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★☆ 九州の温泉ニュース ☆★

88もぐさ:2005/04/17(日) 09:56:45
県が支援別府「ひょうたん温泉」 冷却装置を開発
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=04=16=800758=chokan

 別府八湯・鉄輪温泉の老舗温泉施設が、県産のモウソウチクを使った「温泉冷却装置」を県の支援
を受けて開発、実用新案登録を出願した。昔ながらの塩田づくりをヒントに、源泉から引いた
約一○○度の湯を竹の枝を使った装置で、夏場でも一気に五〇度程度まで冷ませる。加水により温泉
成分を薄めることもなく、湯を冷ます時間も大幅に短縮され、深夜営業も可能になるという。ことし
七月に実用化される予定。

 装置は「ひょうたん温泉」を運営するユーネット(河野純一社長)と県産業科学技術センター(大
分市)、県竹工芸・訓練支援センター(別府市)の三者が共同研究で開発した。

 冷却装置は高さ三・五メートル。ポンプで源泉から湯をくみ上げ、天井部のV字形の切れ目を付け
た木の樋(とい)からあふれ出た湯が、竹の枝を伝って流れ落ちる仕組み。湯は枝を伝って落ちる間
に空気に触れ、蒸発することで熱を奪われ一気に温度が下がるという。

 ひょうたん温泉では午後九時の営業終了後、午前八時の営業開始前まで約十時間かけて湯を冷まし
て適温にしていた。湯温の下がりにくい夏場は加水して調節。適温にするまでに毎日、膨大な時間が
かかる上、”源泉掛け流し”ができない時季もあり、頭を悩めていた。

 
加水の必要なし 源泉だけ提供

 「源泉にこだわりたい」という同社の思いを受け、共同研究は昨年春にスタート。熱交換器など機
械を使って冷却する方法もあるが、「温泉によって腐食しやすい」「鉄輪の風景になじまない」など
の理由で、天然素材の竹に着目。装置は、兵庫県赤穂市にある昔ながらの「流下式塩田」をヒントに
した。

 豊田修身主幹研究員(県竹工芸・訓練支援センター)、斉藤雅樹主任研究員(県産業科学技術セン
ター)は「この装置を使えば、湯の成分を浴槽まで、ほとんど損なうことはない。加水に悩むほかの
施設にも利用できるのではないか」と期待。

 河野社長は「水で薄めない源泉の提供は長年の夢だった。温泉資源の有効活用にもなる」と話して
いる。[2005年04月16日10:23]


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