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おもらし千夜一夜4

64追憶3「霜澤 鞠亜」と公園戦争。@鞠亜⑤:2014/06/04(水) 23:34:25
「と、とりあえず、公園の隅の茂みに行こう?」

その提案に乗るしかない……そう思ってボクは立ち上がろうとする。

<ジュ……>

――っ!!? 今ちょっとでちゃ――ぁ、だめ……。

「やぁ…」<ジュ…ジュウ……>

冷たくなっていた下着の中で熱水が渦巻く。
立ち上がる時に変に力が入ってしまった……。
どうにかこれ以上漏れないようにと立ち上がるのを諦め再びへたり込んでしまう。

「えっと……無理?」

「うぅ……無理……」<ジュワ……>

今も少しずつ溢れてる……綾に気が付かれるのも時間の問題。
情けない……金髪を怒らせて、綾に見透かされ、心配もされて……それなのに我慢できない自分が情けない。。

「う〜、何か容器みたいなもの……」

綾はきょろきょろと周囲を見渡す。
だけど、そんな都合のいいものはすぐには見つからない。
そして、ボクにとってその都合のいいものは今すぐでないと、もう意味がない。

<ジュゥ……ジュウー……>

――だめ……溢れてくる……手も熱くなってきた……。出ちゃう……綾の前で…漏れちゃう……。

身体を大きく震わし、波が治まるのを必死に待つ。
だけど、治まるどころか、膀胱は収縮を繰り返し、さらに吐き出そうとして居る。

<ジュゥゥ…シュィー……>

必死に歯を食いしばる、でも全然止めることができない。
一度に溢れる量も勢いも増え、閉じていられる間隔も短くなって……。
我慢の力も次第に失って、暖かい……なんとも言えない開放感が襲う。
それでも、必死に…必死に我慢しようと手で抑え付ける。

「鞠亜……」

ボクを呼ぶ声が遠くで聞こえる、

――神様……お願いだから…我慢させて…漏らしたくないよ……お願い……。

神頼み。神なんて居ない。そう日頃から思ってるボクに似つかわしくない事。
そして、それは心のどこかで聞き取って貰えないことだと判っていた。

<ジュッ…ジュウゥゥゥーー>

抑える手に熱水が溢れだす……そして同時に目の前が白く濁り、何も見えなくなった。


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