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日蓮考察
86
:
Leo
:2006/01/29(日) 15:48:53
みれいさん、わめさん、Libraさん こんにちは。
みれいさん曰く:
>法華経で空が説かれているそうですが、どこですか?
まずこれからいってみます。『法華経』で直接「空」を語っているところを抜書きしてみました。
(以前わめさんからも同様の質問あったのですがどこに書いたか失念したのであらためて書きます)
法師品第十の「如来の座とは一切法空是れなり」は結構核心ではないでしょうか。
(他の部分では単なる二乗のやっているところの空だけではダメという批判も含んでいます)
(「空」について直接語っているところはわずかなので『法華経』は装飾の多い古代美術の
ようだなと思ったりもします)
「我本邪見に著して 諸の梵志の師と為りき 世尊我が心を知しめして 邪を抜き涅槃を説きたまいしかば
我悉く邪見を除いて 空法に於いて証を得たり 爾の時に心自ら謂いき 滅度に至ることを得たりと」
(譬喩品第三)
「我等長夜に 空法を修習して 三界の 苦悩の患を脱るることを得て 最後身 有余涅槃に住せり
仏の教化したもう所は 得道虚しからず 則ち已に 仏の恩を報ずることを得たりと為す」
(信解品第四)
「如来は是れ一相一味の法なりと知れり。所謂解脱相、離相、滅相、究竟涅槃、常寂滅相にして、終に空に帰す。」
「復禅に住して 神通力を得 諸法の空を聞いて 心大いに歓喜し 無数の光を放って 諸の衆生を度すること有り
是れを大樹の 而も増長することを得と名づく」
(薬草喩品第五)
「諸の比丘、若し如来、自ら涅槃の時到り、衆又清浄に、信解堅固にして空法を了達し、深く禅定に入れりと知りぬれば、
便ち諸の菩薩、及び声聞衆を集めて、為に是の経を説く。世間に二乗として、滅度を得ること有ること無し。
唯一仏乗をもって滅度を得るのみ。」
(化城喩品第七)
「又諸仏所説の空法に於いて、明了に通達し、四無礙智を得て、常に能く審諦に清浄に法を説いて疑惑有ること無く、
菩薩神通の力を具足し、其の寿命に随って、常に梵行を修しき。」
(五百弟子受記品第八)
「如来の室とは一切衆生の中の大慈悲心是れなり、如来の衣とは柔和忍辱の心是れなり。
如来の座とは一切法空是れなり。」
(法師品第十)
「今皆大乗の空義を修行す。」
(提婆達多品第十二)
「復次に菩薩摩訶薩、一切の法を観ずるに、空なり、如実相なり。顛倒せず、動ぜず、退せず、転ぜず。
虚空の如くにして所有の性無し。」
「一切の諸法は 空にして所有無し 常住有ること無く 亦起滅無し 是れを智者の 所親近処と名づく」
(安楽行品第十四)
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