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日経225-2022年6月〜

1パナシア@仲田奈々愛好会:2022/06/01(水) 07:59:58
反落 終始冴えず

31日の東京市場は反落。TOPIX業種別騰落率は、鉱業、保険、石油石炭、鉄鋼、ゴムなど6業種が上昇。海運、不動産、空運、電力ガス、その他製品など27業種が下落。
前日の米国市場は戦没者追悼記念日で休場でした。東京市場は日経平均が51円安でスタート。手掛かり材料に乏しかったうえ、MSCIインデックス定期見直しで日本株売りが見込まれていたことから、終始冴えない展開でした。
個別銘柄では、トヨタ、三菱UFJ、NTTなど主力株が軟調。郵船、商船三井など海運株も買われました。半面、INPEX、ENEOSなど資源株がしっかり。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
27279円80銭(▲89円63銭=0.33%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1912.67(▲9.77=0.51%)

●タマホーム[1419]
2373円(▲128)
続落。前日に22年5月期の期末配当と株主優待の権利落ち日を迎えて235円安と急反落。本日もこの動きが続いた。期末に120円の年間配当のほか、500円分のクオカードを受け取る株主優待の権利も付いていた。23年5月期業績への警戒感も。

●パイオラックス[5988]
1840円(△160)
大幅続伸。前日にストップ高で取引を終え、本日も買いが続いて1月5日以来の年初来高値更新。前日の午後1時に配当政策の変更と今23年3月期の大幅増配を発表し、直後から買いが膨らんだ。今期の年間配当は50円から127円に増額した。

●IGポート[3791]
1756円(△300)
ストップ高。30日引け後、グループ会社のウィットスタジオが、CloverWorks、アニプレックス、集英社と共同でアニメの企画、プロデュース、制作を行う新会社JOENを設立したと発表。将来的な業績への貢献に期待した買いが向かったようだ。

118パナシア@仲田奈々愛好会:2022/08/23(火) 07:13:53
『意外に底堅い? 時間外は波乱含み』

日経平均は意外にも底堅かった。先物安で始まり、いきなり前週末比300円超の下落。しばらく下げ渋っているところに、午前10時過ぎの「中国人民銀行が利下げ」との報道。ドル円ととともに日経先物が買い戻されて200円以上も下げ幅を縮小したままの終わり。朝方の下げも神経過敏気味だったが、その後の戻りもちょっと過剰反応か。いずれにしても日本株の底堅さを印象づける演出効果があったことは間違いない。日経平均は一時2万5800円台を覗いて下ヒゲを引いたから、超短期でフシを叩いたと見られなくもない。

ただ、プライム市場の売買代金は2兆1255億円と7月25日(2兆613億円)以来の低水準。閑散相場の中での踏ん張りだから、そう威張れたものではない。東エレ、ファナック、ダイキン、ファストリなど指数寄与度の高い値嵩株が下落幅を縮小したに過ぎないのだから、底堅いというのもどうか。

大引け後、午後5時半過ぎのCME米国株指数先物はダウ工業株30種が300ドル超、NASDAQ100が200ポイント近い下げ。それに引っ張られて日経先物も昼間の引き戻し分をかなり吐き出す下げとなっている。ということは、日中の日本株時間では方向性は出ない、ということか。要するに米国株次第。26日のパウエル演説を巡って波高い週となるのだろうか。<8月22日記>


米国株式市場は続落。ダウ平均は643.13ドル安の33063.61ドル、ナスダックは323.64ポイント安の12381.57で取引を終了した。ジャクソンホール会議を控え連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派姿勢を警戒した売りが継続し、寄り付き後、下落。長期金利が1カ月ぶり高水準で推移したため、ハイテク株も売られ、更なる売り圧力となった。引けにかけ主要株式指数は下げ幅を拡大。セクター別では、半導体・同製造装置や小売りの下落が特に目立った。

22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、137円00銭から137円65銭まで上昇し、137円49銭で引けた。米7月シカゴ連銀全米活動指数が予想外に3カ月ぶりのプラスに改善したほか、ジャクソンホール会合を控え、FRBの積極的な利上げを織り込む長期金利の上昇に伴うドル買いが加速。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比245円安の28465円。
ナイトセッションは軟調推移。小安く始まると下値模索の動き。
0時過ぎに100円ほど戻す場面はあったものの、すぐに吐き出し、28500円を割り込んで取引を終えました。

119パナシア@仲田奈々愛好会:2022/08/24(水) 08:30:24
弱い 日経4日続落

23日の東京市場は続落。TOPIX業種別騰落率は、空運、鉱業、海運、水産、証券など8業種が上昇。電機、自動車、ゴム、金属、機械など25業種が下落。
前日の米国市場は3指数とも大幅続落。10年債利回りは先週末の2.98%台から3.02%台に上昇し、警戒感が高まりました。
東京市場は日経平均が214円安でスタート。寄付きを高値に下値を模索する展開となりました。個別銘柄では、ソニー、パナソニックなど電機株が軟調。トヨタ、ホンダなど自動車株も売られました。半面、郵船、商船三井など海運株が強含み。


Market Data
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【日経平均】
28452円75銭(▲341円75銭=1.19%)
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【TOPIX】
1971.44(▲21.15=1.06%)

●幸楽苑HD[7554]
1179円(▲16)
連日の年初来安値更新。原材料費や人件費等のコスト増を受け値上げを打ち出す外食企業が相次ぐが、当社が4月に実施した価格改定は全体で値下げの方が多かった。3日に発表した4〜6月期決算が赤字で、以降の株価は下値を探る展開が続く。

●高島屋[8233]
1511円(△49)
3連騰で2018年12月以来の高値。三越伊勢丹やJフロントなど他の百貨店株も高い。政府が新型コロナの水際対策で入国前のPCR検査を条件付きで免除し、1日の入国者の上限を5万人に緩和する方向で調整と報じられ、訪日客増が期待された。

●デジタルプラス[3691]
978円(△150)
ストップ高。22日引け後、企業ノベルティのDXの推進や企業のファンマーケティングを支援する「NFTデジタルギフト」の提供を開始すると発表。これが買い材料視された。導入企業がオリジナルNFT(非代替性トークン)ギフトを提供できるサービスという。アンケート回答や資料請求、見積もりの謝礼などでの利用例を想定している。

120パナシア@仲田奈々愛好会:2022/08/24(水) 08:37:06
『下落4日目。定石通りの展開か』

日経平均は4日続落。値ごろ感からフシとして意識されやすい2万8500円台を割り込み2万8400円台の終わり。一時は2万8300円台を覗く場面もあった。3月戻り、6月戻りそれぞれに、2万8300円台のザラバ高値があったから、ここでもフシ意識が働きやすい。もちろん、米国株の推移如何だから、日経平均の水準だけで下値到達をアレコレいっても仕方ないところだが、まぁ、ここで止まってもおかしくないところまで来たことは確かだろう。

同じことは調整日柄にもいえ、本日で4日続落は6月10〜15日の4日続落以来のこと。あの時は4日間で1880円(今回は771円)も下げたから下落スピードが全然違うが、この4日続落というのは3月安値時にもあり、一応は日柄整理のリズムと見られなくもない。だから、明日から反発してもおかしくない、と言えるか。ただ、今年の最大連続下落日数は2月12〜24日の5日続落。ここまで来れば怖くはなくなるだろうが…。

本日夕方のCME米株先物夜間取引も反発気配。週明け22日のNASDAQ総合は25日線割れとなっていた。ジャクソン・ホール前に崩落してしまうこともないだろうから、いったんは定石通りの展開か。<23日記>


米国株式市場は続落。ダウ平均は154.02ドル安の32909.59ドル、ナスダックは0.27ポイント安の12381.30で取引を終了した。8月製造業・サービス業PMIが予想以上に悪化したため景気減速懸念に売られ、寄り付き後、下落。その後に発表された7月新築住宅販売件数も2016年来で最低となる低調な経済指標がさらなる売り圧力となった。金利の低下でハイテク株は一時上昇に転じるも、ジャクソンホール会合を控え金利が再び上昇するに従い戻りも鈍く、終日軟調に推移。

23日のニューヨーク外為市場でドル・円は137円64銭から135円82銭まで反落し、136円75銭で引けた。米8月製造業PMI速報値が予想を下回ったほか、サービス業PMI速報値が予想外に悪化、さらに、米7月新築住宅販売件数が2016年1月来の低水準となったため成長減速懸念に長期金利の低下に伴うドル売りが加速。ただ、押し目からは、ジャクソンホール会合を睨んだ連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な利上げ観測に伴うドル買いに支えられたほか、2年債入札が不調で再び米国債相場が下落し長期金利が上昇するとドル買いが再燃し底堅い展開となった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の28460円。
ナイトセッションは小高い水準での揉み合い。
高値が28570円、安値が28430円で、このレンジを上がったり下がったり。
マイナス圏に転落することはありませんでしたが、レンジの安いところで引けました。

121パナシア@仲田奈々愛好会:2022/08/25(木) 08:18:48
日経5連敗 米引き締めに警戒

24日の東京市場は軟調。TOPIX業種別騰落率は、電力ガス、鉱業、紙パルプ、ゴム、卸売など17業種が上昇。その他製品、空運、海運、サービス、薬品など16業種が下落。
前日の米国市場は冴えず。週末のジャクソンホール会議を控え、積極的な利上げ継続への警戒感が続きました。
東京市場は日経平均が29円高でスタートしましたが、買い一巡後は売り先行。手掛かり材料もなく、戻せませんでした。個別銘柄では、トヨタ、ソニー、NTTなど主力株が軟調。郵船、川崎汽船など海運株も売られました。半面、原発新増設への思惑から、東電、関電など電力株がしっかり。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
28313円47銭(▲139円28銭=0.49%)
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【TOPIX】
1967.18(▲4.26=0.22%)

●バリューコマース[2491]
2588円(▲18)
4日続落して20年5月以来およそ2年3カ月ぶりの安値に。7月27日に発表した22年1〜6月期決算が期待ほど伸びず、それ以降の株価は内外投資家の手じまい売りに押されて一段安。21年11月の実質最高値から半値以下だが、なお底値未確認。

●東京電力HD[9501]
552円(△50)
大幅反発。東北電や三菱重工、日製鋼所、東京エネシスなど他の原発関連株も軒並み高。岸田首相が本日開催のGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議で次世代型原発の開発・建設を検討するよう指示すると報じられ、刺激材料になった。

●坪田ラボ[4890]
1234円(△83)
大幅反発。23日引け後、慶應大学などとの共同研究で愛情ホルモン「オキシトシン」の作用によって犬が情動の涙を流すことを発見したと発表し、材料視された。実験は犬が飼い主と長時間分離後に再開すると涙量が増加したというもの。オキシトシンの点眼により、涙の分泌が促進された。ドライアイの治療法開発のカギになる可能性があるとしている。

122パナシア@仲田奈々愛好会:2022/08/25(木) 08:23:37
『底入れならず。なら、重工で材料株相場…』

本日のハイライト銘柄は三菱重工か。7%近い上昇率。売買高はプライム市場で5番目の大商い。6月9日の5672円高値から3か月超の日柄整理を経てちょうど動きが煮詰まっていたところへ「岸田首相が新型原発の開発検討を指示」との報道があって短期派の投資家が一斉に飛び乗った格好。信用買い残を見たら、なんと369万株。買い残高ランキング首位の東京電力HDの4237万株に対して8.7%、第2位・三菱UFJ3791万株に対して約1割…でしかない。
この春、あれだけの大きな相場を出した銘柄だから、もっと買い残が積み上がっているかと思っていたが、この程度なのである。しこりが大きくないから、株価も動きやすい。日本製鋼所やIHIなども引き連れて、原発関連の代表銘柄として存在感発揮。もしかすると、ここから大きくなるかもしれない、などと考えた。

それにしても、情けないのがインバウンド関連の不甲斐なさ。エアトリ、オープンドア、HIS、松屋、空港ビル、ANA…そろって下落率上位に顔を並べることとなった。わずか1日だけの人気で終わってしまうのか。ジャクソンホールまでの短期勝負との割り切りなのかもしれないが、テーマそのものはそんなに底の浅いものではないはず…。では、明日の三菱重工の人気の程度も想像がついてしまう。果たして、この銘柄らしい動きを見せてくれるかどうか、注目したい。

日経平均は2月以来の5日続落。「逆行日」ではなかった。<8月24日記>


米国株式市場は反発。ダウ平均は59.64ドル高の32969.23ドル、ナスダックは50.23ポイント高の12431.53で取引を終了した。金利高を警戒した売りが継続し、寄り付き後、下落。その後発表された7月耐久財受注統計で、コア資本財の受注や出荷が予想を上回る伸びとなったため景気減速懸念が後退し買いが再燃、下値を支えた。さらに、7月中古住宅販売成約指数も予想を上回る良好な経済指標を好感したほか、バイデン大統領が学生ローン減免を発表、消費を助けるとの期待が広がり、主要株式指数は上昇に転じ終了。

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円54銭から137円24銭まで上昇し、137円13銭で引けた。米7月耐久財受注統計で、設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注や国内総生産(GDP)算出に用いられるコア資本財の出荷が予想を上回る伸びとなったため、成長減速への懸念が緩和。さらに、2年債に続き低調な結果となった5年債入札結果を受けた債券利回りの上昇でドル買いが強まった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円高の28460円。
ナイトセッションは強含み。小安く始まるもすぐにプラス転換。
米市場がオープンすると上げ幅を拡大し、午前1時頃には28520円をつける場面も。
しかしそれ以上買い上がる動きにはならず、28400円台に推し戻されて、そのまま引けました。

123パナシア@仲田奈々愛好会:2022/08/26(金) 08:54:43
反発 日米とも買われる

25日の東京市場は反発。TOPIX業種別騰落率は、薬品、保険、金属、その他金融、ガラス土石など28業種が上昇。電力ガス、小売、陸運、ゴム、非鉄の5業種が下落。
前日の米国市場は3指数とも小幅反発。概ね買いが先行しましたが、10年債利回りが3.10%台に上昇し、上値は追えませんでした。
東京市場は日経平均が102円高でスタート。前日までの反動買いが先行し、じわじわと騰勢を強めました。個別銘柄では、武田、アステラスなど薬品株がしっかり。第一生命、MS&ADなど保険株も買われました。半面、JR東、京急など陸運株が冴えず。


Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
28479円01銭(△165円54銭=0.58%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1976.60(△9.42=0.48%)

●タムラ製作所[6768]
751円(△73)
急反発で1月5日以来の年初来高値更新。本日の日本経済新聞朝刊が省エネ性能を高めた次世代半導体について「タムラは2024年に月数万個の規模で生産を始める」と報じたことが手がかり。電気自動車(EV)の普及による需要拡大が期待される。

●日本電産[6594]
9300円(▲228)
3日続落。永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)が10月に新経営体制を計画していると報じられた。現社長兼最高執行責任者(COO)の関潤氏が退任し、小部博志副会長が後任に就くという観測も。永守氏の後継をめぐる混迷が見切り売りを誘う。

●フォースタートアップス[7089]
3360円(△500)
ストップ高。25日にウェブサイト上で中国経済産業局から「令和4年度中国地域ものづくり中小企業事業化支援事業(オープンイノベーション・エコシステム構築事業)」を受託したと発表し、材料視されたもよう。中小企業と、スタートアップや大学といったパートナーとのオープンイノベーション実践支援に取り組むというもの。当社は支援対象企業やパートナー候補の選定、協業チームの組成などを行う。

124パナシア@仲田奈々愛好会:2022/08/26(金) 08:59:21
『6日ぶり反発。商いは閑散』

日経平均は6日ぶり反発。4月と同様に連敗記録は「5」でストップとなった。この間の下落幅は900円超。それに対して本日の戻りは165円強だから勢いがあるわけではない。ま、テクニカル・リバウンド(自律反発)といったところ。米国株、特にNASDAQが主導して戻ってきたが、上げ幅でみると似たようなもの。

いずれも26日夜(日本時間)のパウエル議長の演説を聞いてみないと、動きは取りにくいということ。プライムの売買代金上位をみると、プラス銘柄が多かったが、積極的に買い進まれた銘柄は見当たらない。三菱重工だって期待通りの人気で始まったが、午前9時45分過ぎには一杯になってしまった。

気乗り薄なムードを象徴するのが市場エネルギーの低調ぶり。東証プライムの売買代金は4月18日(1兆7220億円)以来の閑散相場。もともと薄商いになりやすい時期だが、先の事情が絡んでいては売りも買いも仕掛けにくい。パウエル講演を警戒しての5日続落だったとすれば、ジャクソンホール後には上を試す、と考えるのが普通だが、そこまで決め打ちする余裕はない。あくまでも、結果を見てからが基本とすれば、明日の商い、極端に薄くなる可能性もありそうだ。<8月25日記>


米国株式市場は続伸。ダウ平均は322.55ドル高の33291.78ドル、ナスダックは207.74ポイント高の12639.27で取引を終了した。ジャクソンホール会議を控えた警戒感に伴う売りに寄り付き後、下落。しかし、週次の失業保険申請件数が予想外に減少し労働市場の強さが証明されたほか、4-6月期国内総生産(GDP)改定値も予想外に上方修正される強い経済指標を受けて、景気減速懸念が緩和し上昇に転じた。長期金利の低下でハイテク株も強く、相場の上昇を後押しし引けにかけて一段高となり終了。

25日のニューヨーク外為市場でドル・円は136円40銭から136円96銭まで上昇し、136円51銭で引けた。米新規失業保険申請件数が増加予想に反し減少し1か月ぶり低水準となったほか、4-6月期国内総生産(GDP)改定値が予想以上に上方修正、同期GDP価格指数改定値も予想外の上方修正で1981年1-3月期以降で最高となったため利上げを織り込むドル買いが再燃した。その後、8月カンザスシティ連銀製造業活動がパンデミックによる経済封鎖直後の低水準となったほか、好調な7年債入札結果を受けた長期金利低下に伴いドルは高値から反落。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比170円高の28680円。
ナイトセッションは強含み。100円高で始まるもほどなくマイナス転落。
そのまま小安い水準で揉み合いましたが、米市場がオープンするとプラス圏に浮上。
その後はプラス圏で推移し、高値圏で引けました。

125パナシア@仲田奈々愛好会:2022/08/29(月) 08:16:52
パウエル講演待ちで動けず

26日の東京市場は続伸。TOPIX業種別騰落率は、繊維、機械、鉄鋼、非鉄、空運など18業種が上昇。石油石炭、サービス、鉱業、薬品、証券など15業種が下落。
前日の米国市場は3指数とも続伸。10年債利回りが低下し、買い戻しが優勢となりました。
東京市場は日経平均が160円高でスタート。終始買いが先行しましたが、パウエル議長の講演を控え、上値は追えませんでした。個別銘柄では、東京エレク、アドバンテストなど半導体株がしっかり。クボタ、コマツなど機械株も買われました。半面、第一生命、野村など金融株が冴えず。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
28641円38銭(△162円37銭=0.57%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1979.59(△2.99=0.15%)

●イワキポンプ[6237]
1220円(△131)
3日続伸で4月6日以来の年初来高値更新。25日に中国および香港市場でケミカルポンプの販売を手がける持分法適用関連会社2社について、現地企業から株式を追加取得して連結子会社にすると発表。今後の業容や収益拡大への期待が膨らんだ。

●サカイ引越センター[9039]
5080円(▲390)
反落。25日に60万株の立会外分売を実施すると発表し、短期的な需給悪化が懸念された。9月1〜6日の期間に買付顧客1人につき2000株を上限に行う。一定数量の売却意向があったため立会外分売で株式の流動性向上や分布状況の改善を図る。

●アミタHD[2195]
2400円(△349)
一時は前日に続くストップ高。廃棄物を再資源化する事業を展開。複数のメディアで環境省がリサイクル分野の今後の対応をまとめた工程表を近く策定、市場規模を80兆円超に拡大させるなどと伝えられており、関連銘柄として買いが継続した。

126パナシア@仲田奈々愛好会:2022/08/29(月) 08:29:00
『なお警戒感。後場は陰線』

日経平均は続伸。それでも、午後3時の本日安値にかなり近い水準での終り。半場足を引いてみると前場は陽線、後場は陰線となる。プライム市場の売買代金は2兆548億円と辛うじて2兆円乗せ。前場は1兆1000億円だったから商いは後場になって細ったことになる。それはそうだろう。「やはり、今晩のパウエル議長の発言が気になる。どうせ、タカ派だろうし…」(情報担当者)とのムードが支配的な週末だった。それにしては、前日の米国株が妙に強かったが、この日のCME米国株先物夜間取引はマイナス水準での商い。タカ派発言に備えている、というほどの下げ幅ではないが…。

夜間取引で売られたエヌビディアが日中取引ではプラスに切り返したのがビックリ。SOX指数が高かったし、NASDAQ総合が3指数で最も上昇率が高かったことから、日経平均の採用銘柄では東京エレクトロンの上昇寄与度が最も高かった。この1銘柄で35円高。あとファストリ、ダイキン、SBG、京セラと続いて5銘柄合計では110円高。「ポスト・ジャクソン」はハイテク・グロース系かと思わせるところがあるが、市場人気的には内需型の材料株に気がありそう。

プライム市場の上昇率トップはOATアグリオ。上昇率17%で2000円台乗せ。年初来高値を一気に抜いてきた。投資メディアには「野菜価格高騰などをはやして短期資金介入」とか。はて、そんな材料なのか。ま、ここらあたりが来週のツボかもしれない。いずれにしても、パウエル次第だろう。<8月26日記>


ダウ平均は1008.38ドル安の32,283.40ドル、ナスダックは497.55ポイント安の12,141.71で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長によるジャクソンホール会合での講演を控え、横ばいで寄り付いた。その後、議長の発言が想定以上にタカ派的となったため、金利高への警戒感から投資家心理が悪化。売りが加速して大きく下落した。同時に景気後退懸念の強まりを背景とした売りも再燃し、引けにかけ下げ幅を拡大した。

26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円23銭へ下落後、137円65銭まで上昇し、137円64銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待指標として注視している米8月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値が予想外に下方修正されたため一時ドル売りが加速。しかし、パウエル議長がジャクソンホールでの講演で、長期にわたり、金融引き締め策が必要になると強調すると同時に、時期尚早の金融緩和に転じるリスクを警告。物価安定には時間がかかるほか、FRBの力強い行動が必要になると表明したためFRBの積極的な利上げを織り込むドル買いが再燃した。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比390円安の28220円。
ナイトセッションは大幅安。ジャクソンホール前は28600円台で様子見ムード。
講演はが始まると垂直落下し、いったん28300円台で下げ止まりましたが、終盤に下げ幅を拡大。28120円の安値引けでした。
現在の気配およびCFDを見るとさらにそこより100円ほど下の水準であり、今日は寄り付きから28000円の攻防になりそうです。

127パナシア@仲田奈々愛好会:2022/08/30(火) 08:26:24
日米下落 タカ派宣言を嫌気

29日の東京市場は反落。TOPIX業種別騰落率は、鉱業、石油石炭の2業種が上昇。精密、機械、サービス、電機、金属など31業種が下落。
前週末の米国市場は3指数とも大幅反落。パウエルFRB議長がジャクソンホール会議でインフレ抑制に強い姿勢を示し、売りが売りを誘発。3指数とも3%超の大幅安でした。
週明けの東京市場は日経平均が480円安でスタート。序盤に2万8000円の節目を割り、押し目買い機運も盛り上がらず。ほぼ全面安の商状となり、指数も底這いでした。個別銘柄では、トヨタ、ソニー、NTTなど主力株が総崩れ。第一生命、三菱UFJなど金融株も売られました。半面、INPEX、石油資源など資源株の一角が強含み。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
27878円96銭(▲762円42銭=2.66%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1944.10(▲35.49=1.79%)

●プロネクサス[7893]
1008円(▲91)
急落してプライム市場の下落率首位。26日に株式売り出しを発表し、株式需給の悪化を懸念する動きに。筆頭株主の上野守生会長が200万株の売り出しとオーバーアロットメントによる上限30万株の売り出しを実施する。流動性の向上が目的。

●チェンジ[3962]
1915円(△101)
逆行高で後場に一段高。SBIホールディングス(8473)が8月26日に同30日付で当社株510万株を市場外の相対取引で取得すると発表し、材料視された。SBIは22年3月末時点で当社株を19.8%保有しており、7.05%を追加取得することとなる。

●日本電解[5759]
2645円(▲53)
一時9%安の後は下げ渋り。26日引け後にSBI証券を割当先とする第1回新株予約権(行使価額修正条項付)を発行すると発表。1株利益の希薄化や潜在的な需給悪化を懸念した売りが先行したもよう。だが、下値では前向きな資金調達と評価した買いが入ったようだ。発行する新株予約権数は1万8000個(潜在株式数180万株)で、潜在的な希薄化率は24.8%。約48億円を調達し、車載電池用の銅箔を製造するアメリカ新工場の建設費用に充てる計画。

128パナシア@仲田奈々愛好会:2022/08/30(火) 08:33:07
『ジャクソンホール・ショック。日本株は軽微』

日経平均は前週金曜日に比べて762円安となり節目の2万8000円割れ。下落率2.66%と、当然のことながら米ダウ平均3.03%安や米NASDAQ総合3.94%安に比べると小幅な下落率だ。ジャクソンホールでのパウエル演説が失望感につながったことは確かだが、前週26日のこちらの雰囲気がそれほどの前傾姿勢でなかったし、そもそも日本株はそれほど強い動きでもなかったから、被害は軽微というところ。それでも、25日線を割り込んでしまい。チャートの形状は悪くなってしまった。
夕方5時半過ぎのCMEダウ先物夜間取引は200ドル超の下落。前場半ばに下落幅が300ドル以上あったから、下げ渋り気味の推移。このまま落ち着いてくれるかどうか。米国株は「案外、今晩の下げで目先の底を見る」と根拠薄弱ながら思っているのだが、さてどうだろう。

東京都のコロナ新規感染者数、1か月ぶりで1万人割れ。この大台割れは大きい。これでリオープン関連か。それとも円安手掛かりにハイテクリバウンドか。突っ込み買いを考えている向きには悩ましい限りだが…。冷静な人が「それ見たことか」風な発言に終始し、エモーショナルは人が黙り込んでしまったのが先週土曜日以降の内外市場周辺の風景。早晩、その揺り戻しもありそうだ。<8月29日記>


米国株式市場は続落。ダウ平均は184.41ドル安の32098.99ドル、ナスダックは124.04ポイント安の12017.67で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のジャクソンホール会議でのタカ派発言を受けて、利上げペース加速を警戒した売りが継続し、寄り付き後、大きく下落。その後、値ごろ感からの買いにダウは一時上昇に転じる局面もあったが、長期金利の上昇を受けてハイテク株の売りが相場を再び押し下げた。

29日のニューヨーク外為市場でドル・円は138円26銭まで下落後、138円88銭まで上昇し、138円74銭で引けた。株安を警戒したリスク回避の円買いが一時強まった。その後、根強い連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化を織り込む長期債利回りの上昇に伴うドル買いが再燃。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円高の28035円。
ナイトセッションは強含み。序盤は27900円台での揉み合い。
米市場がオープンするとやや買いが優勢となり、おおむね28000円トビ台で推移。
月曜日の日中に大幅安した反動と思われます。

129パナシア@仲田奈々愛好会:2022/08/31(水) 08:21:23
反発 全業種買われる

30日の東京市場は反発。TOPIX業種別騰落率は、全業種が上昇。上昇率上位は、鉱業、石油石炭、陸運、卸売、情報通信など。
前日の米国市場は3指数とも小幅続落。ジャクソンホールでのパウエル発言の余波を引きずりました。
東京市場は日経平均が208円高でスタート。終始買いが先行し、後場は高値安定。個別銘柄では、トヨタ、ソニー、NTTなど主力株がしっかり。INPEX、ENEOSなど原油株も買われました。半面、中国銀、阿波銀など地銀株の一角が冴えず。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
28195円58銭(△316円62銭=1.14%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1968.38(△24.28=1.25%)

●ホンダ[7267]
3700円(△31)
3連騰で18年5月1日以来約4年4カ月ぶり高値に。29日に韓国電池大手・LGエネルギーソリューションと米国で電気自動車(EV)向け電池工場を新設すると発表。電動化戦略の進展を評価する買いが入った。投資額は44億ドル(約6100億円)。

●ダイヤモンドエレクトリックHD[6699]
1466円(▲140)
急反落でプライム市場の下落率首位。29日に第三者割当てによる第4回新株予約権を発行して約27億円を調達すると発表し、潜在的な株式価値の希薄化を懸念した売りに押された。これに伴う潜在株式数は1700万株(発行済株式総数の20.9%)。

●TORICO[7138]
2340円(△36)
一時はストップ高となる2804円まで買われ、上場来高値更新。グロース市場で売買代金首位。漫画のECサイト展開。業績面などで目新しい材料は見当たらないが、市場では「マンガアプリ『ピッコマ』を手がけるカカオピッコマ(東京都港区)が2023年にもIPOを行う考えであると一部メディアで報じられたのがきっかけ」との見方が浮上。前週から上昇基調を強めており、値動きの軽さ自体が材料視され、短期資金が流入したもよう。終盤は上げ幅縮小。

130パナシア@仲田奈々愛好会:2022/08/31(水) 08:29:24
『日本株は楽観的。いち早く反発』

日経平均は反発して316円高。これについて、市場で最もポピュラーと思われる某メディアの解説は「自律反発狙い」だった。先週末1000ドル幅で急落した米国株が週明け26日も続落して戻ってきたものの、日経平均が寄付きからいきなり2万8000円台を回復して始まるような展開は“解説者泣かせ”といっていい晦渋もの。

そもそも昨日の日経平均の下落率は米国株よりも軽かったし、パウエル発言の受け止め方もどこか余所ごとめいていた。だから、日本株は別格なのか。あるいは、東京都コロナ新規感染者数1万人割れ、オミクロン種ワクチンの接種前倒し検討など国内の好材料評価(外憂時の常套パターン)なのか。本日から9月受け渡し、つまり実質月替わりしたことによる需給関係の変化(これも常套手段)など内部事情を優先したのか。いずれにしても「買い戻し」が先行してのスタート。日米株相場の勢いの違いを鮮明に映す展開となった。果たして、日本株が逆に「楽天的」過ぎるか、あるかは「下値支え」となるのか、しばらく経ってみないと分からないが、極めて興味深い動きであったことは確か。

ちなみに、「自律反発狙い」というのは売り方の買い戻しによる上昇(リバウンド)を思惑視した超短期狙いの買い、という意味だろう。では、所謂「押し目買い」とどう違うのか。実は、ほとんど違いはない。反対売買までの期間が「超短期」か「かなり短期」かという目論見の違いはあれ、下げたところで底値感を手掛かりに逆張りするという需給面での役割は一緒である。<8月30日記>


米国株式市場は続落。ダウ平均は308.12ドル安の31790.87ドル、ナスダックは134.53ポイント安の11883.14で取引を終了した。値ごろ感の買いに寄り付き後、一時上昇。しかし、8月消費者信頼感指数や7月JOLT求人件数の予想を上回る良好な結果を受けて大幅利上げ観測が強まり、長期金利の上昇に連れて売られ、大幅下落に転じた。さらに、台湾が中国のものとされるドローンに初の威嚇射撃を行ったとの報道を受け、地政学的リスク上昇を警戒した売りに押され一段安となった。引けにかけても、警戒感がくすぶり戻りなく主要株式指数は下落で終了。セクター別では、エネルギーや自動車・自動車部品の下げが特に目立った。

30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、138円16銭へ軟化後、139円07銭まで上昇し、138円77銭で引けた。米8月消費者信頼感指数が予想以上に7月から改善したほか、7月JOLT求人件数も予想外の増加で過去最高水準付近で推移したため9月連邦公開市場委員会(FOMC)で3会合連続での0.75 %の利上げ観測が強まり、金利上昇に伴うドル買いが加速。ウィリアムズ米NY連銀総裁が利下げは少なくとも2024年まではないとの見通しを示したことも大幅利上げ観測を後押し。さらに、台湾軍が民間ドローンへの警告で始めて射撃を行ったとの報道を受け、地政学的リスクの上昇で有事のドル買いも強まった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円安の27925円。
ナイトセッションは、序盤は強含み。28200円台で推移し、一時は28340円までありました。
米市場がオープンする頃には日中終値付近まで押し戻され、23時の指標を受けて一気に27900円どころまで落下。
その後は一時28000円を回復する場面もありましたが、安値揉み合いで引けました。

131パナシア@仲田奈々愛好会:2022/09/01(木) 08:25:45
反落 米株の不振続く

31日の東京市場は反落。TOPIX業種別騰落率は、空運、保険、陸運、サービス、ガラス土石など9業種が上昇。鉱業、石油石炭、卸売、海運、鉄鋼など24業種が下落。
前日の米国市場は3指数とも3日続落。米欧の中銀高官からタカ派発言が相次ぎ、相場の重石となりました。
東京市場は日経平均が267円安でスタート。売り一巡後は押し目買いが入り、下げ幅を縮小しました。個別銘柄では、郵船、商船三井など海運株が軟調。出光、三井物産など資源株も売られました。半面、ANA、JALなど空運株がしっかり。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
28091円53銭(▲104円05銭=0.37%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1963.16(▲5.22=0.27%)

●ANAホールディングス[9202]
2687.5円(△31)
続伸で2月17日以来およそ半年ぶりの年初来高値更新。日航(9201)は新値追い。岸田文雄首相が午前に記者会見し、新型コロナの水際対策緩和で入国者数の上限を9月7日から5万人に引き上げると表明。航空需要のさらなる回復が期待された。

●FOOD&LIFE COMPANIES[3563]
2211円(▲86)
3日続落で8月9日以来の年初来安値更新。当社が使用するマグロについて一部ネットニュースで「偽装」の可能性が報じられ、材料視された。会社側はコメントを出し、問い合わせをした顧客に誤った回答をしたとして謝罪。事実関係は否定した。

●ブロードエンタープライズ[4415]
1304円(△300)
ストップ高。賃貸マンション向けインターネットサービスなどを展開。30日引け後、ミサワホーム不動産(東京都新宿区)と業務提携し、当社の顔認証付きIoTインターフォンシステム「BRO-LOCK」と高速インターネット「B-CUBIC」の提供を開始したと発表したのが材料視された。

132パナシア@仲田奈々愛好会:2022/09/01(木) 08:33:07
『8月は289円高。NY反発待ち底堅い』

本日で8月相場が終局。色々あった8月相場だけれど、日経平均は289円高。2か月連続で前月比プラス。7月の1408円高には敵わないけど、月の半ばに1月高値まで110円と迫る場面があり、内容的には見所が大いにあった月ではなかったか。ただ、ローソク足は陰線。7月の大陽線から下向きに変わっている。

米ダウ平均は30日現在で1054ドル安だから31日の1日だけでそれをひっくり返すのは無理だろう。となると、7月プラス、8月マイナスと3月以降の千鳥足が継続することになる。日米ともに1月、2月がマイナスで、3月、5月、7月にプラスとなってその間のマイナス月と交互する千鳥足(鯨幕)相場が続いたが、日本株は本日で覚醒して米国株との同調を断ち切ったことになる。果たして、新しい進路への一歩なのか、それとも日本市場の勘違いなのか。これも極めて興味深い交差点である。

本日の日経平均は反落。「昨日の早とちり高の反動安といっていいが、それでも2万8000円台を維持して終わっているあたり、底堅さが見て取れる」(先物関係者)との感想が標準的か。結局、米国株の反発を待っている、といった雰囲気だが、明日からは9月相場。これが8月以上に難しい月となるのは間違いない。それを乗り越えて3か月連続高なら、全く違った世界が開けてくることになろう。<8月31日記>


米国株式市場は続落。ダウ平均は280.44ドル安の31510.43ドル、ナスダックは66.93ポイント安の11816.20で取引を終了した。8月ADP雇用統計が予想を下回る伸びにとどまったため大幅利上げ観測がいったん後退し、寄り付き後、一時上昇。しかし、本年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を持つクリーブランド連銀のメスター総裁が2023年に政策金利を4%以上に引き上げ、据え置くべきとタカ派姿勢を表明し長期金利が一段と上昇すると長期にわたる金融引き締めを警戒した売りが加速し、下落に転じた。引けにかけても、月末で戻りなく、主要株式指数は下げ幅を拡大し終了。

31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、138円44銭まで反落後、139円00銭まで上昇し、138円95銭で引けた。米8月ADP雇用統計の伸びが予想を下回ったため一時ドル売りが優勢となったものの、同統計で賃金の大幅な伸びも明らかになったため追加利上げを織り込むドル買いが強まった。対ユーロでのドル売りが上値を抑制したものの2022年のFOMC投票権を有するクリーブランド連銀のメスター総裁が「インフレ対処を巡る早急な勝利宣言は間違い」とし、インフレとの闘いが長引くため利上げを継続すべきと主張。また、来年利下げを予想しておらず、政策金利のFF金利誘導目標を4%以上に引上げ、インフレを抑制するためにその水準で維持すべきとのタカ派姿勢を示したため9月FOMCでの3会合連続での75BP利上げ織り込み長期金利が上昇するとドル買いが強まった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比265円安の27855円。
ナイトセッションは軟調推移。序盤は28000円を挟んだ揉み合い。
米市場がオープンすると下げ幅を拡大。下げては少し戻し、下げては少し戻しを繰り返し、結局は安値圏で引けました。


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