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★★松竹日記★★

1事務局:2015/05/19(火) 15:59:31
 だいぶ昔のことだが、アマチュア将棋連盟が「将棋ジャーナル」という雑誌を発行していた。
 その雑誌の2代目の編集長の矢口さんが、「日記」を書いていて、私もそのまねをして、関さん時代のジャーナルの「松竹新聞」というタイトルで2ページ分もらって、投稿していた。
 アマ連中国ブロックで掲示板を開設して、 前身の掲示板で2002/07/11に初の書き込みを行なっている。
 それ以来、日記とは言いながら、今日まで、書き込み数は358まで行った。多いのか、少ないのか・・・・
 新掲示板でも、日記欄を作ってみることにした。皆さん、よろしく。

2事務局:2015/05/19(火) 21:26:31
 ところで、以前の掲示板、5月いっぱいで閉鎖になるらしい。
 詳しいことが、さっぱり分からない。
 とにかく、いきなり、「閉鎖します」という連絡が来たので、私としては何もできないまま、ただただ、新しい掲示板を作っていただいたという次第。
 私として、今回、何もできないので、ひたすら感謝するのみ。
 ほんとに、助かりました。ありがとうございました。

 しかし、以前の掲示板の書き込みをすべて移動するには、無理みたいなので、あと、1週間どうしようかと、考えあぐねている。

3事務局:2015/05/29(金) 18:20:37
 さて、前掲示板が5月いっぱいで閉鎖になるらしいことは、すでに書いた。

 前の掲示板は、私の記憶が正しいなら、3代目である。
 ちょうど2年前の5月末に、移転作業をしていただいて、何とか切り抜けて来た。

 今、前の掲示板のアクセスカウンターを見たら、「280579」となっていた。
 1日400件近くのアクセスがあったことになる。
 ありがたいことです。

 引き続き、4代目の新しい掲示板を活用して下さい。

4事務局:2015/06/08(月) 23:06:59
  小学校団体戦・・・結果は3年連続優勝という最高の結果

 月並みな言葉だが、「ほっとした」が、ぴったりの今の心境。
 今回はほんとに苦しかった。そして、一度は諦めた。そして、その責任は自分にあることも、痛烈に感じていた。

 そして、今回ほど「事前の将棋の指導が役立たなかった」ことも、過去8年間の団体戦にはないことだった。

 何がどうなったのか、最初に戻って話をする・・・・・・・

 なるべく簡単に説明してみよう。

 決勝トーナメントのメンバーのオーダーを組む際に、当然、決勝の対局は牛田だと予測し、選手の順番を「CAB」として進行係に出していたのだ。
 団体戦は、通常の場合、1将の勝ちを重く取るから、選手のオーダー(席順)は「ABC]と強い順にするのが、順当の組み方。

 十日市の場合も、午前中の予選は「ABC]の順番で対局に臨み、結果、予選5戦全勝で、1位通過、シード権を得る。

 ここまでは、順調だった。
 そして、昼休憩をはさんで、午後の決勝トーナメントの選手のオーダーを決める際に、どの位置についても1勝の比重は同じなので、相手チームが順当に「ABC]の順番で来たときに最も有利な席順の「CAB]でメンバー表を提出した。

 ところがである。準々決勝の牛田の席順を見て、愕然とした。
 なんと、牛田の選手は、「BCA」の順番に座っているではないか。

 この席順だと、十日市のCは牛田Bに負け、AはCに当たって、1勝はするものの、残りのBはAに勝てるはずもなく、これでは対局が始まる前から、十日市の負けが確定していると言っても、決して過言ではない。
 「いや、勝負事は、やってみないと分からないではないか」という意見もあるであろう。
 しかし、将棋はそんな甘いものではない。
 将棋の勝敗はほとんどの場合、運には左右されない。
 勝敗が運に左右されるのは、実力が接近している場合だ。
 実力に差がある場合は、よっぽどのことがない限り、実力のある選手が勝ってしまう。

 もう一度、確認した。

 十日市Cに対して相手はB・・・十日市の1敗。
 十日市Aに対して相手はC・・・これが最悪の組み合わせ。当然十日市は1勝する。が、しかし、
 残りの十日市Bに対して相手は無敵のA・・・残念ながら、Bの今の実力では勝つ見込みは全くない。

 どう考えても、十日市の1-2の負け。
 要するところ、組み合わせの「失敗」である。

 ・・・・・・つづく

5通りすがり:2015/06/10(水) 08:40:52
>>3
閉鎖になったんですね、知りませんでした。
また、中国地区の大会に来られた時に、いつもの
升田杯の小冊子に新しい掲示板のアドレス等書いていただけると
ありがたいです。

ちなみに私は、中国地方 将棋掲示板で検索し、広島将棋センター
経由でここにたどり着きました。

他にもご存じない方いらっしゃるかもしれないので、
お手数ですがお願いします。

6事務局:2015/06/11(木) 06:54:44
>>05
来ていただき、ありがとうございます。

確かに、ここのアドレスを知っていただく必要がありますよね。

7事務局:2015/06/12(金) 22:05:20
>>04
 つづきを書いていませんでしたね。
 
 では、なぜ、それでも十日市が優勝ができたのか、結果はどうなったか書こう。

 ここで、登場したのが、高須小Aチームである。実は、「高須小Aと牛田が準決勝で当たってしまった」という事実も、たくさんの偶然のできごとの積み重ねなのだが、その話は、後回しにする。

 この高須と牛田が先に当たったことが、十日市にとっては幸運だった。
 実は、高須Aは、実力的には、十日市や牛田とほぼ差はなかった。
 問題は、ここでも、選手の並びなのである。先にも述べたように、牛田の並びである《BCA》に対して、高須は、実力の順番通り「ABC」と並べていた。
 なぜ、高須が決勝トーナメントで、実力順に《ABC》と並べたのか、その意図までは分からないが、とにかく、高須は実力の順番に並んでいた。

 では、この組合せの場合は、どうなるのか。
 まず、1将は、B-Aとなる。
 両者の実力の差は少しだが、多少、高須(1将は有段者)が有利。
 2将は、B-Cの対戦となる。
 これも元県代表(低学年の時)の高須が有利。
 3将は、実力差が歴然としているので、牛田の1勝は確定。

 実際の結果も、予測の通り1将2将が高須の勝ちとなって、十日市と対戦する前の準決勝で牛田が負けることになったのだ。
 高須の勝ちは、十日市にとっては、幸運のできごとだった。
 ほどなく、決勝戦が行なわれたが、順当な並びである《ABC》に対して、それに対応した十日市の《CAB》の並び方が効果を発揮し、決勝は2-1となった。
 もし、高須の並び方が違っていたら、結果は別なものになったかも知れないが。

 さて、後回しにした問題を考えてみよう。
 今回は、高須と牛田が先に当たって、並びの有利な高須が勝ち、その後に対戦した十日市が有利さ通りに勝って優勝した。結果は、2位高須。3位牛田(と三良坂)。
 ところが、決勝トーナメントで、牛田と十日市が当たっていたらどうなるであろうか。
 当然のことながら、組合せが不利なので、牛田が勝っていた公算が強い。
 その場合は、決勝は高須が勝てるだろうから、優勝高須、2位牛田となり、十日市は3位ということになったであろう。

 そう考えれば、ほんとに、今回は十日市にいろいろな面で、幸運なことが積み重なった。
 実は、牛田が高須と先に当たってしまったのは、牛田が予選でよもやの3位通過になってしまったことにある。では、なぜ、牛田が3位通過だったのか。
 それは、三良坂が牛田に勝って、予選2位になったからである。つまり、三良坂が勝ったから、牛田が高須と先に対戦することになり、その結果、十日市の優勝。
 十日市は三良坂にも感謝しなければならない。
 ところが、さらに予選の結果を分析してみると、三良坂が予選に3位になれたのは、牛田に勝ったこともあるが、十日市のBチームにも勝ったことが大きい。
 もし、十日市のBが三良坂に勝っていれば、三良坂の予選2位はなく、そうすると、牛田対十日市の対戦が先に組まれる事になり、そうなると十日市の優勝はなかったかも知れない。

 「風が吹けば桶屋がもうかる」ではないが、十日市のBが三良坂に負けたことが、十日市のAの優勝につながったという偶然の積み重ねが舞台裏にはあったのだ。

 以上、長々となったが、このような話は、その場にいたものにしか分からないことなので、多弁を労したが、ここに書いて報告をしておきました。

8事務局:2015/06/15(月) 10:05:03
>>07
 中学校の団体戦の話。

 結果から先に言うと、塩町中が2位。
 2位という結果は、不本意だったのか、惜しかったのか、それとも精一杯だったのか・・・。

 総合してみると、やはり「精一杯だった」というのが、事実に一番近いかな。

 決勝のスコアは3-0だったから、やはり、実力的には学院の方が、上。
 小学校の部で、詳しく書いた「組み合わせ方」の問題だが、学院の順当通り並べた「ABC」に対して、塩町はそれに対して最善の「CAB]の並びだったので、中学校の部で塩町側に組み合わせがまずかったわけではない。
 むしろ、組み合わせが最善だったのに、3-0のスコアということは、1位と実力差があったということである。

 では、今年の決勝戦での「1位との実力差」が、どれくらいのものであったかだが。
 1将戦は作戦だから、運で逆転できるような実力差でないことは明白。
 3将は実力は近いのだが、あまりにも早指し過ぎて、「悪手が、ポン、ポン出てしまうような将棋」。急所でじっくり考えられるようになれば、その時点で実力がついているとは言えるのだが、・・・。まあ、結局、悪手が最後に出したほうが負けということなのである。
 2将戦は、確かに実力伯仲。しかし、それでも負けた。差はないが、団体戦で、チーム内の実力1位と相手チームの実力2位との対戦で勝てないのでは、どうしようもない。

 ところで、学院は他校のことで普段の練習をどこまでやっているのか分からないが、塩町の方は実際のところ、日ごろ全く練習をしていないので、「練習をしなくても優勝した」となれば虫が良すぎる話ではある。
 と言う事で、3人の実力から見て、「準優勝は上出来だった」ということになろうか。

 彼ら3人、小学校5年次で全国大会初出場。6年次で全国3位。そして、そのままのメンバーで、中学校3年間県大会に出場し、1年次3位、2年次優勝、3年次2位という結果は、上出来の3年間だったと言えよう。

 今年の団体戦のしめくくりの話として、・・・・・・

 今、三次の将棋教室では、小学生中心になっているが、もし、中学生になっても将棋教室に来てくれて、練習してくれるんだったら、昨日のような「団体戦での実力差」は十分、逆転可能である。私としては、中学生諸君には「自分がやりたいこと・本来やらなければならないこと」と「将棋の練習」を両立してくれれば良いのだがと思っている。

9事務局:2015/07/01(水) 12:30:10
  【升田杯】

 今日から、7月。
 升田杯は8月30日開催なので、あと2ヶ月。
 今日から、案内の発送に入ります。
 とりあえず、今からメールを発信します。

 ところで、掲示板も新調してもらいましたし、申し込みフォームも今年用のを用意してもらいました。
 現在のカウントを記録しておきますね。

 ▽升田幸三杯将棋大会 公式ホームページ
http://hiroshimashogi.web.fc2.com/i/index.html
 【2199】

 ▽中国ブロック掲示板
http://jbbs.shitaraba.net/sports/42589/
 【1667】

 ▽2015升田杯将棋大会申込フォーム
http://hiroshimashogi.web.fc2.com/i/Masuda2015.html
 【0017】

10事務局:2015/07/06(月) 09:53:47
  もともと、このスレッドは日記なので、思いっきり、個人的な感想を書かせてもらう

 昨日、中国名人戦の広島県東部大会。支部から小学生5人が参加した。

 朝は、快適なドライブだった。
 やまなみ街道が全通して、私としては、初めて高速を利用しての福山行き。
 三次から、福山の中国新聞社まで1時間ちょっとで行けたので、ちょっとびっくり。
 こんなに、手軽に来れるのだから、もっと、参加者を募れば良かった。

 だが、会場に着いて始まるまでに思ったことは、参加人数が、あまりにも少ない。
 A級は20人弱。1勝通過式だから、2勝通過式より予選通過者は多いはずだが、それでも14名のトーナメント。
 B級は11名だったか?
 このままで、いいのかなと思う。
 ちなみに、広島の西部大会は57人集まったらしい。

 ところで、東部の参加状況とトーナメントの進展・・・

 今泉さんがプロとなり、もともと、前回の名人だったわけだから、当然、出てない。
 元アマ名人開原さんの姿も見えない。
 村田君も全国大会と日程が重なるということで、今日の参加を見送るとのこと。
 重鎮の吉川さんもどういうわけか来ていない。

 となると、俄然、代表権に近づくのが、「準優勝男」の上原さんだが、今日はあえなく花咲さんに1回戦で負け。
 今年の朝日県代表の姫嶋さんも決勝まで行ったが、花咲さんに完敗。
 名前のごとく、花咲さんが、幸運の花を咲かせた。

 惜しかったのは国広君。準決勝で花咲さんと当たったが、勝てない将棋ではなかった。
 むしろ、形勢は有利だったと思うが、中盤の終わりごろ、飛車が憤死してしまった。
 有利な将棋を、いかに勝ちきるかの勉強がいると思う。

 福山から車での帰路、ふと、何年も前に同じことがあったことを思い出した。
 沖田君が中学生だったころ、福山の大会に連れて行き、沖田君は首尾良く決勝へ。
 しかも、決勝の相手はそこそこの人だが、客観的に見ても明らかに沖田君の実力が上。
 それなのに、結果は勝ち切れなかった。
 その時の将棋の内容までは覚えていないが、勝ちきれなかった将棋を思い出し、くやしい思いをしながら帰ったのとそっくり重なった。

 将棋教室のことだが、B級に4人参加したが、思うように勝っていない。
 B級参加で勝てないようでは、やはり将棋教室の指導が「ぬるい」と反省しなければならない。

 今、何が一番必要かと言えば「将棋に打ち込む真剣さ」を持たせることなのである。
 毎週将棋教室に参加し、月に何回かは広島やその他遠方に行って将棋を指すのはいいのだが、結局はそれで終わってしまっている。
 遊び半分で将棋をやっているとしたら、結局は時間を浪費しているだけのこと。

 もっと、真剣に打ち込ませるにはどうするかを考える必要がある。

11事務局:2015/07/26(日) 09:42:33
 団体戦の方は、3回戦に強豪の沖縄県代表と当たってしまい、0-3で負け。
 団体戦は全敗の負けのほうが、返って、あきらめがつくというか、何と言うか、・・・

 まあ、しかし、去年が全国3位で、どう客観的に見ても、去年より強いチームで出場したはずなのに、予選落ちって、確かに堪える。

 後々の参考のために、時間を見つけて、詳細を書きたい。

 ところで、沖田君が2連勝。しかも、田中さん・中野さんという強豪を倒しての2連勝だから、俄然有利な展開に。
 今日の1局目に勝つと、3連勝1人に対して、2勝1敗は2人だけという展開になるから、上位2名に入るのは、ほぼ確定的と言えそう。
 名人位復帰にがんばってお欲しい。

12事務局:2015/08/13(木) 12:27:41
 升田杯、大きな誤植をしてしまい、申し訳ない。

 しかし、「思い込み」が激しいとはこのことで、あきれてしまったいる。
 関西本部からの返事で、「派遣棋士は、こばやしひろし七段です」と聞いて、・・・
 全く小林裕士先生とは、全く思わなかった。

 先ほど、HPを見た小林先生が、電話をかけてきていただいて、間違いが分かったしだい。

 もちろん、可能な範囲で訂正はしなくてはいけないが、すでに、1000枚以上の案内は配り終えているし、案内はがきもすでに400通は出してしまった。
 もう、こうなっては、ここでお詫びを申し上げるぐらいしか、思いつかない。

 両先生と関係者の皆さん、どうもすみませんでした。

13無記入:2015/08/13(木) 17:28:31
>>12

段位も名前の読みも一緒の棋士がいたことをはじめて知った。

勘違いしても仕方ないかもね。

14事務局:2015/09/22(火) 09:53:56
 皆さんはどうか分からないが、日記なんてものは、書きたいときに書かないとかけないものである。
 後で時間がある時に書こうなんて思っていると、書かないままで、日にちばっかりが過ぎてしまう。

 で、今朝になって、気づいたことがあったので、書いておく。
 実名を出すのは、賛否あるけど、話を分かり易やすくするためなので、ごめんなさい。

 で、昨日の地区大会、代表1名になったのは、10名集まらなかったので、しかたがないのかな。
 県北の場合も、申込みの段階から、10名集まらなかったので、「良い、悪い」あるとしてもB級の点数上位者をA級に入れた。
 とにかく、人数集めに苦労するのは、どこでも同じ。

 まあ、昨日は、現実的には7名だから、10人にするのは、無理。
 さらに、7人は奇数だから、不戦勝を入れる進行だから、私としては、違和感を感じる。
 朝の段階で、「7人は人数が少ないので、スイス式4回戦になります」という説明なので、不戦勝が入ると、3局しかしない人が複数出てくる。

 前置きが長くなったので、本題に行く。

 スイス式4回戦が終わった時点で、A級は、峯政さん、和田さん、鷹取君が3勝1敗で同率になった。

 で、私の個人意見は、・・・・・・・

 4局目が終わったのは、たかだか3時ごろだったと思う。
 3者同率なら、プレーオフをする時間は十分あるのに、なぜ、プレーオフをしないのか、疑問である。

 で、なぜ、3者同率になったかと言うと、
 2回戦で鷹取君が和田さんに負け、3回戦で和田さんは峯政さんに負け、最終4回戦で峯政さんが鷹取君に負けたから。
 要するに、典型的な「3すくみ」なのである。

 そこで、プレーオフをせずに、順位決定をしようとして、ソロコフ点を計算したのだが、
 峯政さんと和田さんが、10点ずつの同点。鷹取君は、8点しかなく、3位決定。
 で、対戦相手のソロコフ点の総合計を計算すると、和田さんが34点で、峯政が33点、(わずか1点差)。

 と、言うわけで、和田さんが代表に決定と言うことなのである。

 繰り返しになるが、時間も十分にあったわけだから、・・・
 鷹取君と峯政さんが対戦して、勝ったほうが和田さんと対局するというプレーオフ2回戦が良かったのでは、と思う。

15事務局:2015/10/08(木) 07:21:02
 以前の掲示板には、スイス式トーナメントの掲示板があったのだが、掲示板が移動した時点で、スイス式のスレッドを復活させないで、今日に至っている。

 で、上述の>>14についてもスイス式がらみの話題。
 今から、書くのもスイス式に関連した話題。

 で、8/30の升田杯は、過去最高の参加人数になり、皆さんに感謝申し上げます。
 現在、中国新聞のセレクト版には、S級の決勝戦の観戦記が、掲載されている.

 観戦記は、第1譜が、一昨日の10/6(火)の発行の掲載なので、今日は第3譜。
 観戦記の掲載は、10日(土)の紙面まで、掲載されるので、見て欲しい。

 さて、ここから、本題である。

 升田杯のS級は、毎年、S級の上位者に「賞金」を出している。
 賞金とは言っても、実際には、商品券を手渡しているのだが。
 賞金額は、「優勝10万円、2位が3万円、3位が2万円」と謳っている。

 で、実際に、将棋大会をスイス式で進行すると、どうなるかである。
 大会の進行の仕方にも、興味を持って聞いていただけたらと思う。

 今年の升田杯のS級には、53名も参加してくださった。
 スイス式で大会を進行すると、53名なら、4回戦が終了した時点で、全勝者は通常3名。
 今年の場合も、4回戦終了時点で、全勝者3名(Aさん、Bさん、Cさん)。
 次の5回戦は、全勝者3名の場合は、1敗者の最上位者を1名(Dさん)を加えて、5回戦を行なうことになる。

 で、5回戦で、全勝者同士の対戦で勝った方の一人は全勝。
 ところが、全勝と一敗の対決では全勝の方が勝てば、そのまま全勝を維持するが、全勝の方が負けてしまうと、5回戦を終了した時点で、全勝者は1名しかいなくなってしまうこともある。

 もし、仮にここで、5回戦終了時点での全勝者が、最終6回戦で負けてしまい、6回戦終了時点で全勝者がいなくなり、5勝1敗者が多数でてしまったら、この「総額15万円」の賞金額をどう分配するのが、適当かというのが、本題の話なのである。

 ここで、いったん切ります。

16事務局:2015/10/13(火) 10:42:54
【スイス式での成績同率の問題について①】
  〜賞金分配に関わって〜

 ここを読んでくださっている皆さん方、スイス式に興味がない人にはややこしい話なのだが、時間に余裕がある時にじっくり読んで考えて欲しい。

 升田杯のS級は、今回は50名を超えた。
 多人数の大会をスイス式で進行した場合。
 16名の参加なら、4対局終了時で4連勝者が1人だから、48人では4連勝3人。
 今回の升田杯でも、5回戦の組み合わせを決定する際に、4連勝は3人に絞られていた。
 実際の流れは、「升田杯」のスレッドに書いているので、参考にして欲しい。

 ▽しかし、実際には、まれなことだが、下記のような推移も考えられる。

 全勝3人(A、B、C)で、残り2回戦の場合、5回戦はの上位の対局は、1局はA―Cとし、Bは1敗者の最上位者(D)と当てることになる。
 そして、もし、Dさんが勝てば、最終6回戦はAさんとの対戦になる。

(5・6回戦でDさんが勝った場合)
   1234  5  6
 A ○○○○ C○ D● 5-1
 B ○○○○ D●  ○ 5-1
 C ○○○○ A●  ○ 5-1
 D ○○○● B○ A○ 5-1
 E ○○●○  ○  ○ 5-1

 そこで、もし、上記のように6回戦でもDさんが(Aさんに)勝ったとしたら、どうなるであろうか。
 要するに、6回戦で全勝が消えてしまって、5勝1敗者が多数で同率になった場合。

確かに、升田杯の賞金額は、・・・

  「優勝10万円、2位が3万円、3位が2万円」 と謳っている。 

このような状況になったとき、主催者が「スイス式の信奉者」だったとして、ソロコフ点を数えて
「Aさんは、Dさんには負けたけど、ソロコフ点で1位だから、賞金10万円です。DさんはAさんに直接対決では勝っているけど、ソロコフ点を計算したら4位になるので賞金はありません」というような裁定や運営をしたら、それは、常識的に考えてみて、とても参加者には納得できないことになるであろう。

 だから、私は、今回の升田杯の開会式で「S級で6回戦が終わったときに、全勝がいなくなり5〜6人が1敗で同率になったときは、1位の賞金額を3万円減らして、4位以下の賞金に充てます」と説明したはずなのである。

 今回の中国新聞の観戦記には、「(同率時の優勝賞金が7万円に減額になることが)不平不満が出る」と書いてあるが、それはとんでもない誤解である。

 実際、升田杯の20回大会では、上記の例になることが予測されたので、全勝者が消えて5者同率になった場合については、そのときに選手のほうから「遠方から来た人もいるので、同率になったら、賞金は等分割したほうが良い」という意見が出され、実際の推移も、5人同率になったので、仲良く5万円ずつ手渡した。ただし、順位は、ソロコフ点を計算してつけた。

 まあ、別のスレッドにも書いたが、今回の新聞の観戦記は残念であった。新聞には配慮して書いていただきたかったというのが、私の正直な気持ちである。

17事務局:2015/10/23(金) 15:14:44
 升田杯の賞金額に関して、主に升田杯の方へ、書き込みしていただいてありがとうございます。

 返答の書き込みをしなくてはと思いつつも、いたずらに時間ばかりが過ぎてしまってすみません。

 先週末から今週の初めにかけて、山口県で行なわれたねんりんピックの全国大会へ参加してきました。
 将棋の部は柳井市でありましたけど、山口県支部連合会の方たちを中心に、関係者一同、上手に運営進行されて、とても気持ちの良い3日間でした。

 気づきは、また、時間の空いたときに書きたいと思います。

 で、本題の升田杯のことですが、私の実感として「スイス式がなかなか浸透していない」という気がしています。

升田杯のスレッドで、下記のような書き込みがありました。
(書き込んでいただいた意見)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――-------------------
>2位で表彰された人も、3位で表彰された人も、4位以下で表彰されなかった人も同額の賞金が貰えることは充分におかしなことだと思います
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――-------------------
 実は私が主張しているのは、上記の意見とは、真反対のことなのです。
 つまり、
(私の意見)

>2位で表彰された人も、3位で表彰された人も、4位以下で表彰されなかった人も同額の賞金が貰えることは、全くおかしなことではない。
 ●ただし、当然、2位〜4位が同率であった場合のみです。

逆に、言い換えれば、・・・
 2位から4位が、どの方も5勝1敗の同率なのに、2位、3位には賞金を渡し、4位には賞金がないというような主催者がいたとしたら、それは、大会の責任者としては「勉強不足」といわれてもしょうがないと思いますけどね。

 これと、同じことで、スイス式6回戦を行なって、6回戦終了時点で、5人が同率で5勝1敗で同率に並んだとき、・・・
 プレーオフをする時間的な余裕がなにのなら、1位の賞金額を減額して、4位や5位の賞金に充当するのは、全く、常識的で最適な行為だと思いますけどね。

 詳しいことは、升田杯のスレッドで。

18事務局:2015/11/02(月) 10:02:21
   スイス式トーナメント
 旧掲示板にあったスイス式トーナメントについてのスレッドを復活させなければと思いながら、そのままになっている。

 で、私が主催する大会のほとんどは、スイス式である。
 全国的にも、大会の進行法として、漸次、広がりつつはある。
 しかし、まだまだ普及途上中で、進行する方も進行される方も、将棋は理解していても、進行法としては理解中途で、それで問題やトラブルが発生することもある。

 で、そう前置きしておいて、ここで確認しておきたいのは、「スイス式トーナメント」は、リーグ戦なのか、それとも、トーナメントなのかということなのである。
 しかし、ここで、このことを書き出すと終わらなくなってしまうので、説明は省く。
 結論から言えば、「スイス式トーナメントは、消化試合(=大会進行に無意味な対戦)をできるだけ排除したリーグ戦であると言える。

 こういう視点に立って将棋大会の進行を考えてみると、・・・・・・。

 「スイス式トーナメントは、トーナメントではなく、リーグ戦である」という観点に立つと、また、違ったことが見えてくるし、問題やトラブルが発生した時に解決するのに役立つということなのである。
 競技をリーグ戦で進行すると、リーグ戦が終了した時点で、全勝が1名、1敗が1名、2敗が1名となることがあり、その場合は、成績順に順当に順位をつければ良いこともある。
 しかし、場合によっては、全勝者がいなくなり、1敗が2名とか、3名とかいうことも起こる。
 だから、トーナメントと違って、リーグ戦で競技を運営する際は、運営者は同率になったときの処置を計画立てて決めておかなくてはならないし、競技者の方は競技が始まる前に同率になったときはどういう処置がなされるかを確かめておかなければならない。

 このことは、スイス式トーナメントで進行するときも同じことである。

 スイス式で進行すれば、予め決められた対戦数が終了した時点で、全勝が1名、1敗が1名、2敗が1名となることがあり、順に上から、1位・2位・3位の順位をすれば良い場合もあるし、場合によっては、1敗で3者同率とか、または、多人数が参加する競技会では1敗で4人以上が同率ということも、常にあり得る話なのである。

 これは、ある代表を選出する大会で見かけたことなのであるが、・・・
 スイス式4回戦を実施した結果、AさんがBさんに勝ち、BさんはCさんに勝ち、CさんはAさんに勝つという展開の末、4回戦を終了した時点で三者が3勝1敗の同率。
 で、この大会の主催者は、ソロコフ点を数えて、ソロコフ点の1番良いAさんを優勝者として、代表と決めた。
 まあ、それも一方法ではある。
 しかし、私がその大会の主催者であるなら、ソロコフ点は数えるのは賛成だが、そこで順位を決めてしまうのではなく、ソロコフ点2位と3位を対戦させ、勝った方がソロコフ1位と決戦を行なって、勝者が代表権を獲得するといった方法を採る。と言うのも、当日の進行状況は、4回戦が終了した時刻が、たかだか午後3時を過ぎた辺りであった。プレーオフをするのに、十分、時間の余裕があったわけだから。

 長くなったので、いったん切ります。

19事務局:2015/11/02(月) 10:52:32
  >>18つづき
 さて、別のスレッドで、升田杯の賞金分配の問題について、詳しく書いている。
 競技会をスイス式で進行するには、競技会の主催者は、当然スイス式をよく理解しておく必要があるけれども、参加者も機会があるごとに理解を深めて慣れていって欲しいと、私は思う。
 スイス式(リーグ戦)は、予定された対戦が終了した時点で、順位の差がつけられない状態、すなわち、同率の状態が度々起こる。

 つまり、升田杯S級の謳い文句である「1位10万円が誰、2位3万円は誰、3位2万円は誰」と決められない場合が毎回起きる。

 今回23回大会につては、1位は6戦全勝が1人で10万円獲得で問題なし。
 2位は5勝1敗の同率で5人が並んだので賞金は5人に分配した。
 それだけのことなのである。
  ●以上、どこかに問題があるだろうか?

 さらに、今回の開会式では「全勝がいなくなり、1敗で多数の人が同率にならぶ可能性もあり、その時には1敗者全員に賞金を分配する。その際には、ソロコフ点が最も高い人を優勝とするが、賞金額は3万円減額する」とも言った。
  ●これについても、どこかに問題があると思いますか?

 しかし、聞くところによると、「問題だ」と声高に言う人もいるみたい。
 しかし、問題があるとしたら、スイス式のほんとの意味で内情を理解していない一部の人が、「(問題にもならないことを)問題だ」と言っているようにしか私には思えない。

 具体的に言うと、「スイス式で進行すれば、参加した選手に順当に順位がつけられるんだ」と思い込んでる人が一部にいるということなんですよね。
 言い換えれば、選手の順位は結果論。つまり後付の問題なのですよ。そのことが分かってないように思います。
 同率の時は、当然、順位が先に決まっているわけではない。

 そう言えば、昨日のニュースだったか、体操の世界選手権で4者同率になった。それで、4人全員に金メダルを贈呈したとのこと。まあ、たしかに選手は喜ぶでしょう。
 升田杯も、5人同率になれば、5人全員に10万円ずということになればいいけど、それは無理な相談。

 反論があれば、ご自由にお書き下さい。このスレッドは日記なので、ここに書きにくければ、升田杯のスレッドへお願いします。

20事務局:2015/11/10(火) 17:47:59
 升田杯の賞金分配問題については、熱心な方が書き込みを入れて下さって、ありがたいと思っています。

 私の意見は、ちらしに(案内)に同率時の賞金分配については書いてないのだが、・・・
 同率時の賞金分配は、遠方から参加する人のことも考えて、主催者としては当然のことなので、「案内ちらしに書いてないから」と言って、とやかく文句を言われる筋合いではない。

 ただし、意見を言われるのは良いと思うが、観戦記に書くようなことではない。
 もともと、将棋の観戦記は、本来は将棋の中身を書くものだ。
 なのに、紙面の大半を使って、賞金分配について、延々と書きなぐっている態度には、かなりの違和感を感じる。

 このことについては、当該スレッドに書くとする。

 で、ちょっと、スイス式トーナメントに関して、あちこちでいろいろあるみたいなので、スイス式のスレッドを復活させました。
 スイス式に関連することは、そのスレッドへお願いします。

 今から書くことも、大会の進め方についてのことなのだが、・・・・・・

 朝日の山口県大会が8日にあって、山口県のやり方は、山口県代表は2名なので、参加者をトーナメントに組んで、優勝者2名を選び出している。
 代表数が2名なので、優勝者も2名というのは、これはこれで、「すっきりする」のかなと思う。

 「代表数2名」に関連して、気になったのは鳥取で行なわれた鳥取県高校新人大会。
 高校新人大会は、全国大会へ出場する代表枠は「2」なのだが・・・
 高校の大会は、広島県でも、スイス式でやっている。
 
 今回の鳥取、4回戦で4連勝が2人になったみたい。
 それで、最終戦で、4戦全勝同士で、対戦が組まれたんだけど、5戦目で負けた生徒は4勝1敗となり、・・・
 4勝1敗は7名と乱立。そして、ソロコフを数えられたら、4位だったらしく、全国大会行きをながしている。
 ソロコフ数えて、2位以下7者で、2位になった生徒って、厳密に言って、どのくらい順位に正当性があるのか、私が主催者なら、疑問に感じるところだけどね。

 聞いてみないと分からないが、4勝1敗で2位の生徒の「1敗」が、優勝した生徒に負けていたとしても、4位の生徒と同等だし、
 もし、途中で、4位になった生徒に2位が負けているんだったら(実際のところは分からないが)、「なんだか、すっきりしないことになるなあ」と思った。

 私としては、2人の代表のときに、最終戦で2人の全勝者を組み合わせるべきだったのか、と、思うのだが。
 つまり、2人の代表の場合は、全勝者が2人の場合は、1敗者のソロコフ1位・2位と組み合わせた方が良いのでは思うのだが・・・・・・。

21事務局:2015/11/21(土) 07:19:17
  【今回の件】
 いくら書いても、理解してもらえないのなら、「書くだけ無駄」っていうことにもなる。

 一般の大会と学生の大会は、参加者の対象が違う。
 学生の大会なら、当然、その大会に参加するのは最後という事もあるのだから、教育的な配慮が要る。

 今回のポイントを絞って書く。
 主催者として、優勝者1名が代表となる大会ではなく、成績上2位までの選手を代表として選考する目的の大会なのであれば、当然、実力が1位・2位の選手が、きちんと成績上も1位と2位になるように、主催者としては大会運営をこころがけねばならない。

 ただし、実力1位・2位の選手が、たまたま当日の調子が悪く、3位以下の選手に負けるなどして、大会の成績上3位以下になってしまったのなら、潔く代表をあきらめるのは当然のこと。
 いくら実力が1位・2位だろうと、大会の成績が悪いのに、「代表になろう(させよう」)というような「恣意的な行為」は、当然、いけないことだし、私自身も今までの書き込みで、そんな恣意的行為をせよというような主張は全くしていない。

 だが、主催者として、進行上1位と2位の選手を対戦させて、負けた選手が、成績上3位以下に落ちることが予見される場合は、その対策を考えなければならない。
 その対策として、一例は、始めからブロックを分けて優勝者を2名出すとか、決勝戦は便宜上対戦するが負けた選手は代表権を失わないようにするとかである。

 もちろん、主催者は、競技会が持つときから、運営方法を検討して予見できていなければならない。
 当日、起こってしまってから、「しまった」と思うのは、遅い。

 ところが、いくら掲示板に書いても、理解してもらえないのなら、どうしょうもないねというのが、今の私です。
 理解してもらえないのなら、まだましで、それは理解していて、そんなことは「長い人生の中ではよく起こることだよ。それはさけられなかったことだ。君は実力はあるんだが、今日は運が悪かったんだ。」なんてなだめるのは、間違ってるんじゃあないのかな?

 ※すみません。ここは日記のスレッドですので、反論がある方は、スイス式トーナメントのスレッドでお願いします。

22事務局:2015/11/22(日) 06:08:11
 ●羽生君と森内君を選び出す方法

 次の仮想例を思い浮かべていただければ、よく分かると思う。
 【想定】ある県の将棋界に新星のごとく羽生君と森内君という2人の強豪が現われ、他の多くの参加者に混じって対局が行なわれながらも、正当に代表として選ばれ、全国大会を目指す。

 上記の【想定】例を分かりやすくするために、64名の参加でスイス式トーナメント5回戦で2人を選び出す方法を挙げてみた。 
【羽生君と森内君が参加した64名の選手の中から2強を選ぶ方法】

 スイス式5回戦で通常の組み合わせで行なった場合
1 羽生さん ○○○○○ 代表
2 森内さん ○○○○● 1敗同率
3 初心者C ○○○●○ 1敗同率
4 初心者D ○○●○○ 1敗同率
5位以下は省略

 上記を見ていただくと、明快に分かるように、代表が1人の場合は、全勝の羽生さん。
 森内さんは残念ながら失格。
 もし、代表枠が2人なら、好都合。
 1人は全勝の羽生さんと、もう1人は1敗者の中から1人選出すれば良い。
 この場合は、1敗同率者でトーナメントを組み代表決定戦を行なう方法が最善と思う。
 そもそも、5対局のみで決めようとするから、無理が起こるのである。

 ●現状では、スイス式のソロコフ点が「絶対的な数値」だと思い込んでいる人がたくさんいることが大きな問題なのである。

 今日は、広島県の新人大会。
 昨年までは2強時代が続いていたが、今年は接戦みたいだ。

23無記入:2015/11/23(月) 01:30:44
日記に失礼します。

>>21は最近の掲示板のやりとりを読まれている方は理解されていると、思います。
賛否はそれぞれでしょうが。

>>22は32名で、初心者Dさんの●は4回戦目ですよね?
それなら6回戦目をすれば順当な上位2名が選ばれます。

24事務局:2015/11/23(月) 06:10:13
>>23
>それなら6回戦目をすれば順当な上位2名が選ばれます。

全くその通りですよね。
上のような組み合わせで行なうなら、優勝者1名を選び出すのは5回戦必要ですが、2位まで選ぶには6回戦目を用意しておかないとむずかしいですね。
全員対局しなくても、上位者だけの2位決定戦をして、森内君を選出しても良い。

 で、ここは、日記のスレッドだから、日記を書いておきますけど、・・・

 昨日の将棋大会もスイス式をやっていて、パソコンを使って、組み合わせを決めていたけど、なんで、そんなことやるのかな。
 パソコンなんて最終局の集計(またはプレーオフ開始前)で使えば良いだけのこと。
 合間に、パソコンなんか使っていると、いちいち入力したりする時間ももったいないわけだし、次の対局まで待っている選手を他の全体の組み合わせができるまで待たしたりするから、余計無駄な時間を使っちゃう。
 
 特に、2局目は、スイス式なら(スイス式でなくても)、同一テーブルの4人を組み合わせれば、すぐ全部の対局が終わらなくて、待つ時間も省略できるのに、いちいち手間のかかることがまともな仕事だと勘違いしているから、始末が悪い。
 それを手伝っている人も、「それに手を貸す」から、それよりは手際よくやる方法を助言すればいいのに、助言はなしで手伝うから、主催者って、「これでうまくいってるんだな」と勘違いして、自分のやってることを反省しないまま、また、次回の開催をすることになる。
 そういう人は何年進行をやっても上手にならない。

 1局の将棋をやったら、反省して、次の対局へ活かしていく人が将棋の上達できる人。
 大会の進行も同じことで、大会を開催し終わったら、反省すべきことは反省して、次回の開催に活かしていくことが大切に思う。

25事務局:2016/05/16(月) 19:26:20
 昨日、小学生王将戦の県大会。
 将棋教室からたくさん参加し、それぞれに頑張っていたとは思うけど、結果を見れば、県代表は1名のみということで、事前の期待に反して、すこし残念な結果になった。
 特に、高学年の部は、三次の将棋教室内に有段者が4人もおり、なおかつ、代表枠が2つあるのに、1人も代表になれなかったのは、やはりどこかに反省するべき点があると思う。
 反省する事はきちんと反省し、次につなげていかなければならない。

 ところで、昨晩、NHKのテレビで羽生さんが出演し、「人口知能」を題材に放映していた。
 番組の内容自体は、将棋については、あまり詳しい事はなかったが、将棋に関して私は1つだけ強く印象に残った事がある。
 というのは、アマチュアの強豪と比べて、羽生さんの思考と、大きく異なるのは、・・・
 「プロのトップになればなるほど、指し手を読むのではなく、読まなくても直観で良い手が発券できるようになる・・・」というような趣旨の解説があったかと思う。
 その辺り、正確な開設は、覚えていないが、ほぼ、そのようなことを番組の中で羽生さんはおっしゃっていたように思う。

 まあ、その辺りの事、自分の将棋はさておき、将棋教室の児童生徒の指導にいかせないものか、と思った。

26事務局:2016/05/17(火) 15:00:32
>>25 誤変換
 直観で良い手が発見できる・・・
 正確な解説は、・・・

27事務局:2017/07/17(月) 07:20:18
  国広君 アマ名人戦の県代表に

 国広君が優勝した福山であった県大会の強豪の状況について質問があったので、独断になりますが、書いておきます。
 私の「独断」で判断すれば、今回の優勝候補は 上原さん(2週前にも優勝)と大学に進学した藤井さん。それに加えて中島さんがいて、国広君は4番手あたりか。
 次に挙げるとしたら、竹林さん。
 これ以外の強豪は、不参加。

 まずは、くじのいたずらで、上原さんと中島さんが初戦で当たり、上原勝ち。
 国広君は初戦はまずい将棋を終盤の王手飛車で大逆転勝ち。
 準決勝2局は、上原ー竹林で、本命の上原さんが負け。詳しくは見ていないが、序盤上原さん優位だったはずなのだが、竹林さんんが粘って穴熊に組み、強豪が独り相撲をしたような将棋ではなかったのかなと思う。違っているかも知れないが。
 国広-藤井戦は、角換腰掛銀になったが、本人の弁では「研究していた手順にはまった」とのこと。
 どちらも結果的にはランキングが下位の方が勝つという結果。

 決勝が、予想にない対戦になった。

 内容的には、竹林さんが順当な振り飛車をやっているのに、国広君が右辺で過剰に反応し、左辺では角道を開けて、角を上がって、さらに角道を止め、7八玉の状態で決戦に突入というまずい状態。
 竹林さんの方に、いろいろな手があり、攻め続けた。中途では、しかたなく受けていた状態だったが、運良く、最後の一歩で踏みとどまることができた。

 何年か前に、沖田君が中学生だった時だったか、決勝まで進んだが、チャンスを逃してしまい、悔しい思いをしたことがあったことを思い出した。
 中1で、最初のチャンスをうまくつかんでくれた、という感じである。
 確かに、実力もついてきたが、今回は、運が上回った。

28事務局:2017/07/27(木) 19:38:09
  十日市中 全国大会準決勝進出

 さすがに、十日市中を引率して行ったのだから、十中全国ベスト4への経緯は私が書いておかないと、書くものがいない。
 書く前に断っておくが、将棋の団体戦の大会経過を、将棋が詳しくない人に途中の経緯を説明しても、「勝ったか、負けたか」という最終結果以外、理解してもらえない。
 今日も、職場で団体戦の話をして、改めて「理解してもらえない」という悩みに遭遇した。

 まずは、団体戦のルールとして、選手の並べ方はチームで決められるということが分かってもらえない。
 と言うよりは、この選手の並べ方一つで、チームの勝敗が左右されてしまうということをなかなか理解してもらえないのである。
 ここの掲示板を読む人は、そんなことは分かっていると思うので、選手の並べ方の説明は省く。

 小・中団体戦は午前中の3回戦をすべて勝たないと、午後からの代表決定戦に進めない。
 選手の並べ方について、実は前日までの私は、国広-北川-熊谷の予定でいた。つまり、ACBの並べ方である。
 ところが、一晩考えて、やめた。
 ACBという組み方は、相手チームが順当なABCという組み方の時は、自チームのAが相手チームのAより強い時に有効な並べ方であり、十日市が国広を擁するチームであるから、ACBの並びが有効なのであるが、しかし、団体戦が始まって13回目になる今年、中学生がほんとに「ABC}という順当な並べ方をしてくるだろうかという疑問がわいた。

 それで、団体戦では、定番の「CAB]という並びで行くことにした。
 この「CAB」の並び、つまり、北川-国広-熊谷の並びは、今回の予選突破には、結果的には、最も適していたのではないかと思う。

 結果は、2戦目で北川君が負けただけで、国広・熊谷が3連勝で、予選9局で8勝1敗と言う成績。
 後で、生徒に聞いてみると、2戦目が相当危なかったらしいが、順当に予選は切り抜けた。

 ところが、問題は、午後の対戦だった。
 実は、とんでもない組み合わせになったのだ。

 長くなったので、いったん、切ります。

29無記入:2017/07/28(金) 12:28:54
>>28
まずは、団体戦のルールとして、選手の並べ方はチームで決められるということが分かってもらえない。
 と言うよりは、この選手の並べ方一つで、チームの勝敗が左右されてしまうということをなかなか理解してもらえないのである。
 ここの掲示板を読む人は、そんなことは分かっていると思うので、選手の並べ方の説明は省く。

将棋関係者でもこれがわかっていない人が結構います、おかげで我が県の小学生団体戦は残念なことになりました。


あ、続きが気になるので早めにお願いします。

30事務局:2017/07/29(土) 06:12:35
>>29 書き込みありがとうございます。

分かりやすく言うと、次の通りですよね。

お互い実力が同等で、初段-4級-8級のチームが2チームあったとする。
一方のチームは、実力順に「初段-4級-8級」と並べたのに対し、
片方のチームが、「8級-初段ー4級」と並べたりすると、団体戦には後者のチームが断然有利だというのが分かると思う。

で、当日の代表決定戦前の作戦会議なのだが、・・・
まずは、我が方の戦力は、順番に、四段-二段ー初段である。

そして、組み合わせ抽選が行われて、相手が沖縄であることが、生徒の手によって、私のもとへ。
実は、その時点で、選手や私に動揺が走った。
代表決定戦の相手の戦力分析も予めできていて、相手は、五段―四段―2級という三人である。
しかも、さらに厳しいデータとして、こちら側の二段の生徒が、前日、練習のために関西本部の道場で、たまたま五段の生徒と対局で当たっていて、「五段―二段の対戦」と言うことで「飛車落ち」でやっていて、しかも、飛車を落としてもらったにもかかかわらず、飛車落ちで負けているという情報がその子から伝えられる。

もう一度書くが、「五段―四段ー2級」VS「四段―二段ー初段」の対戦である。
今年の自分のチームの実力も相当なものだと思っていたところに、抽選で「さらに強いチームと当たってしまった」というあせりが出て、すでに、その辺りから私は冷静さを失っていたのかも知れない。

このような場面で、小学生なら、意見を出すことは少ないが、中学生にもなれば様々な意見を出してくる。
ある生徒が主張したのだが、「先生、二段ー初段-四段の並びで行こう」と言ってきた。
そして、彼は、なぜ、その並び方が良いのか、メモ用紙に書いてまで説明してくれた。

対局前の生徒との(保護者もいた)論議のことを思い出すのだが、よく覚えていない。
覚えているのは、「今、生徒はいっしょうけんめいしゃべっているけど、こういう並び方がいいと思う説明が、私の頭に理解できない」。
「時間が切迫するけど、生徒が言ってることが理解できない・・・。理解はできないけど、いっしょうけんめい言っているのだから、その意見にはそれなりのきちんとした理由があるのだろう」
という心理状態になっていたように思う。つまり、一定時間、思考停止の状態になってしまっていた。
生徒が違う意見を出したとして、その組み合わせを諒解したのは指導者の責任。
どうも後から、振り返ってみると、冷静さを欠いて、自分のなかで勘違いを起こしてしまったらしい。

そして、開始時刻が来て、組み合わせが判明した。
相手チームはは、「五段―四段―2級」という順当な並びだった。
我がチームの並びは、「二段―初段-四段」であるから、これは、最悪だった。

愕然とした。これでは、まるで、自分のチームが負けるために組んだようなものだ。
特に、我が方の二段の生徒は前日飛車落ちで負けた五段と当たってしまっているし、我が方の最強の生徒は2級と当たり、自分の方から「当て馬」にあたってしまったような不味い組み合わせになっている。

ここまで書いたのに、話が終わりません。長文の悪い癖ですね。ごめんなさい。

31事務局:2017/07/30(日) 09:04:53
>>29-30 最後まで書いてUPしておきます。
 長文ですが、興味があれば、お読みください。

 結局、3人制の団体戦では6通りある組み合わせのうち、我がチームにとって最悪の組み合わせで代表戦の対局が始まってしまった。
 保護者は、生徒たちを遠くから見守っているが、私は3人の対局を見る気など起こらず、茫然としたままで保護者席の後ろの方で座ったままだった。
 「なぜ、こういうふうな失態を演じたのであろう。何分か後には十日市中は1-2で負けたという方が入るだろう。」と思った。
 「負けた原因はほぼ組み合わせのまずさにあったのは明らか。」
 「取り返しのつかないことをしてしまった。」・・・などと、さっきの論議を思い起こしながら、時間に直して20分ぐらいはずうーと会場後ろの席で考え続けていた。

 最初、代表決定戦でチームのオーダーをどうするかで、「CBA」とすると言った。
 と言うのも、予選でうまくいった並びを代表決定戦で変える必要もないからだ。
 しかし、相手チームも、予選はCABであったという意見が出た。
 論議はその辺りからややこしいことになったのだ。相手が、CABと組むのであれば、それに対する組み方は、「BCA」が最善ということになる。だから、生徒は、「BCAと組んだらいい」と主張した。なるほど、全くその通りだ。だが、その組み方は、あくまでも予選と代表決定戦が同じ組み方をしてくることが前提であって、現実には、並びを変えてくることが多い。そこのところの配慮が、私には全く抜けていた。
 ふだんの状態だったら、そんなことは、百も承知のはずだったが、昼の作戦会議では、私の頭は途中で思考停止してしまっていたとうしかない。言い訳にもなってないが。


   今回は熊谷君が奇跡を起こした
 実は結末は皆さんのご存知の通り、2-1で十日市の辛勝。
 あて馬に「当たってしまった」国広君は順当に勝つ。
 北川君は粘ったけど、県代表相手では勝てなかった。
 これで、1-1。
 残るは熊谷君。前日、飛車落ちで負けている相手に勝つのは、難しいと思われた。しかも、序盤から形勢が悪かったそうだ。しかし、何が幸いするか分からない。前日飛車落ちで勝っており、この対局も序盤から形勢が良い。そこに相手の油断が生じたのではないかというのは、局後の話。まあ、そうだとしても、いつも「相手が油断してくれれば勝てる」というわけでもないので、日ごろからの準備や鍛錬が実を結んだ。
 熊谷君の良かった点を3点挙げよう。
①状況判断が良い。つまり、この1局に負けたらチームが負けてしまうという判断→あきらめないで粘ることに懸けた事。
②プレッシャーに押しつぶされない精神力。
③日頃からの練習。
  以上の3点は大切なこと。
なぜ、あの場面で、五段に勝ったかは、
現時点で棋譜がないので、将棋の内容について書けない(分からない)のがちょっと残念。

32無記入:2017/08/02(水) 12:41:47
29です
将棋関係者でもこれがわかっていないと言うのは大会運営の話でして
オーダーの重要性がわかっていないから他のチームのオーダーを見て
変更できるような残念な大会運営をされてしまいました。

しかし面白いです、じゃんけんみたいなもので答えは無いように思いますが
それでもここまで深く考えるのですね、参考になりました。
全国大会頑張ってください。

33事務局:2017/08/09(水) 07:07:09
  全国大会で優勝しました。

 過去の将棋教室や支部会員の記録のなかでは、個人戦団体戦を通じて、三次市在住者が全国大会を制覇したのは、初のできごとです。
 参加者の皆さん、支援していただいた全員の方、おめでとうございました。そして、ありがとうございました。

 優勝できた最大の要因は、もちろん、出場者3人が着実に力をつけてきたことです。まずは、これが一番。
 次には、保護者のサポートですね。もちろん、大会当日の支援もありますが、3選手の保育所や低学年の時期から、ずうと見守って来ていただいたことが、大きな要因ですね。
 
 私の方の話では、当日の組み合わせについては、結果的にうまくいきました。
 その話は、機会を見つけて、詳しく書きます。

34事務局:2017/08/13(日) 07:43:05
  小中学校団体戦 全国優勝

 「全国優勝まであと2勝」となった時点で、正直な気持ちはどうだったかというと、「優勝する力はあるかな」とは思ってはいた。しかし、とにかく東京へ来て見て、相手のチームがどのくらい強いのか、それともたいしたことないのか。「当日にならないと分からない」と言うのが対局前の思い。
 問題は選手の並べ方だが、西日本の代表決定戦では、見事失敗してしまったので、今度はきちんと「CABの並びで行く」ことを決めていた。
 ところが、開始前になって、保護者といっしょに情報を集めて相手チームの分析をしていると、気が変わってしまって、対局前に並びを変えるという奇策に出た。「BCA」の並びは危険ではあるが、「一将の位置には強い者を入れて来ないだろう」という予測があったので、急遽この並びに変更した。
 結果的には、これは成功した。事前の分析した通り、北川君は強い相手に当たり、その分だけ国広君と熊谷君が多少楽な相手に当たることで、準決勝は2-1で勝つことができた。
 最後の決勝は、保護者の分析によると、相手チームの準決勝の並びが順当な「ABC」であったということなので、おそらく、決勝戦もそのまま「ABCの並びであろう」という予測をし、十日市中の並びを当初の予定である「CAB」に戻した。
 決勝が始まると、まんまとこの作戦は当たっていた。準決勝と同じように、北川君は強い相手に当たり、その分だけ、国広君と熊谷君が多少楽な相手に当たっていた。しかし、対局が始まってからは、もう、選手の実力に任せるしかない。
北川君が最初に負けたが、だいぶいいところまで行っていたというので、確かに、勝ちは得られなかったが、チームの勝ちには十分貢献していた。
国広君の対局が終わった時、うれしそうな表情がなかったので、遠くで見ていた私はてっきり国広君が負けてしまったと勘違いして、実は私は落胆していた。せめて、熊谷君が勝って、1-2で、今年は準優勝で終わったのかと思っていた。ところが、後でよくよく聞いてみると、国広君は勝っていたのだ。熊谷君が押し切って、2-1。見事に優勝だった。
今回の優勝の要因は、やはり3人に実力があったことだが、準決勝と決勝の選手の並びには成功したので、私も、少しは貢献できた。

35事務局:2017/08/26(土) 09:06:45
   升田名人の墓

 平成29年夏、十日市中学校チームが文部科学大臣杯小中学校団体戦で全国優勝を果たすことに。
 その決勝大会に合わせて上京した機会に、升田名人のご子息がおられる東京都武蔵野市の自宅を訪ねてみた。
 しかし、あいにくお留守で、ご長男にあたる舛田さんには会えずじまい。
 それではと思い、升田幸三名人の墓を訪問してみることに。
 世田谷区の常栄寺の墓所を訪ねてみると、墓碑は駒形で「新手一生」の文字が刻んであり、傍らには升田名人の偉業が記してあった。
 後日、舛田さんからていねいな礼状が来て恐縮した。
 今後は、緊密に連絡を取りながら、升田名人の業績を伝えていきたいと思った。

36事務局:2019/08/15(木) 16:10:44
   県北名人戦

 今日、県北名人戦の開催日。
 おり悪く、台風の接近中だということで、今日の参加者は極端に少なく、寂しいこととなった。
 10時に開始し、進行を早めて、13時半には順位を決定し、解散したのだが、台風の影響はほとんどなく、事前の予想に反して「肩透かし」の状況であった。
 確かに、被害は出ないことに越したことはない。
 しかし、不思議なことに、いまだ台風が接近しているはずなのに、雨も大したことないし、風もおさまってしまった。
 今回の台風は、右半分に多大な影響が出ているらしいが、進行方向である三次には大したことはなさそうではある。
 こういうこともあるのだなと思った。

37事務局:2021/01/02(土) 12:34:20
 2021年 あけましておめでとうございます。

 昨年中はコロナウイルス禍の中、日記を書く気さえもならず、毎日を過ごしてしまった。

 昨年中の升田杯開催については、精神的にほんとにきつかった。
 しかしながら、皆さん方のご協力により、年内のうちに開催することができ、行事を年内に完了することができました。

 さて、毎年1月3日と、8月15日は、三次で県北名人戦を行っています。
 もう、何十年も続けている恒例の行事なので、今年もやりたいとは思って、上位に贈呈する盾やトロフィーは準備はしている。
 
 しかし、コロナウイルスの感染拡大が気になり、たいへん心配ではある。
 来てもらうのは、ありがたいのだが、密になるのは、避けたい。

 大会に来るか、どうかは、あくまでも参加者の判断にまかせます。
 無理はしてほしくないというのが、私の本音です。
 特に、1月3日は、将棋教室を兼ねていますので、子どもさんがプラザに来るかどうかは、保護者の判断で決めて下さい。
 心配でしたら、遠慮なく、お休みにしてください。

38事務局:2021/01/04(月) 20:17:33
昨日は、コロナ禍の中を無理した感じがあったが、県北名人戦を開催した。

参加者はわずか、11人。過去の記録を見ても、さすがに最小の参加数。
そうは言っても、現在の全国の状況からして、しかたがないところか。

開始するまでは、ほんとに参加者が集まるんだろうかと、心配した。
11人集まれば、数局の対局は成り立つ。
来てくださった人には、ほんとに、感謝する次第である。

ところで、1月末には「小学生名人戦」の地区大会を予定しているのだが、都合が悪いことになってしまった。
この掲示板には、

39事務局:2021/01/05(火) 09:40:34
>>38 つづき
書き込みの途中で、誤ってUPしてしまいました。
ごめんなさい。

小学生名人戦三次地区大会・・・1月30日(土)の予定

コロナ感染の拡大が危惧される中、現在の段階では、中止の可能性もあります。
少なくとも、密を避ける意味で、参加数を減らしたいと思います。

すでに発行した通信や掲示板に「参加者は県内どこからでもOK」としましたが、変更して、地域制限をさせて下さい。

地区大会は・・・
●三次市・庄原市・安芸高田市・世羅町に限定させてください。

以上、いったん書き込んだことを変更するようですみませんが、よろしくお願いします。

40事務局:2021/02/27(土) 19:26:27
●広島に大激震

 広島棋界に大激震が走った。
 広島将棋センターが、今年3月で閉店するとのこと。
 地元紙「中国新聞」にも大きくとりあげられた。
 43年前に設立され、長年の間、広島県棋界をリードしてきていた。
 各棋戦の中国大会・県大会などの開催、地方行事の運営、青少年の育成、等々、大きな役割を果たしていた。
 特に、青少年の育成には多大に貢献していて、故村山聖九段、糸谷哲郎八段、山崎隆之八段、片上大輔七段、竹内雄悟五段とプロ棋士5人を輩出していた。
 昨年は、新型コロナウイルスの影響で参加数が減少していたが、近年まで、毎月2回、100名近い小中高校生が参加する「王将会」が開かれていた。
 今回の件は、近年、オンラインの将棋普及による将棋道場に参加する人口の減少の基本的な問題が克服されないまま、昨年のコロナによる道場入場者や棋戦の参加者の減少の直撃を正面から受けてしまった。
 今回の閉店は、ただ単に一道場の閉鎖の問題では済まない。
 広島県の場合は、県内の将棋行事のほとんどを将棋センターが請け負ってきていた。
 そういう状況の中では、コロナ禍が収まったときに、小・中学生から一般の各種県大会を再開しようとしても、準備・運営・進行する者がいないという問題がある。
 現在の時点では、今後の主要行事の開催について、何も見通しがたっていないということだ。
 それぐらい、広島県棋界は困惑している。

41事務局:2021/02/28(日) 17:08:15
>>40つづき

 レーティングに関しても、今回の衝撃は大きい。
 三十数年前に、将棋センターにレーティングをしていただくように持ち掛けたのは筆者なのであるが、道場経営の重要行事として三十数年間、センターが継続的にレーティング公認対局を開催してきていた。
 この間には、前述のプロ棋士も小学生時代に参加され、奨励会に入るまでには千対局を上回るほど、参加されていた。
 また、アマ連本部の調査によると、現在、レーティング都道府県別の参加者数1位は広島県だそうである。
 もちろん、この1位はセンターがあったからである。大会開催についても、参加者が数十名までなら将棋センターで大会を開けば良かったのであるが、今後は広島でやるのは無理だ。
 アマ連関連では、朝日アマやレーティング選手権のブロック大会が開くことが困難な状態である。
 今後はレーティングどころか、大会開催自体が成り立たない。
 後継者も見当たらない中、今後の方向性に暗雲が立ち込めている。

(参考)広島出身棋士レーティングの記録
 棋士名   最終持点 対局数 最終対局年
山崎隆之八段 2082 1697 1992
片上大輔七段 1914 2315 1993
糸谷哲郎八段 2008 813 2000
竹内雄悟五段 2193 1609 2004


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