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本のブログ(2013年から新規)
775
:
korou
:2025/11/06(木) 14:18:41
中山七里「超合理的!ミステリーの書き方」(幻冬舎新書)を読了。
創作の何かの参考にと思い図書館で借りた本。
読んで分かったことは
この著者は天才型の執筆姿勢でなく職人型を自認していること。
インプット、インプットと何度も強調しながら
何をどのようにインプットして、そのインプットがどのように作品に影響するのかは
何も教えてくれない・・・つまり、全然「合理的」な本でない、書名違反ではないかということ。
その反面、最近の出版社、(電子媒体ではない物理的に存在する)本の傾向などは
最新の情報が書かれていて興味深いものがあった。
社会人としての常識を十分蓄積した後に作家としてデビューすると
多少なりとも職人的要素が出てしまうものだが
この方の場合はそれが極端に出てしまっているわけで
それが、現在の出版物事情に非常にピッタリな感じになっているのが
この本に説得力を与えているように思えた。
そして、いくら読んでも、具体的な「書き方」などどこにも出てこないという皮肉。
まさに著者が言うように、作家という職業について現在言えることは
「書いて書いて書きまくれ、他の余計なことはするな」ということなのかもしれない。
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