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魔法先生 ネリま!

409蛇界人:2011/07/31(日) 00:22:08
バルタン「そもそもM78星雲人……地球で言うウルトラマン達は、あのような姿だったわけではありません。
     彼らが開発したプラズマスパークが、あの強靭なる光の巨人を作り上げたのです」

リオ「プ…プラズマスパーク?」
用務員「M78星雲人が開発した人工太陽の事だ。一説じゃ、それから発せられるエネルギー波が、
    ウルトラマンたちをあの姿にしたと言われている」
努力「そう言えば!ヒーロー星で勉強していた時に聞いた事がある!」
緋色「ボクも小さい頃、円谷プロダクションの偉い人から聞いた覚えがあります!」
リオ「何今更思い出しちゃってんの!?」
バルタン「いいでしょう…それでは少し昔話でもしようではありませんか……」

 数人の無知に頭を悩ませたのか、バルタンは机の引き出しを開け、
取りだしたディスクをPCに挿入すると、教卓前の巨大プロジェクターを起動させた。

 広大な宇宙に、数々の惑星が浮いている。
 
その時だ。猿がならしているような、ヘッポコなコンガの音が鳴り響き、
聞き覚えのある男の声がプロジェクターから流れ出した。


*****

 山城『今を去る400年前、地球よりはるか離れたところにM79星雲、スパイダー星があった。
    スパイダー星ではモンスター教授が、その科学力で猛威をふるっていた。
    そしてガリアが戻った時、スパイダー星を統率していたガリアの両親は……』

M字ハゲの息子『父さーん!嘘でーす!全てうそです!パラガスが父さんを(ry』


*****

スパーン!

リオ「なんなんだよその話!て言うか、誰だよあのパンツ!パラガスって誰だよ!?」
カラス「ダーマが変身するまでの経緯に決まってんだろ!」
リオ「犯人はお前かよ!何ディスク勝手に変えてるんだよ!」

バルタン「それでは今度こそ説明しましょう」
謎の男「ディスクヲイレルノハオデダー!」
 謎の男は引き出しの中から新たなディスクを取り出すと、PCの中に入れた。

ウィーン! P!

 今度は昭和の香り漂う漁港の映像が流れだした。
バルタンの青春物語を聞かされるのかと思ったが、一瞬で場面は変わり、
丘の頂上で謎の男性がギターを引き語っていた。

男性「街のはずれ〜♪遠くで〜♪」
謎の男「フワアアアアアアアアアアアア!!!」

バリィィィィン!!

 その歌を聞いた瞬間、謎の男はディスプレイクラッシャー顔負けのスピードで、PCのディスプレイを叩き割った。
しかし聞いてはいけないようなものを聞いてしまったかのような恐ろしい形相だ。文章では表せないのが惜しいくらいだ。

用務員「自分で入れといて勝手に叫ぶなよ!
    てかあのCD選んだ時点で、お前絶対自分の正体分かってるだろ!」
謎の男「なにいってんだ!ふざけるな!」

 一方、他の連中は引き出しの中を覗きこみ、物色を始めていた。
努力「おぉ!これは師匠の活躍を何度でも拝めれる、ラッキーマンのDVDBOX!」
緋色「先輩見て下さい!“激写シリーズ!麻帆良学園編〜○○○○の▽▽▽▽▽見放題!〜”って書いてあるDVDを発見しました!」
カラス「スゲェ!こっちには“リオたんのあなたの×××いただきます!”なるDVDが!」

リオ「………」
兼定「まぁまぁリオちゃん落ち着いt……」

ガシッ!

兼定「あ…あれ?」
リオ「あんたたちぃぃぃぃぃぃ!!!」
兼定「ちょっと待ってぇぇぇぇぇぇぇぇええええ(泣)」
 リオは凄まじい剣幕で兼定の頭をつかみ、刀に変形させると、泣き叫ぶ兼定の悲鳴も聞かずに、
DVDをあさっている連中めがけてタナトスレイブを何発もお見舞いした。

ズバァァァァァァアアン!!!

 教室の1部が崩れ落ちていく中、バルタンだけが、本来自分が使うべきだったディスクを探していた。

バルタン「あぁ〜…せっかくかっこよく私の過去を話そうと思ったのに……メチャクチャじゃないですか。
     あったあった。いいですか?良い雰囲気に水を差さないでください。次やったら今度こそ息の根とめますよ?」

 使うディスクを見つけたバルタンは、謎の男によってブレイクされたPCの代わりに、新しいPCの機動をはじめた。


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