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【中】J10や99式や054型等について語る【国】★15 避難所(6)

1名無し三等兵:2018/08/01(水) 10:15:55 ID:2d9aRuM.0
ライセンス生産・コピー・独自改良・自主開発…。古今東西の兵器を独自の視点で生産。
まるでチャーハンの様な中国製兵器について語るスレです。

当スレは、2ch軍事板の同名のスレの避難所です。

【前スレ】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/37992/1490891526/

816名無し三等兵:2019/05/12(日) 15:07:02 ID:UNpKNMpc0
我军又一经典武器被缅甸山寨,曾因射程近威力不够而被嫌弃
https://k.sina.cn/article_6878025754_199f6581a00100hvs8.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
ミャンマー軍のMA-14 81mm無反動砲。これは中国軍が1990年代に大量装備していた78B式82mm無反動砲(PW-82B)
の口径変更型をコピー生産したもの。

78式82mm無反動砲は、65式82mm無反動砲の後継として開発され、1981年に制式化。開発では射程と威力の向上に主
眼が置かれ、有効射程は300→500mに延長。、貫徹力は65度傾斜の120mm均質圧延装甲板を貫通から、68度傾斜の150
mm装甲板を貫通できる様になり、後期に登場するⅡ型HEAT弾では68度傾斜の180mm装甲板を貫通できるまで強化され
た。これは垂直装甲だと400〜480mm程度に換算され、M60やT-62など戦後第二世代戦車を正面から撃破できる能力で
ある。

歩兵攻撃用の榴弾の威力向上も図られ、榴弾の砲口発射速度は65式よりも25m/秒早くなり、最大射程は1750mから2000m
にまで延伸。榴弾は数百粒の5mm鉄球を内蔵しており、爆発時の殺傷力を高めている。このほか、65式にはなかった、焼
夷榴弾も開発された。これは先程の榴弾に合金燃焼剤を加えたもので、焼夷能力を強化している。

なお、重量軽減は重視されなかったので重量は65式と大差なく、砲の重さは4kg前後、三脚を加えると総重量は34kgに達
する。

1990年代には、改良型の78A式、78B式が相次いで登場する。主な設計変更は砲架と閉鎖機の操作の省力化。78B式では移
動目標に対する砲の発射の際に、拉縄による発射を可能とする機能が加えられた。


78式は65式と比べると威力と射程の向上を実現したが、1990年代以降になると仮想敵の戦車の防御力の向上は著しく
複合装甲と爆発反応装甲の普及により、HEAT弾に対する抗湛性は特に強化されていた。65式も78式もタンデム弾頭の
HEAT弾は無かったので、爆発反応装甲を装着した戦後第一世代戦車の撃破も覚束ない状況に陥ってしまった。一方で
中国南方の山地や森林地帯での戦闘において、歩兵部隊の陣地攻撃や火力支援を行う上では78式はまだまだ有効であ
った。

21世紀に入り、後継となるPF98/PF98A 120mmロケット砲の量産が開始されると、78式は急速に第一線装備から退いて
行くことになった。現在では、武装警察と予備役、民兵の装備として使われている。中国本土ではその使命を終えた
が、ミャンマーではまだまだ運用が続いている。(この辺りは、山地戦に向いているという特性が功を奏したとみる
のが良いのでしょう)

817名無し三等兵:2019/05/14(火) 16:50:27 ID:iVdSfJU60
歼15D已刷海军灰涂装 或已小批量交付部队试用
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-13/doc-ihvhiqax8328582.shtml
J-15D電子戦機の衛星写真がネットにアップされた
J-15等にも施されている海軍式の塗装が確認されたので、部隊の試験運用段階に入ったのではないかと推測されている

J-15Dは昨年4月に初飛行に成功しており、試験運用まで一年しかたっておらず順調な開発ペースだとしている。

プラットフォーム機であるJ-15S複座戦闘機が2012年に初飛行した機体であり、搭載するEWシステムも2015年初
飛行のJ-16Dで実証された所が多いことがこの順調さの要因であるとしている。

空母への電子戦機の配備は、空母艦載機部隊の能力をさらに向上させるものになる。記事では、海軍戦闘機団は
3個大隊(8×3=24機)の戦闘機を保有しているが、このうち一個大隊が電子戦機部隊にすると、戦闘機は16機に
減少し、一個団に二種類の戦闘機を有するのは後方支援システムや指揮の面で負担が大きくなる。そのためJ-15D
は新たに追加される一個大隊に配備され、海軍戦闘機団の定数は4個大隊になるのではとみている。

現状では海軍航空隊の艦載戦闘機大隊は4個のみで、各大隊は12機の戦闘機を配備している。各大隊に4機のJ-15D
を追加すると、空母一隻に戦闘機二個大隊(12×2=24機)と電子戦機大隊一個(4機)の合計28機が搭載されること
になる。


歼15有个奇怪的设计 究竟是创意还是笨拙的解决方案
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-13/doc-ihvhiqax8379780.shtml
J-15の二つのピトー管について

J-15は、レドーム先端部とキャノピー右型にある通常のピトー管に加えて、主翼前縁延長部先端に、下向きに傾いた
特殊な形状のピトー管を装備している。これはJ-15のベース機であるSu-33にもついている

このようなピトー管は、ロシアと中国以外の艦載戦闘機には見られないもの。これは、複数のピトー管を用いて異なる
気流をチェックすることでより正確な飛行機の速度、降下状態を把握し、降下時の安全性改善を図ったものではないか
と分析している。下向きのピトー管は降下速度用ピトー管と見なし得るかもしれないとしている。ピトー管を傾けて降
下速度を測定するというのは単純ながら意外な解決方法で、西側とは異なるロシア式のアプローチであると評価している。


国产航母飞行甲板出现新变化 舰岛脚手架已拆除
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-05-14/doc-ihvhiews1714115.shtml
我国产航母海试满一年!最快或两个月内交付海军
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71903.html#p=1
大連の002型空母の近況。艦橋の足場は撤去され、甲板塗装も終了。甲板では原寸大の艦載機模型を用いてテスト
が行われており、間もなく洋上航行に出るのではとみられている

818名無し三等兵:2019/05/14(火) 16:51:47 ID:iVdSfJU60
霹雳火加强版!陆军某陆航旅装甲版直10集群演练
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_71910.html#p=1
陸軍第80集団軍所属の陸軍航空隊攻撃ヘリ部隊のZ-10。
付加装甲を装着した防御力改善型


火箭军工程兵的“硬核”比武 是该展现真正的技术了
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_400_71904.html#p=1
火箭軍所属の工兵部隊のデモンストレーション競技大会

工兵車輛を用いて、バスケットボールやレンガ、鍋、ペットボトルを置いたり移動させるなどの精密な
作業をこなし得る技量を互いに競っている



浅析声呐浮标发射器:一图看懂高新6号反潜巡逻机
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71905.html#p=1
Y-8Q/KQ-200対潜哨戒機の各種装備を図解した写真

ソノブイ投下口は、胴体中央の2基のウエポンベイの直後に配置されており、二枚目の写真を見ると合計4箇所
あることが示されている。胴体後部にはソノブイの位置確認用アンテナが配置。

後ろの写真では比較として米軍のP-8Aの図や写真も掲示されている

官宣中国首款固定翼反潜巡逻机 机内场景罕曝光
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71623.html?cre=photopagepc&mod=picg&loc=2&r=9&rfunc=3&tj=none#p=2
この写真でも、Y-8Q/KQ-200ウエポンベイ直後のソノブイ投下口を確認できる

819名無し三等兵:2019/05/14(火) 16:52:43 ID:iVdSfJU60
两艘052D最新改型同时下水 或达到055大驱一半战力
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-13/doc-ihvhiews1534424.shtml
大連で二隻が同時に進水した052D型駆逐艦改良型について

14番艦以降がこのタイプとなっている。船体を延長したことから、ネットでは「052DL(Lは英語のlongの頭文字)」
と呼ばれている。

船体延長はヘリコプター甲板をZ-20艦載ヘリに対応したものにするためと推測されている。合わせてヘリ格納庫の
高さも低くなっている。逆に格納庫直前のHQ-10近接SAM発射機を置いている甲板は一段増設され、射界を改善。

052D型はKa-28の搭載を前提にしており、格納庫もKa-28に合わせた幅狭&高天井なものを用意している。しかし
Ka-28は運用寿命が迫っており、近年では国産のZ-9C/Dも搭載するようになっている。Z-9C/Dは長い就役期間の間
に何度も改良が施され相応の性能向上を成し遂げているが、コンパクトな機体の制約は大きい。Z-9C/Dの搭載は
過渡的な措置であり、本命はZ-20艦載ヘリの搭載にあるのは明らかである。

甲板の延長はZ-20搭載のための改良であるが、背の高いKa-28の搭載を想定せずに済むと、ヘリコプター格納庫の
高さを抑えることが可能となる。052DL型がヘリコプター格納庫高さを抑えたのはKa-28の搭載は行わないとした
ための措置であり、これは艦の重心低下に有効で航洋性能改善に資すると指摘している。


歼20航发差在哪:目前型号寿命还不到美F22的一半
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-14/doc-ihvhiews1729321.shtml
中国の戦闘機用ターボファンエンジンの実力について

J-20の搭載エンジンの一つとみられるWS-10は、(各タイプがあるが)推力13.4t、寿命4000時間。1980年代中期
に開発に着手し、2015年にはようやく信頼性の問題を解決し大量生産が開始された。その能力はアメリカが1980
年代に大量配備を開始したF100やF110に近いもので、米のF119と比べるとなお一世代の差があるのは否めない。

中型戦闘機用ターボファンエンジンについては、WS-19が開発中。WS-19は推力10tとされており、FC-31はWS-19
二基を搭載すると、ようやく合計推力でF-35(推力18tのF135一基搭載)に近い数値となり、艦載ステルス戦闘機
としての道が見えてくることになる

820名無し三等兵:2019/05/14(火) 16:53:55 ID:iVdSfJU60
新版轰6J或已服役 可在美神盾舰防区外发起饱和攻击
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-13/doc-ihvhiqax8351813.shtml
部隊ナンバーを施したH-6J爆撃機が撮影され、H-6Jが既に海軍航空隊に配備されたのではないかと話題に。

H-6JはH-6Kの発展型の一つで、主に対艦攻撃能力に重点を置いて改良が施されている。昨年10月の報道では
既に4機が海軍航空隊に引き渡されたとの情報もあり。H-6Jは、既存のH-6Gの更新用として導入される。H-6J
は、機体設計を一新し、既存エンジンよりも強力なD-30KP2エンジンを搭載、複合材の使用範囲を増やして軽
量化を施し、新型アビオニクスを採用、パイロンは8箇所に増えASMや電子戦ポッドを搭載することで、その総
合能力を大幅に向上させている

対艦攻撃機としては、作戦行動半径を5割増しの3500kmにまで延伸し、対艦ミサイルの搭載数はH-6Gの2〜4発
から6発+に増加。H-6Jの主兵装は、射程の長い超音速ASMであるYJ-12で、これは米海軍のDDGに対するスタン
ドオフ攻撃を睨んだ兵器。

821名無し三等兵:2019/05/16(木) 18:41:14 ID:wUyFxlNc0
央视曝光中国海军接收一批新战机 意义不逊歼15(图)
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-05-16/doc-ihvhiqax9048846.shtml
CCTVの報道で、海軍航空隊向けの高等練習機JL-10Hの訓練風景が報じられた

JL-10Hは2018年から配備を開始した海軍最新の高等練習機。同機の配備により、海軍航空隊はこれまで
複座戦闘機で行っていた高度な訓練課程をJL-10H一機種で代替出来るようになり、訓練体系を合理化し
訓練のレベルも大いに向上させることに成功したとのこと

海軍航空隊の訓練は2012年までは空軍と同じものを使っていたが、これは空母艦載機をはじめとする海軍
独自の要求には対応しきれないものであった。

現在の訓練体系は、初等練習機CJ-6A、中等段階をJL-8HとJL-9Hなど、高機動訓練や複雑高度な戦術訓練を
含む広範な訓練項目をJL-10Hが担当することになり、最後の段階でJ-10SH、J-11BS、JH-7Aといった第一線
の戦闘機や戦闘爆撃機が担当するという内容になった。

JL-10Hの大量配備は、海軍航空隊がさらに大勢のパイロットの養成を可能とするものであり、JL-10Hが海軍
航空隊で果たす役割は、J-15などの第一線戦闘機に勝るとも劣らない重要な存在となる。
----
空軍も同じですが、高等練習機がなかったため、高等訓練と機種転換訓練で運用コストの高い複座戦闘機を
使わねばならず、貴重な戦闘機の運用寿命を高等訓練で消耗してしまうのが中国の悩みでした。これがJL-10
(とJL-9)高等練習機の採用により解消されたのは大変大きな意義があります。特に中国空軍・海軍航空隊
のような大所帯では、運用コストの低減はかなりのものになるでしょう




国产复合材料自动铺丝机研制成功 歼20也能下饺子了
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-14/doc-ihvhiqax8509032.shtml
航空機の複合材部品の自動積層技術であるAFP(Automated Fiber Placement)製造機器の国産化に成功したとの報道

これはJ-20のブレンディッドウィングやDSIインテークといった複雑な形状を有する複合材部分の量産性を高める
ものであり、量産化に向けた基盤インフラとして注目している。航空機の複合材生産技術は、戦闘機や旅客機など
近年の航空機では不可欠な技術であり、この分野での国産体制の確立は様々な波及効果をもつ重要なものである

822名無し三等兵:2019/05/16(木) 18:42:04 ID:wUyFxlNc0
央视曝光中国海军接收一批新战机 意义不逊歼15(图)
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-05-16/doc-ihvhiqax9048846.shtml
CCTVの報道で、海軍航空隊向けの高等練習機JL-10Hの訓練風景が報じられた

JL-10Hは2018年から配備を開始した海軍最新の高等練習機。同機の配備により、海軍航空隊はこれまで
複座戦闘機で行っていた高度な訓練課程をJL-10H一機種で代替出来るようになり、訓練体系を合理化し
訓練のレベルも大いに向上させることに成功したとのこと

海軍航空隊の訓練は2012年までは空軍と同じものを使っていたが、これは空母艦載機をはじめとする海軍
独自の要求には対応しきれないものであった。

現在の訓練体系は、初等練習機CJ-6A、中等段階をJL-8HとJL-9Hなど、高機動訓練や複雑高度な戦術訓練を
含む広範な訓練項目をJL-10Hが担当することになり、最後の段階でJ-10SH、J-11BS、JH-7Aといった第一線
の戦闘機や戦闘爆撃機が担当するという内容になった。

JL-10Hの大量配備は、海軍航空隊がさらに大勢のパイロットの養成を可能とするものであり、JL-10Hが海軍
航空隊で果たす役割は、J-15などの第一線戦闘機に勝るとも劣らない重要な存在となる。
----
空軍も同じですが、高等練習機がなかったため、高等訓練と機種転換訓練で運用コストの高い複座戦闘機を
使わねばならず、貴重な戦闘機の運用寿命を高等訓練で消耗してしまうのが中国の悩みでした。これがJL-10
(とJL-9)高等練習機の採用により解消されたのは大変大きな意義があります。特に中国空軍・海軍航空隊
のような大所帯では、運用コストの低減はかなりのものになるでしょう




国产复合材料自动铺丝机研制成功 歼20也能下饺子了
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-14/doc-ihvhiqax8509032.shtml
航空機の複合材部品の自動積層技術であるAFP(Automated Fiber Placement)製造機器の国産化に成功したとの報道

これはJ-20のブレンディッドウィングやDSIインテークといった複雑な形状を有する複合材部分の量産性を高める
ものであり、量産化に向けた基盤インフラとして注目している。航空機の複合材生産技術は、戦闘機や旅客機など
近年の航空機では不可欠な技術であり、この分野での国産体制の確立は様々な波及効果をもつ重要なものである

823名無し三等兵:2019/05/16(木) 18:50:33 ID:wUyFxlNc0
二重投稿になってしまいました。申し訳ございません。

中国海军野牛气垫船有缺陷 1年有上百天不能全速使用
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-15/doc-ihvhiqax8857206.shtml
中国がウクライナから2隻購入し、後に2隻をライセンス建造したビゾン級(ロシアのズーブル級)エアクッション揚陸艇
が低稼働率に悩まされているとのこと

ウクライナはライセンス建造にあたって、エンジンを含むすべての技術資料を中国に提供し、建造の指導も行っていた
が、2014年のクリミア紛争により、造船所ごとロシアに帰属が移ってしまった。中国はロシアとの間でライセンス建造
についての交渉を継続し、2015年2月にはロシアがライセンス建造を支援すると報じられた。それから4年を経て、国産
4、6番艇の完成が確認された。

ビゾン/ズーブル級は実用型としては世界最大のエアクッション揚陸艇で、搭載重量は150tで、96A式戦車なら三輌、IFV
なら8輌、装輪APCなら10輌を、歩兵なら360名を搭乗可能。最高速度60ノットを発揮し、55ノットの巡航速力で300海里
(約555km)を航行可能。これは台湾海峡(幅130〜270km)を一時間半で横断できる計算になり、従来型の戦車揚陸艦だと
8〜10時間かかるのを大幅に短縮し得る。これが中国が同級を調達した要因であった

同級は技術的にきわめて複雑で、さらにウクライナ紛争の影響もあり、建造には様々な困難が伴った。まず問題となった
のはUGT-6000ガスタービンエンジンであった。これはTu-114戦略爆撃機のNK-12MVをもとにて開発されたものだが、ズー
ブル級はこれを五基も搭載しており、その国産化は極めて難易度が高かったが、完全な国産化のために何とか解決にこぎ
つけた

次の問題は、冷戦時代に設計されたズーブル級の設計年次の古さであった。中国では将来に渡って運用を可能とするた
め様々な設計変更やアップグレードを施したが、これはかなりの時間を要する作業であった。中国海軍では726A型エ
アクッション揚陸艇「野馬」の実用化に多くの人員と開発リソースを投入していたので、ビゾン/ズーブル級の国産化
に割ける力量はその分減少した。

このほか、南シナ海や東シナ海の尖閣諸島付近の気象条件は、ズーブル級の運用場所である黒海やバルト海よりも厳しい
ため、最高速力の発揮や航行自体に制約が生じるケースが少なくない問題もある。同級が最高速力を発揮できるのは波浪
1m以下の状況であり、波浪が1.5mになると最高速力は38ノットに落ち込んでしまう。また、波浪が2m以上になると失速の
リスクが生じる。中国の国家海洋局の情報だと、南シナ海では波浪2m以下になるのは年間220日にすぎず、ビゾン/ズーブ
ル級はほぼ半年間は洋上に出られないことになりかねない。(なお、このような天候では同級以外の揚陸艦艇や水陸両用
戦車も皆使えなくなる)

ビゾン/ズーブル級の国産4、6番艇は、エンジンを中国製QC70に変更しているとみられる。中国は同級の国産化を実現し
将来的な改良も可能。同級は大型のため、長距離輸送は半潜没輸送艦「東海島」(艦番号868)によって行われる。15隻
の同級があれば、一個重機械化歩兵団の揚陸が可能となり、その上陸能力は大きな威力となる。
-----
ビゾン/ズーブル級が翻訳名の「野牛」と呼ばれている野に対して、726A型が「野馬」と呼ばれているのは、ニックネーム
の関連性を持たせているのでしょうが、興味深いです。

824名無し三等兵:2019/05/16(木) 18:51:10 ID:wUyFxlNc0
“空中轻骑兵”武直19进能配合武直十 退能独立作战
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-15/doc-ihvhiqax8851375.shtml
Z-19「黒旋風」軽攻撃ヘリについて

Z-19は4t級の軽攻撃ヘリだが、その航続距離は米AH-1Wよりも長く、戦場深くに進行しての任務遂行が可能、
2012年に初公開されてから急ピッチで生産が行われ、2017年5月までに176機が生産され、合計14個飛行大体
に配属されている。

Z-19は、Z-10と連携して作戦を実施する場合には主に偵察任務に就くことで、Z-10を攻撃任務に専念させる
が、自力での攻撃能力も相応のものがあるので、必要に応じて攻撃任務にも投入可能。


我军将用120迫榴炮替代122榴弹炮?谁取代谁还不好说
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-15/doc-ihvhiews2070965.shtml
120mm自走迫撃砲は122mm榴弾砲の代替となり得るか?

ソ連で1980年代に登場した後装式の120mm自走迫撃砲2S9型は、曲射と直射の双方が可能であり、その射程は
高仰角の迫撃砲モードで最大7.75km、榴弾砲モードで通常弾で8.85km、RAP弾で12.8km。軽量化のため砲口
初速は376m/sと、122mm榴弾砲M30の515m/sの三分の二程度に留まっている。迫撃砲は榴弾砲よりも初速が低い
ので反動が少なく、駐退機を小型化し砲身厚を薄くできるので、砲システムの重量を軽減し得る。この軽さは
空挺部隊向け自走砲として開発された2S9にとっては重要であり、その総重量は9tと極めて軽量に抑えること
に成功している

ロシアは、2S9以降、直射/曲射兼用の後装式自走120mm迫撃砲の開発を継続しており、2S31やその改良型であ
る2S42など各種タイプが登場している。2S31の射程は迫撃砲モードで8.8km、榴弾砲モードでは18km(ベース
ブリード、もしくはRAP弾)の射程を実現している。

中国ではロシアから2S9後装式自走120mm迫撃砲の技術を導入して装輪式と装軌式の二種類の自走迫撃砲を開発
配備している。その射程は通常の迫撃砲弾や榴弾で10km未満であるとみられ、122mm榴弾砲を更新するには射程
が不足している。そのため、合成機械化旅で122mm榴弾砲と120mm迫撃砲を並行装備することは理にかなっている
とする。

砲弾威力については、120mm迫撃砲弾は重量13.9kg、炸薬1.8kg、120mm榴弾は重量19.8kg、炸薬5kg。それに対
して122mm榴弾は重量22kg、炸薬3.5kg。120mm迫撃砲の方が膅圧が低いので砲殻を薄く出来、その分だけ炸薬を
充填できるので炸薬量が多い。しかし、榴弾の威力は炸薬だけでなく弾片の数と重さも影響するので一概にど
ちらが優位にあると言い切るのも難しい

射程を伸ばすだけなら、砲身長を長くして高性能な反動吸収装置を装備すればよいのだが、それでは迫撃砲の
メリットである低い反動に起因する軽量さという利点を失うことになってしまう。120mm自走迫撃砲と122mm自
走榴弾砲は似通った射程であるが、それぞれの任務と適合性があり、単純にどちらかだけに統一するのは困難
であるとまとめている

825名無し三等兵:2019/05/16(木) 18:52:39 ID:wUyFxlNc0
辽宁舰每百公里耗油54吨 一次加满8000吨要花1600万
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-15/doc-ihvhiews2077975.shtml
空母遼寧の蒸気タービン機関の燃料について

空母遼寧の機関は、旧ワリヤーグに搭載されていたものを整備改修したものであり、4基のTB-12蒸気タービンと
8基の加圧式ボイラー、4軸スクリューから構成されている。最大出力は20万馬力で、米海軍のニミッツ級空母の
A4W原子力機関との出力差は6万馬力でしかない。

遼寧の蒸気タービンは原形のままの重油燃焼式であるが、近年の流れは艦艇燃料のディーゼル燃料への統一が進
んでおり、重油を用いているのは少数派になっている。燃料系統の統一のほか、重油は粘度が高く、燃料として
使用するためには過熱してパイプの中での流れを良くする必要があり、重油燃焼艦艇が出港前に時間を要する原
因になるなど扱いに手間がかかる点も使用が減っている原因

ただし、重油には独特のメリットも存在する。一つはその密度の高さに起因する保存の容易さとカロリーの高さ。
そして価格の安さは最大の魅力。中国国内の価格だと、重油はトン当たり2100元なのに対して、船舶用ディーゼル
燃料はトン当たり7100元と三倍以上の値段となっている。

空母はその航海で大量の燃料を消費する艦艇である。報道によると、2015年に行われた遼寧の最初の航海は38日間
で8000tもの燃料を消費したとのこと。遼寧が搭載可能な重油は8000tで、18〜20ノットの巡航速力だと約8000海里
を航行する事が出来る。同艦は30ノットの最高速力を5時間維持できる高速性能を有しているが、その速力だと航
続距離は3800海里になってしまう。燃費を計算すると、一海里/一トンとなり、単純計算すると100kmで54トンの重油
を消費することになる

通常動力の空母は大量の燃料を消費するため、その負担は軽いものではない。遼寧の場合、一度の航海で1680万元の
重油を消費することになる。これがもしディーゼル燃料だったら、その負担は5680万元に高騰する。空母は数十年間
に渡って就役するので、燃料価格の相違はライフサイクルコストの大きな差となって表れる。遼寧が重油を燃料として
洗濯したのはこの点から見て合理的な判断である。燃料の面からみれば、将来的には原子力機関を採用する方向になる
のは頷けるとして記事を終えている

826名無し三等兵:2019/05/17(金) 15:55:57 ID:iVdSfJU60
4艘国产首代驱逐舰退役 空出4个舷号都可给055舰用
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-17/doc-ihvhiqax9264374.shtml
四艘051型驱逐舰光荣退役
http://k.sina.com.cn/article_1887344341_707e96d502000lqeg.html?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=2&r=9&rfunc=3&tj=none&tr=9
5月17日、旅順港にて051型駆逐艦4隻の退役式典が挙行された

退役するのは「開封」(艦番号109)、「遵義」(134)、「大連」(110)、「桂林」(164)。
「開封」、「遵義」、「桂林」は051D型、「大連」は051Z型に属する

「開封」と「大連」は兵装を一新する大規模な近代化改修を受けていたがいずれも就役年数は30年を超えていた。


051D型は、051型シリーズの中では正式に量産に着手した第二バッヂ分に当たる。Dは「定型」を意味する。
「開封」は1980年代、新世代水上戦闘艦艇のテストベッド艦として、クロタール短SAM、トムソン-CSF社の
作戦データシステムTAVITAC、「シータイガー」レーダー、イギリス製通信システムなどの新装備を搭載。
1990年代には、SSMをYJ-83に、37mm機関砲を76A式に換装、FCSや電子装備をアップグレードするなどの近
代化改修を実施している。

「遵義」と「桂林」は原形の兵装をよくとどめており、近代化は小規模にとどまっている。「桂林」は051D
型の最終艦で、空調施設を強化し、艦内娯楽設備を設けるなど、乗員の居住環境の改善がなされている

051Z型は、DF-5型ICBMの外洋での着弾試験任務の指揮艦として通信能力の強化を図ったタイプ。新たに艦隊
指揮室を設置し、多数の回路を備え、超短波通信能力を獲得した。また、液体貨物の補給のための改装も実
施。2002年には「開封」に準ずる近代化改修を実施。

17隻が建造された051型であるが、今回の4隻の一斉退役により、残存艦は南海艦隊の「湛江」(051G1型)と
珠海(051G2型)の二隻のみとなった。二隻は1990年代に建造された051型シリーズの最終艦。

827名無し三等兵:2019/05/18(土) 11:51:41 ID:iVdSfJU60
>>826
>051型駆逐艦の退役は5/16でした。訂正します

中国曾耗时20年建成17艘051驱逐舰 现在一年就够了
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-17/doc-ihvhiqax9300959.shtml
最後に残った051G型二隻も「間もなく退役」との情報も出ているようです

051型は自動化が進んでいないので比較的多くの乗員を必要としており、国外のデータだと
定員280名(うち士官45名)で、今年在籍していた6隻で合計1700名もの乗員が必要。

052D型は051型の二倍の排水量で装備も複雑化しているが、省力化も進んでいるので乗員
は300名以下になっている。051型6隻を全部退役させれば、052D型5〜6隻分の乗員として
配置転換が出来るので、海軍が051型を全部退役させようとしているのはもっともなことで
あるとして記事を終えている


呼吁过气网红来接班!我海军四艘051驱逐舰集体退役
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71969.html#p=3
5月16日の退役式典の様子

4隻の様々な写真がアップされており、051型の細部を知るのに役立ちます
簡素な作りの折り畳み式三段式ベッドや、甲板での食事風景は、まだ沿岸海軍だった時代の中国海軍を物語る
ものと言えます



巡海轻骑当打之年!东海舰队卡28直升机风云激荡20年
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71968.html#p=1
Ka-28艦載ヘリを装備する東部戦区の海軍艦載航空兵団が創設20周年を迎えた
----
Ka-28も導入からかなりの年月が経っている(最後の調達が2009年)ので、延命措置や新型機への更新
と言った話もそろそろ出てくるのでしょう

828名無し三等兵:2019/05/18(土) 11:53:29 ID:iVdSfJU60
中国造出世界顶尖水平冲锋枪 配2种弹匣3种枪托
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-16/doc-ihvhiqax9046920.shtml
海南省の警察の特殊部隊の演習でCS/LS7型9mmサブマシンガンが試験運用されているのが確認された。
異なる銃身、ストック、弾倉の組み合わせが確認され、試験運用でそれぞれの仕様具合がチェックされ
ている模様。その結果を受けて、量産型の仕様が決定されるだろうと推測している


首架大型双发长航时无人机CU42成功首飞
http://www.yuchen360.com/mobile/20104-0-0.html
Первый полет нового китайского беспилотного летательного аппарата CETC CU42
https://bmpd.livejournal.com/3631285.html
国内首架大型双发长航时无人机CU42试飞成功
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_38692_71854.html#p=1
中国電子科技集団(CETC)の傘下企業である蕪湖鑽石飛機製造公司が自主開発した双発無人機CU42が初飛行に成功

ベース機はオーストリアのダイヤモンドエアクラフト社が開発した双発ディーゼルエンジン飛行機
のダイヤモンドDA42。

CU42は、最大離陸重量2t、150kgのペイロードを有し、24時間の連続飛行が可能。上昇限度は6000m、最
高速度400km/h。メーカーでは、ユーザーの要望に応じて、SARレーダーやカメラを搭載し、空中撮影や
地図作成、偵察、環境保全活動などに使えるとしている。

蕪湖鑽石飛機製造公司は、CETCと蕪湖市の共同出資会社でダイヤモンドエアクラフト社と全面的な技術協
力関係を有し。同社の先進的な航空技術を導入し、ライセンス生産する権利を有している。ダイヤモンド
社のDART-450をベースとして開発したTA-20中等練習機も初飛行に成功している


中国最新反潜机亮相!成功弥补反潜作战最大短板
https://jmqmil.sina.cn/dgby/doc-ihvhiewr8708774.d.html?vt=4
Y-8Q/KQ-200/高新6号対潜哨戒機に関する記事。軍事雑誌に掲載されたKQ-200の透視図も記載されている

KQ-200は、これまで欠如していた本格的な固定翼対潜哨戒機として配備を開始。最高速度640km/h、最大航続
距離3440kmと中国周辺の大部分の海域をカバーし得る航続距離を有する。

アメリカのP-8Aと比較すると、ターボプロップ輸送機をベースとしている事に起因する速度の差はいかんともし
がたく、巡航速度と作戦海域への進出速度では大差を付けられている。また、航続距離、最大離陸重量差、搭載
センサー、攻撃手段などにおいてもP-8Aは優位に立っていると評価。これを解消するには、中国の本格的な大型
旅客機技術の進歩を待ち、それをベースとしてターボファンエンジン搭載の新型対潜哨戒機を開発する必要があ
るとして記事を終えている

829名無し三等兵:2019/05/19(日) 01:16:54 ID:8TWfVU.g0
歼20采用特殊装置瞬间变身蜜蜂 雷达要没“战绩”了
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-18/doc-ihvhiqax9519801.shtml
J-20のRCSについて
・米露の第5世代機のRCSは、F-22が0.001㎡でF-35が0.05〜0.15㎡の間だが、Su-57のRCSはステルス戦闘機の中で最も高い0.1〜1㎡。
・中国電子科技集団(CETC)の研究者が長年苦難を乗り越えてRCS計測方法を習得し、習得したRCS計測方法と共に成都飛機工業公司と協力することで、
 J-20のRCSを0.1㎡まで下げることに成功した。
・現在、CETCは"特殊な"ステルス機器を計測しており、このステルス機器をレーダーで捕捉した場合ミツバチより小さく見える、とCETCの研究者が明らかにした。
・J-20及び研究開発中の第6世代機にこのステルス技術が採用されれば、RCSは0.001㎡を下回る可能性が高い。

830名無し三等兵:2019/05/19(日) 02:17:16 ID:8IZM10Tg0

055型驱逐舰舰尾4门火箭炮首次曝光 原来用途是这个
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-18/doc-ihvhiews2710072.shtml
055型駆逐艦の後部構造物上部に搭載されている多連装ロケット発射機について
24連装と32連装の二種類で、一つはフレア、一つはチャフの発射機


歼20采用特殊装置瞬间变身蜜蜂 雷达要没“战绩”了
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-18/doc-ihvhiqax9519801.shtml
よく話題になるJ-20戦闘機のステルス性に関する記事

CCTVの報道で、初めて中国のRCS値測定作業の様子がテレビで公開された
番組の中で、中国電子科技集団有限公司(CETC)の研究者は、長い時間をかけてRCS値の測定方法
を確立した事。その技術をJ-20のRCS値測定評価作業に応用したことを明らかにした。CETCと成都
飛機との共同作業は、J-20のRCS値の大幅な低減に成功したとのこと。現在、J-20のRCS値は0.1平
方メートルを下限とし、それは小鳥のRCS値に相当する。さらに「まもなく、我々はある特殊なス
テルス装置の測定を行う。仮設では、RCS値が雀サイズの飛行機の場合、この装置を使えばRCS値が
ミツバチ以下になる」とのこと。記事では、これがJ-20に応用されたならそのRCS値は最低0.001平
方メートルにまで抑えられるだろうとの見通しを示している。とはいえ、この新技術が、どのよう
な技術を用いているのかは、現時点ではわからない


中低空保护神!我陆军红旗-17A轮式野战防空导弹现身
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_71980.html#p=1
ロシアのトール短SAMシステムの中国版HQ-17の発展型HQ-17Aが登場


最大の変更点は、装軌式から装輪式シャーシの変更である。これはロシアのトール-M2でのシャーシ
変更と軌を一にしている

HQ-17Aは、快速合成旅の防空営の装備として登場した。HQ-17Aは、多目標迎撃能力や電子妨害への抗
湛性の改善を図り、装輪式シャーシを採用することで緊急展開部隊に追随し得る機動力を確保している。
主な任務は機械化部隊や自動車化部隊に随伴し防空任務に就くことだが、要地防空や戦略的要地防空任
務も想定されている

機械化部隊に随伴する短SAMとしては、HQ-17のほかにHQ-7Bも存在する。HQ-7Bは装輪式シャーシで路上最
高速度は90km/h(装軌式シャーシのHQ-17は時速60km/h)。HQ-7はSAM+イルミネーター車輛と捜索レー
ダー車輛の二輌構成で、一輌でレーダーからSAMまですべてを自己完結的にそろえたHQ-17のような独立
作戦能力は持たない。しかし、車輛のサイズがコンパクトなため空輸が可能という無視できないメリッ
トがある。

HQ-17/HQ-7Bは、35mm自走対空砲と連携して部隊防空を行う。35mm自走対空砲は、独立作戦能力を有し最高
速度60km/h、有効射程4km、有効高度3km。十数km圏内をカバーする短SAMとの組み合わせにより機械化部隊の
末端防空網を構成する

831名無し三等兵:2019/05/19(日) 02:19:28 ID:8IZM10Tg0
>>830
>歼20采用特殊装置瞬间变身蜜蜂 雷达要没“战绩”了

>>829でご紹介いただいた記事と同じものですね
慌てて投稿して確認しておりませんでした。


老班长就这么教!我武警喷火兵"奇形怪状"操作大杀器
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_71975.html#p=1
武装警察の火炎放射兵の訓練風景
火炎放射の際に姿勢を崩さないための訓練

特に重視されるのが火炎放射時の反動への対応。その反動は65kgにも達するので、それに耐えられる「鋼の脚
と鉄の膝」を鍛錬するための訓練が求められる。伏せ打ち、木を支えにした立ち打ちなど各種姿勢での発射を
可能とするには精確な照準、火炎の放物線の計算、反動に負けない筋力が必要。それを実現するための
特殊な鍛錬の様子が写っている

タンクを含む20kgの重量、65kgの反動、1000度を超える火炎、火炎の操作の困難さ、気象条件によるリスクなど
さまざまな困難を克服する必要があるとのこと

832名無し三等兵:2019/05/19(日) 21:39:07 ID:wSSMvbyA0
我军直20舰载型将弥补海军最大短板 或装备超500架
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-19/doc-ihvhiews2962641.shtml
Z-20艦載ヘリバージョンの必要性について

(海外資料を典拠に)中国海軍航空隊の艦載対潜ヘリコプターは三個艦載ヘリ団を構成しており、三艦隊に
一個団が配備されている。一個艦載ヘリ団は約24機の対潜ヘリが配備されており、三個団の合計は72機前後。

しかし、急速に隻数を増やす中国海軍のヘリ搭載可能な艦艇の需要には全く追いついていないのが実態。50
隻近い駆逐艦、130隻のフリゲート/コルベット、補給艦、潜水艦救難艦など、ヘリ甲板や格納庫を有する艦
艇の数と比べて、対潜ヘリの数は需要の三分の一を満たすに過ぎないアンバランスさ。

中国海軍の対潜ヘリについては、数の不足だけでなく性能面での不満も存在する。現在の主力艦載ヘリはZ-9
C/Dであるが、同機は4t級のヘリで、その作戦行動半径は50kmにすぎず、ペイロードの制約も大きく、曳航ソ
ナーによる遠距離探知は困難(注:Z-9Cは吊り下げ式ソナーを搭載した場合は兵装は積めないので、ソナー搭
載機と兵装搭載機の二機一組でASW作戦を行わねばならない)。ロシアから輸入したKa-28はZ-9よりも大型機
であるので、(吊り下げソナーは搭載されており)作戦行動半径(150km)についても相応の性能を有してい
る。しかしアビオニクスやソナーの性能、兵器搭載数については、現在の対潜作戦を遂行するには不満がある。
(Ka-28は、寒冷地運用を前提に胴体内ウエポンベイに兵装を搭載するので搭載兵装数に限りがある)アデン
湾の国際船団護衛任務に当たって、中国海軍はZ-9C/DとKa-28ではこのような非対称/グレーゾーン任務の遂
行に当たって満足できないことを痛感させられたとのこと

Z-20の艦載機版が実用化すれば、これらの問題の多くは解消される見通し。Z-20は10t級ヘリであり吊り下
げソナーやソノブイを搭載した状態でも十分な兵装搭載能力を有している、作戦行動半径は100kmを超える。
最新式のアビオニクス、統合情報処理能力が付与され、対潜作戦、対水上艦作戦、特殊部隊の空輸、捜索任
務、電子偵察任務など、多様な任務を遂行できる機体になる。これは中国海軍の戦術的柔軟性を大幅に高め
る存在となる

Z-20の配備に合わせて、海軍艦載ヘリ部隊の組織再編も行われる模様。報道によると、艦載ヘリ団はまもな
艦載ヘリ旅に改組拡大される方針。海軍航空隊の一個旅の定数は48機なので、艦載ヘリ旅も48機の艦載ヘリ
を装備するだろう。将来の中国海軍は、各艦隊に二個駆逐艦支隊、若干の護衛艦(フリゲート&コルベット)
支隊、後方支援艦艇、そして二個艦載ヘリ旅を配備するとみられる。三個艦隊で合計6個艦載ヘリ旅が編制
され、約300機のZ-20があれば海軍の水上戦闘艦艇の艦載ヘリの需要を満たすことが可能になろう。このほ
かに空母の搭載機、海軍陸戦隊の揚陸作戦向けのヘリの需要もあるので、中国海軍が必要とする艦載ヘリの
総数は500機を超えるものと推測している

833名無し三等兵:2019/05/19(日) 21:39:43 ID:wSSMvbyA0
中国将再服役两艘094核潜艇 威力只有英法核潜艇1/2
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-06/doc-ihvhiews0070368.shtml
中国海軍の094型戦略原潜について、核抑止力としての同級の戦力について他の戦略原潜保有国と比較

アメリカの情報として、中国海軍は現在四隻の094型を保有しており、さらに二隻が現在艤装中で2025
年までには就役するとみられる。戦略原潜の核パトロールを常態化するには最低でも三隻(核パトロ
ール+訓練など次の任務に向けた準備+整備)が必要で、持続性を考えるとさらに1隻が欲しい所。フ
ランスのル・トリオンファン級とイギリスのヴァンガード級がそれぞれ4隻建造されているのは、この
ローテーションを意識したもの。中国海軍も094シリーズが四隻就役したことで、ようやく核パトロー
ルを持続的に行い得る隻数を確保したことになる。

094型は12発のJL-2 SLBMが主兵装、JL-2は射程8000km前後で、3〜5発の核弾頭を搭載。094型は核パト
ロールの際には太平洋中部に進出するという情報もある。アメリカ海軍はそれに対応して、グァムの
攻撃原潜を4隻に増加し、うち一隻をバシー海峡に展開させて待命状態においているとのこと。

094型の母港がある海南島三亜の原潜基地から太平洋中部に進出するにはかなりの距離を航行する必要が
あり、(注:原潜の聖域となる海域もなく、仮想敵の制空権下を航行せねばならないなど)その条件は
厳しい。そのため、中国海軍としては戦略原潜を6隻に増やして核パトロールのローテーションに余裕
を持たせたいとみている

094型1隻で合計36〜60発の核弾頭の投射が可能。ただし、この数字は米露英仏の戦略原潜と比べると大
きな差がある。米ロは言うに及ばず、英ヴァンガード級は126発、仏ル・トリオンファン級は96発の弾頭
を搭載しており、094型を圧倒している。

中国の次期戦略原潜(096型)では、搭載SLBMを16発に増やし、その性能も大きく向上させるとみられて
いる、射程は1万kmを超え、弾頭数も6発以上になる見込み。次期戦略原潜は2020年頃起工、2025〜30年
頃までに作戦能力を確保して就役することになるだろうとしている


Bangladesh Navy receives final two Chinese-made Type C13B corvettes
https://www.janes.com/article/88149/bangladesh-navy-receives-final-two-chinese-made-type-c13b-corvettes
バングラデシュ海軍が中国から調達したC-13B型コルベットの3、4番艦について
二隻は2018年2月に発注、3月28日就役、4月27日に同国のチッタゴン港に到着。

後期建造艦の二隻は、マスト頂部のレーダーがAESAレーダーに換装されているのが確認。
SR2410C型三次元レーダーではないかという観測もあるが確定ではない

C-13B型は中国海軍の056型をベースに、ソナーと対潜兵装をオミットするなどの設計変更が
加えられている。兵装はH/PJ-26 76.2mm艦砲、H/PJ-17-1型30mmRWS×2、FL-3000N八連装近接SAM
発射機、C-802 SAM連装発射機×2を搭載。

834名無し三等兵:2019/05/19(日) 21:44:30 ID:wSSMvbyA0
Cameroonian Z9 helicopter crashes
janes.com/article/88620/cameroonian-z9-helicopter-crashes
5月13日、カメルーン空軍のZ-9WE武装ヘリが墜落
政府職員と警官を載せて飛行中に悪天候により墜落、警官が亡くなったとのこと


我军加速培养歼20飞行员 半年内就交付3批新教练机
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-17/doc-ihvhiews2494711.shtml
洪都航空工業集団公司、JL-10高等練習機の第三バッヂの生産と引き渡しを開始

この半年で3バッジ目の生産に入っているのが注目される。一バッヂは少なくとも3〜6機の新造機があるので
これだけで10機以上になる。ムービング生産ラインを導入したJL-10の生産ペースは急速に上昇しており、今
年の累計生産数は40〜50機に達するのではないかとの見通しを示している

空軍と海軍航空隊ではJL-10の導入を進めており、海軍航空隊では導入開始から一年未満であるが、訓練から
実弾訓練、超低空突破訓練、空中戦の機動訓練などの難易度の高い科目までこなすことで、パイロット候補生
の訓練時間を短縮し最短訓練時間の記録を更新し、訓練の効率化を成し遂げるなどの目覚ましい成果を上げて
いる

空軍では2016年からJL-10の導入を開始し、まず空軍試験訓練部隊に配備。昨年から新バッヂのJL-10(空軍
では「新高練(新型高等練習機)」の配備が始まった。これは火器管制レーダー、空戦/電子戦シミュレート
訓練システムを備え、通常の訓練に加えて作戦を想定した訓練も可能となった。「新高練」はレーダー搭載に
伴い機首が延長され、(PESAレーダー搭載に合わせて)ピトー管を廃止、塗装変更など外観上の識別点が多い。

JL-10は配備間もないが、すでにJ-20との共同訓練を実施している。JL-10は中国の練習機としては初めてデジ
タルフライバイワイヤシステムを採用した機体であり、高い飛行性能と操縦制御性能を有する。パイロットは
JL-10で訓練を受けることにより、J-20やJ-16、J-10Cなどの先進戦闘機に容易に移行することが可能となる。
JL-10は全面的なグラスコクピット化がなされており、この点でも第4・5世代戦闘機への移行に適している。

J-20のパイロットは、JL-10で練度維持のための飛行訓練を続けることで、貴重なJ-20の飛行時間を節約する
ことが出来る。さらに昨年末には、J-20の訓練に最適化されたJL-10の改良型の存在が明らかにされた。この
JL-10は、操縦桿をJ-20とおなじサイドスティック式に変更、グラスコクピットもJ-20に近いものにされるな
どの変更が加えられている。J-20の量産が進めば、この新型JL-10も多数が生産される可能性も高く、JL-10
の生産ペースがさらに加速することもあり得るだろう

835名無し三等兵:2019/05/20(月) 22:22:04 ID:iVdSfJU60
中国海军四艘现代级陆续迎来改造 战斗力或不如054A
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-20/doc-ihvhiqax9927899.shtml
ソブレメンヌイ級駆逐艦の近代化改装について

初期導入艦の965E型は、一番艦「杭州」が改装を終え現在洋上公試段階に入っており、続いて
二番艦「福州」が改装工事中。


99坦克后中国为何不研发新重坦?原来99A已是全新货
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-18/doc-ihvhiews2757210.shtml
99式戦車シリーズの開発の流れを紹介

99式シリーズは、①99式戦車、②99式(第一期大改装)、③99式(第二期大改装)、④99A式戦車 の四種類が存在。

99式は、開発計画名「9910」工程のもと、1999年10月に開催される建国50周年軍事パレードに間に合うことを前提に
開発がすすめられた。「9910」も1999年10月を意識したネーミング。そのため、各項目の完成度がまだ十分でない段
階で生産を開始せざるを得ず、技術水準やその成熟度に満足できないところがあった。砲塔と火砲は典型的な第三世
代戦車の範疇に属していたが、照準システム、パワーパック、動力伝達系統などは第三世代の標準には達していなか
った。その点で、99式の立ち位置は、第2.5世代戦車である96式戦車と似通ったところがあった。96式が96A式で大幅
なアップグレードを施すように、99式もアップグレードが不可欠であった。99式は小規模生産が行われ、1999年の軍
事パレードでその存在を公開したが、エンジン出力や防御力の不足は否めなかった

「9910」工程の不足を補うため第一期大改装が施されることになる。この改装では砲塔前面に楔形の付加装甲、車体
前面に爆発反応装甲を防御力の改善がなされた。第二期大改装では、21世紀に入ってからの中国戦車工業の成果を反
映した全面的な能力向上を実施。1200馬力エンジンと新型トランスミッション、新型FCS、新型付加装甲が導入され
これによりようやく99式戦車は完全に第三世代戦車の水準を満足させ、一部の指標ではそれを上回るレベルを獲得す
るに至った

99A式は、世界を代表する主力戦車(レオパルト2A6やM1A2SEP戦車など)に対抗するために開発がすすめられた。99A
式は、99式を換骨奪胎した、完全な新型戦車と言うべき存在となった。99A式の開発を可能としたのは、中国戦車工業
の発展であり、ひいては中国の機械加工、化学工業、光学技術、車輛技術など一連の分野における技術革新がそれを
可能とした。

836名無し三等兵:2019/05/20(月) 22:22:51 ID:iVdSfJU60
中国电科专家在央视透露,空警-2000还有外界不知的重大技术突破
http://www.sohu.com/a/307796850_494439
https://k.sina.cn/article_1436261731_559b9d6302000im5k.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
KJ-2000 AEW&C機の開発に関する記事

KJ-2000は円盤型レドームの中に3つのAESAレーダーを配置することで、レドームを回転させることなく全周警戒が可能
これはKJ-2000の大きな特徴

KJ-2000の開発着手は2000年7月にさかのぼる。某国とのAEW&C機共同開発事業が頓挫(アメリカの圧力で中止に追い込まれた
イスラエルとのファルコンAEW&CシステムをIL-76に搭載する計画のこと)したことを受けて、国内開発のための作業が開始
された。その実用化までには7年の歳月を費やすことになった

KJ-2000の開発では、将来のアップグレードを前提に、西側方式の専用電子回路から先進的なネットワークシステムへの
変更が行われた。これにより回路のオープン化が実現し、将来の改良に適した構造が実現した。西側から技術支援を受ける
事が出来ないため、この開発は中国自身の手により行わざるを得なかった。AEW&C機の回路の情報容量は1ギガビット/秒の
ギガビット・イーサネットが求められたが、当時の中国にはこのようなネットワーク回路はテストすらされていなかった。
中国電科集団の孫宏研究員のプランに基づき、開発がすすめられ通信テスト設備の開発方式をもとにして、国産のギガビ
ット・イーサネットを実用化することに成功

KJ-2000と同じ三面AESAレドーム方式を採用したのがKJ-500。このレーダーは南京電子技術研究所が開発したAESAレーダー
で、レドーム頂部には衛星通信アンテナが装備されており、パッシブ式電子偵察アンテナも二基用意されている。KJ-500
は2013年末に試作機二機の製造を開始。試製一号機は2014年末に空軍に引き渡されて就役。2015年4月までに二機が引き渡
し。KJ-500の配備数の急ピッチでの増加は、Y-9という成熟したプラットフォームの存在が大きい。

837名無し三等兵:2019/05/21(火) 14:11:44 ID:8IZM10Tg0
055大驱机库旁一神秘装置 或改变舰载直升机起降方式
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-21/doc-ihvhiqay0186523.shtml
055型駆逐艦のヘリ格納庫ドアの右舷側にあるレーダーアンテナらしき装備についての記事

著者は、これは近距離に接近した艦載機の精密誘導を行うためのレーダーではないかと推測。
従来の中国海軍の艦載ヘリは、伝統的な誘導灯と誘導員の音声による着艦を行っていたので、レーダーを使う事で
全天候下における全自動着艦が可能になるとみている

https://n.sinaimg.cn/mil/crawl/75/w550h325/20190521/ae6c-hxhyium7239801.jpg
054A型フリゲートの着艦支援装置。格納庫ドアの上に横幅指示器、ドア右舷側に発着信号灯が配置されているのが分かる

055型の着艦支援レーダーは、米空母に搭載されているAN/SPN-46(V)を参考にしたことが考えられるが、精密な着艦を
可能とするシステムを搭載したということは、艦載ヘリの着艦時の安全性向上やっパイロットの負担軽減、そして将来
的には艦載UAVの運用を想定していることも考え得るとみている


国产新型大狙配备夜视镜 可在夜晚杀伤千米外敌人
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-20/doc-ihvhiqay0040188.shtml
CCTVで報じられた第83集団軍の狙撃兵訓練の中でCS/LR4 7.62mm狙撃銃が登場

CS/LR4は輸出用名称で中国軍の制式名称が与えられないまま、88式5.8mm狙撃銃に代わって配備を行っている。
放送では教官が同銃を「国産高精狙(高精度狙撃銃)」と呼んでいた。制式化されないままで配備を行っている
理由については、いろいろな推測があるが、記事ではCS/LR4は繋ぎの存在で、8.6mm口径の次世代狙撃銃の実用
化までの暫定的な装備なのではないかと推測している

中国軍の狙撃銃については、中国製小火器に共通する「重槍軽弾(開発において銃を第一にして、弾薬を軽視
する)」問題が最も鮮明に表れている分野とのこと。ソ連のSVDをコピーした85式狙撃銃は、狙撃銃用の高精度
小銃弾はコピーせず通常弾を流用したので、その命中精度は原形のSVDには及ばなかった。88式5.8mm狙撃銃も
歩兵用の自動小銃と同じ弾薬を採用したので、やはり命中精度が問題になった。21世紀にはいり、関係機関は
この問題を痛感し、ようやく「先弾後槍(弾薬を先に開発し、銃はその後)」コンセプトを提出し、国産狙撃
銃と高精度狙撃用銃弾を同時に開発するようになった

教官が持っているCS/LR4にはピカティニーレールが装着されている。従来の国産小火器の蟻継ぎ式レールは簡素
な構造で加工は簡単だったが、信頼性や発展性ではピカティニーレールが明らかに優位。ピカティニーレールの
普及は、中国の小火器が細分化、モジュール化する傾向の現れ。

放送では、CS/LR4の夜間用モデルが初めて公開された。通常のスコープの前方に微光増幅式暗視装置を装着し
夜間運用に備えている。この装備は、陸軍の狙撃兵の訓練で夜間作戦が考慮されるようになったことを示して
いる。これは陸軍がこれまでと異なり積極的に夜間戦闘を選択するように変化している流れの一環。

838名無し三等兵:2019/05/21(火) 14:12:27 ID:8IZM10Tg0

我军这批服役超30年的老舰退役 仍能飚出35节高航速
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-17/doc-ihvhiews2524832.shtml
退役した4隻の051型駆逐艦に関する記事
各艦の型式の変遷についてより詳しく記述されています。


・「開封」:就役時は051D型。1980年代末にクロタール短SAMやフランス製作戦システムを搭載し型式名は051DT型に変更。
      2000年以降、第二次近代化改装を受け、最終的な型式名は051DM型に
・「大連」:指揮能力を強化し、051Z型として就役。21世紀に近代化改修を受け051DM型に準ずる状態になる。

https://n.sinaimg.cn/mil/crawl/33/w500h333/20190517/a93d-hwzkfpu8462530.jpg
4隻の揃い踏みの写真。21世紀に近代化改修を受けた手前の二隻は、艦橋形状がかなり異なっており、アンテナの数や位
置も相違がみられる。


ソ連の56型駆逐艦(コトリン型)の設計をベースに開発された051型は、1960年代に設計に着手したが実際の建造は70年代
以降になった。すでに、各国では駆逐艦のさらなる大型化、機関のディーゼル/ガスタービン化、防空・艦対艦能力の強化
、艦載ヘリの搭載など大きな変化が生じていた。

051型は、その対艦攻撃能力は突出したものではなく、防空能力に至っては艦砲や機関砲(人力操作式の)に頼らざるを得ず
、高速性能を追求したため細身の船体を採用したが、そのために艦内スペースの多くは動力部が占めるようになり、航洋性能
を大きく改善するのは困難。スペースの余裕が少ないことは近代化による能力向上にも悪影響となった。

とはいえ、三艦隊の主力駆逐艦として長年にわたり就役してきた051型は、海軍の基幹戦力として多くの人材を育成してきた
成果は忘れる事が出来ない。晩年になってもその高速性能は色あせず、最近の演習でも35ノットの最高速力を発揮して気を吐
いている。(なお38ノット近い速力を発揮した事もあるとのこと)

海軍では051型に艦対空ミサイルを搭載する近代化改修を構想していたが、実現したのはクロタール/HQ-7という短SAMのみ
で、イギリスから導入を目指した「シーダート」エリア・ディフェンスSAMを搭載した051S型は計画のみで終わった。その後
051型の後部砲塔と後部構造物を撤去して、ロシアから輸入した「シチューリ」SAMを搭載するというプランも構想されたが
こちらも実現には至らなかった。

現役最後の051型である、「湛江」(051G1型)と「珠海」(051G2型)は、21世紀に入って近代化改装を受けているが型式名
が051GM型に変わったかどうかは不明。この二隻も間もなく退役するとみられているが、051シリーズはこれで終わりではない。

051B型駆逐艦と051C型駆逐艦の蒸気タービン機関は、051型のものをベースにしており、その意味で051B/C型は051型の系譜を
引く艦であると言える

839名無し三等兵:2019/05/21(火) 14:13:19 ID:8IZM10Tg0

我军这批服役超30年的老舰退役 仍能飚出35节高航速
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-17/doc-ihvhiews2524832.shtml
退役した4隻の051型駆逐艦に関する記事
各艦の型式の変遷についてより詳しく記述されています。


・「開封」:就役時は051D型。1980年代末にクロタール短SAMやフランス製作戦システムを搭載し型式名は051DT型に変更。
      2000年以降、第二次近代化改装を受け、最終的な型式名は051DM型に
・「大連」:指揮能力を強化し、051Z型として就役。21世紀に近代化改修を受け051DM型に準ずる状態になる。

https://n.sinaimg.cn/mil/crawl/33/w500h333/20190517/a93d-hwzkfpu8462530.jpg
4隻の揃い踏みの写真。21世紀に近代化改修を受けた手前の二隻は、艦橋形状がかなり異なっており、アンテナの数や位
置も相違がみられる。


ソ連の56型駆逐艦(コトリン型)の設計をベースに開発された051型は、1960年代に設計に着手したが実際の建造は70年代
以降になった。すでに、各国では駆逐艦のさらなる大型化、機関のディーゼル/ガスタービン化、防空・艦対艦能力の強化
、艦載ヘリの搭載など大きな変化が生じていた。

051型は、その対艦攻撃能力は突出したものではなく、防空能力に至っては艦砲や機関砲(人力操作式の)に頼らざるを得ず
、高速性能を追求したため細身の船体を採用したが、そのために艦内スペースの多くは動力部が占めるようになり、航洋性能
を大きく改善するのは困難。スペースの余裕が少ないことは近代化による能力向上にも悪影響となった。

とはいえ、三艦隊の主力駆逐艦として長年にわたり就役してきた051型は、海軍の基幹戦力として多くの人材を育成してきた
成果は忘れる事が出来ない。晩年になってもその高速性能は色あせず、最近の演習でも35ノットの最高速力を発揮して気を吐
いている。(なお38ノット近い速力を発揮した事もあるとのこと)

海軍では051型に艦対空ミサイルを搭載する近代化改修を構想していたが、実現したのはクロタール/HQ-7という短SAMのみ
で、イギリスから導入を目指した「シーダート」エリア・ディフェンスSAMを搭載した051S型は計画のみで終わった。その後
051型の後部砲塔と後部構造物を撤去して、ロシアから輸入した「シチューリ」SAMを搭載するというプランも構想されたが
こちらも実現には至らなかった。

現役最後の051型である、「湛江」(051G1型)と「珠海」(051G2型)は、21世紀に入って近代化改装を受けているが型式名
が051GM型に変わったかどうかは不明。この二隻も間もなく退役するとみられているが、051シリーズはこれで終わりではない。

051B型駆逐艦と051C型駆逐艦の蒸気タービン機関は、051型のものをベースにしており、その意味で051B/C型は051型の系譜を
引く艦であると言える

840名無し三等兵:2019/05/21(火) 14:14:34 ID:8IZM10Tg0
二重投稿になってしまい、申し訳ございません。

関連して今月号の『現代艦船』誌に051C型駆逐艦の近代化改装を考察した「115艦是否応進行徹底改造?」(著者:安徳魯斯)
という記事が掲載されていました。

ロシアの技術支援のもとで設計された051C型(ロシアの北方設計局内での設計名称はTEMA-988)は、近代化改装に当たって以下の
様な問題を抱えている

①他のDDGとは異なるロシア系のSAMシステムとレーダーを搭載

②051型由来の蒸気タービン機関。これは052C/D型と比べ、艦内スペースを多めに食い装備搭載スペースで不利。艦内を高圧蒸気
のパイプやタービン用の電気回路が張り巡らされているので、艦内構造に手を付けることが困難。

③「リフM」SAMシステム搭載のため、ヘリコプター格納庫を設ける事が出来ず艦固有の艦載ヘリを搭載できない。現代海軍では艦
載ヘリの有用性は言うまでもなく、この問題があるため051C型はアデン湾での国際船団護衛作戦に派遣されていない

なお、排水量3000t級の051型の機関の発展型を6000t〜7000t台の051B/C型に搭載した件については、この機関は35〜38ノットとい
う高速発揮のため高い出力を備えていたので、051型ほど高速性能を重視しない051B/C型では十分な出力だったとのことです。

051C型は「高い弾道ミサイル迎撃能力」を有しており、北海艦隊に配備されたのは首都圏の防空のためでもある。と言われること
もありますが、記事の著者は051C型の「リフM」SAMシステムと48N6E艦対空ミサイルの組み合わせは、最大射程150km、最大射高25
km、毎秒1800m(約マッハ6)までの標的迎撃能力を有することから、その性能は米PAC-2やHQ-9と大差ないと判断しております。

著者の結論としては、大規模な改装は費用対効果に合わないとして、費用を抑えつつ051C型の実用性を改善するためのプランと
して、後部構造物の「リフM」のVLSを二基撤去して、そのスペースをヘリコプター格納庫に転用することを提案しています。こ
うすれば、051C型は051B型と同じく艦載ヘリ二機の搭載が可能となり、戦術的柔軟性が大いに増す事が出来るとしています

「リフM」SAMについては現在でも高い能力を備えたエリア・ディフェンス防空システムなので換装の必要性は無く、VLS撤去により
搭載弾数が32発に減少するが、それでも054A型フリゲートと同じVLS数であり防空能力の高さは変わらないとしています(無理に他
のDDGと同じシステムに換装するのは改装費用の高騰を招きかねない)
----
このプランは現実的なものだと思いますが、最後尾のVLS二基の撤去だけで格納庫のスペースが稼げるかという疑問はあります。ヘ
リ甲板は減少しますが後部構造物を後ろに増設する必要もあるかもしれないのでは、とも思いました

841名無し三等兵:2019/05/23(木) 19:58:39 ID:KGeTZO6Q0
時代の徒花の051C型をそこまでして使い続ける意味あるのかという気もちょっとしますね
テキトーにいじってどっか余所の国に売るとか

842名無し三等兵:2019/05/23(木) 21:24:58 ID:MdzIpipY0
自分も同じような感想を抱きましたが、退役、売却するなら052A型や深センのほうが先に選ばれるでしょうからね
あとこのクラスの駆逐艦だと運用コストがかかり、買い手がつきづらいという問題も

843名無し三等兵:2019/05/23(木) 21:26:36 ID:3TwO4zYI0
60 corvettes Type 056 et 20 destroyers Type 052D en 7 ans
http://www.eastpendulum.com/60-corvettes-type-056-et-20-destroyers-type-052d-en-7-ans
East Pendulumの056型コルベットと052D型駆逐艦に関する記事です

・最近になって、60隻目の056/056A型コルベットと、20隻目の052D型駆逐艦の進水が確認された
・平均すると、前者は6週間に一隻、後者は18週間に一隻のペースで進水していることになる
・60隻目はASW能力強化型の056A型。
・056/056A型は、小型艦であるが、他の指揮システムと統合可能なZKJ-5作戦指揮システムを初めて搭載した艦艇。
 これは各艦艇を情報と作戦面で統合して「システムのシステム」化を可能とするもの。
・056A型の建造コストは7億元以上で、056型よりもわずかに高い

・2017年8月、中国海軍副司令は「052D型駆逐艦の戦闘能力は052C型の1.6倍」と発言
・18隻が江南造船廠で、6隻が大連で建造。
・14隻目から大きな設計変更が施された模様。船尾の4m延長、後部構造物の設計変更など。
・中国海軍は、6個駆逐艦支隊を保有しているが、現状の駆逐艦4+フリゲート4から、駆逐艦6+フリゲート6に
 改組中。この編制に適合する駆逐艦はまだ17隻(051B×1、051C×2、052B×2、956E/EM×4、052C×6)のみだが
 中国の造船産業は、2022年までに少なくとも49隻の駆逐艦を建造するだろう

JH-7A : Nouveau crash d’un chasseur-bombardier chinois
http://www.eastpendulum.com/jh-7a-nouveau-crash-dun-chasseur-bombardier-chinois
JH-7Aの墜落事故について

墜落の瞬間が撮影されネットにアップされている
乗員二名は脱出に成功し、地上の人々の巻き添えもなかった模様。

East Pendulumでは、映像から分析を行い墜落場所は山東省威海市の高村镇であると割り出している

844名無し三等兵:2019/05/23(木) 21:28:05 ID:3TwO4zYI0
车如其名,国产“虎威”装甲运兵车霸气亮相警用装备展
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651721239&idx=1&sn=f2a458500f0b024ff9ad86023f54dacb&chksm=8b8ebab2bcf933a4178850f0d0a1db0c1f04bf5aa895f77e4e0f5a4352828750f79b997a5ca8&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
明日まで北京の北京展覧館で開催されている第八回北京国際警用&対テロ装備博覧会(第八届北京国
际警用与反恐装备博览会)で展示された「虎威」装甲兵員輸送車について

開発は中国重汽集団青島重工有限公司。設計では各国で一世を風靡したMRAP(対地雷防護車)と共通した設計が施されている。
戦闘重量は15t、シャーシは中国重汽集団の4×4野戦トラックを利用。エンジンはシュタイヤー社製の290馬力エンジン。変速
機は米カミンズ製の6段自動変速機か9段マニュアルのどちらかを選択可能。

「虎威」は、軍用、治安部隊用、対テロ任務のいずれにも使用可能。歩兵一個分隊を搭乗可能で、乗員は2+10名。車体上部
の銃架には5.8/7.62/12.7/14.5mmの各口径の機関銃、35mm擲弾発射機など各種兵器を搭載可能で、ユーザーの要望があれば30
mm機関砲や対戦車ミサイルもマウントできる。車体底部はH85手榴弾二発の爆発に耐え、4m離れた場所でのTNT火薬10kgの爆発
に抗湛する。車体装甲は正面が対12.7mm徹甲弾、その他は7.62mm弾に抗湛する。

赤外線暗視装置や微光増幅暗視装置を装備しており、座席は地雷に対抗するため吊り下げ式。車内は広々としており、空調を
備えて、視界も良好。防弾ガラスにはガンポートを備えている。

APC型以外に、コマンドポスト型、通信車、装甲回収車、VIP輸送車、自走ミサイル車輛、地雷排除車輛などファミリー化も想定
されている

845名無し三等兵:2019/05/26(日) 00:00:45 ID:8IZM10Tg0
大风起兮云飞扬:我“猛士”军车如何助推轻型合成部队建设
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_62085_72080.html#p=1
CCTVで5/25に放送された「軍事報道」で紹介された、チベット軍区の某山地合成旅の訓練風景。青蔵高原の海抜4500m
の高地での訓練を行う、「猛士」ファミリー。

米ハンビーの中国版である「猛士」の開発は多くの困難が伴った。ハンビーのリバースエンジニアリング作業は2002年に開始
され、2007年には小規模生産が開始され部隊の試験運用を開始。タイヤの空気圧中央制御システムは高圧の空気を運ぶパイプ
の素材やタイヤ内でのオイルシールの方法など製造加工の要求は高度であった。「猛士」の電気系統は電磁パルス (EMP) 攻
撃を想定し、原形のハンビーにはない外部からの電磁波を防護する機能を付与している。非対称戦争でのハンビーの損害の戦
訓から、「猛士」は設計当初から車体一体型の軽量防弾装甲を装備して防御力を強化していた。

第二世代「猛士」ではさらなる防御力強化を追求し、モノコック式装甲車体を採用。それに合わせて足回りやエンジン、操縦
系統も全面的にリファインされた。搭載力は第一世代より17%アップし、人員や物資を満載した状態での出力は25%アップして
いる。胴体底部は地雷対策としてV字型に成形されている。

この5月にCCTVで放送された「记者在战位:探访陆军特种车辆装备试验场」において、第三世代「猛士」が紹介された。第三世
代「猛士」は、事実上は新型だが名称は今まで通り「猛士軽型高機動車」のまま。多くの箇所が設計変更されているが、その中
でも大きいのは、懸架装置をハンビー由来の独特の方式から、普通の自動車と同じ懸架&駆動方式に変更したところ。これは信
頼性の改善と生産コスト低減策とのこと。第三世代「猛士」はさらなる防御力の向上が図られている。IFVと比べるとさすがに
差があるが、低強度戦争や対テロ作戦や小規模の武力衝突などでは十分なレベルを確保している。中国軍は、このような戦場に
高い機動力を生かして展開できる「猛士」ファミリーを非常に重視しており、「猛士」の実用化は中国軍が軽型合成旅を創設し
た第一の要因となったとのこと。

軽型合成旅は、従来の機械化歩兵旅とは異なり、アメリカの21世紀型歩兵旅団に範をとったもの。今回、チベット軍区の軽型
合成旅を見ると、伝統的な機械化歩兵旅と比べ、高い機動性と展開性(原文は「部署性」。部署には、手はずを整える、手配
する等の意味もあるので、そこから類推しました)を備え、全国各地に迅速な展開を可能としている。それはチベット高原や
東南アジア諸国に隣接した山地も例外ではない。軽型合成旅は、各種の「猛士」ファミリーを配備しており、その中には火力
支援に当たる001型82mm自走速射迫撃砲や、今回初確認された「猛士」自走多連装ロケット砲も含まれている。

846名無し三等兵:2019/05/26(日) 00:01:51 ID:8IZM10Tg0
「猛士」自走多連装ロケット砲は、軽型合成旅や快速反応部隊にとって価値の大きな装備である。緊急展開では空中輸送が不可
欠になるが、空輸では野砲など支援火器に制限をきたす場合が少なくない。「猛士」自走多連装ロケット砲は、軽量で空輸に向
いており、強力な打撃能力を備えた車両として快速反応部隊の貴重な支援火力となろう

従来型の機械化歩兵旅、特に軽型自動車化部隊では、歩兵輸送は中型トラックが主力で、支援火器は牽引砲に依存していた。稀
に増援として旧式中戦車が派遣されることもあるが、同一部隊に(装輪車輛と装軌車輛という)異なる形式の車輛が併存するこ
とは、行軍や戦場機動性における連合作戦を困難にし、補給部隊の負担を増すデメリットもあった。その点、新しい軽型合成旅
は全車両を「猛士」系統にすることで、機動性や補給面での問題を解決している。「猛士」ファミリーは、それぞれ6tから10t
までの重量があり、戦場の環境や任務に応じて異なる組み合わせで投入される。

昨年の珠海航空ショーでは、「猛士」ファミリーとして、コマンドポスト車輛、情報支援車両、UAV搭載車輛、軽自走榴弾砲、軽
自走ロケット砲、後方支援車など、多くの派生型が展示された。その中でも自走砲型は、改造範囲が広い。発射時のプラットフ
ォームとしての安定性を高めつつ、走行時の機動性を維持するため、油気圧懸架装置が採用され、発射時には車高を低くするこ
とが可能となっている。


「记者在战位:探访陆军特种车辆装备试验场」では、第三世代「猛士」は試験段階にあるとされていたが、以前の経験から類推
するとすでに部隊での試験運用が実施されているとみられる。将来的に第三世代「猛士」は、第二世代「猛士」を更新して、軽
型合成旅の主力装備となるであろう。軽型合成旅の支援火力の中心はPCL-09型122mm車載式榴弾砲であるが、これも第三世代「猛
士」のシャーシに122mm榴弾砲を搭載した車両に更新されるだろうとしている



我军又添一款新型武器:猛士车为底盘车载多管火箭炮
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-24/doc-ihvhiqay0978461.shtml
その「猛士」自走多連装ロケット砲に関する記事

ロケット砲の口径としては122mmもしくは107mmが考えられる。著者は口径は107mmで、命中精度と射程を高めた
新型ロケット弾を採用しているものと推測している

以前、「猛士」に122mm20連装ロケット砲を搭載した車両の模型が展示されたことがあった(のはこのスレでも
紹介しています)これは再装填に便利なモジュール式ランチャーだが、今回確認されたのは、この模型とは異な
る24連装ランチャーであった。

中国軍は伝統的にロケット砲を重視してきた軍隊で、様々な口径のものを開発している。107mm口径のロケット砲
は長い歴史を有し、改良によりその射程は5〜8kmから20kmにまで延伸されており、終末誘導システムも採用され
ている

847名無し三等兵:2019/05/26(日) 02:56:26 ID:8IZM10Tg0
中国售马来西亚首艘军舰将下水
https://photo.sina.cn/album_8_38692_71424.htm?fromsinago=1&sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&vt=4&hd=1
中国出口到马来西亚首艘濒海任务舰下水 单价超3亿元
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-16/doc-ihvhiewr6199825.shtml
中国售马来西亚首艘军舰将下水
https://photo.sina.cn/album_8_38692_71424.htm?fromsinago=1&sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&vt=4&hd=1
First Littoral Mission Ship ‘Keris’ For Royal Malaysian Navy Launched In China
https://www.navalnews.com/naval-news/2019/04/first-littoral-mission-ship-keris-for-royal-malaysian-navy-launched-in-china/
旧聞に属する記事ですが、紹介し忘れていたので

4月15日、中国がマレーシアから発注を受けている沿岸哨戒艇LMSの一番艇が進水式を挙行、「Keris」と命名された
LMSは合計18隻を調達予定

これは第一陣4隻の一番艦で、4隻の調達価格は2億5000万ドル
当初の計画では、3、4番艦は技術移転を行いマレーシアで国産化する計画であったが、コスト削減のため4隻全て
中国で建造されることに変更された経緯がある

マレーシアでは領海警備用のOPVの調達計画が何度も持ち上がっており、以前は20隻のMKEO A-100型フリゲートを調達
することが決定され、ケダー級6隻が調達された。同艦はMEKO型フリゲートに属する艦で満載排水量1650 t、主兵装は
76mm砲一門(他にSSM、SAMの追加スペースあり)、三次元レーダー、統合作戦システム、艦載ヘリ格納庫と充実した装
備を備えていたが、これはコスト高を齎し、近海警備向けには高すぎると判断されたこともあり、新たにLMSの調達に
切り替えられた。

LMSは排水量680t、主兵装は30mmRWS×1と12.7mm機関銃×2。電子装備は対空/対水上用レーダー、光学電子センサー、航
海レーダ―、データリンクなど。設計ではモジュール概念が導入され、任務に応じて多様な装備が可能。船体後部は後日
装備の空間となっており、6m級のコンテナを搭載できる。UAVの搭載も可能。船尾には小型艇を迅速に展開するための船
尾ドアとスリップウェイが設置。建造コストは第一バッヂ4隻合計で6000万ドル前後と、ケダー級の単価2億ドルを大きく
下回っている。

848名無し三等兵:2019/05/26(日) 02:58:42 ID:8IZM10Tg0
中国海军现代舰改装时间长达4年 哪些因素影响了进度
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-24/doc-ihvhiqay1049141.shtml
ソブレメンヌイ級(956E型)の近代化改装が長引いた理由について

ロシアから購入したソブレメンヌイ級は21世紀になって建造された中国海軍の054A型フリゲートや052シリーズに大き
な影響を与えた。しかし、中国海軍は052型以降、欧米海軍の方向性を追求する路線に入っており、ソブレメンヌイ級
は中国海軍の作戦システムに完全に統合することは難しくなった。海軍は、ソブレメンヌイ級のデータ輪ン区やIFF、通
信機密システムなどを換装したが、問題の完全な解決には至らなかった。

改ソブレメンヌイ級(956EM型)が就役した2005年以降、中国海軍では956型の近代化の検討を開始し、その可能性と初
期設計を進めた。しかし、当時の中国海軍にとってソブレメンヌイ級(956E/956EM)4隻はまさに中核的存在であり、
近代化改装で3年間も現役を離れることは許容できるものではなかった。改装が実現しない間にも、海軍は「956工程弁
公室」を設立し、ソブレメンヌイ級の機関と艦載設備の全貌掌握に勤めて、短期間の間に一定の自力での整備保守能力
を獲得した。これにより、ロシア側のスペアパーツと弾薬における「過大な要求」を拒む事が出来るようになった。さ
らに海軍は整備維持プロセスにおける中核的技術幹部の養成を行い、後の空母の就役時に、駆逐艦三支隊から大量の技
術敵中核幹部を引き抜いている(そのための基盤作りに貢献した)。

052シリーズと054A型の大量就役により、海軍はようやくソブレメンヌイ級の近代化に着手することが可能となった。
2015年、まずソブレメンヌイ級の「杭州」が近代化改修に着手したが、それは5年物長期に及び、今年5月にようやく
工事が終わり洋上公試を開始した。

改装ポイント①
海軍内部では、120mm艦砲AK-130をそのままにするか換装するか議論が生じた。最終的に、AK-130の性能は今でも優
れており、国内でもすでにAK-130由来の130mm艦砲の生産体制が整っているので整備維持の面でも問題がないと判断
され、AK-130は搭載継続との決定がなされた。

ポイント②
「シチューリ」SAM発射機は撤去され、代わりにH/AJK-16型VLSを搭載。これはHQ-16とYU-8の搭載が可能なVLSだが
SSMは搭載できないので、艦橋側面にYJ-12 SSM発射機を装備することになった。YJ-12はYJ-18と同時期に開発された
ミサイルで、技術的には同レベルにある。

ポイント③
海軍では、艦艇の改装において固定化されたモデルは無く、情況を判断してその都度合理的な方法を見出す。ソブ
レメンヌイ級の近代化改装では054A型の装備が多々使用されているが、それは054A型のモデルをそのまま導入した
のではない。

ポイント④
ロシアで建造されたソブレメンヌイ級の厨房はロシア料理に対応したものであり、中国料理を作るのには適してい
なかった。近代化改装では厨房設備と消火設備も全面的改造が施され、中国人の食事週間と調理に見合ったものに
変更された。

結論になるが、ソブレメンヌイ級は近代化改装に多額の費用と時間を費やしたが、艦載電子装備の進歩の速度は
極めて速く、新装備にはそれぞれ固有の限界がある。そのため、改装費用の高騰と改装期間の長期化は、海軍の
望むところではない。(とはいえ)ソブレメンヌイ級は就役から20年を経ているが、退役させるには惜しく、ま
だ海軍でしばらく活躍する余地はあるだろう。

849名無し三等兵:2019/05/28(火) 00:23:05 ID:wUyFxlNc0
中国大型运输机为何数量不够 归根结底都是这一原因
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-27/doc-ihvhiqay1761760.shtml
An-12とその中国版であるY-8に始まる中国大型輸送機史

最初はCCTVで報じられたY-9のランプドア開放時の写真。ドアの左右に棒を持った兵士が一名ずつ待機しているが、これは
貨物の空中投下時に荷物のバランスが崩れないようにするための要員。これはY-8から引き継がれた問題とのこと。

中部戦区、西部戦区の空軍航空兵二個師と北部戦区と南部戦区の空軍航空兵特殊機師には、それぞれ中型輸送機一個団が
存在し、Y-8/9、IL-76、Y-20が配備されているが、数的な主力はY-8/9。

Y-8のベースとなったソ連製An-12は2002年まで運用されていた。この時期、台湾の陳水扁政権との間で緊張が高まって
おり中国軍は軍備増強を進めていたが、輸送機戦力はまだ十分とは言えなかった。An-12の退役により、Y-8シリーズは
(航空測量機のY-8HやUAV母機のY-8Eまで含めても)陸海空三軍でわずか40機しか存在しなかった。

2009年10月、空軍はKJ-200の母機として開発されたY-8第Ⅲ類プラットフォームをベースとして新型輸送機Y-9を開発
することを決定。さらにY-9実用化までのつなぎとしてY-8Cの追加発注も実施された。2010年以降、Y-8シリーズの生産数
は50機を超えている。とはいえ、空中輸送能力の深刻な不足はすぐには解消できるものではなかったので、有事には民間
航空会社の貨物輸送機を動員することも想定されていた。これらの旅客機ベースの貨物機はペイロードは優れていたが
軍用輸送機のようなランプドアは持たず、貨物の積み下ろしには専用の機材を必要とするなどの問題はあったが、不足す
る輸送力の補完という点での意義は大きかった。中国南方航空のボーイング747貨物機は、中古IL-76の追加調達が進展す
るまでの間輸送任務に従事し、2013年9月に現役を退きモスボールされ2015年6月から元の民間貨物機としての業務に復帰
した。

Y-9輸送機は空軍のみならず陸軍航空隊にも配備され、空中医療機型などの派生型も登場している。

Y-9の性能向上の最大の要因は、新型のWJ-6Cターボプロップエンジンを搭載したことによるもので、これにより搭載燃料
の増加と航続距離延伸を実現している。ただし、基本的な翼配置などは大きな変化はないので、その性能向上には限度が
ある。

Y-20の量産開始前後の時期、軍制改革の一環として、ロシア空軍などの例を参考に、輸送機について管轄する軍事輸送機
部隊司令部を創設するという話もあった。輸送機部隊を管轄する独立した司令部が出来れば、平時や有事の部隊管理の面
で便利であり、上級の指揮統制機関の負担を軽減する事が出来、輸送機部隊の高級幹部が出世できる新たな余地ができる
など様々なメリットがあった。しかし、軍制改革の総合戦略における各機関の縮小再編の流れもあって、(輸送機部隊の
指揮統制を行う新司令部創設というプランは)現在の所、実現には至っていない。

中国空軍は長きにわたり国土防空を主任務とし、戦闘機部隊が中核戦力であり続け、空軍の指揮官の多くは戦闘機部隊
出身出会った。また近年では戦闘爆撃機や爆撃機部隊からも高級幹部が登用されるようになってきた。それに引き換え
輸送機部隊はそれなりの歴史を有し、国内開発では重要な役割を果たしたにもかかわらず、その地位は戦闘機部隊は戦
闘攻撃機部隊とは比較にならない状態。

空軍の第一線戦力優先主義は、輸送ヘリの自衛用装備の軽視、Y-8/9輸送機の氷結問題の解決に時間を要した事、など
さまざまな不具合を齎している、しかし現代戦争における後方支援体制の重要性は言うまでもないことである。Y-20
の成功は、中国国家の「大型機開発画」の重要な一環であり、近年の組織改革などを見ても後方支援体制の重要視は今
後の傾向になるのは間違いないだろう。

850名無し三等兵:2019/05/28(火) 00:24:06 ID:wUyFxlNc0
孟加拉将接收8架中国K8教练机 或继续追加采购
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-27/doc-ihvhiqay1798054.shtml
バングラデシュ空軍は、今年8月にK-8W練習機4機を受領し、9月にさらに4機が引き渡され、その後も継続して調達を
続けるとのこと。これは2018年6月20日にバングラデシュ空軍と中国航空技術輸出入総公司との間で結ばれた契約に基
づくもの。

同国は2014年に9機のK-8Wを購入しており、今回の調達は二回目となる。K-8Wの調達前の同国空軍の練習機体系は、チ
ェコ製L-39、中国製JJ-6、アメリカ製T-37B、フランス製CM-170など多種多様な機体が在籍していたが、それぞれ10機
前後しかないうえに、老朽化が進んでいた。これらの機体を更新する新型練習機として選択されたのがK-8W。その性能
と低コストに満足したバングラデシュ空軍は2018年になって20機を超える追加購入を決めた。

K-8はパイロットの基礎的な訓練から高等訓練の一部までを広くカバーしており、訓練任務以外にCOIN任務への投入も
可能。ミャンマー、スリランカ、バングラデシュのK-8はいずれもCOIN任務での実戦経験を有する。また、優れた低空
低速飛行能力を有することから、低空から飛来するUAVの迎撃にも適合性があるとしている

中国とパキスタンの共同開発機であるK-8は、少なくとも14か国に300機以上が輸出されたベストセラー機であり、中国
の軍用機としては初めて生産ラインの輸出(エジプト)が行われた機体でもある。

851名無し三等兵:2019/05/29(水) 22:29:26 ID:wUyFxlNc0

国产35毫米轮式自行高炮列装 可配导弹成阿帕奇克星
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-26/doc-ihvhiqay1525723.shtml
中国单35轮式高炮亮相 全新转膛结构令射速提高1倍
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-28/doc-ihvhiews5185740.shtml
我野战部队防空利器:8轮步战车底盘35毫米自行高炮
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-29/doc-ihvhiews5343091.shtml
中国軍の内部刊行物と思われる書籍に掲載された8×8装輪35mm対空自走砲

これはBK1060、もしくはTY-90SAMを搭載した改良型(輸出名称「SWS2」)として知られていた装輪自走対空砲で
中国軍への配備が行われた模様。PGL-12式装輪自走対空砲との制式名称も紹介されている。


PGL-12は、重型合成旅向けのPGL-09装軌自走対空砲に続いて、中型合成旅の随伴自走対空砲として配備が行われる。部隊編
成は、PGL-09を参考にすると、砲兵連を基本単位とし、その編制は、連指揮車×1、対空自走砲×6、弾薬補給車×3などと
みられる。後方にはHQ-7らしき車輛や、レーダーなども写っている。

PGL-12は、35mm機関砲一門を搭載している。火力ではPGL-09の半分になっているが、これはシャーシが装輪装甲車に変わっ
た事で反動を低減する必要が生じたこと、重量の軽減などを狙ったものとみられる。ネットではコスト削減との話もあるが
対空自走砲の費用の大半はレーダーやセンサー、FCS等が占めているので、火砲の数の変化は影響が少なく、その線はないと
みている

砲門数が減少した代わりに、砲の構造を刷新して発射速度を上げているとのことで、その発射速度は毎分550発から1000発
にアップしているとのこと

装輪対空自走砲は、中国陸軍の中型合成旅の野戦防空に向いた車輛であり、攻撃ヘリ、UAV、対戦車ミサイル、巡航ミサイル
などへの迎撃に向いた車輛とみられている。AHEAD智能型弾薬を用いた外国の試験では、ヘルファイア対戦車ミサイルに対し
て90%以上、トマホーク巡航ミサイルに対して80%以上の迎撃能力を備えている。中国も同様の35mm機関銃弾を装備している。

自走対空システムの装輪化としてはHQ-17の発展型HQ-17Aが登場しており、新型対空自走砲はHQ-17Aと共に中型合成旅の防空
戦力の一翼を構成するとみられている

中型合成旅は緊急展開能力を重視しており、装備の多くを装輪化しているが、現状では野戦防空能力の不足が問題となって
いる。今の防空装備はHQ-7と99式35mm連装機関砲だが、前者は1990年代に配備を開始したもので旧式化が進んでおり、後者
はAHEAD弾の採用などで能力向上を図っているが、牽引式で機動力には難がある。(このほか、トラックに機関砲を搭載し
た簡易対空自走砲も)

08式装輪IFVは、PGL-12をはじめとして多くの派生型が開発されており、その種類は既に40種類を超えているとのこと。

852名無し三等兵:2019/05/29(水) 22:31:17 ID:wUyFxlNc0
中俄海上联合军演 中国海军究竟向俄方学到什么
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-08/doc-ihvhiews0574223.shtml
这招以后用得着!中俄海军联演首次实射舰空导弹
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71850.html#p=1
先日行われたロシアと中国の合同軍事演習「海上聯合2019」に関する記事

ロシア海軍は、スラヴァ級巡洋艦、ウダロイ級駆逐艦、Tu-142対潜哨戒機、Ka-27対潜ヘリ、キロ型潜水艦を参加させ
中国側にとっては、ロシアの「三位一体」のASW演習を実地で学ぶ機会となった

ロシアは米ソ冷戦以来長年にわたるこの分野での経験を蓄積しており、中国にとっては学ぶところが大きいと指摘。
特に米露の航空機(対潜哨戒機、対潜ヘリ)、水上戦闘艦、潜水艦の三位一体でのASW作戦システムは、中国はまだ
蓄積が少ない。水上艦艇は充実してきたが、先進的な潜水艦は数と質共に米露に比べると差があり、対潜作戦用航空
機の分野はASW作戦における最も大きな弱点として存在している

近年になってようやく「空潜-200」対潜哨戒機が実戦配備されたが、飛行速度や航続距離、ペイロードは突出したも
のではなく、ロシアが演習に参加させたTu-142と比較するとその差はまだまだ大きい。沿岸海軍から近海海軍、そし
て外洋海軍へと移行する中国海軍にとっては、ASW作戦システムも変革が求められる。その点でロシア海軍から学ぶ
ことは依然として多い。

853名無し三等兵:2019/05/30(木) 22:00:12 ID:8IZM10Tg0
面向實戰:自用版武直10普遍加裝裝甲
https://kknews.cc/military/59q88y8.html
Z-10攻撃ヘリの座席側面に追加装備された防弾版について

もともとパキスタンにZ-10Pを売り込んだ際に、防御力強化の要求が出たことにより開発されたセラミック装甲
型式名はZJYP1-9110-200。12.7mm機関銃弾に対する抗湛性を有する


轰6G为何挂载电子吊舱 将填补我军空中作战体系短板
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-28/doc-ihvhiews5198717.shtml
洋上での演習に参加するH-6G爆撃機

主翼パイロンに電子戦ポッドを搭載しており、外洋作戦における電子戦任務に従事していることをうかがわせる

中国空軍/海軍航空隊で電子戦任務が重要視されるようになってきたのはここ最近

南シナ海の作戦機の配置や演習から、空軍の作戦システムは、前衛(J-11、Su-35、Su-30、J-16など)を務める長距離戦闘機
が敵の戦闘機、水上戦闘艦艇を駆逐して、制空権を確保。朝鮮戦争における「ミグ回廊」のような安全空域を確保して攻撃機
の進路を作る。中間部隊は、H-6Kを主力とする長射程ミサイルのプラットフォーム部隊。長射程ミサイルによるスタンドオフ
攻撃を担当。後方にはKJ-200/500、Y-8電子妨害機、Y-8電子偵察機、Y-8空中指揮機、空中給油機などの作戦支援機が配置さ
れる。これらの機体は自衛力が弱いので後方の安全な空域から作戦全般を支援することになる

前衛の戦闘機部隊では電子戦ポッド搭載のJH-7が、後方ではY-8電子妨害機、Y-8電子偵察機という電子戦機が存在するが、ち
ょうど中間部隊のみが専用の電子戦機を保有していないことが分かる。記事では、電子戦ポッドを搭載したH-6Gはこの欠を補
うための存在ではないかと考えている、対艦ミサイルプラットフォームとしては新型のH-6K/Nに劣るものの、長い航続距離を
有しており電子戦機材を積むための余裕のある搭載能力を備えているので、電子戦任務に投ずることで新たな使い道が出来た
形になる。JH-7と比べても、爆撃機ベースなので余裕のある発電能力を備えており、より強力な妨害電波を発生させることが
出来るので高い電子制圧能力が期待できる。

本格的な電子戦機というよりは、旧式機に電子戦ポッドを搭載して再利用したという傾向が強いが、前衛、中間、後衛のすべて
で電子戦機を用意したという点は評価に値するとみている

854名無し三等兵:2019/05/30(木) 22:00:48 ID:8IZM10Tg0
052D改进型战力增强 将是海军2020年主力通用驱逐舰
http://news.xilu.com/20190529/1000010001092611.html
通称052DL型駆逐艦のアップグレードポイントを紹介した記事

http://img1.xilu.com/2019/0526/e28fd34d38a00fd89d9b0b9ddfe54a34.jpg
内容の多くは既出ですが、原形とDL型の比較写真が載っていたので取り上げました
船尾延長部分、格納庫高さの変化、対空警戒レーダーなど設計変更箇所がよくわかります。

線を引いて比較しているので、基本的な装備配置は原形を踏襲し、船尾部分が延長されたことが見て取れます


歼15有两个缺点战时或将拖后腿 舰载四代机已经改进
https://news.jingyannet.com/a/20190527/635502.html
J-15の二つの(目立たない)「欠点」を指摘。


①機首のピトー管。これは同機のレーダーが従来型の機械式レーダーでフェイズド・アレイ・レーダーではないことを表している。
レーダーの問題のみならず、狭い空母の上で運用される艦載機としてはピトー管は取り回しに注意しなければならず、運用面での
手間が増える。J-15のピトー管は下方に折りたたむ事が出来るが、これは構造の複雑化を招くもの。J-15Dでは機首ピトー管は廃止
され、機内ピトー管に置き換えられている

②Su-33にはあった主翼前縁収納式の昇降用ラダーがない事。おそらく、ウクライナから入手したSu-33のプロトタイプ機である
T-10Kには収納式ラダーがまだ付いておらず、模倣する事が出来なかったためではないかとみている。そのため、パイロットは
J-15の乗降の際、移動式ラダーを用いて乗り降りせざるを得ない
----
細かい指摘ですが、あまり気づかれていない点をカバーする地味な良記事だと思いましたので紹介します

855名無し三等兵:2019/05/30(木) 22:02:36 ID:8IZM10Tg0
中国特警装备新冲锋枪酷似美制枪械 却是79式魔改
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-28/doc-ihvhiqay1991994.shtml
広東省特警の「閃電突撃隊」の隊員が持っている79式サブマシンガン。李嘉豪氏により設計されたMAPS79アタッチメント
を装着して形状を一新している。MAPS79は、ピカティニーレールや伸縮式ストックを一体化した79式専用外付けアタッチ
メントで、各種装備の装着を可能とするアップグレードキット。

79式は中越戦争で活躍し、既に40年以上の歴史を有する。なお、同銃は中国の銃器開発史において3つの記録(最長の開
発期間、最多開発人員、最多実弾試験回数)を有する。これは開発時期がちょうど文革に当たったことが大きい。

79式の設計には56式/AK-47の影響が伺えるところが少なくない。サブマシンガンとしては珍しいガス圧利用式を採用した
が、これは構造の複雑化を招き、初期不良の多発を引き起こすことになった。故障が多発したため、軍では後継の85式サ
ブマシンガンを採用し、79式は第一線装備から退くことになった。その後、改良を加えた79式は主に武装警察と警察の装
備として生きながらえることになった。

79式は毎分1000発という高い発射速度を有するが、構造の小型化、簡素化のため発射速度の調整装置は組み込む事が出
来なかった。そのため、20発入りのマガジンをわずか二秒程度で打ち尽くしてしまう。良い点としては、サブマシンガ
ンとしては高い命中精度を有していること。

79式はジャングル地帯での戦闘を前提に開発されたので、治安機関向けん装備としては様々な問題を抱えていた。最も
大きな問題は拡張性や発展性の乏しさであり、市街地で使用するために必要な各種装備を装着できない事だった。これ
を解決するのが、前述のMAPS79アタッチメント

MAPS79は、79式に欠けていた人間工学的配慮を補うものであり、伸縮式ストック、ピカティニーレール、スコープ装着
用レールなどを備えている。スコープの取り付け位置は銃本体とは離れているが、これは射撃時の振動の影響を抑える
ための設計。アタッチメントにより銃本体に触らずに操作できるので、射撃により加熱した銃による火傷を防ぐことが
出来る。MAPS79は隊員一名一名に合わせた調整が可能であり、これは射撃時の安定性改善に寄与している。

MAPS79の採用により、79式の問題点をある程度解消することはできたが、根本的な解決には新世代サブマシンガンに
より更新が不可欠。近年、各地の治安機関ではJH16-1やBJC16などの警察用サブマシンガンの採用が相次いで確認され
ている。これらの新世代サブマシンガンは、外国の評価の高いサブマシンガンの設計経験んが取り入れられており弾
薬も9mm拳銃弾が主流。これらの新型銃が普及すれば、79式と同銃で使用されている51式7.62mm拳銃弾は現役を退くことに
なろう。

856名無し三等兵:2019/06/01(土) 00:35:58 ID:8TWfVU.g0
港媒:国产航母首次进行舰载机试验 或1个月内交付
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-05-31/doc-ihvhiqay2768940.shtml
5月31日に、002型空母が第6回目の洋上公試(6日間)を終えて大連に帰港した。
甲板上には艦載機が着艦した際に付くタイヤの跡があったため、公試中に初めて艦載機の離着陸試験を実施した模様。
帰港後、002型空母は1ヶ月以内に海軍に引渡される可能性が高い。

857名無し三等兵:2019/06/04(火) 21:31:18 ID:wUyFxlNc0
何时出核动力版?我首艘自主建造破冰船雪龙2号海试
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72204.html#p=1
5月31日、中国国産の南極観測用の「雪龍2」号地球観測砕氷船が初の洋上公試を実施した。今回の試験航海は15日を
予定している。



从055大驱细节看中国战舰发展 桥翼设计成重要收获
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-03/doc-ihvhiqay3281316.shtml
055型駆逐艦のブリッジウイングについて

ブリッジウイングは艦橋側面の張り出し部で、主に艦の後方や下方を視認するために用いられる。

中国海軍の大型水上戦闘艦艇は1990年代までは露天型のブリッジウイングを備えていた。しかし西側では、NBC対策や
ステルス対策などの要因で艦橋構造物の開口部を減らすため、ブリッジウイングも無くす傾向が生じており、米ペリー
級、インディペンデンス級や仏ラファイエット級などブリッジウイングが廃止された艦が登場している。ただし、これ
により、寄港時のタグボートによる停泊作業に難をきたすデメリットも発生しているとのこと

ラファイエット級の設計思想に強い影響を受けた054A型でも同様の問題が生じている。ラファイエット級(054A型)
では、艦橋両側面の露天廊下は残されており、ブリッジウイングの代替としての機能を果たしているが、これは艦橋
構造物の容積を減らすという問題があり、同じくブリッジウイングを持たない052C/D型では貴重な艦橋容積を減らし
ただでさえ余裕のない両型の艦橋空間を消費してしまうことになっている。

艦舷が高く小回りが利かなくなる大型艦になればなるほど、ブリッジウイングの必要性は高くなってくる、米アーレ
イ・バーク級ではステルス設計を取り入れたが、ブリッジウイングの必要性を認識していたことから比較的大きなブ
リッジウイングが装備されている。これは高い脅威度での海上輸送作戦の経験を反映したもので、理論優先の「ジュ
ーヌ・エコール(19世紀半ば以降のフランス海軍で一世を風靡した海軍理論)」とは異なる米海軍の見識といえよう。

055型では久方ぶりにブリッジウイングが復活した。055型のブリッジウイングは単なる見張り台ではなく、フェイズド
レーダーアンテナを装着し、電磁状況の改善と後方視界の改善を両立させる独自の工夫が盛り込まれている。(注:054A
型や052C/D型では存在した艦橋両側面の露天廊下は廃止されており、これも艦橋内容積増大に資しているとみられる)

記事では、中国海軍でも艦艇の建造と運用の実績が蓄積され、理論と実践のバランスが採れるようになってきた事例
として評価している。

858名無し三等兵:2019/06/04(火) 22:33:01 ID:wUyFxlNc0
中国疑试射巨浪3或装备高超音速弹头 射程1.2万公里
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-03/doc-ihvhiews6498360.shtml
6月2日、山東省、山西省、河南省、河北省一体で天空を飛翔する発光体が確認された。同時期に中国遼寧海事局が黄海で進入禁止海域
の指定をしていたことから、この発光体は新型のJL-3もしくはJL-2B SLBM(とそれに搭載された極超音速弾頭)の最初のテストではな
いかと推測されている

生存性に優れたSLBMと高い突破性能を有する極超音速飛翔体との組み合わせは、核抑止力上重要な意義を有する。JL-2Bは6発の弾頭
を搭載可能で、最大射程は11000km、JL-3は弾頭10発搭載が可能で射程12800kmに達するとみられている。もし、JL-2B/JL-3に極超音
速飛翔体を搭載する事が出来れば、(現在のJL-2と094型の組み合わせとは異なり)中国近海から地球全域の任意の戦略目標に対する
打撃が可能となり、極超音速飛翔体を用いることでミサイル防衛網の突破も容易になるだろう。
----
記事の多くが推測ですが、参考までに紹介。

2个电战吊舱+6个挂弹点!中国海军轰6J轰炸机亮相
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72191.html#p=1
我海军新型远程轰炸机再次出镜 机翼两个大型物体吸引了目光
http://www.sohu.com/a/318015838_100235166
海軍航空隊向けのH=6J爆撃機の新しい写真がupされました
主翼の一番端のパイロンにはKG-800とみられるEWポッドを搭載。機首下部にはIFFアンテナを増設

https://twitter.com/RupprechtDeino/status/1134799807443283968
中国軍用機の専門家アンドレアス・ルプレヒト氏は自身のツイートで、機首下部の光学/電子ターレットが、H-6Kでは
中心線上配置だったのが、H-6Jでは機首右部にオフセット配置されていることが指摘されています


地面舰岛出现新天线 中国第3艘航母或具备反导能力
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-04/doc-ihvhiews6664164.shtml
武漢の空母型試験施設での最近の動向について

003型(記事では002/003型と両方の呼称を使用)のテストベッドとみられる新型統合マストの外観を捉えた写真が
upされました。

記事では、これらの機器はIFFであり、003型は中国空母として初となる協同交戦能力を備えた空母になるとの分析
を提示しています。マスト頂部空母型施設のIFFは集積アンテナを用いており、協同交戦能力の確保に求められる高
い通信効率や長波長を有しているとみている。その下の円形アンテナはフェイズド・アレイ・アンテナで全方位の
観測が可能。これは米海軍のOE-120 IFFに似た形状。OE-120の特徴は複雑な電子環境下においても空中目標の識別が
可能であり、高い空中状況認識能力を備えているとしています。

遼寧と002型空母は、フェイズド・アレイ・アンテナ式のIFFを装備しているが、アンテナ一つに着き120度しかカバー
しておらず、合計4枚の搭載が必要。武漢で確認された新型アンテナであればマストの一箇所で済むので、その分だけ
装備重量の軽減、構造の簡素化につながる。

空母型施設をみると、003型は055型駆逐艦と同じデュアルバンドレーダー搭載になるとみられる。これは高い探知能
力をそなえ、先進的な通信システムやIFFと連携して、協同交戦能力実現のための基盤インフラとなる。

中国海軍は空母遼寧以来、航空母艦へのフェイズド・アレイ・レーダーの搭載を継続している。これは、高価値目標
であり敵の優先的な攻撃対象となる空母にとって、高い目標探知能力が自衛能力にとって不可欠なことによるもので
あり決して、決して浪費ではないとしている。003型は協同交戦能力を備えることで、空母、護衛艦艇、AEW&C機など
の情報を統合的に活用することが可能となり、統合的な防御システムを構築することが可能となる。高い性能を有す
るレーダーを活用して、重点的に早期警戒と目標指示を実施し、(注:米SM-6のような)対艦ミサイル迎撃用のSAM
の中間誘導も可能になろう

859名無し三等兵:2019/06/04(火) 23:39:59 ID:wUyFxlNc0
>>856でご紹介いただいた002型空母の第6次洋上公試に関する関連記事です

四边伐鼓雪海涌:国产航母第六次海试对中国海军意味着什么?
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_62085_72218.html#p=8
第六次洋上公試の意義について

今回が最後の洋上公試の可能性も。その場合は、7月前後には海軍への引き渡しが行われることも考えられる。

甲板のタイヤ痕から、複数回にわたってJ-15による発着テストが実施されたとみられる。
五月中には901型大型補給艦との間で洋上補給テストも実施された模様。空母は作戦時には一日に数百〜千トンの弾薬や
燃料を消費するので、洋上補給は長期作戦には不可欠

002型の就役により中国海軍は空母二隻体制となる。空母二隻体制が実現すれば、空母機動部隊の総合戦力は大きく向上
する。たとえば、対地攻撃の際には一隻が攻撃任務、もう一隻が防空、対水上任務に就くことで、戦場制圧能力を向上
させることが可能となる。投入艦載機の離発着数も倍増することで、戦力の柔軟性や総合力が向上。平時には、一隻が
整備、一隻が第一線運用となるので、空母一隻体制だと年間の半分は陸上基地での運用となるのに対し、二隻だと陸上
基地での運用期間は年間の1/3にまで抑えることが可能となる。

002型ではJ-15D電子戦機の搭載も行われるだろう。艦載電子戦機の投入は中国海軍の艦載戦闘機の作戦能力向上につな
がる。またJ-15Dの配備は、中国海軍が複雑な電子装備を搭載する電子戦機の艦上運用を可能とする高度な整備・支援体
系を整えたことも意味する。


巴基斯坦最希望“枭龙”拥有的关键性能:反舰作战能力
http://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651721336&idx=2&sn=7498f843d5c7a1a90711ada9d7fb9eb7&chksm=8b8ebaddbcf933cb4dec0e69f3085c88769a22ac8f03af16ac8d5f5e4ef408a944df2dee469f&mpshare=1&scene=1&srcid=
FC-1/JF-17の対艦攻撃能力に関する記事

パキスタンでは1971年の第三次印パ戦争で、インド海軍の空母を含む海上戦力による封鎖と攻撃を受けて、東パキスタンのチッタ
ゴン港、西パキスタンのカラチ港を制圧され多大な損害を出したことから、インド海軍の海上封鎖を再び行われないようにすること
が大きな課題となっている

広がる一方のインドとの経済格差から、海軍力で正面から対抗するは困難である(ため潜水艦など非対称戦力の構築が中心)。250
機を配備予定のJF-17による対艦攻撃は、インド海軍を阻止し得る重要な戦力となり得る。

JF-17はC-802A ASMの搭載能力を備えている。JF-17は最大3発のC-802Aの搭載が可能だが、その場合は増加燃料タンクの搭載が不可能
になり、電子戦ポッドなどを積む余裕も無くなるので、実用レベルでは二発搭載が限度。JF-17 Block2は、レーダーやアビオニクスの
アップグレード、完全なデータリンクシステムを搭載し、ZDK-03 AEW&C機とのデータ融合を実現すると共に、空中給油能力を付与する
ことで航続距離の延伸が可能となった。これは、対艦作戦時におけるJF-17の航続距離の問題に対する一定の解決となっている。


中国人民革命军事博物馆部分基本陈列开放试运行
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA3OTU0MDMxMQ==&mid=2659263801&idx=1&sn=da6ae804a126904b9b5a98a624773598&chksm=84c47c01b3b3f51797d137cfe8941577e5643dade6e70b46436cbd6c4e91b001935716f60a40&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
改装後、部分展示が行われていた北京にある中国人民革命軍事博物館で、これまで展示準備中だった基本陳列展区が6月1日からプ
レオープンされたとのこと。今回、一般開放されるのは、改装前に公開されていた展示区画だけでなく、今回の改装で新たに付け
加えられた所も多く、早くフルオープンになってほしい所です

860名無し三等兵:2019/06/06(木) 12:33:18 ID:v99Mto5Y0
サウジ、中国の支援で弾道ミサイル開発加速か 米諜報 CNN EXCLUSIVE
ttps://www.cnn.co.jp/usa/35138091.html

861名無し三等兵:2019/06/07(金) 14:09:41 ID:wUyFxlNc0
关于054型护卫舰525舰、526舰改造之我见
https://k.sina.cn/article_5729800514_15585d14200100ieoq.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
近代化改装に着手したとみられる054型フリゲート「舟山」について

0544型二隻は東海艦隊の主力艦として、054A型二隻、ソブレメンヌイ級四隻と共に駆逐艦/フリゲート支隊を構成している。
しかし、054型に続いて量産がすすめられた054A型の大量建造により、エリア・ディフェンス防空能力を持たない054型の立
場は微妙なものとなり、東海艦隊の別のフリゲート大隊にコンバートされたとのこと。今の054型は、053H1G型や053H3型と
同じような二線級フリゲートの地位に甘んじることになっている

054型の両艦とも就役から15年前後の時間が経っており、寿命中改装を行う時期に差し掛かっている。
現状では、改装の具体的中身はまだわからない。筆者は次のような改装が行われるのではとの見解を示している。

①稼働率に問題がありすでに生産が終了している100mm艦砲を、軽量で信頼性の高い76mm艦砲(054A型と同じ)に換装。
 76mm砲は、発射速度、射程共に100mm砲を凌駕しており、対艦ミサイルに対する迎撃能力でも優位に立つ。

②HQ-7 SAM発射機の撤去と新型ミサイルの搭載。第一の可能性としては、撤去した後に新たにVLSを埋め込む改装を行うと
 いうもの。これが実現すれば、054型は、HQ-16とYu-8対潜ミサイルの運用が可能になろう。

③AK-630 CIWS(4基)の撤去と、730型CIWS 2基への換装。

⓸054A型に準ずる電子装備、FCS、データリンク、EWシステムへのアップグレード。054型の上記装備は、基本的に053H3型
 の水準に近いもので、054A型と比べると一世代前のもの。

⑤SSMの換装(可能性を指摘するにとどめる)

これは艦の装備全般を総取り換えする大規模、かつ予算と時間のかかる改装になるが、これが実施されれば054型の能力は
054A型に近いものにまで強化され、相互運用性も改善されるのは間違いない。



我军2艘054护卫舰开始改装 或不会加装垂发系统
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-05/doc-ihvhiews6887589.shtml
その費用対効果の問題を懸念する記事がこちら。

054型は「過渡期」のフリゲートであり、排水量や船体設計、機関は054A型の源流となる新世代のものだが、兵装や
電子装備などは一世代前の053H3型に近い水準にとどまっている。

054型の近代化改装は、051B型やソブレメンヌイ級に施されたようなVLSの搭載を含む船体のかなりの部分に改装が及ぶ
大規模なものになるか、053H3型のようなHQ-7をHQ-10に換装するなどの限定的な改装になるのか

すでに054A型が大量建造されている状況下では、054型に大規模改修を施すことの費用対効果が懸念される。そのため
筆者は、HQ-7をHQ-10に換装する程度の小規模・短期間の改装に留まる可能性も十分考えられるとみている。

862名無し三等兵:2019/06/07(金) 14:40:10 ID:wUyFxlNc0

ヨルダン空軍が昨年調達したばかりのCH-4Bを含む機材多数の売却を企画
https://www.rjaf.mil.jo/en/showannouncement-36.html?fbclid=IwAR2nItR7EjHKNpp6R02NDxF243QVPBwG_U3rpLvhE3PxXaBpz34J0SNZEN4

放出予定の機材は以下の通り

Casa C-295×2機
Casa C-235×2機
C130-B MODLE×1
ホーク63×12機
CH-4B×6機
MD530×6機

C-130Bは旧式機だが、MD530は2013年、C-295は2015年、ホークは2017年にUAEから転売を受け、C-235ガンシップと
CH-4Bは2018年に調達したばかりの新鋭機

简氏:约旦不满中国CH4无人机性能 或将其转卖叙利亚
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-06-05/doc-ihvhiews6907588.shtml
Jordan puts Chinese UAVs on sale
https://www.janes.com/article/89036/jordan-puts-chinese-uavs-on-sale
Royal Jordanian Air Force HQ is going to sell the following aircraft
https://defence.pk/pdf/threads/royal-jordanian-air-force-hq-is-going-to-sell-the-following-aircraft.621779/
درونات CH-4B و مروحيات قتالية MD-530/FF
https://defense-arab.com/vb/threads/132084/

ヨルダン空軍の再編、戦闘機とヘリ調達のための予算捻出措置、経済的問題、戦略環境の変化などいろいろな要因が
語られている。ジェーンやヨルダンのフォーラムでは、空軍がCH-4Bの性能に満足していないという話が出ている。

新浪網の記事では、他の新鋭機もまとめて売却されているので、CH-4への不満というより、別の要因にあるとの見
解を示している。また、CH-4Bがヨルダンの周辺国に転売される可能性も指摘。

ヨルダンが購入したCH-4Bは衛星通信システム搭載型であり、これがオミットされたイラク空軍のCH-4Bよりもハイ
スペックな機体。イラク空軍であれば、CH-4Bの運用インフラがそろっているので、ヨルダンのCH-4Bの導入はよい
機会とみている

この件は、現時点で判断するのは少し慎重さが求められる気がします。
今後新たな情報が出てきたらまた紹介します。


造船领域,我国又完成一个全球之最
https://k.sina.cn/article_6748559968_1923eda6000100iklk.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
5月30日、江南造船廠で建造された5000t級新型深海探査船「東方紅3号」の引き渡しがなされた。
CCTVの報道によると、「東方紅3号」は、中国では初、世界でも第4番目となる「静穏科考級証書」を獲得した探査船とのこと・
これは船体から発生する騒音制御の最高ランクを示すもので、ノルウェーの船舶会社から承認を受けたもの。

その静粛性は、「船底から20m下を泳ぐ魚が、船の音に気付かない」レベルだとしている。
深海探査船として必要な各種機材を搭載し、高い自動化レベルを達成しているのも特徴。

863名無し三等兵:2019/06/07(金) 21:16:21 ID:s5lp6k4c0
中国軍増強で、米軍は台湾や南シナ海に近づけなくなる
ttps://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/06/cnas.php

864名無し三等兵:2019/06/09(日) 00:05:27 ID:wUyFxlNc0
第5批次公开露面,歼16现在服役多少架了?
https://k.sina.cn/article_6544974701_1861c636d00100h2hr.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
第五バッヂ生産分のJ-16の写真が公開された件についての記事

ネットにアップされた「0517」と記載のあるJ-16の写真。これは第五バッジ生産分の17番目の機体であることを示している。
J-16は2014年前後に引き渡しを開始し、すでに5年が経過している。おおよそ、一年に一バッヂ分が生産されているとみられ
る。メーカーの生産能力は年産30機程度で、J-15とJ-11Bを除くと、一年間に24〜28機程度のJ-16が生産されているとみてい
る。量産化から五年が経過しているので、J-16の累計生産数は120〜140機程度になると推測している

同じ時期に成都飛機工業集団公司では、56機のJ-10Bと120機以上のJ-10Cを生産しており、(J-20を考慮に入れなくても)す
でに300機以上の第3.5世代戦闘機(西側4.5世代に相当)が生産されていると言える。

多用途戦闘機であり、多数の兵装を搭載可能なJ-16は、ステルス戦闘機であるJ-20と連携して兵器搭載プラットフォームと
しての役割を果たす。また、対地攻撃では各種精密打撃兵器を用いて、長距離、中距離、近距離の各種目標を打撃できるの
も特徴


中国055大驱雷达研制秘闻:论证会上曾被专家否定
https://mil.sina.cn/sd/2019-06-06/detail-ihvhiews7099563.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001
346型、346A型フェイズド・アレイ・レーダーを開発した第14研究所がCCTVで紹介される。

まず8年間をかけて開発プランのスタディを重ね、一つ一つの技術的課題を解決していった。正式な開発開始は1997年
で、「海軍艦載多機能フェイズド・アレイ・レーダー」と銘打って作業を開始開。その実用化までには20年近い歳月を
要している、研究チームでは同レーダーに「海之星」という名称を付与している

改良型の346A型では、346型が装備していた大型の空冷式冷却システムを廃止。これは性能向上のための措置であったが
発熱問題を解消するのはかなり困難な課題であった。それに成功したことで、探知距離と探知能力で顕著な改善が見られた
(地上でテストを受ける346A型の写真もあり)

865名無し三等兵:2019/06/09(日) 13:02:15 ID:wUyFxlNc0
陆军05A式155毫米自行火炮曝新照 炮塔前疑装行李架
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-07/doc-ihvhiews7350509.shtml
先日撮影された05A式155mm自走榴弾砲の写真より、中国軍の演習の変化を読み取る記事

この05A式の砲塔前面には装具搭載用とみられるラックが装着されている。
米軍ではAFVの車内に積みきれない装具類、燃料、水…などを外装するのは普通の光景。これは突破作戦などの際に後方補給
に依存し、展開速度が遅くなるのを避けるためのもの。迅速な展開を可能にするための措置の一つで、米軍の豊富な実戦経
験に裏付けされた在り方と位置付けられる。装具の中には衣服やカッパ、寝具なども備えられており、いちいち宿営地に帰
らずに作戦の合間に休息を行うことが想定されている

これに対して、中国軍の演習では、訓練を実施した後に駐屯地に帰還して休息するのが一般的。強行軍の演習においても
機械化部隊には後方支援部隊が随伴しており、AFVに装具を満載して訓練を行うことは見られない。

今回の05A式のような外装用ラックの使用が一般的になるとすれば、それは中国の装甲部隊の作戦概念の進歩、より実戦に即
した演習への転換である可能性がある。装甲部隊による100km以上の突破作戦には、宿営地方式とは決別する日長があり、そ
れが実現すれば中国の装甲部隊の指揮官が現代戦をより深く理解した結果の現れとなろう
----
この辺には、外征軍として長年の実戦経験を有する米軍と、国土防衛を主任務とし大規模な戦闘は中越紛争が最後となり
長らく実戦を経験せずに済んだ中国軍の差異でしょうね

全是中国造!孟加拉空军F7战机携挂雷石制导炸弹
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_323_72293.html#p=1
胴体中心線上のパイロンにLS-6「雷石」精密誘導弾を搭載するバングラデシュ空軍のF-7BGI戦闘機
バングラデシュは2007年よりLS-6の調達を開始。当初はアップグレード改修を受けたA-5C攻撃機に搭載された。

LS-6は折り畳み式翼により滑空して射程を延伸する。
LS-6の搭載により、F-7BGIも一定のスタンドオフ攻撃能力を備えることが可能となった。

我军167舰演习主炮开火 同型火炮曾击沉2艘越南军舰
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-06/doc-ihvhiqay3997888.shtml
近代化改装を受けた051B型駆逐艦「深圳」が24時間の洋上訓練を実施、79B式100mm連装砲による夜間実弾射撃訓練を行った。

79式100mm艦砲(H/PJ-33、同33A、同33Bの三種類が存在)は、1980〜90年代に中国海軍の艦艇に広く搭載されたが、搭載艦
艇の退役に伴い次第に姿を消しており、数年以内に搭載艦艇は052型駆逐艦と051B型駆逐艦の3隻だけになろう。

最初のタイプであるH/PJ-33は当時の中国の技術水準から信頼性に課題があり、操作要員が多いというネックがあった。
79式はヴェトナムとの海上衝突での実戦経験を有するが、搭載艦である053H1型フリゲート「湘潭」と053K型フリゲート「鹰潭」
は、前者が回転式の揚弾機を、後者が自動装填装置という異なる給弾系統を採用していた。実戦では、前者は正常に稼働したが
後者はの自動装填装置は17回の故障が発生。その教訓から自動装填装置は053K型以外の採用は見送られた。また発射速度向上の
ため、揚弾機を二つに増設する改良も施された。

1990年代に登場した改良型H/PJ-33Aでは、砲塔をグラスファイバー製に換装、自動化と省力化を進め、砲塔内の要員を9名だった
のを無人化することに成功した。

この改良がH/PJ-33Bで、砲塔形状のステルス化、信頼性と統合化の改善、制御系統を含む全般的なグレードアップが図られて
いる。

866名無し三等兵:2019/06/09(日) 13:03:16 ID:wUyFxlNc0
解放军狙击枪式的榴弹发射器 400米范围内可精准打进碉堡观察孔
https://k.sina.cn/article_1794669944_6af87d7800100ghdl.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
湖南兵器軽武器研究所が輸出市場向けに自主開発したLG6擲弾発射機について

輸出を狙い中国軍の35mm擲弾ではなく、40mm口径を採用。全長810mm、重量5.4kg、最大射程400m、回転式弾倉(5発収
納。15発収納の弾倉に換装可能)

弾薬としてはBGL2型榴弾、HEAT弾(RHA80mm貫通)、BLSシリーズ催涙弾、スタングレネード、発煙弾など。
国際的に広く使用されているSRシリーズの40mm擲弾ならいずれも使える。

設計にはモジュール概念が導入され、生産や整備面で良好な成果を得ている。また、ピカティニーレールにおる装備品装着
も可能。

擲弾発射機に精密射撃能力を求めるのは中国軍独特の要求であるが、LG6も中国軍が装備するQLU-11式狙撃擲弾発射機に近い
命中精度を有し、400m先のトーチカの銃眼を打撃し得る精度を有する。

LG6は、歩兵、車輛やヘリにマウントしての使用、さらに 小型UAVの火器としての使用も可能。


我援斯里兰卡053型舰正式移交
https://photo.sina.cn/album_8_203_72292.htm?fromsinago=1&sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&vt=4&hd=1
铜陵号变身炮舰!我援斯里兰卡053型舰正式移交
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72292.html#p=1
6/5、元中国海軍の053H2G型フリゲート「銅陵」が所定の改装を経て、OPV「P625」としてスリランカ海軍へ引き渡された。

同艦はスリランカ海軍のOPV化の要求に沿った改装を実施
SAM、SSMと関連機器が撤去され、兵装は100mm連装砲と37mm連装機関砲のみとなった。

867名無し三等兵:2019/06/09(日) 21:37:37 ID:wUyFxlNc0

こちらは年度末が近いので色々と慌ただしく遅れてしまいましたが、漢和防務評論5月号の興味深い記事を紹介します
5月号は面白い記事が多かったので整理するのに手間がかかってしまいました


・中国空軍と海軍航空隊におけるJL-10高等練習機の調達数増加について…山東省煙台の海軍基地で12機のJL-10が確認
され、昨年9月には空軍の滄州にある試験飛行基地でも少なくとも9機のJL-10が発見され、その後別の基地に移動

衛星写真だとJL-10の大規模生産はまだ確認できていない。生産のネックになっている可能性があるのはエンジンの可
能性がある。中国は空軍型JL-10に搭載するため、2011年にウクライナとの間でAI-222K-25Fターボファンエンジン(ア
フターバーナー付き)250台調達する契約を結んだ。しかし、このエンジンのコンポーネントの一部はロシアのサリュー
トが生産していたので、クリミア紛争後に調達が停止されてしまい、エンジンの引き渡しが遅れる要因となった。

JL-10は既にザンビアに6機が輸出されている。メーカーではJL-10の改良を続けており、PESAレーダーを搭載、さらに
攻撃能力を強化した輸出型も実用化されている。昨年の珠海航空ショーでは、PL-12 BVR-AAMをはじめとする各種兵装
の搭載が可能なことをアピールしていた。
----
「漢和」では、生産機数の判定を比較的少なめに見積もる傾向があります。なので、他の見積もりと異なることも間々
あります。逆に言えば、「漢和」が本格的な生産開始と判断した場合は、ほぼ確実に生産に着手したとみてよいでしょ
う。


・中国空軍、AEW&C機や特殊任務機の部隊の拡充を進める…空軍26師だけでも、Y-8/9派生型の特殊任務機(AEW&C機、偵
察機、電子戦機)を30機以上保有。この部隊の保有するAEW&C機の数だけでも、日本と台湾のAWACSとAEW&C機の総数を上
回るとのこと。これは、台湾海峡や東シナ海においてあらゆる時間帯、全天候での空中早期警戒体制を構築するための措
置。

海軍航空隊も空中早期警戒体制の向上を意図しており、KJ-500の調達を続けている。
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中国が東シナ海に防空識別圏を設定した際に、「24時間の早期警戒体制の構築は困難」なことが指摘されていましたが
それから4〜5年で24時間、全天候での空中早期警戒体制を可能とするだけのAEW&C機がそろったという意義は大きいす。

868名無し三等兵:2019/06/09(日) 21:41:56 ID:wUyFxlNc0
・退役戦闘機のUAV化を進める中国空軍…『漢和』では2004年に、中国が退役したJ-6戦闘機をUAV化する計画を立てている
ことを報じたが、その後2010年には、武夷山などの空軍基地で大量のJ-6改造UAVが確認され、実戦配備が行われたことが
証明された。

これらのJ-6改装UAVは主に台湾作戦に用いられるとみられている。想定される任務は以下の通り
 ①大量投入により、台湾防空システムの攪乱、飽和を齎す
 ②各種EWシステムを搭載して、電子戦任務に就く
 ③パッシブセンサーを搭載して、台湾のレーダーサイトの情報を収取して、防空制圧作戦を有利にする
 ④最大1.5tの爆弾を搭載可能なので、対地攻撃を行う
 ⑤最後は、機体を直接目標に体当たりさせる「自殺攻撃」に用いる
 
大量のJ-6 UAVの投入は、台湾防空網の負荷を増大させ、旧式戦闘機改造UAVに対して多数の防空兵器を投入・消耗させる狙い
がある。J-6 UAVの航続距離は1700kmあり、作戦行動半径は700km。飛行性能には変化がないので、台湾側では探知した機体が
J-6改造UAVであることを判断可能

武夷山の基地だけでも70機のJ-6改造UAVが確認されている。このほか福建省の少なくとも3つの前線基地でJ-6改造UAVが確認
済み。

『漢和』では、中国空軍ではJ-6のみならずJ-7やJ-8についてもUAV化を意図していると指摘。J-7/J-8は少なくとも1000機が
装備されていたので改造母機としての在庫は十分に存在する。J-6よりも飛行性能やペイロードに優れたJ-7/J-8がUAV化され
た場合、その攻撃対象は台湾だけに限定されず、日本や在日米軍も想定対象になることを指摘。『漢和』は、現状では航空自
衛隊や米海軍はJ-6改造UAVに対して無関心だが、それは台湾への脅威に留まらないことを危惧している。J-6の1700kmという
航続距離は、片道攻撃であれば十分に沖縄列島を行動圏内に収めている。

UAVの遠距離運用を可能とする「北斗」衛星位置測定システムの対応エリアの拡大により、1000km以上離れ得た遠隔地でも戦
闘機改造UAVの運用が十分に出来るようになっている。J-7改造UAVは、すでに10年前から航法システムや兵装システムのテスト
が実施されている。J-7/J-8の場合は、800kmの作戦行動半径、2000kmの航続距離、実用上昇限度18000〜20000m、最高速度マッ
ハ2以上の性能を備えており、日本や在日米軍基地への攻撃も十分に可能。

その航続距離は、台湾東岸での作戦も十分に可能とするもので、台湾側にとっては、東西から挟み撃ちにされる形となり、作戦
面での不利が一気に増大しかねない事態。戦闘機改造UAVは第4/5世代戦闘機と連携して、台湾側の防空システムや戦闘機の負荷
を増し、最終的には巡航ミサイル代わりに体当たり攻撃も実施できる。

『漢和』では、中国のUAVの制御管制技術の進歩が戦闘機改造UAVの新たな活用方法を生み出すとみている。戦闘機改造UAVの大量
投入は、他の攻撃手段との相乗効果により米空母戦闘群の防空システムへの負荷を増す効果が期待されているとみている。仮に
100機を超える戦闘機改造UAVが投入されれば、それが艦隊防空システムに与える影響はかなりのものとなろう。中国では複数機の
UAVの管制技術の開発を重視しており、例えば、2018年に珠海で公開されたUCCS-3000指揮管制システムでは三種類の合計30機のUAV
を同時管制する能力を備えている。UAVの大量投入による消耗の後、最後に精密誘導兵器を搭載したJ-20が本命となる攻撃を加える
こともあり得るだろう。

戦闘機改造UAVの大量投入という件は、その実態がどうあれ米海軍としては空母部隊の運用において考慮せざるを得ない案件が
一つ増えたことにつながり、中国から1000kmまでの海域での作戦に慎重にならざるを得ないファクターの一つとして機能する
と『漢和』では見ている。

869名無し三等兵:2019/06/09(日) 21:42:44 ID:wUyFxlNc0
・退役戦闘機のUAV化を進める中国空軍…『漢和』では2004年に、中国が退役したJ-6戦闘機をUAV化する計画を立てている
ことを報じたが、その後2010年には、武夷山などの空軍基地で大量のJ-6改造UAVが確認され、実戦配備が行われたことが
証明された。

これらのJ-6改装UAVは主に台湾作戦に用いられるとみられている。想定される任務は以下の通り
 ①大量投入により、台湾防空システムの攪乱、飽和を齎す
 ②各種EWシステムを搭載して、電子戦任務に就く
 ③パッシブセンサーを搭載して、台湾のレーダーサイトの情報を収取して、防空制圧作戦を有利にする
 ④最大1.5tの爆弾を搭載可能なので、対地攻撃を行う
 ⑤最後は、機体を直接目標に体当たりさせる「自殺攻撃」に用いる
 
大量のJ-6 UAVの投入は、台湾防空網の負荷を増大させ、旧式戦闘機改造UAVに対して多数の防空兵器を投入・消耗させる狙い
がある。J-6 UAVの航続距離は1700kmあり、作戦行動半径は700km。飛行性能には変化がないので、台湾側では探知した機体が
J-6改造UAVであることを判断可能

武夷山の基地だけでも70機のJ-6改造UAVが確認されている。このほか福建省の少なくとも3つの前線基地でJ-6改造UAVが確認
済み。

『漢和』では、中国空軍ではJ-6のみならずJ-7やJ-8についてもUAV化を意図していると指摘。J-7/J-8は少なくとも1000機が
装備されていたので改造母機としての在庫は十分に存在する。J-6よりも飛行性能やペイロードに優れたJ-7/J-8がUAV化され
た場合、その攻撃対象は台湾だけに限定されず、日本や在日米軍も想定対象になることを指摘。『漢和』は、現状では航空自
衛隊や米海軍はJ-6改造UAVに対して無関心だが、それは台湾への脅威に留まらないことを危惧している。J-6の1700kmという
航続距離は、片道攻撃であれば十分に沖縄列島を行動圏内に収めている。

UAVの遠距離運用を可能とする「北斗」衛星位置測定システムの対応エリアの拡大により、1000km以上離れ得た遠隔地でも戦
闘機改造UAVの運用が十分に出来るようになっている。J-7改造UAVは、すでに10年前から航法システムや兵装システムのテスト
が実施されている。J-7/J-8の場合は、800kmの作戦行動半径、2000kmの航続距離、実用上昇限度18000〜20000m、最高速度マッ
ハ2以上の性能を備えており、日本や在日米軍基地への攻撃も十分に可能。

その航続距離は、台湾東岸での作戦も十分に可能とするもので、台湾側にとっては、東西から挟み撃ちにされる形となり、作戦
面での不利が一気に増大しかねない事態。戦闘機改造UAVは第4/5世代戦闘機と連携して、台湾側の防空システムや戦闘機の負荷
を増し、最終的には巡航ミサイル代わりに体当たり攻撃も実施できる。

『漢和』では、中国のUAVの制御管制技術の進歩が戦闘機改造UAVの新たな活用方法を生み出すとみている。戦闘機改造UAVの大量
投入は、他の攻撃手段との相乗効果により米空母戦闘群の防空システムへの負荷を増す効果が期待されているとみている。仮に
100機を超える戦闘機改造UAVが投入されれば、それが艦隊防空システムに与える影響はかなりのものとなろう。中国では複数機の
UAVの管制技術の開発を重視しており、例えば、2018年に珠海で公開されたUCCS-3000指揮管制システムでは三種類の合計30機のUAV
を同時管制する能力を備えている。UAVの大量投入による消耗の後、最後に精密誘導兵器を搭載したJ-20が本命となる攻撃を加える
こともあり得るだろう。

戦闘機改造UAVの大量投入という件は、その実態がどうあれ米海軍としては空母部隊の運用において考慮せざるを得ない案件が
一つ増えたことにつながり、中国から1000kmまでの海域での作戦に慎重にならざるを得ないファクターの一つとして機能する
と『漢和』では見ている。

870名無し三等兵:2019/06/09(日) 21:51:53 ID:wUyFxlNc0
・中国海軍の脆弱なASW作戦能力について…空母や大型水上艦艇の整備調達に比べ、潜水艦戦力とASW作戦能力についてはまだ
遜色があることはよく指摘されます。

原潜の建造体制については、葫蘆島造船廠の拡張工事が終了し、5〜6隻の同時建造が出来る体制がようやく整った段階。本格稼
働は今年からとみられるが、攻撃原潜の建造数でアメリカに追いつくには20年以上はかかるだろう。


外洋作戦の際に水上艦艇に随伴する攻撃原潜の数はまだまだ足りない。それをある程度補っているのがAIP潜水艦であるが、その
隻数と東シナ海・南シナ海での仮想敵のASW作戦能力の高さ、米原潜の質量の優位性などから判断すると、アメリカ側の優位は揺
るがない、

中国海軍のASW作戦能力については、本格的な固定翼対潜哨戒機Y-8Q(KQ-200)の配備がようやく始まった段階。AEW&C機の生産と
比較すると、どちらが優先されていたのかは明白。Y-8Qが今後どの程度生産されるかは、同機の技術水準、海軍のASW作戦への
見方を占う要素。

中国領海から米本土を射程に収めるSLBMが欠如していることも、中国原潜の大きな課題。現状では、094型が搭載するJL-2により
米本土を打撃するには仮想敵の制空権下の下で西太平洋に進出する必要があり、現実的な話ではない。抜本的な解決策としては
長射程の新型SLBMであるJL-2AやJL-3の実用化が待たれるところ
----
中国側の兵器整備方針を考えると、まずA2/AD戦略の構築のための(航空機、SSM、弾道ミサイルなど)非対象戦力の増強、2010年
代に本格化する新世代大型水上艦や空母戦力、航空戦力の増強と域外作戦への対応、それに続いてASW作戦への本格的な対応と原潜
の量産化という段階を経ているように見えます

考えてみると、米海軍に中国近海での作戦を許すような状態では、航空攻撃には脆弱な対潜哨戒機が生き残ることは不可能で、高価
値目標であるAEW&C機や空中給油機、対潜哨戒機を前線に進出させるためには、それを援護する戦闘機戦力の構築が不可欠になります。

A2/AD戦略のある程度の確立と、大型水上艦艇と空母、外洋での作戦が可能な航続距離の長い戦闘機、敵目標の探知と戦場情報の掌握
、味方戦闘機の管制に必要な空中早期警戒体制が揃った段階で、ASW作戦と原潜の本格的な配備を実施するというのは、それぞれの時
期の需要と実力に応じた現実的な段階を踏んだ兵器整備方針だと思われます。



・中国海軍のワークホース的戦力054A型フリゲートの評価…15年間で30隻と言う大量建造が行われた054A型フリゲートの位置づけに
ついて。

054A型は051型駆逐艦と053Hシリーズフリゲートを更新するために建造され、30隻の調達により海軍の水上戦闘艦艇の近代化は基本的
に完了したとする。054A型は、中国海軍の遠海防御戦略の需要を満たす多用途フリゲートと評価。近海防御と領海警備については同時
期に大量建造された056/056A型コルベットがそれを担うことで、駆逐艦やフリゲートを近海での任務から解放する役割を果たしている。

『漢和』では、054A型が想定している任務を逐一検討。東シナ海や南シナ海、西太平洋などでの多種多様な作戦任務に対応し得る
柔軟性と海軍水上艦艇戦力の中での地位の高さを指摘。

871名無し三等兵:2019/06/09(日) 21:54:04 ID:wUyFxlNc0
・海軍航空隊のJ-16H多用途戦闘機の攻撃能力について……J-16Hは、JH-7やSu-30MK2を戦力的に肩代わりするための機体。海軍航空隊の
の最有力多用途戦闘機だったSu-30MK2も配備開始から10年近くが過ぎ、寿命中改修やアップグレードが必要な時期が迫っている。今の所
、中国からロシアへのSu-30MK2アップグレードの要求は提示されておらず、中国が独自にPL-12など一部の中国製兵器の運用能力を付与
する程度の改修に留まっている。「漢和」では、中国はウクライナなどから得たSu-27の整備技術などを基礎として独自の整備体系を構
築済みなので、Su-30MK2のアップグレードを行うことは技術的には可能とみており、後は24機のみの少数機にどの程度投資を行うかとい
う費用対効果の問題だろうとしている。

「漢和」では、J-16Hは今後の海軍航空隊で重要な役割を果たす中核的戦力になるとみている。J-16シリーズが搭載するWS-10系エンジン
は空、海軍のJ-16の需要を満たし得る大量生産中。海軍航空隊では年に一個大隊規模のJ-16Hの導入を行うであろう。

J-16Hは、高価値空中目標に対する遠距離打撃能力、防空網制圧任務、空対艦攻撃、そして高度な空対空戦能力を兼ね備えた多用途戦闘
機であり、その戦力的価値はSu-30MK2やJH-7を大きく上回る。対艦攻撃任務では、YJ-83やYJ-91のほか、YJ-12や(開発されるだろう)
YJ-18の空対艦型の搭載も見込まれる。そうなれば、J-16Hは500kmを超える長射程の対艦攻撃兵器を搭載して作戦を遂行することができる
ようになる。

J-16の発展方向性は、海軍のJ-15の今後の進化の道筋を予測させるもので、レーダーのASEA化、PL-10やPL-15の運用能力付与、新たなスタ
ンドオフ兵器の搭載などが実現するだろう。現在ネックとなっている、スキージャンプ甲板発艦によるペイロードの制限も、カタパルト搭
載空母である003型の就役により抜本的な解決を見るだろう。

872名無し三等兵:2019/06/09(日) 21:55:08 ID:wUyFxlNc0
・003型空母の戦闘力の予測……上の記事の最後に登場した003型空母の戦力予測記事です。2018年10月以降、長興島造船廠における003型
空母の建造作業はかなりのペースで進捗中。

カタパルト搭載空母となる003型のトン数については8万トンや10万トンなど諸説あるが、「漢和」ではまだ確定的な情報は入手できてない。
中船重工が昨年6月20日に公開した将来空母のCGを参考にすると、003型の特徴は以下の通りとなる。
①アイランドの電子装備は055型駆逐艦に準するものが採用され、001(遼寧)/002型空母とはかなりの変化がみられる
②船体長、幅共に002型空母よりも大型化。CGではJ-15以外にKJ-600艦載AEW&C機の姿も確認できた。カタパルトは艦首に二基、アングル
 ドデッキに一基の合計三基。甲板配置は米キティ―ホークに似た形式と規模。アングルドデッキの大型化はKJ-600の運用を前提とした
 ものと推測
③カタパルトは蒸気式と電磁式の二系統を比較検討しているが、どちらが採用されるかはまだわからない

中国はソ連の原子力空母「ウリヤノフスク」の設計図や各種データを入手しており、003型開発の際の参考にしたとみられるが、003型と
ウリヤノフスク級は大きな差異があり、(むしろアメリカ空母に近いスタイルとなっている)。キティ―ホーク級に準ずるサイズ(標準
排水量62000t、満載82000t))だとすると、003型の排水量は遼寧(標準58000/満載67500t)を一万トン以上上回る可能性も。

搭載機数については大型戦闘機であるJ-15を搭載する関係上、キティ―ホークよりは少なくなるとみられる。漢和の予測ではJ-15×48機
、各種艦載ヘリ10機+、KJ-600×4機程度になり、その戦力は001/002型の2〜3倍になるだろうと見積もっている

機関についてはウクライナより入手して国内での生産体制を確立した蒸気タービンを引き続き搭載するものとみている。ただ、アメリカ
の蒸気タービン技術の水準は高く、キティホークの蒸気タービン機関の方がクズネツォフ/遼寧が搭載する機関よりも高出力だったこと
を指摘。最高速力についてはキティ―ホークの33ノットを下回るのではと推測している。電磁カタパルトを採用するのであれば、蒸気タ
ービン機関とは別に大出力の発電機を搭載する必要があると指摘

「漢和」では、003型の戦力化は2028年頃になるとみており、それまでにはJ-15改良型、J-15D電子戦機、KJ-600艦載AEW&C機を含む航空
戦力の編制も完了していると楽観的。それに続くステルス艦載戦闘機については、成都と瀋陽のどちらがそれを得るかまだ流動的。瀋陽
はJ-15開発により艦載戦闘機のノウハウを得ている点で有利。成都はJ-20ベースの艦載機を開発するかもしれないが、艦載機化に必要な
改修と機体の小型化が求められるとみており、それはほとんど新規開発に等しい作業になろうとしている。どちらが勝つにせよ、ステル
ス艦載戦闘機は7〜8年後にはその姿を現すだろうとして記事を終えている

以上です。

873名無し三等兵:2019/06/09(日) 22:09:47 ID:wUyFxlNc0
>>868-869が二重投稿になってしまいました。すみません

国产舰载运输机或已在研 未来还可能发展预警机改型
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-24/doc-ihvhiqay0972471.shtml
これは中国の軍事雑誌『艦載武器』6月号の特集記事をもとにした記事です

KJ-6001艦載AEW&C機の発展型として、空中給油機、対潜哨戒機、艦載輸送機型などが登場するのではないかとい
う推測です。これは米海軍のE-2とC-2の関係からの連想です。

通常動力空母戦闘群は約2〜3か月の活動中、5〜6機の艦載輸送機を必要とし、常時2〜3機が陸上基地と空母の間
を往復して輸送任務に当たる。大型貨物や人員輸送などでその補給力を発揮する。艦載輸送機が実用化されれば
空母戦闘群の補給作業に大きな貢献があるとみている。

艦載輸送機の飛行寿命は一万時間で、その間1万5000回の着艦を行う。海軍の空母の活動が活発になれ輸送需要も
増えるので、艦載輸送機は相応の機数を生産する必要が生じるだろう。世界一流レベルに到達するには、寿命を
1万5000時間に、着艦回数を3万5000回に増やす必要があるが、そのためには主翼構造や降着装置の強化、エンジン
寿命延長などが求められよう。


長さに制約のある飛行甲板を用いる関係上、艦載AEW&C機も艦載輸送機もカタパルト運用が科技になる。遼寧の場合は
カタパルトがないので、これらの機体を最も有効に活用するのは難しく、最大ペイロードでの運用は出来ないだろう。
発艦の際にも飛行甲板のかなりの面積を使わざるを得ないので他の艦載機に影響が及ぶ。

輸送機バージョンの搭載能力は4.5トンと見積もっている。空母輸送機の最大サイズの貨物は戦闘機のジェットエン
ジンであり、艦載輸送機が開発されるならWS-10シリーズの搭載が前提になるだろう。なお、一部報道によると中国
海軍では米V-22オスプレイのようなティルトローター方式の輸送機も考慮の対象にしているとのこと。米海軍では
C-2に代わり、オスプレイに依存する方針である。

この他、空母の艦載ヘリとしてはZ-20艦載型等も存在するが、艦載ヘリと固定翼輸送機とは任務がかぶらず、むし
ろ相互補完関係にあると言える

874名無し三等兵:2019/06/09(日) 22:18:47 ID:wUyFxlNc0
『艦載武器』は海軍ネタを中心にした軍事雑誌(たまに別のネタもかなり濃厚に展開しますが)で、巻頭の写真集
のあとに特集記事のためのイラストを掲載しており、このサイトのイラストもそこに掲載されていたものです

同誌の記事やイラストは内容豊富で参考になるところが多いですが、雑誌の将来予想を反映させたイラストも入っ
ているので、雑誌から切り離された場合には扱いに注意が必要なところがあります

『艦載武器』は無印版と『艦載武器 軍事評論』と毎月二冊出版されています。前者が主に兵器や装備、戦史中
心で、後者はより総合的なネタが多い傾向があります。

『艦載武器』6月号は、KJ-600艦載固定翼AEW&C機特集で、そのほか、帝政ロシア海軍の前ド級戦艦ピョートル・ヴェ
リーキー、中国海軍の新型音響観測艦(780号艦)、ソ連/ロシア海軍のチャフ/フレアシステム、WW2独ソ戦-ラドガ
湖補給攻防戦、日本の「秋水」ロケット戦闘機などの記事が掲載されています

875名無し三等兵:2019/06/09(日) 23:59:08 ID:wUyFxlNc0
>>871の「KJ-6001」は「KJ-600」の誤植です。すみません。

海空雄鹰亮爪牙!东海舰队歼10A携苏30高精度对地攻击
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72274.html#p=1
無誘導ロケット弾による対地攻撃訓練を行う東海艦隊所属の海軍航空隊のJ-10Aの訓練風景
珍しい海軍所属のJ-10Aの様子を見る事が出来ます

碾压美军斯崔克!我合成旅11式轮突火力直射猛打
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_72166.html#p=1
主に装輪車輛で構成される中型輪式快速反応合成旅に関する記事です。

同部隊は装輪車輛中心に編成された緊急展開を重視した部隊です。一個旅は、4個合成営(大隊相当)から構成され
各合成営には一個突撃車連(中隊)が配備されています。突撃車連には14両の11式105m装輪突撃車を保有しており
合成旅全体では56両の11式を保有しており、直接射撃による打撃任務を担っています。

08式装輪歩兵戦闘車は、中型快速反応合成旅の中核戦力を構築しており、これは米ストライカー部隊のストライカ
ー装輪装甲車に比する存在であるとしています。中国軍の「快速反応部隊」の「快」の字は、「快速機動」、「快
速反応」、そして「快速塑造態勢(状況に迅速に対応する)」の三つの含意があるそうです。快速反応合成旅の登
場は、中国軍が将来発生する戦闘の形態が大規模な全面戦争ではなく、限定的な小規模戦闘であると考えているこ
とを反映しています。

中国における快速反応部隊の創設は、中国軍が装輪装甲車の導入を本格化した1980年代に遡る事が出来ます。まず
6×6装輪装甲車の配備が開始され、その後、8×8装輪AFVである08式シリーズへと移行します。米陸軍ではC-130輸
送機による空輸を可能とするストライカー装甲車を中核とするストライカー部隊が編制されますが、08式では中型
輸送機による空中輸送は要求されず、その結果、ストライカー装甲車よりも重量が重くなり、11式もストライカー
105mm突撃砲よりも砲塔設計に余裕のある車輛となります。

米ストライカー部隊では、部隊の火力不足を空軍機や陸軍航空隊の攻撃ヘリで補う必要があります。しかし、長年
にわたり火力不足恐怖症に見舞われてきた中国陸軍では部隊独力での火力の強化を快速反応合成旅でも追求したこ
と、空軍戦力への依存は陸軍の装備削減を招きかねないとの懸念から、部隊独力での火力追及が図られているのが
特徴です

876名無し三等兵:2019/06/10(月) 00:00:49 ID:wUyFxlNc0
中国陆军组建超30个中型合成旅 或装备9000辆轮战
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-03/doc-ihvhiews6456529.shtml
こちらも中型快速反応合成旅に関する記事です。

2015年の軍制改革に伴い、中国陸軍の野戦部隊の編制に革命的な変化が生じ、再編された集団軍の元には、それぞ
れモジュール化された任務や装備の異なる合成旅が配属されるようになった。その区分は、重型合成旅、中型合成
旅、軽型合成旅、砲兵旅、特戦旅、作戦支援旅、陸軍航空旅などに区分される

重型合成旅は装軌AFVを主戦力とし、中型合成旅は装輪AFVを中核戦力とし、高い展開能力と、通常の機械化部隊よ
りも強力な火力を備えているのが特徴。要するに、嘗ての軽型機械化歩兵師を精鋭化、コンパクト化したものと言
えよう

同じく装輪AFVを主戦力とする米ストライカー部隊と比較すると、ストライカー部隊が三個ストライカー歩兵大隊、
一個偵察大隊、一個榴弾砲大隊、一個後方支援大隊、旅団直轄の通信中隊、情報中隊、工兵中隊、UAV小隊などで
構成されているのに対して、中型快速反応合成旅は、4個合成営(大隊)、一個偵察営、一個砲兵営、一個防空
営、一個作戦支援営、一個作戦保障営で構成されている。


合成営は合成旅の最小の作戦単位であり、戦車、歩兵戦闘車、砲兵、偵察など各種モジュールから構成されてい
る。合成営には4〜5名の参謀からなる参謀チームがあり、コマンドポスト車輛と砲兵指揮車輛を装備している。
このほか、合成営には作戦支援連(中隊)、偵察、通信、工兵などの分隊、作戦保障連、輸送、衛星、炊事など
の分隊もある。

合成営は基本的に独力での作戦遂行を行うことを前提としており、装甲歩兵連、突撃車(14両編制)、火力連、
作戦支援連を隷下に収めている。これらの部隊には全て08式装輪IFVのファミリー車輛が配備されており、歩兵
連には08式装輪IFV、突撃車連には11式装輪105mm突撃車、火力連にはPLL-09式120mm自走迫撃砲9輌が配備され
ており、その打撃能力は従来型の歩兵団(連隊に相当)を上回っている

中型合成旅の偵察営には光学/レーダーセンサーを備えた装甲偵察車やASN-206 UAVが配備されており、その能
力は集団軍の装備に匹敵するものがあります。防空営は、HQ-7B短SAMと装輪式35mm自走対空砲を配備。砲兵営
には砲兵観測レーダーがあり、隷下には三個122mm装輪自走榴弾砲連、一個PHL-11型122mmモジュール式自走多
連装ロケット砲連、一個HJ-9対戦車ミサイル連を置いています。近年の編制替えに伴い、火力の強化が図られ
砲兵連は6門編制から8門編制へ拡充され、合計24両の122mm装輪自走榴弾砲を配備するようになりました。

現在、中国陸軍には約30個中型合成旅があり、強力な火力と装輪装甲車による高い機動性を兼ね備えた部隊として
重点的な編制が進められています。30個合成旅に必要な8×8装輪装甲車は約9000両に上ると考えられ、その戦力は
世界でも最大規模の装輪装甲車部隊になると言えるでしょう

877名無し三等兵:2019/06/10(月) 00:49:01 ID:wUyFxlNc0
>>873-874関連

『艦載武器』6月号の特集記事「海空鷹眼―中国海軍固定翼艦載預警機的発展模式與技術需求」(筆者:銀河)は、KJ-600
のみならず、米ソを中心とした戦後の艦載AEW機の全般的な特集記事と言える内容で、艦載固定翼AEW機について考える上で
も非常に役に立つ内容に仕上がっています。

全てを紹介するのは不可能ですので、中国軍関連の内容に限定して、いくつか気になった要点に絞って箇条書きで取り上げてみます。

・KJ-600はY-7ベースのJZY-01テストベッド機とは異なる全面的な新設計機。空母搭載の艦載AEW&C機としての生産に留まると
その数は極めて限定的なものになってしまい、生産コストや発展型開発などの面で多大なマイナスが生じかねない。なのでこ
の記事では、艦載輸送機、艦載対潜哨戒機、陸上運用型(中国軍と海外ユーザーの二つを想定)など出来るだけ多くの派生型
や輸出版を生産することで、量産効果を高め長期的な運用を行う体制を作るのが合理的だと考えている。各種派生型が50機程
度生産されれば、その目標を達成できるだろうとみている

・巻頭イラストの輸送機型、対潜哨戒型は、記事での提言を受けて雑誌側で考えてみた想像図であることが示されている

・KJ-600の機体サイズはE-2C/Dに近い物。エンジンはWJ-6C(5100馬力)もしくは改良型のWJ-6E(5000〜6000馬力)。前者であれば
E-2C、後者であればE-2Dに近い飛行性能が確保し得る。エンジンの寿命や信頼性ではまだ及ばないが、空母での運用には支障が
ないレベルの性能を実現できるだろう。

・レーダー技術については、KJ-500のデジタルAESAレーダー技術を活用したものが搭載され、総合性能としてはE-2Dと同レベル
になるとみている。

・KJ-500は、KJ-2000の1/2の価格、レーダ―アンテナの長さは30%近く短いが、技術の進歩により探知距離、精度、レーダー波の
収束速度(KJ-2000が秒単位だったのに対し、KJ-500はナノ秒単位)など、全面的な進歩を達成し、陸、海、空、ロケット軍、宇
宙の各情報網の結節点として情報処理と指揮管制を行う能力を実現。目標追尾能力に至ってはKJ-2000の4倍に達している。

KJ-500は既に20機近くが生産され、空海両軍合わせて30機以上の需要があるとみている。

・記事では、KJ-600の陸上型はKJ-500を補完する小型AEW&C機としての可能性があるとみている。KJ-500は、4機しかいないKJ-2000
を補完する準主力ASE&C機としての地位が与えられているが、KJ-2000の後継となる次世代大型AEW&C機が実用化されればKJ-500の必
要性は少なくなる。小型のKJ-600の陸上型が出来れば、調達コストと運用コストの面でKJ-500よりも有利になる可能性、機体サイズ
に制約される航続距離についても空中給油で補う事が可能。双発AEW&C機は、国際市場でのシェア獲得にも有利。


・KJ-600は003型空母での運用が中心になるが、001/002型空母でも運用できなくはない。もちろんスキージャンプ甲板を利用する発
艦時に甲板のかなりの面積を食うので駐機スペースへの悪影響は避けられず、着艦の際にも安全のために着艦コース付近の駐機スペー
スを減らす必要があり、003型よりも小型の001/002型での運用では制約が生じるところが少なくない。遼寧/002型のサイズだと搭載可
能なKJ-600は2機に留まるとみられ、運用上の制約も少なくないが、両艦に固定翼AEW&C機を配備できればメリットが大きいのは言うま
でもない。

878名無し三等兵:2019/06/10(月) 00:53:38 ID:wUyFxlNc0
ソ連の艦載早期警戒機としてはAn-71とYak-44Eの話が中心です

879名無し三等兵:2019/06/10(月) 01:06:01 ID:wUyFxlNc0
訂正
>各種派生型が100機程度生産されれば、その目標を達成できるだろうとみている
に修正します

記事では、将来的なAEW&C機について

大型AEW&C機―KJ-2000と次世代大型AEW&C機
中型AEW&C機―KJ-200とKJ-500。KJ-500は上の補完機能を果たす
小型AEW&C機―KJ-600陸上型

という組み合わせを想定しているようです。広大な国土をカバーするため小型AEW&C機
は50機程度を生産し、平時の哨戒・警戒任務、小規模の空中作戦任務などに充当され
KJ-500を補完する存在になることが想定されている。

これは実際の需要というよりも、KJ-600の生産数増加を狙った試案という性格の強い内容
ですので、そのまま実現するかどうかは正直難しい所ではないかと思いますが、思考実験
としての意味はあるかもしれません(小型AEW&C機が必要なら、それはKJ-600よりもUAV
の早期警戒型になるのではないかという気もします)

880名無し三等兵:2019/06/10(月) 01:14:59 ID:wUyFxlNc0
既に実機が確認されている双胴式の早期警戒UAV「神雕」と、上記のAEW&C機との関係がどのようなものになるかも注目されます

881名無し三等兵:2019/06/13(木) 15:05:15 ID:iVdSfJU60
(お知らせ)中国海軍艦艇の動向について
https://www.mod.go.jp/js/Press/press2019/press_pdf/p20190611_01.pdf
6月10日(月)午前7時頃、海上自衛隊第12護衛隊所属「うみぎり」(呉)、
第11護衛隊所属「やまぎり」(横須賀)及び第14護衛隊所属「まつゆき」(舞
鶴)が、久米島の北西約270kmの海域を南東進する中国海軍ルージョウ級ミ
サイル駆逐艦1隻及びフユ級高速戦闘支援艦1隻の計2隻を確認した。
また、同日午後9時頃、「まつゆき」及び海上自衛隊第5航空群所属「P-3
C」(那覇)が、久米島の北西約350kmの海域を南東進する中国海軍クズネ
ツォフ級空母「遼寧」1隻、ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦1隻及びジャンカイⅡ
級フリゲート2隻の計4隻を確認した。
その後、これらの艦艇が沖縄本島と宮古島の間の海域を南下し、太平洋へ向け
て航行したことを確認した。
なお、フユ級高速戦闘支援艦は、海上自衛隊として初めて確認したものである。


辽宁舰为何携补给舰出岛链 续航能力可增加1万海里
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-12/doc-ihvhiews8263605.shtml
今回の中国空母艦隊の宮古水道通過は2016年に続いて二回目

参加艦艇は、遼寧、051C型駆逐艦「石家荘」、052D型駆逐艦「西寧」、054A型フリゲート「大慶」「日照」そして
901型大型補給艦「呼倫湖」

今回のポイントは初めて901型補給艦を伴って西太平洋に進出したということ。以前の西太平洋での演習では補給艦
を伴うことはなかったため、その行動期間は自艦の燃料に制約されたが、今回はその制約から解放された形

901型補給艦は空母艦隊の遠洋航海のために建造された艦艇であり、同艦の随伴により空母艦隊の航続距離を一万カ
イリ、航空機の作戦時間を4000時間延伸する事が出来る。

遼寧の艦載機24機が毎日50回出撃し、それぞれ3時間の飛行を行ったとして、901型の支援があれば20日間の高いレ
ベルでの作戦が可能になる。

もう一つのポイントは、遼寧にとっては寿命中改装後の初の遠洋任務ということである。改修により、全般的な整備
と能力向上が図られたが、今回の航海ではそれを実地で顕彰する機会となるだろう。また、艦載機パイロットにとって
現役に復帰した遼寧での訓練を行うことで、部隊の戦闘能力の回復を図る狙いもあろう。将来的に、複数空母の保有
が実現すれば、常時どれかの空母が現役になるので、空母艦隊の作戦の連続性が大きく高まることになる

空母三隻体制の実現は2025年頃になると記事では見ている

882名無し三等兵:2019/06/13(木) 15:06:57 ID:iVdSfJU60
可扛7.62毫米子弹!我第三代猛士装甲车防弹性能曝光
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_72375.html#p=1
7.62mm弾による対弾試験を行った第三世代「猛士」装輪装甲車

第三世代「猛士」の各種派生型が一堂に会した写真
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_72375.html#p=9
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_72375.html#p=8


我破障车是合成作战开道先锋官
https://photo.sina.cn/album_8_199_72324.htm?fromsinago=1&sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&vt=4&hd=1
中国陸軍の戦闘工兵車輛の紹介記事

最初に登場するのは中型合成旅の配備されている装輪戦闘工兵車
08式装輪IFVの派生型の一つだが、エンジンはフロントから車体後方に移されるなどかなりの相違がある
車体前方の大型ドーザーで障害物の排除、穴の埋め立てなどを行い、部隊の進軍経路を確保する

記事の後半は、96式戦車ベースの戦闘工兵車。
この車輛は、車体前方のドーザー、地雷除去用の爆発索を展開するためのロケット、そしてバンカーなどを直射
で破壊する8連装ミサイル(タンデムHEAT弾頭)を搭載している。

車輛のシステムは高度に自動化されており、障害物除去と進路開削を効率よく行える。処理が済んだルートは衛星
位置測定システムにより正確に把握され、その情報はデータリンクを通じて後方部隊に共有される。


火力不足综合症的晚期症状是什么样子?
https://k.sina.cn/article_6432864723_17f6db9d300100gtgb.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
最近、歩兵分隊での使用が目立つようになってきたPF98 120mm対戦車ロケットについて

PF98は発射後の誘導はできないが、これは弾薬コストの大幅な安さにつながっている。同規模の対戦車ミサイルで
あればその価格はPF98の何十〜百倍に達しかねない。この低コストが、PF98をして歩兵分隊にまで多数の配備が出
来るだけの調達を可能とした評価。

PF98はその重量が問題になるが、ロケットランチャーとの比較ではなく対戦車ミサイルとの比較であれば、まだ軽
いといえると弁護(これはやや苦しいような気も)。

800mmの貫通能力を有し、AFVやバンカー、固定陣地などに対して高い制圧能力を有する。有効射程は連(中隊)用
型(肩打ち式)が400m、営(大隊)用型(三脚式で照準器もより高度)が800m。誘導システムがないので移動目標
への打撃は難があるが、固定目標に対する命中精度では対戦車ミサイルと遜色ない。

中国軍は歩兵火力の強化を図っているが、その対象は戦車に限定されず、トーチカや強化バンカーなども対象とな
っており、PF98は歩兵部隊の火力強化の要求を満たす事が出来る存在であると結論づけている
----
数年前の記事だと、PF98はより軽量な多用途ロケットランチャーやHJ-11などにより更新されるのではないかとの
見方がありましたが、最近の演習風景からは歩兵部隊の対戦車班から歩兵分隊に配備された支援火力としての使用
がみられるようになっています。この記事も、そのような状況を受けてのものだと言えるでしょう

883名無し三等兵:2019/06/13(木) 15:08:03 ID:iVdSfJU60
巴基斯坦“枭龙”配新型电子吊舱 却并非中国造产品
https://mil.sina.cn/sd/2019-06-12/detail-ihvhiews8249199.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001
スペイン製のALQ-500P電子戦ポッドを搭載したパキスタン空軍のJF-17 Block2の写真がネットにupされた件について

パキスタンでは、以前の兵器ショーではJF-17の電子戦ポッドとして中国製KG-300Gを展示したこともあったが、最
終的にスペインのindra社が開発したALQ-500Pを選択した模様。

JF-17 Block2では空対空/空対地任務における作戦効率の改善と生存性強化が追及されており、搭載兵装の多様化と
電子戦ポッドの搭載が実施された。パキスタン空軍の要求に対し、中国はWMD-7電子戦ポッドを提案したが、これは
トルコのアセルサン社が提案したASELPODに敗れた。2018年4月の報道では、ASELPODのJF-17 Block2でのテストが開始
されたと報じられた。

その後の中国国内の兵器ショーではJF-17とKG-300電子戦ポッドが展示された。KG-300は重量150kgで、自動で脅威を
判定しレーダー妨害を実施する能力があり、WMD-7と同等の能力を備えているとのこと

しかし、スペインのALQ-500Pは重量284kgでKG-300G(KG-300の輸出型)よりも干渉範囲と目標数で上回ったことが
採用の決め手となったと記事ではみている。


中国又一款12.7毫米大狙亮相 射程2公里精度超巴雷特
https://mil.sina.cn/sd/2019-02-10/detail-ihrfqzka4614422.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001
中国陸軍では、QBU10式12.7mm対物ライフルを配備したばかりであるが、またそれとは異なる12.7mmライフルが登場した。

記事では、QBU-10は米M82などと同レベルの対物ライフルであるとして、今回登場した新型12.7mmライフルは米マクミラ
ンTAC-50に近い存在であり、より高精度な命中精度を狙ったもので、現在中国軍に欠如している1500〜2000m級の遠距離
目標への狙撃に用いられるとみられている

狙撃銃の分野は中国軍の弱点であり、近年になって改善が図られている分野の一つ。輸出向けに開発された7.62mm狙撃
銃CS/LR4が制式化されないまま部隊配備が進められ、さらにメーカーでは8.6mm弾を用いた長距離狙撃銃の開発も行っ
ている。新型12.7mm狙撃銃の登場もその流れに沿ったものと言えよう

884名無し三等兵:2019/06/13(木) 15:09:24 ID:iVdSfJU60
中国海军052B舰升级改装:或配32单元垂发拥有双机库
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-06-13/doc-ihvhiews8516362.shtml
051B型、ソブレメンヌイ級駆逐艦、054型フリゲートに続いて、052B型駆逐艦も寿命中近代化改修に入った可能性が浮上

兵装や電子装備を撤去し、マストに足場を組んだ状態の写真がupされた
ただ、定期整備でしばらく経つと装備を再搭載して現役復帰ということもあるので、現時点ではまだ決め打ちはできない
ですが、今後が注目されます

記事では、改装の内容について推測。SAMの単装発射機は撤去され、VSLに換装。艦首部のスペースだけで32セルは収納
できるので、HQ-16やYu-8の運用能力が付与でき対空・対潜能力を改善。後部SAM発射機撤去と合わせて、格納庫を二機
搭載可能なサイズに拡大の可能性も?格納庫上にはHQ-10 近接SAM発射機を搭載するだろう

YJ-83 SSM発射機については、051B型のようにYJ-12に換装され対水上戦能力を向上させることも考えられる。火砲や短
魚雷発射管については現状の装備を更新する積極的な理由は見いだせないので、そのままになろう。電子装備も時代に
合わせたアップグレードが実施されるだろう。

大体の所、051B型やソブレメンヌイ級の近代化に似た構成になるということだが、記事では対潜能力の強化に重点を
置いた方向性で改装がなされるのではとみている。


蓝军旅又添新杀器!我红旗17防空导弹行进间2发连打攻击
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_72368.html#p=1
演習に参加するHQ-17短SAMシステム。車内も含む細部が分かる写真が掲載され、史料的価値が高いです。
記事では、設計の手本としたトールM1と比べ車内空間が広くなっていると指摘しています。これは、開発時期が前者よりも
遅いため、電子機器の小型化や液晶パネルの採用により車内容積節約が実現したのでしょう

キャプションでは、HQ-7Bとの比較も行っています。HQ-7Bは装輪シャーシで路上最高速度はHQ-17の60km/hを大きく上回る
90km/hだが、装軌車輛であるHQ-17は高い野外走破能力を有する

HQ-17は、捜索/照準レーダーを一台の車輛に搭載し独立戦闘も可能だが、HQ-7Bは捜索レーダー車輛と照準レーダー+発射
機車輛が分離している。かわりに車輛が軽量なので輸送機による空輸が可能

HQ-17は履帯式/装輪式35mm対空自走砲などと連携して、主に野戦部隊の随伴防空を提供する。
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最近になって装輪シャーシを採用したHQ-17Aが登場したので、今後はHQ-7Bを更新することになると
みられているのは既に紹介しました。

885名無し三等兵:2019/06/16(日) 22:06:02 ID:dy06S11Y0
第二艘国产航母清晰照曝光:正进行舰体模块拼接
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-14/doc-ihvhiqay5586932.shtml
長興島造船廠で建造中の003型空母の船体ブロックが撮影される


新版052D的雷达像个“苍蝇拍” 055:反隐身的本事要不要
https://jmqmil.sina.cn/dgby/doc-ihvhiews8085279.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001
既に多数が紹介されていますが052D型14番艦(通称052DL型)に関する記事

記事では新型の対空警戒レーダーについて、最新型のミリ波レーダーで、ステルス機やステルス巡航ミサイル
の探知能力が強化されているとみている。既存の517B型で問題であった探知精度も改善されているとみられ
346A型ASEAレーダーとの組み合わせにより、その機能を十全に発揮するとしている


斯里兰卡正式接收053H2G,这次中国赠送不要钱,军援是一门学问
https://k.sina.cn/article_1300124132_4d7e51e400100inbe.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
OPV化改装を受けスリランカ海軍に無償譲渡された053H2G型フリゲート「銅陵」について

「銅陵」は就役から24年で退役。鋼鉄などに使われる原材料価格の問題や、中国造船業の能力向上などがあって、退役
船舶を解体しても造船所では少しの利益が出ない状態とのこと。それであれば無償譲渡して海外からの好感度を高めた
ほうが有利であると判断したのだろうとしている

スリランカ海軍での新たな任務は外洋での警備、監視活動、海上での治安維持活動や救難活動など。ただ、将来的に
新たな兵装を購入して後日搭載しないとも限らないだろうと含みを持たせている


七年下水58艘,还有多艘在建,1300吨的056为何备受青睐
https://k.sina.cn/article_3583907590_d59e1706001012n83.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
わずか7年間で58隻が就役した056/056A型コルベットについて

056シリーズは、旧式化した駆潜艇やミサイル艇に代わる近海防衛任務の主要戦力であり、かつ外洋で活動する
駆逐艦やフリゲートの後方を守り彼らが任務に専念できるようにするための存在

基本型である056型は排水量1300t、対潜型である056A型は同1400t。すでに退役した65型フリゲートや6601型フリゲート
は排水量1200〜1350tながら、「軽」のつかない「護衛艦(フリゲート)」扱いだったのを考えると、中国海軍の成長ぶり
が伺える

056シリーズの累計建造数58隻というのは中国海軍の軍艦における一つのクラスでの建造記録を塗り替えるもの。これまで
軍艦の建造経験のない所を含む国内各地の造船所で建造が行われたのも特徴

056シリーズは、相応の兵装を搭載しているが、兵装よりもある意味重要なのは戦術データリンクの搭載による対潜ネット
ワークの一角を構築しているという点である。これにより、航空機など他のユニットと連携して対潜作戦を実施すう基盤
が整えられた。経済成長と共に海上輸送路の重要性がますます高まっている中国にとって、近海におけるASW作戦能力強化
は経済に不可欠な海上交通路を守るために欠かせない能力となっている。

886名無し三等兵:2019/06/16(日) 22:06:42 ID:dy06S11Y0
ET80型,有人把它称为国产鱼8的外贸型
https://k.sina.cn/article_6855533216_1989f22a000100gwd8.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
YU-8対潜ミサイルの輸出型ET-80について

中国海軍では、1990年代以降、アスロックのように対潜魚雷をロケット推進により遠距離に投射する兵器の研究を進め
21世紀に入って魚-8/YU-8として制式化され054A型フリゲートへの搭載が実現している


ET-80はYU-8によく似ているが、弾頭部の短魚雷はYU-8が「魚-7/YU-7」対潜魚雷を使用しているのに対して、ET-80の
方はET-52C対潜魚雷を使っている。YU-7の起源は米Mk46で、ET-52Cは伊AS244をもとにして開発された。

相違点はあるが、外観やサイズには共通性が確保されており、Yu-8とET-80は同じVLSで使用可能。魚雷を変更したのは
ET-52Cが中国の主な輸出向け短魚雷であることによる。さらに、ユーザーの要望に応じて異なる魚雷への換装も出来る
としている。

兵器ショーでの宣伝動画では、ET-80の最大射程はYU-8の半分程度の30kmと伝えられている。射程の変化は弾頭部の相違
によりもたらされたのか、それとも輸出向け装備でままみられるスペックダウンによるものかは不明。

ET-80の輸出候補としては、054AP型フリゲートを調達予定のパキスタンが挙げられている。パキスタンはインドの潜水艦
戦力を仮想敵としており、ET-80の採用は同海軍のASW作戦能力の向上につながり、中国にとってもハイスペック艦艇の輸
出という実績確保につながる。


外媒:中国海军已接收至少4架轰6J 覆盖海域扩大一倍
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-12/doc-ihvhiews8307779.shtml
海軍航空隊向けの新型爆撃機H-6Jの新たな写真が撮影された件について

これとは別の衛星写真からの情報では、H-6Jは既に少なくとも4機が製造されている模様

H-6Jは空軍向けのH-6Kの大幅改良型で、高い対艦攻撃能力を有し海軍航空隊のH-6Gの後継機として配備される見込み
太平洋に進出して対艦作戦任務に就くため、対艦ミサイルの搭載能力を向上させると共に自衛能力を改善するために
大型電子戦ポッドを搭載。

1990年代初めに配備を開始したH-6Gは、約14〜18機が配備されている、H-6Jは、H-6Gの三倍の対艦ミサイル搭載数
と、3500kmの作戦行動半径(H-6Gの5割増し)、搭載ミサイルYJ-12の長射程(400km+)が相まって、カバーし得る
海域の面積は100%以上拡大するとみている

搭載ミサイルも亜音速のYJ-6シリーズから、超音速ASMのYJ-12になったことにより打撃能力を大幅に高めている。
YJ-12は、200kgの高性能炸薬を搭載し、命中前に複雑な空中回避行動を行うことで生存性を改善、さらにレーダー
+データリンク+衛星位置測定システムの複合センサーを備えるなど、現在の中国で最も有力な対艦ミサイルの
一つ。記事では、H-6Jは主翼下に合計6発、胴体下に1発の合計7発のYJ-12を搭載可能とみている。

H-6Jのレーダーは任務の性格上、水上捜索能力を強化している。機首下部の光学/電子ターレットが中心線上から
左側にオフセット配置されているのは、設計のベースとなったH-6K(中心線上に配置)との相違点。

887名無し三等兵:2019/06/16(日) 22:07:22 ID:dy06S11Y0

歼8已服役近30年,为何还没淘汰?只因这一优点无法代替
https://k.sina.cn/article_6531737414_18552674600100l5n4.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
就役から30年近くが経過するJ-8Ⅱシリーズがいまだに現役の理由

①J-10やJ-16などは確かに先進的だが、調達/運用コストも高い。平時の空中哨戒活動やスクランブル任務ではJ-8Ⅱ
 など中国第2世代戦闘機(西側第3世代に相当)の方が、費用対効果に優れる。

②J-8Ⅱは就役後長年にわたり能力向上が施されており、そのマッハ2を超える速度と最大上昇限度2万mという性能は
 現在でも相応のもの。最終型のJ-8Fでは、レーダーとアビオニクスをアップグレードして、PL-12 BVR-AAMの運用
 能力を付与したことで、その総合性能でJ-10など新世代戦闘機に近い所に達している

888名無し三等兵:2019/06/17(月) 07:29:12 ID:dy06S11Y0
人民海军双机库战舰,到现在有过5艘,其中4艘在北海舰队服役
https://k.sina.cn/article_1658898823_62e0c98700100oiat.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
艦載ヘリ二機分の格納庫を有する中国海軍の駆逐艦について

中国海軍で最小にヘリ二機分の格納庫を設置したのは051型駆逐艦「済南」で、1984年から実施された大規模改装により
Z-9A二機搭載可能な格納庫を設置した。「済南」は新システムの導入の実地テストを行う試験艦としての位置づけがあり
この改装も艦載ヘリの運用に必要な試験的なものであった

このノウハウは052型駆逐艦の開発で生かされ、同艦の格納庫もZ-9A艦載ヘリ二機を前提に設計された。さらにフランス
から導入したバラクーダ着艦拘束システムを採用し、悪天候下での着艦成功率を改善することに成功、


052型に続いて建造された051B型駆逐艦も二機搭載格納庫を採用。この格納庫は、同時期に導入されたKa-28にも対応し
ており、Ka-28×1とZ-9A×1の混載も可能。

これ以降の中国海軍んの駆逐艦やフリゲートの格納庫は一機搭載(051C型は格納庫無し)が長らく続き、055型駆逐艦
で久しぶりに二機搭載格納庫が復活した形。055型はZ-9よりも大型のZ-20艦載型二機を搭載することで、そのASW作戦
能力を大幅に向上させるとみられる



离开苏联援助中国海军才从"在中国造"转为"由中国造"
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-12/doc-ihvhiewr5186229.shtml
草創期の中国海軍の海軍建設計画におけるソ連の影響の大きさに関する記事

1950〜60年代初めにかけて、ソ連の強い影響下で海軍の建設を進めていた時期の中国海軍についての
網羅的な記事。当時の海軍建設方針、ソ連から引き渡された艦艇や技術、艦艇国産化の方向性、大陸
喪失後も中国大陸近海での活動を続ける台湾海軍との戦闘が沿岸任務を主とする小型艦艇多数の整備
を必要とした、など大変充実した内容

889名無し三等兵:2019/06/17(月) 07:30:08 ID:dy06S11Y0
中国075两栖舰施工照疑曝光 甲板中央有巨大开口
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-11/doc-ihvhiews8010484.shtml
071型LPDと並行建造されていた075型LPHの船体ブロックが、071型の進水と合わせて浮揚された。

そのサイズは、船体ブロックの状態で2万トンを超えているとみられ、就役時の排水量は4万5000トン級に達する
のではないかと観測されている。船体上部には大きな開口部が二ケ所あり、これは機関部を入れるためのものと
エレベーター用の開口部ではないかとみられている。

衛星写真の分析などから、中国最初の強襲揚陸艦は全長250m、艦幅30m、喫水8.5m、速力23ノット程度になる
のではないかとの数字を挙げている。

少なくとも30機のヘリを搭載し、中国海軍の立体的な揚陸作戦能力を大幅に向上させることが目されている。
また、攻撃ヘリ(将来的にはVTOL戦闘機も)による支援任務もこなすことになろう。強襲揚陸艦は、平時に
おいては災害救助任務においてもその有効性が証明済み。対テロ作戦や在外邦人の救援任務といった作戦でも
その能力を発揮できる。作戦時には、揚陸作戦において揚陸部隊の展開を支援するだけでなく、揚陸作戦の指
揮管制も重要任務となる。

075型の配備と並行して、先進的なヘリ、テイルトローター機、VTOL戦闘機といった航空戦力の充実も、揚陸
作戦強化には不可欠であり今後の努力が求められるとしている。



第8艘071登陆舰下水后 沪东船厂将全力建造075两栖舰
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-11/doc-ihvhiews8037051.shtml
8隻目の071型LPDの進水に関する記事

起工から半年足らずでの進水という2万トン級の大型艦艇としては異例のハイスピード

記事では071型LPDは、建造時期により三つの段階に区分できることを指摘している。

一番艦「崑崙山」は3つのサイドスラスターを装備
後期建造艦の「井岡山」「長白山」はサイドスラスターを5基に増加
七番艦「沂蒙山」以降ではこれが9基にまで増えている。

最初に公開された071型の模型では、艦橋直前の第三甲板にHQ-7短SAM発射機が配置されていたが
これは、経費などの問題から実際には搭載されず。ただし、発射機搭載のための電気接続口だけ
は準備されている(ので後日必要に応じて搭載することはできる。)

一番艦就役後のアデン湾護衛任務への派遣などの運用経験を踏まえて、2010年以降に建造を開始した第二次
建造艦(二、三番艦)では、数多くの細部改良が施された。

数年のブランクを置いて第三次建造艦が起工され、2015年1月には四番艦が進水。四番艦以降は搭載する電子
装備が全面的にアップグレードされた。これは一番艦の進水から八年が経過し、電子装備の老朽化が進み一部
装備は既に生産を終了していたことによる措置。

第三次建造艦はその建造速度の速さが特徴。六番艦は進水から就役まで一年を切る最短記録を樹立。2020年ま
でには台湾海峡を挟んで南北にそれぞれ4隻の071型を配備する体制を構築できる見込み。

2018年には輸出向け派生型である071E型の存在が公開された。071E型ではHQ-10近接SAM八連装発射機を搭
載、H/PJ-13(630型)六銃身CIWS×4は、H/PJ-11(1130型)11銃身CIWS×2に変更され、近接防空能力を改
善しているのが特徴。

2015年のIDEX兵器ショーでは、071型の簡易・小型版のLPDの模型が公開。こちらは自衛火力を大幅に減らし
ているが、こちらはユーザーの意向で変更が可能。

軍迷の間では、071型の建造が終わり075型LPHに切り替わるのではと話題になっているが、米軍の事例を参
照すると、アメリカ級LHAとサン・アントニオ級LPDを並行建造しており、両者は相互補完関係にあってど
ちらかを置き換えるものではないことを指摘

中国海軍陸戦隊は現在の二個旅から規模拡大を進めており、東部戦区と南部戦区陸軍の両様作戦用機械化
歩兵部隊も、軍改革により支援体制を充実させて両様作戦向け合成旅二個部隊への改組が進んでいる。こ
れに対して、揚陸艦艇戦力は、071型×8、072型戦車揚陸艦シリーズ×20+、073A型中型揚陸艦×10など
と部隊の拡大には足りない規模。特に072シリーズと073Aは近海作戦中心で遠洋作戦には向いておらず、海
軍陸戦隊の任務の多様化には対応できない。

記事では、今後、滬東造船廠では075型の建造に努力を傾注するだろう(071型の経験を踏まえると、一番
艦は実証艦となり、本格的な量産は二番艦以降になるとみている)が、075型と並行して071型やその更
なる改良、発展型についても登場することを期待している。

890名無し三等兵:2019/06/18(火) 09:06:02 ID:iVdSfJU60
毛光远 | 抗战时期国民政府军马补充机制及其困境
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA3MDc2NDI4Nw==&mid=2650421499&idx=1&sn=1e784439d57594b3eb34cf92c933600d&chksm=87394b6bb04ec27dcc35827db27361ac2aab52af9a483701a4a84114777b1fc7f3ece1065943&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
日中戦争時期の中華民国政府の軍馬調達を巡る苦闘を描いた論文

主なポイントを抜粋
・機械化が立ち遅れ自動車道もまだ少ない中国では、馬匹(馬、ラバなど)は戦争遂行のための重要な要素
・日中戦争では中国は8年間で70万頭を超える馬匹を損耗
・清朝崩壊後の混乱に伴い、国内の軍馬育成体制は大きなダメージを受けていた。中華民国建国初期には年間500万頭
 だった馬の生産数は20年間で100万頭を切るところにまで減少し、馬匹の体格も悪化していた。
・南京国民政府は九・一八事変/満洲事変以降、日独伊などの馬匹育成政策を参考に軍馬育成体制の再建を図る
・しかし、軍馬の育成の中心だったのは北方のチャハル、張家口で、ここは早期に日本の手に落ちる
・南方は馬の育成に適さず、馬匹の体格も北方に比べて劣る
・国民政府ではチャハル喪失後、唯一残った馬の育成の適地である甘粛省や青海省といった西北地方に軍馬育成用牧場を創設
・日中戦争勃発後、馬匹需要が伸びる一方で大量の馬匹を損耗し続ける状況が続く
・中国政府は、①甘粛、青海、そして新疆からの馬匹調達、②国内市場からの馬匹調達、③地方政府や民間からの馬匹献納と
 いったあらゆる調達手段を動員
・①は相応に機能。②はインフレと相まって馬匹市場の高騰を齎し、さらに大量の馬やラバを消費したため市場に出回る馬匹
 の体格はますます貧弱なものになっていき、限界に達することになる。
・伝統的に馬の育成を行う遊牧民族が多く居住する甘粛や青海では、遊牧民にとって必需品である茶と馬の交換、徴兵を免除
 して、代わりに徴馬を実施するといった特例措置により馬の調達を図る。これは人口が少ない遊牧民を徴兵しても、動員効
 果は少ないわりに、当地の人的資源を枯渇させ現地の荒廃を招くこと、漢族とは言語習慣の異なる彼らを徴兵しても部隊で
 の統合に難をきたす、そもそもこれらの地方では中央政府の行政掌握が不十分なので徴兵実行が困難、などの要因から、彼
 らの生業を生かした戦争貢献をしてもらう方が有利だったことによる。(馬匹の徴発は、当地の人々にとっては徴兵に勝る
 とも劣らない大きな負担となっていたことも示されている)
・馬匹の体格不良は、米軍から提供された山砲の輸送にも支障をきたすことに。米軍の軍馬は体重500kg以上で、体格も駄載
 能力も高いのに対し、中国の軍馬は体重200kg以下で、体格も駄載能力も大きく下回っていた。太平洋戦争勃発後、ビルマ
 北部に派遣された中国軍が日本軍に敗れた原因の一つとして、馬匹不足により米軍の航空戦力と連動して騎兵や砲兵の
 活動を行う事が出来なかったことが指摘されている。
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WW2で馬匹輸送から脱却できたのは米軍位で、各国で依然として馬匹は戦争遂行に重要な役割を果たしていたことは、しばしば
指摘されています。以前紹介した中華民国時代の大砲の話でも馬匹の馬格不足が野砲部隊の運用に大きな支障をきたしていた
ことが問題になっていましたが、馬匹の調達自体でもさまざまな苦難があったことがこの文書から分かります

891名無し三等兵:2019/06/18(火) 09:14:26 ID:iVdSfJU60
既能炸洞又可破甲 ——国产08式80毫米单兵多用途攻坚弹
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651721290&idx=2&sn=6aabb324ed5ba9f339ef1b438115823a&chksm=8b8ebaefbcf933f9d7e04ec5f723976c74735844c5cfa9014770c240618bfbc2f7363bc12766&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
バンカー、洞窟、建物、AFVなど多様な目標に対する歩兵火力として開発された08式ロケットランチャーに関する記事

高原、山地での装甲歩兵中隊による攻撃演習の際に、榴弾、HEAT、対人榴弾など異なる弾頭による陣地攻撃の差異
を重点的に試験。その結果が08式の開発に大きく影響している。2005年5月に開発開始、2008年に制式化

08式は操作が簡単で、専属兵を置かないのが特徴で、任務に応じて歩兵分隊の装備として用いられ、歩兵の任務
の負担にならずに、歩兵分隊の対テロ、対AFV、火力制圧力を強化し、部隊の戦闘能力を向上する。新米の射手で
も30分程度の学習で08式の操作が可能となる。

消音性、消煙性、消火炎性に優れているのが特徴。発射時の音はサブマシンガンと同レベルで、煙と炎の少なさ
も突出している。これは任務における被発見率低減に有効で、偵察、奇襲、破壊任務、特殊部隊での運用などに
適合的。

ロケットランチャー内にロケット弾を封入した形式を採用している。発射時にはカウンターマスを後方に射出する
ことで反動を相殺する方法を採っている。これは後方ブラスタ抑制のための措置で、これにより掩体壕や建築物内
部からの発射を可能としている。重量7.6kg、全長975mmと歩兵の携行に適したコンパクトさ。

弾頭はタンデム式になっており、厚さ370mmのコンクリートの場合50cm以上の穴を穿つ能力を備えている。これは
突入作戦において進入路を確保するのに有効。またAFVに対しては50mm以上の装甲貫通能力を備えている。野戦、
市街戦、対AFV、沿岸防衛などさまざまな任務での使用を想定。

Me:
Китайские бронеавтомобили Tiger в МВД Киргизии
https://bmpd.livejournal.com/3663261.html


中国、キルギスタン内務省の特殊部隊向けに「虎士」装輪装甲車を無償提供



中国民企推出新型水陆两栖战车 水面时速高达70公里

http://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-02-09/doc-ifyrkuxs7502011.shtml

上の記事で動画が紹介されていた、宝鶏専用汽車有限公司の開発した水陸両用4輪駆動車「海豹」に関する記事
これはアフリカ諸国や軍特殊部隊向けの車輛として開発されたとのこと

全長5m未満、重量1.5t、ペイロード350kg、乗員4名。航続距離350km、水上航行速度80km/h。水上航行時には車輪
を引き込み抵抗を軽減する。車体は船形で水上を滑走航行する。小型車両ながら、12.7mm重機関銃や35mm擲弾発射
機など各種武装が可能。大型艦艇では不可能な、湿地帯や汽水域、浅瀬から海上まで幅広いエリアでの運用が可能

892名無し三等兵:2019/06/19(水) 21:54:02 ID:dy06S11Y0
老兵坚守岗位!我对台一线部队63A两栖坦克海上操练
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_72353.html?cre=photopagepc&mod=picg&loc=8&r=0&rfunc=3&tj=none#p=1
配備数が少なくなっている63A式水陸両用戦車の訓練風景

二年前、陸軍第73集団軍所属の機械化歩兵師が揚陸作戦向け機械化部隊に改組された。
同部隊は、63A式水陸両用戦車を装備している最後の部隊とのこと


中国重卡性能如何:载58吨99A坦克翻山越岭日行千里
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-19/doc-ihytcitk6206448.shtml
戦車の長距離輸送には不可欠な存在であるタンクトランスポーターに関する記事

長年、中国軍の戦車は30〜40t台と比較的軽量だった。タンクトランスポーターとしては泰安航天特殊車輛公司のTA4360重
トレーラーが用いられてきた。TA4360は、最大積載量54tと96A式戦車(45t)の輸送に十分な能力を有していた

近年、50tオーバーの99式や99A式(戦闘重量58t)の配備数が増加すると共に、TA4360では力不足となり、より積載量の
多いトランスポーターの需要が増してきた。それに対応したのが、泰安の新型トレーラーTA4410である。TA4410はTA4360
の発展型で、車輪を6×6から8×8に変更し、最大積載量を62tにまで増やしている。サイズこそ大きくなっているが、多く
のコンポーネントを共有しており、両車の外観は極めて似通っている。中国国内で急速に路線を伸ばしている高速道路で
の走行にも問題なく、一日で1000kmの移動を支障なくこなし得る。TA4410は、中国以外にはベネズエラへの輸出に成功し
ており、同国軍のT-72Bの輸送に用いられている。


中国003航母采用巨型总段建造方法 舾装周期大幅缩短
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-18/doc-ihvhiews9610176.shtml
003型空母の建造方式に関する記事

003型の建造では全面的にブロック工法が用いられており、工期短縮に高い効果を上げている。船体の組み上げと並行して
完成した船体ブロックを進水させるために船台直前の地点の浚渫作業も進められており、遠からず船体ブロックを船台から
ドックに移動する作業が行われるものとみられている

ソ連ではクズネツォフ級の建造でドック内でのブロック工法を採用し、進水に至るまでの建造期間短縮に施行している。中
国では002型空母の建造で、この技術を参照して取り入れている。

002型よりも大型化する003型では、更なる工期の短縮を目指して検討が重ねられた。その結果、ブロック工法をさらに発展
させ、より大型の船体ブロックを別々の船台で製造(この段階で配管や電気系統などの諸設備も出来るだけ組み込んでおく)
、それを後でドックに移動して接合する方式を採用された。これにより空母の建造が可能な大型ドックを長期間占有するこ
とが無くなり、ブロック接合時の精密さや工員の技量、巨大ガントリークレーンなどのインフラが要求されるものの、工期
をさらに短縮するのに有効。中国では民間船舶の建造でこの技術を用いており、世界有数の造船業の諸インフラと豊富な経
験が生かされた形となっている

ある情報では、海軍は初の試みとなる空母二隻の同時発注を行ったとの話も出ている。これが事実であれば、調達費用とコ
ストの低減が可能となり、今後この方法が一般的になることも考えられる。

893名無し三等兵:2019/06/20(木) 19:22:46 ID:UNpKNMpc0
長きにわたる改装を経て、先日からほぼ全面オープンしたと報じられた北京の中国人民革命軍事博物館に行く
事が出来ました。

入館は無料ですが、身分証明書(外国人ならパスポートが必要)。ライターなど危険物の持ち込みは禁止。

地下一階から地上三階まで、ほぼすべてのコーナーが改装を終えて開放されているのを確認出来ました。以
前、博物館の建物前に臨時に展示されていた99A式戦車などは全て撤去されていました。

地下一階は、大広間に大砲や戦車の現物を多数配置。ここには九七式中戦車やCV33、T-62、M26などの戦車や
大量の野砲や高射砲などが展示されています。フロア周辺の別室には、現在の小火器、AFVや火砲を紹介する
分室があり、99A式戦車の模型やさまざまなVR機器で体感的に兵器を体験できるようになっています。

一階大広間は、WW2から1980年代初期までの各種航空機の現物が並んでおり、その周辺には対艦ミサイルや艦
載砲が展示。周辺の分室では、古代から清末までの中国の軍事や戦争史を一気に振り替えることのできる歴史
コーナーがあります。あまりに長いので途中で折り返しになっているので、入り口に気を付けてください。

二階は、吹き抜け部を囲むフロアに大量の小火器が展示されています。さらにその外側の分室には最新海軍装
備、核戦力、情報、ミサイルなど現代軍事情報を紹介するコーナーがあり、将来空母や強襲揚陸艦の模型(海
軍装備室は軍事雑誌「現代艦船」監修とのこと)、核兵器コーナーでは列車搭載ICBMの模型(これは、サイロ
発射型、SLBM、TEL自走型、空中発射、列車移動型の計五種類の各ミサイルを紹介する形で登場しているので
現実の装備かどうかはかなり疑問です)

そして、抗日戦争コーナーと中国革命に関するコーナーもそれぞれ大きな別室で展示されています。

三階は戦争絵画や塑像といった戦争を題材にした芸術作品展示場です。

改装前と比べ、「展示品を見せる」ことへの意識が強まっているのを感じます。航空機については吹き抜け部
に吊り下げ展示したものを各階から見る事が出来る工夫が施されています。それぞれの分室の展示やキャプシ
ョンも興味深いものが多いです。

問題は、あまりに展示物の数とフロア面積が広く、分室まで入れると相当の時間と歩行数がかかってしまうと
いうことです。分室を見落とさないように、フロア全体をくまなく回る必要もあります。

一度に全部見ようと思ったら、途中で飽和しないように休憩や、外に出て食事をするなどの気分転換を入れな
がら見るのが良いと思いました(自動販売機や販売所があり、つまみや飲み物は購入出来ます)

894名無し三等兵:2019/06/20(木) 19:24:37 ID:UNpKNMpc0

辽宁舰出岛链有何目的:战时或不会前出在西太作战
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-18/doc-ihvhiqay6421368.shtml
今回の遼寧艦隊の演習が持つ意義について

2016年にも遼寧艦隊は西太平洋に進出して訓練を実施したが、その際には北、東、南海艦隊の精鋭を集めて艦隊を
編制していたが、今回は参加艦艇全てが北海艦隊所属。これは海軍の近代化に伴い、三艦隊の戦力のアンバランスさ
が薄れ、各艦隊がそれぞれの戦力のみで空母作戦群を編制できるだけの実力を備えていることを表していると評価。
確認はされていないが093A型攻撃原潜も空母任務部隊に加わっていることが考えられると指摘

遼寧艦隊の現状戦力は、米空母作戦群との対決が可能なレベルではなく、現状では将来の空母艦隊拡充に備えた人材
やノウハウの構築に重点が置かれているとみている。遼寧の艦載機パイロットは、将来の空母作戦群の艦載機中隊や
大隊長候補であり、今後の戦力拡大を支える機関要員となる存在

当面の間、有事において遼寧を中心とする空母戦闘群が宮古海峡を突破して西太平洋に進出して作戦を行うことはない
と断言。まず、中国海軍のA2/AD作戦では、空母艦載機は米空母部隊の阻止の主戦力ではなく、それは陸上基地から出
撃する空軍や海軍航空隊の航空機、ロケット軍のASBMや今後配備されるであろう極超音速ミサイルなどであり、遼寧艦
隊が出撃する必要性は無いこと。そして、米空母との圧倒的な戦力差を埋めるには長い時間を擁するという現実的判断。
中国空母は搭載機数の少なさに加えステルス艦載戦闘機が欠如しており、米第七艦隊の空母二隻とグァムなど西太平洋
の航空基地に展開するF-22やF-35とは対峙し得ない。さらに、現状では戦力倍増機である艦載電子戦機や艦載AEW&C機が
欠如しているので、陸上基地から飛来する特殊任務機やAEW&C機の支援が得られない外洋での作戦では、電子戦や情報戦
の面で決定的な格差がある。

筆者は、現状では遼寧艦隊は、陸上基地から飛来する作戦機のエアカバー、特殊任務機やAEW&C機の支援の下で、中国大
陸沿岸部や大陸棚内部での活動を行い、内線の利を生かして機動防御に徹し、局地的な戦力優勢を作ることで、A2/AD戦
略での有利な戦術条件を作り出すしかないだろうとみている。中国の空母作戦群が戦争前に宮古水道を突破して西太平
洋で作戦を展開するようなことは今後10年以内には不可能と結論付けている。

今後、中国海軍がブルーウォーターネービーとしての成長を続け、近海防御から防衛ラインをより前線に拡大した遠海防
御に転換していくことが続けば、西太平洋に進出して作戦を行い得る能力の構築が求められるようになる。それは、自衛
隊が厳重に防衛体制を構築している宮古水道を突破し得る能力を実現するということにつながる。しかしながら、それは
まだまだ長く遠い道のりになるだろうとして文を終えている

895名無し三等兵:2019/06/20(木) 19:26:21 ID:UNpKNMpc0


中国或要发展半潜式武库舰 垂发可混合装填500枚导弹
https://mil.sina.cn/sd/2019-05-23/detail-ihvhiews4072329.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001
少し前に話題になった「中国版アーセナルシップ」に関する久しぶりの記事です

今までの報道などからの情報では、排水量は約2万トン、RCS値低減のため半潜没航行が可能で、300〜500発の各種ミサイ
ル(巡航ミサイル、SSM、SAMなど)をVLSに収納、乗員は50名程度と少数で高度に自動化され、他のプラットフォームか
らデータリンクで情報を受け取り作戦を遂行する、などの話が伝わっています

「中国版アーセナルシップ」は単独行動はせず、空母機動部隊に加わって作戦を遂行することで、部隊全体の総合戦闘力
を向上させることが目されていると推測。現状では、中国空母部隊の艦載機数は米空母作戦群の1/3程度で、水上戦闘艦の
VLS数でも052C/D型は、アーレイ・バーク級やタイコンデロガ級にかなりの差を付けられている。「中国版アーセナルシ
ップ」は、この打撃力の差を補う存在として活用し得ると記事ではみている。中米の空母艦隊の戦力の大きな差を、非対
称戦力により補うという方法である。対艦攻撃に関しては、DF-12DH ASBMを搭載することで、ASBMのプラットフォームと
して遠距離打撃能力を確保することもあるだろうとしている。
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新しい情報が出たというよりは、今までの情報を纏めた感じの記事ですね

新版FC31战机亮相有两大变化 或为登上航母做准备
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-18/doc-ihvhiqay6412923.shtml
FC-31风头不再!中航工业15项外贸机型亮相巴黎航展
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_38692_72441.html#p=1
中国FC31亮相巴黎航展有重大改进 发动机舱明显拱起
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-18/doc-ihvhiews9605385.shtml
亮相巴黎航展的“最新歼-31”到底有什么新变化?答案是新发动机!
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651721506&idx=1&sn=238b35427874a34a4d4dC
先日開催されたパリ航空ショーに出展されたFC-31の新型模型について

これはFC-31の試製二号機をもとにしているが、それと比べても様々な変化が見て取れる
http://n.sinaimg.cn/mil/8_img/upload/641784af/733/w1400h933/20190617/3b4a-hymscpr2791356.jpg
http://n.sinaimg.cn/mil/8_img/upload/641784af/733/w1400h933/20190617/7dd3-hymscpr2791075.jpg
まず、エンジンノズルは(試作機が搭載する)RD-93とは異なる形状で、エンジン搭載部分の機体表面の盛り上
がりも増しているので、直径のより大きな高推力の新型エンジンを搭載している(設定だと)みている。現状の
RD-93は機体サイズに比べて推力不足であることは明白なので、FC-31を実用化するためには高推力エンジンへの
換装は不可欠

キャノピー後方の張り出し部の高さが増しており、これは機内容積確保のための措置とみられている。ステルス
戦闘機は、燃料や兵装をステルスモードの際には機内搭載分のみに依存しないといけないので、必然的に機内
容積に占める兵装や燃料の割合が増える傾向にあり、機内容積確保は重要。

これらの変更に伴い、FC-31の最大離陸重量は現状の公表データの27tから、30tに迫る規模になるだろう。重量増
大に加え、機体表面積や翼面積も増えているので、機体の空気抵抗は増加し、F-35と同じく超音速巡行は放棄され
るだろうとみている(将来的に小型かつ高推力を両立できる可変サイクルエンジンが実用化すれば状況は変わり得
るとも付記)

FC-31の大型化は、噂される空母艦載機への発展にとっても必要。艦載戦闘機は陸上戦闘機に比べて容積や重量が
増加しやすく、また小型艦載戦闘機ではペイロードや航続距離などで制約が生じ、空母部隊の遠距離打撃力の弱
体化を招きかねないので、相応のサイズが求められる。現在建造中のカタパルト搭載空母003型は2025年前後の就
役が見込まれて降り、次世代艦載戦闘機の需要もこの頃までにさらに求められるようになるだろう

896名無し三等兵:2019/06/20(木) 19:30:59 ID:UNpKNMpc0
中国预警机也"下饺子" 一年交付12架空警500创纪录
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-19/doc-ihytcitk6205133.shtml
KJ-500の高レートでの量産について

中国空軍の長年の問題は、早期警戒機や電子偵察機といった大型機ベースの特殊任務機の不足であった。
これは適当な母体となる大型機の欠如が要因であった

近年、Y-8/9ベースの特殊任務機の生産数が上昇しているが、これはムービング生産ラインの導入による生産性向上
やエレクトロニクス産業の発展に伴い、レーダーなどに必要な電子機器の生産能力が向上したことが大きい。

2017年には、Y-9輸送機ベースの特殊任務機について、KJ-500×12機、高新6号(KQ-200対潜哨戒機)や高新8号電子戦
機などを合計15機生産し、さらにY-9輸送機自体も量産を進めるなど、高い生産ペースを発揮しているのが衛星写真の
観測から明らかになっている。メーカーである西安飛機工業集団公司は、この他に、H-6KやY-20の量産も並行して進
めており軍用機の年間累計生産数は100機を超えており、同社の大型機生産能力の高さを伺う事が出来る
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『艦載武器』先月号の記事だとKJ-500の総数は既に20機を超えており、30機程度が配備されるとの見通しが示されて
いました。AEW&C機の不足が長年の問題だった中国空軍も、ここ数年のKJ-500の大量配備により24時間の連続空中監視
体制の構築に成功したと『漢和防務評論』でも伝えられていることからも、KJ-500の空軍・海軍航空隊に占める重要性
が伝わってきます


中国会再买一批苏35吗?非常有可能且购买数量很少
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-20/doc-ihytcitk6433351.shtml
中国空軍が導入したSu-35SKの評価と今後の追加購入の可能性に関する記事

昨年の演習では、J-10CとSu-35SKの対抗演習で、AESAレーダーと(BVR)ミサイルの性能でJ-10CがSu-35SKを抑えたと伝え
られたことが、軍迷の間で話題になっていた。一方、Su-35SKは長い航続距離により長時間にわたって領空を占拠して優
勢を保つ事が可能で、近接格闘戦ではPL-10とJ-10Cとの組み合わせに対して全く遜色のない成果を上げていることが、何
度も実施された自由空戦で実証されたとのこと

Su-35の輸入前には、中国向けのアップグレードが施されるのではなかとの見方も強かったが、アビオニクスの改良と検
証に要する期間とコストの問題から、引き渡し時期を遅らせないためSu-35SKはロシア空軍向けのSu-35と同一の仕様に
されることになった。特に最初の4機はもともとロシア空軍向けに製造されていた機体を転用したものとされた。

Su-35SKの導入に当たって中国空軍が特に重視したのが、その長大な航続性能であった。Su-35SKは11トンの最大燃料搭
載量を有し、2017年にはロシアから中国南方の飛行場までの4000kmを超える距離を、無着陸・無給油で飛行している。
また、中国空軍での運用開始後、推力偏向装置と完全に統合化された飛行制御システムを含む同機の高い飛行性能はパ
イロットの称賛を集めている

中国版Su-35SKのコクピットは、基本的にははロシア空軍のものと同じ表示方式を用いている。ディスプレイの表示はロ
シア語だが、中国空軍では長年にわたりSu-27やSu-30といったロシア製戦闘機を運用してきた経験があるので、パイロッ
トはロシア語表示に慣れており運用での問題はないとのこと。後期調達型の20機は、一部改造が行われ、北斗位置測定シ
ステムや中国空軍が装備する新型HMDが導入されたと伝えられている。

Su-35SKの調達数は24機であり、これは空軍の戦闘機部隊の定数に準じたものだが、近年の戦闘機団の戦闘機旅への改編
に伴い部隊定数は36機に増大している。そのため、Su-35SK部隊は定数に満たないことになり、今後定数充足のため12機
の追加購入が行われる可能性は高いとみている

897名無し三等兵:2019/06/20(木) 19:37:56 ID:UNpKNMpc0
>>895 の、「DF-12DH」は「DF-21DH」の間違いです。すみません。

898名無し三等兵:2019/06/25(火) 21:49:22 ID:w6VSrlno0
中国空母が台湾海峡航行 「全行程を把握」=国防部
ttp://japan.cna.com.tw/news/achi/201906250005.aspx

899名無し三等兵:2019/06/26(水) 15:54:46 ID:iVdSfJU60
辽宁舰完成首次前沿海域部署 疑返回三亚某军港休整
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-24/doc-ihytcerk8943085.shtml
6月9日の出港から15日間をかけて太平洋、南シナ海と航海を続け、約15日目に海南島の三亜港に入港した遼寧艦隊

901型大型補給艦の随伴により、遼寧を中心とした空母作戦群の航続距離は倍に延伸できるとの見積もり
今回の航海は、今後の第一列島線を超えての外洋での訓練の基礎となるものだと評価している


辽宁舰编队从南海经台湾海峡北返 遭美军机监视
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-06-26/doc-ihytcitk7711454.shtml
その後、再度出港し、台湾海峡を通過

辽宁舰又创新记录:航程几乎涵盖美军在亚太所有基地
https://mil.news.sina.com.cn/2019-06-26/doc-ihytcerk9351844.shtml
6月25日14時に青島の空母基地に帰還

辽宁舰踏上归途 疑曾与电子战机演练超视距反舰战法
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-26/doc-ihytcerk9354917.shtml
遼寧艦隊の太平洋演習の際、宮古水道を超えて展開したY-9電子戦機について

これは
①将来の海軍と空軍の統合作戦における、電子戦機の支援(偵察、索敵視野の拡大、早期警戒的役割、敵側の
 電子偵察を想定した訓練など)を想定したノウハウの蓄積
②演習の規模と範囲の拡大に伴い、これまでとは異なる情況に遭遇する可能性が高まるので、Y-9電子戦機も演習に
 参加して実戦における各種問題の対応力を向上させる訓練を実施
③周辺国に対するメッセージ(宮古水道を超えて太平洋に進出して訓練を行う事の正統性を主張)
などの要因があるとみている

電子戦機は、EW作戦における攻撃的任務と防衛的任務の双方での運用が可能で、さらに対艦ミサイルの中継誘導
などでも活用でき、演習において不可欠の存在であると指摘。

900名無し三等兵:2019/06/26(水) 15:56:48 ID:iVdSfJU60
中国又一款作战无人机曝光 能从最意外角度奇袭
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-26/doc-ihytcerk9393019.shtml
79式サブマシンガンで武装した回転翼小型UAVに関する記事

錯綜する市街地での浸透作戦、目標の予測しない方向から接近して、観測-攻撃を可能とし、軍や警察の要員の
負傷や死亡率を減らす効果が見込まれるとみている。軍用では、狙撃手や迫撃砲の砲手など、カモフラージュさ
れ隠蔽されており、通常の直接照準では対応困難な目標に対する制圧効果を期待している



中国东风17导弹疑曝光:这项性能世界第一
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-26/doc-ihytcitk7750159.shtml
东风17亮相?中国展示新型机动助推滑翔导弹
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_199_72538.html#p=1
疑似神秘东风17导弹曝光 中国军工企业展示发射画面
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-06-23/doc-ihytcitk7136321.shtml

先日、テレビで報じられた新型弾道ミサイルのCG動画。弾頭は突破性に優れた極超音速弾頭。
これはDF-17ではないかとする記事が多いが、East PendulumのツイートだとCM-401の改良型
の可能性もあると指摘しており、もう少し続報が欲しいところ
https://twitter.com/HenriKenhmann/status/1142355478619422721



075何时露面?我海军071型登陆舰第8号舰疑曝真身
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72580.html#p=1
先日進水した071型LPDの八番艦と七番艦の写真


必须要电磁弹射!我003航母舰载固定翼预警机设想图
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72582.html#p=1
『艦載武器』先月号に掲載されたJZY-01テストベッド機、KJ-600艦載AEW&C機、その派生型の想像図

そして、ヴィクラマーディティヤと遼寧でAEW&C機を運用することを想定した模式図を掲載。
発着にどの程度の面積が必要で、そしてそれが甲板上の駐機スペースをどの程度制約するの
か、わかりやすく示されております。

901名無し三等兵:2019/06/26(水) 17:20:52 ID:iVdSfJU60
>>893 追記
今回、フルオープンした中国革命軍事博物館で一番印象深かった展示物は、二階の小火器コーナーの
重機関銃の所に展示されていた「日本の三年式6.5mm重機関銃を改造して7.92mm口径に改造した」もの
でした


见识兵哥哥的脑洞!南海舰队航空兵运9创意摄影超可爱
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72557.html#p=5
南海艦隊の航空部隊の隊員の皆さんによる面白写真に写ったY-9輸送機

海軍航空隊の塗装を施しており、外観からは特殊任務機には見えないので、空軍・陸軍航空隊に続いて海軍航空隊でも
Y-9輸送機を採用していることがこの写真から見て取れます


我军052D舰升级后战斗力飙升 能探测隐形机及核潜艇
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-25/doc-ihytcitk7501625.shtml
052D改良型に関する記事

各国の最新艦艇と比較すると改装の中途半端さを指摘
①新型ミリ波レーダーによりステルス機や高速目標の探知力は改善したが、米海軍の最新のデータリンクや遠距離探知能力
 と比較すると、052D改良型とアーレイ・バーク級Block3との差は大きい
②Z-20艦載ヘリの運用を前提に船体を延長したが、格納庫は一機搭載のまま。これでは周辺諸国のAIP潜水艦や原潜の掃討
 には不十分

052Dシリーズは054A型フリゲートに代わる標準型水上戦闘艦として大量建造されるとみられるので、今後はこれらの問題
点の解消が望まれるとして文を終えている

新型多功能快速压弹器 92式/81式/95式弹夹三合一
https://zhuanlan.zhihu.com/p/70138411
Китайское универсальное устройство для быстрой перезарядки стрелкового оружия SH-2018
https://bmpd.livejournal.com/3682878.html
「SH-2018型多機能快速装填器(多功能快速压弹器)」
これは、92式拳銃、81式自動小銃、95式自動小銃の弾倉に迅速に弾薬を装填するための装置
一発一発手作業で装填するのと比べて20倍の速度で装填が可能となる。

902名無し三等兵:2019/06/26(水) 17:21:35 ID:iVdSfJU60
这枪国外搞了十几年未列装,我们已经要用它来代替95式?
https://zhuanlan.zhihu.com/p/33592008
QTS-11式歩兵総合作戦システムについて紹介した記事

同システムは、5.8mm小銃、20mmスマート擲弾単発発射機、光学照準器、赤外線暗視装置、カメラ、レーザー照準器、FCS
運動ベクトル計算機、表示機、入力機、バッテリー等で構成

同システムの中核となるのは20mmスマート擲弾単発発射機とFCSで、FCSとスマート擲弾により、高い制圧能力を発揮する。
口径は20mm、重量は85gと小型であるが、精密打撃が可能であり市街戦に向いた装備(注:小口径弾なので付帯被害が少な
く済むのもポイントか)


諸外国のOICWとの比較

優位点
①システムの軽量さ。軽量化のため擲弾発射機を単発にするなど軽量化・コンパクト化を優先
②射程の長さ。40mm擲弾の場合は射程400m程度だが、QTS-11の20mm擲弾の有効射程は平射で800mに至る
 また小口径弾のため射撃時の反動が低いのもメリット
③照準器とFCSを分散配置しており、取り外して使用することも出来る。緊急時には直接照準での使用も可能。
 銃の重量バランスの改善にも有効。
(QTS-11の照準器は、歩兵のデジタルHMDと連動させて、照準器に写った映像をHMDに映し出して射撃を行うことも出来
 照準器だけを露出させて歩兵自体は物陰に隠れた状態でも射撃が出来る)

不利な点
①米軍の25mm擲弾などに比べて小口径のため榴弾の威力に劣り、将来の発展性にも限界
②スマート榴弾のコストの高さ。
③単発にしたことによる発射速度の低さ。リロードごとにいちいち照準が必要となり前回の諸元を流用できないことも
 発射速度低下を招く要因
⓸小銃の地位の低さ…システムの中核は20mm擲弾発射機であり、5.8mm小銃の影は薄い。通常の小銃は3kg程度の重量だが
 QTS-11は7kgもあり、小銃と擲弾発射機を一つにすることの意義に疑問がある。

演習の映像を見ると、QTS-11は分隊の火力支援火器ではなく、95式小銃に代わる分隊小銃として運用されている模様。記
事の作者は、分隊支援火器として各分隊に一丁のQTS-11を装備する方が現実的ではないかと考えている。



中国空军重装空投技术迎来大发展
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651721607&idx=2&sn=6bea411dc47e31fe7c55c1765c25ca61&chksm=8b8ebb22bcf932340bdbc51ad97fd4776e357ba2a4c8f7abff04ce3971eb577052ebff88daca&scene=0&xtrack=1#rd
中国軍の重装備の空中投下技術に関する記事

中国軍でのこの種の技術に着手したのは1960年代であったが、当時はこの種の作戦に必要な輸送機が欠如していたので研究は
遅延し、1985年になってようやく第一世代の重装備空中投下システムの技術評価にこぎつけた。しかし、このシステムの性能
はまだ不十分であり、大型輸送機もなかったので空中投下能力とその効率は高いものではなく、解決は困難だった

1990年代末、ロシアからIL-76とその空中投下システムを調達したことにより状況は変わる。技術導入とその消化を経て、国内
での重装備投下技術は急速に進歩して、第二世代システムが完成。2002年に最初の重装備空中投下テストの演習が実施され、8t
と10tの装備の空中投下テストに成功。これにより重装備の空中投下技術を確立。

これらの技術的蓄積が新型輸送機Y-20で生かされている。Y-20では最大20tの装備の空中投下が可能であり、軽戦車や火砲、装
甲車などを投下して、空挺作戦において強力な火力を提供できる。さらに、コンテナ化がすすめられたのも特徴であり、指揮
システム、調理機器、医療系統など様々な装備がコンテナ化され、容易に空中投下・使用が出来るようになっている。パラシ
ュートにも改良が加えられ、自動操縦もしくは遠隔操作により空中機動が可能で、目標地点に正確に投下でき、貨物の分散を
防ぐ事が出来る。これは空挺作戦において重要な要素。

この他、高密度・連続投下、高高度からの投下、超低空での投下、パレットを使わない投下など様々な技術が用いられている。
シミュレーター―と実施試験を経て、技術的安全性と信頼性確保に必要なデータが蓄積されているとのこと

903名無し三等兵:2019/06/26(水) 18:11:23 ID:iVdSfJU60
中国海军"下饺子"的故事 还要从江苏这个小乡镇讲起
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-04-10/doc-ihvhiqax1391587.shtml
建国前後の中国海軍の艦艇建造史

1949年4月23日、華東区海軍が成立。人民解放軍海軍の先駆けとなる野戦軍直属偵察営と蘇北海防縦隊が4335人編制で
創設。これは1941年に編制された新四軍の蘇中軍区海防団にさかのぼる部隊で、第三野戦軍の長江渡河作戦で活躍。
装備艦艇は、帆船や機帆船、動力艇などで、渡河作戦前には9個中隊の汽船大隊、100隻近い船舶を保有していた。中
国海軍の艦艇建造もこの時期にさかのぼり、渡河作戦に必要な船舶として、木造船、帆船の職人を動員し、自動車の
エンジンを転用するなどして汽船を建造。

これと並行して、中華民国海軍部の第二艦隊と第五巡防艇隊に対する内部工作が進められており、林遵少将を指揮官と
する30隻、1271名の部隊を寝返らせることに成功。この中には中華民国海軍最大の艦艇だった軽巡洋艦「重慶」も含ま
れていた。投稿する国民政府海軍艦艇は初期の人民解放軍海軍の一大戦力となった。この他、海運会社である上海輪船
招商局の船舶、上海水産公司の漁船なども解放軍海軍の重要な供給源として機能する。

ただし、中華民国空軍の反撃により多くの艦艇が沈没し、サルベージと修復を余儀なくされる。また民間船舶を徴用した
艦艇は非武装であり、軍艦として使用するための武装化と改造が必要だった。改装では決まった規格は無く、アメリカ製
や日本製の武器など手に入った装備も広く利用された。巡洋艦「重慶」もサルベージされて修復に着手し、ソ連から派遣
された技術者の支援も得られたものの、技術的制約から最終的には修復は断念された。

1950年4月、解放軍は4つの艦隊に再編。内訳は、揚陸艦16隻から構成される第5艦隊、排水量1000t以下の「護衛艦」8隻
から構成される第6艦隊、民間船を武装化したものも含む砲艦8隻から構成される第7艦隊、揚陸艇5隻と特設掃海艇から構
成される掃海大隊。海軍艦艇の総トン数は一万トンにも満たず、055型駆逐艦一隻の排水量にも達しないものだった。

解放軍海軍では、東南沿海部の島嶼部作戦(金門島揚陸作戦も含む)の失敗などの教訓から揚陸戦力の強化を重視。内戦
の過程で手に入れた多数の米国製揚陸艦艇の修復作業を開始。1955年には、揚陸艦から構成される第5艦隊の戦力は大型
戦車揚陸艦6隻、中型戦車揚陸艦6隻、機械化揚陸艇6隻と36隻の揚陸艇からなる合計54隻に増強された。

揚陸艦艇の増強は順調に進んだが、護衛艦艇の不足は深刻であった。清末から北京政府期に建造された老朽艦まで含めて
もその数は少なく雑多な構成であり、数も質もアメリカからの援助で再建を果たした中華民国海軍艦艇には及ぶものでは
なかった。

人民解放軍海軍にまず求められたのは、沿岸防衛体制の構築であった。1951年に策定された「海軍五年計画組成部署」で
は、ソ連の支援で巡洋艦「重慶」を修復、駆逐艦、駆潜艇、掃海艇など40隻をソ連から提供してもらい。華南で使う4〜6
隻の護衛艦艇は、香港経由で船舶を輸入後に護衛艦艇として武装化するなどの計画が立案された。

904名無し三等兵:2019/06/26(水) 18:11:54 ID:iVdSfJU60
艦艇の国産化については、技術的ハードルの低い小型艇から着手された。まず魚雷艇の国産化が検討されたが、小型高速
である魚雷艇は技術的レベルが高く、魚雷についても国産化には時間がかかるということから、より小型・低速の砲艇を
建造することになった。江南造船廠では排水量42t、12ノットの砲艇を試作。青島造船廠でも排水量43tの砲艇8隻を建造。
これらの建造で得られた教訓をもとにして、江南造船廠では52甲型砲艇の設計を行った。52甲型は排水量50t、船体はソ
連の教材から得られた設計を採用して速度性能を改善。武装は25mm機関銃二門+機関銃二門。52甲型は26隻が建造され
中国海軍最初の量産型砲艇となった。52甲型は、53甲型、54甲型と改良型が開発されていく。53甲型は、火力を37mm機
関砲と20mm機関砲に換装して武装を強化したが、エンジンは出力不足のアメリカ製ディーゼルエンジンのままだったの
で最高速力は11ノットに低下。後期型ではこのエンジンも枯渇して低出力エンジンに変更されたので、最高速力は10ノ
ット以下になってしまった。54甲型は、一連の設計を見直して装備の合理化を進めたタイプ。

これらの砲艇は、速力は10ノット前後、武器は日中戦争〜内戦時期の日米製の鹵獲品かソ連提供のもので国産品は無く
FCSに至っては存在すらしておらず、性能は十分なものとは言えなかったが、二年間で53甲型を36隻、54甲型を14隻建
造し、1955年までに86隻前後の砲艇を揃える事が出来、東南沿岸部での切迫する需要を満たす事には成功した。1955
年までに国産化された艦艇の総トン数は4300トン未満であり、054A型フリゲート一隻にも満たない数字だった。これ
らの砲艇は中華民国海軍との引き続く戦闘の教訓を踏まえて小改造が繰り返され、その過程で設計や建造ノウハウの
蓄積、人員の養成が進んでいった。これはその後の中国海軍の基本的な開発スタイルとなる「小步快跑」の先駆けと
なるものだった。

朝鮮戦争の終結により、ようやく安定した国家再建が可能となり、ソ連の大規模な支援の下でソ連的工業システムの
導入が開始された。この時期、ゴルディ級駆逐艦4隻の提供など、海軍艦艇についてもソ連からの援助が本格化する
ことになり、海軍の姿は一新されることになる。

905名無し三等兵:2019/06/27(木) 13:29:41 ID:iVdSfJU60
美军或受中国霹雳15刺激 将秘密研发远程空空导弹
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-22/doc-ihytcerk8577828.shtml
The US wants to arm fighters with these new long-range missiles to hunt down China and Russia's best jets
https://taskandpurpose.com/air-force-aim-260-missiles
Air Force Developing AMRAAM Replacement to Counter China
http://airforcemag.com/Features/Pages/2019/June%202019/Air-Force-Developing-AMRAAM-Replacement-to-Counter-China.aspx
AIM-260: il dopo-AMRAAM
New long-range missile project emerges in US budget
https://www.flightglobal.com/news/articles/new-long-range-missile-project-emerges-in-us-budget-442816/

米空軍が中露のBVR-AAM(PL-15など)を想定して開発を進めているAIM-260空対空ミサイルに関する記事
・開発は二年前から開始されていた
・全長はAIM-120と同程度で、F-22やF-35のウエポンベイにAIM-120と同数を搭載可能
・デュアルロケットモーターを採用しラムジェットは用いず
・射程はAIM-120より延伸される。名称から推測して、少なくとも260kmはあるとの見積もりも出ているが確定ではない
・2022年のIOC確率を予定。これを受けてAIM-120の調達は2026年に終了予定。

中国空軍にとってBVR-AAMは長年の課題であり、R-27やPL-11の調達でようやくセミアクティブレーダー誘導AAMの
欠如を解消。R-77とPL-12によりアクティブレーダー誘導AAMの運用を開始したのが21世紀に入ってからだった事
を考えると、米軍が中国のBVR-AAMを念頭において次世代AAMを開発するというのは、正に隔世の感がある出来事
だと思いました

906名無し三等兵:2019/06/27(木) 13:30:36 ID:iVdSfJU60
中国造出全球首款水陆两栖无人艇 取名“海蜥蜴
http://news.sina.com.cn/c/2019-04-12/doc-ihvhiqax2155793.shtml?cre=tianyi&mod=pcpager_mil&loc=10&r=9&rfunc=3&tj=none&tr=9
Китайский амфибийный безэкипажный транспортер
https://bmpd.livejournal.com/3606742.html
中国造出全球首款两栖无人艇 能下海能上路还能隐身
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_71419.html#p=1
中国全球首创两栖无人艇交付:隐身快艇上加装了履带
https://mil.sina.cn/sd/2019-04-15/detail-ihvhiewr5886234.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001
4/8、青島無疆技術有限公司がプライベートプランで開発を進めている水陸両用無人快速艇「海蜥蜴」の
一号艇が武漢造船廠で製造され受領試験を経て、正式にメーカーに交付された

製造では船体を形成するアルミ製の薄板の溶接が技術的課題で、薄板の変形を伏せる「柔性架台」を製造すること
で変形を防ぎつつ精密な立体溶接を行う事を可能して問題を解決している。

船体底部には4基の履帯を装備し、上陸時に活用する。水上航行時には水の抵抗を軽減するため船体に引き込まれる。
水上航行時には船体後部に装備されたウォータージェット二基で最高速力50ノット以上を発揮

北斗衛星位置測定システムや、各種センサー、FCSを装備。大型艦艇の作戦指揮システムを用いて遠隔操作を行う。
また、陸上のコマントポストからの指揮管制も可能であり、陸海の作戦システムとの高い統合を実現しており、AI
を用い差作戦システムを実用化しているとのこと

「海蜥蜴」は、高速性能とステルス性が特徴であり、50ノット以上の快速で、無人艇であるので乗員の疲労を想定
せずに活動が可能。AIにより巡航、高速浸透、揚陸作戦をこなし得る。特殊部隊の輸送や領海警備、島嶼部の機動
防衛など幅広い任務を想定している


解放军运铁路军事运输实训基地投入使用,让中国远程兵力投送如虎添翼
http://www.sohu.com/a/307661026_628945
昨年8月、安徽省の合肥に中国初となる鉄道軍事輸送実地訓練基地が設立された。設立以降、鉄道輸送に関する訓練の
中核基地として、20名以上の専任幹部の養成を行い、中国の軍事鉄道輸送能力の向上を進めているとのこと

鉄道は、空輸に比べて輸送コストが安く天候の変化にも強く、大量の物資を迅速(海運の10杯の速度)に輸送可能で
特に重装備の輸送に向いている。近年の重要な変化としては、2022年までに総延長が12万キロを超える高速鉄道網の
普及により、部隊の展開能力が大きく向上している。国境を超えた部隊展開でも鉄道は有効であり、ロシアで開催
される国際軍事競技会では、重装備と人員を鉄道を用いて12000km先まで展開するというこれまでの中国軍の鉄道輸
送における最高記録を樹立している

907名無し三等兵:2019/06/27(木) 13:31:14 ID:iVdSfJU60
中国052C神盾舰将迎来中期改进 换装新垂发并无必要
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-21/doc-ihytcerk8336832.shtml
最近、駆逐艦の近代化改装が相次いでいる中国海軍ですが、052C型の近代化の是非について検討した記事です。

052C型は2005年から2015年にかけて6隻が建造。先進的なASEAレーダー、現代的なC3Iシステム、VLSと長射程SAM、SSM
などを実用化した、本格的なエリアディフェンス防空能力を有する多目的駆逐艦。
現在は発展型の052Dに生産が移行しており、ネットでは052Cの近代化について話題になることも。

記事の筆者は、052C型は、052D型や055型に至る技術の実証艦としての役割を果たしたとみている。また防空作戦では
052C型のVLSは改造せずとも新型SAMに搭載が可能であり、052C型に欠けている対地巡航ミサイルは052Dや055を用いれ
ば良いとしている。

051B型駆逐艦「深圳」の例をとっても近代化改装は相応の費用と数年の時間が必要となる。まだ十分に新しい052C型
6隻にそのような改装を施すのは必要性に乏しい。圧倒的な米海軍のイージス艦戦力と対峙している情況では、現在増
勢が進んでいる052D型と055型の数がある程度揃った後、052C型の寿命中改装の時期か来た段階で小規模の改装を施す
のが妥当だろうと提言している


055舰2号舰首次海试 2020年中国将会拥有4艘万吨大驱
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-06-26/doc-ihytcerk9448782.shtml
055型駆逐艦の二番艦が初の洋上公試を実施
同艦は、2015年起工、2018年4月進水、2019年6月25日に公試実施というスケジュール。一番艦「南昌」は2014年
12月起工、2017年6月進水、2018年8月公試開始、2019年四月就役なので、似たようなペースで作業が進めば公試
開始から約8か月で就役するものとみている。3、4番艦も2020年には就役すると推測しており、来年の002型空母
の就役と合わせて、055型駆逐艦4隻がそろうことになる。

908名無し三等兵:2019/06/27(木) 13:36:38 ID:iVdSfJU60
步兵最爱的“小钢炮”,对越反击战用它可以夺回一个阵地
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA5MTk4MTI1OA==&mid=2651720795&idx=3&sn=2085afaf4b8fa3045a3cdfd33abb2a45&chksm=8b8eb8febcf931e8893aafdf1b2552ce89542cf1d02aea974d8dff0cca173d2984b46676289a&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
中越戦争において、歩兵部隊の支援火力として活躍した63式60mm迫撃砲に関する記事

歩兵同士の至近距離での戦闘、大砲の輸送が難しい地形など、重砲による支援が困難な状況においても、歩兵
による携行輸送が可能な63式は山地戦などで歩兵部隊の支援火器として重宝されたとのこと。ある高地の争奪
戦では、70mもの急傾斜地を分解搬送された63式の投入がヴェトナム軍の4度に渡る攻撃を撃退する効果を上げ
ている。

また、近接戦闘では63式の60mm迫撃砲弾を手榴弾代わりに用いることもしばしば実施された(設計段階でその
ような運用方法が想定されていた)



中越战争为了防备越军的竹刺, 我军特意研制了“特殊装备”
https://k.sina.cn/article_5472764872_14633c3c800100hlur.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
中越戦争におけるヴェトナム軍の落とし穴&竹串の活用と、中国軍の対策について

ヴェトナム軍は中国軍の追撃に備えてジャングルに落とし穴を多数設置。中国軍の砲撃で後退するヴェトナム軍を追撃する
中国軍の歩兵の多くがこの落とし穴にに仕掛けられた竹串で負傷し、なかには死亡する兵士まで出ている。

この状況を受けて緊急に靴底に鉄板を仕込んだ厚底靴の開発製造が行われ、支給されたこの特製厚底靴は1979年2月17日以降
の戦闘において部隊で実地運用された。しかし、雨季に入り泥濘状態のジャングル地帯でこの靴を履いた歩兵は機動力が大き
く削がれることになってしまった。鉄板自体の重量はそこまで重いものではなかったが、泥濘の中の行軍には支障をきたして
しまったとのこと

909名無し三等兵:2019/06/27(木) 17:18:16 ID:wUyFxlNc0
軍用車両の博覧会「中津防務車輛展」が天津で26日から今週の日曜日までの日程で開催されています。

国家会展中心(天津)首展——2019中津防务车辆装备展隆重开幕
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA3OTU0MDMxMQ==&mid=2659263941&idx=1&sn=f8c5bd17ebb3b9072055a21eed5c272f&chksm=84c47cfdb3b3f5ebef19cb9be2110e227d4001d03b7167fff9c072fbdfc10b52cb127e5f9972&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd

新陆战之王:QN-506多用途察打一体化武器系统
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA3OTU0MDMxMQ==&mid=2659263941&idx=5&sn=9112571f03867e33ffe012101f65572e&chksm=84c47cfdb3b3f5eb47bea72d0ba6e1f83d55c3fabee3f59279905c351fa44e7b060e4851d26f&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
昨年の珠海航空ショーでも話題になった59式戦車を改造したQN-506多用途偵察-打撃一体化兵器システム。

今回新たになった情報としては、同システムは旧式戦車以外にも8×8装輪装甲車など各種AFVに搭載可能で
さらに、完全な無人車輛にすることも可能であるとのこと。


东风猛士全系列型号展示
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA3OTU0MDMxMQ==&mid=2659263941&idx=4&sn=1622db9a80c11d47981f0507a61e9808&chksm=84c47cfdb3b3f5eb549238c1a8bf8441ffe8f821e59b02ab9c3b73e3aa0ebbaefb52683e9ef9&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
東風「猛士」シリーズは、第一世代EQ2050A、第二世代EQ2063EとCSK162、最新式の第三世代CTL182型とCSK181
5タイプが一堂に展示されているとのこと

各車輛の説明は記事を参照されたし

910名無し三等兵:2019/06/27(木) 17:18:47 ID:wUyFxlNc0
空降兵的防空利器:枭龙空投超轻型弹炮合一防空系统
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA3OTU0MDMxMQ==&mid=2659263941&idx=3&sn=64b537770a0cc9be379bb237334c9303&chksm=84c47cfdb3b3f5eb2a9f5a829023e35d258a949ecba2d4310ecdf90935f6432808db7f3c4c49&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
梟龍汽車公司が独自開発した空挺部隊向けの自走対空システム「空中投下超軽量ガン・ミサイル複合防空システム(空投超轻型
弹炮合一防空系统)」

これは4×4装輪シャーシの荷台に、87式25mm連装機関砲と「前衛」携行SAM連装発射機をマウントしたもの。
携行SAMが射程5000m/高度4000mまでの目標を、25mm機関砲が射程4000m/高度3000mまでの目標を迎撃する。

シャーシは同社が開発した「梟龍超軽型兵器プラットフォーム」。4×4装輪装甲車で総重量は4.5t以内に収めることが
目標。乗員二名、機関砲弾480発、SAM×4を搭載し、一定の持続戦闘が可能。


59G-125 达到准三代水平的“魔改59”
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzA3OTU0MDMxMQ==&mid=2659263941&idx=2&sn=00685bb2d6e27f1e122d27525f37cfb6&chksm=84c47cfdb3b3f5eb29710e9fbeefe39a1a6b8add6251b148add5ee23cba785dcd9cbb27d0719&mpshare=1&scene=1&srcid=#rd
金曜日まではメーカーや軍関係者などへの公開日で、保利公司が開発した59式戦車のアップグレードプラン
「59G-125戦車」のデモ走行も公開されている

911名無し三等兵:2019/06/27(木) 17:19:32 ID:wUyFxlNc0
为了让中方签下合同,俄方将自已最好的导弹:R-77-1交付中国
https://k.sina.cn/article_6812148229_19609220500100huon.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
Su-35SKと共に中国に引き渡されたR-77の最新型「R-77-1」BVR-AAMについて

R-77-1は別名RVV-SD。原形よりも全長が10cm伸びている。外観上の識別箇所は、尾翼付け根がミサイル
本体内部に入る形となり、尾翼面積が減少した点


歼-10C战斗机又进行了升级和改进,提高了战斗机空战能力
https://k.sina.cn/article_6653392227_18c92b56300100l764.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
最初の生産型はミサイル警告装置が確認できなかったJ-10Cだったが、最近のタイプでは同装置らしき装備
の搭載がなされた模様。初期のJ-10Cが同システムを搭載しなかったのは、新型ミサイル警告システムの実
用化と、J-10Cの就役のタイミングがずれたことによる物と推測している

J-10Bのミサイル警告装置のセンサーは尾翼付け根部に装備されているが、J-10Cはそれとは異なりインテーク
側面と垂直尾翼頂部後方に配置している点が異なる。以前のタイプよりもカバーする範囲が広く、探知距離も
延伸されているとみられている。また、全方位に光学センサーによる監視を可能とすることで、パイロットに
全方位からの警告を提供し、空戦中の探知能力の向上と生存性改善を目しているものとみられる

輸出向けのミサイル警告システムS740型は、最大15kmまでのミサイル、10kmまでの戦闘機機首を探知可能で
同時に8目標以上を探知し得る。国内の警告システムはさらに探知性能を強化している模様

レーダー以外の光学・赤外線センサーの開発と装備は、2020年以降に本格化する中国周辺国のステルス機の
配備をにらんだもので、探知能力の向上と戦闘機の生存性改善が目指されているとみている


即将服役?国产航母换救生筏 遇水10秒自动充气打开
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72544.html#p=3
港媒:首艘国产航母更换救生筏 或已临近服役
https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-06-24/doc-ihytcitk7241318.shtml
002型空母、再度の洋上公試を目前に救命用ボートの交換を行う
今回搭載されたのはカプセル式で、装備されたシューターから水面に落とされて10秒後には空気を入れて15人以上が
乗れるボートとして展開される。

912名無し三等兵:2019/06/28(金) 01:33:16 ID:wUyFxlNc0
军方公布歼11训练照:加装2项保命手段自卫能力加强
https://mil.sina.cn/sd/2019-01-31/detail-ihqfskcp2122127.d.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001
赤外線警告システムとレーダー警告システムを追加装備したJ-11が確認された
上のJ-10Cのミサイル警告システム装備と合わせて、中国空軍の戦闘機の生存性向上策の一環と見なし得る

ポスト冷戦時代の戦闘機は冷戦中のような大量生産は行われず、一機当たりの単価は上がり続けていること
から、その生存性追求は以前よりさらに重要性を増していると指摘

ミサイル警告システムも初期のタイプはレーダー波を探知して警報を発するシステムであった。しかし、(自ら
はレーダー波などを発しない)赤外線誘導AAMの性能向上を受けて、レーダー波探知システムの有効性は大きく
減じた。光学電子センサ―の進歩を背景に、レーダー波のみならず、ミサイルの推進剤が発する火炎の光学信号
を探知して接近を警告し得るようになり、赤外線誘導AAMに対しても探知が可能となった。

中国空軍では、J-10A、J-11B、H-6Mなど21世紀初頭に配備を開始した一連の機体に光学式ミサイル警告システム
の搭載を開始。J-11は寿命中改修によるアップグレードで、光学式センサー四基を追加装備している。ロシア系
戦闘機の中では、Su-35SKが最も充実したミサイル警告システムを装備している。同機は8基の光学センサーにより
全周警戒が可能となっている。J-11はこれには劣るが、脅威度の高いエリアはカバーしている。中国空軍の戦闘
機の中で光学警告センサーの搭載数順に並べると、最多がJ-20、次がSu-35SK、J-11アップグレード型やJ-10Cは
それに続く第三グループを形成している

Su-27SKやJ-11はもともとインテーク側面にレーダー波警告装置を搭載していた。J-11が搭載していたL-006レー
ダー波警告システムはロシア由来の技術であり、開発時期や技術水準の問題もありその性能は限定的で、脅威の
探知は出来てもその精度は充分な物ではなかった。そのため、一部のアップグレード改修を受けたJ-11は主翼
前縁部に新型レーダー波警告システムを搭載して生存性向上を図っている。

ただ、改修を受けたJ-11はまだ多くなく、改修済みの機体でもレーダー波警告システムのみを換装した機体、光学
/赤外線センサーも追加装備した機体と、改修内容にばらつきがみられる。この要因として、本格的なアップグレ
ードにはアビオニクスや各種センサーを含む大規模な改修が必要だが、それにはコストを要すること、J-11自体が
酷使に伴い寿命がそれほど残っていない機体も少なくないことから、一部の機体のみが複数のミサイル警告センサ
ーを取り付ける改修を受けるにとどまっているのだろうと分析を加えている



歼20高清细节图再次曝光,光电分布式孔径系统的摄像头清晰可见
https://k.sina.cn/article_6536938917_185a1c5a500100hi2i.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
J-20の細部写真

機体各部に配置されているEODAS/光学電子センサーの数は、合計10か所に上り、探知能力は極めて高いものがあるとみられています。

インテークのDSIは塗装が異なっており、レドームと同じ色であることから、非金属素材を用いている、もしくは内部に各種電子
機器を内蔵している可能性を指摘。一部では、J-20のDSIは可変式でインテークの空気流入量の調整が可能という話もあるが、こ
れについては現時点では証拠は得られていない

913名無し三等兵:2019/06/28(金) 01:34:06 ID:wUyFxlNc0
军事杂谈:雾都雄鹰旅歼16搭载神秘前视红外挂架,海航表示我也要
https://k.sina.cn/article_3933130412_ea6eceac00100iqmt.html?sinawapsharesource=newsapp&wm=3200_0001&http=fromhttp
第5バッヂ生産分のJ-16に関する記事
第5バッジ生産機はレドームの色が淡いグレーに変更されたのが識別点。

記事では、J-16のインテーク下の兵装パイロン先端に光学電子センサーらしき装置が内蔵されている事が指摘されています。
この装置の用途はまだ不明ですが、ネットでは、前方視認用のFLIRセンサーで、夜間や悪天候時の低空/超低空飛行時に、こ
のパイロンに装備された光学/電子センサー付き照準ポッドや地形追跡レーダーなどと合わせて活用されているのではとの推
測もなされています。

J-16は機首キャノピー手前にIRSTセンサーを備えていますが、これとFLIRセンサーは使用目的も装備方法も異なるもの。
前者は、ミサイルや航空機など空中目標を赤外線センサーにより、捜索、探知してFCSに目標情報の諸元を提供するもの
で、全天候での空対空目標の捜索・追尾に用いられる。任務の都合上、センサーの旋回範囲は相応に確保されている。

後者は、主にFCSの空対地モードにおいて、夜間や悪天候下での飛行と対地目標への攻撃の際に用いられる。光学/電
子センサ―により戦場の高解像度の映像を提供し、目標の位置確定や発見を容易とする。そして、セミアクティブレ
ーザー誘導式空対地ミサイル投下の際には、ミサイルを誘導する兵装士官の誘導作業を支援するため、FLIRセンサー
によりミサイル航跡を確認する役割を果たす。こちらは空中目標を捜索するための広い視野の捜索よりも、高解像度
の画像撮影が優先されるのでIRSTほどの旋回能力は持たされていない。

照準用ポッドにも光学/赤外線センサーが内蔵されているが、それとは別にIRSTとFLIRと三系統の赤外線センサーがある
のは一見無駄のようにも見える。しかし、J-16は空対空戦闘ではIRSTセンサーを使用して、空対地戦闘ではFLIRセンサー
と照準用ポッドを併用する方法を採るという任務に応じた使い分けを行っており、空対地戦闘における精密打撃を可能
としている。機首上部に配置されたIRSTセンサーでは、地上目標に対する視野に制約があり、FLIRがインテーク下部に
配置されたのは、地上目標に対する十分な視野を確保するのが目的。

J-16の生産数についてだが、バッヂ毎に20〜30機程度が量産されていると考えると、これまでに200機近いJ-16が生産
されたことになるだろうと推測している。空軍のみならず海軍航空隊での配備も進むとみているが、今の所海軍航空隊
への配備は確証が得られていない。J-16は今後も多数が生産配備されるのは間違いないだろうとして文を終えている


歼20或已经开始量产 为何歼11战机仍需服役超20年
https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-05-31/doc-ihvhiqay2642884.shtml
J-20の量産が開始されても、その生産コストは7億人民元(約1億1000万ドル)はするとみられ、J-16などの中国第3.5
世代戦闘機の5〜6億人民元よりも高いのは確実で、J-11などを早期に更新するのは不可能

J-11シリーズ自体、航続距離の長い大型機であり、高い兵器搭載量を有する特性を有しており、J-20をサポートする
戦闘機として今後も活用し得るポテンシャルを備えている。J-11シリーズの現在の主力は、制空任務に就くJ-11Bと
多用途戦闘機であるJ-16であるが、J-16は中国第4世代機に匹敵するアビオニクスを搭載し、機体寿命も長いので今後
20年は現役での運用が十分に可能

J-11Bはアビオニクスの旧式化や、対地攻撃では無誘導ロケットや通常爆弾しか使えない多用途性に劣るのが難点。し
かし、昨年の珠海航空ショーではJ-11Bへの空対地精密誘導弾の統合化を示す写真が公開されており、アップグレード
により空対地性能を強化することも十分に可能。J-11Bは、アビオニクスの改良や新型データリンクの適応などによる
ネットワーク戦対応能力の改善により今後も長い間運用が続けられるだろうとしている。

914名無し三等兵:2019/06/28(金) 01:35:18 ID:wUyFxlNc0
不如来买红旗16!缅甸主力护卫舰防空竟靠便携弹
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_323_72554.html#p=1
ミャンマーの国産フリゲートの短SAMシステムの写真集
珍しいので紹介します


块头真大!远望6号船完成第一次进坞 进行维护保养
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72548.html#p=1
定期整備のため就役後初のドック入りを行った海洋観測船「遠望6号」
普段は見ることのできない水線下の様子を確認する事が出来ます


世界现役驱护舰同比例对比图 055原来这么大
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72545.html#p=1
米ズムウォルト級、タイコンデロガ級、キッド級、スプルーアンス級、韓 セジョンデワン級、日 あたご型
印 コルカタ級 米 アーレイ・バーク級を並べた図

二枚目
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72545.html#p=2
ウダロイ、45型、ソブレメンヌイ、052D、052C、052B、051B、051C、たかなみ、あさひ、むらさめ

三枚目
http://slide.mil.news.sina.com.cn/h/slide_8_203_72545.html#p=3
F100(西)、FREMM、アイヴァー・ヒュイトフェルト(デンマーク)、O・H・ペリー、054A、リヤド(サウジ)

四枚目は各国のコルベットを紹介。5、6はアーレイ・バーク級、45型と中国の駆逐艦とフリゲートを比較

915名無し三等兵:2019/06/28(金) 21:39:38 ID:UNpKNMpc0

老兵再战20年?我军最新轰6K疑升级电子自卫系统
https://military.china.com/jxkt/11103358/20190628/36499597.html
老兵再战20年?我军最新轰6K疑升级电子自卫系统
http://slide.mil.news.sina.com.cn/k/slide_8_193_72642.html#p=1
上のスレで、戦闘機の自己防御システムに関する記事をいくつか取り上げていますが、今度は爆撃機の自己防御システム
に関する記事です

最近撮影されたH-6Kの中には、外観からFCSや自己防御システムをアップグレードした改良型とみられる機体があること
が指摘されています。

主な識別箇所は以下の通り
①機首下部に先進式敵味方識別装置(AIFF)を装備
②垂直尾翼頂部にレーダー警告装置(RWR)とEMC(前方をカバー)装置を装備
③機体の最後尾にミサイル警告システム(MAWS)とECM(後方をカバー)を装備

この改良型の登場からも、近年中国空軍が作戦機の生存性追求を意図した改良を活発に行なっていることが窺えます。


2019中津防务车辆装备展に関する記事です

远看炮塔吓死人!中津防务装备展魔改59坦克飞沙走石
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_38692_72626.html/d/1#p=1
保利が出展した59式戦車のアップグレードプランである59G-125戦車の写真集

一見すると溶接砲塔に換装したように感じますが、よく見るとベンチレーターやキューポラはもともとのままで
既存の砲塔の周囲に付加装甲を装着しているのが確認できます。

В Китае открылась выставка экспортеров военной техники и оборудования DVEX-2019
https://bmpd.livejournal.com/3689709.html
五对轮隐藏很深!中津防务展我精锐国产战车集体亮相
http://slide.mil.news.sina.com.cn/l/slide_8_38692_72630.html/d/1#p=1
展示装備の写真集です。
100を超える車輛が展示されているとのことで、写真集を見るだけでもその数の多さが伺えます




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