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はげ丸のオナ禁日記

270はげ丸【無射精3日目】:2019/07/21(日) 15:20:15
生存。

雑記「雑魚とはなにか? 負けておこう」

実はいま某都市のカフェにいる。昨日から新居を探して文字通りに朝から晩まで妻は不動産巡りに奔走している。

で、私はというと……最初の2軒ほどはいっしょにまわった。だが、そこでやはり徹底的に辱められたのだった。

まず私たちの探している賃貸の相場は家賃18〜20万ほどで、徹底的に立地と部屋の条件に妻がこだわっている。もちろん妻がマネージャー待遇での転職ということで住宅補助がかなりでるので実際無理な金額ではない。

だが、不動産をまわるうえでは、だいたい家賃20万レベルとなると年収の審査がもちろんあるわけで、ご主人のお仕事は…となったときもちろん私は堂々と「無職です」と笑顔でいうことになる。

それを最初、冗談かと思われそうになり、そこで妻がすかさず今の会社の肩書き入りの名刺を渡し「今度転職することになりまして…そちらの名刺はまだできていませんので…」と具体的な話がはじまる。で、私は「無職です」以降の会話はまったく触れられなくなり、必然的に不動産さん担当者は妻とだけ話すようになる。

物件めぐりにおける案内の車内でも、不動産担当者は我々にどんな世間話をすればいいのか迷うらしく、結局妻のことについて妻と話し、私は黙って景色をみている。

こういうことには慣れているし、なるべくこういう手続きは妻だけでやってほしいのが本心だが、私からは一言もいわずに黙ってついていった。

しかし2件目がおわったとき、車の中で妻が唐突にいきなり長財布をひらいて

「ごめんね、こういうのに付き合わせて。嫌だったでしょう? そうね、次以降は私がまわってくるし、せっかくだから服でも買ってきたら?お金?お金あげる」

そういって万札をガバッと渡してくれて「いやいいよ、こういうのは慣れてるし」といったものの受け取った万札15枚を私の長財布にうつした。そうして私は都心のカフェへ行った。

この15万で服を買ってもいいのだが、いつも私が記録しているように私はコーヒーはいつも1杯で5時間粘る人間である。料理は外食を極端に廃し、手作りでたべる。ドケチ主夫。だが私は知っているのだ。金というものは【いかに稼ぐか、ではなく、いかに使わないか】。

私は雑魚だろう。世の中には「男とは…男なら…」と男性優位を説く人間が多いから。最後まで生き残るのは私であろう。


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