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丸廉法器研究班(先ずは錫杖伝)
1646
:
Syami
:2005/07/12(火) 23:36:48
>>1645
空様
>年代は判りませんが、驚くと同時に深く感心を致しました。
恐れ入ります。
このページに参加している者は私を始め多くが若輩者であります。
>行者の金剛杖は、丸・六角です。段階や富士など場所によっては八角も使います。
八画は富士の八領を表すと聞きますが、六角は何を表しましょうか?
六道か六波羅蜜辺りでしょうか?
円形の意味が上求菩提・下化衆生、または二利円満を表していることは初めて知りました。
ご教示ありがとうございます。
ちなみに「二利円満」は私たち金剛禅では「半ばは己の幸せを、半ばは他人の幸せを」と言う文言で
表現しています。
「金胎不二の塔婆形」に関してご質問をさせていただきます。
金剛・胎蔵で塔婆の形は変わってくるのでしょうか?
>旧来長さは身長に合わせました。
私達の伝書(教範)でも錫杖の長さは身長に合わせるとあります。
九條錫杖経にも錫杖は山行の時に用いるとありますから、長すぎる物は邪魔になってしまいますね。
>金剛杵の使い方には驚きました。
私たちの独鈷杵は尺五寸が定形になっています。鍛錬に用いる場合は一尺程の物も用います。
打突にも用いますが、主には逆技の補助や急所の押圧に用います。
>行者の「不動の智剣」というものがあります、「柴打ち」とも言います。
こちらは↓の様な物でしょうか?
http://www.k3.dion.ne.jp/~vajra/sankotukaken.htm
>独鈷杵を打つよりは、鳥を落としたり、野ネズミを動けなくしたり、
>不殺と言いましょうか。色々な行者が居ることは事実です。
科学的には説明が付き難いですが、私も念を凝らして小動物の動きを封じるという実演を観たことがあります。
その時演じた行者の方は「気合術」と仰っておいででした。
>御宗では何輪をお使いでしょう、儀については違うのでしょうか?
私達の修行会は昔は「布薩会」と言っていました。
また修行自体を「菩薩行」とも言っていました。
これを背景としているのか、私共は六輪の錫杖を用いています。
法器の本来の意味は寡聞にして存じ上げませんでした。ご教示ありがとうございます。
>「羯磨」も同じ使い方なのでしょうか?
羯磨は壇を組む時に用いるのは存じ上げていますが、その源流は残念ながら存じ上げません。
見た目は手裏剣ですけどね?(笑
>修験道は、呪法もあり、悪者に良く間違われます。
確かに小説などでも山伏や修験の行者は悪役で出てくる方が目立ちますが、これは実態があまり知られていないせいであると思います。
呪法と言うとなにか禍々しいイメージがつきまといますが、陰陽道の世界では単なる認知の問題でしかないとも聞きます。(名前を付ける事自体が「呪」の始まりだとか・・・)
大戦の時に行われたと言われる怨敵調伏の呪法は日本中の神社仏閣で行われたと言いますし、皇家で行う五穀豊穣の祈願も言ってみれば「呪」であると理解しています。
ヴェーダに関しましてはさほど深く勉強した訳ではないのですが、拳法の修行の関係上アーユルヴェーダ(生命科学)は少し勉強したことがあります。
プラーナやチャクラと言う考え方は漢方と照らし合わせた時大変興味深く感じられました。
(ここからは空様以外に・・・)ヴェーダとはインド最古の文献と言われ、サンスクリット語で「知る」の意から転じて「経典」とか「科学」とか言った意味になります。4大ヴェーダとして
1.リグ・ヴェーダ
2.サーマ・ヴェーダ
3.ヤジュル・ヴェーダ
4.アタルバ・ヴェーダ
が挙げられます。どれも詩の形で多くの真言(mantora)のルーツになっているそうです。
最初はヤジュルヴェーダまででしたが、後に民間の呪法、療法を取り入れてアタルバ・ヴェーダが組まれたそうです。
空様、これも法縁です。今日で終わりなどと仰らず、またご教示頂きますようお願いいたします。
お膝の方お大事になされますよう。
再拝合掌
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