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本のブログ(2013年から新規)

666korou:2022/02/01(火) 17:14:50
本間ひろむ「ユダヤ人とクラシック音楽」(光文社新書)を読了。

今一つ分かりにくいユダヤ問題を
しかも個人的に既知の事実が多いクラシック音楽というジャンルのなかで
新書という読みやすいサイズで、かつわかりやすそうな文章で書いてくれている、ということで借りてみた。
読み始めは、なんだかよく分からないまま一方的に
ユダヤの歴史が民族音楽とかオペラとかの関係で語り続けられていて
これは相当粗雑な頭の人が書いた本なのか?直前に読んだなべおさみと同等のトンデモ本の類かと思わせたが
読み終わってみると、いわゆるクラシック雑学のなかの
ユダヤ人関係の部分だけがうまく抜き取られた上でコンパクトにまとめられたような
比較的良さげな印象になってしまった。
新しい知見、新しい解釈を望む向きには全く役に立たない本だが
そうした「まとめ」サイトのような効能を期待する人には
なかなかの好著だと思った。
「まとめ」サイトで簡潔でもあるので
文字にできる形では、これ以上の感想はない。


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