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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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力強くそう語った彼女の横顔から見える瞳には、猛々しいまでの生命力が満ち溢れている。
落ち込んでいるばかりの村人達だが、彼女の強さは確実にこの場の人間に力を与えてくれる存在となり得る。
ビロードが何を言うでもなく、年下の若い娘に怒鳴られた青年は、自分から過ちを認めた。
「………そうだな、お嬢ちゃんの言うとおりだ。すまなかった」
ξ゚ー゚)ξ「解ってくれればいいんです……今は、何をすべきか考えましょう───」
「っと、そうだ……さっきお嬢ちゃんはこれで村人全員かって、聞いたよな?」
ξ゚⊿゚)ξ「えぇ、大半の人は村を離れたとはいえ、これだけなの?」
「いや、まだあと一人……確か」
( ><)「そう。コトおばあさんが、まだなんです……」
ビロードと青年の話では、まだ一人の老女が教会に避難してこないというのだ。
共に付き添って夜を凌いでいた人間によると、夜毎聞こえる息子が自分を呼ぶ声に、
何度も扉を開けようとしたという。
教会に避難するように呼びかけても、鍵を閉じて家から離れたくないと一点張りなのだ。
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