体験談投下&成功者テンプレ投下スレ - 1234792414

563：幽体かもしれない名無しさん：2021/03/04(木) 11:47:23 ID:2g40vMDQ0: 数年ぶりに離脱を体験できたので忘れないうちに体験談投下。
今までは抜ける感覚はあっても視界がないまま戻されたり現実の目を開けてしまったり滞在数十秒とかが多かったけど今回漸く名倉らしい世界を体験できた。

5時間ほど寝た後翌日が休日だったのでトイレ等済ませてから二度寝。この時点では離脱のことなど考えてもなかった。
そのまま夢に突入。そこで何故か夢だと気付く。
しかしとても明晰夢と呼べるほどのクオリティでもなく、「夢であると気付くという内容の普通夢」といった感じ。気付くまでの経緯はさっぱり覚えてない。
そして奇跡的に？「明晰夢からの離脱」が頭をよぎる。今ならできんじゃね？と。
そう思った瞬間視界が真っ暗になり、金縛りになっていた。
手から抜けようとしたが指先に現実世界の布団の感触を感じ(冷静に考えればこれも幻覚だろうが)これはマズイ、肉体が動いてしまうと思いローリングに変更。
ずおおおっとゆっくりその場で名倉体が回転し見事成功！

ここから名倉
今まで視界確保のため目を開けてしまって散々失敗してきたので今回はそのまま手探りで部屋を出る。
廊下に出ると暫くして周りが見れるようになった。そしてすぐに気付く。ここ俺ん家じゃない…
廊下の幅異様に狭いし服とかダンボールとか散乱してた。
でもそんなのは今はどうでもよかった。離脱できたらやりたいことはずっと前から決めている。
それは空を飛ぶこと。名倉に来たからには空を飛び回ってみたい！
そのために一刻も早く外に出ることにした。
そして玄関を見つけると、鏡があって初めて今の自分の姿を知る。
鏡にはなんか見知らぬ女の子が映っていた。
18歳くらい、胸でかい、服装は可愛いけど顔は至って普通な地味系。
一瞬パートナーかとも思ったが、どう見ても俺の動きに連動してるし、その子の他に俺らしき人物は映ってない。
えぇえぇぇ…これが俺？？と困惑するも、そんなことより外の世界に期待を膨らませながら玄関のドアを開ける。
外に出たところで、今居た家がマンションの6階あたりであることを知る(現実世界の自宅は一戸建て)。
よし、ここから飛び立ってみようと手すりに足をかけたものの、下を見て高さにビビる。
もし飛べなくて落ちちゃったらどうしようと思い外廊下の上で軽く練習してみることに。
とりあえずちょっとだけ助走をつけて前に向かって飛び込むようにジャンプしてみる。
すると驚くほど簡単に体が浮き上がり、7～8メートルほどふわわーっと前方に滑空して着地。
もうこの時点で楽しすぎ。何度も廊下を往復しまくる。
大丈夫と確信し、いよいよテイクオフ。手すりを思いきり蹴って飛び出す。
速度は自転車並み。でも体一つで空を飛んでる！
全身を風に包まれるような感覚、足元に何もない感じとか新鮮で感動。
少し飛んでから後ろを見るとさっきまでいたマンションを見下ろす高さ、地上約50メートルといったところ。
どうやらこれ以上高度を上げようとすると安定しなくなるみたい。徐々に高度が落ちていき、ある程度落ちるとまたコントロールが効くようになる。
飛行を楽しんでいると上昇気流が発生しているポイントを発見。
これを使えばもっと高くまで行けるかもと考え、上昇気流の中心にダイブしてみることに。
ところがそれが意外と強力で、スカートが暴れまくる。被ってたベレー帽も飛ばされそうに。
スカートと帽子を必死に抑えながら上昇していく俺(少女)。誰も見てないだろうけどくそ恥ずかしかった。
スカートは前は守ったけどお尻に凄い風圧を感じたので後ろは恐らくおぱんつ全開。
気付けば高度数百メートルまで来ていた。帽子は守り切った。
下に広がる町が綺麗。緑豊かで建物より木々の比率が高い。森の中に建物が点在しているよう。
でも遠くのほうの建物は描写が雑でただの直方体の塊みたいになってた。
町の外れには大きい川が流れていて、その更に向こうにはなだらかな山脈が広がっている。
最初居たマンションはもはやどれだかわからない。
景色を楽しんでいると視界が徐々に暗くなっていく。
いつの間にか横向きの姿勢になっていて、現実に戻されたのを確信。

戻された後で何で体触ったりしなかったんだろと後悔するが離脱中は不思議と性欲が無くそういう発想に至る余地がなかった。
NPCには一人も出くわさなかった。
すげーモチベ上がったしまた昔みたいに頑張って離脱挑戦しようかな。
でも意識してやろうと思うとやっぱり難しいんだろうな～