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キュルティロン銀河系に関する設定スレッド
9
:
GmaGDW@管理人別垢
:2023/07/24(月) 20:28:38
◆ケストローマ
ケストローマは、キュルティロン銀河系で生まれた競技系武術の1つである。
セニレイン人類の“戦神族”の1柱であるゼラフィオスが100万年ほど前に生み出したとされており、
スポーツ剣術の1種であるが、幅広い種族が習得し、競技することが出来るのが特徴の1つになっている。
ゼラフィオスが生み出しただけにザイオノイド系でも習得可能だが「高スペック種族ほど習得が難しい」とされ、
その秘密は繊細な結晶樹脂で作られた競技用刀剣「ケスティン」にある。
パワフルなザイオノイドがそのパワーに任せて斬り結べば、簡単に折れたり砕けてしまう特性を持っており、
(中堅クラスでも力任せに堅い物質に向かって振り下ろせば折れてしまう)
「繊細な力加減を会得していなければ上手く扱えない」ようになっているのである。
身体出力値の高い種族ほど扱いが難しくなる理屈であり、こうすることで習得種族の幅を拡げているのだ。
元々はゼラフィオスが能力の繊細な訓練のために生み出したものが銀河社会に競技として広まり、
「ミリ単位の“寸止め”の中で技を競い合う」独特のスタイルから人気になった。
高スペック種族でなくても、パフォーマンスの優れたテクニシャンならば高得点を獲得することが出来るのだ。
それと同時に、対戦相手に十分なリスペクトを示す礼儀作法の要素も入っており、
惑星ケミズカトの“奥地”ではこのパフォーマンスが伝統的な神事として執り行われることもあるという。
【プロフィール】
2023年に初めてイメージした競技のアイデア。
モチーフになったのは日本の剣道と相撲であり、ゼラフィオスに“剣士キャラ”が多いことから閃いたもの。
日本の剣道よりは派手に動く(チャンバラに近い)パフォーマンスのイメージがあるが、
「力加減を間違えると逆にペナルティになり、乱暴なアクションでは高評価を得られない」のが特徴であり、
パワーインフレしやすいザイオノイド系の設定傾向に新たなベクトルを与える意図がある。
競技に使うケスティンも竹刀などから連想したもので、力任せに扱えば簡単に壊れてしまう仕様である。
相撲要素は「神事にもなる」ところで、100万年もの歴史があるのだからそういう要素もあろう。
≪言い訳≫
先日のチャットで生まれた競技アイデアの1つ。
異世界創作ではどうしても「戦闘的なアイデア」が優先されやすいですが、それに「歯止めを利かせる」ため、
武術的なアプローチから競技やエンタメの要素を加えたアイデアの1つとなっております。
「競技で使う剣がわざと壊れやすく作られている」のがポイントで、これはザイオノイド系の見せ場独占を防ぐため。
壊してしまえば事実上「失格」であり、高スペック種族であればあるほど、その力を繊細に使わないと勝てず、
それ故に幅広い種族が愛好することが出来るというアイデアになっておりますw
また種族によって骨格や急所が違うことも考えられるので、ヒットポイントも多様に存在すると考えてます。
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