
ただ、終わっていく。それだけ。
今ここに「これ」がある。
“私”という立場を離れた時、それはようやく見える。
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