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ですがスレ避難所 その331
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ところで角川が『マルティン・ベック』の新訳(柳沢由美子 訳)を出していたので『バルコニーの男』を買って読んでみたが、
もう本当にとりかえしのつかないことになっていた。
角川はマルティン・ベックシリーズを殺す気だとしか思えなかった。
いまからこのシリーズを読みたい人は、 絶 対 に 故・高見浩の旧訳板を買うべき。40年以上前の訳だが。
まあこれでは何のことかわからないと思うので一例を示すと、劇中で詩の一節だと言われている部分の訳出;
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私はまだ若いのに枯れてしまったシナの木だ。梢から風に乗せて乾いた葉っぱを散らすことぐらいしかもはや出来はしない。
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こうである。
なんだよこれ。
な ん だ よ こ れ 。
ちなみに旧訳では同じところを
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我は病める若き菩提樹
風に散らせし病葉は
我が王冠を飾りしものを
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こう訳してあった。詩だとあるんだからこっちだろ。文語調が駄目ならせめて詩の文句らしくせいよと。
これは一番わかりやすいところだが、他にも例えば『白い網目のパンティ』という語句もあって、旧訳ではここは白いレースのパンティとなっていた。
網タイツみたいな目の粗い網目のパンティというのがあるのかもしれないが、これも旧訳のほうが正しいと思われる。新訳は女性の訳者なのにどういうことなのか。
まあ1Pごとにオカシイ、文学作品の訳とは思えない、SF翻訳で言うところの野口幸夫に劣るとも優らないゴミクズだった。
訳者死ヒねと思ったのは久しぶりである。
怖いもの見たさの人にだけオススメ。
#何故か本スレに書きこめない。
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