したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

【中】J10や99式や054型等について語る【国】★15 避難所(6)

1名無し三等兵:2018/08/01(水) 10:15:55 ID:2d9aRuM.0
ライセンス生産・コピー・独自改良・自主開発…。古今東西の兵器を独自の視点で生産。
まるでチャーハンの様な中国製兵器について語るスレです。

当スレは、2ch軍事板の同名のスレの避難所です。

【前スレ】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/37992/1490891526/

851名無し三等兵:2019/05/29(水) 22:29:26 ID:wUyFxlNc0

国产35毫米轮式自行高炮列装 可配导弹成阿帕奇克星
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-26/doc-ihvhiqay1525723.shtml
中国单35轮式高炮亮相 全新转膛结构令射速提高1倍
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-28/doc-ihvhiews5185740.shtml
我野战部队防空利器:8轮步战车底盘35毫米自行高炮
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-29/doc-ihvhiews5343091.shtml
中国軍の内部刊行物と思われる書籍に掲載された8×8装輪35mm対空自走砲

これはBK1060、もしくはTY-90SAMを搭載した改良型(輸出名称「SWS2」)として知られていた装輪自走対空砲で
中国軍への配備が行われた模様。PGL-12式装輪自走対空砲との制式名称も紹介されている。


PGL-12は、重型合成旅向けのPGL-09装軌自走対空砲に続いて、中型合成旅の随伴自走対空砲として配備が行われる。部隊編
成は、PGL-09を参考にすると、砲兵連を基本単位とし、その編制は、連指揮車×1、対空自走砲×6、弾薬補給車×3などと
みられる。後方にはHQ-7らしき車輛や、レーダーなども写っている。

PGL-12は、35mm機関砲一門を搭載している。火力ではPGL-09の半分になっているが、これはシャーシが装輪装甲車に変わっ
た事で反動を低減する必要が生じたこと、重量の軽減などを狙ったものとみられる。ネットではコスト削減との話もあるが
対空自走砲の費用の大半はレーダーやセンサー、FCS等が占めているので、火砲の数の変化は影響が少なく、その線はないと
みている

砲門数が減少した代わりに、砲の構造を刷新して発射速度を上げているとのことで、その発射速度は毎分550発から1000発
にアップしているとのこと

装輪対空自走砲は、中国陸軍の中型合成旅の野戦防空に向いた車輛であり、攻撃ヘリ、UAV、対戦車ミサイル、巡航ミサイル
などへの迎撃に向いた車輛とみられている。AHEAD智能型弾薬を用いた外国の試験では、ヘルファイア対戦車ミサイルに対し
て90%以上、トマホーク巡航ミサイルに対して80%以上の迎撃能力を備えている。中国も同様の35mm機関銃弾を装備している。

自走対空システムの装輪化としてはHQ-17の発展型HQ-17Aが登場しており、新型対空自走砲はHQ-17Aと共に中型合成旅の防空
戦力の一翼を構成するとみられている

中型合成旅は緊急展開能力を重視しており、装備の多くを装輪化しているが、現状では野戦防空能力の不足が問題となって
いる。今の防空装備はHQ-7と99式35mm連装機関砲だが、前者は1990年代に配備を開始したもので旧式化が進んでおり、後者
はAHEAD弾の採用などで能力向上を図っているが、牽引式で機動力には難がある。(このほか、トラックに機関砲を搭載し
た簡易対空自走砲も)

08式装輪IFVは、PGL-12をはじめとして多くの派生型が開発されており、その種類は既に40種類を超えているとのこと。

852名無し三等兵:2019/05/29(水) 22:31:17 ID:wUyFxlNc0
中俄海上联合军演 中国海军究竟向俄方学到什么
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-08/doc-ihvhiews0574223.shtml
这招以后用得着!中俄海军联演首次实射舰空导弹
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71850.html#p=1
先日行われたロシアと中国の合同軍事演習「海上聯合2019」に関する記事

ロシア海軍は、スラヴァ級巡洋艦、ウダロイ級駆逐艦、Tu-142対潜哨戒機、Ka-27対潜ヘリ、キロ型潜水艦を参加させ
中国側にとっては、ロシアの「三位一体」のASW演習を実地で学ぶ機会となった

ロシアは米ソ冷戦以来長年にわたるこの分野での経験を蓄積しており、中国にとっては学ぶところが大きいと指摘。
特に米露の航空機(対潜哨戒機、対潜ヘリ)、水上戦闘艦、潜水艦の三位一体でのASW作戦システムは、中国はまだ
蓄積が少ない。水上艦艇は充実してきたが、先進的な潜水艦は数と質共に米露に比べると差があり、対潜作戦用航空
機の分野はASW作戦における最も大きな弱点として存在している

近年になってようやく「空潜-200」対潜哨戒機が実戦配備されたが、飛行速度や航続距離、ペイロードは突出したも
のではなく、ロシアが演習に参加させたTu-142と比較するとその差はまだまだ大きい。沿岸海軍から近海海軍、そし
て外洋海軍へと移行する中国海軍にとっては、ASW作戦システムも変革が求められる。その点でロシア海軍から学ぶ
ことは依然として多い。

853名無し三等兵:2019/05/30(木) 22:00:12 ID:8IZM10Tg0
面向實戰:自用版武直10普遍加裝裝甲
https://kknews.cc/military/59q88y8.html
Z-10攻撃ヘリの座席側面に追加装備された防弾版について

もともとパキスタンにZ-10Pを売り込んだ際に、防御力強化の要求が出たことにより開発されたセラミック装甲
型式名はZJYP1-9110-200。12.7mm機関銃弾に対する抗湛性を有する


轰6G为何挂载电子吊舱 将填补我军空中作战体系短板
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-28/doc-ihvhiews5198717.shtml
洋上での演習に参加するH-6G爆撃機

主翼パイロンに電子戦ポッドを搭載しており、外洋作戦における電子戦任務に従事していることをうかがわせる

中国空軍/海軍航空隊で電子戦任務が重要視されるようになってきたのはここ最近

南シナ海の作戦機の配置や演習から、空軍の作戦システムは、前衛(J-11、Su-35、Su-30、J-16など)を務める長距離戦闘機
が敵の戦闘機、水上戦闘艦艇を駆逐して、制空権を確保。朝鮮戦争における「ミグ回廊」のような安全空域を確保して攻撃機
の進路を作る。中間部隊は、H-6Kを主力とする長射程ミサイルのプラットフォーム部隊。長射程ミサイルによるスタンドオフ
攻撃を担当。後方にはKJ-200/500、Y-8電子妨害機、Y-8電子偵察機、Y-8空中指揮機、空中給油機などの作戦支援機が配置さ
れる。これらの機体は自衛力が弱いので後方の安全な空域から作戦全般を支援することになる

前衛の戦闘機部隊では電子戦ポッド搭載のJH-7が、後方ではY-8電子妨害機、Y-8電子偵察機という電子戦機が存在するが、ち
ょうど中間部隊のみが専用の電子戦機を保有していないことが分かる。記事では、電子戦ポッドを搭載したH-6Gはこの欠を補
うための存在ではないかと考えている、対艦ミサイルプラットフォームとしては新型のH-6K/Nに劣るものの、長い航続距離を
有しており電子戦機材を積むための余裕のある搭載能力を備えているので、電子戦任務に投ずることで新たな使い道が出来た
形になる。JH-7と比べても、爆撃機ベースなので余裕のある発電能力を備えており、より強力な妨害電波を発生させることが
出来るので高い電子制圧能力が期待できる。

本格的な電子戦機というよりは、旧式機に電子戦ポッドを搭載して再利用したという傾向が強いが、前衛、中間、後衛のすべて
で電子戦機を用意したという点は評価に値するとみている

854名無し三等兵:2019/05/30(木) 22:00:48 ID:8IZM10Tg0
052D改进型战力增强 将是海军2020年主力通用驱逐舰
http://news.xilu.com/20190529/1000010001092611.html
通称052DL型駆逐艦のアップグレードポイントを紹介した記事

http://img1.xilu.com/2019/0526/e28fd34d38a00fd89d9b0b9ddfe54a34.jpg
内容の多くは既出ですが、原形とDL型の比較写真が載っていたので取り上げました
船尾延長部分、格納庫高さの変化、対空警戒レーダーなど設計変更箇所がよくわかります。

線を引いて比較しているので、基本的な装備配置は原形を踏襲し、船尾部分が延長されたことが見て取れます


歼15有两个缺点战时或将拖后腿 舰载四代机已经改进
https://news.jingyannet.com/a/20190527/635502.html
J-15の二つの(目立たない)「欠点」を指摘。


①機首のピトー管。これは同機のレーダーが従来型の機械式レーダーでフェイズド・アレイ・レーダーではないことを表している。
レーダーの問題のみならず、狭い空母の上で運用される艦載機としてはピトー管は取り回しに注意しなければならず、運用面での
手間が増える。J-15のピトー管は下方に折りたたむ事が出来るが、これは構造の複雑化を招くもの。J-15Dでは機首ピトー管は廃止
され、機内ピトー管に置き換えられている

②Su-33にはあった主翼前縁収納式の昇降用ラダーがない事。おそらく、ウクライナから入手したSu-33のプロトタイプ機である
T-10Kには収納式ラダーがまだ付いておらず、模倣する事が出来なかったためではないかとみている。そのため、パイロットは
J-15の乗降の際、移動式ラダーを用いて乗り降りせざるを得ない
----
細かい指摘ですが、あまり気づかれていない点をカバーする地味な良記事だと思いましたので紹介します

855名無し三等兵:2019/05/30(木) 22:02:36 ID:8IZM10Tg0
中国特警装备新冲锋枪酷似美制枪械 却是79式魔改
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-28/doc-ihvhiqay1991994.shtml
広東省特警の「閃電突撃隊」の隊員が持っている79式サブマシンガン。李嘉豪氏により設計されたMAPS79アタッチメント
を装着して形状を一新している。MAPS79は、ピカティニーレールや伸縮式ストックを一体化した79式専用外付けアタッチ
メントで、各種装備の装着を可能とするアップグレードキット。

79式は中越戦争で活躍し、既に40年以上の歴史を有する。なお、同銃は中国の銃器開発史において3つの記録(最長の開
発期間、最多開発人員、最多実弾試験回数)を有する。これは開発時期がちょうど文革に当たったことが大きい。

79式の設計には56式/AK-47の影響が伺えるところが少なくない。サブマシンガンとしては珍しいガス圧利用式を採用した
が、これは構造の複雑化を招き、初期不良の多発を引き起こすことになった。故障が多発したため、軍では後継の85式サ
ブマシンガンを採用し、79式は第一線装備から退くことになった。その後、改良を加えた79式は主に武装警察と警察の装
備として生きながらえることになった。

79式は毎分1000発という高い発射速度を有するが、構造の小型化、簡素化のため発射速度の調整装置は組み込む事が出
来なかった。そのため、20発入りのマガジンをわずか二秒程度で打ち尽くしてしまう。良い点としては、サブマシンガ
ンとしては高い命中精度を有していること。

79式はジャングル地帯での戦闘を前提に開発されたので、治安機関向けん装備としては様々な問題を抱えていた。最も
大きな問題は拡張性や発展性の乏しさであり、市街地で使用するために必要な各種装備を装着できない事だった。これ
を解決するのが、前述のMAPS79アタッチメント

MAPS79は、79式に欠けていた人間工学的配慮を補うものであり、伸縮式ストック、ピカティニーレール、スコープ装着
用レールなどを備えている。スコープの取り付け位置は銃本体とは離れているが、これは射撃時の振動の影響を抑える
ための設計。アタッチメントにより銃本体に触らずに操作できるので、射撃により加熱した銃による火傷を防ぐことが
出来る。MAPS79は隊員一名一名に合わせた調整が可能であり、これは射撃時の安定性改善に寄与している。

MAPS79の採用により、79式の問題点をある程度解消することはできたが、根本的な解決には新世代サブマシンガンに
より更新が不可欠。近年、各地の治安機関ではJH16-1やBJC16などの警察用サブマシンガンの採用が相次いで確認され
ている。これらの新世代サブマシンガンは、外国の評価の高いサブマシンガンの設計経験んが取り入れられており弾
薬も9mm拳銃弾が主流。これらの新型銃が普及すれば、79式と同銃で使用されている51式7.62mm拳銃弾は現役を退くことに
なろう。

856名無し三等兵:2019/06/01(土) 00:35:58 ID:8TWfVU.g0
港媒:国产航母首次进行舰载机试验 或1个月内交付
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-05-31/doc-ihvhiqay2768940.shtml
5月31日に、002型空母が第6回目の洋上公試(6日間)を終えて大連に帰港した。
甲板上には艦載機が着艦した際に付くタイヤの跡があったため、公試中に初めて艦載機の離着陸試験を実施した模様。
帰港後、002型空母は1ヶ月以内に海軍に引渡される可能性が高い。

857名無し三等兵:2019/06/04(火) 21:31:18 ID:wUyFxlNc0
何时出核动力版?我首艘自主建造破冰船雪龙2号海试
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72204.html#p=1
5月31日、中国国産の南極観測用の「雪龍2」号地球観測砕氷船が初の洋上公試を実施した。今回の試験航海は15日を
予定している。



从055大驱细节看中国战舰发展 桥翼设计成重要收获
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-03/doc-ihvhiqay3281316.shtml
055型駆逐艦のブリッジウイングについて

ブリッジウイングは艦橋側面の張り出し部で、主に艦の後方や下方を視認するために用いられる。

中国海軍の大型水上戦闘艦艇は1990年代までは露天型のブリッジウイングを備えていた。しかし西側では、NBC対策や
ステルス対策などの要因で艦橋構造物の開口部を減らすため、ブリッジウイングも無くす傾向が生じており、米ペリー
級、インディペンデンス級や仏ラファイエット級などブリッジウイングが廃止された艦が登場している。ただし、これ
により、寄港時のタグボートによる停泊作業に難をきたすデメリットも発生しているとのこと

ラファイエット級の設計思想に強い影響を受けた054A型でも同様の問題が生じている。ラファイエット級(054A型)
では、艦橋両側面の露天廊下は残されており、ブリッジウイングの代替としての機能を果たしているが、これは艦橋
構造物の容積を減らすという問題があり、同じくブリッジウイングを持たない052C/D型では貴重な艦橋容積を減らし
ただでさえ余裕のない両型の艦橋空間を消費してしまうことになっている。

艦舷が高く小回りが利かなくなる大型艦になればなるほど、ブリッジウイングの必要性は高くなってくる、米アーレ
イ・バーク級ではステルス設計を取り入れたが、ブリッジウイングの必要性を認識していたことから比較的大きなブ
リッジウイングが装備されている。これは高い脅威度での海上輸送作戦の経験を反映したもので、理論優先の「ジュ
ーヌ・エコール(19世紀半ば以降のフランス海軍で一世を風靡した海軍理論)」とは異なる米海軍の見識といえよう。

055型では久方ぶりにブリッジウイングが復活した。055型のブリッジウイングは単なる見張り台ではなく、フェイズド
レーダーアンテナを装着し、電磁状況の改善と後方視界の改善を両立させる独自の工夫が盛り込まれている。(注:054A
型や052C/D型では存在した艦橋両側面の露天廊下は廃止されており、これも艦橋内容積増大に資しているとみられる)

記事では、中国海軍でも艦艇の建造と運用の実績が蓄積され、理論と実践のバランスが採れるようになってきた事例
として評価している。

858名無し三等兵:2019/06/04(火) 22:33:01 ID:wUyFxlNc0
中国疑试射巨浪3或装备高超音速弹头 射程1.2万公里
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-03/doc-ihvhiews6498360.shtml
6月2日、山東省、山西省、河南省、河北省一体で天空を飛翔する発光体が確認された。同時期に中国遼寧海事局が黄海で進入禁止海域
の指定をしていたことから、この発光体は新型のJL-3もしくはJL-2B SLBM(とそれに搭載された極超音速弾頭)の最初のテストではな
いかと推測されている

生存性に優れたSLBMと高い突破性能を有する極超音速飛翔体との組み合わせは、核抑止力上重要な意義を有する。JL-2Bは6発の弾頭
を搭載可能で、最大射程は11000km、JL-3は弾頭10発搭載が可能で射程12800kmに達するとみられている。もし、JL-2B/JL-3に極超音
速飛翔体を搭載する事が出来れば、(現在のJL-2と094型の組み合わせとは異なり)中国近海から地球全域の任意の戦略目標に対する
打撃が可能となり、極超音速飛翔体を用いることでミサイル防衛網の突破も容易になるだろう。
----
記事の多くが推測ですが、参考までに紹介。

2个电战吊舱+6个挂弹点!中国海军轰6J轰炸机亮相
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72191.html#p=1
我海军新型远程轰炸机再次出镜 机翼两个大型物体吸引了目光
http://www.sohu.com/a/318015838_100235166
海軍航空隊向けのH=6J爆撃機の新しい写真がupされました
主翼の一番端のパイロンにはKG-800とみられるEWポッドを搭載。機首下部にはIFFアンテナを増設

https://twitter.com/RupprechtDeino/status/1134799807443283968
中国軍用機の専門家アンドレアス・ルプレヒト氏は自身のツイートで、機首下部の光学/電子ターレットが、H-6Kでは
中心線上配置だったのが、H-6Jでは機首右部にオフセット配置されていることが指摘されています


地面舰岛出现新天线 中国第3艘航母或具备反导能力
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-04/doc-ihvhiews6664164.shtml
武漢の空母型試験施設での最近の動向について

003型(記事では002/003型と両方の呼称を使用)のテストベッドとみられる新型統合マストの外観を捉えた写真が
upされました。

記事では、これらの機器はIFFであり、003型は中国空母として初となる協同交戦能力を備えた空母になるとの分析
を提示しています。マスト頂部空母型施設のIFFは集積アンテナを用いており、協同交戦能力の確保に求められる高
い通信効率や長波長を有しているとみている。その下の円形アンテナはフェイズド・アレイ・アンテナで全方位の
観測が可能。これは米海軍のOE-120 IFFに似た形状。OE-120の特徴は複雑な電子環境下においても空中目標の識別が
可能であり、高い空中状況認識能力を備えているとしています。

遼寧と002型空母は、フェイズド・アレイ・アンテナ式のIFFを装備しているが、アンテナ一つに着き120度しかカバー
しておらず、合計4枚の搭載が必要。武漢で確認された新型アンテナであればマストの一箇所で済むので、その分だけ
装備重量の軽減、構造の簡素化につながる。

空母型施設をみると、003型は055型駆逐艦と同じデュアルバンドレーダー搭載になるとみられる。これは高い探知能
力をそなえ、先進的な通信システムやIFFと連携して、協同交戦能力実現のための基盤インフラとなる。

中国海軍は空母遼寧以来、航空母艦へのフェイズド・アレイ・レーダーの搭載を継続している。これは、高価値目標
であり敵の優先的な攻撃対象となる空母にとって、高い目標探知能力が自衛能力にとって不可欠なことによるもので
あり決して、決して浪費ではないとしている。003型は協同交戦能力を備えることで、空母、護衛艦艇、AEW&C機など
の情報を統合的に活用することが可能となり、統合的な防御システムを構築することが可能となる。高い性能を有す
るレーダーを活用して、重点的に早期警戒と目標指示を実施し、(注:米SM-6のような)対艦ミサイル迎撃用のSAM
の中間誘導も可能になろう

859名無し三等兵:2019/06/04(火) 23:39:59 ID:wUyFxlNc0
>>856でご紹介いただいた002型空母の第6次洋上公試に関する関連記事です

四边伐鼓雪海涌:国产航母第六次海试对中国海军意味着什么?
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_62085_72218.html#p=8
第六次洋上公試の意義について

今回が最後の洋上公試の可能性も。その場合は、7月前後には海軍への引き渡しが行われることも考えられる。

甲板のタイヤ痕から、複数回にわたってJ-15による発着テストが実施されたとみられる。
五月中には901型大型補給艦との間で洋上補給テストも実施された模様。空母は作戦時には一日に数百〜千トンの弾薬や
燃料を消費するので、洋上補給は長期作戦には不可欠

002型の就役により中国海軍は空母二隻体制となる。空母二隻体制が実現すれば、空母機動部隊の総合戦力は大きく向上
する。たとえば、対地攻撃の際には一隻が攻撃任務、もう一隻が防空、対水上任務に就くことで、戦場制圧能力を向上
させることが可能となる。投入艦載機の離発着数も倍増することで、戦力の柔軟性や総合力が向上。平時には、一隻が
整備、一隻が第一線運用となるので、空母一隻体制だと年間の半分は陸上基地での運用となるのに対し、二隻だと陸上
基地での運用期間は年間の1/3にまで抑えることが可能となる。

002型ではJ-15D電子戦機の搭載も行われるだろう。艦載電子戦機の投入は中国海軍の艦載戦闘機の作戦能力向上につな
がる。またJ-15Dの配備は、中国海軍が複雑な電子装備を搭載する電子戦機の艦上運用を可能とする高度な整備・支援体
系を整えたことも意味する。


巴基斯坦最希望“枭龙”拥有的关键性能:反舰作战能力
http://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651721336&idx=2&sn=7498f843d5c7a1a90711ada9d7fb9eb7&chksm=8b8ebaddbcf933cb4dec0e69f3085c88769a22ac8f03af16ac8d5f5e4ef408a944df2dee469f&mpshare=1&scene=1&srcid=
FC-1/JF-17の対艦攻撃能力に関する記事

パキスタンでは1971年の第三次印パ戦争で、インド海軍の空母を含む海上戦力による封鎖と攻撃を受けて、東パキスタンのチッタ
ゴン港、西パキスタンのカラチ港を制圧され多大な損害を出したことから、インド海軍の海上封鎖を再び行われないようにすること
が大きな課題となっている

広がる一方のインドとの経済格差から、海軍力で正面から対抗するは困難である(ため潜水艦など非対称戦力の構築が中心)。250
機を配備予定のJF-17による対艦攻撃は、インド海軍を阻止し得る重要な戦力となり得る。

JF-17はC-802A ASMの搭載能力を備えている。JF-17は最大3発のC-802Aの搭載が可能だが、その場合は増加燃料タンクの搭載が不可能
になり、電子戦ポッドなどを積む余裕も無くなるので、実用レベルでは二発搭載が限度。JF-17 Block2は、レーダーやアビオニクスの
アップグレード、完全なデータリンクシステムを搭載し、ZDK-03 AEW&C機とのデータ融合を実現すると共に、空中給油能力を付与する
ことで航続距離の延伸が可能となった。これは、対艦作戦時におけるJF-17の航続距離の問題に対する一定の解決となっている。


中国人民革命军事博物馆部分基本陈列开放试运行
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA3OTU0MDMxMQ==&mid=2659263801&idx=1&sn=da6ae804a126904b9b5a98a624773598&chksm=84c47c01b3b3f51797d137cfe8941577e5643dade6e70b46436cbd6c4e91b001935716f60a40&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
改装後、部分展示が行われていた北京にある中国人民革命軍事博物館で、これまで展示準備中だった基本陳列展区が6月1日からプ
レオープンされたとのこと。今回、一般開放されるのは、改装前に公開されていた展示区画だけでなく、今回の改装で新たに付け
加えられた所も多く、早くフルオープンになってほしい所です

860名無し三等兵:2019/06/06(木) 12:33:18 ID:v99Mto5Y0
サウジ、中国の支援で弾道ミサイル開発加速か 米諜報 CNN EXCLUSIVE
ttps://www.cnn.co.jp/usa/35138091.html

861名無し三等兵:2019/06/07(金) 14:09:41 ID:wUyFxlNc0
关于054型护卫舰525舰、526舰改造之我见
https://k.sina.cn/article_5729800514_15585d14200100ieoq.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
近代化改装に着手したとみられる054型フリゲート「舟山」について

0544型二隻は東海艦隊の主力艦として、054A型二隻、ソブレメンヌイ級四隻と共に駆逐艦/フリゲート支隊を構成している。
しかし、054型に続いて量産がすすめられた054A型の大量建造により、エリア・ディフェンス防空能力を持たない054型の立
場は微妙なものとなり、東海艦隊の別のフリゲート大隊にコンバートされたとのこと。今の054型は、053H1G型や053H3型と
同じような二線級フリゲートの地位に甘んじることになっている

054型の両艦とも就役から15年前後の時間が経っており、寿命中改装を行う時期に差し掛かっている。
現状では、改装の具体的中身はまだわからない。筆者は次のような改装が行われるのではとの見解を示している。

①稼働率に問題がありすでに生産が終了している100mm艦砲を、軽量で信頼性の高い76mm艦砲(054A型と同じ)に換装。
 76mm砲は、発射速度、射程共に100mm砲を凌駕しており、対艦ミサイルに対する迎撃能力でも優位に立つ。

②HQ-7 SAM発射機の撤去と新型ミサイルの搭載。第一の可能性としては、撤去した後に新たにVLSを埋め込む改装を行うと
 いうもの。これが実現すれば、054型は、HQ-16とYu-8対潜ミサイルの運用が可能になろう。

③AK-630 CIWS(4基)の撤去と、730型CIWS 2基への換装。

⓸054A型に準ずる電子装備、FCS、データリンク、EWシステムへのアップグレード。054型の上記装備は、基本的に053H3型
 の水準に近いもので、054A型と比べると一世代前のもの。

⑤SSMの換装(可能性を指摘するにとどめる)

これは艦の装備全般を総取り換えする大規模、かつ予算と時間のかかる改装になるが、これが実施されれば054型の能力は
054A型に近いものにまで強化され、相互運用性も改善されるのは間違いない。



我军2艘054护卫舰开始改装 或不会加装垂发系统
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-05/doc-ihvhiews6887589.shtml
その費用対効果の問題を懸念する記事がこちら。

054型は「過渡期」のフリゲートであり、排水量や船体設計、機関は054A型の源流となる新世代のものだが、兵装や
電子装備などは一世代前の053H3型に近い水準にとどまっている。

054型の近代化改装は、051B型やソブレメンヌイ級に施されたようなVLSの搭載を含む船体のかなりの部分に改装が及ぶ
大規模なものになるか、053H3型のようなHQ-7をHQ-10に換装するなどの限定的な改装になるのか

すでに054A型が大量建造されている状況下では、054型に大規模改修を施すことの費用対効果が懸念される。そのため
筆者は、HQ-7をHQ-10に換装する程度の小規模・短期間の改装に留まる可能性も十分考えられるとみている。

862名無し三等兵:2019/06/07(金) 14:40:10 ID:wUyFxlNc0

ヨルダン空軍が昨年調達したばかりのCH-4Bを含む機材多数の売却を企画
https://www.rjaf.mil.jo/en/showannouncement-36.html?fbclid=IwAR2nItR7EjHKNpp6R02NDxF243QVPBwG_U3rpLvhE3PxXaBpz34J0SNZEN4

放出予定の機材は以下の通り

Casa C-295×2機
Casa C-235×2機
C130-B MODLE×1
ホーク63×12機
CH-4B×6機
MD530×6機

C-130Bは旧式機だが、MD530は2013年、C-295は2015年、ホークは2017年にUAEから転売を受け、C-235ガンシップと
CH-4Bは2018年に調達したばかりの新鋭機

简氏:约旦不满中国CH4无人机性能 或将其转卖叙利亚
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-06-05/doc-ihvhiews6907588.shtml
Jordan puts Chinese UAVs on sale
https://www.janes.com/article/89036/jordan-puts-chinese-uavs-on-sale
Royal Jordanian Air Force HQ is going to sell the following aircraft
https://defence.pk/pdf/threads/royal-jordanian-air-force-hq-is-going-to-sell-the-following-aircraft.621779/
درونات CH-4B و مروحيات قتالية MD-530/FF
https://defense-arab.com/vb/threads/132084/

ヨルダン空軍の再編、戦闘機とヘリ調達のための予算捻出措置、経済的問題、戦略環境の変化などいろいろな要因が
語られている。ジェーンやヨルダンのフォーラムでは、空軍がCH-4Bの性能に満足していないという話が出ている。

新浪網の記事では、他の新鋭機もまとめて売却されているので、CH-4への不満というより、別の要因にあるとの見
解を示している。また、CH-4Bがヨルダンの周辺国に転売される可能性も指摘。

ヨルダンが購入したCH-4Bは衛星通信システム搭載型であり、これがオミットされたイラク空軍のCH-4Bよりもハイ
スペックな機体。イラク空軍であれば、CH-4Bの運用インフラがそろっているので、ヨルダンのCH-4Bの導入はよい
機会とみている

この件は、現時点で判断するのは少し慎重さが求められる気がします。
今後新たな情報が出てきたらまた紹介します。


造船领域,我国又完成一个全球之最
https://k.sina.cn/article_6748559968_1923eda6000100iklk.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
5月30日、江南造船廠で建造された5000t級新型深海探査船「東方紅3号」の引き渡しがなされた。
CCTVの報道によると、「東方紅3号」は、中国では初、世界でも第4番目となる「静穏科考級証書」を獲得した探査船とのこと・
これは船体から発生する騒音制御の最高ランクを示すもので、ノルウェーの船舶会社から承認を受けたもの。

その静粛性は、「船底から20m下を泳ぐ魚が、船の音に気付かない」レベルだとしている。
深海探査船として必要な各種機材を搭載し、高い自動化レベルを達成しているのも特徴。

863名無し三等兵:2019/06/07(金) 21:16:21 ID:s5lp6k4c0
中国軍増強で、米軍は台湾や南シナ海に近づけなくなる
ttps://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/06/cnas.php

864名無し三等兵:2019/06/09(日) 00:05:27 ID:wUyFxlNc0
第5批次公开露面,歼16现在服役多少架了?
https://k.sina.cn/article_6544974701_1861c636d00100h2hr.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
第五バッヂ生産分のJ-16の写真が公開された件についての記事

ネットにアップされた「0517」と記載のあるJ-16の写真。これは第五バッジ生産分の17番目の機体であることを示している。
J-16は2014年前後に引き渡しを開始し、すでに5年が経過している。おおよそ、一年に一バッヂ分が生産されているとみられ
る。メーカーの生産能力は年産30機程度で、J-15とJ-11Bを除くと、一年間に24〜28機程度のJ-16が生産されているとみてい
る。量産化から五年が経過しているので、J-16の累計生産数は120〜140機程度になると推測している

同じ時期に成都飛機工業集団公司では、56機のJ-10Bと120機以上のJ-10Cを生産しており、(J-20を考慮に入れなくても)す
でに300機以上の第3.5世代戦闘機(西側4.5世代に相当)が生産されていると言える。

多用途戦闘機であり、多数の兵装を搭載可能なJ-16は、ステルス戦闘機であるJ-20と連携して兵器搭載プラットフォームと
しての役割を果たす。また、対地攻撃では各種精密打撃兵器を用いて、長距離、中距離、近距離の各種目標を打撃できるの
も特徴


中国055大驱雷达研制秘闻:论证会上曾被专家否定
https://mil.sina.cn/sd/2019-06-06/detail-ihvhiews7099563.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001
346型、346A型フェイズド・アレイ・レーダーを開発した第14研究所がCCTVで紹介される。

まず8年間をかけて開発プランのスタディを重ね、一つ一つの技術的課題を解決していった。正式な開発開始は1997年
で、「海軍艦載多機能フェイズド・アレイ・レーダー」と銘打って作業を開始開。その実用化までには20年近い歳月を
要している、研究チームでは同レーダーに「海之星」という名称を付与している

改良型の346A型では、346型が装備していた大型の空冷式冷却システムを廃止。これは性能向上のための措置であったが
発熱問題を解消するのはかなり困難な課題であった。それに成功したことで、探知距離と探知能力で顕著な改善が見られた
(地上でテストを受ける346A型の写真もあり)

865名無し三等兵:2019/06/09(日) 13:02:15 ID:wUyFxlNc0
陆军05A式155毫米自行火炮曝新照 炮塔前疑装行李架
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-07/doc-ihvhiews7350509.shtml
先日撮影された05A式155mm自走榴弾砲の写真より、中国軍の演習の変化を読み取る記事

この05A式の砲塔前面には装具搭載用とみられるラックが装着されている。
米軍ではAFVの車内に積みきれない装具類、燃料、水…などを外装するのは普通の光景。これは突破作戦などの際に後方補給
に依存し、展開速度が遅くなるのを避けるためのもの。迅速な展開を可能にするための措置の一つで、米軍の豊富な実戦経
験に裏付けされた在り方と位置付けられる。装具の中には衣服やカッパ、寝具なども備えられており、いちいち宿営地に帰
らずに作戦の合間に休息を行うことが想定されている

これに対して、中国軍の演習では、訓練を実施した後に駐屯地に帰還して休息するのが一般的。強行軍の演習においても
機械化部隊には後方支援部隊が随伴しており、AFVに装具を満載して訓練を行うことは見られない。

今回の05A式のような外装用ラックの使用が一般的になるとすれば、それは中国の装甲部隊の作戦概念の進歩、より実戦に即
した演習への転換である可能性がある。装甲部隊による100km以上の突破作戦には、宿営地方式とは決別する日長があり、そ
れが実現すれば中国の装甲部隊の指揮官が現代戦をより深く理解した結果の現れとなろう
----
この辺には、外征軍として長年の実戦経験を有する米軍と、国土防衛を主任務とし大規模な戦闘は中越紛争が最後となり
長らく実戦を経験せずに済んだ中国軍の差異でしょうね

全是中国造!孟加拉空军F7战机携挂雷石制导炸弹
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_323_72293.html#p=1
胴体中心線上のパイロンにLS-6「雷石」精密誘導弾を搭載するバングラデシュ空軍のF-7BGI戦闘機
バングラデシュは2007年よりLS-6の調達を開始。当初はアップグレード改修を受けたA-5C攻撃機に搭載された。

LS-6は折り畳み式翼により滑空して射程を延伸する。
LS-6の搭載により、F-7BGIも一定のスタンドオフ攻撃能力を備えることが可能となった。

我军167舰演习主炮开火 同型火炮曾击沉2艘越南军舰
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-06/doc-ihvhiqay3997888.shtml
近代化改装を受けた051B型駆逐艦「深圳」が24時間の洋上訓練を実施、79B式100mm連装砲による夜間実弾射撃訓練を行った。

79式100mm艦砲(H/PJ-33、同33A、同33Bの三種類が存在)は、1980〜90年代に中国海軍の艦艇に広く搭載されたが、搭載艦
艇の退役に伴い次第に姿を消しており、数年以内に搭載艦艇は052型駆逐艦と051B型駆逐艦の3隻だけになろう。

最初のタイプであるH/PJ-33は当時の中国の技術水準から信頼性に課題があり、操作要員が多いというネックがあった。
79式はヴェトナムとの海上衝突での実戦経験を有するが、搭載艦である053H1型フリゲート「湘潭」と053K型フリゲート「鹰潭」
は、前者が回転式の揚弾機を、後者が自動装填装置という異なる給弾系統を採用していた。実戦では、前者は正常に稼働したが
後者はの自動装填装置は17回の故障が発生。その教訓から自動装填装置は053K型以外の採用は見送られた。また発射速度向上の
ため、揚弾機を二つに増設する改良も施された。

1990年代に登場した改良型H/PJ-33Aでは、砲塔をグラスファイバー製に換装、自動化と省力化を進め、砲塔内の要員を9名だった
のを無人化することに成功した。

この改良がH/PJ-33Bで、砲塔形状のステルス化、信頼性と統合化の改善、制御系統を含む全般的なグレードアップが図られて
いる。

866名無し三等兵:2019/06/09(日) 13:03:16 ID:wUyFxlNc0
解放军狙击枪式的榴弹发射器 400米范围内可精准打进碉堡观察孔
https://k.sina.cn/article_1794669944_6af87d7800100ghdl.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
湖南兵器軽武器研究所が輸出市場向けに自主開発したLG6擲弾発射機について

輸出を狙い中国軍の35mm擲弾ではなく、40mm口径を採用。全長810mm、重量5.4kg、最大射程400m、回転式弾倉(5発収
納。15発収納の弾倉に換装可能)

弾薬としてはBGL2型榴弾、HEAT弾(RHA80mm貫通)、BLSシリーズ催涙弾、スタングレネード、発煙弾など。
国際的に広く使用されているSRシリーズの40mm擲弾ならいずれも使える。

設計にはモジュール概念が導入され、生産や整備面で良好な成果を得ている。また、ピカティニーレールにおる装備品装着
も可能。

擲弾発射機に精密射撃能力を求めるのは中国軍独特の要求であるが、LG6も中国軍が装備するQLU-11式狙撃擲弾発射機に近い
命中精度を有し、400m先のトーチカの銃眼を打撃し得る精度を有する。

LG6は、歩兵、車輛やヘリにマウントしての使用、さらに 小型UAVの火器としての使用も可能。


我援斯里兰卡053型舰正式移交
https://photo.sina.cn/album_8_203_72292.htm?fromsinago=1&sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&vt=4&hd=1
铜陵号变身炮舰!我援斯里兰卡053型舰正式移交
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72292.html#p=1
6/5、元中国海軍の053H2G型フリゲート「銅陵」が所定の改装を経て、OPV「P625」としてスリランカ海軍へ引き渡された。

同艦はスリランカ海軍のOPV化の要求に沿った改装を実施
SAM、SSMと関連機器が撤去され、兵装は100mm連装砲と37mm連装機関砲のみとなった。

867名無し三等兵:2019/06/09(日) 21:37:37 ID:wUyFxlNc0

こちらは年度末が近いので色々と慌ただしく遅れてしまいましたが、漢和防務評論5月号の興味深い記事を紹介します
5月号は面白い記事が多かったので整理するのに手間がかかってしまいました


・中国空軍と海軍航空隊におけるJL-10高等練習機の調達数増加について…山東省煙台の海軍基地で12機のJL-10が確認
され、昨年9月には空軍の滄州にある試験飛行基地でも少なくとも9機のJL-10が発見され、その後別の基地に移動

衛星写真だとJL-10の大規模生産はまだ確認できていない。生産のネックになっている可能性があるのはエンジンの可
能性がある。中国は空軍型JL-10に搭載するため、2011年にウクライナとの間でAI-222K-25Fターボファンエンジン(ア
フターバーナー付き)250台調達する契約を結んだ。しかし、このエンジンのコンポーネントの一部はロシアのサリュー
トが生産していたので、クリミア紛争後に調達が停止されてしまい、エンジンの引き渡しが遅れる要因となった。

JL-10は既にザンビアに6機が輸出されている。メーカーではJL-10の改良を続けており、PESAレーダーを搭載、さらに
攻撃能力を強化した輸出型も実用化されている。昨年の珠海航空ショーでは、PL-12 BVR-AAMをはじめとする各種兵装
の搭載が可能なことをアピールしていた。
----
「漢和」では、生産機数の判定を比較的少なめに見積もる傾向があります。なので、他の見積もりと異なることも間々
あります。逆に言えば、「漢和」が本格的な生産開始と判断した場合は、ほぼ確実に生産に着手したとみてよいでしょ
う。


・中国空軍、AEW&C機や特殊任務機の部隊の拡充を進める…空軍26師だけでも、Y-8/9派生型の特殊任務機(AEW&C機、偵
察機、電子戦機)を30機以上保有。この部隊の保有するAEW&C機の数だけでも、日本と台湾のAWACSとAEW&C機の総数を上
回るとのこと。これは、台湾海峡や東シナ海においてあらゆる時間帯、全天候での空中早期警戒体制を構築するための措
置。

海軍航空隊も空中早期警戒体制の向上を意図しており、KJ-500の調達を続けている。
----
中国が東シナ海に防空識別圏を設定した際に、「24時間の早期警戒体制の構築は困難」なことが指摘されていましたが
それから4〜5年で24時間、全天候での空中早期警戒体制を可能とするだけのAEW&C機がそろったという意義は大きいす。

868名無し三等兵:2019/06/09(日) 21:41:56 ID:wUyFxlNc0
・退役戦闘機のUAV化を進める中国空軍…『漢和』では2004年に、中国が退役したJ-6戦闘機をUAV化する計画を立てている
ことを報じたが、その後2010年には、武夷山などの空軍基地で大量のJ-6改造UAVが確認され、実戦配備が行われたことが
証明された。

これらのJ-6改装UAVは主に台湾作戦に用いられるとみられている。想定される任務は以下の通り
 ①大量投入により、台湾防空システムの攪乱、飽和を齎す
 ②各種EWシステムを搭載して、電子戦任務に就く
 ③パッシブセンサーを搭載して、台湾のレーダーサイトの情報を収取して、防空制圧作戦を有利にする
 ④最大1.5tの爆弾を搭載可能なので、対地攻撃を行う
 ⑤最後は、機体を直接目標に体当たりさせる「自殺攻撃」に用いる
 
大量のJ-6 UAVの投入は、台湾防空網の負荷を増大させ、旧式戦闘機改造UAVに対して多数の防空兵器を投入・消耗させる狙い
がある。J-6 UAVの航続距離は1700kmあり、作戦行動半径は700km。飛行性能には変化がないので、台湾側では探知した機体が
J-6改造UAVであることを判断可能

武夷山の基地だけでも70機のJ-6改造UAVが確認されている。このほか福建省の少なくとも3つの前線基地でJ-6改造UAVが確認
済み。

『漢和』では、中国空軍ではJ-6のみならずJ-7やJ-8についてもUAV化を意図していると指摘。J-7/J-8は少なくとも1000機が
装備されていたので改造母機としての在庫は十分に存在する。J-6よりも飛行性能やペイロードに優れたJ-7/J-8がUAV化され
た場合、その攻撃対象は台湾だけに限定されず、日本や在日米軍も想定対象になることを指摘。『漢和』は、現状では航空自
衛隊や米海軍はJ-6改造UAVに対して無関心だが、それは台湾への脅威に留まらないことを危惧している。J-6の1700kmという
航続距離は、片道攻撃であれば十分に沖縄列島を行動圏内に収めている。

UAVの遠距離運用を可能とする「北斗」衛星位置測定システムの対応エリアの拡大により、1000km以上離れ得た遠隔地でも戦
闘機改造UAVの運用が十分に出来るようになっている。J-7改造UAVは、すでに10年前から航法システムや兵装システムのテスト
が実施されている。J-7/J-8の場合は、800kmの作戦行動半径、2000kmの航続距離、実用上昇限度18000〜20000m、最高速度マッ
ハ2以上の性能を備えており、日本や在日米軍基地への攻撃も十分に可能。

その航続距離は、台湾東岸での作戦も十分に可能とするもので、台湾側にとっては、東西から挟み撃ちにされる形となり、作戦
面での不利が一気に増大しかねない事態。戦闘機改造UAVは第4/5世代戦闘機と連携して、台湾側の防空システムや戦闘機の負荷
を増し、最終的には巡航ミサイル代わりに体当たり攻撃も実施できる。

『漢和』では、中国のUAVの制御管制技術の進歩が戦闘機改造UAVの新たな活用方法を生み出すとみている。戦闘機改造UAVの大量
投入は、他の攻撃手段との相乗効果により米空母戦闘群の防空システムへの負荷を増す効果が期待されているとみている。仮に
100機を超える戦闘機改造UAVが投入されれば、それが艦隊防空システムに与える影響はかなりのものとなろう。中国では複数機の
UAVの管制技術の開発を重視しており、例えば、2018年に珠海で公開されたUCCS-3000指揮管制システムでは三種類の合計30機のUAV
を同時管制する能力を備えている。UAVの大量投入による消耗の後、最後に精密誘導兵器を搭載したJ-20が本命となる攻撃を加える
こともあり得るだろう。

戦闘機改造UAVの大量投入という件は、その実態がどうあれ米海軍としては空母部隊の運用において考慮せざるを得ない案件が
一つ増えたことにつながり、中国から1000kmまでの海域での作戦に慎重にならざるを得ないファクターの一つとして機能する
と『漢和』では見ている。

869名無し三等兵:2019/06/09(日) 21:42:44 ID:wUyFxlNc0
・退役戦闘機のUAV化を進める中国空軍…『漢和』では2004年に、中国が退役したJ-6戦闘機をUAV化する計画を立てている
ことを報じたが、その後2010年には、武夷山などの空軍基地で大量のJ-6改造UAVが確認され、実戦配備が行われたことが
証明された。

これらのJ-6改装UAVは主に台湾作戦に用いられるとみられている。想定される任務は以下の通り
 ①大量投入により、台湾防空システムの攪乱、飽和を齎す
 ②各種EWシステムを搭載して、電子戦任務に就く
 ③パッシブセンサーを搭載して、台湾のレーダーサイトの情報を収取して、防空制圧作戦を有利にする
 ④最大1.5tの爆弾を搭載可能なので、対地攻撃を行う
 ⑤最後は、機体を直接目標に体当たりさせる「自殺攻撃」に用いる
 
大量のJ-6 UAVの投入は、台湾防空網の負荷を増大させ、旧式戦闘機改造UAVに対して多数の防空兵器を投入・消耗させる狙い
がある。J-6 UAVの航続距離は1700kmあり、作戦行動半径は700km。飛行性能には変化がないので、台湾側では探知した機体が
J-6改造UAVであることを判断可能

武夷山の基地だけでも70機のJ-6改造UAVが確認されている。このほか福建省の少なくとも3つの前線基地でJ-6改造UAVが確認
済み。

『漢和』では、中国空軍ではJ-6のみならずJ-7やJ-8についてもUAV化を意図していると指摘。J-7/J-8は少なくとも1000機が
装備されていたので改造母機としての在庫は十分に存在する。J-6よりも飛行性能やペイロードに優れたJ-7/J-8がUAV化され
た場合、その攻撃対象は台湾だけに限定されず、日本や在日米軍も想定対象になることを指摘。『漢和』は、現状では航空自
衛隊や米海軍はJ-6改造UAVに対して無関心だが、それは台湾への脅威に留まらないことを危惧している。J-6の1700kmという
航続距離は、片道攻撃であれば十分に沖縄列島を行動圏内に収めている。

UAVの遠距離運用を可能とする「北斗」衛星位置測定システムの対応エリアの拡大により、1000km以上離れ得た遠隔地でも戦
闘機改造UAVの運用が十分に出来るようになっている。J-7改造UAVは、すでに10年前から航法システムや兵装システムのテスト
が実施されている。J-7/J-8の場合は、800kmの作戦行動半径、2000kmの航続距離、実用上昇限度18000〜20000m、最高速度マッ
ハ2以上の性能を備えており、日本や在日米軍基地への攻撃も十分に可能。

その航続距離は、台湾東岸での作戦も十分に可能とするもので、台湾側にとっては、東西から挟み撃ちにされる形となり、作戦
面での不利が一気に増大しかねない事態。戦闘機改造UAVは第4/5世代戦闘機と連携して、台湾側の防空システムや戦闘機の負荷
を増し、最終的には巡航ミサイル代わりに体当たり攻撃も実施できる。

『漢和』では、中国のUAVの制御管制技術の進歩が戦闘機改造UAVの新たな活用方法を生み出すとみている。戦闘機改造UAVの大量
投入は、他の攻撃手段との相乗効果により米空母戦闘群の防空システムへの負荷を増す効果が期待されているとみている。仮に
100機を超える戦闘機改造UAVが投入されれば、それが艦隊防空システムに与える影響はかなりのものとなろう。中国では複数機の
UAVの管制技術の開発を重視しており、例えば、2018年に珠海で公開されたUCCS-3000指揮管制システムでは三種類の合計30機のUAV
を同時管制する能力を備えている。UAVの大量投入による消耗の後、最後に精密誘導兵器を搭載したJ-20が本命となる攻撃を加える
こともあり得るだろう。

戦闘機改造UAVの大量投入という件は、その実態がどうあれ米海軍としては空母部隊の運用において考慮せざるを得ない案件が
一つ増えたことにつながり、中国から1000kmまでの海域での作戦に慎重にならざるを得ないファクターの一つとして機能する
と『漢和』では見ている。

870名無し三等兵:2019/06/09(日) 21:51:53 ID:wUyFxlNc0
・中国海軍の脆弱なASW作戦能力について…空母や大型水上艦艇の整備調達に比べ、潜水艦戦力とASW作戦能力についてはまだ
遜色があることはよく指摘されます。

原潜の建造体制については、葫蘆島造船廠の拡張工事が終了し、5〜6隻の同時建造が出来る体制がようやく整った段階。本格稼
働は今年からとみられるが、攻撃原潜の建造数でアメリカに追いつくには20年以上はかかるだろう。


外洋作戦の際に水上艦艇に随伴する攻撃原潜の数はまだまだ足りない。それをある程度補っているのがAIP潜水艦であるが、その
隻数と東シナ海・南シナ海での仮想敵のASW作戦能力の高さ、米原潜の質量の優位性などから判断すると、アメリカ側の優位は揺
るがない、

中国海軍のASW作戦能力については、本格的な固定翼対潜哨戒機Y-8Q(KQ-200)の配備がようやく始まった段階。AEW&C機の生産と
比較すると、どちらが優先されていたのかは明白。Y-8Qが今後どの程度生産されるかは、同機の技術水準、海軍のASW作戦への
見方を占う要素。

中国領海から米本土を射程に収めるSLBMが欠如していることも、中国原潜の大きな課題。現状では、094型が搭載するJL-2により
米本土を打撃するには仮想敵の制空権下の下で西太平洋に進出する必要があり、現実的な話ではない。抜本的な解決策としては
長射程の新型SLBMであるJL-2AやJL-3の実用化が待たれるところ
----
中国側の兵器整備方針を考えると、まずA2/AD戦略の構築のための(航空機、SSM、弾道ミサイルなど)非対象戦力の増強、2010年
代に本格化する新世代大型水上艦や空母戦力、航空戦力の増強と域外作戦への対応、それに続いてASW作戦への本格的な対応と原潜
の量産化という段階を経ているように見えます

考えてみると、米海軍に中国近海での作戦を許すような状態では、航空攻撃には脆弱な対潜哨戒機が生き残ることは不可能で、高価
値目標であるAEW&C機や空中給油機、対潜哨戒機を前線に進出させるためには、それを援護する戦闘機戦力の構築が不可欠になります。

A2/AD戦略のある程度の確立と、大型水上艦艇と空母、外洋での作戦が可能な航続距離の長い戦闘機、敵目標の探知と戦場情報の掌握
、味方戦闘機の管制に必要な空中早期警戒体制が揃った段階で、ASW作戦と原潜の本格的な配備を実施するというのは、それぞれの時
期の需要と実力に応じた現実的な段階を踏んだ兵器整備方針だと思われます。



・中国海軍のワークホース的戦力054A型フリゲートの評価…15年間で30隻と言う大量建造が行われた054A型フリゲートの位置づけに
ついて。

054A型は051型駆逐艦と053Hシリーズフリゲートを更新するために建造され、30隻の調達により海軍の水上戦闘艦艇の近代化は基本的
に完了したとする。054A型は、中国海軍の遠海防御戦略の需要を満たす多用途フリゲートと評価。近海防御と領海警備については同時
期に大量建造された056/056A型コルベットがそれを担うことで、駆逐艦やフリゲートを近海での任務から解放する役割を果たしている。

『漢和』では、054A型が想定している任務を逐一検討。東シナ海や南シナ海、西太平洋などでの多種多様な作戦任務に対応し得る
柔軟性と海軍水上艦艇戦力の中での地位の高さを指摘。

871名無し三等兵:2019/06/09(日) 21:54:04 ID:wUyFxlNc0
・海軍航空隊のJ-16H多用途戦闘機の攻撃能力について……J-16Hは、JH-7やSu-30MK2を戦力的に肩代わりするための機体。海軍航空隊の
の最有力多用途戦闘機だったSu-30MK2も配備開始から10年近くが過ぎ、寿命中改修やアップグレードが必要な時期が迫っている。今の所
、中国からロシアへのSu-30MK2アップグレードの要求は提示されておらず、中国が独自にPL-12など一部の中国製兵器の運用能力を付与
する程度の改修に留まっている。「漢和」では、中国はウクライナなどから得たSu-27の整備技術などを基礎として独自の整備体系を構
築済みなので、Su-30MK2のアップグレードを行うことは技術的には可能とみており、後は24機のみの少数機にどの程度投資を行うかとい
う費用対効果の問題だろうとしている。

「漢和」では、J-16Hは今後の海軍航空隊で重要な役割を果たす中核的戦力になるとみている。J-16シリーズが搭載するWS-10系エンジン
は空、海軍のJ-16の需要を満たし得る大量生産中。海軍航空隊では年に一個大隊規模のJ-16Hの導入を行うであろう。

J-16Hは、高価値空中目標に対する遠距離打撃能力、防空網制圧任務、空対艦攻撃、そして高度な空対空戦能力を兼ね備えた多用途戦闘
機であり、その戦力的価値はSu-30MK2やJH-7を大きく上回る。対艦攻撃任務では、YJ-83やYJ-91のほか、YJ-12や(開発されるだろう)
YJ-18の空対艦型の搭載も見込まれる。そうなれば、J-16Hは500kmを超える長射程の対艦攻撃兵器を搭載して作戦を遂行することができる
ようになる。

J-16の発展方向性は、海軍のJ-15の今後の進化の道筋を予測させるもので、レーダーのASEA化、PL-10やPL-15の運用能力付与、新たなスタ
ンドオフ兵器の搭載などが実現するだろう。現在ネックとなっている、スキージャンプ甲板発艦によるペイロードの制限も、カタパルト搭
載空母である003型の就役により抜本的な解決を見るだろう。

872名無し三等兵:2019/06/09(日) 21:55:08 ID:wUyFxlNc0
・003型空母の戦闘力の予測……上の記事の最後に登場した003型空母の戦力予測記事です。2018年10月以降、長興島造船廠における003型
空母の建造作業はかなりのペースで進捗中。

カタパルト搭載空母となる003型のトン数については8万トンや10万トンなど諸説あるが、「漢和」ではまだ確定的な情報は入手できてない。
中船重工が昨年6月20日に公開した将来空母のCGを参考にすると、003型の特徴は以下の通りとなる。
①アイランドの電子装備は055型駆逐艦に準するものが採用され、001(遼寧)/002型空母とはかなりの変化がみられる
②船体長、幅共に002型空母よりも大型化。CGではJ-15以外にKJ-600艦載AEW&C機の姿も確認できた。カタパルトは艦首に二基、アングル
 ドデッキに一基の合計三基。甲板配置は米キティ―ホークに似た形式と規模。アングルドデッキの大型化はKJ-600の運用を前提とした
 ものと推測
③カタパルトは蒸気式と電磁式の二系統を比較検討しているが、どちらが採用されるかはまだわからない

中国はソ連の原子力空母「ウリヤノフスク」の設計図や各種データを入手しており、003型開発の際の参考にしたとみられるが、003型と
ウリヤノフスク級は大きな差異があり、(むしろアメリカ空母に近いスタイルとなっている)。キティ―ホーク級に準ずるサイズ(標準
排水量62000t、満載82000t))だとすると、003型の排水量は遼寧(標準58000/満載67500t)を一万トン以上上回る可能性も。

搭載機数については大型戦闘機であるJ-15を搭載する関係上、キティ―ホークよりは少なくなるとみられる。漢和の予測ではJ-15×48機
、各種艦載ヘリ10機+、KJ-600×4機程度になり、その戦力は001/002型の2〜3倍になるだろうと見積もっている

機関についてはウクライナより入手して国内での生産体制を確立した蒸気タービンを引き続き搭載するものとみている。ただ、アメリカ
の蒸気タービン技術の水準は高く、キティホークの蒸気タービン機関の方がクズネツォフ/遼寧が搭載する機関よりも高出力だったこと
を指摘。最高速力についてはキティ―ホークの33ノットを下回るのではと推測している。電磁カタパルトを採用するのであれば、蒸気タ
ービン機関とは別に大出力の発電機を搭載する必要があると指摘

「漢和」では、003型の戦力化は2028年頃になるとみており、それまでにはJ-15改良型、J-15D電子戦機、KJ-600艦載AEW&C機を含む航空
戦力の編制も完了していると楽観的。それに続くステルス艦載戦闘機については、成都と瀋陽のどちらがそれを得るかまだ流動的。瀋陽
はJ-15開発により艦載戦闘機のノウハウを得ている点で有利。成都はJ-20ベースの艦載機を開発するかもしれないが、艦載機化に必要な
改修と機体の小型化が求められるとみており、それはほとんど新規開発に等しい作業になろうとしている。どちらが勝つにせよ、ステル
ス艦載戦闘機は7〜8年後にはその姿を現すだろうとして記事を終えている

以上です。

873名無し三等兵:2019/06/09(日) 22:09:47 ID:wUyFxlNc0
>>868-869が二重投稿になってしまいました。すみません

国产舰载运输机或已在研 未来还可能发展预警机改型
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-24/doc-ihvhiqay0972471.shtml
これは中国の軍事雑誌『艦載武器』6月号の特集記事をもとにした記事です

KJ-6001艦載AEW&C機の発展型として、空中給油機、対潜哨戒機、艦載輸送機型などが登場するのではないかとい
う推測です。これは米海軍のE-2とC-2の関係からの連想です。

通常動力空母戦闘群は約2〜3か月の活動中、5〜6機の艦載輸送機を必要とし、常時2〜3機が陸上基地と空母の間
を往復して輸送任務に当たる。大型貨物や人員輸送などでその補給力を発揮する。艦載輸送機が実用化されれば
空母戦闘群の補給作業に大きな貢献があるとみている。

艦載輸送機の飛行寿命は一万時間で、その間1万5000回の着艦を行う。海軍の空母の活動が活発になれ輸送需要も
増えるので、艦載輸送機は相応の機数を生産する必要が生じるだろう。世界一流レベルに到達するには、寿命を
1万5000時間に、着艦回数を3万5000回に増やす必要があるが、そのためには主翼構造や降着装置の強化、エンジン
寿命延長などが求められよう。


長さに制約のある飛行甲板を用いる関係上、艦載AEW&C機も艦載輸送機もカタパルト運用が科技になる。遼寧の場合は
カタパルトがないので、これらの機体を最も有効に活用するのは難しく、最大ペイロードでの運用は出来ないだろう。
発艦の際にも飛行甲板のかなりの面積を使わざるを得ないので他の艦載機に影響が及ぶ。

輸送機バージョンの搭載能力は4.5トンと見積もっている。空母輸送機の最大サイズの貨物は戦闘機のジェットエン
ジンであり、艦載輸送機が開発されるならWS-10シリーズの搭載が前提になるだろう。なお、一部報道によると中国
海軍では米V-22オスプレイのようなティルトローター方式の輸送機も考慮の対象にしているとのこと。米海軍では
C-2に代わり、オスプレイに依存する方針である。

この他、空母の艦載ヘリとしてはZ-20艦載型等も存在するが、艦載ヘリと固定翼輸送機とは任務がかぶらず、むし
ろ相互補完関係にあると言える

874名無し三等兵:2019/06/09(日) 22:18:47 ID:wUyFxlNc0
『艦載武器』は海軍ネタを中心にした軍事雑誌(たまに別のネタもかなり濃厚に展開しますが)で、巻頭の写真集
のあとに特集記事のためのイラストを掲載しており、このサイトのイラストもそこに掲載されていたものです

同誌の記事やイラストは内容豊富で参考になるところが多いですが、雑誌の将来予想を反映させたイラストも入っ
ているので、雑誌から切り離された場合には扱いに注意が必要なところがあります

『艦載武器』は無印版と『艦載武器 軍事評論』と毎月二冊出版されています。前者が主に兵器や装備、戦史中
心で、後者はより総合的なネタが多い傾向があります。

『艦載武器』6月号は、KJ-600艦載固定翼AEW&C機特集で、そのほか、帝政ロシア海軍の前ド級戦艦ピョートル・ヴェ
リーキー、中国海軍の新型音響観測艦(780号艦)、ソ連/ロシア海軍のチャフ/フレアシステム、WW2独ソ戦-ラドガ
湖補給攻防戦、日本の「秋水」ロケット戦闘機などの記事が掲載されています

875名無し三等兵:2019/06/09(日) 23:59:08 ID:wUyFxlNc0
>>871の「KJ-6001」は「KJ-600」の誤植です。すみません。

海空雄鹰亮爪牙!东海舰队歼10A携苏30高精度对地攻击
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72274.html#p=1
無誘導ロケット弾による対地攻撃訓練を行う東海艦隊所属の海軍航空隊のJ-10Aの訓練風景
珍しい海軍所属のJ-10Aの様子を見る事が出来ます

碾压美军斯崔克!我合成旅11式轮突火力直射猛打
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_72166.html#p=1
主に装輪車輛で構成される中型輪式快速反応合成旅に関する記事です。

同部隊は装輪車輛中心に編成された緊急展開を重視した部隊です。一個旅は、4個合成営(大隊相当)から構成され
各合成営には一個突撃車連(中隊)が配備されています。突撃車連には14両の11式105m装輪突撃車を保有しており
合成旅全体では56両の11式を保有しており、直接射撃による打撃任務を担っています。

08式装輪歩兵戦闘車は、中型快速反応合成旅の中核戦力を構築しており、これは米ストライカー部隊のストライカ
ー装輪装甲車に比する存在であるとしています。中国軍の「快速反応部隊」の「快」の字は、「快速機動」、「快
速反応」、そして「快速塑造態勢(状況に迅速に対応する)」の三つの含意があるそうです。快速反応合成旅の登
場は、中国軍が将来発生する戦闘の形態が大規模な全面戦争ではなく、限定的な小規模戦闘であると考えているこ
とを反映しています。

中国における快速反応部隊の創設は、中国軍が装輪装甲車の導入を本格化した1980年代に遡る事が出来ます。まず
6×6装輪装甲車の配備が開始され、その後、8×8装輪AFVである08式シリーズへと移行します。米陸軍ではC-130輸
送機による空輸を可能とするストライカー装甲車を中核とするストライカー部隊が編制されますが、08式では中型
輸送機による空中輸送は要求されず、その結果、ストライカー装甲車よりも重量が重くなり、11式もストライカー
105mm突撃砲よりも砲塔設計に余裕のある車輛となります。

米ストライカー部隊では、部隊の火力不足を空軍機や陸軍航空隊の攻撃ヘリで補う必要があります。しかし、長年
にわたり火力不足恐怖症に見舞われてきた中国陸軍では部隊独力での火力の強化を快速反応合成旅でも追求したこ
と、空軍戦力への依存は陸軍の装備削減を招きかねないとの懸念から、部隊独力での火力追及が図られているのが
特徴です

876名無し三等兵:2019/06/10(月) 00:00:49 ID:wUyFxlNc0
中国陆军组建超30个中型合成旅 或装备9000辆轮战
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-03/doc-ihvhiews6456529.shtml
こちらも中型快速反応合成旅に関する記事です。

2015年の軍制改革に伴い、中国陸軍の野戦部隊の編制に革命的な変化が生じ、再編された集団軍の元には、それぞ
れモジュール化された任務や装備の異なる合成旅が配属されるようになった。その区分は、重型合成旅、中型合成
旅、軽型合成旅、砲兵旅、特戦旅、作戦支援旅、陸軍航空旅などに区分される

重型合成旅は装軌AFVを主戦力とし、中型合成旅は装輪AFVを中核戦力とし、高い展開能力と、通常の機械化部隊よ
りも強力な火力を備えているのが特徴。要するに、嘗ての軽型機械化歩兵師を精鋭化、コンパクト化したものと言
えよう

同じく装輪AFVを主戦力とする米ストライカー部隊と比較すると、ストライカー部隊が三個ストライカー歩兵大隊、
一個偵察大隊、一個榴弾砲大隊、一個後方支援大隊、旅団直轄の通信中隊、情報中隊、工兵中隊、UAV小隊などで
構成されているのに対して、中型快速反応合成旅は、4個合成営(大隊)、一個偵察営、一個砲兵営、一個防空
営、一個作戦支援営、一個作戦保障営で構成されている。


合成営は合成旅の最小の作戦単位であり、戦車、歩兵戦闘車、砲兵、偵察など各種モジュールから構成されてい
る。合成営には4〜5名の参謀からなる参謀チームがあり、コマンドポスト車輛と砲兵指揮車輛を装備している。
このほか、合成営には作戦支援連(中隊)、偵察、通信、工兵などの分隊、作戦保障連、輸送、衛星、炊事など
の分隊もある。

合成営は基本的に独力での作戦遂行を行うことを前提としており、装甲歩兵連、突撃車(14両編制)、火力連、
作戦支援連を隷下に収めている。これらの部隊には全て08式装輪IFVのファミリー車輛が配備されており、歩兵
連には08式装輪IFV、突撃車連には11式装輪105mm突撃車、火力連にはPLL-09式120mm自走迫撃砲9輌が配備され
ており、その打撃能力は従来型の歩兵団(連隊に相当)を上回っている

中型合成旅の偵察営には光学/レーダーセンサーを備えた装甲偵察車やASN-206 UAVが配備されており、その能
力は集団軍の装備に匹敵するものがあります。防空営は、HQ-7B短SAMと装輪式35mm自走対空砲を配備。砲兵営
には砲兵観測レーダーがあり、隷下には三個122mm装輪自走榴弾砲連、一個PHL-11型122mmモジュール式自走多
連装ロケット砲連、一個HJ-9対戦車ミサイル連を置いています。近年の編制替えに伴い、火力の強化が図られ
砲兵連は6門編制から8門編制へ拡充され、合計24両の122mm装輪自走榴弾砲を配備するようになりました。

現在、中国陸軍には約30個中型合成旅があり、強力な火力と装輪装甲車による高い機動性を兼ね備えた部隊として
重点的な編制が進められています。30個合成旅に必要な8×8装輪装甲車は約9000両に上ると考えられ、その戦力は
世界でも最大規模の装輪装甲車部隊になると言えるでしょう

877名無し三等兵:2019/06/10(月) 00:49:01 ID:wUyFxlNc0
>>873-874関連

『艦載武器』6月号の特集記事「海空鷹眼―中国海軍固定翼艦載預警機的発展模式與技術需求」(筆者:銀河)は、KJ-600
のみならず、米ソを中心とした戦後の艦載AEW機の全般的な特集記事と言える内容で、艦載固定翼AEW機について考える上で
も非常に役に立つ内容に仕上がっています。

全てを紹介するのは不可能ですので、中国軍関連の内容に限定して、いくつか気になった要点に絞って箇条書きで取り上げてみます。

・KJ-600はY-7ベースのJZY-01テストベッド機とは異なる全面的な新設計機。空母搭載の艦載AEW&C機としての生産に留まると
その数は極めて限定的なものになってしまい、生産コストや発展型開発などの面で多大なマイナスが生じかねない。なのでこ
の記事では、艦載輸送機、艦載対潜哨戒機、陸上運用型(中国軍と海外ユーザーの二つを想定)など出来るだけ多くの派生型
や輸出版を生産することで、量産効果を高め長期的な運用を行う体制を作るのが合理的だと考えている。各種派生型が50機程
度生産されれば、その目標を達成できるだろうとみている

・巻頭イラストの輸送機型、対潜哨戒型は、記事での提言を受けて雑誌側で考えてみた想像図であることが示されている

・KJ-600の機体サイズはE-2C/Dに近い物。エンジンはWJ-6C(5100馬力)もしくは改良型のWJ-6E(5000〜6000馬力)。前者であれば
E-2C、後者であればE-2Dに近い飛行性能が確保し得る。エンジンの寿命や信頼性ではまだ及ばないが、空母での運用には支障が
ないレベルの性能を実現できるだろう。

・レーダー技術については、KJ-500のデジタルAESAレーダー技術を活用したものが搭載され、総合性能としてはE-2Dと同レベル
になるとみている。

・KJ-500は、KJ-2000の1/2の価格、レーダ―アンテナの長さは30%近く短いが、技術の進歩により探知距離、精度、レーダー波の
収束速度(KJ-2000が秒単位だったのに対し、KJ-500はナノ秒単位)など、全面的な進歩を達成し、陸、海、空、ロケット軍、宇
宙の各情報網の結節点として情報処理と指揮管制を行う能力を実現。目標追尾能力に至ってはKJ-2000の4倍に達している。

KJ-500は既に20機近くが生産され、空海両軍合わせて30機以上の需要があるとみている。

・記事では、KJ-600の陸上型はKJ-500を補完する小型AEW&C機としての可能性があるとみている。KJ-500は、4機しかいないKJ-2000
を補完する準主力ASE&C機としての地位が与えられているが、KJ-2000の後継となる次世代大型AEW&C機が実用化されればKJ-500の必
要性は少なくなる。小型のKJ-600の陸上型が出来れば、調達コストと運用コストの面でKJ-500よりも有利になる可能性、機体サイズ
に制約される航続距離についても空中給油で補う事が可能。双発AEW&C機は、国際市場でのシェア獲得にも有利。


・KJ-600は003型空母での運用が中心になるが、001/002型空母でも運用できなくはない。もちろんスキージャンプ甲板を利用する発
艦時に甲板のかなりの面積を食うので駐機スペースへの悪影響は避けられず、着艦の際にも安全のために着艦コース付近の駐機スペー
スを減らす必要があり、003型よりも小型の001/002型での運用では制約が生じるところが少なくない。遼寧/002型のサイズだと搭載可
能なKJ-600は2機に留まるとみられ、運用上の制約も少なくないが、両艦に固定翼AEW&C機を配備できればメリットが大きいのは言うま
でもない。

878名無し三等兵:2019/06/10(月) 00:53:38 ID:wUyFxlNc0
ソ連の艦載早期警戒機としてはAn-71とYak-44Eの話が中心です

879名無し三等兵:2019/06/10(月) 01:06:01 ID:wUyFxlNc0
訂正
>各種派生型が100機程度生産されれば、その目標を達成できるだろうとみている
に修正します

記事では、将来的なAEW&C機について

大型AEW&C機―KJ-2000と次世代大型AEW&C機
中型AEW&C機―KJ-200とKJ-500。KJ-500は上の補完機能を果たす
小型AEW&C機―KJ-600陸上型

という組み合わせを想定しているようです。広大な国土をカバーするため小型AEW&C機
は50機程度を生産し、平時の哨戒・警戒任務、小規模の空中作戦任務などに充当され
KJ-500を補完する存在になることが想定されている。

これは実際の需要というよりも、KJ-600の生産数増加を狙った試案という性格の強い内容
ですので、そのまま実現するかどうかは正直難しい所ではないかと思いますが、思考実験
としての意味はあるかもしれません(小型AEW&C機が必要なら、それはKJ-600よりもUAV
の早期警戒型になるのではないかという気もします)

880名無し三等兵:2019/06/10(月) 01:14:59 ID:wUyFxlNc0
既に実機が確認されている双胴式の早期警戒UAV「神雕」と、上記のAEW&C機との関係がどのようなものになるかも注目されます

881名無し三等兵:2019/06/13(木) 15:05:15 ID:iVdSfJU60
(お知らせ)中国海軍艦艇の動向について
https://www.mod.go.jp/js/Press/press2019/press_pdf/p20190611_01.pdf
6月10日(月)午前7時頃、海上自衛隊第12護衛隊所属「うみぎり」(呉)、
第11護衛隊所属「やまぎり」(横須賀)及び第14護衛隊所属「まつゆき」(舞
鶴)が、久米島の北西約270kmの海域を南東進する中国海軍ルージョウ級ミ
サイル駆逐艦1隻及びフユ級高速戦闘支援艦1隻の計2隻を確認した。
また、同日午後9時頃、「まつゆき」及び海上自衛隊第5航空群所属「P-3
C」(那覇)が、久米島の北西約350kmの海域を南東進する中国海軍クズネ
ツォフ級空母「遼寧」1隻、ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦1隻及びジャンカイⅡ
級フリゲート2隻の計4隻を確認した。
その後、これらの艦艇が沖縄本島と宮古島の間の海域を南下し、太平洋へ向け
て航行したことを確認した。
なお、フユ級高速戦闘支援艦は、海上自衛隊として初めて確認したものである。


辽宁舰为何携补给舰出岛链 续航能力可增加1万海里
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-12/doc-ihvhiews8263605.shtml
今回の中国空母艦隊の宮古水道通過は2016年に続いて二回目

参加艦艇は、遼寧、051C型駆逐艦「石家荘」、052D型駆逐艦「西寧」、054A型フリゲート「大慶」「日照」そして
901型大型補給艦「呼倫湖」

今回のポイントは初めて901型補給艦を伴って西太平洋に進出したということ。以前の西太平洋での演習では補給艦
を伴うことはなかったため、その行動期間は自艦の燃料に制約されたが、今回はその制約から解放された形

901型補給艦は空母艦隊の遠洋航海のために建造された艦艇であり、同艦の随伴により空母艦隊の航続距離を一万カ
イリ、航空機の作戦時間を4000時間延伸する事が出来る。

遼寧の艦載機24機が毎日50回出撃し、それぞれ3時間の飛行を行ったとして、901型の支援があれば20日間の高いレ
ベルでの作戦が可能になる。

もう一つのポイントは、遼寧にとっては寿命中改装後の初の遠洋任務ということである。改修により、全般的な整備
と能力向上が図られたが、今回の航海ではそれを実地で顕彰する機会となるだろう。また、艦載機パイロットにとって
現役に復帰した遼寧での訓練を行うことで、部隊の戦闘能力の回復を図る狙いもあろう。将来的に、複数空母の保有
が実現すれば、常時どれかの空母が現役になるので、空母艦隊の作戦の連続性が大きく高まることになる

空母三隻体制の実現は2025年頃になると記事では見ている

882名無し三等兵:2019/06/13(木) 15:06:57 ID:iVdSfJU60
可扛7.62毫米子弹!我第三代猛士装甲车防弹性能曝光
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_72375.html#p=1
7.62mm弾による対弾試験を行った第三世代「猛士」装輪装甲車

第三世代「猛士」の各種派生型が一堂に会した写真
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_72375.html#p=9
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_72375.html#p=8


我破障车是合成作战开道先锋官
https://photo.sina.cn/album_8_199_72324.htm?fromsinago=1&sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&vt=4&hd=1
中国陸軍の戦闘工兵車輛の紹介記事

最初に登場するのは中型合成旅の配備されている装輪戦闘工兵車
08式装輪IFVの派生型の一つだが、エンジンはフロントから車体後方に移されるなどかなりの相違がある
車体前方の大型ドーザーで障害物の排除、穴の埋め立てなどを行い、部隊の進軍経路を確保する

記事の後半は、96式戦車ベースの戦闘工兵車。
この車輛は、車体前方のドーザー、地雷除去用の爆発索を展開するためのロケット、そしてバンカーなどを直射
で破壊する8連装ミサイル(タンデムHEAT弾頭)を搭載している。

車輛のシステムは高度に自動化されており、障害物除去と進路開削を効率よく行える。処理が済んだルートは衛星
位置測定システムにより正確に把握され、その情報はデータリンクを通じて後方部隊に共有される。


火力不足综合症的晚期症状是什么样子?
https://k.sina.cn/article_6432864723_17f6db9d300100gtgb.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
最近、歩兵分隊での使用が目立つようになってきたPF98 120mm対戦車ロケットについて

PF98は発射後の誘導はできないが、これは弾薬コストの大幅な安さにつながっている。同規模の対戦車ミサイルで
あればその価格はPF98の何十〜百倍に達しかねない。この低コストが、PF98をして歩兵分隊にまで多数の配備が出
来るだけの調達を可能とした評価。

PF98はその重量が問題になるが、ロケットランチャーとの比較ではなく対戦車ミサイルとの比較であれば、まだ軽
いといえると弁護(これはやや苦しいような気も)。

800mmの貫通能力を有し、AFVやバンカー、固定陣地などに対して高い制圧能力を有する。有効射程は連(中隊)用
型(肩打ち式)が400m、営(大隊)用型(三脚式で照準器もより高度)が800m。誘導システムがないので移動目標
への打撃は難があるが、固定目標に対する命中精度では対戦車ミサイルと遜色ない。

中国軍は歩兵火力の強化を図っているが、その対象は戦車に限定されず、トーチカや強化バンカーなども対象とな
っており、PF98は歩兵部隊の火力強化の要求を満たす事が出来る存在であると結論づけている
----
数年前の記事だと、PF98はより軽量な多用途ロケットランチャーやHJ-11などにより更新されるのではないかとの
見方がありましたが、最近の演習風景からは歩兵部隊の対戦車班から歩兵分隊に配備された支援火力としての使用
がみられるようになっています。この記事も、そのような状況を受けてのものだと言えるでしょう

883名無し三等兵:2019/06/13(木) 15:08:03 ID:iVdSfJU60
巴基斯坦“枭龙”配新型电子吊舱 却并非中国造产品
https://mil.sina.cn/sd/2019-06-12/detail-ihvhiews8249199.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001
スペイン製のALQ-500P電子戦ポッドを搭載したパキスタン空軍のJF-17 Block2の写真がネットにupされた件について

パキスタンでは、以前の兵器ショーではJF-17の電子戦ポッドとして中国製KG-300Gを展示したこともあったが、最
終的にスペインのindra社が開発したALQ-500Pを選択した模様。

JF-17 Block2では空対空/空対地任務における作戦効率の改善と生存性強化が追及されており、搭載兵装の多様化と
電子戦ポッドの搭載が実施された。パキスタン空軍の要求に対し、中国はWMD-7電子戦ポッドを提案したが、これは
トルコのアセルサン社が提案したASELPODに敗れた。2018年4月の報道では、ASELPODのJF-17 Block2でのテストが開始
されたと報じられた。

その後の中国国内の兵器ショーではJF-17とKG-300電子戦ポッドが展示された。KG-300は重量150kgで、自動で脅威を
判定しレーダー妨害を実施する能力があり、WMD-7と同等の能力を備えているとのこと

しかし、スペインのALQ-500Pは重量284kgでKG-300G(KG-300の輸出型)よりも干渉範囲と目標数で上回ったことが
採用の決め手となったと記事ではみている。


中国又一款12.7毫米大狙亮相 射程2公里精度超巴雷特
https://mil.sina.cn/sd/2019-02-10/detail-ihrfqzka4614422.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001
中国陸軍では、QBU10式12.7mm対物ライフルを配備したばかりであるが、またそれとは異なる12.7mmライフルが登場した。

記事では、QBU-10は米M82などと同レベルの対物ライフルであるとして、今回登場した新型12.7mmライフルは米マクミラ
ンTAC-50に近い存在であり、より高精度な命中精度を狙ったもので、現在中国軍に欠如している1500〜2000m級の遠距離
目標への狙撃に用いられるとみられている

狙撃銃の分野は中国軍の弱点であり、近年になって改善が図られている分野の一つ。輸出向けに開発された7.62mm狙撃
銃CS/LR4が制式化されないまま部隊配備が進められ、さらにメーカーでは8.6mm弾を用いた長距離狙撃銃の開発も行っ
ている。新型12.7mm狙撃銃の登場もその流れに沿ったものと言えよう

884名無し三等兵:2019/06/13(木) 15:09:24 ID:iVdSfJU60
中国海军052B舰升级改装:或配32单元垂发拥有双机库
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-06-13/doc-ihvhiews8516362.shtml
051B型、ソブレメンヌイ級駆逐艦、054型フリゲートに続いて、052B型駆逐艦も寿命中近代化改修に入った可能性が浮上

兵装や電子装備を撤去し、マストに足場を組んだ状態の写真がupされた
ただ、定期整備でしばらく経つと装備を再搭載して現役復帰ということもあるので、現時点ではまだ決め打ちはできない
ですが、今後が注目されます

記事では、改装の内容について推測。SAMの単装発射機は撤去され、VSLに換装。艦首部のスペースだけで32セルは収納
できるので、HQ-16やYu-8の運用能力が付与でき対空・対潜能力を改善。後部SAM発射機撤去と合わせて、格納庫を二機
搭載可能なサイズに拡大の可能性も?格納庫上にはHQ-10 近接SAM発射機を搭載するだろう

YJ-83 SSM発射機については、051B型のようにYJ-12に換装され対水上戦能力を向上させることも考えられる。火砲や短
魚雷発射管については現状の装備を更新する積極的な理由は見いだせないので、そのままになろう。電子装備も時代に
合わせたアップグレードが実施されるだろう。

大体の所、051B型やソブレメンヌイ級の近代化に似た構成になるということだが、記事では対潜能力の強化に重点を
置いた方向性で改装がなされるのではとみている。


蓝军旅又添新杀器!我红旗17防空导弹行进间2发连打攻击
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_72368.html#p=1
演習に参加するHQ-17短SAMシステム。車内も含む細部が分かる写真が掲載され、史料的価値が高いです。
記事では、設計の手本としたトールM1と比べ車内空間が広くなっていると指摘しています。これは、開発時期が前者よりも
遅いため、電子機器の小型化や液晶パネルの採用により車内容積節約が実現したのでしょう

キャプションでは、HQ-7Bとの比較も行っています。HQ-7Bは装輪シャーシで路上最高速度はHQ-17の60km/hを大きく上回る
90km/hだが、装軌車輛であるHQ-17は高い野外走破能力を有する

HQ-17は、捜索/照準レーダーを一台の車輛に搭載し独立戦闘も可能だが、HQ-7Bは捜索レーダー車輛と照準レーダー+発射
機車輛が分離している。かわりに車輛が軽量なので輸送機による空輸が可能

HQ-17は履帯式/装輪式35mm対空自走砲などと連携して、主に野戦部隊の随伴防空を提供する。
----
最近になって装輪シャーシを採用したHQ-17Aが登場したので、今後はHQ-7Bを更新することになると
みられているのは既に紹介しました。

885名無し三等兵:2019/06/16(日) 22:06:02 ID:dy06S11Y0
第二艘国产航母清晰照曝光:正进行舰体模块拼接
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-14/doc-ihvhiqay5586932.shtml
長興島造船廠で建造中の003型空母の船体ブロックが撮影される


新版052D的雷达像个“苍蝇拍” 055:反隐身的本事要不要
https://jmqmil.sina.cn/dgby/doc-ihvhiews8085279.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001
既に多数が紹介されていますが052D型14番艦(通称052DL型)に関する記事

記事では新型の対空警戒レーダーについて、最新型のミリ波レーダーで、ステルス機やステルス巡航ミサイル
の探知能力が強化されているとみている。既存の517B型で問題であった探知精度も改善されているとみられ
346A型ASEAレーダーとの組み合わせにより、その機能を十全に発揮するとしている


斯里兰卡正式接收053H2G,这次中国赠送不要钱,军援是一门学问
https://k.sina.cn/article_1300124132_4d7e51e400100inbe.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
OPV化改装を受けスリランカ海軍に無償譲渡された053H2G型フリゲート「銅陵」について

「銅陵」は就役から24年で退役。鋼鉄などに使われる原材料価格の問題や、中国造船業の能力向上などがあって、退役
船舶を解体しても造船所では少しの利益が出ない状態とのこと。それであれば無償譲渡して海外からの好感度を高めた
ほうが有利であると判断したのだろうとしている

スリランカ海軍での新たな任務は外洋での警備、監視活動、海上での治安維持活動や救難活動など。ただ、将来的に
新たな兵装を購入して後日搭載しないとも限らないだろうと含みを持たせている


七年下水58艘,还有多艘在建,1300吨的056为何备受青睐
https://k.sina.cn/article_3583907590_d59e1706001012n83.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
わずか7年間で58隻が就役した056/056A型コルベットについて

056シリーズは、旧式化した駆潜艇やミサイル艇に代わる近海防衛任務の主要戦力であり、かつ外洋で活動する
駆逐艦やフリゲートの後方を守り彼らが任務に専念できるようにするための存在

基本型である056型は排水量1300t、対潜型である056A型は同1400t。すでに退役した65型フリゲートや6601型フリゲート
は排水量1200〜1350tながら、「軽」のつかない「護衛艦(フリゲート)」扱いだったのを考えると、中国海軍の成長ぶり
が伺える

056シリーズの累計建造数58隻というのは中国海軍の軍艦における一つのクラスでの建造記録を塗り替えるもの。これまで
軍艦の建造経験のない所を含む国内各地の造船所で建造が行われたのも特徴

056シリーズは、相応の兵装を搭載しているが、兵装よりもある意味重要なのは戦術データリンクの搭載による対潜ネット
ワークの一角を構築しているという点である。これにより、航空機など他のユニットと連携して対潜作戦を実施すう基盤
が整えられた。経済成長と共に海上輸送路の重要性がますます高まっている中国にとって、近海におけるASW作戦能力強化
は経済に不可欠な海上交通路を守るために欠かせない能力となっている。

886名無し三等兵:2019/06/16(日) 22:06:42 ID:dy06S11Y0
ET80型,有人把它称为国产鱼8的外贸型
https://k.sina.cn/article_6855533216_1989f22a000100gwd8.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
YU-8対潜ミサイルの輸出型ET-80について

中国海軍では、1990年代以降、アスロックのように対潜魚雷をロケット推進により遠距離に投射する兵器の研究を進め
21世紀に入って魚-8/YU-8として制式化され054A型フリゲートへの搭載が実現している


ET-80はYU-8によく似ているが、弾頭部の短魚雷はYU-8が「魚-7/YU-7」対潜魚雷を使用しているのに対して、ET-80の
方はET-52C対潜魚雷を使っている。YU-7の起源は米Mk46で、ET-52Cは伊AS244をもとにして開発された。

相違点はあるが、外観やサイズには共通性が確保されており、Yu-8とET-80は同じVLSで使用可能。魚雷を変更したのは
ET-52Cが中国の主な輸出向け短魚雷であることによる。さらに、ユーザーの要望に応じて異なる魚雷への換装も出来る
としている。

兵器ショーでの宣伝動画では、ET-80の最大射程はYU-8の半分程度の30kmと伝えられている。射程の変化は弾頭部の相違
によりもたらされたのか、それとも輸出向け装備でままみられるスペックダウンによるものかは不明。

ET-80の輸出候補としては、054AP型フリゲートを調達予定のパキスタンが挙げられている。パキスタンはインドの潜水艦
戦力を仮想敵としており、ET-80の採用は同海軍のASW作戦能力の向上につながり、中国にとってもハイスペック艦艇の輸
出という実績確保につながる。


外媒:中国海军已接收至少4架轰6J 覆盖海域扩大一倍
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-12/doc-ihvhiews8307779.shtml
海軍航空隊向けの新型爆撃機H-6Jの新たな写真が撮影された件について

これとは別の衛星写真からの情報では、H-6Jは既に少なくとも4機が製造されている模様

H-6Jは空軍向けのH-6Kの大幅改良型で、高い対艦攻撃能力を有し海軍航空隊のH-6Gの後継機として配備される見込み
太平洋に進出して対艦作戦任務に就くため、対艦ミサイルの搭載能力を向上させると共に自衛能力を改善するために
大型電子戦ポッドを搭載。

1990年代初めに配備を開始したH-6Gは、約14〜18機が配備されている、H-6Jは、H-6Gの三倍の対艦ミサイル搭載数
と、3500kmの作戦行動半径(H-6Gの5割増し)、搭載ミサイルYJ-12の長射程(400km+)が相まって、カバーし得る
海域の面積は100%以上拡大するとみている

搭載ミサイルも亜音速のYJ-6シリーズから、超音速ASMのYJ-12になったことにより打撃能力を大幅に高めている。
YJ-12は、200kgの高性能炸薬を搭載し、命中前に複雑な空中回避行動を行うことで生存性を改善、さらにレーダー
+データリンク+衛星位置測定システムの複合センサーを備えるなど、現在の中国で最も有力な対艦ミサイルの
一つ。記事では、H-6Jは主翼下に合計6発、胴体下に1発の合計7発のYJ-12を搭載可能とみている。

H-6Jのレーダーは任務の性格上、水上捜索能力を強化している。機首下部の光学/電子ターレットが中心線上から
左側にオフセット配置されているのは、設計のベースとなったH-6K(中心線上に配置)との相違点。

887名無し三等兵:2019/06/16(日) 22:07:22 ID:dy06S11Y0

歼8已服役近30年,为何还没淘汰?只因这一优点无法代替
https://k.sina.cn/article_6531737414_18552674600100l5n4.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
就役から30年近くが経過するJ-8Ⅱシリーズがいまだに現役の理由

①J-10やJ-16などは確かに先進的だが、調達/運用コストも高い。平時の空中哨戒活動やスクランブル任務ではJ-8Ⅱ
 など中国第2世代戦闘機(西側第3世代に相当)の方が、費用対効果に優れる。

②J-8Ⅱは就役後長年にわたり能力向上が施されており、そのマッハ2を超える速度と最大上昇限度2万mという性能は
 現在でも相応のもの。最終型のJ-8Fでは、レーダーとアビオニクスをアップグレードして、PL-12 BVR-AAMの運用
 能力を付与したことで、その総合性能でJ-10など新世代戦闘機に近い所に達している

888名無し三等兵:2019/06/17(月) 07:29:12 ID:dy06S11Y0
人民海军双机库战舰,到现在有过5艘,其中4艘在北海舰队服役
https://k.sina.cn/article_1658898823_62e0c98700100oiat.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
艦載ヘリ二機分の格納庫を有する中国海軍の駆逐艦について

中国海軍で最小にヘリ二機分の格納庫を設置したのは051型駆逐艦「済南」で、1984年から実施された大規模改装により
Z-9A二機搭載可能な格納庫を設置した。「済南」は新システムの導入の実地テストを行う試験艦としての位置づけがあり
この改装も艦載ヘリの運用に必要な試験的なものであった

このノウハウは052型駆逐艦の開発で生かされ、同艦の格納庫もZ-9A艦載ヘリ二機を前提に設計された。さらにフランス
から導入したバラクーダ着艦拘束システムを採用し、悪天候下での着艦成功率を改善することに成功、


052型に続いて建造された051B型駆逐艦も二機搭載格納庫を採用。この格納庫は、同時期に導入されたKa-28にも対応し
ており、Ka-28×1とZ-9A×1の混載も可能。

これ以降の中国海軍んの駆逐艦やフリゲートの格納庫は一機搭載(051C型は格納庫無し)が長らく続き、055型駆逐艦
で久しぶりに二機搭載格納庫が復活した形。055型はZ-9よりも大型のZ-20艦載型二機を搭載することで、そのASW作戦
能力を大幅に向上させるとみられる



离开苏联援助中国海军才从"在中国造"转为"由中国造"
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-12/doc-ihvhiewr5186229.shtml
草創期の中国海軍の海軍建設計画におけるソ連の影響の大きさに関する記事

1950〜60年代初めにかけて、ソ連の強い影響下で海軍の建設を進めていた時期の中国海軍についての
網羅的な記事。当時の海軍建設方針、ソ連から引き渡された艦艇や技術、艦艇国産化の方向性、大陸
喪失後も中国大陸近海での活動を続ける台湾海軍との戦闘が沿岸任務を主とする小型艦艇多数の整備
を必要とした、など大変充実した内容

889名無し三等兵:2019/06/17(月) 07:30:08 ID:dy06S11Y0
中国075两栖舰施工照疑曝光 甲板中央有巨大开口
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-11/doc-ihvhiews8010484.shtml
071型LPDと並行建造されていた075型LPHの船体ブロックが、071型の進水と合わせて浮揚された。

そのサイズは、船体ブロックの状態で2万トンを超えているとみられ、就役時の排水量は4万5000トン級に達する
のではないかと観測されている。船体上部には大きな開口部が二ケ所あり、これは機関部を入れるためのものと
エレベーター用の開口部ではないかとみられている。

衛星写真の分析などから、中国最初の強襲揚陸艦は全長250m、艦幅30m、喫水8.5m、速力23ノット程度になる
のではないかとの数字を挙げている。

少なくとも30機のヘリを搭載し、中国海軍の立体的な揚陸作戦能力を大幅に向上させることが目されている。
また、攻撃ヘリ(将来的にはVTOL戦闘機も)による支援任務もこなすことになろう。強襲揚陸艦は、平時に
おいては災害救助任務においてもその有効性が証明済み。対テロ作戦や在外邦人の救援任務といった作戦でも
その能力を発揮できる。作戦時には、揚陸作戦において揚陸部隊の展開を支援するだけでなく、揚陸作戦の指
揮管制も重要任務となる。

075型の配備と並行して、先進的なヘリ、テイルトローター機、VTOL戦闘機といった航空戦力の充実も、揚陸
作戦強化には不可欠であり今後の努力が求められるとしている。



第8艘071登陆舰下水后 沪东船厂将全力建造075两栖舰
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-11/doc-ihvhiews8037051.shtml
8隻目の071型LPDの進水に関する記事

起工から半年足らずでの進水という2万トン級の大型艦艇としては異例のハイスピード

記事では071型LPDは、建造時期により三つの段階に区分できることを指摘している。

一番艦「崑崙山」は3つのサイドスラスターを装備
後期建造艦の「井岡山」「長白山」はサイドスラスターを5基に増加
七番艦「沂蒙山」以降ではこれが9基にまで増えている。

最初に公開された071型の模型では、艦橋直前の第三甲板にHQ-7短SAM発射機が配置されていたが
これは、経費などの問題から実際には搭載されず。ただし、発射機搭載のための電気接続口だけ
は準備されている(ので後日必要に応じて搭載することはできる。)

一番艦就役後のアデン湾護衛任務への派遣などの運用経験を踏まえて、2010年以降に建造を開始した第二次
建造艦(二、三番艦)では、数多くの細部改良が施された。

数年のブランクを置いて第三次建造艦が起工され、2015年1月には四番艦が進水。四番艦以降は搭載する電子
装備が全面的にアップグレードされた。これは一番艦の進水から八年が経過し、電子装備の老朽化が進み一部
装備は既に生産を終了していたことによる措置。

第三次建造艦はその建造速度の速さが特徴。六番艦は進水から就役まで一年を切る最短記録を樹立。2020年ま
でには台湾海峡を挟んで南北にそれぞれ4隻の071型を配備する体制を構築できる見込み。

2018年には輸出向け派生型である071E型の存在が公開された。071E型ではHQ-10近接SAM八連装発射機を搭
載、H/PJ-13(630型)六銃身CIWS×4は、H/PJ-11(1130型)11銃身CIWS×2に変更され、近接防空能力を改
善しているのが特徴。

2015年のIDEX兵器ショーでは、071型の簡易・小型版のLPDの模型が公開。こちらは自衛火力を大幅に減らし
ているが、こちらはユーザーの意向で変更が可能。

軍迷の間では、071型の建造が終わり075型LPHに切り替わるのではと話題になっているが、米軍の事例を参
照すると、アメリカ級LHAとサン・アントニオ級LPDを並行建造しており、両者は相互補完関係にあってど
ちらかを置き換えるものではないことを指摘

中国海軍陸戦隊は現在の二個旅から規模拡大を進めており、東部戦区と南部戦区陸軍の両様作戦用機械化
歩兵部隊も、軍改革により支援体制を充実させて両様作戦向け合成旅二個部隊への改組が進んでいる。こ
れに対して、揚陸艦艇戦力は、071型×8、072型戦車揚陸艦シリーズ×20+、073A型中型揚陸艦×10など
と部隊の拡大には足りない規模。特に072シリーズと073Aは近海作戦中心で遠洋作戦には向いておらず、海
軍陸戦隊の任務の多様化には対応できない。

記事では、今後、滬東造船廠では075型の建造に努力を傾注するだろう(071型の経験を踏まえると、一番
艦は実証艦となり、本格的な量産は二番艦以降になるとみている)が、075型と並行して071型やその更
なる改良、発展型についても登場することを期待している。

890名無し三等兵:2019/06/18(火) 09:06:02 ID:iVdSfJU60
毛光远 | 抗战时期国民政府军马补充机制及其困境
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA3MDc2NDI4Nw==&mid=2650421499&idx=1&sn=1e784439d57594b3eb34cf92c933600d&chksm=87394b6bb04ec27dcc35827db27361ac2aab52af9a483701a4a84114777b1fc7f3ece1065943&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
日中戦争時期の中華民国政府の軍馬調達を巡る苦闘を描いた論文

主なポイントを抜粋
・機械化が立ち遅れ自動車道もまだ少ない中国では、馬匹(馬、ラバなど)は戦争遂行のための重要な要素
・日中戦争では中国は8年間で70万頭を超える馬匹を損耗
・清朝崩壊後の混乱に伴い、国内の軍馬育成体制は大きなダメージを受けていた。中華民国建国初期には年間500万頭
 だった馬の生産数は20年間で100万頭を切るところにまで減少し、馬匹の体格も悪化していた。
・南京国民政府は九・一八事変/満洲事変以降、日独伊などの馬匹育成政策を参考に軍馬育成体制の再建を図る
・しかし、軍馬の育成の中心だったのは北方のチャハル、張家口で、ここは早期に日本の手に落ちる
・南方は馬の育成に適さず、馬匹の体格も北方に比べて劣る
・国民政府ではチャハル喪失後、唯一残った馬の育成の適地である甘粛省や青海省といった西北地方に軍馬育成用牧場を創設
・日中戦争勃発後、馬匹需要が伸びる一方で大量の馬匹を損耗し続ける状況が続く
・中国政府は、①甘粛、青海、そして新疆からの馬匹調達、②国内市場からの馬匹調達、③地方政府や民間からの馬匹献納と
 いったあらゆる調達手段を動員
・①は相応に機能。②はインフレと相まって馬匹市場の高騰を齎し、さらに大量の馬やラバを消費したため市場に出回る馬匹
 の体格はますます貧弱なものになっていき、限界に達することになる。
・伝統的に馬の育成を行う遊牧民族が多く居住する甘粛や青海では、遊牧民にとって必需品である茶と馬の交換、徴兵を免除
 して、代わりに徴馬を実施するといった特例措置により馬の調達を図る。これは人口が少ない遊牧民を徴兵しても、動員効
 果は少ないわりに、当地の人的資源を枯渇させ現地の荒廃を招くこと、漢族とは言語習慣の異なる彼らを徴兵しても部隊で
 の統合に難をきたす、そもそもこれらの地方では中央政府の行政掌握が不十分なので徴兵実行が困難、などの要因から、彼
 らの生業を生かした戦争貢献をしてもらう方が有利だったことによる。(馬匹の徴発は、当地の人々にとっては徴兵に勝る
 とも劣らない大きな負担となっていたことも示されている)
・馬匹の体格不良は、米軍から提供された山砲の輸送にも支障をきたすことに。米軍の軍馬は体重500kg以上で、体格も駄載
 能力も高いのに対し、中国の軍馬は体重200kg以下で、体格も駄載能力も大きく下回っていた。太平洋戦争勃発後、ビルマ
 北部に派遣された中国軍が日本軍に敗れた原因の一つとして、馬匹不足により米軍の航空戦力と連動して騎兵や砲兵の
 活動を行う事が出来なかったことが指摘されている。
----
WW2で馬匹輸送から脱却できたのは米軍位で、各国で依然として馬匹は戦争遂行に重要な役割を果たしていたことは、しばしば
指摘されています。以前紹介した中華民国時代の大砲の話でも馬匹の馬格不足が野砲部隊の運用に大きな支障をきたしていた
ことが問題になっていましたが、馬匹の調達自体でもさまざまな苦難があったことがこの文書から分かります

891名無し三等兵:2019/06/18(火) 09:14:26 ID:iVdSfJU60
既能炸洞又可破甲 ——国产08式80毫米单兵多用途攻坚弹
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651721290&idx=2&sn=6aabb324ed5ba9f339ef1b438115823a&chksm=8b8ebaefbcf933f9d7e04ec5f723976c74735844c5cfa9014770c240618bfbc2f7363bc12766&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
バンカー、洞窟、建物、AFVなど多様な目標に対する歩兵火力として開発された08式ロケットランチャーに関する記事

高原、山地での装甲歩兵中隊による攻撃演習の際に、榴弾、HEAT、対人榴弾など異なる弾頭による陣地攻撃の差異
を重点的に試験。その結果が08式の開発に大きく影響している。2005年5月に開発開始、2008年に制式化

08式は操作が簡単で、専属兵を置かないのが特徴で、任務に応じて歩兵分隊の装備として用いられ、歩兵の任務
の負担にならずに、歩兵分隊の対テロ、対AFV、火力制圧力を強化し、部隊の戦闘能力を向上する。新米の射手で
も30分程度の学習で08式の操作が可能となる。

消音性、消煙性、消火炎性に優れているのが特徴。発射時の音はサブマシンガンと同レベルで、煙と炎の少なさ
も突出している。これは任務における被発見率低減に有効で、偵察、奇襲、破壊任務、特殊部隊での運用などに
適合的。

ロケットランチャー内にロケット弾を封入した形式を採用している。発射時にはカウンターマスを後方に射出する
ことで反動を相殺する方法を採っている。これは後方ブラスタ抑制のための措置で、これにより掩体壕や建築物内
部からの発射を可能としている。重量7.6kg、全長975mmと歩兵の携行に適したコンパクトさ。

弾頭はタンデム式になっており、厚さ370mmのコンクリートの場合50cm以上の穴を穿つ能力を備えている。これは
突入作戦において進入路を確保するのに有効。またAFVに対しては50mm以上の装甲貫通能力を備えている。野戦、
市街戦、対AFV、沿岸防衛などさまざまな任務での使用を想定。

Me:
Китайские бронеавтомобили Tiger в МВД Киргизии
https://bmpd.livejournal.com/3663261.html


中国、キルギスタン内務省の特殊部隊向けに「虎士」装輪装甲車を無償提供



中国民企推出新型水陆两栖战车 水面时速高达70公里

http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-02-09/doc-ifyrkuxs7502011.shtml

上の記事で動画が紹介されていた、宝鶏専用汽車有限公司の開発した水陸両用4輪駆動車「海豹」に関する記事
これはアフリカ諸国や軍特殊部隊向けの車輛として開発されたとのこと

全長5m未満、重量1.5t、ペイロード350kg、乗員4名。航続距離350km、水上航行速度80km/h。水上航行時には車輪
を引き込み抵抗を軽減する。車体は船形で水上を滑走航行する。小型車両ながら、12.7mm重機関銃や35mm擲弾発射
機など各種武装が可能。大型艦艇では不可能な、湿地帯や汽水域、浅瀬から海上まで幅広いエリアでの運用が可能

892名無し三等兵:2019/06/19(水) 21:54:02 ID:dy06S11Y0
老兵坚守岗位!我对台一线部队63A两栖坦克海上操练
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_72353.html?cre=photopagepc&mod=picg&loc=8&r=0&rfunc=3&tj=none#p=1
配備数が少なくなっている63A式水陸両用戦車の訓練風景

二年前、陸軍第73集団軍所属の機械化歩兵師が揚陸作戦向け機械化部隊に改組された。
同部隊は、63A式水陸両用戦車を装備している最後の部隊とのこと


中国重卡性能如何:载58吨99A坦克翻山越岭日行千里
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-19/doc-ihytcitk6206448.shtml
戦車の長距離輸送には不可欠な存在であるタンクトランスポーターに関する記事

長年、中国軍の戦車は30〜40t台と比較的軽量だった。タンクトランスポーターとしては泰安航天特殊車輛公司のTA4360重
トレーラーが用いられてきた。TA4360は、最大積載量54tと96A式戦車(45t)の輸送に十分な能力を有していた

近年、50tオーバーの99式や99A式(戦闘重量58t)の配備数が増加すると共に、TA4360では力不足となり、より積載量の
多いトランスポーターの需要が増してきた。それに対応したのが、泰安の新型トレーラーTA4410である。TA4410はTA4360
の発展型で、車輪を6×6から8×8に変更し、最大積載量を62tにまで増やしている。サイズこそ大きくなっているが、多く
のコンポーネントを共有しており、両車の外観は極めて似通っている。中国国内で急速に路線を伸ばしている高速道路で
の走行にも問題なく、一日で1000kmの移動を支障なくこなし得る。TA4410は、中国以外にはベネズエラへの輸出に成功し
ており、同国軍のT-72Bの輸送に用いられている。


中国003航母采用巨型总段建造方法 舾装周期大幅缩短
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-18/doc-ihvhiews9610176.shtml
003型空母の建造方式に関する記事

003型の建造では全面的にブロック工法が用いられており、工期短縮に高い効果を上げている。船体の組み上げと並行して
完成した船体ブロックを進水させるために船台直前の地点の浚渫作業も進められており、遠からず船体ブロックを船台から
ドックに移動する作業が行われるものとみられている

ソ連ではクズネツォフ級の建造でドック内でのブロック工法を採用し、進水に至るまでの建造期間短縮に施行している。中
国では002型空母の建造で、この技術を参照して取り入れている。

002型よりも大型化する003型では、更なる工期の短縮を目指して検討が重ねられた。その結果、ブロック工法をさらに発展
させ、より大型の船体ブロックを別々の船台で製造(この段階で配管や電気系統などの諸設備も出来るだけ組み込んでおく)
、それを後でドックに移動して接合する方式を採用された。これにより空母の建造が可能な大型ドックを長期間占有するこ
とが無くなり、ブロック接合時の精密さや工員の技量、巨大ガントリークレーンなどのインフラが要求されるものの、工期
をさらに短縮するのに有効。中国では民間船舶の建造でこの技術を用いており、世界有数の造船業の諸インフラと豊富な経
験が生かされた形となっている

ある情報では、海軍は初の試みとなる空母二隻の同時発注を行ったとの話も出ている。これが事実であれば、調達費用とコ
ストの低減が可能となり、今後この方法が一般的になることも考えられる。

893名無し三等兵:2019/06/20(木) 19:22:46 ID:UNpKNMpc0
長きにわたる改装を経て、先日からほぼ全面オープンしたと報じられた北京の中国人民革命軍事博物館に行く
事が出来ました。

入館は無料ですが、身分証明書(外国人ならパスポートが必要)。ライターなど危険物の持ち込みは禁止。

地下一階から地上三階まで、ほぼすべてのコーナーが改装を終えて開放されているのを確認出来ました。以
前、博物館の建物前に臨時に展示されていた99A式戦車などは全て撤去されていました。

地下一階は、大広間に大砲や戦車の現物を多数配置。ここには九七式中戦車やCV33、T-62、M26などの戦車や
大量の野砲や高射砲などが展示されています。フロア周辺の別室には、現在の小火器、AFVや火砲を紹介する
分室があり、99A式戦車の模型やさまざまなVR機器で体感的に兵器を体験できるようになっています。

一階大広間は、WW2から1980年代初期までの各種航空機の現物が並んでおり、その周辺には対艦ミサイルや艦
載砲が展示。周辺の分室では、古代から清末までの中国の軍事や戦争史を一気に振り替えることのできる歴史
コーナーがあります。あまりに長いので途中で折り返しになっているので、入り口に気を付けてください。

二階は、吹き抜け部を囲むフロアに大量の小火器が展示されています。さらにその外側の分室には最新海軍装
備、核戦力、情報、ミサイルなど現代軍事情報を紹介するコーナーがあり、将来空母や強襲揚陸艦の模型(海
軍装備室は軍事雑誌「現代艦船」監修とのこと)、核兵器コーナーでは列車搭載ICBMの模型(これは、サイロ
発射型、SLBM、TEL自走型、空中発射、列車移動型の計五種類の各ミサイルを紹介する形で登場しているので
現実の装備かどうかはかなり疑問です)

そして、抗日戦争コーナーと中国革命に関するコーナーもそれぞれ大きな別室で展示されています。

三階は戦争絵画や塑像といった戦争を題材にした芸術作品展示場です。

改装前と比べ、「展示品を見せる」ことへの意識が強まっているのを感じます。航空機については吹き抜け部
に吊り下げ展示したものを各階から見る事が出来る工夫が施されています。それぞれの分室の展示やキャプシ
ョンも興味深いものが多いです。

問題は、あまりに展示物の数とフロア面積が広く、分室まで入れると相当の時間と歩行数がかかってしまうと
いうことです。分室を見落とさないように、フロア全体をくまなく回る必要もあります。

一度に全部見ようと思ったら、途中で飽和しないように休憩や、外に出て食事をするなどの気分転換を入れな
がら見るのが良いと思いました(自動販売機や販売所があり、つまみや飲み物は購入出来ます)

894名無し三等兵:2019/06/20(木) 19:24:37 ID:UNpKNMpc0

辽宁舰出岛链有何目的:战时或不会前出在西太作战
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-18/doc-ihvhiqay6421368.shtml
今回の遼寧艦隊の演習が持つ意義について

2016年にも遼寧艦隊は西太平洋に進出して訓練を実施したが、その際には北、東、南海艦隊の精鋭を集めて艦隊を
編制していたが、今回は参加艦艇全てが北海艦隊所属。これは海軍の近代化に伴い、三艦隊の戦力のアンバランスさ
が薄れ、各艦隊がそれぞれの戦力のみで空母作戦群を編制できるだけの実力を備えていることを表していると評価。
確認はされていないが093A型攻撃原潜も空母任務部隊に加わっていることが考えられると指摘

遼寧艦隊の現状戦力は、米空母作戦群との対決が可能なレベルではなく、現状では将来の空母艦隊拡充に備えた人材
やノウハウの構築に重点が置かれているとみている。遼寧の艦載機パイロットは、将来の空母作戦群の艦載機中隊や
大隊長候補であり、今後の戦力拡大を支える機関要員となる存在

当面の間、有事において遼寧を中心とする空母戦闘群が宮古海峡を突破して西太平洋に進出して作戦を行うことはない
と断言。まず、中国海軍のA2/AD作戦では、空母艦載機は米空母部隊の阻止の主戦力ではなく、それは陸上基地から出
撃する空軍や海軍航空隊の航空機、ロケット軍のASBMや今後配備されるであろう極超音速ミサイルなどであり、遼寧艦
隊が出撃する必要性は無いこと。そして、米空母との圧倒的な戦力差を埋めるには長い時間を擁するという現実的判断。
中国空母は搭載機数の少なさに加えステルス艦載戦闘機が欠如しており、米第七艦隊の空母二隻とグァムなど西太平洋
の航空基地に展開するF-22やF-35とは対峙し得ない。さらに、現状では戦力倍増機である艦載電子戦機や艦載AEW&C機が
欠如しているので、陸上基地から飛来する特殊任務機やAEW&C機の支援が得られない外洋での作戦では、電子戦や情報戦
の面で決定的な格差がある。

筆者は、現状では遼寧艦隊は、陸上基地から飛来する作戦機のエアカバー、特殊任務機やAEW&C機の支援の下で、中国大
陸沿岸部や大陸棚内部での活動を行い、内線の利を生かして機動防御に徹し、局地的な戦力優勢を作ることで、A2/AD戦
略での有利な戦術条件を作り出すしかないだろうとみている。中国の空母作戦群が戦争前に宮古水道を突破して西太平
洋で作戦を展開するようなことは今後10年以内には不可能と結論付けている。

今後、中国海軍がブルーウォーターネービーとしての成長を続け、近海防御から防衛ラインをより前線に拡大した遠海防
御に転換していくことが続けば、西太平洋に進出して作戦を行い得る能力の構築が求められるようになる。それは、自衛
隊が厳重に防衛体制を構築している宮古水道を突破し得る能力を実現するということにつながる。しかしながら、それは
まだまだ長く遠い道のりになるだろうとして文を終えている

895名無し三等兵:2019/06/20(木) 19:26:21 ID:UNpKNMpc0


中国或要发展半潜式武库舰 垂发可混合装填500枚导弹
https://mil.sina.cn/sd/2019-05-23/detail-ihvhiews4072329.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001
少し前に話題になった「中国版アーセナルシップ」に関する久しぶりの記事です

今までの報道などからの情報では、排水量は約2万トン、RCS値低減のため半潜没航行が可能で、300〜500発の各種ミサイ
ル(巡航ミサイル、SSM、SAMなど)をVLSに収納、乗員は50名程度と少数で高度に自動化され、他のプラットフォームか
らデータリンクで情報を受け取り作戦を遂行する、などの話が伝わっています

「中国版アーセナルシップ」は単独行動はせず、空母機動部隊に加わって作戦を遂行することで、部隊全体の総合戦闘力
を向上させることが目されていると推測。現状では、中国空母部隊の艦載機数は米空母作戦群の1/3程度で、水上戦闘艦の
VLS数でも052C/D型は、アーレイ・バーク級やタイコンデロガ級にかなりの差を付けられている。「中国版アーセナルシ
ップ」は、この打撃力の差を補う存在として活用し得ると記事ではみている。中米の空母艦隊の戦力の大きな差を、非対
称戦力により補うという方法である。対艦攻撃に関しては、DF-12DH ASBMを搭載することで、ASBMのプラットフォームと
して遠距離打撃能力を確保することもあるだろうとしている。
----
新しい情報が出たというよりは、今までの情報を纏めた感じの記事ですね

新版FC31战机亮相有两大变化 或为登上航母做准备
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-18/doc-ihvhiqay6412923.shtml
FC-31风头不再!中航工业15项外贸机型亮相巴黎航展
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_38692_72441.html#p=1
中国FC31亮相巴黎航展有重大改进 发动机舱明显拱起
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-18/doc-ihvhiews9605385.shtml
亮相巴黎航展的“最新歼-31”到底有什么新变化?答案是新发动机!
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651721506&idx=1&sn=238b35427874a34a4d4dC
先日開催されたパリ航空ショーに出展されたFC-31の新型模型について

これはFC-31の試製二号機をもとにしているが、それと比べても様々な変化が見て取れる
http://n.sinaimg.cn/mil/8_img/upload/641784af/733/w1400h933/20190617/3b4a-hymscpr2791356.jpg
http://n.sinaimg.cn/mil/8_img/upload/641784af/733/w1400h933/20190617/7dd3-hymscpr2791075.jpg
まず、エンジンノズルは(試作機が搭載する)RD-93とは異なる形状で、エンジン搭載部分の機体表面の盛り上
がりも増しているので、直径のより大きな高推力の新型エンジンを搭載している(設定だと)みている。現状の
RD-93は機体サイズに比べて推力不足であることは明白なので、FC-31を実用化するためには高推力エンジンへの
換装は不可欠

キャノピー後方の張り出し部の高さが増しており、これは機内容積確保のための措置とみられている。ステルス
戦闘機は、燃料や兵装をステルスモードの際には機内搭載分のみに依存しないといけないので、必然的に機内
容積に占める兵装や燃料の割合が増える傾向にあり、機内容積確保は重要。

これらの変更に伴い、FC-31の最大離陸重量は現状の公表データの27tから、30tに迫る規模になるだろう。重量増
大に加え、機体表面積や翼面積も増えているので、機体の空気抵抗は増加し、F-35と同じく超音速巡行は放棄され
るだろうとみている(将来的に小型かつ高推力を両立できる可変サイクルエンジンが実用化すれば状況は変わり得
るとも付記)

FC-31の大型化は、噂される空母艦載機への発展にとっても必要。艦載戦闘機は陸上戦闘機に比べて容積や重量が
増加しやすく、また小型艦載戦闘機ではペイロードや航続距離などで制約が生じ、空母部隊の遠距離打撃力の弱
体化を招きかねないので、相応のサイズが求められる。現在建造中のカタパルト搭載空母003型は2025年前後の就
役が見込まれて降り、次世代艦載戦闘機の需要もこの頃までにさらに求められるようになるだろう

896名無し三等兵:2019/06/20(木) 19:30:59 ID:UNpKNMpc0
中国预警机也"下饺子" 一年交付12架空警500创纪录
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-19/doc-ihytcitk6205133.shtml
KJ-500の高レートでの量産について

中国空軍の長年の問題は、早期警戒機や電子偵察機といった大型機ベースの特殊任務機の不足であった。
これは適当な母体となる大型機の欠如が要因であった

近年、Y-8/9ベースの特殊任務機の生産数が上昇しているが、これはムービング生産ラインの導入による生産性向上
やエレクトロニクス産業の発展に伴い、レーダーなどに必要な電子機器の生産能力が向上したことが大きい。

2017年には、Y-9輸送機ベースの特殊任務機について、KJ-500×12機、高新6号(KQ-200対潜哨戒機)や高新8号電子戦
機などを合計15機生産し、さらにY-9輸送機自体も量産を進めるなど、高い生産ペースを発揮しているのが衛星写真の
観測から明らかになっている。メーカーである西安飛機工業集団公司は、この他に、H-6KやY-20の量産も並行して進
めており軍用機の年間累計生産数は100機を超えており、同社の大型機生産能力の高さを伺う事が出来る
----
『艦載武器』先月号の記事だとKJ-500の総数は既に20機を超えており、30機程度が配備されるとの見通しが示されて
いました。AEW&C機の不足が長年の問題だった中国空軍も、ここ数年のKJ-500の大量配備により24時間の連続空中監視
体制の構築に成功したと『漢和防務評論』でも伝えられていることからも、KJ-500の空軍・海軍航空隊に占める重要性
が伝わってきます


中国会再买一批苏35吗?非常有可能且购买数量很少
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-20/doc-ihytcitk6433351.shtml
中国空軍が導入したSu-35SKの評価と今後の追加購入の可能性に関する記事

昨年の演習では、J-10CとSu-35SKの対抗演習で、AESAレーダーと(BVR)ミサイルの性能でJ-10CがSu-35SKを抑えたと伝え
られたことが、軍迷の間で話題になっていた。一方、Su-35SKは長い航続距離により長時間にわたって領空を占拠して優
勢を保つ事が可能で、近接格闘戦ではPL-10とJ-10Cとの組み合わせに対して全く遜色のない成果を上げていることが、何
度も実施された自由空戦で実証されたとのこと

Su-35の輸入前には、中国向けのアップグレードが施されるのではなかとの見方も強かったが、アビオニクスの改良と検
証に要する期間とコストの問題から、引き渡し時期を遅らせないためSu-35SKはロシア空軍向けのSu-35と同一の仕様に
されることになった。特に最初の4機はもともとロシア空軍向けに製造されていた機体を転用したものとされた。

Su-35SKの導入に当たって中国空軍が特に重視したのが、その長大な航続性能であった。Su-35SKは11トンの最大燃料搭
載量を有し、2017年にはロシアから中国南方の飛行場までの4000kmを超える距離を、無着陸・無給油で飛行している。
また、中国空軍での運用開始後、推力偏向装置と完全に統合化された飛行制御システムを含む同機の高い飛行性能はパ
イロットの称賛を集めている

中国版Su-35SKのコクピットは、基本的にははロシア空軍のものと同じ表示方式を用いている。ディスプレイの表示はロ
シア語だが、中国空軍では長年にわたりSu-27やSu-30といったロシア製戦闘機を運用してきた経験があるので、パイロッ
トはロシア語表示に慣れており運用での問題はないとのこと。後期調達型の20機は、一部改造が行われ、北斗位置測定シ
ステムや中国空軍が装備する新型HMDが導入されたと伝えられている。

Su-35SKの調達数は24機であり、これは空軍の戦闘機部隊の定数に準じたものだが、近年の戦闘機団の戦闘機旅への改編
に伴い部隊定数は36機に増大している。そのため、Su-35SK部隊は定数に満たないことになり、今後定数充足のため12機
の追加購入が行われる可能性は高いとみている

897名無し三等兵:2019/06/20(木) 19:37:56 ID:UNpKNMpc0
>>895 の、「DF-12DH」は「DF-21DH」の間違いです。すみません。

898名無し三等兵:2019/06/25(火) 21:49:22 ID:w6VSrlno0
中国空母が台湾海峡航行 「全行程を把握」=国防部
ttp://japan.cna.com.tw/news/achi/201906250005.aspx

899名無し三等兵:2019/06/26(水) 15:54:46 ID:iVdSfJU60
辽宁舰完成首次前沿海域部署 疑返回三亚某军港休整
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-24/doc-ihytcerk8943085.shtml
6月9日の出港から15日間をかけて太平洋、南シナ海と航海を続け、約15日目に海南島の三亜港に入港した遼寧艦隊

901型大型補給艦の随伴により、遼寧を中心とした空母作戦群の航続距離は倍に延伸できるとの見積もり
今回の航海は、今後の第一列島線を超えての外洋での訓練の基礎となるものだと評価している


辽宁舰编队从南海经台湾海峡北返 遭美军机监视
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-06-26/doc-ihytcitk7711454.shtml
その後、再度出港し、台湾海峡を通過

辽宁舰又创新记录:航程几乎涵盖美军在亚太所有基地
https://mil.news.sina.com.cn/2019-06-26/doc-ihytcerk9351844.shtml
6月25日14時に青島の空母基地に帰還

辽宁舰踏上归途 疑曾与电子战机演练超视距反舰战法
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-26/doc-ihytcerk9354917.shtml
遼寧艦隊の太平洋演習の際、宮古水道を超えて展開したY-9電子戦機について

これは
①将来の海軍と空軍の統合作戦における、電子戦機の支援(偵察、索敵視野の拡大、早期警戒的役割、敵側の
 電子偵察を想定した訓練など)を想定したノウハウの蓄積
②演習の規模と範囲の拡大に伴い、これまでとは異なる情況に遭遇する可能性が高まるので、Y-9電子戦機も演習に
 参加して実戦における各種問題の対応力を向上させる訓練を実施
③周辺国に対するメッセージ(宮古水道を超えて太平洋に進出して訓練を行う事の正統性を主張)
などの要因があるとみている

電子戦機は、EW作戦における攻撃的任務と防衛的任務の双方での運用が可能で、さらに対艦ミサイルの中継誘導
などでも活用でき、演習において不可欠の存在であると指摘。

900名無し三等兵:2019/06/26(水) 15:56:48 ID:iVdSfJU60
中国又一款作战无人机曝光 能从最意外角度奇袭
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-26/doc-ihytcerk9393019.shtml
79式サブマシンガンで武装した回転翼小型UAVに関する記事

錯綜する市街地での浸透作戦、目標の予測しない方向から接近して、観測-攻撃を可能とし、軍や警察の要員の
負傷や死亡率を減らす効果が見込まれるとみている。軍用では、狙撃手や迫撃砲の砲手など、カモフラージュさ
れ隠蔽されており、通常の直接照準では対応困難な目標に対する制圧効果を期待している



中国东风17导弹疑曝光:这项性能世界第一
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-26/doc-ihytcitk7750159.shtml
东风17亮相?中国展示新型机动助推滑翔导弹
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_72538.html#p=1
疑似神秘东风17导弹曝光 中国军工企业展示发射画面
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-06-23/doc-ihytcitk7136321.shtml

先日、テレビで報じられた新型弾道ミサイルのCG動画。弾頭は突破性に優れた極超音速弾頭。
これはDF-17ではないかとする記事が多いが、East PendulumのツイートだとCM-401の改良型
の可能性もあると指摘しており、もう少し続報が欲しいところ
https://twitter.com/HenriKenhmann/status/1142355478619422721



075何时露面?我海军071型登陆舰第8号舰疑曝真身
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72580.html#p=1
先日進水した071型LPDの八番艦と七番艦の写真


必须要电磁弹射!我003航母舰载固定翼预警机设想图
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72582.html#p=1
『艦載武器』先月号に掲載されたJZY-01テストベッド機、KJ-600艦載AEW&C機、その派生型の想像図

そして、ヴィクラマーディティヤと遼寧でAEW&C機を運用することを想定した模式図を掲載。
発着にどの程度の面積が必要で、そしてそれが甲板上の駐機スペースをどの程度制約するの
か、わかりやすく示されております。

901名無し三等兵:2019/06/26(水) 17:20:52 ID:iVdSfJU60
>>893 追記
今回、フルオープンした中国革命軍事博物館で一番印象深かった展示物は、二階の小火器コーナーの
重機関銃の所に展示されていた「日本の三年式6.5mm重機関銃を改造して7.92mm口径に改造した」もの
でした


见识兵哥哥的脑洞!南海舰队航空兵运9创意摄影超可爱
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72557.html#p=5
南海艦隊の航空部隊の隊員の皆さんによる面白写真に写ったY-9輸送機

海軍航空隊の塗装を施しており、外観からは特殊任務機には見えないので、空軍・陸軍航空隊に続いて海軍航空隊でも
Y-9輸送機を採用していることがこの写真から見て取れます


我军052D舰升级后战斗力飙升 能探测隐形机及核潜艇
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-25/doc-ihytcitk7501625.shtml
052D改良型に関する記事

各国の最新艦艇と比較すると改装の中途半端さを指摘
①新型ミリ波レーダーによりステルス機や高速目標の探知力は改善したが、米海軍の最新のデータリンクや遠距離探知能力
 と比較すると、052D改良型とアーレイ・バーク級Block3との差は大きい
②Z-20艦載ヘリの運用を前提に船体を延長したが、格納庫は一機搭載のまま。これでは周辺諸国のAIP潜水艦や原潜の掃討
 には不十分

052Dシリーズは054A型フリゲートに代わる標準型水上戦闘艦として大量建造されるとみられるので、今後はこれらの問題
点の解消が望まれるとして文を終えている

新型多功能快速压弹器 92式/81式/95式弹夹三合一
https://zhuanlan.zhihu.com/p/70138411
Китайское универсальное устройство для быстрой перезарядки стрелкового оружия SH-2018
https://bmpd.livejournal.com/3682878.html
「SH-2018型多機能快速装填器(多功能快速压弹器)」
これは、92式拳銃、81式自動小銃、95式自動小銃の弾倉に迅速に弾薬を装填するための装置
一発一発手作業で装填するのと比べて20倍の速度で装填が可能となる。

902名無し三等兵:2019/06/26(水) 17:21:35 ID:iVdSfJU60
这枪国外搞了十几年未列装,我们已经要用它来代替95式?
https://zhuanlan.zhihu.com/p/33592008
QTS-11式歩兵総合作戦システムについて紹介した記事

同システムは、5.8mm小銃、20mmスマート擲弾単発発射機、光学照準器、赤外線暗視装置、カメラ、レーザー照準器、FCS
運動ベクトル計算機、表示機、入力機、バッテリー等で構成

同システムの中核となるのは20mmスマート擲弾単発発射機とFCSで、FCSとスマート擲弾により、高い制圧能力を発揮する。
口径は20mm、重量は85gと小型であるが、精密打撃が可能であり市街戦に向いた装備(注:小口径弾なので付帯被害が少な
く済むのもポイントか)


諸外国のOICWとの比較

優位点
①システムの軽量さ。軽量化のため擲弾発射機を単発にするなど軽量化・コンパクト化を優先
②射程の長さ。40mm擲弾の場合は射程400m程度だが、QTS-11の20mm擲弾の有効射程は平射で800mに至る
 また小口径弾のため射撃時の反動が低いのもメリット
③照準器とFCSを分散配置しており、取り外して使用することも出来る。緊急時には直接照準での使用も可能。
 銃の重量バランスの改善にも有効。
(QTS-11の照準器は、歩兵のデジタルHMDと連動させて、照準器に写った映像をHMDに映し出して射撃を行うことも出来
 照準器だけを露出させて歩兵自体は物陰に隠れた状態でも射撃が出来る)

不利な点
①米軍の25mm擲弾などに比べて小口径のため榴弾の威力に劣り、将来の発展性にも限界
②スマート榴弾のコストの高さ。
③単発にしたことによる発射速度の低さ。リロードごとにいちいち照準が必要となり前回の諸元を流用できないことも
 発射速度低下を招く要因
⓸小銃の地位の低さ…システムの中核は20mm擲弾発射機であり、5.8mm小銃の影は薄い。通常の小銃は3kg程度の重量だが
 QTS-11は7kgもあり、小銃と擲弾発射機を一つにすることの意義に疑問がある。

演習の映像を見ると、QTS-11は分隊の火力支援火器ではなく、95式小銃に代わる分隊小銃として運用されている模様。記
事の作者は、分隊支援火器として各分隊に一丁のQTS-11を装備する方が現実的ではないかと考えている。



中国空军重装空投技术迎来大发展
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651721607&idx=2&sn=6bea411dc47e31fe7c55c1765c25ca61&chksm=8b8ebb22bcf932340bdbc51ad97fd4776e357ba2a4c8f7abff04ce3971eb577052ebff88daca&scene=0&xtrack=1#rd
中国軍の重装備の空中投下技術に関する記事

中国軍でのこの種の技術に着手したのは1960年代であったが、当時はこの種の作戦に必要な輸送機が欠如していたので研究は
遅延し、1985年になってようやく第一世代の重装備空中投下システムの技術評価にこぎつけた。しかし、このシステムの性能
はまだ不十分であり、大型輸送機もなかったので空中投下能力とその効率は高いものではなく、解決は困難だった

1990年代末、ロシアからIL-76とその空中投下システムを調達したことにより状況は変わる。技術導入とその消化を経て、国内
での重装備投下技術は急速に進歩して、第二世代システムが完成。2002年に最初の重装備空中投下テストの演習が実施され、8t
と10tの装備の空中投下テストに成功。これにより重装備の空中投下技術を確立。

これらの技術的蓄積が新型輸送機Y-20で生かされている。Y-20では最大20tの装備の空中投下が可能であり、軽戦車や火砲、装
甲車などを投下して、空挺作戦において強力な火力を提供できる。さらに、コンテナ化がすすめられたのも特徴であり、指揮
システム、調理機器、医療系統など様々な装備がコンテナ化され、容易に空中投下・使用が出来るようになっている。パラシ
ュートにも改良が加えられ、自動操縦もしくは遠隔操作により空中機動が可能で、目標地点に正確に投下でき、貨物の分散を
防ぐ事が出来る。これは空挺作戦において重要な要素。

この他、高密度・連続投下、高高度からの投下、超低空での投下、パレットを使わない投下など様々な技術が用いられている。
シミュレーター―と実施試験を経て、技術的安全性と信頼性確保に必要なデータが蓄積されているとのこと

903名無し三等兵:2019/06/26(水) 18:11:23 ID:iVdSfJU60
中国海军"下饺子"的故事 还要从江苏这个小乡镇讲起
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-10/doc-ihvhiqax1391587.shtml
建国前後の中国海軍の艦艇建造史

1949年4月23日、華東区海軍が成立。人民解放軍海軍の先駆けとなる野戦軍直属偵察営と蘇北海防縦隊が4335人編制で
創設。これは1941年に編制された新四軍の蘇中軍区海防団にさかのぼる部隊で、第三野戦軍の長江渡河作戦で活躍。
装備艦艇は、帆船や機帆船、動力艇などで、渡河作戦前には9個中隊の汽船大隊、100隻近い船舶を保有していた。中
国海軍の艦艇建造もこの時期にさかのぼり、渡河作戦に必要な船舶として、木造船、帆船の職人を動員し、自動車の
エンジンを転用するなどして汽船を建造。

これと並行して、中華民国海軍部の第二艦隊と第五巡防艇隊に対する内部工作が進められており、林遵少将を指揮官と
する30隻、1271名の部隊を寝返らせることに成功。この中には中華民国海軍最大の艦艇だった軽巡洋艦「重慶」も含ま
れていた。投稿する国民政府海軍艦艇は初期の人民解放軍海軍の一大戦力となった。この他、海運会社である上海輪船
招商局の船舶、上海水産公司の漁船なども解放軍海軍の重要な供給源として機能する。

ただし、中華民国空軍の反撃により多くの艦艇が沈没し、サルベージと修復を余儀なくされる。また民間船舶を徴用した
艦艇は非武装であり、軍艦として使用するための武装化と改造が必要だった。改装では決まった規格は無く、アメリカ製
や日本製の武器など手に入った装備も広く利用された。巡洋艦「重慶」もサルベージされて修復に着手し、ソ連から派遣
された技術者の支援も得られたものの、技術的制約から最終的には修復は断念された。

1950年4月、解放軍は4つの艦隊に再編。内訳は、揚陸艦16隻から構成される第5艦隊、排水量1000t以下の「護衛艦」8隻
から構成される第6艦隊、民間船を武装化したものも含む砲艦8隻から構成される第7艦隊、揚陸艇5隻と特設掃海艇から構
成される掃海大隊。海軍艦艇の総トン数は一万トンにも満たず、055型駆逐艦一隻の排水量にも達しないものだった。

解放軍海軍では、東南沿海部の島嶼部作戦(金門島揚陸作戦も含む)の失敗などの教訓から揚陸戦力の強化を重視。内戦
の過程で手に入れた多数の米国製揚陸艦艇の修復作業を開始。1955年には、揚陸艦から構成される第5艦隊の戦力は大型
戦車揚陸艦6隻、中型戦車揚陸艦6隻、機械化揚陸艇6隻と36隻の揚陸艇からなる合計54隻に増強された。

揚陸艦艇の増強は順調に進んだが、護衛艦艇の不足は深刻であった。清末から北京政府期に建造された老朽艦まで含めて
もその数は少なく雑多な構成であり、数も質もアメリカからの援助で再建を果たした中華民国海軍艦艇には及ぶものでは
なかった。

人民解放軍海軍にまず求められたのは、沿岸防衛体制の構築であった。1951年に策定された「海軍五年計画組成部署」で
は、ソ連の支援で巡洋艦「重慶」を修復、駆逐艦、駆潜艇、掃海艇など40隻をソ連から提供してもらい。華南で使う4〜6
隻の護衛艦艇は、香港経由で船舶を輸入後に護衛艦艇として武装化するなどの計画が立案された。

904名無し三等兵:2019/06/26(水) 18:11:54 ID:iVdSfJU60
艦艇の国産化については、技術的ハードルの低い小型艇から着手された。まず魚雷艇の国産化が検討されたが、小型高速
である魚雷艇は技術的レベルが高く、魚雷についても国産化には時間がかかるということから、より小型・低速の砲艇を
建造することになった。江南造船廠では排水量42t、12ノットの砲艇を試作。青島造船廠でも排水量43tの砲艇8隻を建造。
これらの建造で得られた教訓をもとにして、江南造船廠では52甲型砲艇の設計を行った。52甲型は排水量50t、船体はソ
連の教材から得られた設計を採用して速度性能を改善。武装は25mm機関銃二門+機関銃二門。52甲型は26隻が建造され
中国海軍最初の量産型砲艇となった。52甲型は、53甲型、54甲型と改良型が開発されていく。53甲型は、火力を37mm機
関砲と20mm機関砲に換装して武装を強化したが、エンジンは出力不足のアメリカ製ディーゼルエンジンのままだったの
で最高速力は11ノットに低下。後期型ではこのエンジンも枯渇して低出力エンジンに変更されたので、最高速力は10ノ
ット以下になってしまった。54甲型は、一連の設計を見直して装備の合理化を進めたタイプ。

これらの砲艇は、速力は10ノット前後、武器は日中戦争〜内戦時期の日米製の鹵獲品かソ連提供のもので国産品は無く
FCSに至っては存在すらしておらず、性能は十分なものとは言えなかったが、二年間で53甲型を36隻、54甲型を14隻建
造し、1955年までに86隻前後の砲艇を揃える事が出来、東南沿岸部での切迫する需要を満たす事には成功した。1955
年までに国産化された艦艇の総トン数は4300トン未満であり、054A型フリゲート一隻にも満たない数字だった。これ
らの砲艇は中華民国海軍との引き続く戦闘の教訓を踏まえて小改造が繰り返され、その過程で設計や建造ノウハウの
蓄積、人員の養成が進んでいった。これはその後の中国海軍の基本的な開発スタイルとなる「小步快跑」の先駆けと
なるものだった。

朝鮮戦争の終結により、ようやく安定した国家再建が可能となり、ソ連の大規模な支援の下でソ連的工業システムの
導入が開始された。この時期、ゴルディ級駆逐艦4隻の提供など、海軍艦艇についてもソ連からの援助が本格化する
ことになり、海軍の姿は一新されることになる。

905名無し三等兵:2019/06/27(木) 13:29:41 ID:iVdSfJU60
美军或受中国霹雳15刺激 将秘密研发远程空空导弹
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-22/doc-ihytcerk8577828.shtml
The US wants to arm fighters with these new long-range missiles to hunt down China and Russia's best jets
https://taskandpurpose.com/air-force-aim-260-missiles
Air Force Developing AMRAAM Replacement to Counter China
http://airforcemag.com/Features/Pages/2019/June%202019/Air-Force-Developing-AMRAAM-Replacement-to-Counter-China.aspx
AIM-260: il dopo-AMRAAM
New long-range missile project emerges in US budget
https://www.flightglobal.com/news/articles/new-long-range-missile-project-emerges-in-us-budget-442816/

米空軍が中露のBVR-AAM(PL-15など)を想定して開発を進めているAIM-260空対空ミサイルに関する記事
・開発は二年前から開始されていた
・全長はAIM-120と同程度で、F-22やF-35のウエポンベイにAIM-120と同数を搭載可能
・デュアルロケットモーターを採用しラムジェットは用いず
・射程はAIM-120より延伸される。名称から推測して、少なくとも260kmはあるとの見積もりも出ているが確定ではない
・2022年のIOC確率を予定。これを受けてAIM-120の調達は2026年に終了予定。

中国空軍にとってBVR-AAMは長年の課題であり、R-27やPL-11の調達でようやくセミアクティブレーダー誘導AAMの
欠如を解消。R-77とPL-12によりアクティブレーダー誘導AAMの運用を開始したのが21世紀に入ってからだった事
を考えると、米軍が中国のBVR-AAMを念頭において次世代AAMを開発するというのは、正に隔世の感がある出来事
だと思いました

906名無し三等兵:2019/06/27(木) 13:30:36 ID:iVdSfJU60
中国造出全球首款水陆两栖无人艇 取名“海蜥蜴
http://news.sina.com.cn/c/2019-04-12/doc-ihvhiqax2155793.shtml?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=10&r=9&rfunc=3&tj=none&tr=9
Китайский амфибийный безэкипажный транспортер
https://bmpd.livejournal.com/3606742.html
中国造出全球首款两栖无人艇 能下海能上路还能隐身
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71419.html#p=1
中国全球首创两栖无人艇交付:隐身快艇上加装了履带
https://mil.sina.cn/sd/2019-04-15/detail-ihvhiewr5886234.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001
4/8、青島無疆技術有限公司がプライベートプランで開発を進めている水陸両用無人快速艇「海蜥蜴」の
一号艇が武漢造船廠で製造され受領試験を経て、正式にメーカーに交付された

製造では船体を形成するアルミ製の薄板の溶接が技術的課題で、薄板の変形を伏せる「柔性架台」を製造すること
で変形を防ぎつつ精密な立体溶接を行う事を可能して問題を解決している。

船体底部には4基の履帯を装備し、上陸時に活用する。水上航行時には水の抵抗を軽減するため船体に引き込まれる。
水上航行時には船体後部に装備されたウォータージェット二基で最高速力50ノット以上を発揮

北斗衛星位置測定システムや、各種センサー、FCSを装備。大型艦艇の作戦指揮システムを用いて遠隔操作を行う。
また、陸上のコマントポストからの指揮管制も可能であり、陸海の作戦システムとの高い統合を実現しており、AI
を用い差作戦システムを実用化しているとのこと

「海蜥蜴」は、高速性能とステルス性が特徴であり、50ノット以上の快速で、無人艇であるので乗員の疲労を想定
せずに活動が可能。AIにより巡航、高速浸透、揚陸作戦をこなし得る。特殊部隊の輸送や領海警備、島嶼部の機動
防衛など幅広い任務を想定している


解放军运铁路军事运输实训基地投入使用,让中国远程兵力投送如虎添翼
http://www.sohu.com/a/307661026_628945
昨年8月、安徽省の合肥に中国初となる鉄道軍事輸送実地訓練基地が設立された。設立以降、鉄道輸送に関する訓練の
中核基地として、20名以上の専任幹部の養成を行い、中国の軍事鉄道輸送能力の向上を進めているとのこと

鉄道は、空輸に比べて輸送コストが安く天候の変化にも強く、大量の物資を迅速(海運の10杯の速度)に輸送可能で
特に重装備の輸送に向いている。近年の重要な変化としては、2022年までに総延長が12万キロを超える高速鉄道網の
普及により、部隊の展開能力が大きく向上している。国境を超えた部隊展開でも鉄道は有効であり、ロシアで開催
される国際軍事競技会では、重装備と人員を鉄道を用いて12000km先まで展開するというこれまでの中国軍の鉄道輸
送における最高記録を樹立している

907名無し三等兵:2019/06/27(木) 13:31:14 ID:iVdSfJU60
中国052C神盾舰将迎来中期改进 换装新垂发并无必要
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-21/doc-ihytcerk8336832.shtml
最近、駆逐艦の近代化改装が相次いでいる中国海軍ですが、052C型の近代化の是非について検討した記事です。

052C型は2005年から2015年にかけて6隻が建造。先進的なASEAレーダー、現代的なC3Iシステム、VLSと長射程SAM、SSM
などを実用化した、本格的なエリアディフェンス防空能力を有する多目的駆逐艦。
現在は発展型の052Dに生産が移行しており、ネットでは052Cの近代化について話題になることも。

記事の筆者は、052C型は、052D型や055型に至る技術の実証艦としての役割を果たしたとみている。また防空作戦では
052C型のVLSは改造せずとも新型SAMに搭載が可能であり、052C型に欠けている対地巡航ミサイルは052Dや055を用いれ
ば良いとしている。

051B型駆逐艦「深圳」の例をとっても近代化改装は相応の費用と数年の時間が必要となる。まだ十分に新しい052C型
6隻にそのような改装を施すのは必要性に乏しい。圧倒的な米海軍のイージス艦戦力と対峙している情況では、現在増
勢が進んでいる052D型と055型の数がある程度揃った後、052C型の寿命中改装の時期か来た段階で小規模の改装を施す
のが妥当だろうと提言している


055舰2号舰首次海试 2020年中国将会拥有4艘万吨大驱
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-26/doc-ihytcerk9448782.shtml
055型駆逐艦の二番艦が初の洋上公試を実施
同艦は、2015年起工、2018年4月進水、2019年6月25日に公試実施というスケジュール。一番艦「南昌」は2014年
12月起工、2017年6月進水、2018年8月公試開始、2019年四月就役なので、似たようなペースで作業が進めば公試
開始から約8か月で就役するものとみている。3、4番艦も2020年には就役すると推測しており、来年の002型空母
の就役と合わせて、055型駆逐艦4隻がそろうことになる。

908名無し三等兵:2019/06/27(木) 13:36:38 ID:iVdSfJU60
步兵最爱的“小钢炮”,对越反击战用它可以夺回一个阵地
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651720795&idx=3&sn=2085afaf4b8fa3045a3cdfd33abb2a45&chksm=8b8eb8febcf931e8893aafdf1b2552ce89542cf1d02aea974d8dff0cca173d2984b46676289a&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
中越戦争において、歩兵部隊の支援火力として活躍した63式60mm迫撃砲に関する記事

歩兵同士の至近距離での戦闘、大砲の輸送が難しい地形など、重砲による支援が困難な状況においても、歩兵
による携行輸送が可能な63式は山地戦などで歩兵部隊の支援火器として重宝されたとのこと。ある高地の争奪
戦では、70mもの急傾斜地を分解搬送された63式の投入がヴェトナム軍の4度に渡る攻撃を撃退する効果を上げ
ている。

また、近接戦闘では63式の60mm迫撃砲弾を手榴弾代わりに用いることもしばしば実施された(設計段階でその
ような運用方法が想定されていた)



中越战争为了防备越军的竹刺, 我军特意研制了“特殊装备”
https://k.sina.cn/article_5472764872_14633c3c800100hlur.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
中越戦争におけるヴェトナム軍の落とし穴&竹串の活用と、中国軍の対策について

ヴェトナム軍は中国軍の追撃に備えてジャングルに落とし穴を多数設置。中国軍の砲撃で後退するヴェトナム軍を追撃する
中国軍の歩兵の多くがこの落とし穴にに仕掛けられた竹串で負傷し、なかには死亡する兵士まで出ている。

この状況を受けて緊急に靴底に鉄板を仕込んだ厚底靴の開発製造が行われ、支給されたこの特製厚底靴は1979年2月17日以降
の戦闘において部隊で実地運用された。しかし、雨季に入り泥濘状態のジャングル地帯でこの靴を履いた歩兵は機動力が大き
く削がれることになってしまった。鉄板自体の重量はそこまで重いものではなかったが、泥濘の中の行軍には支障をきたして
しまったとのこと

909名無し三等兵:2019/06/27(木) 17:18:16 ID:wUyFxlNc0
軍用車両の博覧会「中津防務車輛展」が天津で26日から今週の日曜日までの日程で開催されています。

国家会展中心(天津)首展——2019中津防务车辆装备展隆重开幕
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA3OTU0MDMxMQ==&mid=2659263941&idx=1&sn=f8c5bd17ebb3b9072055a21eed5c272f&chksm=84c47cfdb3b3f5ebef19cb9be2110e227d4001d03b7167fff9c072fbdfc10b52cb127e5f9972&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd

新陆战之王:QN-506多用途察打一体化武器系统
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA3OTU0MDMxMQ==&mid=2659263941&idx=5&sn=9112571f03867e33ffe012101f65572e&chksm=84c47cfdb3b3f5eb47bea72d0ba6e1f83d55c3fabee3f59279905c351fa44e7b060e4851d26f&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
昨年の珠海航空ショーでも話題になった59式戦車を改造したQN-506多用途偵察-打撃一体化兵器システム。

今回新たになった情報としては、同システムは旧式戦車以外にも8×8装輪装甲車など各種AFVに搭載可能で
さらに、完全な無人車輛にすることも可能であるとのこと。


东风猛士全系列型号展示
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA3OTU0MDMxMQ==&mid=2659263941&idx=4&sn=1622db9a80c11d47981f0507a61e9808&chksm=84c47cfdb3b3f5eb549238c1a8bf8441ffe8f821e59b02ab9c3b73e3aa0ebbaefb52683e9ef9&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
東風「猛士」シリーズは、第一世代EQ2050A、第二世代EQ2063EとCSK162、最新式の第三世代CTL182型とCSK181
5タイプが一堂に展示されているとのこと

各車輛の説明は記事を参照されたし

910名無し三等兵:2019/06/27(木) 17:18:47 ID:wUyFxlNc0
空降兵的防空利器:枭龙空投超轻型弹炮合一防空系统
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA3OTU0MDMxMQ==&mid=2659263941&idx=3&sn=64b537770a0cc9be379bb237334c9303&chksm=84c47cfdb3b3f5eb2a9f5a829023e35d258a949ecba2d4310ecdf90935f6432808db7f3c4c49&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
梟龍汽車公司が独自開発した空挺部隊向けの自走対空システム「空中投下超軽量ガン・ミサイル複合防空システム(空投超轻型
弹炮合一防空系统)」

これは4×4装輪シャーシの荷台に、87式25mm連装機関砲と「前衛」携行SAM連装発射機をマウントしたもの。
携行SAMが射程5000m/高度4000mまでの目標を、25mm機関砲が射程4000m/高度3000mまでの目標を迎撃する。

シャーシは同社が開発した「梟龍超軽型兵器プラットフォーム」。4×4装輪装甲車で総重量は4.5t以内に収めることが
目標。乗員二名、機関砲弾480発、SAM×4を搭載し、一定の持続戦闘が可能。


59G-125 达到准三代水平的“魔改59”
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA3OTU0MDMxMQ==&mid=2659263941&idx=2&sn=00685bb2d6e27f1e122d27525f37cfb6&chksm=84c47cfdb3b3f5eb29710e9fbeefe39a1a6b8add6251b148add5ee23cba785dcd9cbb27d0719&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
金曜日まではメーカーや軍関係者などへの公開日で、保利公司が開発した59式戦車のアップグレードプラン
「59G-125戦車」のデモ走行も公開されている

911名無し三等兵:2019/06/27(木) 17:19:32 ID:wUyFxlNc0
为了让中方签下合同,俄方将自已最好的导弹:R-77-1交付中国
https://k.sina.cn/article_6812148229_19609220500100huon.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
Su-35SKと共に中国に引き渡されたR-77の最新型「R-77-1」BVR-AAMについて

R-77-1は別名RVV-SD。原形よりも全長が10cm伸びている。外観上の識別箇所は、尾翼付け根がミサイル
本体内部に入る形となり、尾翼面積が減少した点


歼-10C战斗机又进行了升级和改进,提高了战斗机空战能力
https://k.sina.cn/article_6653392227_18c92b56300100l764.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
最初の生産型はミサイル警告装置が確認できなかったJ-10Cだったが、最近のタイプでは同装置らしき装備
の搭載がなされた模様。初期のJ-10Cが同システムを搭載しなかったのは、新型ミサイル警告システムの実
用化と、J-10Cの就役のタイミングがずれたことによる物と推測している

J-10Bのミサイル警告装置のセンサーは尾翼付け根部に装備されているが、J-10Cはそれとは異なりインテーク
側面と垂直尾翼頂部後方に配置している点が異なる。以前のタイプよりもカバーする範囲が広く、探知距離も
延伸されているとみられている。また、全方位に光学センサーによる監視を可能とすることで、パイロットに
全方位からの警告を提供し、空戦中の探知能力の向上と生存性改善を目しているものとみられる

輸出向けのミサイル警告システムS740型は、最大15kmまでのミサイル、10kmまでの戦闘機機首を探知可能で
同時に8目標以上を探知し得る。国内の警告システムはさらに探知性能を強化している模様

レーダー以外の光学・赤外線センサーの開発と装備は、2020年以降に本格化する中国周辺国のステルス機の
配備をにらんだもので、探知能力の向上と戦闘機の生存性改善が目指されているとみている


即将服役?国产航母换救生筏 遇水10秒自动充气打开
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72544.html#p=3
港媒:首艘国产航母更换救生筏 或已临近服役
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-06-24/doc-ihytcitk7241318.shtml
002型空母、再度の洋上公試を目前に救命用ボートの交換を行う
今回搭載されたのはカプセル式で、装備されたシューターから水面に落とされて10秒後には空気を入れて15人以上が
乗れるボートとして展開される。

912名無し三等兵:2019/06/28(金) 01:33:16 ID:wUyFxlNc0
军方公布歼11训练照:加装2项保命手段自卫能力加强
https://mil.sina.cn/sd/2019-01-31/detail-ihqfskcp2122127.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001
赤外線警告システムとレーダー警告システムを追加装備したJ-11が確認された
上のJ-10Cのミサイル警告システム装備と合わせて、中国空軍の戦闘機の生存性向上策の一環と見なし得る

ポスト冷戦時代の戦闘機は冷戦中のような大量生産は行われず、一機当たりの単価は上がり続けていること
から、その生存性追求は以前よりさらに重要性を増していると指摘

ミサイル警告システムも初期のタイプはレーダー波を探知して警報を発するシステムであった。しかし、(自ら
はレーダー波などを発しない)赤外線誘導AAMの性能向上を受けて、レーダー波探知システムの有効性は大きく
減じた。光学電子センサ―の進歩を背景に、レーダー波のみならず、ミサイルの推進剤が発する火炎の光学信号
を探知して接近を警告し得るようになり、赤外線誘導AAMに対しても探知が可能となった。

中国空軍では、J-10A、J-11B、H-6Mなど21世紀初頭に配備を開始した一連の機体に光学式ミサイル警告システム
の搭載を開始。J-11は寿命中改修によるアップグレードで、光学式センサー四基を追加装備している。ロシア系
戦闘機の中では、Su-35SKが最も充実したミサイル警告システムを装備している。同機は8基の光学センサーにより
全周警戒が可能となっている。J-11はこれには劣るが、脅威度の高いエリアはカバーしている。中国空軍の戦闘
機の中で光学警告センサーの搭載数順に並べると、最多がJ-20、次がSu-35SK、J-11アップグレード型やJ-10Cは
それに続く第三グループを形成している

Su-27SKやJ-11はもともとインテーク側面にレーダー波警告装置を搭載していた。J-11が搭載していたL-006レー
ダー波警告システムはロシア由来の技術であり、開発時期や技術水準の問題もありその性能は限定的で、脅威の
探知は出来てもその精度は充分な物ではなかった。そのため、一部のアップグレード改修を受けたJ-11は主翼
前縁部に新型レーダー波警告システムを搭載して生存性向上を図っている。

ただ、改修を受けたJ-11はまだ多くなく、改修済みの機体でもレーダー波警告システムのみを換装した機体、光学
/赤外線センサーも追加装備した機体と、改修内容にばらつきがみられる。この要因として、本格的なアップグレ
ードにはアビオニクスや各種センサーを含む大規模な改修が必要だが、それにはコストを要すること、J-11自体が
酷使に伴い寿命がそれほど残っていない機体も少なくないことから、一部の機体のみが複数のミサイル警告センサ
ーを取り付ける改修を受けるにとどまっているのだろうと分析を加えている



歼20高清细节图再次曝光,光电分布式孔径系统的摄像头清晰可见
https://k.sina.cn/article_6536938917_185a1c5a500100hi2i.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
J-20の細部写真

機体各部に配置されているEODAS/光学電子センサーの数は、合計10か所に上り、探知能力は極めて高いものがあるとみられています。

インテークのDSIは塗装が異なっており、レドームと同じ色であることから、非金属素材を用いている、もしくは内部に各種電子
機器を内蔵している可能性を指摘。一部では、J-20のDSIは可変式でインテークの空気流入量の調整が可能という話もあるが、こ
れについては現時点では証拠は得られていない

913名無し三等兵:2019/06/28(金) 01:34:06 ID:wUyFxlNc0
军事杂谈:雾都雄鹰旅歼16搭载神秘前视红外挂架,海航表示我也要
https://k.sina.cn/article_3933130412_ea6eceac00100iqmt.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
第5バッヂ生産分のJ-16に関する記事
第5バッジ生産機はレドームの色が淡いグレーに変更されたのが識別点。

記事では、J-16のインテーク下の兵装パイロン先端に光学電子センサーらしき装置が内蔵されている事が指摘されています。
この装置の用途はまだ不明ですが、ネットでは、前方視認用のFLIRセンサーで、夜間や悪天候時の低空/超低空飛行時に、こ
のパイロンに装備された光学/電子センサー付き照準ポッドや地形追跡レーダーなどと合わせて活用されているのではとの推
測もなされています。

J-16は機首キャノピー手前にIRSTセンサーを備えていますが、これとFLIRセンサーは使用目的も装備方法も異なるもの。
前者は、ミサイルや航空機など空中目標を赤外線センサーにより、捜索、探知してFCSに目標情報の諸元を提供するもの
で、全天候での空対空目標の捜索・追尾に用いられる。任務の都合上、センサーの旋回範囲は相応に確保されている。

後者は、主にFCSの空対地モードにおいて、夜間や悪天候下での飛行と対地目標への攻撃の際に用いられる。光学/電
子センサ―により戦場の高解像度の映像を提供し、目標の位置確定や発見を容易とする。そして、セミアクティブレ
ーザー誘導式空対地ミサイル投下の際には、ミサイルを誘導する兵装士官の誘導作業を支援するため、FLIRセンサー
によりミサイル航跡を確認する役割を果たす。こちらは空中目標を捜索するための広い視野の捜索よりも、高解像度
の画像撮影が優先されるのでIRSTほどの旋回能力は持たされていない。

照準用ポッドにも光学/赤外線センサーが内蔵されているが、それとは別にIRSTとFLIRと三系統の赤外線センサーがある
のは一見無駄のようにも見える。しかし、J-16は空対空戦闘ではIRSTセンサーを使用して、空対地戦闘ではFLIRセンサー
と照準用ポッドを併用する方法を採るという任務に応じた使い分けを行っており、空対地戦闘における精密打撃を可能
としている。機首上部に配置されたIRSTセンサーでは、地上目標に対する視野に制約があり、FLIRがインテーク下部に
配置されたのは、地上目標に対する十分な視野を確保するのが目的。

J-16の生産数についてだが、バッヂ毎に20〜30機程度が量産されていると考えると、これまでに200機近いJ-16が生産
されたことになるだろうと推測している。空軍のみならず海軍航空隊での配備も進むとみているが、今の所海軍航空隊
への配備は確証が得られていない。J-16は今後も多数が生産配備されるのは間違いないだろうとして文を終えている


歼20或已经开始量产 为何歼11战机仍需服役超20年
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-31/doc-ihvhiqay2642884.shtml
J-20の量産が開始されても、その生産コストは7億人民元(約1億1000万ドル)はするとみられ、J-16などの中国第3.5
世代戦闘機の5〜6億人民元よりも高いのは確実で、J-11などを早期に更新するのは不可能

J-11シリーズ自体、航続距離の長い大型機であり、高い兵器搭載量を有する特性を有しており、J-20をサポートする
戦闘機として今後も活用し得るポテンシャルを備えている。J-11シリーズの現在の主力は、制空任務に就くJ-11Bと
多用途戦闘機であるJ-16であるが、J-16は中国第4世代機に匹敵するアビオニクスを搭載し、機体寿命も長いので今後
20年は現役での運用が十分に可能

J-11Bはアビオニクスの旧式化や、対地攻撃では無誘導ロケットや通常爆弾しか使えない多用途性に劣るのが難点。し
かし、昨年の珠海航空ショーではJ-11Bへの空対地精密誘導弾の統合化を示す写真が公開されており、アップグレード
により空対地性能を強化することも十分に可能。J-11Bは、アビオニクスの改良や新型データリンクの適応などによる
ネットワーク戦対応能力の改善により今後も長い間運用が続けられるだろうとしている。

914名無し三等兵:2019/06/28(金) 01:35:18 ID:wUyFxlNc0
不如来买红旗16!缅甸主力护卫舰防空竟靠便携弹
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_323_72554.html#p=1
ミャンマーの国産フリゲートの短SAMシステムの写真集
珍しいので紹介します


块头真大!远望6号船完成第一次进坞 进行维护保养
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72548.html#p=1
定期整備のため就役後初のドック入りを行った海洋観測船「遠望6号」
普段は見ることのできない水線下の様子を確認する事が出来ます


世界现役驱护舰同比例对比图 055原来这么大
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72545.html#p=1
米ズムウォルト級、タイコンデロガ級、キッド級、スプルーアンス級、韓 セジョンデワン級、日 あたご型
印 コルカタ級 米 アーレイ・バーク級を並べた図

二枚目
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72545.html#p=2
ウダロイ、45型、ソブレメンヌイ、052D、052C、052B、051B、051C、たかなみ、あさひ、むらさめ

三枚目
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72545.html#p=3
F100(西)、FREMM、アイヴァー・ヒュイトフェルト(デンマーク)、O・H・ペリー、054A、リヤド(サウジ)

四枚目は各国のコルベットを紹介。5、6はアーレイ・バーク級、45型と中国の駆逐艦とフリゲートを比較

915名無し三等兵:2019/06/28(金) 21:39:38 ID:UNpKNMpc0

老兵再战20年?我军最新轰6K疑升级电子自卫系统
https://military.china.com/jxkt/11103358/20190628/36499597.html
老兵再战20年?我军最新轰6K疑升级电子自卫系统
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_193_72642.html#p=1
上のスレで、戦闘機の自己防御システムに関する記事をいくつか取り上げていますが、今度は爆撃機の自己防御システム
に関する記事です

最近撮影されたH-6Kの中には、外観からFCSや自己防御システムをアップグレードした改良型とみられる機体があること
が指摘されています。

主な識別箇所は以下の通り
①機首下部に先進式敵味方識別装置(AIFF)を装備
②垂直尾翼頂部にレーダー警告装置(RWR)とEMC(前方をカバー)装置を装備
③機体の最後尾にミサイル警告システム(MAWS)とECM(後方をカバー)を装備

この改良型の登場からも、近年中国空軍が作戦機の生存性追求を意図した改良を活発に行なっていることが窺えます。


2019中津防务车辆装备展に関する記事です

远看炮塔吓死人!中津防务装备展魔改59坦克飞沙走石
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_38692_72626.html/d/1#p=1
保利が出展した59式戦車のアップグレードプランである59G-125戦車の写真集

一見すると溶接砲塔に換装したように感じますが、よく見るとベンチレーターやキューポラはもともとのままで
既存の砲塔の周囲に付加装甲を装着しているのが確認できます。

В Китае открылась выставка экспортеров военной техники и оборудования DVEX-2019
https://bmpd.livejournal.com/3689709.html
五对轮隐藏很深!中津防务展我精锐国产战车集体亮相
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_38692_72630.html/d/1#p=1
展示装備の写真集です。
100を超える車輛が展示されているとのことで、写真集を見るだけでもその数の多さが伺えます

916名無し三等兵:2019/06/28(金) 21:42:57 ID:UNpKNMpc0
歼10加固机堡曝光:厚度超过3米能挡住美军钻地炸弹
http://www.dota22.com/mil/618234.html
昨年のCCTVの番組に登場した中国空軍の強化コンクリート製の耐爆シェルター
コンクリートの厚みは3mを超えており、貫通爆弾に対する防御力を追求していることが窺える

航空機を空爆から保護する耐爆シェルターは第三次中東戦争の戦訓から各国に普及していった。核戦争を想定した
対NBC対策も施され、核攻撃による打撃からの生き残りを図るための手段としても注目され、単なる掩体壕としてだ
けでなく、自給自足を可能とするシェルターとしての機能を盛り込む事例も登場した

冷戦終結後、耐爆シェルターの存在は二つの潮流を引き起こすことになった。一つは、精密誘導弾の登場により既存
の耐爆シェルターでは航空攻撃からの生存性確保が困難になった点である。これは湾岸戦争が代表的な事例。

とはいえ、耐爆シェルターは依然として航空機の生存性向上には有効であるのは間違いないため、シェルターの独立
分散配備を進める、シェルター自体の耐久性を高めるなどの対策が取られることになった。防御能力が高まれば、攻
撃側もそれに対応するのが兵器開発の常であり、アメリカや中国など各国で耐爆シェルター打撃を目的とした多種多
様な高い貫通性能を有する精密誘導弾が開発されている。米SDBや中CM-506KGなどはその典型で、小型ながら高い貫
通性能を備えスタンドオフ攻撃が可能で、従来の1t爆弾を超える1.8mの厚みを持つ強化コンクリートを貫通できる能
力を実現している

このような高い貫通性能を有する精密誘導弾を大量使用されると、初期の耐爆シェルターでは到底対抗し得るもので
はない。このような状況に対応して、防空システムの能力強化を行うことで空爆を封じつつ、岩山や洞窟といった
天然の地形を活用して、岩山をくりぬいて格納庫を作ることで、通常の耐爆シェルターをはるかに超える耐爆性を実
現するなどの手法が登場する。

中国は洞窟を利用した格納庫についての取り組みは早く、1970年代には全面核戦争を想定し、核爆弾の直撃にも耐え
られるレベルの防御能力を備えた地下格納庫を建設している。

これらの地下格納庫の弱点は、滑走路と格納庫をつなぐ誘導路と格納庫の入り口である。映画「空天猎」では、地下
格納庫入り口を守るためにLD-2000 30mm自走対空砲を用いているシーンがあるが、これらの防空システムは終末段階
の防御という点で重要な役割を果たす。

攻撃と防御のエスカレーションは兵器開発の宿命である。これはシェルターや誘導弾といった一つ一つの存在の問題
ではなく、空軍の作戦システムや指揮管制システムといったトータルの積み重ねの結果であり、大国の空軍の戦力と
はその蓄積の分厚さを備えたものとなる。それが揃えられない規模の国では、大国の空軍に対抗するのは極めて困難
になってしまう

917名無し三等兵:2019/06/28(金) 23:12:31 ID:UNpKNMpc0
歼10歼20机载语音告警如何调教而成 为何感觉怪怪的
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-24/doc-ihvhiews4192232.shtml
中国戦闘機の音声警告システムに関する記事

パイロットに対し音声で警告を伝える音声警告システムは、アメリカではCAWSとしてF-15やF-16などから採用を開始
した。この声はパイロットから「犯贱的贝蒂/Bitchin Betty」の愛称がつけられている。初代のBitchin Bettyの声
を担当したKim Grow氏の本職はボイスオーバー声優だった。

海軍はF/A-18の採用に当たってKim Grow氏の「甘い」声に不満を表明。これ以降、F-15やF/A-18といったボーイング製
戦闘機のBitchin Bettyの声は、クリアな声質のLeslie Shook氏が担当するようになり、彼女は最も著名なBitchin Betty
の「中の人」となった。

中国空軍の戦闘機で音声警告システムを採用した最初の機体はロシアから購入したSu-27であった。当然、この音声警告
システムはロシア語で、ロシアのパイロットは同システムに「唠叨的纳迪娅(やかまし屋/おしゃべりナディア)もし
くは「重复不停的丽塔(止まらないリタ)」のあだ名をつけていた。

中国空軍のパイロットはロシア語の音声警告システムに慣熟する必要があったので、地上シミュレーターを開発し、中
国語と英語、ロシア語の三か国語の警告音声を流して、それぞれの意味を学習する過程が設けられた。この中国語音声
を担当したのは瀋陽軍区のパイロット劉允強と耿麗笋だった。

これに続いて、中国空軍では「小906工程」の計画名称(906工程はSu-27調達に関する計画名称)で、ロシア語の翻訳作
業を開始。翻訳完成後、中国語による音声警告システムの作成作業が開始された。開発で問題となったのは、一文字当
たりの情報量が多いという中国語独特の問題であった。例えば、英語だと一分間で150文字程度の速さが一般的だが、中
国語だと一分間で300文字以上は話せてしまうので、単に警告音声を翻訳して中国語に置き換えて作成するわけにはいか
なかった。開発された中国語音声警告システムは、J-8Ⅱに搭載されて実地テストが行われた。この「老翻译语音包(古
い翻訳音声パッケージ)」は急作りのものだったので、男女両方の声が用いられていた

男性の声と女性の声のどちらを採用するかについては論争が交わされた。科学者は「人間の耳は2000〜4000デシベル
の音声に特に敏感だ」と主張した。しかし、高い音声はパイロットにとって耳障りになりかねないとの懸念もあった。
最終的には、テストを実施し多数の参加者を得て、様々な声域の声を試すことで最適な声域を探るという手間のかかる
方法が採られることになった。収録された多数の音源は、ソフトウェアで男性と女性の中〜高音として加工され、数百
人のパイロットがロシア製の携帯ゲーム機を用いてテストが実施された。数千回の試験の結果、パイロットが最も早く
反応した女性の中域の音声が選択された。

警告音声に使う単語についても、出来る限り短い用語に置き換えられると共に、聞き間違いがないように単語の選択
が慎重に進められていった。「飞机被敌方辐射体跟踪(機体が敵にロックオンされている)」を「敌跟踪(敵ロック
オン)」と短縮するなど、17の単語が確定された。これは一般人には耳慣れない単語であり、2013年にテレビ放送で
流れたJ-10に搭載された警告システムの「敌跟踪」の音声を聞いた多くの人々が、女の子が変な言葉をしゃべってい
ると感じたとのこと。電子合成した感が強い音声だった事について、ヤマハが開発した合成音声ボーカロイドを引き
合いに出しています。

国産音声警告システムは、段階的にそのレベルを向上させていき、国産化されたJ-11ではSu-27やSu-30よりも複雑な
内容を伝えられるようになった。これにより第一世代の「老翻译语音包(古い翻訳音声パッケージ)」は使命を終え
現用の第二世代「小姑娘(女の子)」へと発展していった。J-15ではアップグレードされた「小姑娘」が採用されて
いる

情報技術の急速な進歩に伴い、パイロットにとっての航空機用音声システムはどんどんその機能を受実させている。
J-20、J-10C、J-16では、音声による情報提供に留まらず、パイロットの声による制御も盛り込まれている。民間
の電子製品ではタッチパネルや音声制御はすでにさまざまな分野でも活用されており、先進的な戦闘機で使われる
ことに何ら不思議なことはない。
----
警告システムについて調べていたら出てきた記事でした。
これは、音声に関する話題で普段見慣れていない言葉や口語が多く、まとめるのが厄介でした。

918名無し三等兵:2019/06/30(日) 01:10:36 ID:wUyFxlNc0

Россия предложила Китаю купить новую партию Су-35
https://www.kommersant.ru/doc/4012966
Россия предложила Китаю купить еще одну партию Су-35
https://riafan.ru/1190627-rossiya-predlozhila-kitayu-kupit-eshe-odnu-partiyu-su-35
ロシアは中国に対してSu-35を含む各種兵器の追加輸出の提案を表明

中国はロシアから24機のSu-35SKと関連装備、予備エンジンを25億ドルで調達しており、今回の提案はそれに続く
追加輸出の提案

俄提议售华第2批苏35 中国或基于两个因素再买一批
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-28/doc-ihytcitk8326114.shtml
俄提议出售第2批苏35 我们还会继续采购这种战斗机么
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-29/doc-ihytcerm0201791.shtml
上のニュースに関する批評記事

①空軍の戦闘機旅の規模拡大(24→32機)に伴い、24機では一個旅を満たし得ない問題が生じている
②Su-35は単座機しかないため、訓練機として複座のSu-30MKKが活用される可能性も
③記事の著者は、Su-35はJ-20の本格生産までの繋ぎとしての役割、そしてJ-16/J-11D/J-20などで多用され生産が
逼迫しているWS-10Bを搭載していない戦闘機として、退役が進むJ-7やJ-8の更新用として空軍戦闘機の戦力減少を
 防ぐストップギャップとしての役割を果たすとみている
④Su-35は周辺諸国の第4世代戦闘機には互角ないし優位を保ち得るが、2020年以降に配備が本格化する第5世代戦闘 
 機には対抗困難なので、中国空軍がSu-35の追加調達を行うとしても、それは大量調達にはつながらないだろうと
 みている

直20上舰测试 055驱逐舰作战能力又向前迈进了一大步
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-29/doc-ihytcitk8555548.shtml
その存在が噂されていたZ-20艦載型の原寸大模型が実艦のヘリ甲板上に搭載されている写真がネットにupされました

これは、ヘリ甲板や格納庫、着艦拘束装置などとの適合性をチェックするための試験であり、Z-20艦載型の実用化
に向けた基礎を作るための課程の一つ。

模型を見ると、メインローターとテイル部が後方に折りたたまれているのが見て取れる。
着艦状態の機体が水平になっていることに注目、これはZ-20艦載型の元ネタといえるSH-60と共通したもので、艦載
運用を前提とした設計であることを指摘

Z-20艦載ヘリは、先進アビオニクスと情報システム、各種センサーの融合により、自律的な探知能力と対潜制圧能力
を兼ね備えた機体になるとみられている。既存のKa-28やZ-9の不満点の多くはZ-20の配備により解消されるとみられ
ている

一個空母艦隊の護衛艦艇(055×2+052D×4)は、合計12機のZ-20を搭載し、空母搭載の4〜8機と合わせて、20機近い
Z-20を装備することになる。これらの機体は、ASW作戦、水上目標の捜索や目標指示、自機による攻撃に従事すると
共に、洋上捜索、救難、物資や人員輸送など多様な任務に就くだろう。配備が進めば054A型フリゲートや056型コル
ベットにおいても既存のZ-9を更新することになろう(056型は格納庫を持たないので陸上基地からの派遣)。輸出市
場においても相応の競争力を持つだろう

919名無し三等兵:2019/06/30(日) 01:56:12 ID:wUyFxlNc0
国产两栖攻击舰建造提速 2020年有望下水2022年交付
https://mil.news.sina.com.cn/2019-06-29/doc-ihytcitk8562498.shtml
急ピッチで建造が進んでいる075型強襲揚陸艦について

先日、並行建造されていた071型LPD8番艦の進水と合わせて075型の大型船体ブロックも一時進水したことが
伝えられたが、現在は再びドック内での建造作業を再開している

既に艦首と艦尾を除くかなりの部分が完成に近い状態にある。大型の船体ブロックを結合する建造方法は003
型空母でも用いられている。記事では、今年中の進水と2023年までの就役を見込んでいる

衛星写真からは、舷側エレベーターの採用が濃厚ではないかと推測している。舷側エレベーターは、甲板エ
レベーターに比べ技術難度は高いが、航空機の上げ下ろしで着艦作業を中断する必要がなくなり、甲板面積
をより広くとる事が出来るなどメリットが大きい。また、将来のV/STOL艦載戦闘機採用にも適合的だとみて
いる。

075型の艦載ヘリとしては、Z-10、Z-20が主力になると予想。揚陸作戦には欠かせない大型輸送ヘリとしては
当面はZ-8胴体拡大型が搭載され、将来的には中露共同開発大型輸送ヘリの搭載もあり得るがこちらの実用化
は2030年以降になるだろうとみている


歼-16的新眼睛,终于曝光了!可看穿各种“妖魔鬼怪”,将其斩杀
https://k.sina.cn/article_6547717872_186463ef000100jmvf.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
J-16が搭載する新型ターゲッティングポッドに関する記事

J-16は新型AESAレーダーや各種光学/赤外線センサーを搭載しているが、新型ターゲッティングポッドにより
対地/対艦攻撃に必要な高解像度の映像を得る事が出来るとして注目している


国产发动机已不输俄AL-31F 歼16战机生产将不再受限
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-06/doc-ihvhiews0132252.shtml
J-16とWS-10Bに関する記事

J-16は年間一個戦闘機団の需要を満足させる規模の生産が実施されており、4年間の累計生産数は100機は下らない
とされている。順調な量産を支えているのはWS-10Bの供給にあると指摘。J-16は当初はAL-31Fを搭載する計画であ
った(初期型は実際にAL-31Fを載せている)。その後、WS-10Bの量産化に伴いこちらをメインエンジンとして使用
するようになった。WS-10BはAL-31Fよりも高推力のため、性能向上も実現。WS-10Bは性能向上のため、タービンブ
レードにレニウムを素材にした単結晶技術を用いている。レニウムを用いた国産エンジンはWS-10Bが初とのこと。

920名無し三等兵:2019/06/30(日) 01:57:10 ID:wUyFxlNc0
涡扇10已衍生出7个型号装备5款战机 就连歼20都在用
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-06/doc-ihvhiqax6950365.shtml
WS-10シリーズについて紹介する記事

WS-10の開発は1980年代に遡る。その開発は紆余曲折を経て、WS-10の試作エンジンはJ-11に搭載されて試験が
行われた。当初の計画では、WS-10はJ-10とJ-11のエンジンとなる予定だったが、頻発するエンジンの空中停止
事故を受けて、単発エンジンのJ-10は安全性の問題から搭載は見送られた。開発陣は、WS-10の開発によりエン
ジン開発の技術実証を行い、さらに解決すべき課題が明確になったと言えよう。この経験を踏まえて改良・実用
型となるWS-10Aへと発展していく。

開発は長期化したが、2005年にはようやく「WS-10A」が制式化に漕ぎつけた。
WS-10Aは推力12.5tで、中国が自主開発した最初の実用大推力ターボファンエンジンとなった。

2008年にはWS-10Aの発展型であるWS-10BとWS-10Cが相次いで制式化された。WS-10Bは最大推力が13.5tに増加し
て、推力重量比は8となった。WS-10Bは、試験的にJ-10Cに搭載されたのが確認されているが、J-10C量産型は
AL-31FN系の仕様を続けている。WS-10Bには制式名称不明の改良型(仮称「WS-10B2」)が存在する。こちらは
J-16のエンジンとして大量生産中。

WS-10CはWS-10Bの小改造型であり、一機のJ-20が同エンジンを搭載している。これはWS-15の実用化までのつなぎ
としてJ-20に搭載される可能性がある。このほか、珠海航空ショーに登場したJ-10B改造テストベッド機が搭載
する推力偏向ノズル付きWS-10Bも存在する

艦載戦闘機J-15向けに、耐腐食性を改善したタイプ(仮称「WS-10H」)も開発され、実証テストが行われているが
現状ではそれ以上の搭載は確認されておらず、状況は不明。

中国は、2017年を最後にAL-31Fシリーズの新規発注を行っていないが、これはWS-10シリーズの成功を物語る証拠
だとみている。

この他、WS-10のエンジンコアを活用した低バイパスエンジンWS-20も開発されており、Y-20の本命エンジンとなる
予定。WS-10はもともとF100エンジンのエンジンコアを利用して開発されたCFM-56に技術的淵源があるので、WS-10
から低バイパスエンジンを開発するというのは奇妙なことではない

WS-10は、これまでに約7タイプが確認されており、(テストも含めれば)少なくとも五種類の戦闘機で搭載が実現
している。
----
同じWS-10A/Bでも、小改装がしばしば行われているので、サブタイプを含めるとその派生型はさらに増えるので
はないかと思われます

921名無し三等兵:2019/07/01(月) 17:47:30 ID:VT.ArBE20
昨日、天津で開催されていた中津防務車輛装備展に行ってきました。最終日の午後は撤収が始まるケースが多いので、本当
は土曜日に行きたかったのですが、天津入りが昨日でないと無理だったので止むをえませんでした

会場が天津南方の新造成地(まだ造成工事の途中)だったので、直接公共交通機関で行くことはできず、タクシーの運転手
さんもたどり着くのに苦労されていました。ウェブ認証は中国公民番号が必要だったので事前登録(半額)はできず、当日
入り口でパスポート登録(100元)しました。電話や公式WeChatのSNSを使って主催者に確認したところ「パスポートでも大
丈夫」と言われたので事なきを得ました。

広大な造成地に100m以上はある大型仮設建物を建てて、その中に大量のAFVや軍用・治安機関向け車輛(あと、少しですが
ドローンも)が展示されていました。造成地なので、かなり広い区画にデモンストレーション走行場を作っており、そこに
は走行を終えたAFVが残っていました。

そこに駐車していたのが、保利の59式アップグレードプランである59G-125戦車でした。土手の上から見る事が出来たので
砲塔上部の様子も見る事が出来たのはラッキーでした。

922名無し三等兵:2019/07/01(月) 17:50:54 ID:VT.ArBE20
撮影した59G-125戦車の写真の一部をupしておきます。パスは 1233 です

dotup.org/uploda/dotup.org1886169.jpg.html
dotup.org/uploda/dotup.org1886171.jpg.html
dotup.org/uploda/dotup.org1886172.jpg.html
dotup.org/uploda/dotup.org1886175.jpg.html
dotup.org/uploda/dotup.org1886176.jpg.html
(hを補ってください)

923名無し三等兵:2019/07/01(月) 17:51:47 ID:VT.ArBE20
エラーが出てアドレスを貼れなかったので、「https://」を補ってください

59式ベースなので、99A式など後の世代の戦車と比較すると「小さい」という第一印象でした。

エンジンは原形から80〜96式戦車が搭載するタイプに換装された模様で、排気口がそれらの戦車と同じものになっていました。

砲塔は、59式の丸形砲塔の周囲に装甲板を溶接して取り付け、その上にERAを貼るというタンザニアの59式アップグレード型
やパキスタンのアル・ザラールに似た手法が採用されています。現物を見ると、59式の丸形砲塔が溶接砲塔に飲み込まれて
いるような感じがする外観で、単に砲塔の周囲に装甲板を張り付けるよりも複雑な加工が施されているような印象を受けまし
た。

後で雑誌『兵工科技』の記事を見ると、59G-125は砲塔前面の原装甲を撤去して複合装甲ブロックを組み入れているとの記述
がありました。ただ、操縦手ハッチの位置は原形と変化がなく、付加装甲を付けていることもあり、(複合装甲ブロックを
入れるスペースを確保するために)砲塔を前方に伸ばすのも限度があるのではと感じました。砲塔内部の容積を一部犠牲に
する形でスペースを確保しているのかもしれませんが、これは外からでは分かりません。

今回、59G-125の砲塔後部の追加区画にはハッチが付いているのを確認しました。これは上からみなければ気づきませんでし
た。砲塔後部バスルのハッチというとブローオフパネルが思い浮かびますが、具体的な用途は分かりません(砲塔内の構造
が分からないと確たることは言えませんので)

以前、天津南部の小站にあった清末の近代軍事訓練施設を博物館にした「小站練兵園」にいったことがありましたが、今回の
会場と「小站練兵園」はタクシーで15分程度とそんなに離れていないところにあります。少し離れた場所には大きなイオンモ
ールが建っていました。


中津防務車輛装備展は、今回が初の開催だそうです。新型のAFVを多数見る事が出来るのは素晴らしいですが、アクセスは
最寄りの地下鉄駅からタクシーを使うしかなく、運転手さんに尽力してもらうことになってしまいましたので、交通手段の
確保や、最寄り駅からのルート案内をもっと充実させてほしいというのが次回以降の要望です(公式サイトの行き先案内で
は、最寄り駅からのルートが記載されてなかったので苦労しました。

会場と最寄り駅はかなり離れており歩いて帰れる距離とは言い難く、公共交通機関もないので帰りはさらに問題です。滴滴
/DiDiなどの配車アプリを使うか、旅行社に車を確保してもらう、もしくは行きで使ったタクシー運転手さんに帰りもお願
いするなどの対策が必要です。

924名無し三等兵:2019/07/01(月) 17:53:01 ID:VT.ArBE20
清理炮膛这点小事儿,就交给小机器人办吧!

https://mp.weixin.qq.com/s/k_vRR3ULfPP6Mqopm1QFHA


ロボットによる砲身内部の自動清掃について。
ZA 擦炮膛机器人と命名されたこのロボットは、自動で大砲内部の清掃を行う。

各種口径に対応可能で、105mmから120mmまでの口径の砲をこれ一種類で清掃できる。


サイズは全長800ミリ、重量10kgに満たないが、カメラ、移動用装置、清掃機器、電
気系統を備えており、人間だと一時間から二時間はかかる作業が20-30分で完了。


操作は全自動と遠隔操作の二つのモードが用意されている。-15度から65度までの環境
での使用が可能で、一台の運用寿命中に4000回の砲身清掃を行い得る。野外や戦場な
どの過酷な環境での運用も問題なく行えるとの事




停产三年之后 飞豹又开始试飞了!难倒要生产飞豹B型了?

https://k.sina.cn/article_3592951597_d628172d00100khid.html?sinawapsharesource=newsapp&from=singlemessage&isappinstalled=0&http=fromhttp&wm=13500_0055


西安閻良にある航空機試験センターである中国飛行試験院で、新型機に混じってJH-7Aらしき
機体が駐機しているのが確認され、その意図について議論が起こっている。



一つ目の可能性は、開発中止となったJH-7Bの計画が復活したというもの。JH-7B以外の派生型
(電子戦機)についてもあり得ると考えている。



もう一つは新型航空兵装のテスト用機として運用されているというもの。
-
---

現時点ではまだ確証が得られないので、今後の続報が待たれます






我军歼10C装备数量突破200架 为何却使用俄制发动机

https://mil.sina.cn/sd/2019-05-04/detail-ihvhiqax6563833.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&from=singlemessage&isappinstalled=0

海外の資料だとJ-10Cの生産数は200機を超えているとの情報もあると話の枕にしています(ただ
これまでの経験からだと「海外資料によると」という話はネタ元が確認できなかったり、そもそ
も嘘という事も少なくないので注意が必要です)



J-10Cの生産は2025年ごろまで続き、その後はステルス多用途戦闘機に生産を移行するとの見通
しを示している。



J-10CやJ-16といった第4.5世代戦闘機の量産を継続するのは、まだかなりの機数が現役のJ-7/8
を更新する必要に迫られているため。特に中国空軍では、BVR戦能力を持たないJ-7の更新を優
先しているようで、J-7を(PL-12の運用が可能な)J-8DFに装備更新した事例も確認されている。



先進的でコストも比較的安いJ-10CはJ-7の後継にはうってつけといえよう。量産による生産コス
トの低下、単発機なのでエンジンが一基ですむ、J-10シリーズは多数が現役で訓練体系や兵装・
整備体系などで既存のインフラを活用できるのも有利。

J-16などは国産のWS-10系を積んでいる
が、J-10Cはロシア製のAL-31FN-SER3エンジンを搭載している。記事の作者は、WS-10系の信頼
性の問題は改善されているのでこの選択には影響していない。これは多数の機体に使われてい
るWS-10系の生産能力の制約に起因すると指摘している。



J-10Cは現状の課題によく答えた戦闘機だが、中国周辺諸国でステルス戦闘機F-35
の配備が本格
化する2025年以降には荷が重いのが現実。高価なJ-20では数的な対抗は不可能であり、J-20とハ
イ・ローミックス体制を構築するより低コストな多用途ステルス戦闘機が必要になるだろうとの
見通しを最後に提示している。

925名無し三等兵:2019/07/01(月) 17:57:01 ID:wUyFxlNc0
上世纪的弯板工艺,中国2014年才搞定,要看096核潜艇,还要等
https://k.sina.cn/article_6463469833_18140b90900100hks4.html?sinawapsharesource=newsapp&from=singlemessage&isappinstalled=0&http=fromhttp&wm=13500_0055

各国の戦略原潜で姿を消していったSLBM収納部の膨らみ(タートルバック)が、中国では未だに標準
的であることの理由について。

094型は米露の戦略原潜より小型(排水量8000t台)で船殻の直径も半分程度なので、船殻内にSLBMを
収納できるスペースに乏しい。

高い水圧に晒される潜水艦の耐圧殻製造には高度な技術が必要であ
り、特に大型化するほど強度の確保や製造にあたっての工作精度の要求レベルが高くなる。

中国が大直径の耐圧殻の精密製造技術を確立したのは2014年と極めて最近のことである。
これに必要な大型ロール鋼板の圧延加工機はスウェーデンから調達した。アメリカやロシ
アも実はスウェーデン製の圧延機を用いているとのこと。

大直径の耐圧殻製造は工作機械があれば済む話ではなく厳密な温度管理など製造工程での
ノウハウも不可欠で、中国でもこの問題の解決が最大の課題となったとの事。

耐圧殻の直径が小さいと、潜水艦の静粛性にも悪影響が生じる。最近の原潜では、原子炉
の冷却水の循環で発生する騒音を低減するため、重力を利用した自然循環式を採用する傾
向がある。

しかし、自然循環式の原子炉はどうしても大型化(特に重力を利用するので冷却系統に一定
の高さを確保する必要がある)してしまうので、耐圧殻の径が小さな中国原潜では搭載困難
だった。

中国では機器の配置の工夫に加えて、耐圧殻の一部を盛り上げることで自然循環に必要な高
さを確保した。093B型のセイル後方が少しだけ膨らんでいるのはこのためだとしている。

JL-3 SLBMを搭載する096型SSBNのタートルバックが無くなるか否かは、中国の潜水艦製造技
術の進展度合いを測るバロメーターであり今後が注目されるとして文を終えています。

----
093B型の妙に小さなタートルバックは、自然循環に必要な高さを確保するための工夫だというのは初
耳ですが、なかなか良い発想のように思われます。今後の答え合わせが期待されます

926名無し三等兵:2019/07/01(月) 19:39:07 ID:wUyFxlNc0
>>921-923関連
https://twitter.com/CagataiTemuchin/status/1059922876739018754
https://pbs.twimg.com/media/DrWX15dX0AA1ksd.jpg
昨年の珠海航空ショーで展示された59G-105戦車(手前)と、59G-125(奥)です

車体前方を見ると、59G-105は車体が原形のままだとわかりますが、59G-125は
車体前方の形状が96式戦車などに似た形に代わっているのが見て取れます。

このあたりの改造の容量も、アル・ザラールや数年前に2012年に撮影されたこの車輛に似ています

Improved T-59 main battle tank (MBT)
http://chinesemilitaryreview.blogspot.com/2012/08/improved-t-59-main-battle-tank-mbt.html
ネットではほかにもいろんな59式のアップグレード型の写真がupされていますが、まだ
開発経緯が分からないものが多いです。この車輛も59G-125に至る系譜の中に位置づけ
られる試作車輛の一つなのかもしれません

927名無し三等兵:2019/07/02(火) 19:53:15 ID:iVdSfJU60

老兵不老,“战神”轰-6K疑再次进行升级,再战20年没有一点问题

https://k.sina.cn/article_6748567248_1923ef6d000100ifz8.html?sinawapsharesource=newsapp&from=singlemessage&isappinstalled=0&http=fromhttp&wm=13500_0055
H-6Kの自己防衛システムアップグレードに関する記事
(前と被る内容も多いのでそこは省略)

機体自体はステルス性も超音速飛行性能もないので防空突破能力の改善は困難であるが、スタンドオ
フ兵器のプラットフォームとしての意義を見出したことにより今後も長く運用が継続されることにな
るだろうとしている。H-6Kは今後20年間は問題なく現役に居続けるとみている。


从目视测距到炮兵雷达,中国炮兵为什么能打得这么准?
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651720803&idx=2&sn=f8f4ee479e2ea23c3291d1cf43fc8046&chksm=8b8eb8c6bcf931d0d80ba748be2e81d10ffcd78ba259cd385768a33ba56c57e42c16d584aafc&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
中国砲兵の目標照準に関する歴史を紹介

①目視照準…人間の目自体が天然の精密な測量機器であり、精密な距離の算出は不可能だが、熟練した砲手にかかると
高い命中精度を発揮し得る。目視照準では、三点測量の原理を用いるものと、直射時に使用する直線照準の二つの方法
がある。目視照準は、現在の砲兵でも基本的な日常訓練科目として学ばれている

②1メートルステレオ式測距儀 …立体視によるピント調節を活用した測距儀。中国では、1950年にドイツ軍とソ連軍の
測距儀をもとに開発した58式10倍対空1m測距儀が現在でも広く用いられている

③砲兵用レーザー測距儀…レーザーを活用した距離算出は正確さと速さで圧倒的。1977年、アメリカは世界初の携行式
砲兵用レーザー測距儀を実用化。中国は1980年代初期にイギリスから調達した「”菲斯”炮兵自动化指挥系统(英語名
が分かりませんでした)」で、始めて携行式レーザー測距儀に触れる機会を得た。これと同時期にイギリスから引き渡
されたLP-7レーザー測距儀は、対ヴェトナム戦に投入されると共に、引き渡された設備を分析理解した上で、85式レー
ザー測距儀が開発された。85式は、営・連レベルの砲兵分隊、歩兵迫撃砲分隊、対戦車砲分隊、および前線観測員で使
用された。85式の配備により、中国砲兵の偵察装備はようやく世界水準に追いつくことになった

④砲兵観測レーダー…こちらも1980年代にイギリスから導入されたFANO15「辛伯林」対迫牽引レーダーが、中国最初の
砲兵観測レーダーになった。LP-7と同じく対ヴェトナム戦に投入され、極めて高い評価を受けることになった。これを
受けて技術移転を受けてFAN015の中国版「371型炮位侦察校射雷达」が大量生産され、自動車化砲兵部隊に配備された。
その後、アメリカからAN/TPQ-37砲兵観測レーダーが輸入され、集団軍の砲兵用の火力偵察に用いられた。

中国では砲兵観測レーダーの開発がすすめられ、BL-904型中射程砲兵偵察レーダーと、SLC-2地上砲兵偵察レーダーが
実用化。後者はPESAレーダー技術を用いて、AN/TPQ-37を上回る性能を実現。単利距離は50km以上。

928名無し三等兵:2019/07/02(火) 19:56:41 ID:iVdSfJU60
中国现役最贵的五款枪:第一名单价26万,子弹都要50元一发
https://k.sina.cn/article_6749513875_1924d689300100hhsx.html?sinawapsharesource=newsapp&from=singlemessage&isappinstalled=0&http=fromhttp&wm=13500_0055

中国軍の現役の歩兵用火器の中でコストの高いものをランキングして紹介した記事

一位:CS/LR4 7.62mm狙撃銃(26万元)国産狙撃銃で最も高精度。その反面、構造は手が込んでおり、高い精度が求められて
                  いるので、この値段は納得できるとしている。なお、同銃のNATO規格7.62mm弾は一発
                  あたり50元。
二位:HD66コーナーショット銃(6万元)。兵士が隠れた状態で銃身だけを出して、壁の向こうの目標を射撃できる銃。

三位:TS-11/QTS-11複合小銃(二万元):5.8mm小銃と20mm擲弾発射機を統合化した複合小銃。FCSとスマート擲弾により高い
                   命中精度と制圧能力を有する。

四位:88式5.8mm自動狙撃銃(一万元未満):95式自動小銃のファミリーの一つ。専用の狙撃手向けではなく、歩兵分隊内の狙
                    撃能力の高い隊員が使用する。

五位:95式5.8mm自動小銃(五千元):歩兵分隊の標準的な小銃として配備。通常型は追加パーツの装着に難があり、一部
                 の精鋭部隊ではピカティニー・レールを追加した改造パーツを使用している。

十多架苏30MKK飞过头顶,加拿大士兵很紧张
https://k.sina.cn/article_6751209747_19267491300100hdcb.html?sinawapsharesource=newsapp&from=singlemessage&isappinstalled=0&http=fromhttp&wm=13500_0055
アメリカの要請で無害航行活動に従事し、その後台湾海峡を経由して東シナ海を通過したカナダ海軍のハリファックス
級フリゲート「レジャイナ」に、中国空軍の軍艦、海警艦艇、そして空軍のSu-30MKK十数機が接近したとのこと。Su-30
MKKはもっとも接近した時の距離は300mにまで迫ったとのこと。そのほか、半潜航状態のキロ型もつかず離れずの距離で
随伴航行を行っていた。

ただ、レジャイナの艦長によると中国側の会場での接触は「プロフェッショナルかつ友好的」だっととのことで、ある
隊員のスマホにはショートメールで「中国へのお越しを歓迎します」とのメッセージも送られたとしている

ここで国産潜水艦ではなくキロ型を派遣したことについては、国産潜水艦の音紋を取られることを警戒したのだろうと
推測している

魔改59坦克秀蛇形走位 还玩起炮塔锁定转底盘
https://k.sina.cn/article_1728148193_m670172e103300fi19.html?wm=13500_0055&from=singlemessage&isappinstalled=0&http=fromhttp
中津防務車輛装備展における59G-125戦車のデモンストレーション走行の動画
旋回の際、片側の履帯を止めていることから超信地旋回能力は持たないことが窺える

929名無し三等兵:2019/07/02(火) 20:12:32 ID:aRfQ2I3g0
第3批次枭龙战机进气道扩大 疑将换装涡扇19发动机
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-30/doc-ihytcerm0340138.shtml
JF-17 BlockⅢについて

BlockⅢは複合材の使用範囲を広げて軽量化を図り、ペイロードと航続距離の改善により作戦能力を向上させるとのこと
機体設計、アビオニクス、素材加工、兵器など多方面でのアップグレードが図られるとしている

JF-17はコスト削減のため機体の材料はアルミ合金中心で、複合材の使用範囲は10%以下だったので、複合材の使用範囲
を広げることは軽量化の効果が高い。アビオニクスのアップグレードは、ASEAレーダー、統合型FCS、分散式光学/電子
センサーなどが考えらえる

インテークについても流量を増やすとしており、これはエンジンの換装を視野に入れた設計変更だとみられる。記事で
はWS-19の可能性もあるのではと推測している。主翼面積の増加、制御系統の完全なデジタル化なども盛り込まれると
みている

新兵装としては、PL-15やPL-10の採用による空対空戦闘能力の強化、(BlockⅡなどでも装備されている)スタンドオ
フ兵器の搭載などを挙げている。



能力向上はコストの増大にもつながる。BlockⅠ/Ⅱが2500万ドル程度だったのに対し、BlockⅢは倍近い4000万ドル前
後になるだろうと指摘している。




一斧劈开东海浪:081型之后中国海军是否还要全力发展扫雷舰?
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_62085_72682.html#p=1
中国海軍の掃海艇について

081型掃海艇は、第一次建造艦の排水量が996tだったのに対し、第二次建造艦は1200tに増加しているとのこと

081/082型は相応に配備が進んでいるが、ヘリコプターを用いた航空掃海などでは世界の最先端との間の距離は
まだまだ大きいと指摘。有事の際には、中国の軍港周辺に対して攻勢機雷戦が仕掛けられる可能性が高く、それ
に対処できなければ海域封鎖に会い戦力を無力化されかねない懸念を示して、今後のさらなる能力向上を求めて
いる

930名無し三等兵:2019/07/03(水) 16:52:49 ID:wUyFxlNc0
Chinese military conducts anti-ship ballistic missile tests in the hotly contested South China Sea
https://www.cnbc.com/amp/2019/07/01/chinese-military-conducts-missile-tests-in-the-south-china-sea.html?__twitter_impression=true
美媒:中国向南海试射反舰弹道导弹 至少发射了一枚
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-07-02/doc-ihytcerm0715664.shtml
中国为何此时试射东风21D?一个月内4国航母进南海
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-07-02/doc-ihytcerm0774473.shtml
中国、南シナ海で対艦弾道ミサイルのテストを実施か?


天雷-4反坦克导弹,用一张照片就能准确消灭敌人

https://k.sina.cn/article_6856663747_198b062c300100liqp.html?sinawapsharesource=newsapp&from=singlemessage&isappinstalled=0&http=fromhttp&wm=13500_0055
輸出向けの対戦車ミサイル「TL-4/天雷4」携行ミサイル兵器システムに関する記事

近年の国際兵器市場では、イスラエルのスパイクのような、第三世代ATMが流行している。主なポイントは、打ちっ放し式
かつデータリンクにより全飛翔過程での目標変更などのコントロールが可能など。

中国航天科技集団公司が開発したTL-4は、これらのスパイクなどと同世代のATMと言える。TL-4の誘導方式は、慣性航法+電
子/赤外線画像誘導+データリンクの複合式。打ちっ放し発射能力に加え、射手はデータリンクで送られる画像をもとに、目
標の変更や飛翔経路の調整などが可能で、確実に目標を破壊したか否かの判定にも使える

TL-4の誘導方式は、中国軍のHJ-10にきわめてよく似ている。ただし、TL-4が無線データリンクを用いているのに対し、HJ-10
は光ファイバーを用いているのが相違点。

ミサイルのサイズは24kg、弾頭部は4.3kg。最大射程は6km、システム全体の重量は約30kgで、歩兵二名での搬送が可能。4輪
全地形車に発射機一基を搭載した自走型も開発されており、空挺/ヘリボーン作戦などでの活用が期待されている。このほか
4連装発射機も開発されており、「猛士」突撃車に搭載されることになっている。また、ヘリなどさまざまなプラットフォー
ムでの運用も可能。

TL-4は多用途ミサイルとされており、AFVだけでなく、陣地など多種多様な目標を想定して設計されている。そのため任務に
応じて弾頭部を換装する事になっている。対戦車攻撃では、直接打撃とトップアタックを選択できるようになっている。

931名無し三等兵:2019/07/03(水) 19:00:16 ID:ze0ztUKY0
>>925
中国SSBNにタートルバックがある理由は、船殻の直径だけの問題ではありません。
SSBNが安全な発射陣地を取れる海域は渤海と南海だけです。そしてアメリカへ届くには少なくとも8000キロ以上の射程が必要です。
現在、韓国のTHAADと日本にある両箇所のイージスアジョアがある以上、渤海で発射するとこの三箇所から追跡、迎撃されますので、
もっと遠い南海から発射するしかありません。現在SLBM保有国の中で、一番ミサイル射程を求めらければならない現状では、
どうしてもミサイルのサイズが大きくなってしまうのが、タートルバックが残る原因の一つです。

932名無し三等兵:2019/07/03(水) 21:23:39 ID:wUyFxlNc0
>>931
補足していただきありがとうございます
>>925と「大型の耐圧殻製造の難」と>>931の「SLBMの射程が求められる」といった理由
が相まって、タートルバックが残ってしまう

そして南シナ海から発射するとJL-2では米本土に到達させるには射程が十分とは言えないので、さ
らなる長射程化が必要になりJL-2AやJL-3が開発されるという訳ですね。となると、ミサイルのサ
イズは(技術的飛躍がなければ)JL-2よりもさらに大きくなる可能性が高くなり、どのように船
に収納するか静粛性との兼ね合いなど技術陣の課題が増しそうですね

中国翼龙2无人机疑白天现身利比亚上空 挂载8枚导弹
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-07-03/doc-ihytcerm1006694.shtml
リビア上空を飛行するYL-2 UAVが撮影される。これはUAE空軍の機体であり、リビア上空で白昼にYL-2が任務を遂行
しているところを撮影されたのはこれが始めて

UAEは同国が支援する「リビア国民軍」の作戦を支援する目的でYL-2を投入している。同機は偵察、監視、情報収集
、そして対地攻撃により、リビア暫定政府の軍の指揮機関を打撃することで、大きな役割を果たしている。UAEはこ
れまでは自国の介入を公にしたくなかったのでYL-2の投入は夜間に限定していたが、今回昼間にもかかわらず出撃
させたのはリビア国民軍が苦戦している状況で、YL-2の姿を示すことによりUAEが明確にリビア国民軍についている
事を示して士気を高揚させる狙いがあるとみている

写真のYL-2は合計8発の「藍箭7」空対地ミサイルを搭載している。藍箭7は重量50kgで8発合計500kgとなるが、YL-2
は最大12発の藍箭7を搭載可能なのでペイロード上は余裕があるはず。これにはカラクリがあり、ミサイル技術管理
レジーム(MTCR)の規制を考慮してYL-2の輸出型ではペイロードを500kgに抑えているのである。ペイロードが少な
いのは飛行性能の面は有利に働き、これは地上からの携行SAM攻撃に対する生存性向上につながる。皮肉なことに
リビアで活動するYL-2の最大の脅威は同じく中国製のFN-6携行SAMであり、これに対抗するためYL-2は(FN-6の最大
射高である)高度3800m以下には下がらずに任務を遂行している

砂漠が多く、海岸沿いに道路が集中しているリビアでは、部隊の移動は道路に制約されがち。長時間の対空能力と
多数の空対地ミサイルを搭載するYL-2は、暫定政府軍の活動を長時間にわたって監視し、目標打撃を行うことで部
隊の展開を制約し、作戦能力を削ぐ役割を果たしている、


中国GP6激光制导炮弹现身利比亚 或为阿联酋以前采购
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-07-03/doc-ihytcerm1049666.shtml
リビア暫定政府軍が鹵獲した「リビア国民軍」の装備に、中国製GP-6型155mmレーザー誘導砲弾が含まれていた。
これもUAEがリビア国民軍に提供したものと推測されている

中国製レーザー誘導砲弾がリビアで発見されたのはこれが初めてではなく、2016年にはGP-1A型155mmレーザー誘
導砲弾が確認されている。GP-1AはGP-6の初期の型式名。

リビア内戦は各国の代理戦争の様相を呈しており、暫定政府はトルコが、リビア国民軍はUAEがそれぞれ支援を
行っている。UAEはGP-1やGP-6(GP-1A)といった中国製155mmレーザー誘導砲弾を大量購入しており、イエメン介入
で実戦を経験している

暫定政府軍とリビア国民軍は、お互いにカダフィ政権時代に購入されたイタリア製パルマリア155mm自走榴弾砲を
運用しており、GP-6はパルマリアから発射されたとしている。UAEは、YL-1/YL-2 UAVも投入してリビア国民軍を
支援している。これに対して暫定政府軍は、カタールから提供された中国製FN-6携行SAMで対抗しており、FN-6
は「リビア国民軍」のMiG-21を撃墜する戦果を挙げている

933名無し三等兵:2019/07/03(水) 22:30:41 ID:wUyFxlNc0
歼20或将采用23毫米6管航炮 射速可达每分钟6000发
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-15/doc-ihvhiews2003424.shtml
いまだ搭載されているのかも含めて詳細不明なJ-20の機関砲に関する記事
これは中国における23mm航空機関銃の導入に関する興味深い記事になっています

1978年9月、ルーマニアがMiG-21MFの技術資料と一部現物を中国に提供。中国はGSh-23二銃身23mm機関砲のリバースエンジニ
アリングによる国産化を決定。847廠(昆明機械廠)がリバースエンジニアリングと設計図作成を担当。これはJ-5/J-6で使
われた23-1型23mm機関銃(HP-23のコピー)、Q-5などが搭載した23-2シリーズ(AM-23のコピー)に続く、中国で三つめの23
mm機関銃で「23-3型」として制式化された

なお、よく誤解されるのだが23-1型、23-2型、23-3型の「-1/2/3」は砲門数を表しているのではないので注意。例えばH-6が
搭載しているのは、23-2H型(大型機用でマズルブレーキが大きい)、23-2KはQ-5に搭載されたものでマズルブレーキが短い
タイプ。23-2は、23-1よりも発射速度を増している(毎分800→1200発)が、1980年代になるとその性能は時代遅れになって
板のは否めなかった。印パ戦争で多数のJ-6を運用した経験のあるパキスタンは、その後調達したQ-5攻撃機が(原形となった
J-6が30mm機関砲(30-1型)を搭載していたのに威力の低い23mm機関砲になった事に不満を抱いていた

国産化に漕ぎつけた23-3型二銃身23mm機関砲は、まずJ-7Ⅲ/ⅢA(のちJ-7C/Dに改称)の固定武装として採用。その後J-8Ⅱ
やJH-7の固定武装としても採用された。しかし、メーカーの847廠では、同時期に30-1型30mm単装機関砲をJ-7E用に、23-2K
23mm単装機関砲をQ-5D向けに製造を続けており、三種類の航空機関砲を並行生産する状態であった。


「十号工程」の計画名で実施された航空装備の減量計画は、23-3型二銃身23mm機関砲も対象となり1.5kgの減量に成功した「23
-3A型」として実用化されることになった。軽量化したものの性能はそのままで発射速度は3000〜3400発/分、23-3A型は、J-10
、JH-7A、JF-17、JL-9などに広く採用された。固定武装を持たないJL-8やJL-10では、23-2G型23mm単装機関砲を搭載したガンパ
ックを必要に応じて搭載する。23-2Gは、1988年に開発に着手され、新型のマズルブレーキを搭載、作動方式の変更、弾倉の設
計変更などさまざまな改良が施されている、

23mm機関砲には、上記のほかZ-10攻撃ヘリが搭載する23L型23mm単装機関砲(PX-10ガンターレットに搭載)が存在する。


本稿の本題であるJ-20の搭載機関砲の候補としては、フランカーシリーズが搭載する30-4型30mm単装機関砲(ロシアの30mm
機関砲GSh-30-1をリバースエンジニアリングで国産化)と、23-3A二銃身23mm機関砲、もしくはさらに発射速度と威力を追求
した新型機関砲(30mmガトリング機関砲?)などが考えるとしている。中国ではAK-630 CIWSの国産化を実現しており、30mm
6銃身ガトリング機関砲についても国産化しており、小型化したものを輸出向け対空自走砲に搭載した実績もある。

いずれの機関砲が搭載されてもおかしくないが、ステルス戦闘機ということを考慮すると、開口部を開閉式にしてステルス性
に悪影響を与えない事や、発砲時のステルス塗装へのダメージを軽減するなどの設計上の工夫が必要になることを指摘

934名無し三等兵:2019/07/03(水) 22:31:51 ID:wUyFxlNc0
中国常规潜艇将如何发展 或将AIP系统改为"核电宝"
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-05/doc-ihvhiqay3697493.shtml
通常動力潜水艦は潜航時間と速度において原潜に対して決定的な差がある。その制約を少しでも緩和するためにAIP機関が
各国で導入されるようになったが、AIPも完全にこの制約を解消し得る存在ではない。

静粛性を保ちつつ発揮可能な水中速力と言う点では、原潜よりも通常動力潜水艦の方が(理論上は)有利なのだが、問題
はそれを発揮できる時間が極めて短いという点であり、AIP機関があってもその状況は大差がない。

中国海軍は、艦隊決戦において通常動力潜水艦の寄与を期待する傾向がある。これは長年にわたり充分な質と数の原潜を
揃えられなかった代償かつ、近海で大型艦を迎え撃つというシュチュエーションが想定されていたことが大きい。通常動
力潜水艦は、陸上航空機の支援の下で沿岸部から近海にかけての艦隊決戦に寄与するユニットの一つ(静粛性を生かして
待ち伏せ攻撃など)としての運用が想定されていたのであり、それよりも遠い外洋での作戦は考えられていなかった

しかし、近年の中国海軍の外洋化に伴い、通常動力潜水艦では、静粛性こそ高いものの、航続距離や短い潜航時間という
根本的な問題があるので、外洋作戦で果たし得る能力は限定されたものにならざるを得ない。特に相手側の原潜に対して
は極めて不利。

故に、通常動力潜水艦に一定の外洋作戦能力を付与するために、次世代通常動力潜水艦はAIP機関として原子力電池もし
くは小型原子炉を搭載する路線を取ると筆者は考えている。中国は、小型原理力電池の研究を行っていることは既に知
られており、この技術が潜水艦に生かされれば通常動力潜水艦の制約を解き、戦術上の核心をもたらし得るだろうとし
ている

935名無し三等兵:2019/07/10(水) 18:27:30 ID:gWtoXGcw0
歼20罕见与4架歼6同框 靠这项技术实现完美融合
https://mil.sina.cn/sd/2019-07-08/detail-ihytcitm0427192.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&from=singlemessage&isappinstalled=0
衛星写真で、最新鋭のJ-20と既に退役済みのJ-6三機が一緒に駐機しているのが撮影され、その意図が
注目されている。

J-6は既に多数が無人機化されて台湾有事に備えているが、今回のはより高度な技術の実証、すなわち有人機と無人化されたJ-6三機による統合運用の試験ではないかと推測している。技術が確立すれば、J-20とステルスUAVによる融合作戦への道を開き、J-20の戦力をさらに向上させると見ている。噂されるJ-20複座型はUAVとの共同作戦に向いた機体であるとみている

沈飞借机捞钱?新歼15价格上涨,与歼11B相比上涨过一倍
http://k.sina.cn/article_6381507861_17c5e151500100iq8t.html?sinawapsharesource=newsapp
J-15の価格はJ-11Bの倍となる4億人民元とのこと。これは艦載機化に必要な設計変更や、海軍の要求
そして量産数の違いを考えると当然であるとみなし
ている

936名無し三等兵:2019/07/10(水) 18:43:32 ID:gWtoXGcw0
中国最新装甲战车,远征德国!飞驰在欧洲大地上,令人眼前一亮
http://k.sina.cn/article_2001530981_774cf06500100gpmr.html?sinawapsharesource=newsapp
ドイツで開催された衛生兵部隊による演習に中国が2度目の参加。08式装輪IFVと04式装軌式IFV(89G式APCの可能性もあると思います)、猛武士

937名無し三等兵:2019/07/10(水) 18:51:56 ID:gWtoXGcw0
途中で送信してしまいました。すみません

続きです
08式と04式の装甲救護車型、猛士四輪駆動車の洗浄車型、モジュール化された各救護装備

938名無し三等兵:2019/07/10(水) 18:54:05 ID:gWtoXGcw0
がドイツまで輸送され、演習に参加した

これで終わりです。調子が悪く投稿が不安定で申し訳ございません

939名無し三等兵:2019/07/11(木) 21:27:39 ID:1jlJfeYM0
>>934
通常潜水艦と陸上航空機の支援を受け、侵攻してくる敵艦隊を迎え撃つという作戦は戦前の日本海軍をほうふつとさせますね

940名無し三等兵:2019/07/12(金) 13:28:08 ID:wUyFxlNc0
>>939
戦前の日本海軍との類似点は、アメリカの中国軍研究家トシ・ヨシハラ氏も指摘されていましたね
旧ソ連の米海軍戦略も併せて、それぞれ共通性がみられるようです


南シナ海のミサイル発射報道 中国「事実と合わない」と反発
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190706/k10011984711000.html
解放军在南海岛礁试射反舰弹道导弹?国防部驳斥外媒
https://mil.news.sina.com.cn/2019-07-06/doc-ihytcitm0022718.shtml

为航母盯水下!我舰载反潜直升机直-18F机上设备详解
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72745.html#p=1
Z-18F対潜哨戒ヘリの装備解説
中々参考になるところの多い記事です

真假难辨的“孪生兄弟”,中国有一款地雷曾让越军吃尽苦头
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651720811&idx=1&sn=c7771585889e26208cf36735a8f9af30&chksm=8b8eb8cebcf931d81baac8849f347eb923fb1a3bcdd7e3e1c4e734ff9804010e50af683988f2&scene=0&xtrack=1#rd
中越戦争で中国軍が入手したソ連製対人地雷PPM-2について

中越戦争では、両軍が前線に多数の地雷を敷設した。山岳地や森林地帯での地雷の効果は極めて高かった。
当時の中国の72式対人地雷は、外側はプラスチック製で、機械式信管を装備し、重量は125g、48gの炸薬を
内蔵し、簡単な構造で信頼性が高く、防水・防塩効果を備え、発見は容易ではなく、大面積に迅速に敷設で
きる利点があり、敵軍の行動の遅延に大きな役割を果たした。

ヴェトナム側も大面積に迅速に敷設できる対人地雷として、ソ連のPPM-2を投入した。PPM-2は中国の72式と
似たサイズの地雷で性能も似通っていた。PPM-2は1980年代、ヴェトナム軍が両国国境付近に敷設した地雷
の中で最多を占めるまでになった。

当時の中国軍では、地雷除けの方法として前の兵士の足跡に続いて行軍を行う方法を採っていたが、PPM-2
は作動に必要な衝撃の回数を調整できる機能が付いており、任意の回数踏まれたら爆発する設定が可能だ
った。中国軍の前線の将兵はPPM-2のこの特性について知らなかったため、死傷者が多発する深刻な事態と
なった。

中国はPPM-2の構造解析を進め、その結果をもとにリバースエンジニアリングによる国産化に着手。中国版
PPM-2には、地雷除去に対応して本体が45度傾くと爆発する機能が付加された。中国軍がコピー生産したPP
M-2を投入したことで、ヴェトナム軍は自軍のPPM-2地雷に間違って踏み込んだのかわからなくなり、殺傷
効果だけでなく心理的効果も大きなものがあったとされる。中国はさらに、親ヴェトナム政権であるヘン・
サムリン政権と対峙するカンボジア三派連合に国産PPM-2を提供。この地雷はシアヌーク殿下(当時)の高
い評価を受けたとのこと。

941名無し三等兵:2019/07/12(金) 13:29:46 ID:wUyFxlNc0
中国05两栖战车性能有多强:发动机功率比99坦克还高
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-07-03/doc-ihytcitk9426115.shtml
中国軍のAFVで最も強力なエンジンを搭載しているのは99A式(1500馬力)ではなく、05式水陸両用戦車/IFVファミリー
(1600馬力)だという記事

1600馬力と言う出力は、28〜30km/hという水上航行時の速力を発揮するための
エンジンを開発したのは中国兵器工業集団公司傘下の江麓機電集団、水冷4サイクルディーゼルエンジンで、水上1600馬力
地上660馬力と出力を使い分ける。水上航行の際には海水をエンジン冷却に活用することで、高出力時の過熱に対応してい
る。海水での冷却は腐蝕対策が緊要であり、05式では海水で冷却液を冷やして、それを使ってエンジンの温度を下げるとい
う方法を用いることでこれに対処している。(この後ろでは「機動戦士ガンダム」の話題を用いて話をしていますが、これ
は省略します)


离家不远了!我军退役九江舰合拍南京长江大桥
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72843.html/d/1#p=1
中国海军唯一火力支援舰退出现役 退役后用途揭晓
https://mil.sina.cn/zgjq/2019-06-30/detail-ihytcerm0355614.d.html?vt=4&cid=56268
053H型フリゲートとして建造され、122mm50連装ロケット×5基を搭載する火力支援艦に改造され、昨年退役した「九江」が南
京大橋付近で撮影される。同艦は記念艦として名前の由来である九江市で保存されることが、6月26日に報道されました

退役艦が名前の由来の地で保存されることはよくあります。中には、内陸の寧夏回族自治区にある銀川市のように、解体して
鉄道で輸送した051型駆逐艦「銀川」を記念艦として展示しているところもあり、意外なところで軍艦にお目にかかれる機会が
あります
退役海军银川舰成为西北地区国防教育大课堂
http://www.xinhuanet.com/mil/2016-08/31/c_129264566.htm

彩虹4无人机中东参战 中方团队冒导弹袭击风险维护
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-07-11/doc-ihytcitm1226908.shtml
伟大的中国制造!彩虹无人机域外飞行航时突破10000小时

http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_38692_72848.html/d/1#p=1
6月30日、CH-4 UAVの某国での任務累計が10000時間に達する。累計飛行距離は200万キロに迫り、飛行回数は1500回近く。
CH-4が、一つの外国の飛行場での累計飛行時間が1万時間を超えたのは今回が初めて

CH-4は某国(機体形状からUAEとみられる)で実戦投入され、高い評価を得ている。国内と異なる環境で厳しい気候条件
の下でレベルの高い任務に就いているCH-4の稼働率を維持するためメーカーから整備チームが派遣されている。2016年の
運用開始時には、一日平均飛行時間10時間、一週間に100時間ごとに整備を行い、6機の累計飛行時間は1000時間を超えた。
(6機は、引き渡し予定数の60%)
2018年からは戦線の緊迫からCH-4の飛行任務も増加し、一日二機の投入数が三機に増加し、24時間連続して任務をこなす
ようになり、現場の整備チームもそれに対応して二交代制になった


当地は高温多湿で辺境との距離も近く、しばしば敵味方のミサイルが飛来する環境。作業チームは危険な環境下で増え続
ける仕事量に対応せねばならず、CH-4を毎日2〜3機任務に投入し、レベルの高い任務に従事させるための整備に追われた。
科学的合理的な整備維持プランを策定し、各機ご都の詳細な整備維持検査表を作成し、チェックが行われた。ある作戦で
は、一機のCH-4が被弾して帰投。翼には多数の穴が開き、翼フレームにも損害を受け、機体外板もかなり破損していた。
整備チームは迅速に損害状況を確定し、修理プランを策定。現場で修理、テストを実施し、最短時間で現場復帰にこぎ
つけた


チームの整備体制により、某国CH-4部隊は高い稼働率、出撃率を維持し、戦場での重要な基盤戦力となり、兵器輸出企業
とユーザーの双方から高い評価を得た。チームの隊員は300日以上某国に滞在し整備作業に従事している

942名無し三等兵:2019/07/12(金) 13:31:51 ID:ARfZ/.GE0
中国は今後1世紀にわたり最大の脅威の可能性-ミリー次期米統参議長
ttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-12/PUI5XK6JIJUO01?srnd=cojp-v2-overseas

944名無し三等兵:2019/07/12(金) 20:01:58 ID:wUyFxlNc0
中国空军原装苏27已全部退役?去年还曾赴俄军演
https://mil.sina.cn/sd/2019-07-09/detail-ihytcerm2344009.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001
ロシア製Su-27はすべて退役したというネットでの言説に反論する記事

中国はロシアから三回に分けてSu-27SK/UBKを調達
第一バッジの26機(SK×20+UBK×6)は、ソ連空軍向けフランカーの1990年の技術水準機
第二バッヂの16機のSu-27SKは1995年の第39バッジ生産機の技術水準、Su-27UBK×6は、1990年の技術水準徽
第三バッジの28機のSu-27UBKは、RVV-AE BVR-AAMやKh-29Mなどの運用能力が付与され、一部にSu-30Kの技術が反映された機体

ネットでSu-27退役論が絶えないのは、同機の機体寿命が2000時間であるという話が広まっているため。
しかし、寿命が2000時間だから15年で退役すると単純に決まるものではない
オーバーホールや構造補強などで寿命の延長は可能

昨年の中露合同演習では、第二バッジのSu-27SKが演習に参加しており、「22年ぶりにロシアに里帰りした」といっても
過言ではないエピソードがあった。1992年に配備されたSu-27SKの一部が退役しているのは事実だが、Su-27の使用寿命は
4000時間/25年以上はあるとみて良い。1999年に輸入されたSu-27UBKは既に4000時間以上の飛行を行っているが、依然と
して良好な技術的状態を保っており、2、3個の戦闘機旅で現役を務めており、退役時には累計飛行時間は5000時間に達す
るとみている


又一新款!中国最新型空中加油机已开始测试
https://k.sina.cn/article_6653348931_18c920c4300100ja80.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
Y-20の空中給油型が実地試験を開始した模様
空中給油機は中国空軍のウィークポイントの一つであり、Y-20空中給油型の実用化は大きな意味がある

La Chine lance 6 missiles ASBM vers la mer de Chine méridionale
http://www.eastpendulum.com/la-chine-lance-6-missiles-asbm-vers-la-mer-de-chine-meridionale
情報が錯綜する中国の南シナ海におけるASBM試験について、East Pendlumが現状の情報を集約した記事をupした
最初に報じられたスプラトリー諸島からのASBM発射については事実誤認であり、利点もないとして否定
ミサイルは中国本土から発射されたものとみている

中国側はアメリカの報道を否定したが、これは否定のポイントが明確ではなく、いつもの報道官の発言
に沿った内容

ミサイル発射は日米合同演習への反応ではなく、数か月前から予定されていた計画的なものだったと
みている

ミサイルが弾着したであろう海域の内、遠い方は最も浅い場所でも深度293mと深い所であり、ミサイル
改修作業は困難になるとしている。さらにASBM試験に必要な、衛星や観測船、ドローン、そして標的と
なった船などに関する情報はどうなっているのか、このあたりは現状では答えられない課題であるとし
ている

945名無し三等兵:2019/07/12(金) 20:22:30 ID:wUyFxlNc0
>>943
甲午戦争陳列館を出た所にあるお土産屋には北洋艦隊関連の本やグッズ、現在の空母遼寧
などがいろいろ置かれていました。(ディスプレイ用の大型模型にはなぜかZ-10まで載って
いましたが)

「なんで動漫(アニメ)キャラが?」という声がしたので見てみると、確かに場違いなキャラクター
の枕やイラスト集が置いてありました。

これは「天朝铁甲战姬」(公式ツイッターhttps://twitter.com/zyfssss1988miki
という北洋艦隊や同時代の日本海軍艦艇をモチーフにした作品のキャラクター商品だったようです。
お店の人に聞いてみたら、「どこの方ですか」と聞かれ「日本人です」と答えると、「ようこそ
いらっしゃいました。Welcome to Japan」と歓迎されてしまい、こんな質問で、と思いつつ半分は
嬉しい感もありました

946名無し三等兵:2019/07/12(金) 20:25:31 ID:wUyFxlNc0
Welcome to Japanは、当然ながらWelcome to Chinaの間違いです。すみません

947名無し三等兵:2019/07/12(金) 20:43:29 ID:wUyFxlNc0
斯里兰卡隆重迎接我援053型舰
https://photo.sina.cn/album_8_241_72797.htm?fromsinago=1&sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&vt=4&hd=1
7月9日、スリランカに無償譲渡された元中国海軍の053H2G型フリゲート「銅陵」(現艦番号P625)がスリランカの
コロンボ港に到着、現地で式典が行われた

引き渡し前の改装でOPV化が行われSAMとSSM、対潜ロケットは撤去され、兵装は艦砲のみとなったが、艦載ヘリ搭載機能
は現状維持。昨年、中国はスリランカに対して陸海空三軍への教育支援、スリランカの軍事学院にホールを建設、そして
フリゲート一隻の無償提供を表明しており、これが今回引き渡されたP625号艦になる

Китайские cторожевые катера проекта JL3880 для ВМС Нигерии
https://bmpd.livejournal.com/3704266.html
今年一月、武漢の武昌造船所でナイジェリア海軍向けのJL3880型高速巡視船二隻(P770 OviaとP769 Irrua)が進水
排水量200t、武装は30mmRWS。最高速度35ノット、航続距離1200海里(12ノット巡航)
三隻目も今年中に完成の予定



https://k.sina.cn/article_6878579340_199feca8c00100m5xu.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
中国、ロシアのズベズダ造船所に1200t級ガントリークレーンを輸出

中国は既にアメリカやイギリスにも大型ガントリークレーンを輸出しており、イギリスの空母クイーン・エリザベスの建造
でもこのクレーンが用いられている

948名無し三等兵:2019/07/12(金) 22:56:10 ID:W5pjmvtY0
>>943
あまり軍の施設については書かない方がいいかもしれんですね
お茶を飲まされるかも

949名無し三等兵:2019/07/12(金) 23:21:01 ID:wUyFxlNc0
>>948
ありがとうございます
気を付けるに越したことはないですからね

950名無し三等兵:2019/07/13(土) 17:55:04 ID:3TwO4zYI0
中国官媒疑曝海军新计划:2049年建10航母 ...转自多维新闻网http://www.dwnews.com...1563005822988...
http://news.dwnews.com/china/news/2019-06-09/60136780.html
30年建10艘航母!央视曝光海军最新计划:排水量超百万吨
https://k.sina.cn/article_6429033909_17f3345b500100iuaq.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
【中美角力】央視曝中國海軍新計劃:2049年擁10艘航母
https://www.hk01.com/%E8%AD%B0%E4%BA%8B%E5%BB%B3/338958/%E4%B8%AD%E7%BE%8E%E8%A7%92%E5%8A%9B-%E5%A4%AE%E8%A6%96%E6%9B%9D%E4%B8%AD%E5%9C%8B%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E6%96%B0%E8%A8%88%E5%8A%83-2049%E5%B9%B4%E6%93%8110%E8%89%98%E8%88%AA%E6%AF%8D
CCTVのある番組で、中国は建国100周年にあたる2049年までに空母10隻体制を構築する計画を有しているとの情報が紹介
されたとのこと。10隻中、3〜4隻が第一線任務に、2〜3隻が商船護衛、残りはローテーションや整備の体制となる

これについて様々な議論が起こっている
計画支持者は、空母の建造サイクルから、2049年までに10隻の空母を建造するという意味について(現在の遼寧と002型を
含まないとしても)、大連と長興島の造船所でそれぞれ5隻を建造すればいいので、6年で2隻ずつ就役させるペースを守れ
ば実現し得ると推測。ニミッツ級原子力空母は平均6年で就役しているので、造船業が発達した中国であればこれは難しい
ペースではないとみている。財政的にもその負担は許容できないものではないとする

一方、報道に疑問を抱く見方もある。まず、退役海軍軍人の発言として「海軍の計画は10年周期で策定されるので、2049年
までの長期計画というのは、海軍の装備計画の制度とは符合しない」とする。例えば、2004年8月に策定された「048航母工
程规划」では、2008年までに遼寧と通常動力のカタパルト空母、そして原子力空母建造計画のアウトラインの初期プランを
策定するとされていたが、2008年に調整がなされ、遼寧をベースにスキージャンプ式空母(のちの002型)建造に変更された。

CCTVの報道自体が、外国の「中国脅威論」に起因する情報ではないかという見方もある。空母計画は中国の海軍戦略により
決定されるもので、国家利益と発展方向に制約される。現在の防衛的軍事戦略のもとでは、中国が予想し得る期間内に全世
界的な海軍を追求するとは考えられない。この点から、アメリカと同数の空母を保有するというのは、中国の軍事戦略とは
合致しない。現在、中国の海上権益が集中するのは西太平洋とインド洋北部であり、今はまだ中国の空母が本格的に進出で
きてはいない。
----
現時点では、ちょっと判断に困る段階ですね

成飞曾花30万从沈飞买进气道设计资料 用于研发歼10
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-07-13/doc-ihytcitm1714299.shtml
中国航空産業では、開発資金節約を目的に、いずれかのメーカーが開発に成功した技術を他社も活用するという
ケースがしばしば見られるとのこと

成都飛機工業集団公司は、かつて瀋陽飛機工業集団公司からJ-8Ⅱの開発で用いられた23mm連装機関砲とサイド
インテークの技術を購入。エジプトから入手したMiG-23のものがベースとなったサイドインテーク技術は30万
人民元を支払って購入したとのこと。これはJ-10の開発で活用された。

成都もJ-7CPやFC-1の開発で得られた成果を貴州飛機公司に提供しており、この技術はJL-9高等練習機の開発で
活用されている。そのため、J-7CPとJL-9の外観は類似したところが少なくない。JL-9の初期プランではJJ-7の
発展型となる予定だったが、ユーザーの意見や将来性を考えて更なる技術的向上が不可欠と判断。ダブルデルタ
翼を採用し、後のタイプではサイドインテークをDSIに変更するなどの改良が継続的に施されている。ダブルデ
ルタ翼の設計についても、ユーザ―の意見を不断に取り入れて改良を続けているとのこと

JL-9は費用対効果に優れた低コストな高等練習機として中国空海軍で多数配備されている。さらに国際市場で
の競争力を高めるため攻撃能力を強化したFTC-2000Gへと発展している。ターボジェットエンジンや機械式
操縦系統は、現在の航空機としては旧式であるが、コスト低減には有効であり市場の動向や売り込み先をにら
んだ選択と言えるだろうとしている




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板