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youtubeの世界

1korou:2013/03/24(日) 22:22:01
youtubeが人生の一部になって、はや8年。
いまだ魅力の失せないyoutubeについて
専門に語るスレです。

36korou:2021/02/25(木) 15:23:10
85 1973.12.1 2週 カーペンターズ「トップ・オブ・ザ・ワールド」
https://www.youtube.com/watch?v=KqtlgmjfJik
youtubeのコメント欄にも多く書かれていたが、楽しい雰囲気の歌なのに、聴いているうちになぜか
泣けてくるのは、カレンの早世のせいなのか。久々に聴いて、こういうシンプルな曲にも深い感情が
こめられていることを改めて知った思い。

86 1973.12.15 2週 チャーリー・リッチ「朝やけの少女」
https://www.youtube.com/watch?v=97_TbMmtXmU
どこか懐かしい感情を掻き立てられるようなカントリー・ソング。本当に1973年あたりのヒット曲には
いろんなジャンルのものが混ざっていて多彩だ。

87 1973.12.29 2種 ジム・クロウチ「タイム・イン・ア・ボトル」
渋いがなかなかハートに染み入る感じで印象的な佳曲。TV主題歌として採用され急に注目されたが、それならと
いうことでシングルカットされる直前にクロウチは飛行機事故で亡くなったらしい、死後にNo.1を獲得。

88 1974.1.12 1週 スティーヴ・ミラー・バンド「ジョーカー」
https://www.youtube.com/watch?v=dV3AziKTBUo
ライトなブルース・ロックという感じで、こういう感じだったらブルースもBGMのように軽く聴けるのかという
音楽。当時はかなり人気があったらしい(日本ではどうだったか?)

37korou:2021/02/25(木) 15:46:50
(※上記「タイム・イン・ア・ボトル」のリンクを追加
  https://www.youtube.com/watch?v=Woa77AHn1BY

38korou:2021/02/25(木) 15:47:28
89 1974.1.19 1週 アル・ウィルソン「ショー・アンド・テル」
https://www.youtube.com/watch?v=ItgAlRuafaU
ベテラン歌手による中身の詰まった佳曲という感じ。この時期は結構聴き応えのあるボーカルが続いている。

90 1974.1.26 1週 リンゴ・スター「ユ・ア・シックスティーン」
https://www.youtube.com/watch?v=Xroiz9ssBIU
リンゴの曲としてはリアルタイムで知っている唯一の曲・・・と思っていたが、やはり久々に聴くと、記憶
に残っているイメージとは少々違った。そもそもかつてのNo.1ヒットのカヴァーだから、そんなことも知ら
なかったし。

91 1974.2.2 3週 バーブラ・ストライザンド「追憶」☆
https://www.youtube.com/watch?v=OLl2HD3enKE
この曲から感動したら「☆」を末尾につけることにした。大人の歌だなあと思う。今この年になって聴くと
沁み入ってしまう。

92 1974.2.9 1週 ラヴ・アンリミテッド・オーケストラ「愛のテーマ」
https://www.youtube.com/watch?v=P6zS03YzYuI
懐かしいインストゥルメンタル曲。そういえば、自分もこの時期不思議な幸福感にあったんだよなと、ついつい
懐古にふけってしまった。明らかに1973年度で通してみれば、後半のほうが佳曲が多い。

39korou:2021/02/25(木) 16:07:09
93 1974.3.2 3週 テリー・ジャックス「そよ風のバラード」
https://www.youtube.com/watch?v=OBRjZn9Uqfs
またまたカヴァー曲のヒット。日本向きのメロディアスなポップス。この時代でも少々古臭いかなと思える感じ。

94 1974.3.23 1週 シェール「悲しき恋占い」
https://www.youtube.com/watch?v=dnYAkvCpom0
米国での人気者が勢いに任せてNo.1ヒットをもぎとったという感じ。さほど優れた曲、歌唱には感じられないが。

95 1974.3.30 1週 ジョン・デンヴァー「太陽を背にうけて」
https://www.youtube.com/watch?v=-UUAUgJPzGk
ゆるやかなテンポにストリングスのバック、単調な繰り返しのメロディ。さすがに今聴くと退屈は免れない。もっとも
たまにはこういう曲のほうがいいときもあるし、たまたま今はそうでないのだろう。

96 1974.4.6 1週 ブルー・スウェード「ウガ・チャカ(フックト・オン・ア・フィーリング)」
https://www.youtube.com/watch?v=NrI-UBIB8Jk
スウェーデンのグループによるカヴァー曲らしい。印象的なアレンジだが、今現在2億回近い再生回数というのは何か
理由があるのか?

40korou:2021/02/25(木) 16:17:16
「追憶」までの”☆”曲(1971.6月以降)

ポール&リンダ・マッカートニー「アンクル・アルバート/ハルセイ提督」
アイザック・ヘイズ「黒いジャガーのテーマ」
ニルソン「ウィザウト・ユー」
ギルバート・オサリヴァン「アローン・アゲイン」
マイケル・ジャクソン「ベンのテーマ」
ジョニー・ナッシュ「アイ・キャン・シー・クリアリー・ナウ」
ビリー・ポール「ミー・アンド・ミセス・ジョーンズ」
スティーヴィー・ワンダー「迷信」
ドーン「幸せの黄色いリボン」
ポール・マッカートニー&ウィングス「マイ・ラブ」
ビリー・プレストン「ラウンド・イン・サークルズ」
ダイアナ・ロス「タッチ・ミー・イン・ザ・モーニング」
ジム・クロウチ「タイム・イン・ア・ボトル」
バーブラ・ストライザンド「追憶」

41korou:2021/02/26(金) 17:12:16
97 1974.4.13 1週 エルトン・ジョン「ベニーとジェッツ」
https://www.youtube.com/watch?v=aUViwIoDVQk
エルトンらしい曲。特にどうということもないが、こういう曲が70年代を支配したのは事実。

98 1974.4.20 2週 スリー・ディグリーズとMFSB「ソウル・トレインのテーマ」
https://www.youtube.com/watch?v=Qt9jpxiSy_8
なるほど、この有名なメロディ、リズムの曲がこの曲名でしかもナンバーワン・ヒットなのかと納得、了解。
スリー・ディグリーズも、そこそこヒットを出していたんだなあ、本場米国で。

99 1974.5.4 2週 グランド・ファンク「ロコモーション」
https://www.youtube.com/watch?v=WlvnHS9asks
No.1曲としては史上2曲目のカヴァー曲(最初はダニー・オズモンド)。今聴くと別にカヴァーしなくてもと思うが
メンバーのおふざけで始まった曲らしい。

100 1974.5.18 3週 レイ・スティーヴンス「ストリーキング」
https://www.youtube.com/watch?v=XtzoUu7w-YM
ストリーキングを題材にしたキワモノ曲とのこと。うーん、コメント不能。

42korou:2021/02/26(金) 17:35:47
101 1974.6.8 1週 ポール・マッカートニー&ウィングス「バンド・オン・ザ・ラン」
https://www.youtube.com/watch?v=UiFZGzYvYL0
もうヘビロテで聴きまくった曲。やはりポール独特の曲構成が光る名曲。

102 1974.6.15 2週 ボ・ドナルドソンとヘイウッズ「悲しみのヒーロー」
https://www.youtube.com/watch?v=1qlK9TJvuSk
オリジナルのペーパー・レースのほうがyoutubeでの再生回数が断然多いのだが、全米第1位になったのは
こっちのほう。60年代の日本で流行りそうな洋楽。

103 1974.6.29 1週 ゴードン・ライトフット「サンダウン」
https://www.youtube.com/watch?v=kv8zyBi4ZXk
ああ、このメロディはこの曲だったのかという感じ。このメロディは昔から知っていたが、曲名は今日初めて
知った。カントリーに少しだけR&Bのスパイスを入れた感じ。

104 1974.7.6 1週 ヒューズ・コーポレーション「愛の航海」
https://www.youtube.com/watch?v=TwaGAQDb8ps
ポール・モーリアのインストゥルメンタルで知っていた曲だが、ディスコサウンドの始まり(次の「ロック・
ユア・ベイビー」と合わせて)だとは知らなかった。時代は徐々にディスコ、ダンスブームになっていたのか。

43korou:2021/02/27(土) 16:33:19
105 1974.7.13 2週 ジョージ・マックレー「ロック・ユア・ベイビー」
https://www.youtube.com/watch?v=_SPUBUDZ1Lc
「愛の航海」(104)に引き続き、ディスコサウンドの嚆矢となった曲。これも知らん間に知っていた曲。高2の夏か・・・

106 1974.7.27 2週 ジョン・デンヴァー「緑の風のアニー」
https://www.youtube.com/watch?v=2iaNnGEM-vE
これはほとんど聴いたことのない曲。聴き込めば爽やかな感じで良さげだが、なかなかカントリー風の曲はねえ・・・

107 1974.8.10 1週 ロバータ・フラック「愛のためいき」
https://www.youtube.com/watch?v=u14bimquEx0
大人の雰囲気なジャジーな曲。リンクした映像ではソプラノサックスの間奏が美しい。歌はこんなものかな。
少なくとも日本人にはこの種の良さは本当には分からないような気がする。

108 1974.8.17 1週 ぺーパー・レース「ザ・ナイト・シカゴ・タイド」
https://www.youtube.com/watch?v=p-L0NpaErkk
「悲しみのヒーロー」(102)でカヴァー盤にNo.1ヒットをさらわれたイギリスのグループが、今度は自分たちで
ヒットを掴んだ曲。とはいうものの、とらえどころのない感じの曲調で、一度聴いただけではよく分からない。

44korou:2021/02/27(土) 16:55:20
109 1974.8.24 3週 ポール・アンカ「二人のきずな」
https://www.youtube.com/watch?v=JtjkKX3m-2s
久々のポール・アンカだが、何か冴えない曲でガッカリ。女性差別のような歌詞で物議をかもしたりして、よく1位に
なれたもんだ(それも3週連続で)と思う。

110 1974.9.14 1週 エリック・クラプトン「アイ・ショット・ザ・シェリフ」
https://www.youtube.com/watch?v=YzR5WInhDU4
どういうわけか、このタイミングでこのギターの神様が第1位となった。ボブ・マーリィの名前も不滅になった。
今聴くと相当のんびりしたサウンドだ。

111 1974.9.21 1週 バリー・ホワイト「あふれる愛を」
https://www.youtube.com/watch?v=aJRCl0E_AXI
ベテラン音楽プロデューサーが、周囲の声に応えてついに自分で曲を出して、期待通り大ヒットとなったということらしい。
手堅い感じで、やや”黒いサウンド”にしてまとめている。声質も適当に錆びついていて心地よい。

112 1974.9.28 1週 アンディ・キム「ロック・ミー・ジェントリー」
https://www.youtube.com/watch?v=9ym3RlvVR9M
1960年代にヒットメーカーとしても活躍した人が、自分でもNo.1ヒットを獲得したということらしい。2曲続いて、そんな
感じなんだけど、どうにも影の薄い平凡な感じの曲なので、この時期のヒット曲は聴いていてどれも冴えない。

45korou:2021/02/27(土) 17:16:42
113 1974.10.5 2週 オリヴィア・ニュートン=ジョン「愛の告白」
https://www.youtube.com/watch?v=sAJ8-W3jVs4
意外なほどyoutubeでの再生回数が少ないので驚いたが、確かにこの時期にあってもこれほどオールドスタイルの
ラヴソングは珍しかっただろう。1970年代という時代の雰囲気を代表する女性歌手としてオリヴィアの名は不滅
だろう。再生回数には反映されていないけれども。

114 1974.10.19 1週 ビリー・プレストン「ナッシング・フロム・ナッシング」
https://www.youtube.com/watch?v=8HqyEHqEYho
ラグタイム風のゴキゲンなナンバー(古い表現だなぁ)。「愛の告白」の直後だったのか。

115 1974.10.26 1週 ディオンヌ・ワーウィックとスピナーズ「愛のめぐり逢い」
https://www.youtube.com/watch?v=uOViqvRsIgo
これもびっくりするくらいyoutubeでは再生回数が少ない。このところの3曲はすべて名曲だと思っているのに
全米のyoutubeファンの間では不人気なのか。というか1週程度のNo.1ヒットではないはずなのだが。

116 1974.11.2 2週 スティーヴィー・ワンダー「悪夢」
https://www.youtube.com/watch?v=ErUi6SraxMk
イエイ!4曲連続お馴染みの曲となった。もう説明不要だよ、このあたりの曲は。

46korou:2021/03/01(月) 15:51:31
117 1974.11.9 1週 バックマン・ターナー・オーヴァードライブ「恋のめまい」
https://www.youtube.com/watch?v=4cia_v4vxfE
快調に飛ばすリードギターとボーカルが心地よい曲。70年代には珍しい明朗そのものな曲。元ゲス・フーの
ランディ・バックマンが作った曲。

118 1974.11.16 1週 ジョン・レノン「真夜中を突っ走れ」
https://www.youtube.com/watch?v=7qwq76p93U8
リアルタイムでよく聞いた曲。特にどうということもない平凡な曲だが、ジョンの曲だから有難く聴いていた。
エルトン・ジョンがバックで演奏しコーラスしている。彼はこの曲がNo.1ヒットになると確信し、それはないよ
と否定したジョンと賭けをして、見事その賭けに勝ったので、自身のコンサートにジョンを引っ張り出すことができた。

119 1974.11.23 2週 ビリー・スワン「アイ・キャン・ヘルプ」
https://www.youtube.com/watch?v=E5V2hjJ6kCg
スタンダードでややオールドスタイルなロックンロール。プレスリーの叔父と親しかったらしいが、サウンドは
ほぼプレスリー風。ボーカルはリンゴ・スター?

120 1974.12.7 2週 カール・ダグラス「吼えろ!ドラゴン」
https://www.youtube.com/watch?v=g7_bmw_XjA8
カンフーブームに乗っかった感のあるヒット曲。クレヨンしんちゃんで使われて最近でも有名になったらしい。
曲としてはゲテモノ趣味の部類。悪くはないけど。

47korou:2021/03/01(月) 16:15:49
121 1974.12.21 1週 ハリー・チェイピン「ゆりかごの猫」
https://www.youtube.com/watch?v=KXrgF30VplE
全く知らないアーティストの全く知らない曲だったが、なかなか味のある佳曲だった。チェイピンは慈善活動で知られ
その志はマネージャーのケン・クラーゲンに受け継がれ、その後「ウィ・アー・ザ・ワールド」として展開された。

122 1974.12.28 1週 ヘレン・レディ「アンジー・ベイビー」☆
https://www.youtube.com/watch?v=UQKyGt_I5L4
このメロディは知っていた。でも曲名は全然知らなかった。完成度の高いメロディに魅惑されてしまう。抑えた歌い方も
この曲には合っている。

123 1975.1.4 2週 エルトン・ジョン「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」
https://www.youtube.com/watch?v=5EOFnnBQjp8
これも頻繁に聴いた曲。好んで聴いたわけではないが、それでも、この曲を聴けば、あっという間に1975年当時の心象風景、
映像、記憶が蘇ってくる。

124 1975.1.18 バリー・マニロウ「哀しみのマンディ」
https://www.youtube.com/watch?v=gMG-zQtZb44
ああ、これもよく聴いていたなあ。この頃は一時期のひどいレベルのチャートから立ち直っていて、いろいろなジャンルの
音楽が流行った時期だが、こういうやや時代離れしたメロディアスなものもNo.1になれたんだなあ。

48korou:2021/03/01(月) 16:41:25
125 1975.1.25 1週 カーペンターズ「プリーズ・ミスター・ポストマン」
https://www.youtube.com/watch?v=RPkH6yd-vX0
カーペンターズには良い曲がいっぱいあるのに、何もこんなカヴァーで1位をとらなくてもと思ったりしたのだが、それも昔の話。
まあ、確かにカレンの声はオールディーズに合っているのは事実だが。

126 1975.2.1 1週 ニール・セダカ「雨に微笑みを」☆
https://www.youtube.com/watch?v=htWi3Yq9474
ああ、懐かしくて涙が出るよ。当時も結構愛聴していたけど、50年近く経った今も変わらず好きな曲だということが分かった。

127 1975.2.8 1週 オハイオ・プレイヤーズ「ファイアー」
https://www.youtube.com/watch?v=1xqMY8UAGgg
この時期、白人系のポップスが続いていたところに突如真っ黒なサウンドが乱入といった感じ。とはいえ、これも黒人系音楽としては
オールドスタイルだろう。60年代に時々現れてチャートを席巻した、ゆったりとしたファンク系サウンドと言った感じ、少しスライも
入っている?

128 1975.2.15 リンダ・ロンシュタット「悪いあなた」☆
https://www.youtube.com/watch?v=_bj_32QeAaU
こういう流れで音楽を追っていって、この歌をこんな風に歌いこなすさまを見せつけられると、本当に新しいスター歌手が誕生した
という印象を強く受ける。リアルタイムではそんな風に正確に追えなかったので、当時は彼女の登場の意味合いを正しく認識する
ことができなかったが、今聴くと凄い歌手だったことが分かる。確かにオリヴィア以上かもしれない、まあ自分としては、どちらも
素晴らしいけれど。

49korou:2021/03/01(月) 17:17:32
129 1975.2.22 1週 アヴェレイジ・ホワイト・バンド「ピック・アップ・ザ・ピーセズ」
https://www.youtube.com/watch?v=iHStdkvjohw
痛快なファンキーサウンド。当時はディスコでの定番だったらしいが、当方は縁がなかったのでリアルタイムでも全く不明。
いやあ、それにしてもこの時期のチャートはバラエティに富んでいる、面白えーー。(なんか聴いたことのある音楽)

130 1975.3.1 1週 イーグルス「我が愛の至上」
https://www.youtube.com/watch?v=EaO-kgG7eCQ
ついに70年代の真打ち登場だ。確かにこうして流れの中で聴くと、新しい音楽シーンが登場してきたことが分かる。リンダ・ロンシュタット
とイーグルスが、低迷していた1970年代前半のチャートに新風を吹き込み、活気を与えたことは間違いない。

131 1975.3.8 1週 オリヴィア・ニュートン=ジョン「そよ風の誘惑」☆
https://www.youtube.com/watch?v=1B2_Vyvazts
70年代に一番よく聴いた曲かもしれない。日本語サイトが米国サイトを圧倒して断トツの700万回再生だ。日本人にはこういう雰囲気と
こういうサウンドが一番合っているし、その後のJ-POPでもなかなかこれだけのクオリティはないので、今聴く価値は十分あると思う。

132 1975.3.15 1週 ドゥービー・ブラザーズ「ブラック・ウォーター」
https://www.youtube.com/watch?v=km4-eKvv3EM
何かとりとめのない曲。いろいろな工夫が施されているが、初めて聴いた段階ではよく分からない。ビーチ・ボーイズが試みようとして
いた音楽の出来損ないのようで、少なくともドゥービー・ブラザーズのイメージではない。この時期のチャートの多彩さを証明はしているのだが。

50korou:2021/03/03(水) 15:43:23
133 1975.3.22 1週 フランキー・ヴァリ「瞳の面影」
https://www.youtube.com/watch?v=vYtpKBNTCB8
フォー・シーズンズのボーカルとして活躍した後、ソロでは目が出なかったヴァリがやっと引き当てたNo.1ソング。易しい
メロディだが日本ではあまり聴かれなかったような気がする。

134 1975.3.29 1週 ラベル「レディ・マーマレイド」☆
https://www.youtube.com/watch?v=t4LWIP7SAjY
この時代の音楽としては2000年代にも通用する”今っぽい”感覚に溢れている。2001年にクリスティーナ・アギレラ他で
リバイバルヒットされ再度全米第1位となったのも頷ける。初めて聴いたがこれは優れた曲。歌手もパティ・ラベルの
グループということで、メンバーはシュープーリームスとも関係があるブルー・ベルズの後継だった。

135 1975.4.5 1週 ミニー・リバートン「ラヴィング・ユー」☆(日)
https://www.youtube.com/watch?v=_vjzf6CKj_g
もうこれは聴いてもらうしかない美しい声だ。日本でも有名なこのメロディにこの美声が聴こえると、もうこの曲独自の世界が
広がっていく。この大ヒットの直後にガンが判明し、31歳の若さで亡くなったという事実が涙を誘う。

136 1975.4.12 2週 エルトン・ジョン「フィラデルフィア・フリーダム」
https://www.youtube.com/watch?v=MIxOkJQ2J7E
この時期のエルトンの曲はほぼ日本でも大ヒットしているのだが、これはそれほど印象がないし、実際ほぼ聴いたことのない
曲だった。ビリー・ジーン・キング(テニス)のために作った曲らしいが、それは言われなかったら気付かない。

※(日)はyoutubeのサイトが日本語サイトの意

51korou:2021/03/03(水) 16:05:30
137 1975.4.26 1週 B.J.トーマス「心にひびく愛の歌」
https://www.youtube.com/watch?v=QyrRYIrhLL0
「雨にぬれても」だけの人と思っていたら、もう1回No.1ヒットを出していたのだった。ごく普通な、ある意味平凡な
カントリーソングといった趣き。

138 1975.5.3 3週 トニー・オーランド&ドーン「恋のシーソー・ゲーム」
https://www.youtube.com/watch?v=oLfsUJ4-XEE
特にどうということもない軽いポップス曲。トニー・オーランドの知名度などが、この曲をトップに押し上げたのだろうか?

139 1975.5.24 1週 アース・ウィンド&ファイアー「シャイニング・スター」
https://www.youtube.com/watch?v=Zu9a29UR2dU
E,W&F唯一のNo.1ヒット。その割にはあまり聴いたことのない曲だった。十分”黒い”音楽に仕上がっているが。

140 1975.5.31 1週 フレディ・フェンダー「涙のしずく」
https://www.youtube.com/watch?v=xF0yUxLzZjc
実に渋い歌で、映像でみても40歳手前の渋いオッサンが、カントリー調のメロディを淡々と歌っている。これも日本では
多分流行らなかっただろうなあ。

52korou:2021/03/03(水) 16:23:32
141 1975.6.7 1週 ジョン・デンヴァー「すばらしきカントリー・ボーイ」
https://www.youtube.com/watch?v=QRuCPS_-_IA
全くケチのつけようがないほどまっとうなカントリー・ソング。ここまで徹底すると、もう日本人の感性ではついていけなくなるのも事実。
ダメな曲じゃないが。

142 1975.6.14 1週 アメリカ「金色の髪の少女」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=QRuCPS_-_IA
何となく聴いたことのある曲。日本人受けする感じの曲調だ。ジョージ・マーティンの手腕で復活したバンド。

143 1975.6.21 4週 キャプテン&テニール「愛ある限り」
https://www.youtube.com/watch?v=_QNEf9oGw8o
これこそ日本語サイトがあってしかるべき(削除されたのだろうか?)。こういう流れで聴くと、この時期によく現れたカントリーまたは
純ポップス調のヒット路線にぴったりとハマっていたのがよく分かる、ニール・セダカにポップス調、カントリー調のアレンジという感じで。

144 1975.7.19 1週 ウィングス「あの娘におせっかい」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=JifQwN-crfg
一瞬で高校時代が蘇る思い出の曲。間奏のサックスがいい感じ。ついでに「ヴィーナス&マース」も聴いてみるか。

53korou:2021/03/04(木) 16:29:14
145 1975.7.26 1週 ヴァン・マッコイ&スタイリスティック・オーケストラ「ハッスル」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=hYQ3y_50B74
もはや伝説といってもいいディスコ・ブームの火付け役となった元祖ディスコ曲。とはいうものの、リアルタイムの自分は随分
遅れてこの曲を知った記憶がある。ディスコなんて行かねえもんなあ。

146 1975.8.2 1週 イーグルス「呪われた夜」
https://www.youtube.com/watch?v=ESc2Tq2HzhQ
2曲続けて日本でも大評判の曲となったが、こちらは日本語サイトがない。削除されたのだろうか。今聴くと、明らかに
イメージチェンジを図っているのがよく分かる。イーグルスをイコール西海岸の爽やかサウンドとイメージするのは間違いで、
こういうR&Bテイストへの嗜好は強かったようだ。

147 1975.8.9 2週 ビー・ジーズ「ジャイヴ・トーキン」
https://www.youtube.com/watch?v=oALKAh_bL5g
これも、まあまあ日本でも流行った。本家米国では、この曲こそ、ビー・ジーズ復活の始まりとなった曲だ。まあ日本では
「マイ・ワールド」なんかが流行っていて、決してこの時期がスランプだなんて思ってなかったけどねえ。でも、いきなり
ディスコ・サウンドになったのには驚いたもんだ。

148 1975.8.23 1週 ハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズ「フォーリン・イン・ラヴ」
https://www.youtube.com/watch?v=K0sTpZja6JQ
何か1970年前後に時々聴かれたごく普通に作られたポップ・ソングが、5年後のチャートに突如迷い込んできたという感じ。
何でこのタイミングで流行ったんだろう。「恋のかけひき」は時世に合った感じだったけど、これはちょっと。

54korou:2021/03/04(木) 16:46:05
149 1975.8.30 1週 K.C.&サンシャイン・バンド「ゲット・ダウン・トゥナイト」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=R2p1oouyq-8
これも当時のディスコ・ブームに火をつけた一曲だろう。自分は全然記憶にないが。そういうバンド名があったのは知っていたが。

150 1975.9.6 2週 グレン・キャンベル「ラインストーン・カウボーイ」
https://www.youtube.com/watch?v=J_Qe1U5JIt8
ファンキーな1つ前の曲の次は、コテコテのカントリー・ソングというのが、この時期のチャートの面白さだ。ここまでオールド
スタイルだと、日本ですら”アメリカの五木ひろし”のイメージになってしまった記憶がある。ダメな曲じゃないけどね。

151 1975.9.20 2週 デヴィッド・ボウイー「フェイム」
https://www.youtube.com/watch?v=J-_30HA7rec
何となく聴いたことのある曲。もともと大ヒットを飛ばして何の不思議はないスターだったが、この時期にこういうディスコっぽい
サウンドだったのが功を奏したとも言える。

152 1975.9.27 1週 ジョン・デンヴァー「アイム・ソーリー/わが友カリプソ号」
https://www.youtube.com/watch?v=jIjOAWXZJSI
またしても、黒いサウンドの後にコテコテのカントリー・ソング。これもあまり知らない曲だった。ジョン・デンヴァーの全米第1位
の曲はほとんど知らないメロディばかりだった。

55korou:2021/03/05(金) 16:37:29
153 1975.10.11 3週 ニール・セダカ「バッド・ブラッド」
https://www.youtube.com/watch?v=YTTVx--i3m0
ニール・セダカ最大のヒット曲となったこの曲は、日本でもそこそこ売れたように思う。ただし、米国でのヒットは、バックで
コーラスを務めたエルトン・ジョンの力もあったようだ。曲としては普通の出来かな。

154 1975.11.1 3週 エルトン・ジョン「アイランド・ガール」
https://www.youtube.com/watch?v=ywJ1MD4-Cns
この年のエルトンの好調さを物語る、ある意味連続しての第1位獲得だ(この年3回目のNo.1)。とはいうものの、当時も言われて
いたことだが、楽曲のレベルが落ちてきていたのも事実。とりあえず米国での活躍第1章の終幕となる。

155 1975.11.22 2週 K.C.&サンシャイン・バンド「ザッツ・ザ・ウェイ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=Vw0zRNCg-o8
これはもうゴキゲン(?、もうエエか、この表現!)なディスコナンバー。日本語サイトで6年で40万ヒットは素晴らしい。また
同じこと書くが、ディスコには行ったことがない自分が・・・(以下自粛)

156 1975.11.29 3週 シルヴァー・コンヴェンション「フライ・ロビン・フライ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=cKgQ6f-InXE
これは、直前の1位曲と違って、ちょっとばかし知的な音響操作が仕込まれた、それでいて表向きはゴキゲンなディスコサウンドだ。
まさにディスコ・ブーム到来で、かくしてジョン・デンヴァー、エルトン・ジョンなどのストレートな音楽は駆逐されていく。

56korou:2021/03/05(金) 17:01:05
157 1975.12.27 1週 ステイプル・シンガーズ「レッツ・ドゥ・イット・アゲイン」
https://www.youtube.com/watch?v=NIS4P8xbPtg
映画音楽ということだが全く知らない曲だった。ステイプル・シンガーズは1972年にもNo.1ヒットを出しているが、数日前?くらい
には聴いているはずなのに全く記憶がない。どうも嗜好が違うようで自分には合わない。この曲もどうということもないし。

158 1976.1.3 1週 ベイ・シティ・ローラーズ「サタデー・ナイト」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=HfS_QKGjwzw
日本語サイトが複数乱立しているという、ここまでの曲ではあり得なかった現象が出現。米国第1位はもちろん、日本でも70年代最大
の外国アイドルグループによる大ヒット曲であると言っても過言でない。ビートルズと同じく、普通に勝負したら、英国での大成功を
米国では果たせなかったので、米国向けに再プロデュースして再度の挑戦でチャートNo.1をもぎとったということのようだ。

159 1976.1.10 1週 C.W.マッコール「コンボイ」
https://www.youtube.com/watch?v=87r0CPQbFds
こりゃ何じゃ、とでも言いたくなるゲテモノ・レコード。当時米国で流行っていたCB無線を題材に、無線用語、無線中に見つけたもの
などを歌詞に放り込んで、自身が作り出したキャラクターの宣伝のために作った曲らしい。混迷の70年代においても、これは屈指の
ゲテモノソングだろう。

160 1976.1.17 1週 バリー・マニロウ「歌の贈りもの」
https://www.youtube.com/watch?v=SBNnUaU1j08
これは日本語サイトがつい最近アップされたばかり。従来のものは削除されたのか。そろそろ日本でもこの人の人気が上昇してきた頃。
まあまあな感じで繰り返しオンエアされていた記憶がある。でも、もうこのスタイルは70年代においてもオールドスタイルな感がある。

57korou:2021/03/05(金) 17:20:57
161 1976.1.24 1週 ダイアナ・ロス「マホガニーのテーマ」
https://www.youtube.com/watch?v=VOH6SzDX3l4
今聴いてもなかなかロマンティックで劇的で、ダイアナ・ロスにふさわしい曲調だ。日本語サイトがあってもよいはずだが・・・。

162 1976.1.31 1週 オハイオ・プレイヤーズ「愛のローラーコースター」
https://www.youtube.com/watch?v=QjZbPA1cMIU
これはロマンティックも劇的も何もなくて、ひたすらファンキーで「黒い」。当時の日本ではこの曲調だとヒットはムリだったろう。

163 1976.2.7 3週 ポール・サイモン「恋人と別れる50の方法」
https://www.youtube.com/watch?v=ABXtWqmArUU
久々に聴いた。かつての記憶とピッタリ一致して気持ちよい。言葉はすぐに分からなくても、そのニュアンスが直接伝わってくるような
不思議な曲。

164 1976.2.28 1週 リズム・ヘリティジ「反逆のテーマ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=r9X7wdCaszk
曲名にも演奏者にもなじみがないので知らない曲かと思ったら、日本でもバリバリかかった曲じゃあ〜りませんか。川口浩探検隊にも
使われかなりメジャーな存在なのか、日本語サイトも結構なヒット数。勉強になります。

58korou:2021/03/06(土) 16:52:54
165 1976.3.6 1週 ミラクルズ「ラブ・マシーン(パート1)」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=zak9lHhkNkw
スモーキー・ロビンソンが抜けた後の新生ミラクルズが、やっと放ったNo.1ヒット。これもディスコサウンドで、ヒット曲の
近道はディスコなのか。

166 1976.3.13 3週 フォー・シーズンズ「1963年12月(あのすばらしき夜)」
https://www.youtube.com/watch?v=nDxhugRKZ8g
60年代前半に大活躍したフォー・シーズンズが、フランキー・ヴァリの一足早い活躍(1975.3月「瞳の面影」で第1位)に刺激
されたかのように久々のNo.1ヒットを出した。ボーカルは当時声が出にくくなっていたヴァリの代役が務めたらしいが。

167 1976.4.3 4週 ジョニー・テイラー「ディスコ・レイディー」
https://www.youtube.com/watch?v=qOPYn1l1pvw
歌っている本人は否定しているが、でもこれもディスコっぽいサウンドであることに間違いない。それほど優れた楽曲とも思えないが
史上初のプラチナ・ディスクとなったらしい。ようわからん。

168 1976.5.1 1週 ベラミー・ブラザーズ「愛はそよ風」
https://www.youtube.com/watch?v=LzXz6-RXXgc
優れた楽曲をストックしていたプロデューサーが、たまたま知った美しい声の持ち主にいきなりデビューをもちかけ、それが大ヒット
になったというストーリー。まさに一発屋で、これ以外のキャリアは何もない。ごく普通のカントリー・ソング。さすがにディスコ風
サウンドが続き過ぎて皆飽きたときに上手くハマったのか?

59korou:2021/03/06(土) 17:14:58
169 1976.5.8 1週 ジョン・セバスチャン「ウェルカム・バック」
https://www.youtube.com/watch?v=GGlY3ubGzUY
アメリカの人気番組で日本で言えば「熱中先生」のような内容らしいが、その主題歌として売れた曲ということのようだ。
関係者が元ラヴィン・スプーンフルのジョン・セバスチャンのボーカルを望んだところ、偶然実現したらしい。どっちにせよ
日本ではあまり聴かれなかった。この時期の曲は日本では不評だったはず。

170 1976.5.15 1週 シルヴァーズ「ブギー・フィーバー」
https://www.youtube.com/watch?v=iPueR6rkkX4
オズモンズ、ジャクソン5のようなファミリー・グループが、ディスコ・サウンドでやっと日の目を見たということか。
8名という大人数で踊って、時々伸びのある子どものソプラノ声が響くと、フィンガー5を連想させる。米国のフィンガー5。

171 1976.5.22 5週 ウィングス「心のラヴ・ソング」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=DgeU-CdGTz0
ウィングスが最も輝いていたときの決定打となった大ヒット曲。日本でも相当ヒットした。当時はこの曲がウィングスで一番
優れている楽曲だと思っていた。今聴くと、ややこじんまりとまとまりすぎているようにも思えるが、それにしても、この時期の
ディスコ・ブームなど全く気にせず独自路線で曲を作り、それが年間第1位にまでなるのだから、誰も文句は言えない。

172 1976.5.29 2週 ダイアナ・ロス「ラブ・ハングオーバー」
https://www.youtube.com/watch?v=yOzO_4NS8NI
ついにダイアナまでもディスコ・サウンド。とはいえ、彼女の楽曲らしい繊細さ、細かい味付けは為されているが。

60korou:2021/03/07(日) 16:17:13
173 1976.7.10 2週 スターランド・ヴォーカル・バンド「アフタヌーン・デライト」
https://www.youtube.com/watch?v=wu1UXCdyNo0
ジョン・デンヴァーの仕事仲間であるビル・ダノフは「故郷に帰りたい」の大成功の後、特にヒットに恵まれなかったが、ついに
この曲でデンヴァーのレーベルで成功を収めたという話。ディスコの間にカントリーというこの時期のチャートの傾向そのまま。

174 1976.7.24 2週 マンハッタンズ「涙の口づけ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=-_7eODtrWfw
これはスローバラードと分類していたら、うーむ、チークタイムの曲ですかあーー。またしてもディスコ関連。まあ、ベテランの
グループなんで、狙ったわけではないだろうけど、商売上手なコロンビアとしては願ったり叶ったりのサウンドかな。例によって
ディスコ関連なんで日本語サイトあります。

175 1976.8.7 4週 エルトン・ジョンとキキ・ディー「恋のデュエット」
https://www.youtube.com/watch?v=z0qW9P-uYfM
乗りに乗っていたエルトンが、デュエットでも成功を収めた曲。ちょっとこの時期では珍しいタイプの楽曲で、一昔前といった
趣き。日本でも流行ったんだろうか。ギターアンサンブルにどっぷり漬かっていた頃だからよく覚えていない。日本語サイト無いし。

176 1976.9.4 1週 ビー・ジーズ「ユー・シュッド・ビー・ダンシング」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=nHVCbyhlFk4
いよいよディスコ・ブームをもたらした本家ビー・ジーズが、これぞディスコ・サウンドという曲で名乗りを上げた。サタデー・
ナイト・フィーバーにもつながる曲で、日本語サイトもばっちり、再生回数を稼いでいますなあ。

61korou:2021/03/07(日) 16:36:54
177 1976.9.11 1週 K.C.&サンシャイン・バンド「シェイク・ユア・ブーティ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=5TBIl0EMwO0
日本語サイトで22万ヒットって、どんだけ懐かしがられているんだ。リアルタイムの当時の自分は全然聴いたことがなかったのに。
このバンドは今回初めて聴く曲ばかりで未知のミュージシャンだったけど、この時期こんなに第1位を獲っていたとは。知らんこと
ばっか。

178 1976.9.18 3週 ワイルド・チェリー「プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=iKI3qDKSUOo
ロックをやりたかったのに当時のディスコ・ブームにその希望をかき消されてしまい、仕方なく作った”ロック調ディスコ”曲。
それにしても、これも日本語サイトで22万回再生だ。もう、自分はこの時期にディスコミュージックを敬遠していたので、リアル
タイムなんていう資格はないだろう。

179 1976.10.9 1週 ウォルター・マーフィーとビッグ・アップル・バンド「運命’76」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=WvykFUTxWdQ
ついに「運命」までもディスコ・ブームのネタになってしまった。これはさすがに当時聴いたことがある。まあ本気では聴けなかった
けどねえ。この流れで聴くと、まあ納得かな。

180 1976.10.16 1週 リック・ディーズ「ディスコ・ダック」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=b6HSJ3HXJzw
ついに”アヒル”までディスコ曲で歌うことになってしまった。これは聴いたことがなかった。ここまでくるともはや笑うしかない。
いくらブームとはいえ、こんなヒドい曲がチャートを制するなんて悪夢だろう。パロディそのものは好きだけど、ちょっとこれは・・

62korou:2021/03/07(日) 16:58:28
181 1976.10.23 2週 シカゴ「愛ある別れ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=K955BUUorVE
まさに”何じゃこりゃ”の世界。あの凄まじい雰囲気のシカゴとは思えないソフトなバラード。でも、まだこの時期にはブラス・ロック
の名残りを残していたはず。まあ、それにしても、いくらいろいろな曲調が必要ということでも、これはない。シカゴじゃない。せめて
ディスコ・サウンドに転身してほしかった(それも嫌だけど・・)

182 1976.11.6 1週 スティーヴ・ミラー「ロックン・ミー」
https://www.youtube.com/watch?v=j-IkE5TtO2U
この時期には珍しい純粋ロック・サウンドの曲。ミディアム・ビートなので、逆に新鮮だったのかもしれない。

183 1976.11.13 7週 ロッド・スチュアート「今夜きめよう」
https://www.youtube.com/watch?v=IZr6AE-u2UM
7週もトップを独走した曲なのだが全然記憶がない。今回初めて聴いたような気がする。あまり優れた曲とは思えないのだが、これで
7週なのか。日本語サイトは削除されたか元々ないのか見当たらなかった。

184 1977.1.8 1週 マリリン・マックーとビリー・デイヴィス・ジュニア「星空のふたり」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=nUF3eRPKLWA
これは優れた曲。メロディ、コードの流れ、アレンジ、歌唱どれも素晴らしい。フィフス・ディメンション時代の蓄積が生きている。
ディスコのチークタイムの定番ということで日本語サイト有り。

63korou:2021/03/07(日) 17:16:21
185 1977.1.15 1週 レオ・セイヤー「恋の魔法使い」
https://www.youtube.com/watch?v=HhSjwU8gEsI
特に大きな特徴のない曲で、今まで聴いたこともあまりないので、コメントが難しい。なぜ流行ったのだろう?

186 1977.1.22 1週 スティーヴィー・ワンダー「回想」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=S9TX7EpkjNw
「キー・オブ・ライフ」からのシングル・カット。悪かろうはずがない。これは繰り返しよく聴いた。これもディスコで
かかっていたようだ(=日本語サイト有り)

187 1977.1.29 1週 ローズ・ロイス「カー・ウォッシュ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=T_xutCVU1gw
テンプテーションズのバック・バンドが女性ヴォーカルを迎えてデビューした曲。やはりこれもディスコ調で映画音楽と
して使用されたらしい。

188 1977.2.5 2週 メアリー・マッグレガー「過ぎし日の想い出」
https://www.youtube.com/watch?v=TzGbvTl4mpg
オリヴィア・ニュートン=ジョンが歌うようなソフトでメロウな禁断の愛を歌った曲。随所にカントリーソングのシンプルな
コード進行を挟みながら。ひたすらメロウに歌う雰囲気は、カーペンターズ、オリヴィアとも共通するが、日本では思った
ほど流行らなかったのか?(実際はどうなのか知らない。自分は聴いたことがなかった)

64korou:2021/03/08(月) 17:02:33
189 1977.2.19 1週 マンフレッド・マンズ・アース・バンド「光で目もくらみ」
https://www.youtube.com/watch?v=lcWVL4B-4pI
何じゃこの題名、このアーティストは、と思っていたら、何とブルース・スプリングスティーンのデビューアルバムで話題になった
曲であり、それをマンフレッド・マンの後継バンドがカヴァーしたということで、ふむふむ。マンフレッド・マンはブルース・スプ
リングスティーンのスタイルに影響を与えているということで、元祖が模倣者のデビューアルバムの曲をカヴァーしたということに
なるのか。それにしても全く聴いたことのないこういう曲がNo.1というのも何というか、世界は広いものだのう。

190 1977.2.26 1週 イーグルス「ニュー・キッド・イン・タウン」☆
https://www.youtube.com/watch?v=-Pa5nqYXEnY
70年代後半の西海岸サウンドを象徴するような曲。これはリアルタイムで死ぬほど聴いた。思い出も記憶も出来事も時代の空気も
この1曲に詰まっている。何のためらいもなく”☆”をつけた。

191 1977.3.5 3週 バーブラ・ストライザンド「スター誕生の愛のテーマ」
https://www.youtube.com/watch?v=-5th39yLuJ0
レコード音源が音が小さくて冴えないのでライブ音源をリンク。バーブラ自身が初の作曲?したという(ことになっている)曲。
聴いてみるとコードが複雑なので、おそらく誰かが手伝ったに違いない。残念ながら聴いたことのない曲で、あまり聴き映えの
しない凡庸な曲に思えた。

192 1977.3.26 2週 ダリル・ホール&ジョン・オーツ「リッチ・ガール」
https://www.youtube.com/watch?v=nCAso76mbdI
これも、たまたまかもしれないが、レコード音源の音が冴えなくてライブ音源にしたところ、ボーカルのキレがあったので、それを
リンク。80年代も活躍したデュオが遂に登場。R&Bに憧れる白人青年というイメージで、今となっては案外再生回数がショボいのだが
こういうのはもう米国では“無い”ことになっているのだろうか?

65korou:2021/03/08(月) 17:33:11
193 1977.4.9 1週 アバ「ダンシング・クィーン」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=72ySunkS55w
これは日本でもよく流行ったし、その後も定期的にリバイバルブームが起こった。でも、こういう明るい、いかにも白人系の
音楽がNo.1になれたのはこの時期までだろう。たしか・・・(と調べてみると)半年後のデビー・ブーンで打ち止めだと
思われ・・。日本語サイトが意外と再生回数が伸びていない。

194 1977.4.16 1週 デヴィッド・ソウル「やすらぎの季節」
https://www.youtube.com/watch?v=YY8APrYU2Gs
「刑事スタースキーとハッチ」のハッチ役で有名な俳優でもあるらしいが、元々は歌手だったということらしい。繊細な感じ
のミディアム・バラードで、イギリスで人気が出たというのも分かる気がするが、米国ではちょっとパンチ不足かもしれない。

195 1977.4.23 1週 テルマ・ヒューストン「ジス・ウェイ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=aztbS93C_6k
実力はあるのにヒット曲には恵まれなかったヒューストンに、やや変則的なディスコ・サウンドで歌わせた企画の勝利。声は
娘のホイットニーに負けないほど力強い。どうしてそれまで売れなかったんだろうと不思議に思えるくらい。曲そのものは
この歌唱力に比べてチャチな印象。

196 1977.4.30 1週 グレン・キャンベル「哀愁の南」
https://www.youtube.com/watch?v=GOsaFEwIz1Q
これぞカントリー音楽というべきか。曲調もそうだが声質がもうこれ以上ないカントリー声だ。五木ひろしが若手歌手に混じって
演歌で大ヒットを飛ばしたという感じなのだろうか。どんなジャンルであれ、これだけの美声があれば無敵だろう。

66korou:2021/03/09(火) 17:29:08
197 1977.5.7 1週 イーグルス「ホテル・カリフォルニア」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=z-oQ05MYqR4
日本語サイトで再生回数70万回以上というのはさもありなんという感じ。1970年代で1曲選べと言われたら、そんな無茶なという
反応と同時にこの曲を選ぶ日本人洋楽ファンは多数居るのではないか。個人的には今一つノリきれないのだが、ギターの音色が
最高なのには激しく同意。

198 1977.5.14 1週 レオ・セイヤー「はるかなる想い」
https://www.youtube.com/watch?v=GnIlo91CrBw
間違えてロッド・スチュアートの同名異曲を聴いてしまい、それからこの曲を聴いたのだが、ボーカリストとしての差がありすぎて
その間違いを修正できないままでいる。前のセイヤーの1位曲よりは印象には残る曲ではあるが。

199 1977.5.21 3週 スティーヴィー・ワンダー「愛するデューク」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=sEkIkTAPHBU
これもこの時期を代表する名曲。とはいうものの、これまでのスティーヴィーの曲と比べれば軽量級の曲で、ヒット曲になるための
十分な仕掛けだけは満載だが、心に訴えるものは少ないように(今となっては)聴こえてしまう。

200 1977.6.11 1週 K.C.&サンシャイン・バンド「ブギー・マン」
https://www.youtube.com/watch?v=RKoZMke594A
このバンドが、ここまで4度もビルボードNo.1になっていることには驚かされた。実質、今回のこの企画で初めてしっかりと聴いた
くらいでロクに認識もしていなかったのだから。サウンドは、70年代のレベルからすれば上質だが、今聴くとそれほどでもなく、
時代のなせる業というべきか。まあ他がヒドいので、この程度でも結構重宝されたというのはよく分かる。

67korou:2021/03/10(水) 16:39:04
201 1977.6.18 1週 フリートウッド・マック「ドリームス」
https://www.youtube.com/watch?v=mrZRURcb1cM
この時期、全米で滅茶苦茶に売れたアルバム「噂」からのカップリング。このバンドについては名前以外何も知らなかったので
これを機会にWikiで情報入手。なかなかメンバーの移動が激しいのだが、いまだに活動しているのも凄いし、史上最も人気のある
バンドとして第11位にランキングしている(WSJ)のも凄いし、この曲のYoutube再生回数が1億6千万回近いのも凄すぎる。もっとも
この曲だけ聴いても何が良いのかサッパリ分からない。このあたりがシングルチャート・ファンの辛いところ。

202 1977.6.25 1週 マーヴィン・ゲイ「黒い夜(パート1)」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=-tCoibPDlhw
マーヴィン・ゲイまでもディスコサウンドに!ジョニー・テイラー「ディスコ・レディー」からインスピレーションを得たということ
らしい。何も変わったことはしていないのに、確かにダンス・ミュージックとして安心して聴けるレベルなのは何故?

203 1977.7.2 1週 ビル・コンティ「ロッキーのテーマ」
https://www.youtube.com/watch?v=ioE_O7Lm0I4
誰もが知っている映画音楽。1958.12.1から3週間全米No.1となった「会ったとたんに一目ぼれ」を歌ったテディ・ベアーズで、メイン
ヴォーカルだったアネット・クレインバード(曲はメンバーでもあったフィル・スペクターの作曲。ビートルズもカヴァー)が、本名の
キャロル・コナーズとしてその後も音楽活動を続け、何とこの曲の作詞を担当したというエピソードは初耳だった。

204 1977.7.9 1週 アラン・オディ「アンダーカヴァー・エンジェル」☆
https://www.youtube.com/watch?v=ioE_O7Lm0I4
へレン・レディ「アンジー・ベイビー」の作曲者が、自身でNo.1ヒットを飛ばした。自分はこの人の作風が好きなのか、この曲も気に
入ってしまった。曲調が時代を超然していて、どこかポール・マッカートニーに似た”遊び心”があって、なかなか良い。

68korou:2021/03/10(水) 17:05:43
205 1977.7.16 1週 ショーン・キャシディ「ダ・ドゥー・ロン・ロン」
https://www.youtube.com/watch?v=KGIyCf_DFug
1963年にチャート第3位まで上昇したクリスタルズのヒット曲をリバイバルヒットさせたショーンは、パートリッジ・ファミリーの
キャシディ一家の次男だ。曲は1960年前後に流行った典型的な曲調そのまま。

206 1977.7.23 1週 バリー・マニロウ「想い出のなかに」
https://www.youtube.com/watch?v=NRY3aKx8bKg
いかにもバリー・マニロウらしい、じっくりと熟成された大人っぽい雰囲気の曲。それにしても、この時期、1週だけの短いサイクルで
トップ曲が入れ替わるが、一時期のディスコ調ばかりの傾向がなくなっているのはどうしてなのか。もう少しチャートを見ないと分からないが。

207 1977.7.30 4週 アンディ・ギブ「恋のときめき」
https://www.youtube.com/watch?v=NRY3aKx8bKg
ビー・ジーズの末弟アンディが、多分アイドル的人気を得て異例の大ヒットとなった曲、バックに兄バリーのコーラスも入っている。
曲としては、ディスコ調でないとしたら多分ビー・ジーズはこんな感じの曲調になっていたのではという想像を生む曲。ちょっとだけ平凡。

208 1977.8.20 5週 エモーションズ「ベスト・オブ・マイ・ラブ」
https://www.youtube.com/watch?v=WPefERS7EZs
モーリス・ホワイトの手になる曲で、久々にバリバリのディスコ・サウンドの登場。なぜか日本語サイトがないのだが削除されたか。
1958年結成の三姉妹グループで、その頃よく見られた構成の女性グループだが、特にヒット曲もないわけで、よくぞこの時期まで
活躍を続けていたものだと思う。

69korou:2021/03/10(水) 17:30:03
209 1977.10.1 2週 ミーコ「スター・ウォーズのテーマ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=8fgbvEx76RU
うわっ、究極のゲテモノだ(爆)。でも全日本プロレスで入場曲として使われたとなると、日本語サイトがあるのも納得。
それにしても、何でもかんでもディスコ音楽にして、しかもそれが全米No.1(それも2週にわたって)になるなんて世も末だ。

210 1977.10.15 10週 デビー・ブーン「恋するデビー」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=SSWZHEd7PjI
久々にというか、きっちりとは初めて聴いて、意外にも感動すら覚えた。かなりつまんない曲なのに、デビーの一生懸命さには
心打たれる。こればかりはレコードよりは上記リンク先のライブ(アカデミー賞会場)が良い。

211 1977.12.24 3週 ビー・ジーズ「愛はきらめきの中に」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=FcXLKXOrpkc
やはり・・・・泣ける・・・うーん、直前のデビー・ブーンでもう涙腺緩んだからなあ。この曲を聴いて泣いた、と言っても
許されるだろう。誰もが納得するはず。ノスタルジアそのもの、その最上の部分を凝縮したような曲なのだから。

212 1978.1.14 3週 プレイヤー「ベイビー・カム・バック」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=SDqmtUrtVmc
前曲に続いて、AORの極致のような美しい落ち着いた曲調だ。ホール&オーツに似ていると言われたようだが、確かに似ている
ものの、彼等の「アルバムを聴けば、そんな批評は成り立たない」という主張を信じることにしよう。とはいえ、聴く機会もない
のだが(シングルチャートはいつでも聴ける。youtubeさえあれば。その意味ではホール&オーツとの類似しか分からないのだが)

70korou:2021/03/12(金) 17:22:08
213 1978.2.4 4週 ビー・ジーズ「ステイン・アライブ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=GBnM1Q9tDPk
出た!ディスコサウンドの決定打。ちょっと聴いただけで一気に惹き込まれるイントロ、独特のファルセット、単純な繰り返し
だけの曲が皆を躍らせてしまう魔法。これ以上特に書き加えることなんかないねえ。

214 1978.3.4 2週 アンディ・ギブ「愛の面影」
https://www.youtube.com/watch?v=GBnM1Q9tDPk
音のヌケが悪い日本のB級歌謡曲みたいなメロディで、よくNo.1になったものだと思う。時の経過とともに真価が問われるのか
youtubeの再生回数もビルボードチャートを制した曲と思えないほど低い。残念。

215 1978.3.18 8週 ビー・ジーズ「恋のナイト・フィーヴァー」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=eWtDFGJGg-Y
ビー・ジーズ最盛期到来。8週連続第1位なんて何時以来の快挙だろうか。1978年は彼等のダンス・ミュージックで決まり。何と
いう時代になったのだろうかと思った記憶がある。ダンスには縁がない自分としては。1984年あたりでも、しかも地方都市に
おいても洋楽ではしゃぐといえばこの種の音楽だった。M・ジャクソンが出現するまでは。

216 1978.5.13 1週 イヴォンヌ・エリマン「アイ・キャント・ハヴ・ユー」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=vlhApXIrtgE
日系のハワイ出身の歌手らしい。「サタディ・ナイト・フィーバー」の中の曲とは知らなかった。そもそもその映画観てないし。
まあ普通の曲って感じ。

71korou:2021/03/12(金) 17:43:04
217 1978.5.20 2週 ウィングス「しあわせの予感」
https://www.youtube.com/watch?v=qaNWFhmNcNUc
ビー・ジーズのサウンドについていけなかった当時の自分としては、この種の音楽を愛聴した。時代の感覚とはややズレているし
ポールにしては構成が平凡ではあるが(ウィングス自体メンバー移動があって作曲の自由がきかなかったのかもしれない)、それ
でも他の人では出せない幸福感に満ちていて、それが当時の自分には救いだったのは間違いない。

218 1978.6.3 ジョニー・マティスとデニース・ウィリアムス「涙のデュエット」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=xVekVDHNmLg
1950年代にデビューしたベテラン歌手と、当時人気のあったR&B女性歌手のデュエットソングが、まさかのNo.1ヒットを獲得。
曲調はオーソドックスで60年代前半かと見間違うようだが、歌唱はウィリアムスのヴォーカルのせいで70年代の香りを保っている。

219 1978.6.10 1週 ジョン・トラヴォルタとオリヴィア・ニュートン=ジョン「愛のデュエット」
https://www.youtube.com/watch?v=e__Pp4FxsjU
どういうわけか日本語サイトがない(またまた削除?)。イギリスでは9週にわたって1位となったらしいが、アメリカでは1週
だけの1位に終わった。でも印象深い曲で、前曲の”デュエット曲”のイメージをかき消し、再び'78のディスコ調に回帰。

220 1978.6.17 7週 アンディ・ギブ「シャドー・ダンシング」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=ojViz4l_1-g
これは前の1位曲と違って手堅くコードを変化させてまとまりのある曲になっている。でも7週も1位をキープするほどの
クオリティとは思えず、まさにビー・ジーズ人気にあやかったと言える。

72korou:2021/03/12(金) 18:03:20
221 1978.8.5 1週 ローリング・ストーンズ「ミス・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=KuRxXRuAz-I
突如、ローリング・ストーンズ(笑)気まぐれなチャートだね、こりゃ。当時はこの曲にもハマってディスコサウンドから逃避していた。
チャートで言えば、この曲以降1980年代途中まで、実際の順位以上にストーンズは大きな存在になっていったのは間違いない。そういう
空気が確実にあったと証言できる。

222 1978.8.12 2週 コモドアーズ「永遠の人へ捧げる讃歌」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=7hFzORtpkEw
ジャクソン5の前座として人気を博した彼等は、そのショーを見に来たベリー・ゴーディーの家族のおかげでモータウン入り。数年たって
確実にヒットを狙えるグループになったということらしい。この曲はライオネル・リッチーの発案で、夫婦愛を歌ったラブソング。まあ、
こういうのも支持される時代でもあったのか。

223 1978.8.26 2週 フランキー・ヴァリ「グリース」
https://www.youtube.com/watch?v=Jx7seNVqBJE
日本語サイトなし(踊れる曲なのに・・)。これもよく流行った。歌っているのがフランキー・ヴァリというのが、こうしてチャートを
追っかけているとなかなか面白い。

224 1978.9.9 3週 テイスト・オブ・ハニー「今夜はブギ・ウギ・ウギ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=23Rq3PyVcxo
youtubeのコメント欄をみると、随分と評判の良い曲のようだ。グリースなんてメじゃないのかな。当時の人たちの感覚は同世代なのだけど
全然分からない。確かにヴォーカルの声質は魅力的だし、サウンドもビー・ジーズのそれとはニュアンスが異なるし、なかなか新鮮だったの
だろうか。

73korou:2021/03/13(土) 15:51:38
225 1978.9.30 4週 エグザイル「キッス・ユー・オール・オーバー」
https://www.youtube.com/watch?v=8GymGszRFN8
職人肌のライターが創った曲のように思える。ソフトロック、AOR、少しだけディスコ調といった当時のヒット傾向を巧みに
組み合わせ、経験年数だけは結構ある無名グループに手堅く演奏させ歌わせたといった感じ。4週連続1位は立派。

226 1978.10.28 1週 ニック・ギルダー「ホット・チャイルド」
https://www.youtube.com/watch?v=tsE7W4RRdNg
2曲続けてマイク・チャップマンのプロデュースによる曲が第1位となり、ディスコ一辺倒だったチャートのサウンドに
ある種の変化を与えたことは間違いない。どうということない普通の曲だが、当時としては新鮮に響いたに違いない。

227 1978.11.4 1週 アン・マレー「辛い別れ」
https://www.youtube.com/watch?v=-X79Jko9bBI
まあ、なんと正統派、まるで50年代の古き良き大人の歌の時代に舞い戻ったかのような清純可憐、純粋な愛の歌が突如この時期に
第1位となった。すごくいい歌です。でもチャートの気紛れさがもはや理解不能。

228 1978.11.11 3週 ドナ・サマー「マッカーサー・パーク」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=XEq1yVG9Dw4
出だしの嵐の前の静けさのような雰囲気から一気にダイナミックに盛り上がるヴォーカルは、その後のドナ・サマーの成功を
約束しているかのよう。思った以上に名曲なので驚いた。強い声だけでもこれだけ表現できることがあるのかという思い。

74korou:2021/03/13(土) 16:12:34
229 1978.12.2 2週 バーブラ・ストライザンドとニール・ダイアモンド「愛のたそがれ」
https://www.youtube.com/watch?v=Z3yu2c-0_w4
これもオールドスタイルで、ディスコブームは終わりかと思われたこの時期(実際はもう少し続いたが)。力のあるヴォーカルが
絡み合い、平凡な曲をドラマティックに仕上げている。

230 1978.12.9 5週 シック「おしゃれフリーク」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=Y29VR9sdiJk
ついに80年代前半に数々のプロデュースで業界をリードしたナイル・ロジャースのバンドが登場。ここではディスコサウンドで
チャート第1位を射止める。日本でも大流行した模様。当時の自分はディスコには全然・・・(もうエエか、同じことばっかだ)

231 1979.1.6 2週 ビー・ジーズ「失われた愛の世界」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=qNxaFM2Gphs
1979年の自分が思いっきり浸っていた曲。こうしてチャートの流れを知って聴くと、いっそう感慨が深まる。国連、ユニセフが
関係した曲とは知らなかったし、ディスコブームとも無縁であることも確認できた。まさにビー・ジーズの音楽そのもの。

232 1979.2.10 4週 ロッド・スチュアート「アイム・セクシー」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=N3TP61672eo
久々に聴いたが、想像以上に心地よかった。昔はこの人の声が嫌いだったのに今はそこまで嫌いではなく、そうなると曲自体の
ノリノリな感じと、キメるところはキメてしまうカッコよさがびんびん伝わってくる。☆印つけようか。

75korou:2021/03/13(土) 16:34:23
233 1979.3.10 3週 グロリア・ゲイナー「恋のサバイバル」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=lr2oAWGzr9M
これは断然声質が良い。アップテンポなのに哀愁が伝わってくる。よくまとまった曲だと思うが、さらにこの声質で上手く
歌われるともう降参だ。布施明のカヴァーも素晴らしかったがオリジナルも最高だ。

234 1979.3.24 2週 ビー・ジーズ「哀愁のトラジディ」
https://www.youtube.com/watch?v=WFd-Yk73U_o
ビー・ジーズが時間と労力を最大限に費やして創ったアルバム「失われた愛の世界」からの2曲目のシングルカット。確かに
この音楽からは、当時のビー・ジーズの充実した活動ぶりがオーラとして伝わってくる。

235 1979.4.14 1週 ドゥービー・ブラザーズ「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=suHdlx4rcZw
あまりよく知らなかったこのグループだが、この頃あたりからトム・ジョンストン時代からマイケル。マクドナルド時代に移る
らしい。ケニー・ロギンスとマクドナルドは、新生ドゥービーにふさわしい落ち着いたR&Bテイストの曲を書き、新たな成功を
収めた。リズムが卓越した名曲。

236 1979.4.21 1週 エイミー・スチュアート「ノック・オン・ウッド」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=w4fqkG4IQGg
典型的なディスコサウンド。エイミー自身は好んでいない音楽だったらしいが。曲としてはチープな出来でブームを追った
作りが今となっては透けてみえるようだが。

76korou:2021/03/14(日) 16:42:06
237 1979.4.28 1週 ブロンディ「ハート・オブ・グラス」
https://www.youtube.com/watch?v=WGU_4-5RaxU
見事なまでのディスコサウンドで、ここまで完成されていると、ある意味保守的なサウンドでもヒット性を帯びる
2020年前後のチャートでも十分通用するかもしれない。2億回以上の再生回数が、このサウンドの”現代性”を物語る。

238 1979.5.5 4週 ピーチズ&ハーブ「恋の仲直り」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=NLHWoPtLNcY 
60年代のソウルミュージックの香りを漂わせながら、魅力的な声が空間にこだまする素敵な曲に、初めて聴いたのに
マイってしまった(部分的には聴いたことがあるが)。ディスコの合間のチーク・タイムには最適だなあ(と行った
こともないのにそう思ってしまう)。

239 1979.6.2 3週 ドナ・サマー「ホット・スタッフ」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=mJ5AY9xQTR0
カッコいいイントロにノリノリのメロディ、キメのフレーズの懐かしさ、ディスコ知らずの自分でも十分興奮できる。
70年代後半のディスコサウンドでも屈指の名曲。

240 1979.6.9 1週 ビー・ジーズ「ラブ・ユー・インサイド・アウト」
https://www.youtube.com/watch?v=SouY1MKclZ4
あまりに手慣れた曲想の展開が、むしろ退屈な感じさせ与える残念な曲。どこにも欠点はないのだが、より大きな
カリスマ的な魅力は皆無で、ビー・ジーズのファン以外にはアピールするものが少ないかもしれない。

77korou:2021/03/14(日) 17:02:19
241 1979.6.30 2週 アニタ・ワード「リング・マイ・ベル」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=XaRi_zbKLRE
厳密にはディスコサウンドではないのだが(原曲は少女歌手のデビュー曲の予定だった)、この時期のチャートの主流に合わせて
アップテンポの踊れるような感じに仕上がったらしい。特に感想はなし。

242 1979.7.14 5週 ドナ・サマー「バッド・ガール」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=Ia9N_2046Ps
絶好調のドナ・サマー、レコード会社が続けざまにシングル曲をリリースしたせいで、チャート上位に複数曲が常駐する事態に。
これもディスコで踊れる格好の曲だ。

243 1979.8.18 1週 シック「グッド・タイムス」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=gCtR5YOpnL8
これは現代のサウンドの元祖のようなもの。黒人系音楽から音楽を構成する必要な要素を抜き出して、その時代の感性にフィット
するよう再構築した感じが、すでに70年代サウンド全体の傾向を超越し、時代を先取りしている。単調な曲だけど”☆”。

244 1979.8.25 6週 ナック「マイ・シャローナ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=M2mLnW3O_Dk
ディスコサウンドに押されっぱなしのロックミュージック側からの久々の反撃。リアルタイムで、この曲の衝撃はよく覚えている。
今思えば、ロックの世界で全てをひっくり返す成功など、もはやムリな時代になっていたはずだが、リアルタイムではそのことに
なかなか気づけない。ナックは新時代の英雄のような扱いを受け、その期待に応えられないまま姿を消した。

78korou:2021/03/14(日) 17:23:13
245 1979.10.6 1週 ロバート・ジョン「サッド・アイズ」
https://www.youtube.com/watch?v=QtdOpnCBLj8
のんびりとしたソフト・ロック。日本では「ライオンは寝ている」のカヴァーで知られた人だが、米国ではチャートに顔を出し
始めて以来20年近くかかったNo.1ヒットらしい。

246 1979.10.13 1週 マイケル・ジャクソン「今夜はドント・ストップ」
https://www.youtube.com/watch?v=yURRmWtbTbo
ついにマイケルがその真価を発揮、あわせてクィンシー・ジョーンズも、時代の最先端のレベルに合わせて最高の仕事をした。
シックのようなサウンドとか、マイク・チャップマンのプロデュース体制など、時代のほうがこの曲のヒットを御膳立てして
くれていたかのようだ。日本語サイトがないのが不思議なくらい。

247 1979.10.20 2週 ハーブ・アルバート「ライズ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=bMAqJ7Mz4Q0
安定したサウンド、インストゥルメンタルもここまで年季が入っていると飽きずに最後まで聴けるという見本のような曲。

248 1979.11.3 1週 エム「ポップ・ミューヂック」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=hcbOEhVa1IA
現代的なインストゥルメンタル風曲(完全なインストゥルメンタルではない)。それにしても、よくぞこの時期にこれほど多くの
ダンス・ミュージックが流行したものだ。

79korou:2021/03/16(火) 14:17:09
249 1979.11.10 1週 イーグルス「ハートエイク・トゥナイト」
https://www.youtube.com/watch?v=snPgFNMCXBs
イーグルス最後の輝きを見せたNo.1ヒット。考えてみたら、自分はこの曲が収録されている「ロングラン」を愛聴していたわけで
やはりブームの最後尾でやっと追いつき、気がついたらそのブームは終わっていたという”いつものパターン”通りなのだ。まあ
よく聴いていたけど、今聴くとそれほどでもない感じだ。

250 1979.11.17 1週 コモドアーズ「スティル」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=-M5bAv9KMw8
強いて言えばチークタイムの時にかかる音楽としてディスコミュージックの範疇に入れてもOKなのだが、むしろ、80年代前半に
時としてみられた優れたバラード群のなかに混ぜたほうが、チャートの流れからしてより妥当だろうと思う。今聴くと、ちょっと
スローテンポ過ぎて時代を感じるのだが。これもコモドアーズ最後の輝きなのか。

251 1979.11.24 2週 バーブラ・ストライザンドとドナ・サマー「ノー・モア・ティアーズ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=3gjgsoC08F0
時代を代表する2人の歌姫が、まさに歌声を競いあうかのように歌い抜く曲。最初のほうのスローテンポからアップテンポになった
後は、無理やりテンポを速めたかのような”とってつけた感”が出てしまい、せっかくのメロディ、歌姫の豪華感が残念な感じに。

252 1979.12.8 1週 スティクス「ベイブ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=xdXr2vyL3Tg
繊細な歌詞とメロディ、スローバラードということで、2曲連続、今までとは違った感じの曲がトップになり、もはやディスコ
サウンドだけでは注目の的にすらならない段階に入っていったようだ。とはいえ、この頃のスローバラードは、60年代前半の
プロ作曲家が残した果実を、そのままつんでいるだけの駄曲が多いのも事実。第1位曲とはいえ。

80korou:2021/03/16(火) 14:43:51
253 1979.12.22 2週 ルパート・ホルムズ「エスケイプ」
https://www.youtube.com/watch?v=Xb6l38eP-4w
あまり聴いたことがない、というか全然聴いたことがなくて初聴だった。こんな地味な曲をよく拾い出したものだと思う。まるで
ごく一部に人気のあるアーティストが出したアルバムの中のシングルカットもされない1曲のように思える。ルパート・ホルムズ
自体は、リアルタイムでそこそこ聴いていたのだが。

254 1980.1.5 1週 K.C.&サンシャイン・バンド「プリーズ・ドント・ゴー」
https://www.youtube.com/watch?v=w-l5FyA3pgo
1980年代最初の曲は、皮肉にも1970年代にダンス音楽流行のきっかけを作った意味では最大のグループが、そのダンス音楽だけの
イメージから脱皮すべく作られたR&B風味のミディアム・ビート曲だった。彼らの最後のNo.1ヒットがこういう感じになって
1980年代をスタートさせたことは、ある意味80年代のサウンドを象徴しているかのようだ。つまりディスコサウンドからダンス要素
を抜き去ってR&B風味にしたということ。

255 1980.1.19 4週 マイケル・ジャクソン「ロック・ウィズ・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=5X-Mrc2l1d0
何気ないメロディ、リズムについつい騙されそうになるが、よくよく聴いてみると、前作「今夜はドント・ストップ」と比べて、
歌い方、曲全体のアレンジの傾向など明らかに差異をつけて表現されてることがわかる。それを聴き分けて、前作以上のヒットに
なったのは、この時期の音楽界のレベルの高さを物語るのだが、個人的には微妙すぎて評価しかねる面もあるのも事実。

256 1980.2.16 1週 キャプテン&テニール「愛の証し」
https://www.youtube.com/watch?v=Plo5PywZKdA
自信に満ちたトニー・テニールのヴォーカルが印象的なAOR曲。70年代をひきずったソフト・ロックの流れから、こうした
ノスタルジー満載の楽曲がNo.1ヒットになるのだが、80年代を通じて徐々に消えていく運命になるはず。

81korou:2021/03/19(金) 15:06:23
257 1980.2.23 4週 クイーン「愛という名の欲望」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=awiqSpkoOLI
クイーンの曲にしては単純なロックンロールで、逆に言えば、こうしたストレートなロックに仕上がったので、やっと
初の全米1位にまで辿り着いたのだろう。イギリスでは抜群の人気だったのに、これでやっと勲章を手に入れた。

258 1980.3.22 4週 ピンク・フロイド「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール」
https://www.youtube.com/watch?v=YR5ApYxkU-U
どう考えても、ポピュラーなチャートの首位になるような曲ではないのに、なぜかこの時期に第1位を獲得した摩訶不思議な
曲。何度かこのPVは見たが、何回見ても意味不明。よって感想不能。

259 1980.4.19 6週 ブロンディ「コール・ミー」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=9tFpk_vJVqc
リズム、メロディともに爽快そのもの。自分の嗜好とは微妙に違うのだが、もはやそんな微妙な差異は帳消しにしてしまう
この圧倒的な充実感、満足感は何だろう。80年代も素晴らしいぜ、と女番長が叫んでいるようだ。文句なし。

260 1980.5.31 4週 リップス「ファンキータウン」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=IL50JIgUfOo
これまた日本でも大多数の人が耳にした有名曲。テクノっぽいサウンドでディスコでもOKという音楽。CMにダンスシーンに
大活躍の曲だ。まだまだ純粋なディスコ曲も強い(加工されたサウンドだけど)。

82korou:2021/03/19(金) 15:27:54
261 1980.6.28 3週 ポール・マッカートニー「カミング・アップ」
https://www.youtube.com/watch?v=g5nzLQ63c9E
直前の1位曲に続いて”テクノ風”にキマった曲で、これは死ぬほど聴いた。津山のあのゴキブリ住宅で2Fに逃げ込んで
ポールの才能に改めて感動したのだ。今思えば、いつも良いタイミングでポールの楽曲と出会っている。

262 1980.7.19 2週 ビリー・ジョエル「ロックン・ロールが最高さ」
https://www.youtube.com/watch?v=5eAQa4MOGkE
ついに出た!我等のビリー・ジョエルが、遅すぎやろ、1位になるのが、と多くの日本の洋楽ファンが思ったに違いない。
それも、ビリーにしては異端なロックンロールで1位とは!まあ、ええか、ということで、これからはビリーの快進撃。

263 1980.8.2 4週 オリヴィア・ニュートン=ジョン「マジック」
https://www.youtube.com/watch?v=DnkHf069fvA
日本語サイトがなかったが、これも日本でよく聴かれたはず。キャリアの最後のほうでオリヴィアは不思議な輝きを見せた
が、この曲はそんな輝きに満ちている。エレクトリックなサウンドなのにスローなテンポが印象的で、幻想味を増している。

264 1980.8.30 1週 クリストファー・クロス「セイリング」
https://www.youtube.com/watch?v=MEO6gYCFbr0
地味だが聴き込めばいい感じに聴けそうな予感がする曲。初めて聴いたが、この人らしい素朴な美しさが感じられる。

83korou:2021/03/19(金) 16:03:05
265 1980.9.6 4週 ダイアナ・ロス「アップサイド・ダウン」
https://www.youtube.com/watch?v=GIAtE6ywgwA
シックのナイル・ロジャースなどが手掛けた曲で、ただし曲の完成間際にダイアナとロジャースの間で亀裂が生じそうになり、
結局のところダイアナの主張の方が勝って、その形でリリース、結局、ダイアナが出した全部の曲の中で最大のヒットとなった。
モータウンの申し子だったダイアナと、新しいR&Bサウンドの旗手ロジャースとでは音楽上の感性に差異があったのだろう。

266 1980.10.4 3週 クィーン「地獄へ道づれ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=WjUio7j6WMs
クィーン、米国での最大のヒット。日本でもファンの多い曲。自分も、洋楽チャートに疎い時期で、渋谷陽一の番組でこの曲の
存在を知り、いっぺんに好きになった曲だ。

267 1980.10.25 3週 バーブラ・ストライザンド「ウーマン・イン・ラブ」
https://www.youtube.com/watch?v=hQLGCX8D-1Y
1980年にもビルボードNo.1曲を出していたのかという驚き。バリー・ギブのプロデュース、バリー、ロビンの兄弟による作曲と
ビー・ジーズのサウンドに挑戦したバーブラは、さすがの貫禄の歌いっぷり。サビで野口五郎「19:00の街」を思い出し、今
それを聴いている・・・何しとんねん。洋楽、洋楽・・・

268 1980.11.15 6週 ケニー・ロジャース「レイディー」☆
https://www.youtube.com/watch?v=ZYRfUoR9Q4Y
上手いなあ、ケニー・ロジャース。米国の森進一、五木ひろし?カントリー畑の人がこうして渋いR&Bテイストも混じった名曲を
切々と歌い上げると、それもニュアンスたっぷりに、いやらしくない程度に仕上げてしまうと、もう呆然として聴き惚れるしかない。

84korou:2021/03/23(火) 17:24:13
269 1980.12.27 5週 ジョン・レノン「スターティング・オーヴァー」
https://www.youtube.com/watch?v=pZCxyOcvp5A
1位になった日の19日前にジョンは暗殺されていた。生きていたらどんな音楽を作り続けていただろうか。ただ、ビートルズ再結成
を阻んでいたのがオノ・ヨーコであった以上、その夢は実現しなかっただろうし、マイケル・ジャクソンとプリンスがリードする
80年代のサウンドとジョンの創る音楽に親和性はないので、かつてほどその妄想に輝きは見えない。というか、そう思うしかない。

270 1981.1.31 1週 ブロンディ「夢見るNo.1」
https://www.youtube.com/watch?v=ppYgrdJ0pWk
過去2枚のブロンディの1位制覇曲との落差がひどい。何が良くてナンバーワンになったのか?聴いたことのない曲で、一度聴いた
だけでは何のことやら分からない感じだ。

271 1981.2.7 2週 クール&ギャング「セレブレーション」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=scOXYoMhyLU
久々のコテコテのディスコサウンド。例によって日本語版動画が存在している。シングル盤の音源のせいか、ちょっと迫力に乏しい
のだが、日本のディスコでは喜ばれたに違いない。

272 1981.2.21 2週 ドリー・パートン「9時から5時まで」☆
https://www.youtube.com/watch?v=UbxUSsFXYo4
久々に聴いて、このメロディラインの滑らかさは何?!と驚愕。カントリー調なのだが、うまいことブルーノート風のサビがハマって
いて見事な出来映えの曲だ。あっという間に聴き終わった。

85korou:2021/03/23(火) 18:14:07
273 1981.2.28 2週 エディ・ラビット「恋のレイニー・ナイト」
https://www.youtube.com/watch?v=MG0e8_foDmU
一気に70年代前半の地味なシンガーソングライター風のサウンドになってしまった。ドリー・パートンの曲と1位の奪い合いを
しているが、片や時代遅れのフォーク、片や伝統的なカントリーと、なかなか時代離れしている。

274 1981.3.21 1週 REOスピードワゴン「キープ・オン・ラヴィング・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=wJzNZ1c5C9c
手堅いサウンドだが、今一つよく分からない。やっとバラードが歌えるようになった元ハードロック専門のバンドという感じで
どうもよく分からない。

275 1971.3.28 2週 ブロンディ「ラプチュア」☆
https://www.youtube.com/watch?v=pHCdS7O248g
ビルボードNo.1曲史上、最初のラップ・ナンバー。初めて聴いたが面白い。デボラ・ハリーの美貌と、アンダーグラウンドな
イメージだったはずのラップとのギャップがえもいわれぬ雰囲気を出している。それにしても、ブロンディはこの頃は無敵だな。

276 1971.4.11 3週 ダリル・ホールとジョン・オーツ「キッス・オン・マイ・リスト」
https://www.youtube.com/watch?v=AYUdldNzLNA
ホール&オーツの楽曲では一番良く聴いた曲だ。ホール&オーツといえばこの曲のイメージなんだが、今まで曲名がハッキリと
分からなかったので、これで解決。まっ、どうしてこの曲なのかは自分でもよく分からないが。

86korou:2021/03/24(水) 16:07:12
277 1981.5.2 2週 シーナ・イーストン「9 to 5(モーニング・トレイン)」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=WhRDj9Dt2c8
死ぬほど懐かしいこの歌声、このメロディ。ああ、ビルボード1位曲連続試聴というこの試みをやって良かったとしみじみ実感
できる幸運な体験。シーナ・イーストンのこの曲が聴けたのだから、この企画は成功だ(ホンマか?)

278 1981.5.16 9週 キム・カーンズ「ベティ・デイビスの瞳」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=i2ikVMlOrUo
悪くはないけど、9週も1位を獲得するほどの曲とは思えない。当時もそれは思ったのだが。今聴いても同じだった。

279 1981.6.20 1週 スターズ・オン「ショッキング・ビートルズ45」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=mFc4vYNZqIU
これはなかなかのゲテモノ(笑)。素材として借用するのではなく、完全なモノマネ集で、今こんなこと考えてリリースする人は
居ないはず。

280 1981.7.25 1週 エア・サプライ「シーサイド・ラブ」
https://www.youtube.com/watch?v=nY31ZH6hAFI
バンドの雰囲気はロックなのに曲は完全なバラード調。ただし特徴には乏しいサウンドで、今聴くと正直言って退屈。

87korou:2021/03/24(水) 16:28:55
281 1981.8.1 3週 リック・スプリングフィールド「ジェシーズ・ガール」
https://www.youtube.com/watch?v=qYkbTyHXwbs
イケメンのTVスターの新曲がMTVで放送され、それがきっかけで大ヒットとなったらしい。全然知らない人で全然知らない曲。
今となっては、あまり価値ないかも。70年代前半に豪州から出てきたデビッド・キャシディーの二番煎じらしい。

282 1981.8.15 9週 ダイアナ・ロスとライオネル・リッチー「エンドレス・ラブ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=vBia7jl913M
当時もかなり流行った曲だが、今聴くと意外と古臭い感じがする。ストリングスの扱いがオーソドックス過ぎて工夫が足りないのかな。

283 1981.10.17 3週 クリストファー・クロス「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=rgRXw1bqnHI
日本語版動画で300万回近い再生回数ってどうよ!・・・と書いてみたが、その動画はあまりに音が悪いので、上記URLに差し替え。
でもこれだって25万回以上の再生だ。晶子さんの先見の明?ってワケわからんこと書いたりする・・・バート・バカラック万歳!

284 1981.11.7 2週 ダリル・ホールとジョン・オーツ「プライベート・アイズ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=Ll2SnrNmlDE
この当時のホール&オーツの勢いを感じさせる名曲。いかにも80年代の新しい息吹を予感させる。

88korou:2021/03/24(水) 16:53:36
285 1981.11.21 10週 オリヴィア・ニュートン=ジョン「フィジカル」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=E-JGTk_WM1k
80年代でもオリヴィアが大ヒットを飛ばすこと自体が信じられないことだが、サウンドは見事に80年代にチェンジしている。
もっともオリヴィアにはご褒美が必要だからそれはそれでいいとして、これはオリヴィアにとっては”おまけ”に過ぎない。
たとえ10週連続第1位の快挙だとしても。

286 1982.1.30 1週 ダリル・ホールとジョン・オーツ「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」
https://www.youtube.com/watch?v=ccenFp_3kq8
彼等にとっては大事な曲になったらしいが、日本では特に流行った印象はない。とにかく70年代というのは彼等にはしんどい
時代だったようで、この種の曲は発表すらさせてもらえなかったようだ・・・と、もっともらしく書いても、実はよく分からない。
フレッド・ブロンソンのチャート本の記述の受け売り。

287 1982.2.6 6週 J・ガイルズ・バンド「堕ちた天使」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=HD_VVtgyNLk
これは日本でも滅茶滅茶有名な曲。70年代のディスコサウンドだが、こんな感じでチャートに挟まると、80年代ではむしろ新鮮。

288 1982.3.20 7週 ジョーン・ジェット&ブラック・ハーツ「アイ・ラブ・ロックン・ロール」
https://www.youtube.com/watch?v=wMsazR6Tnf8
元ランナウェイズのジョーン・ジェットが、アロウズというグループが出していたロックンロール曲をカヴァーして大ヒット。
これは聴いたことのある曲だった。ランナウェイズも懐かしい(チェリーポンプ!)

89korou:2021/03/25(木) 16:17:33
289 1982.5.8 1週 ヴァンゲリス「チャリオッツ・オブ・ファイアー」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=Xkc6TB4EeqI
「炎のランナー」の曲だとは、聴いてみるまで分からなかった。80年代前半では珍しいインストでNO.1になった曲。日本語動画では
感動したというコメントが多く、自分も素直に感動できるよう感性を磨きたい・・・と思った(ウソくさいなあ)

290 1982.5.15 7週 ポール・マッカートニーとスティーヴィー・ワンダー「エボニー・アンド・アイボリー」
https://www.youtube.com/watch?v=TZtiJN6yiik
驚くほどyoutubeでの再生回数が少ないが、こういう特製デュオの場合、基本怪しい出所からの動画になるからなのか。当時から
何となく妙な感覚の曲だったが、あれからいろいろと見聞を重ねて、改めて聴いてみると、さらに疑問符が増す楽曲のように思える。

291 1982.7.3 3週 ヒューマン・リーグ「愛の残り火」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=_hwARwizD2s
当時よく流行ったはずだが、どうもメロディラインに聞き覚えがない。ブリティッシュ旋風の先駆けだそうだが、確かに音の作りは
米国のアレンジャーとかコンポーザーなどが手掛けたものとは違うように聴こえる。それ以上の感想は持ちようのない平凡な曲。

292 1982.7.24 6週 サヴァイヴァー「アイ・オブ・ザ・タイガー」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=RywllLKDwTc
これだけ勇気を奮い立たせてくれる音楽もそうないだろうと思える曲。シンプルにこのリズムにノッていくだけのシンプルなイメージ。
これも80年代独特のまっすぐな力強さのわけで、この強さは70年代にはなかった。70年代は60年代の激動の直後で、皆無意味に構えて
いて怖れていたのだから。

90korou:2021/03/25(木) 16:37:24
293 1982.9.4 2週 スティーヴ・ミラー・バンド「アブラカダブラ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=eBcc-ZmYGFo
シンプルなロック曲。シンプルすぎて、くだらないポップ曲にも聴こえそうになるが、すんでのところでとどまっている
感じ。ヒューマン・リーグに続いて感想を書きようがない曲。

294 1982.9.11 2週 シカゴ「素直になれなくて」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=5Oaf10Ulz40
80年代にこの曲に親しんだ人の熱いコメントがてんこもりの日本語動画を見ると、60年代末のシカゴからの変わりようを
嘆く自分のような者は「お呼びでない」ような気がしてきた。テリー・キャスの居ないシカゴなんて・・・この曲は
ピーター・ステラのソロ・バラード曲だと思うしかない。

295 1982.10.2 4週 ジョン・クーガー「ジャック・アンド・ダイアン」
https://www.youtube.com/watch?v=h04CH9YZcpI
またまた知らない曲。そして、またまたどこといって特徴のない曲。1981年のあの充実はどこにいったのか。おおかたの
日本人にとってつまらない曲が続いて。70年代の再来のようだ。70年代にいろいろと経験を重ねた人たちが、とりあえず
果実を得る時期だったのか。それにしても・・・

296 1982.10.30 1週 メン・アット・ワーク「ノックは夜中に」
https://www.youtube.com/watch?v=SECVGN4Bsgg
そして、シカゴに続いて、この時期よく聴いた曲が第1位。この繰り返しなのか。当時はオーストラリア出身の新しい
ムーヴメントとして注目されたものだが。youtubeで1億回超えというのは大したもの。まだ現役のサウンド?

91korou:2021/03/28(日) 16:48:02
297 1982.11.6 3週 ジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズ「愛と青春の旅だち」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=DugKdsMrBNg
映画からの映像をかなり鮮度を落としてアップされている動画をリンク。本来は歌手そのものの動画にリンクすべきだが
日本語動画で300万回以上の再生回数という異例な多さに着目してあえてリンクした。とはいえ、テレビでこの映画を観て
駄作と判断した自分には、特にこの曲への思い入れなどないのだが。

298 1982.11.27 2週 ライオネル・リッチー「トゥルーリー(愛と測りあえるほどに)」
https://www.youtube.com/watch?v=G1xiFRccd88
ライオネル・リッチーが本格的にソロ活動を始めたときの第1弾ともいうべき曲。これぞバラードという感じの丁寧な
フレージングからの見事なまでの盛り上がりは素晴らしい。初めて聴いたが満足できた。ただちょっと短すぎかな。

299 1982.12.11 1週 トニー・バジル「ミッキー」
https://www.youtube.com/watch?v=0aqLwHP4y6Q
後にガレッジセールのゴリが、珍妙なカバーで話題を呼んだ曲のオリジナルで、そのことで日本では一気に有名になった。
曲そのものはごく普通の応援歌で、この時期のチャートとしてはかなり異例だろう。

300 1982.12.18 4週 ダリル・ホールとジョン・オーツ「マンイーター」
https://www.youtube.com/watch?v=yRYFKcMa_Ek
70年代に自分たちの音楽の方向性を固めて、ずっと時が来るのを待っていて、ついに80年代になって自分たちの時代が来た
と一気に飛び出ていった、その充実した音作りが聴きどころ。どこを切っても80年代なのだが、その底辺に70年代の情念が
渦巻いているのが聴こえるところが彼らの音楽の魅力になっている(ということが今回の追跡でよく分かった)

92korou:2021/03/28(日) 17:25:28
301 1983.1.15 4週 メン・アット・ワーク「ダウン・アンダー」
https://www.youtube.com/watch?v=XfR9iY5y94s
渋い感じの曲調で「ノックは3回」のようなキャッチーさはないが、当時注目されていたいろいろな音楽の要素を、すべて巧みに
詰め込んでいる。

302 1983.2.5 1週 トト「アフリカ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=NMYOlc4Fvx0
1983年のグラミー賞を席巻したトトの代表曲の1つ。当時はなんでアフリカを題材にした歌を聴かなければいけないのかという疑問の
ほうが大きかったが、今となればそれも気にならず、この再生回数400万回以上の日本語動画に寄せられた熱いコメントを愉しく読む
ことができる。

303 1983.2.19 2週 パティ・オースティンとジェイムス・イングラム「あまねく愛で」
https://www.youtube.com/watch?v=mHyxPIh3c5w
当時米国で一番人気だったTVドラマ「ゼネラル・ホスピタル」(ABC)で挿入歌として使われた途端に大ヒットとなった曲らしい。無難に
まとめられた曲調に、手堅いきちんとしたテクニックと声量を備えた男女デュオが、その実力を発揮した歌唱という感じ。悪くない・・
どころかすごくいいのだが、1週だけの1位というのは、次の曲が強力過ぎたのか・・・

304 1983.3.5 7週 マイケル・ジャクソン「ビリー・ジーン」
https://www.youtube.com/watch?v=Zi_XLOBDo_Y
日本語動画もあったのだが、ここは9億5千万回超え再生の超有名な動画のリンクにした。こうして追跡して聴いてみると、マイケルの
出現の歴史的な意味が実感できる。それはビートルズ「抱きしめたい」がチャート1位を獲ったときによく似ていて、そこから時代は
後戻りできない新時代に移ったことを直感的に示唆するのだ。この音楽は、極言すれば2021年の今現在の音楽にまで通じている。

93korou:2021/03/29(月) 17:46:20
305 1983.4.23 1週 デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ「カモン・アイリーン」
https://www.youtube.com/watch?v=GbpnAGajyMc
マイケル・ジャクソンの偉大な2曲の間に1週だけ挟まって第1位を獲得した、ある意味偉大な曲。いかにもイギリスで
流行りそうな独特な疾走感、ハーモニーの感覚が詰まっている。悪い曲じゃないけど、初めて聴いたのでちょっと違和感。

306 1983.4.30 3週 マイケル・ジャクソン「今夜はビート・イット」
https://www.youtube.com/watch?v=oRdxUFDoQe0
もうこのあたりになると何を書いていいやら。前作と合わせて明らかに世界のポップ・ミュージックのパラダイムを一気に
変革してしまったこの曲。リアルタイムで居ながら自分はその流れを知らずに過ごしてしまった・・・

307 1983.5.21 1週 デヴィッド・ボウイー「レッツ・ダンス」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=SzquAChpkOU
ついにアメリカでも理解されてきたデヴィッド・ボウイー。いろいろな側面を持った巨人的存在、そのすべてを知る時期を
もう逸してしまった自分にとって、彼には畏怖を覚えるしある意味面倒臭く思ってしまう。この曲に関しては、ナイル・
ロジャースの影響が強いことくらいは判るが・・・

308 1983.5.28 6週 アイリーン・キャラ「フラッシュダンス〜ホワット・ア・フィーリング〜」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=Ht1YznzzlsI
久々に全部聴いて、想像以上に古臭いサウンドに驚いた。逆に当時は安心して聴けたのだろうなと推測。今となっては
この映画を観たかどうかすらも記憶にない。久々に聴いても感動ナシ。

94korou:2021/03/29(月) 18:13:34
309 1983.7.9 8週 ポリス「見つめていたい」
https://www.youtube.com/watch?v=OMOGaugKpzs
日本語動画もあったが、2001年頃のライブでキーも微妙に変えてあったのでオリジナル動画をリンク。当然ながら、オリジナルは
8億回超えの再生回数だ。スティングのサビの効いた声とシンプルで印象的なリズムで全米を魅了、この年のNo.1ソングとなった。

310 1983.9.3 1週 ユーリズミックス「スイート・ドリームス」
https://www.youtube.com/watch?v=qeMFqkcPYcg
80年代初頭のブリティッシュ・ブームのなかで、特徴的なサウンド、ルックスで代表的な存在となる。このあたりはリアルタイムで
記憶があるようなないような。要するにあまり関心がなかったのだが、今Wikiで「ブリティッシュ・インヴェンション」を読むと
重要なファクターであることが分かった。なかなか勉強になる。

311 1983.9.10 2週 マイケル・センベロ「マニアック」
https://www.youtube.com/watch?v=6GCNUeTFSbA
「フラッシュダンス」からのヒット曲らしい。どこかで聴いたことのある感じ。まっ、映画の内容も全部忘れているので思い出し
ようがないが。映画の挿入歌としては上出来かな。

312 1983.9.24 1週 ビリー・ジョエル「あの娘にアタック」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=JyqFkGmygBE
ビリー・ジョエルのNo.1ヒット曲が少なすぎるし、この曲にしても1週だけの1位なんてどうしたことか。でも日本では大人気
だった。自分もこの時期までは洋楽と言えばビリーだった。懐かしいねえ。

95korou:2021/03/30(火) 17:23:35
313 1983.10.1 4週 ボニー・タイラー「愛のかげり」
https://www.youtube.com/watch?v=lcOxhH8N3Bo
「ヒーロー」で有名なイギリスの歌手の初のNo.1曲。ごくオーソドックスな作りの曲を、独特の声質で丁寧に歌い上げている。

314 1983.10.29 2週 ケニー・ロジャースとドリー・パートン「アイランド・イン・ザ・ストリーム」
https://www.youtube.com/watch?v=UaNGtgYwSsU
カントリー界の実力シンガーがデュエットで放ったヒット曲。曲調がイマイチハマっていないような気もするが、バリー・ギブに
作曲を依頼した時点でこれは仕方ないところだろう。

315 1983.11.12 4週 ライオネル・リッチー「オール・ナイト・ロング」
https://www.youtube.com/watch?v=nqAvFx3NxUM
ジャマイカ風味のライオネル・リッチーの代表曲。曲の終わりにかけて軽快なダンスで盛り上がっていく。題名から想像していた曲
の記憶とは違っていた。

316 1983.12.10 6週 ポール・マッカートニーとマイケル・ジャクソン「Say Say Say」
https://www.youtube.com/watch?v=eyotStPsqLg
思ったよりyoutube動画の再生回数が少ないのには驚いたが、個人的には久々に見ても十分楽しめた。マイケルの躍動感とポールの
落ち着いた感じが対照的でサマになっている。音楽もそれほど古くない。新しさがあるというより、何か不変で永遠なものを感じる。

96korou:2021/03/30(火) 17:49:51
317 1984.1.21 2週 イエス「ロンリー・ハート」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=igYp7yW0GwM
あのプログレッシヴ・ロックの勇者イエスが、どういうわけかシングルでヒット曲を出してしまった。でも、ブロンソンの
チャート本の解説を読むと納得。メンバー交代は激しく、結局一巡して元に戻って、ほぼオリジナルメンバーで再開してたのか。

318 1984.2.4 3週 カルチャー・クラブ「カーマは気まぐれ」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=ucYsno4HaXM
日本語動画で500万回再生という大人気。当時は嫌いだったが、今聴くとスッと胸に収まる。声質も良い。コーラス、アレンジ
どれをとっても美しく文句ない。今は☆印をつけるほど好きになった。かつての自分からすれば信じられないのだが。

319 1984.2.25 5週 ヴァン・ヘイレン「ジャンプ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=aEwExybnUec
このイントロを聴いて胸がワクワクしない人は居ないだろう。No.1曲の系譜で、よくぞこれほど名曲が続いたものだ。本当に
1984年のビルボードは、日本人洋楽ファンにとって宝の山だ。

320 1984.3.31 3週 ケニー・ロギンス「フットルース〜メイン・テーマ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=6uGBz7E_drA
自然に体が踊り出してくる曲。これも屈指の名曲だ。もう言葉は要らない・・・

97korou:2021/03/31(水) 15:43:31
321 1984.4.21 3週 フィル・コリンズ「見つめて欲しい」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=YofhUF06XV4
この曲など、まさに「ベストヒットUSA」を聴いていたあの時代を思い出させる。懐かしさと不思議なほどの幸福感が襲ってきて
完全にやられてしまう。☆印以外の何物でもない。

322 1984.5.12 2週 ライオネル・リッチー「ハロー」☆
https://www.youtube.com/watch?v=mHONNcZbwDY
前曲に続いて純度100%の美しいバラード曲。☆印の安売りではないが、ここまで美しいと☆印にせざるを得ない。彼の代表作
と言ってよいかも。

323 1984.5.26 2週 デニース・ウィリアムズ「レッツ・ヒア・ボーイ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=EfZp2acI_fE
映画「フットルース」からのヒット曲らしい。使われた場面は最適な箇所だったということなので、この曲の軽快でガーリッシュな
感じがそういうことだったのだろう。ただし曲としては普通で、ここまでの凄い曲だらけのNo.1曲の連鎖からは外れた感じ。

324 1984.6.9 2週 シンディ・ローパー「タイム・アフター・タイム」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=gSweZpZz4PA
噛みしめるようにメロディが紡がれてくる感じがする。あまり聴き慣れたメロディではないのが不思議なくらいだが、たまたま彼女の
曲を知る機会がなかったのだろう。今聴くとスッと耳に入ってくる。佳曲だ。

98korou:2021/03/31(水) 16:08:06
325 1984.6.23 2週 デュラン・デュラン「ザ・リフレックス」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=L6enjT5BwDs
1980年代前半のMTVを象徴するようなヒット曲。この前の「ベストヒットUSA」でこの曲のMVがいかに歴史的意義があるかを
解説していたが、まさに時代の申し子だった彼等だった。あまりブリティッシュロックに詳しくなくても、さすがにこれは覚えてる。

326 1984.7.7 5週 プリンス「ビートに抱かれて」
https://www.youtube.com/watch?v=UG3VcCAlUgE
なかなか普通の日本人には判りにくいプリンスのサウンドだが、こうして聴いてみると、M・ジャクソンが切り開いたブラック・
ミュージック主流の流れを、さらに確実にした存在と言えるだろう。

327 1984.8.11 3週 レイ・パーカーJr.「ゴーストバスターズ」
https://www.youtube.com/watch?v=Fe93CLbHjxQ
これも聴き慣れた曲。日本でも大ヒットした。

328 1984.9.1 3週 ティナ・ターナー「愛の魔力」
https://www.youtube.com/watch?v=oGpFcHTxjZs
ティナ・ターナー復活のきっかけとなった曲。ごく普通の曲だが、ボーカルの力で引っ張られる。

99korou:2021/04/01(木) 11:11:17
329 1984.9.22 1週 ジョン・ウェイト「ミッシング・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=k9e157Ner90
これもイギリスからMTV時代を導いた曲の一つなのだろう。地味ながら堅実に音楽が紡がれている。

330 1984.9.29 2週 プリンス「レッツ・ゴー・クレイジー」
https://www.youtube.com/watch?v=aXJhDltzYVQ
「パープル・レイン」からの2枚目のNo.1ヒット。直前に時代を変えた衝撃ブレイクのM・ジャクソンの余韻でうまくデビューできた
とはいえ、その才能は本物だったということになるのか。ただし時代の寵児として才能以上の何かがそれを後押ししたことも否めない。

331 1984.10.13 3週 スティーヴィー・ワンダー「心の愛」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=svWUMVCKajM
もはや何をしても許されるほどの存在であった彼の80年代最大のヒット曲。かつて根本要が80年代のスティーヴィーを残念と評していたが
それも分かるし、でもこうして普通に聴いてみると、これも悪くないと思える。

332 1984.11.3 2週 ビリー・オーシャン「カリビアン・クイーン」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=ZEDPc3Z2yOM
またしてもイギリスからのNo.1。打ち込みのサウンドは当時まだ目新しかっただろうし、どこにも引っ掛かりのないスムーズなリズム感も
旧態依然なディスコサウンドでありながら新鮮味はあったはず。でもリアルタイムでは記憶なし。日本語動画もあるのにねえ。

100korou:2021/04/01(木) 11:36:03
333 1984.11.17 3週 ワム!「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」
https://www.youtube.com/watch?v=pIgZ7gMze7A
イギリス勢の進出が顕著とはいえ、決定打はやはりワム!になるだろうから、ついにこの曲でチャート第1位になったということで
やはり1984年は特別な年だと言える。

334 1984.12.8 2週 ダリル・ホールとジョン・オーツ「アウト・オヴ・タッチ」
https://www.youtube.com/watch?v=D00M2KZH1J0
どういう方向を目指そうとしているのか、彼等の音楽をリアルタイムでは追えなかった自分としては、こういう曲を聴いても、今と
なっては何も分からない。今までの曲とどう違うのか?悪くない音楽なのだけれど、そこは自分にとってJ-POPにおけるミスチルの
ようなもので何も分からない。

335 1984.12.22 6週 マドンナ「ライク・ア・ヴァージン」
https://www.youtube.com/watch?v=s__rX_WL100
凄かった1984年のチャートは、最後の最後まで凄かった。この年の最後にマドンナをデビューさせたのだから。曲を聴く限り、まだ
マドンナの魅力は全開になっていない。けれども、それでいてもう輝かしい未来を感じさせるオーラは全開だ。

336 1985.2.2 2週 フォリナー「アイ・ウォナ・ノー」
https://www.youtube.com/watch?v=r3Pr1_v7hsw
ハードロックとして名を上げたいグループが、こうしたバラードで第1位を獲ってしまうのは、確かに矛盾した話なのだが、あるいは
これは4年ほど前にオリヴィアの「フィジカル」のせいで10週も第2位を続けた不運に対するご褒美なのか。曲としては普通なのだが。

101korou:2021/04/01(木) 15:44:46
337 1985.2.16 3週 ワム!「ケアレス・ウィスパー」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=5VT9wF2loB8
日本語動画でのコメントは絶賛ばかり。日本人受けするメロウなメロディ。まさにこの時代に青春を生きた人たちの思い出
として永遠不滅な曲であることは間違いない。

338 1985.3.9 3週 REOスピードワゴン「涙のフィーリング」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=SYNdWx0J9zU
全然知らない曲だが、やはり日本語動画でのコメントの皆の感動ぶりがハンパない。今の基準で言えば、音作りが古臭い気
もするが、当時は日本人の感性にピタッとハマったのだろう。皆と一緒に感動できない自分が悲しい。

339 1985.3.30 2週 フィル・コリンズ「ワン・モア・ナイト」
https://www.youtube.com/watch?v=zKVq-P3z5Vg
フィル・コリンズといえば、この頃の「ベストヒットUSA」の顔とも言ってよい代表的なアーティストだった。もちろん
米国でもグラミー賞にアカデミー賞に大忙しのイギリス人だった。この曲も良質なバラード。ちょっと軽い感じもあるけど。

340 1985.4.13 4週 USAフォー・アフリカ「ウィ・アー・ザ・ワールド」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=yqpWwry31fY
初めてアーティスト名も確認できる動画で最後まで聴いた。皆歌は上手いし表現力もあるし構成も上々で、これを聴いて
何の感動もないという人は居ないだろう。曲そのものはライオネル・リッチーの好みが出過ぎで、もう少しビートを効か
せても良かったのではないかとは思うが。この曲で、上下巻のブロンソン編著作収録分が終了。次曲から青版に移る。

102korou:2021/04/05(月) 17:01:30
341 1985.5.11 1週 マドンナ「クレイジー・フォー・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=DHutZXREZ0E
「バージン」「マテルアルガール」といったレッテルを張られる結果になった当時のマドンナが、実はそういうイメージとは裏腹に
どのようなスタイルの楽曲もこなせる優れた歌手であることを証明した曲ということになる。「トップ・オブ・ザ・ワールド」を
作曲したジョン・ベティスにとって2枚目となるNO.1レコード。

342 1985.5.18 1週 シンプル・マインズ「ドント・ユー?」
https://www.youtube.com/watch?v=CdqoNKCCt7A
前曲に続いてこれも映画関連の曲らしいが、全然聴いたことのないバンド名と曲名、メロディだった。メンバーのジム・カーの妻は
プリテンダーズのクリッシー・ハインド・・・って有名なのかと思ったら、凄い有名な人だった・・・トホホ。

343 1985.5.25 2週 ワム!「恋のかけひき」
https://www.youtube.com/watch?v=C8xt5BGegj8
これも日本語動画がない。ややマイナーな曲が続く感じ。この曲はワム!解散間近とあって、ほぼジョージ・マイケルの曲と言って
もよいくらい。彼のセクシャルな歌声とむんむんとする色気がすべて。

344 1985.6.8 2週 ティアーズ・フォー・フィアーズ「ルール・ザ・ワールド」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=_UI1mAFJpD4
どんな曲かと思ったら、どこか聴いたことのある曲だった。何かえもいわれぬ哀愁を感じさせる曲想。☆印をつけたくなった。

103korou:2021/04/05(月) 17:25:00
345 1985.6.22 2週 ブライアン・アダムス「ヘヴン」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=YMTGqsnjM7o
日本語動画アリ。ストレートかつシンプルなロック調バラード。ありがちな曲調だが、勢いと声質で聴かせていく曲。

346 1985.7.6 1週 フィル・コリンズ「ススーディオ」
https://www.youtube.com/watch?v=r0qBaBb1Y-U
当時ノリノリだったフィル・コリンズが、その勢いのままNo.1曲を出した。フィリップ・ベイリーとのデュオで出した「イージー・
ラヴァー」のほうが耳に馴染みがあるが、それと同じ時期にこんなナンバーワン曲を出していたのか。

347 1985.7.13 2週 デュラン・デュラン「007/美しき獲物たち」
https://www.youtube.com/watch?v=Fp4CR2HcHLQ
「しゃべくり007」でかかっている曲だったとは!まあ納得。流行らせるべくして流行らせたといった感じのサウンド。デュラン・
デュランとは一体何者?という疑問も残るが・・・

348 1985.7.27 ポール・ヤング「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」
https://www.youtube.com/watch?v=nfk6sCzRTbM
カヴァー曲中心の歌手ということで、イギリスの徳永英明のようだが、これはホール&オーツの曲らしい。何とも・・・

104korou:2021/04/05(月) 17:57:17
349 1985.8.3 3週 ティアーズ・フォー・フィアーズ「シャウト」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=ApWZIJPsTjM
またまたティアーズ・フォー・フィアーズ。なんか心に訴えてくる感じが素晴らしいのだが、日本人の心の琴線に迫るところは
同じ島国のポップスとしての共通性なのか?J-POPに近い感覚。ただし歌詞はプロテストソングのようだが(核兵器への抗議)

350 1985.8.24 2週 ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース「パワー・オブ・ラヴ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=jyYWDtXXU50
ご存じ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主題歌。快活で力強いヴォーカルが心地良い。もう飽きたかなと思ったが
やはり良かった。

351 1985.9.7 2週 ジョン・パー「セント・エルモス・ファイアー」
https://www.youtube.com/watch?v=dx7vNdAb5e4
またしても映画のサウンド・トラックが第1位。しかも1985.9.7付けチャートでは、1位から3位まで全部サウンド・トラック
だったらしい(ロック時代では史上初)。曲は巧みに作られてはいるが魅力には乏しい。ボーカルは力強いのだが。

352 1985.9.21 3週 ダイアー・ストレイツ「マネー・フォー・ナッシング」☆
https://www.youtube.com/watch?v=wTP2RUD_cL0
この時代を象徴するようなサウンド。イギリス出身のアーティストらしい独特の物哀しいムード、こまごまとした細工が満載の
ビデオ、ざっくりしたむしろ官能的な音響。あまり他との関連性のないサウンドだが、逆に彼らの個性が80年代のトレンドに
なっていくようだ。

105korou:2021/04/06(火) 16:33:18
353 1985.10.12 1週 レディ・フォー・ザ・ワールド「Oh,シーラ」
https://www.youtube.com/watch?v=wbL2lMn34Oo
何じゃこりゃ?という感じである。プリンスのようなサウンドで、でも弾きっぷり、歌いっぷりは地方の高校生のバンドの
ようで洗練されていなくて、よくこれで第1位になったのだと思えるほど。聴いたことがなかったが、でも惜しい気もしない。

354 1985.10.19 1週 a-ha「テイク・オン・ミー」
https://www.youtube.com/watch?v=djV11Xbc914
日本語動画でも75万ヒットなのだが、ここは超有名なビデオをリンクしとかないとね。日本で流行った洋楽として、80年代を
代表する曲の一つ。

355 1985.10.26 1週 ホイット二ー・ヒューストン「すべてをあなたに」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=56tSeoIgp4A
久々にCD音源で聴いた。やはり感激モノだ。これだけの歌手はそうそう現れない。その素質をムダにした罪は大きいが、それ
でも他の歌手よりは遥かに偉大なままにして、人生を閉じた。やはり、100%完璧に生きることなんてムリなのかもしれない。
そんなことを思ってしまう。となれば、100%凄かったこの歌唱は奇跡と思うほかない。それを聴ける幸福も。☆印は当然。

356 1985.11.2 1週 スティーヴィー・ワンダー「パートタイム・ラバー」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=lRXRN5UlDzY
まさかの170万回以上の再生回数。どうも根本要の”80年代スティーヴィーはくだらない説”に影響されてしまって、今まで
ナチュラルに聴けていなかったようだ。素直に聴けば、リズム、メロディ、声質、どれも最高レベルに近いね。

106korou:2021/04/06(火) 16:59:47
357 1985.11.9 1週 ヤン・ハマー「マイアミ・ヴァイスのテーマ」
https://www.youtube.com/watch?v=6RWdEj5tdpk
複数、このテレビ番組のインストゥルメンタル曲があるようなので、このリンク先が第1位を獲得した曲なのかどうかさえも不明だが
TV番組の音楽がNo.1になるのはあり得る話だ。まあ、日本でも放映されたが、観ていなかった番組なので特に感想なし。

358 1985.11.16 2週 スターシップ「シスコはロック・シティ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=nS415wlHWxE
あのジェファーソン・エアプレインがジェファーソン・スターシップになって、さらにスターシップになって、こんな能天気な歌を歌って
チャート1位になるなんておかしいじゃないか、と憤った時期もあったが、まあグレイス・スリックが良ければそれでいいかと思えるよう
になった。日本語コメントのとおりで、聴くと元気になれるのは間違いない。

359 1985.11.30 1週 フィル・コリンズとマリリン・マーティン「セパレート・ライヴス」
https://www.youtube.com/watch?v=S5uKEpOYSqY
デュエット曲のあるあるというか、驚くほど再生回数が低い。曲そのものもかなりオールドスタイルで、それをオーソドックスな声質の
2人が歌っているので、ザラザラっとした質感に乏しいのだが、メロディの美しさがわずかにその単調さを救っているようだ。

360 1985.12.7 2週 Mr.ミスター「ブロウクン・ウイングス」
https://www.youtube.com/watch?v=nKhN1t_7PEY
今度は驚くほど再生されている(1.2億万回以上)曲だ。全く聴いたことのないアーティストで聴いたことのない曲だが、歌声の奥底から
魂が聴こえてくるような佳曲。プリンスのようなド派手なサウンドもあれば、こんな地味だけどしっかりとしたサウンドもあるのがこの時代。

107korou:2021/04/06(火) 17:41:16
361 1985.12.21 4週 ライオネル・リッチー「セイ・ユー・セイ・ミー」
https://www.youtube.com/watch?v=gIbw0OkC9po
1985年のチャートは玉石混交だったが、最後は誰もが知る有名曲になった。この曲で8年連続でNo.1曲を書き続けたということで、
それはロック時代で唯一の快挙らしい。'78「永遠の人へ捧げる讃歌」(コモドアーズ)、'79「スティル」(コモドアーズ)、
'80「レイディー」(ケニー・ロジャース)、'81「エンドレス・ラブ」(ダイアナ・ロス&ライオネル・リッチー)、
'82「トゥルーリー」(ライオネル・リッチー、以下同じ)、'83「オール・ナイト・ロング」、'84「ハロー」というラインアップだ。

362 1986.1.18 4週 ディオンヌ&フレンズ「愛のハーモニー」
https://www.youtube.com/watch?v=HyTpu6BmE88
日本語動画も相当な再生回数なのだが、こればかりは各人の見事な歌いっぷりを映像でみたほうが感動も大きいので、1億回超えの
定番の動画をリンク。今聴くと、やはりスティーヴィーのハーモニカと声質がキマっている。エルトン・ジョンは精一杯頑張って
いる感じ。ディオンヌとグラディスはいつも通りの美声。

363 1986.2.15 2週 ホイットニー・ヒューストン「恋は手さぐり」
https://www.youtube.com/watch?v=m3-hY-hlhBg
ブロンソン著のチャート本に書いてあるこの曲に関する記述はかなり面白い。もともとジャネット・ジャクソンのために作った曲だった
のだがジャネットが断ったので宙に浮いてしまったところ、たまたま当時は無名の新人歌手のホイットニーのところに回ってきたという
経緯。曲をリリースしたときにはすでにホイットニーは超有名歌手になっていたという話。とにかく、このPVでの彼女は生彩溢れている。

364 1986.3.1 2週 Mr.ミスター「キリエ」
https://www.youtube.com/watch?v=9NDjt4FzFWY
またまたミスターミスター!これも佳曲。☆印をつけるまでにはいかないが、ずっと聴いていられる。誠実な音楽作りだ。

108korou:2021/04/08(木) 16:39:20
365 1986.3.15 1週 スターシップ「セーラ」
https://www.youtube.com/watch?v=32ScTb6_KHg
ちょっと分からない感じの音楽。無難にまとめられているが、どこにでもある曲のようでもあり、なぜこの曲だけがNo.1という
特別な場所に居れたのか理由を知りたいくらいだ。ブロンソンの本にはジェファーソン・エアプレインからのグループの経緯が
まとめられていて参考になる。

366 1986.3.22 1週 ハート「ジーズ・ドリームス」
https://www.youtube.com/watch?v=41P8UxneDJE
偶然だが、この曲のプロデューサーは、前曲の「セーラ」の作者であったピーター・ウルフをハートの楽曲制作に参加させ、
ウルフはソングライターのマーティン・ペイジにいい曲がないかあたることになる。ペイジはかつて作った曲「ジーズ・
ドリームス」と「シスコはロック・シティ」を提供し、ハートが前者を、スターシップが後者を選択することになり、どちらも
全米第1位になったというお話。

367 1986.3.29 3週 ファルコ「ロック・ミー・アマデウス」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=LKXpS625bDc
これも何かよく分からん曲。何で流行ったんだろう?単純なロックのビートに乗せて「アマデウス!」と叫んでいるだけにしか
聞こえないが。

368 1986.4.19 2週 プリンス&ザ・レヴォリューション「Kiss」
https://www.youtube.com/watch?v=H9tEvfIsDyo
どこを切り取ってもプリンスのサウンドでしかない純度100%のプリンス音楽。純度が高いので麻薬的な魅力があるのだろうという
推測は成り立つが、やはり自分には縁遠い世界だ。

109korou:2021/04/09(金) 16:40:00
369 1986.5.3 1週 ロバート・パーマー「恋におぼれて」
https://www.youtube.com/watch?v=XcATvu5f9vE
パワー・ステーションのヴォーカルがソロで出したヒット曲。女性モデルが極端な無表情のままバックで踊る独特のPVは
当時話題になったらしい。曲は単調なロック調で聴きどころはそれほどナシ。

370 1986.5.10 1週 ペットショップ・ボーイズ「ウェスト・エンド・ガールズ」
https://www.youtube.com/watch?v=p3j2NYZ8FKs
これも特徴に乏しいミディアム・ロック。イギリスポップ隆盛の時期だったので流行ったのだろうか?

371 1986.5.17 3週 ホイットニー・ヒューストン「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」☆
https://www.youtube.com/watch?v=IYzlVDlE72w
まあ、なんと感動的に歌い上げる歌姫だろうことか!まず日本語訳の動画を見て歌詞の意味を確認してから、このリンク先での
ホイットニーの歌いっぷりを観れば、いかに優れた歌唱であるかがよく分かる。時系列からして「すべてをあなたに」と同時期
になり、このデビュー直後の彼女の歌唱を上回るものはその後の彼女自身も含めて未だ現れていないと断言する。

372 1986.6.7 1週 マドンナ「リヴ・トゥ・テル」
https://www.youtube.com/watch?v=IzAO9A9GjgI
マドンナにしては、あまりに淡々とした曲で、一般には印象が薄いように思える。決して悪い曲ではないが、とらえどころのない
曲調なので歌いこなすのは難しい。マドンナの曲に成り切っていない感を受ける。

110korou:2021/04/09(金) 17:04:04
373 1986.6.14 3週 パティ・ラベルとマイケル・マクドナルド「オン・マイ・オウン」
https://www.youtube.com/watch?v=KsH63qJlIMM
美声に加えて確かな歌唱力のある男女デュエットによるバカラック・サウンドのヒット曲。どこにもケチのつけようがない、これぞ
名曲というお手本のような曲だ。パティ・ラベルは本当に素晴らしい。

374 1986.7.5 1週 ビリー・オーシャン「サッド・ソングス」
https://www.youtube.com/watch?v=KLjpJZbxkAU
これは典型的な優れたヴォーカリストによるヒット曲。そのヴォーカルの魅力に寄りかかかった楽曲で、その分、アレンジとか構成
などが少し甘い感じを受ける。もっとドラマティックに展開できそうな曲想なのだが。

375 1986.7.12 1週 シンプリィ・レッド「ホールディング・バック・ザ・イヤーズ」
https://www.youtube.com/watch?v=yG07WSu7Q9w
哀愁漂う曲想で、こういうのも英国風なのだろうか。聴いていると70年代初め頃のシンプルなサウンドを想起してしまう。どこか
懐かしい感じ。遠くで鳴っているコルネットの音色がいい感じ。

376 1986.7.19 1週 ジェネシス「インビジブル・タッチ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=Ax5nVEvk2HE
フィル・コリンズ人気でジェネシスも一緒に人気上昇していた。サウンド的にはどうということはないのだが、どこにもひっかかりが
なくスムーズに曲想が展開されて、リアルタイムでは爽快なイメージだったと想像できる。久々の日本語動画。

111korou:2021/04/12(月) 20:52:58
377 1986.7.26 1週 ピーター・ガブリエル「スレッジハンマー」
https://www.youtube.com/watch?v=OJWJE0x7T4Q
歌手も曲名も聞き覚えがあるのに、曲そのものは全然記憶になく初めて聴いた感じなのが不可思議。ジェネシスに続くNo.1ヒットと
いうのも当時話題になったかもしれない。特に曲想でひらめきが感じられないので、まあこんなものかと。

378 1986.8.2 2週 ピーター・セテラ「グローリー・オブ・ラヴ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=mVxRbxF-pfk
和訳の動画があったのでそれをリンク。これも曲想に冴えがなく、ありきたりのメロディとコードをつなげて作ったようなイージーな曲。
でもそんな出来でも十分に人を感動させる力があるのだから、まさにポップス曲というのは出会いがすべてなのかも。ありきたりでも、
初めて知ればそれは感動モノに違いないので。

379 1986.8.16 2週 マドンナ「パパ・ドント・プリーチ」
https://www.youtube.com/watch?v=G333Is7VPOg
サビのキレの良さ、それに伴って溢れ出るメッセージ性のある歌詞が印象的で、マドンナが歌うべき曲のように聴こえるのが素晴らしい。
すでにこの時点でマドンナは彼女以外の何者でもない際立った個性を発揮していたことを証明する曲。

380 1986.8.30 1週 スティーヴ・ウィンウッド「ハイヤー・ラヴ」
https://www.youtube.com/watch?v=k9olaIio3l8
きっちり作り込まれたメロディライン(渋いけどね!)、サビの効いたヴォーカル、ティンパニを鳴らしているかのような鮮やかなドラム、
等々、特徴あるサウンドで聴かせる曲だ。いいねえ、やっぱり。スペンサー・デイヴィス・グループから20年目の快挙だ。

112korou:2021/04/15(木) 16:46:34
381 1986.9.6 1週 バナナラマ「ヴィーナス」
https://www.youtube.com/watch?v=d4-1ASpdT1Y
これほど有名なカヴァーもないだろう。MTV世代とお立ち台世代の両方にまたがって愛され、しかもオリジナルは深夜放送に
よる洋楽熱狂時代のNo.1ヒットなのだから。しかし、今となっては、曲の良さで聴かせるだけで、内容など何もないカヴァー。

382 1986.9.13 1週 ベルリン「愛は吐息のように〜トップガンLOVEテーマ」(日)

https://www.youtube.com/watch?v=-Doblr7Wyt4
映画の挿入歌として大ヒット、日本語動画もこの時期の洋楽としては異例の70万回以上のヒット。聴き慣れたメロディが、意外と
粘着質な女声ヴォーカルで歌われるナンバー。同じような音型の繰り返しで、その音型が和声的に綺麗なだけで、やや退屈。

383 1986.9.23 3週 ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース「スタック・ウィズ・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=J08ZwySCoJ8
この時期最強バンドだった彼等が軽々と放ったNo.1ヒット曲。まさに”ロック演歌”とでもいうべきか、アメリカの由緒正しい
音楽の伝統を受け継いだかのような安定したサウンド、アレンジ、ヴォーカルだ。しいて分類すればカントリー・ロックか。

384 1986.10.11 2週 ジャネット・ジャクソン「あなたを想うとき」
https://www.youtube.com/watch?v=EaleKN9GQ54
プリンスの音楽と親和性を持つジャム&ルイスというアーティスト兼プロデューサーのサポートを得て、アルバム「コントロール」
を発表したジャネットが、そのアルバムから出したこのシングルで全米1位を獲得。マイケルの出現でプリンスの個性が認められ
そのプリンスの開発したサウンドが、こうして新しいスターを生んだという好例。

113korou:2021/04/15(木) 17:25:07
385 1986.10.25 2週 シンディ・ローパー「トゥルー・カラーズ」
https://www.youtube.com/watch?v=LPn0KFlbqX8
シンディ・ローパーが、新しい個性を世間に認めさせた曲ということになるだろう。メロディラインは職人レベルのチームが作り上げ
アレンジは80年代独特の自信に満ちた感覚に満ちている。どうということない曲なのだが十分に聴かせる。

386 1986.11.8 2週 ボストン「アマンダ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=p0sMvBckGLc
日本語動画以外に適当な動画がなかったので、わずか7500回ヒットで4コメントの日本語動画をリンク。リーダーのトム・ショルツが
完全主義者なのでたまにしか曲の発表がないということらしいが、たしかにそれだけの熟成を経て生まれた曲という感じ。悪くない。

387 1986.11.22 1週 ヒューマン・リーグ「ヒューマン」
https://www.youtube.com/watch?v=s1ysoohV_zA
「愛の残り火」以来久々のNo.1ヒット。ジャム&ルイスのプロデュースでサウンドがさらに洗練され、曲全体の出来はこっちのほうが上かも
しれない。ただ「愛の残り火」には耳に馴染みやすいサビがあるのでそこが強みでこの曲を凌駕する。でも個人的にはこっちのほうが好き。

388 1986.11.29 1週 ボン・ジョヴィ「禁じられた愛」
https://www.youtube.com/watch?v=KrZHPOeOxQQ
最初は日本語動画にリンクしたものの、このPVでのいかにもというオーラは特筆モノなのでオフィシャルビデオにリンク替えした。この曲で
初のNo.1ヒットとなり、以後数年間は最大級の人気を誇ったモンスターバンドとなる。確かに人気出そうだ。妙なくらい魅力が溢れている。

114korou:2021/04/16(金) 18:01:23
389 1986.12.6 1週 ピーター・セテラとエイミー・グラント「ネクスト・タイム」
https://www.youtube.com/watch?v=WQKqp_rZbVk
シカゴを脱退したピーター・セテラが、またNo.1ヒット曲を出したが、今度は若いクリスチャン・ミュージック歌手のエイミーとの
デュエットだった。作曲はボビー・コールドウェルらしい。セテラの声だと、どれも同じ曲に聴こえるのは仕方ないことなのか。

390 1986.12.13 1週 ブルース・ホーンスビー&ザ・レインジ「ザ・ウェイ・イット・イズ」
https://www.youtube.com/watch?v=GlRQjzltaMQ
初めて知ったバンドだが、時代を超越した、あたかも悟ったかのような独特のサウンドに魅せられた。一応ミディアム・ロックという
ことになるのだが、そのなかにスパイスのように美しい音程がちりばめられていて、なんとも懐かしいというかいい感じなのだ。

391 1986.12.20 4週 バングルズ「エジプシャン」
https://www.youtube.com/watch?v=Cv6tuzHUuuk
あたかも60年代のモンキーズとかの100%お遊び気分で作られたナンバーのような軽いノリの曲で、この時期にこの大ヒットは、まさに
チャートの気紛れというほかない。とはいえ、聴いてすぐ愉しい気分になれるのはある意味素晴らしいこと。

392 1987.1.17 1週 グレゴリー・アボット「シェイク・ユー・ダウン」
https://www.youtube.com/watch?v=Uc8wmLul3uw
曲として悪くはないのだが、さてこれは1984年以来ずっと熱量が上がっていたチャートを引き継ぐNo.1曲として、何を目指している
のだろうか。時代が求めるサウンドとはズレているようで、2曲前のスパイス味はともかく、「エジプシャン」とこれが続いて第1位
ということに若干の不安を抱く。特に感想もない普通の曲。強いて言えば70年代に時々耳にしたとりとめのない曲のようでもある。

115korou:2021/04/20(火) 17:48:32
393 1987.1.24 2週 ビりー・ヴェラ&ザ・ビーターズ「アット・ディス・モーメント」
https://www.youtube.com/watch?v=O2ur063fMhs
NBCの番組で使われたこともあり、意外な感じでNo.1になった曲。ごく普通な感じで、タイアップがなければ、シングルカットもされなかった
と思われる。

394 1987.2.7 1週 マドンナ「オープン・ユア・ハート」
https://www.youtube.com/watch?v=snsTmi9N9Gs
これまでの雑多なイメージを一新して、ロックンロール・ダンスというジャンルこそマドンナの個性だということを明らかにしたナンバー。
とはいうものの、随分と卑俗で軽薄なイメージになってしまったのも否めない。

395 1987.2.14 4週 ボン・ジョヴィ「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」
https://www.youtube.com/watch?v=lDK9QqIzhwk
この当時ノリノリだった彼等の代表曲となる。勢いのあるヴォーカルと安定したテンポ感が売り物。そうしたリアルタイム感を抜きに、今に
なって聴くと、どういう感じで熱狂だったのかよく分からない。悪くはないけど、リアルタイムを体現していない身にはよく分からない。

396 1987.3.14 1週 ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース「ジェイコブズ・ラダー」
https://www.youtube.com/watch?v=hLp6tE_UMZI
同名の映画が有名らしく、検索するとそっちばかり出てくる。結局、聖書に記されているエピソードのことで”明日を今日よりよくしよう”
というメッセージが込めれらている曲らしい。ヒューイ・ルイスとかスプリングスティーンあたりじゃないと歌えない感じ。

116korou:2021/04/20(火) 18:12:19
397 1987.3.21 2週 クラブ・ヌーヴォー「リーン・オン・ミー」
https://www.youtube.com/watch?v=kbyjaUJWWmk
1973年にビル・ウィザースがNo.1ヒットにした曲のカヴァー。ウィザースで聴いたときは中途半端な感じを受けたが、これはダンス
ミュージックとして聴きやすくアレンジされていて心地よい。まあオリジナルのほうが好きな人も居るのだろうけど。

398 1987.4.4 2週 スターシップ「愛はとまらない」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=0jtdB8F-rKo
映画「マネキン」に使われた曲らしいが、とにかく日本語動画でのコメントが熱い。そんなに流行ったのかしら。この時期の洋楽で
40万ヒットは凄い。映画からの感想と、とにかく80年代へのノスタルジーと。日本でこんなに人気があるのはアメリカ人もびっくり?

399 1987.4.18 2週 アレサ・フランクリンとジョージ・マイケル「愛のおとずれ」
https://www.youtube.com/watch?v=fDxzQJaA228
この時期のチャートは気紛れだ。なぜにNo.1?まあ歌手の名前からすれば全然不思議はないのだが。とにかく前後の曲との関連性は
何もなく、70年代の混迷に逆戻り?いやいや、曲は普通に流れて歌唱自体は物凄く良いのだけれど。

400 1987.5.2 2週 カッティング・クルー「愛に抱かれた夜」
https://www.youtube.com/watch?v=6dOwHzCHfgA
カナダとイギリスのバンドメンが組んで作られたバンドらしい。シンプルで少し懐かしいサウンド。こういうのも流行ったんだという
感じ。でも特徴はないなあ、ホント。

117korou:2021/04/21(水) 18:01:01
401 1987.5.16 3週 U2「ウイズ・オア・ウイズ・アウト・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=ujNeHIo7oTE
ジ・エンドのキレキレのギター・リフに、ボノの力強いヴォーカルが特徴のバンド。というより、観客動員力などの数字からも
このバンドが史上最大のロックバンドと言っても誰も文句は言わないだろう。この偉大なバンドについて、もっと知りたいと思い
Wikiの長い記述を読み込み、いくらかのシングルについて試聴した。もうブロンソンの本は終わりつつあるので、こういう聴き方で
いくつかの偉大なアーティストについては深聴きして、4曲セットにはこだわらず聴いてみるスタイルを試してみようか。
U2に関しては、歌詞も重要なので、今回はいくつか表面的に聴いてはみたが(「New years Day」、「beautiful day」、
「vertigo」、「one」(Mary J. Bligeとの共演))、なかなかすぐにはスッと頭に入ってこない感じ。まあ、それにしても
「with or without you」が名曲であることには激しく同意。

118korou:2021/04/22(木) 18:05:58
402 1987.6.6 1週 キム・ワイルド「キープ・ミー・ハンギン・オン」
https://www.youtube.com/watch?v=xJZF-skCY-M
1966年にシュープリームスがNo.1ヒットさせた同曲のカヴァー。どうりでどこかで聴いたことのあるメロディだと思った。特徴のある
再アレンジとも思えないし、MVも大したことないように思えるが・・・

403 1987.6.13 1週 アトランティック・スター「オールウェイズ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=Tb8XXTq7d4I
突然、こんなトラディショナルなサウンド、悪く言えばコテコテの美しいサウンドが出現し第1位となる面白さ。日本語動画で200万回
以上再生ってどんだけ人気あるんだって感じ。確かに日本人好みだ、このメロディは。

404 1987.6.20 1週 リサリサ・アンド・カルト・ジャム「ヘッド・トゥ・トー」
https://www.youtube.com/watch?v=51Iq8JmmfxY
なかなか目が出なかったフル・フォースというグループが、今度は新人をプロデュースしようということになり、メンバーの1人、マイク・
ヒューズが、仲間のスパナドーとカルト・ジャムというバンドを結成した上で、シュープリームス風のサウンドでメインは女の子のヴォーカル
を考え、リサ・ヴェレスをスカウトする。ニュー・エディションがジャクソンズ風サウンドで流行り始めた時期で、この企画は上手くハマり
まず、この曲でNo.1ヒットを手にする。こうしてみると、70年代前半の混迷時期と似ているのがよく分かる。新しいスターを発掘するより
従来のサウンドに頼ってしまっているのだ。この年のカヴァー・ヒットの多さと、こうした企画は、時代の混迷を物語る。1984年の充実は
どこに行った?

119korou:2021/04/24(土) 16:37:12
405 1987.6.27 2週 ホイットニー・ヒューストン「すてきなSomebody」
https://www.youtube.com/watch?v=eH3giaIzONA
ホイットニーのルックス、スタイル、女神ぶりといった外見の魅力が、見事に楽曲の中に放り込まれている佳曲だ。70年代までの
限定的なイメージのブラック風ミュージックとして当時も好評だったに違いない。ただし、サウンドはよくよく聴けば、白人風の
ディスコ風の軽いノリでしかなく、彼女はこういう方向にいくと普通の歌手でしかなかったはずだ。まあ、この類稀な外見が
フューチャーされているので、特別なことには変わりないが。

406 1987.7.11 3週 ハート「アローン」
https://www.youtube.com/watch?v=1Cw1ng75KP0
名前だけでその実態をあまり知らなかったハートについて、Wikiで検索。なるほど、女性ハードロッカーのアン・ウィルソンとその妹
ナンシーが中心のグループで、本当は尊敬するレッド・ツェッペリンのような音楽をやりたかったものの、さすがにジリ貧になった
80年代前半において、ヒット指向もやむを得なかったというところか、この曲はそういうヒット指向の頃のNo.1曲。普通に盛り上がる。

407 1987.8.1 1週 ボブ・シーガー「シェイクダウン」
https://www.youtube.com/watch?v=F3MTFJz50qc
1960年代初頭から活躍しているベテラン歌手だが、これが唯一のNo.1曲。「ビバリーヒルズ・コップ2」のサウンドトラックとして
書かれた曲で、本来は第1作でも歌ったグレン・フライが担当するはずだったが、諸事情でボブのほうに回ってきたという話。映画
のなかの曲として妥当というか普通に完成された曲。

408 1987.8.8 2週 U2「終りなき旅」
https://www.youtube.com/watch?v=e3-5YC_oHjE
U2が、急速に高まった人気の末、再び手にした第1位曲。歌詞の内容は未確認だが、どこを取り出してもU2のサウンドのように
思える。彼らは、この1987年、この大飛躍で永遠なまでの長いスパンで応援してくれる驚異的な人数の熱狂的ファンを掴んだ。

120korou:2021/04/28(水) 15:57:38
409 1987.8.22 1週 マドンナ「フーズ・ザット・ガール」
https://www.youtube.com/watch?v=r0qDBYiOBrc
自身が主演する映画のサウンドトラックとしてリリースされ、当然のようにNo.1を獲得した。今聴くとどうということない曲なのだが
この当時のマドンナは向かうところ敵なしの状態だったのだろう。

410 1987.8.29 3週 ロス・ロボス「ラ・バンバ」
https://www.youtube.com/watch?v=nLAWPrCUQQ0
この曲を含むシングル曲でビルボードにチャートインを果たしたオリジナルの歌手のリッチー・ヴァレンスの映画が作られ、その映画のために
新たに「ラ・バンバ」を歌うことになったのがロス・ロボスということのようである。メキシコで古くからある歌のようなので、もともと耳に
馴染みやすいメロディ、リズムで、ヒットは当然かもしれない。

411 1987.9.19 1週 マイケル・ジャクソン「キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=PHZ1Bii7Uwk
メキシコ民謡を挟んで、マドンナの後はM・ジャクソンの曲が第1位を獲得した。これもマイケルにしては平凡な曲で、このタイミングで
スローバラードを弱々しく歌う意味が分からない。

412 1987.9.26 2週 ホイットニー・ヒューストン「恋のアドバイス」
https://www.youtube.com/watch?v=eZVLHjnitnM
公式ビデオがどういうわけか冴えない映像だったので、このリンク先の素晴らしい歌唱に替えてみた。これなら名曲に聴こえる。マイケルの直後に
ホイットニーとは、考えてみたら贅沢な時代でもあったのだ。

121korou:2021/04/28(水) 16:26:10
413 1987.10.10 1週 ホワイトスネイク「ヒア・アイ・ゴー・アゲイン」
https://www.youtube.com/watch?v=WyF8RHM1OCg
イアン・ギラン脱退後のディープ・パープルでヴォーカルだったデヴィッド・カヴァーデイルが作ったグループ、ホワイトスネイクのNo.1曲。
どことなくオールドスタイルなロックの音で、ヴォーカルだけが雄々しく響いて聴こえる平凡な曲。

414 1987.10.17 1週 リサリサ・アンド・カルト・ジャム「ロスト・イン・エモーション」
https://www.youtube.com/watch?v=51Iq8JmmfxY
リサリサの2曲目のNo.1。曲も平凡だし、まさにこの時期の混迷を物語るようなランキング。どうした、ビルボード!

415 1987.10.24 2週 マイケル・ジャクソン「Bad」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=xP4oDb_JDLU
この時期としては異例なほどの再生回数を誇る日本語動画をリンク。もう好きとか嫌いとかのレベルを超えて、この時期のNo.1曲のなかでは
圧倒的なクオリティを誇るダンス・チューン。文句なしに”☆”。ただし個人的な感想としてはそれほど好きな部類ではないが。

416 1987.11.7 2週 ティファニー「ふたりの世界」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=FHWzjICL32g
1967年にトミー・ジェイムズとションデルズでヒットした曲を、当時16才のティファニーがリバイバル、No.1曲にまでヒットさせた。混迷の
チャートのなかに放り込んでみたら面白い結果になったという感じ。60年代の曲を新たにアレンジして、うんと若い歌手に歌わせたらこうなった
という感じ。

122korou:2021/04/28(水) 16:54:03
417 1987.11.21 1週 ビリー・アイドル「モニー・モニー」
https://www.youtube.com/watch?v=sYYAv-QW38Q
またまたトミー・ジェイムズとションデルズのかつてのヒット曲がリバイバルでNo.1ヒットとなった。2曲連続で同じアーティストのカヴァー
が第1位となるのは史上初らしい。ビリー・アイドルは、もともとパンク・バンドのメンバーだったが、こういう娯楽本位の曲もやってみた
かったらしい。それにしても、変なチャート。

418 1987.11.28 1週 ビル・メドレー&ジャニファー・ウォーンズ「タイム・オヴ・マイ・ライフ」
https://www.youtube.com/watch?v=4BQLE_RrTSU
映画「ダーティ・ダンシング」のサウンドトラック。この時期、やたらサウンドトラックによるヒットが多く、残念ながら、それほど多くの
曲をヒットさせながら後世に残るほどの名曲はほとんどない。本当に不毛な時期なのだ。この曲にしても平凡。歌手は非凡なのにもったいない。

419 1987.12.5 1週 ベリンダ・カーライル「ヘブン・イズ・ア・プレイス・オン・アース」
https://www.youtube.com/watch?v=j2F4INQFjEI
元ゴーゴーズのヴォーカルだったカーライルが、ソロになって出したヒット曲。日本では、いろいろな場面で使われたはずで、この時期の曲
にしては知名度は高いはず(これだけ聴き覚えのある曲はこの時期にはそうそうない)。

420 1987.12.12 4週 ジョージ・マイケル「Faith」
https://www.youtube.com/watch?v=cPNvWeKbjXY
これも公式映像が冴えないので、別の動画をリンク。ジョージがアーティスととして認められるようになった直後のシングルで、個性的な
出来栄えではある。でもNo.1曲としては随分地味だ。

123korou:2021/04/29(木) 16:52:21
421 1988.1.9 1週 ホイットニー・ヒューストン「やさしくエモーション」
https://www.youtube.com/watch?v=0YjSHbA6HQQ
この時期、No.1ヒット曲を何作か連発していたライターたちを動員して、これまたデビューからNo.1ヒットを連発していた最高の歌姫のために
作られた曲。もくろみ通り、またまたNo.1ヒットとなったが、ライターたちはともかく、プロデュース側の思惑が「もっとアップテンポに」とか
「プリンス風の曲想を薄めに」とか色々ありすぎて、結果として彼女の多様性を消してしまったのではないかという疑念も残る。聴いていて
そんな風にも感じられた。

422 1988.1.16 1週 ジョージ・ハリスン「セット・オン・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=_71w4UA2Oxo
突然のジョージ・ハリスンのNo.1ヒットだ。かつて彼が1963年に見つけていた隠れた名曲を、1988年になってカヴァーとしてヒットさせたという
ことらしい。印象的なリフで日本でも知名度の高い曲。

423 1988.1.23 1週 マイケル・ジャクソン「ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール」
https://www.youtube.com/watch?v=HzZ_urpj4As
あまり聴いたことのない曲。夜の街で車の周辺でマイケルと女性が付きつ離れつの動きをする映像は観た記憶はあるが、メロディ、リズムなどは
記憶がない。まあ当時のマイケルならNo.1ヒットはそんなに難しくない話ではあったのだが。

424 1988.1.30 1週 イン・エクセス「二ード・ユー・トゥナイト」
https://www.youtube.com/watch?v=w-rv2BQa2OU
オーストラリアのロックバンド。この時期のロックバンドの音らしく、どこか醒めた沈んだサウンドで、そのなかで正確にリズムを刻む
パーカッションの音が曲を前進させている。まあいわば普通の曲。

124korou:2021/04/29(木) 17:28:13
425 1988.2.6 2週 ティファニー「想い出に抱かれて」
https://www.youtube.com/watch?v=s143JBZ_mUc
この時期にしては珍しいアイドル的人気を誇った彼女が、実は歌唱力にも自信があるのだということを証明したような曲。シンプルなメロディと
アレンジで、ひたすら彼女の人気をあてにして作られた楽曲。こういうのが当時の日本で流行らなかったのは、すでにJ-POPのレベルが上がって
きた証拠かもしれない・・・と思ったら、当時の日本で大人気だったみたいで、こりゃまた失礼しました!この頃にライヴァルのデビー・ギブソン
がNo.1ヒットを出し、その後のニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックなどの人気につながるのだろう。そう思えば、アイドル人気というのも
MTVが作った副産物なのかもしれない。ティファニーはそういう商業モデルの先駆者なのかもしれない。

426 1988.2.20 1週 エクスポゼ「シーズン・チェンジ」☆
https://www.youtube.com/watch?v=Yqk6y5Hmy9s
久々にちゃんとしたメロディをもった曲に出会った感じ。この時期、こういうラテン風サウンドは珍しいようにも思うが、いよいよ制作側の
混迷が見えるようだ。とにかく鉱脈、それもちょっとした鉱脈でもいいのでという縋るような気持ち。

427 1988.2.27 2週 ジョージ・マイケル「Father Figure」☆
https://www.youtube.com/watch?v=m_9hfHvQSNo
前作のNo.1曲と同様、個性的な曲想で、かつ同じように地味なサウンドだが、こっちのほうが聴き映えのする曲に感じられる。それにしても
彼は、ソロになってから個性的な曲を発表し続けているとしたら、ワム!!としては我慢の多い日々だったのだろう。

428 1988.3.12 2週 リック・アストリー「ギヴ・ユー・アップ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=VYSDefGkYxo
こんなに人気のある、というか注目されている曲とは知らなかった。日本語動画のコメント欄も盛況だ。ディスコ風サウンドに不自然なくらい
低音のヴォーカルが乗っかるというていで、うーむ、何だこりゃ?

125korou:2021/04/30(金) 16:42:55
429 1988.3.26 2週 マイケル・ジャクソン「マン・イン・ザ・ミラー」(日)☆
https://www.youtube.com/watch?v=Ojc8842lrJc
見事な訳詞と、もちろんその歌詞の内容自体と、それからコメント欄の純粋な魂の叫びとで完全にやられてしまった。初めて聴いたに
等しい曲ではあるけれど、さすがに日本での人気が「ビリー・ジーン」の次で第2位というのも分かるような気がする。とにかく
ストレートなメッセージで、でも誰かがこういう役割を果たさないといけないし、それがマイケルであったということ自体、感動的だ。
曲調は普通だが、歌詞の内容を伝えるにふさわしい堂々としたサウンド。

430 1988.4.9 2週 ビリー・オーシャン「明日へのハイウェイ」
https://www.youtube.com/watch?v=zNgcYGgtf8M
ごく普通にソウルっぽい歌を軽快に歌って、さも簡単にNo.1ヒットを飛ばしたという感じ。とはいえ、こうしたサウンドはシンプルでは
あるけれど創造は難しいし、歌唱も優れているし、水準は超えていると思う。

431 1988.4.23 2週 ホイットニー・ヒューストン「ブロークン・ハーツ」
https://www.youtube.com/watch?v=wa3tfVjGCQ8
相変わらず素晴らしい歌唱だが、数年前のデビュー時の衝撃と比べると、かなりクオリティは落ちているように感じる。爆発力の代わりに
通常は身に着けるはずのテクニックについても、デビュー時にすでに完成していた天才歌手なので、もはや下降していくだけという、何か
物悲しい運命が彼女を待っていたかのようだ。

432 1988.5.7 1週 テレンス・トレント・ダービー「ウィッシング・ウェル」
https://www.youtube.com/watch?v=ynIHsHYaig0
これもビリー・オーシャン同様、今のアーティストたちのサウンドの原型を創造しているように思える。こうしたR&Bタッチの曲想は
2021年のヒットチャートに入っていてもおかしくない。そして、そのサウンドは、おもにプリンス、レニー・クラヴィッツなどによって
推奨されたのだから、元をただせばマイケル・ジャクソンが果たした役割は、やはり大きいと言わざるを得ない。

126korou:2021/04/30(金) 17:16:15
433 1988.5.14 1週 グロリア・エステファン・アンド・マイアミ・サウンド・マシーン「エニシング・フォー・ユー」☆
https://www.youtube.com/watch?v=4uLl8aA95zA
思ったよりオールドスタイルで、実に聴きやすかった。声質も歌唱も好みにぴったしで、個人的嗜好で”☆”をつけてみた。この時期は、まだ
R&Bばかりではなくて、前曲のような曲調の直後にこうしたロマンティックでメロディアスなものも流行っていたようだ。

434 1988.5.28 3週 ジョージ・マイケル「One More Try」
https://www.youtube.com/watch?v=bG5N3GC-m20
マイケル自身が最も気に入っていて自分の最高傑作と語った曲。「ケアレス・ウィスパー」とは比較にならないとまで言っているが、たとえ本人
はそうだとしても、この曲には「ケアレス・ウィスパー」のような甘さ、繊細さが感じられず、その代わりに孤高さ、精神の強さ、自在さなどが
感じられ、それはやはり万人が好むものではないことも事実だ。良い曲だけれども、皆が好きなマイケルは別のところに居たはずだ。

435 1988.6.18 1週 リック・アストリー「トゥゲザー・フォーエヴァー」
https://www.youtube.com/watch?v=yPYZpwSpKmA
前作同様、ディスコサウンドと、それとは全く不似合いな超低音の男性ヴォーカルという印象。ただし、今度はマイク・ストックと
マット・エイトケンというイギリスの名プロデュース・コンビが担当したので、サウンドはより洗練されたものになった。バナナラマの
担当のときと同じように、これぞユーロビートというアレンジ。


※これで「ブロンソン青本」を終了。以降は参考本なしにWikiのみを参考に書き進める予定。

127korou:2021/04/30(金) 17:51:08
(1988)
436 6/25 1 フーリッシュ・ビート  デビー・ギブソン
https://www.youtube.com/watch?v=qf8BoWKeHow
ティファニーのライバル、ついにNo.1ヒットを獲得。年齢的にみても、後のクリスティーナ・アギレラやブリトニー・スピアーズ
などより幼いのだが、その分、アイドルブームのような要素があったのだろうか?今さら分からないが。

437 7/2 1 ダーティ・ダイアナ マイケル・ジャクソン
https://www.youtube.com/watch?v=yUi_S6YWjZw
前作とは打ってかわって、ヘヴィ・メタ風にキメた曲。なかなかジャンルは多彩で、アーティストとして停滞していない印象を与える。
同じアルバムからの5枚目のシングルカットだが。

438 7/9 2 永遠の愛の炎 チープ・トリック
https://www.youtube.com/watch?v=muhFxXce6nA
1970年代末に、米国より先に日本で人気が沸騰し、逆輸入の形で米国でも有名になったこのバンドが、それから10年経ってやっと全米
No.1を獲得したのだなという感慨が湧く曲。彼らに似合わないバラードなので(作曲も外部)これでいいのかなとも思うが、まあ悪い
曲ではない。

439 7/23 1 オールド・オン・トゥー・ザ・ナイツ リチャード・マークス
https://www.youtube.com/watch?v=NvPi9zOfhmk
カントリー畑から突如現れたヒット歌手で、この後も連続ヒットを叩き出している。それにしても、一時代前のようなしっとりとした
バラードで、まだこういうのが流行っていたんだなと感慨深いものあり。

128korou:2021/05/01(土) 17:54:22
440 1988.7.30 4週 「ロール・ウィズ・イット」スティーヴ・ウィンウッド
https://www.youtube.com/watch?v=u_vkKozA8OI
この時期好調だったスティーヴのNO.1ヒット。ホランド=ロジャー=ホランド作の別の曲との類似を指摘され、ついにクレジットに併記される
ようになったらしいが、たしかにソウルフルでいかにもモータウン風なサウンドだ。こういう曲調にはふさわしいサビのある声質で違和感は
全くナシ。

441 1988.8.27 2週 「MONKEY」ジョージ・マイケル
https://www.youtube.com/watch?v=CHb2XYeXcJI
アルバム「faith」からのシングルカットで、またまたNo.1。なぜ”MONKEY”なのか詳細は不明だが、とにかくダンサブルでエレクトリックな
サウンドが炸裂している。何を出しても売れていた時期なのだろう。

442 1988.9.10 2週 「スゥイート・チャイルド・オブ・マイン」ガンズ&ローゼズ ☆
https://www.youtube.com/watch?v=1w7OgIMMRc4
12億回以上の再生回数を誇る、まさにこの時期を代表するハードロックの記念碑的名曲(らしい)。とにかく、この時期のトレンドのサウンド
とは程遠い、まるで60年代末頃に戻ったかのような古典的なハードロックのサウンドで、ある意味、その当時の若いファンには新鮮に聴こえた
に違いない。スラッシュのギタープレイが印象的。

443 1988.9.24 2週 「ドント・ウォリー・ビー・ハッピー」ボビー・マクファーソン
https://www.youtube.com/watch?v=d-diB65scQU
ジャズ歌手が、伴奏に楽器を一切使わず、メロディアスな曲を軽快に仕上げて、突如全米第1位を獲得したという感じの曲。こういうのも
流行り、ガンズ&ローゼズのような正統派ロックも流行り、ジョージ・マイケルのようなアイドル的人気を誇る歌手の曲も流行り、もはや
チャートを制する曲のジャンルに傾向など何もなくなったかのようだ。

129korou:2021/05/04(火) 16:25:41
444 1988.10.8 1週 デフ・レパード「ラブ・バイツ」
https://www.youtube.com/watch?v=W4XiSFyYRE8
最新アルバムからのカットでシングルヒットを連発していた時期のデフ・レパードのNo.1曲。いかにもといった典型的なロックサウンドで
ヴォーカルもリードギターもドラムもベースも聴き慣れた懐かしい音色で響き渡る気持ちよいサウンド。これといった特徴があるわけでは
ないが、安定したサウンドだ。

445 1988.10.15 1週 UB40「レッド・レッド・ワイン」
https://www.youtube.com/watch?v=zXt56MB-3vc
イギリスのレゲエ・バンドで、この時期このシングルが突如発売されNO,1に輝いた。ニール・ダイアモンドの曲のカヴァーらしいが、シン
プルな繰り返しがレゲエのリズムによく合っている。ただ、それだけで特に何もない曲ではあるが。

446 1988.10.22 2週 フィル・コリンズ「グルービー・カインド・オブ・ラブ(恋はごきげん)」
https://www.youtube.com/watch?v=HsC_SARyPzk
自身が主演を務めた映画『フィル・コリンズ in バスター』のメインテーマ(ザ・マインドベンダーズのカヴァー)としてヒットした。
いつものコリンズ節で特に際立った感じはなく普通に曲が流れていく。

447 1988.11.5 1週 ビーチ・ボーイズ「ココモ」
https://www.youtube.com/watch?v=fJWmbLS2_ec
映画「カクテル」の主題歌としてヒット、グループとしては「グッド・ヴァイブレーション」以来のNo.1ヒットとなる。ただし、この曲には
ブライアン・ウィルソンは参加していない。底抜けに愉しいリズムが徐々に忍び寄ってくる感じで独特だ。

130korou:2021/05/04(火) 16:55:55
448 1988.11.12 1週 エスケイプ・クラブ「ワイルド・ワイルド・ウエスト」
https://www.youtube.com/watch?v=6ES3iNPcPL8
イギリスのポップ・ロック・バンドが放ったNo.1ヒット。たしかに売れ線のフレーズを詰め込んだ商業主義っぽい音楽ではある。もはや
何が流行るのか、チャート順位には何も傾向がなく、こういうのもアリということだろうか。

449 1988.11.19 2週 ボン・ジョヴィ「バッド・メディシン」
https://www.youtube.com/watch?v=UxYUD_yvexA
ボン・ジョヴィの人気絶頂時のシングルで、普通にハードロックしている。サビでバックにコーラスを入れる手法とか、起承転結がハッキリ
したメロディなど、もはやこれはボン・ジョヴィ以外の何者でもない。

450 1988.12.3 1週 ウィル・トゥ・パワー「フリー・ベイビー」
https://www.youtube.com/watch?v=79r_XaUU7yE
Wikiに項目がないので詳細は不明。唯一のNo.1ヒットで、いわゆる一発屋だ。白人女性が黒人ヴォーカルをバックに歌うソウル風ポップ。

451 1988.12.10 1週 シカゴ「ルック・アウェイ」
https://www.youtube.com/watch?v=2uKLTtVqQpE
80年代のシカゴは、以前のシカゴと全く異なる音楽を作り続け、しかも、このNo.1曲に至ってはヴォーカルすら従前と違っている。シカゴ
と名乗る別グループとでもいうべきか。聴くべきものは何もない。平凡な普通の曲。

131korou:2021/05/05(水) 17:54:34
452 1988.12.24 3週 ポイズン「エヴリ・ローズ・ハズ・イッツ・ソーン」
https://www.youtube.com/watch?v=I-pEep3tnFs
ガンズ&ローゼスに続く正統派ロックの楽曲。明らかにR&B風テイストとは異なるこういう60年代から直結するようなサウンドが、この時期
そこそこ人気を集めていたことには驚かされた。どの音を拾ってもオーソドックスな音質だ。もっとシンプルにすればCCRの音色。

453 1989.1.14 1週 ボビー・ブラウン「マイ・プリロガティブ」☆
https://www.youtube.com/watch?v=5cDLZqe735k
この時期に流行ったニュージャックスウィングを代表する楽曲ということになるのか。ニュー・エディションのセカンド・ヴォーカルの座に飽き
足らなかったボビーが、ソロになってテディ・ライリーなどのプロデュースにより、一気に表舞台に出た。確かに今のブルース・マースにつながる
新しい感覚のサウンドで、当時は大いにもてはやされたに違いない。

454 1989.1.21 2週 フィル・コリンズ「トゥー・ハーツ」
https://www.youtube.com/watch?v=SidxJz94Svs
いかにもフィル・コリンズといったサウンド。映画『フィル・コリンズ in バスター』の挿入歌で、同映画から2枚目のナンバーワンシングルと
なった。

455 1989.2.4 1週 シェリフ「ホエン・アイム・ウィズ・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=7b7iOoN5lIk
ついにWikiにも項目がないグループが登場。別サイトで調べると、シェリフとは、1983年にカナダからデビューしたグループで、アルバム1つ
出しただけですぐに解散。それが、曲を発表してから6年後に突然、ラジオのDJが気に入ってしまい、集中的にオンエアした結果、No.1ヒットに
まで上り詰めたという経緯。

132korou:2021/05/07(金) 15:22:26
456 1989.2.11 3週 ポーラ・アブドゥル「ストレイト・アップ」
https://www.youtube.com/watch?v=El1kgCqD7Xk
振付師、ダンスアーティストとして実力を発揮していた人が、アルバムを発表しているうちに、自身がスターの地位まで上り詰めたという感じ
で、この時期、信じられないほどNo.1ソングを連発したらしい。うーむ、またまた新発見だ。

457 1989.3.4 3週 デビー・ギブソン「ロスト・イン・ユア・アイズ」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=GxlXQwncQz8 
この時期の歌で日本語動画があって、しかも13万ヒットというのも驚きだが、その動画自体の完成度も非常に高くて、ますます驚かされる。
曲はオーソドックスなラブソングで、こんな普通な感じで何で第1位になれるのか不思議だが、デビーの個人的人気だったのか?ティファニー
よりも大物っぽい感じはあるし、歌唱力もそこそこあるので、その意味では不思議ではないのだが。

458 1989.3.25 1週 マイク&ザ・メカニックス「リビング・イヤーズ」
https://www.youtube.com/watch?v=5hr64MxYpgk
ジェネシスのメンバーであるマイク・ラザフォードがソロ・プロジェクトとして始めたザ・メカニックスの最大のヒット曲。バカラックが
絶賛した歌詞の内容がどんなものか分からないが、古風なメロディラインに合唱団の声をかぶせたクラシックな曲調になっている。日本でも
ドラマ「HOTEL」で使われたらしい。

459 1989.4.1 1週 バングルズ「胸いっぱいの愛」
https://www.youtube.com/watch?v=PSoOFn3wQV4
前回のNo.1ヒット「エジプシャン」の時は気がつかなかったが、今回のこの曲では、明らかにヴォーカルのスザンナ・ホフスの魅力が、この
ガールズバンドのウリであることが分かる。魅力的な声質で、この手堅い出来のラブバラードを歌いこなしている。

133korou:2021/05/10(月) 16:58:31
460 1989.4.8 1週 ロクセット「ザ・ルック」
https://www.youtube.com/watch?v=LlVI7ZNiFlI
スウェーデンのロック・デュオという珍しい方向からの大ヒット。とはいえ、この後、もう2曲ほどNo.1ヒットを出すのだから、侮れない存在だ。
全く知らなかった男女デュオだが、曲調は軽快。

461 1989.4.15 1週 ファイン・ヤング・カニバルズ「シー・ドライブス・ミー・クレイジー」
https://www.youtube.com/watch?v=UtvmTu4zAMg
今度はイギリスのテクノ風ロックグループが第1位となる。1週だけの1位が続くが、確かにチャートとしては混迷しているものの、その割には
音楽の質は70年代の混迷時ほどは落ちていない。ラジオDJとか、曲のプロデューサーたちが、以前よりもグローバルに、あるいはブラックな
サウンドも含めて、幅広く面白そうな曲を物色し始めているせいなのだろうか。

462 1989.4.22 3週 マドンナ「ライク・ア・プレイヤー」☆
https://www.youtube.com/watch?v=79fzeNUqQbQ
マドンナが、従来のポップ・ロック正統派的サウンドから、R&B風テイストに大きく舵を切った意欲作。時代の趨勢への感度の鋭いアーティスト
だからこそ、これだけの冒険を試みることができたのだろう。全身でソウルテイストを表現し切ったPVの出来も素晴らしい。

463 1989.5.13 1週 ボン・ジョヴィ「アイル・ビー・ゼア・フォー・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=mh8MIp2FOhc
サウンドはバリバリのロックサウンドだが、歌詞はベタベタのアイラヴユーソングで、今冷静に聴くとミスマッチに思えるのだが、人気絶頂の
当時は普通にヒットしたのだろう(としかコメントできない)

134korou:2021/05/11(火) 16:46:21
464 1989.5.20 2週 ポーラ・アブドゥル「フォーエバー・ユア・ガール」
https://www.youtube.com/watch?v=0pyxKqdtrH8
振付師によるNo.1ゲットの2曲目。何がどう違うのか、どうして同じもので飽きないのか、今となっては何も知らない者には理解不能だが
まあ時代の寵児だったのかも。

465 1989.6.3 1週 マイケル・ダミアン「ロック・オン」
https://www.youtube.com/watch?v=2R8cCsURPgo
これは本当に情報がなく、どうして流行ったのかさっぱり分からない。1973年にデイヴィッド・エセックスという人がこの曲をヒットさせていて
それのリバイバルらしいが、どうということない曲を、ほぼ同じアレンジで出した意図そのものからして分からない。

466 1989.6.10 1週 ベット・ミドラー「愛は翼にのって」(日)
https://www.youtube.com/watch?v=PzxvEdcdOrY
映画「フォーエヴァーフレンズ」に主演し、さらに主題歌も歌って、ついに初のNo.1ヒットを獲得。しみじみとした歌詞と歌唱なのだが、映画を
観ていたら感激するのだろうけど、観ていない自分にははがゆい感じ。

467 1989.6.17 1週 ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック「ラビング・ユー」
https://www.youtube.com/watch?v=ZT_7UjCVELg
意図的に作られたボーイズグループとしては、恐らくモンキーズ以来となるNo.1ヒット。もともとはジャクソン5の後釜を狙ったニュー・エディ
ションを作ったモーリス・スターが、新たに白人で同様のプロジェクトを立ち上げて作ったグループだ(「芸能・演劇」スレ参照)。この曲は
意外なくらい静かなバラード。イメージとしては元気の良い楽曲のような気がしていたので。

135korou:2021/05/11(火) 17:20:37
468 1989.6.24 1週 リチャード・マークス「サティスファイド」
https://www.youtube.com/watch?v=7sOjdusDUzE
正統派ポップ・ロックで、このサウンドなら70年代、80年代を問わず、一度火がついたらヒットが量産できるタイプの音楽だ。ルックス良し、
声質良し、サウンドはいわゆるゴキゲンな感じで、まあ抵抗なく聴き続けられる。

469 1989.7.1 1週 ミリ・バニリ「ドント・フォーゲット・マイ・ナンバー」
https://www.youtube.com/watch?v=JhyzGDPwmYU
最強のダンス・ユニットとして人気沸騰し、No.1ヒットを連発した後、実は口パクであることが発覚し、それを隠したままグラミーを受賞した
点を追及され、音楽界シーンから消えたデュオとして有名。音楽は個性的で面白いのだから、最初から口パクを公開して活動すれば良かったのに
と思う。

470 1989.7.8 1週 ファイン・ヤング・カニバルズ「グッド・シング」
https://www.youtube.com/watch?v=We_9MthGzwk
これもどうということないポップ風にまとめられたロック・サウンド。単調で眠くなる。

471 1989.7.15 1週 シンプリー・レッド「二人の絆」
https://www.youtube.com/watch?v=zTcu7MCtuTs
1972年にハロルド・メルヴィンが歌って全米3位まで上がった曲をカヴァーしNo.1へ。あまり特徴のないカヴァーのように思えるが・・・


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