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○○の小説スレ

1東条:2006/02/05(日) 11:54:24
>>話の筋が作れなければ、自分の今日の行動などを
小説風に書くのでも代用できるよ。

・自分の今日の行動を小説風に書き記す。
・最近の俺スレと違うのは、小説風に書くこと。
・目的は、あるるん、他みんなの日本語能力の向上。

2東条:2006/02/05(日) 12:08:30
とりあえず昨日の俺を小説風に書いてみるか。

2月4日、寒波到来。
私はアルバイトに向かう。憂鬱になるような天気だが、どこか心は穏やかだった。
「こんな天気じゃお客さんこないから、俺の仕事はラクだな!」
これが理由である。
本当はお客さんがくるにこしたことはないが、アルバイトの立場上、そして、私の都合上、今時期はお客さんがこない方が嬉しい。というのが率直な気持ちだ。
案の定店内は空。人口密度が低ので酸素は多く、環境に優しい店内となっている。
「うーんすばらしい。これで俺のやりたい仕事が思う存分できるぞ」
そのまま時は経ち、閉店を迎えた。
アルバイトで長いことお世話になった先輩は今日で最後。
写真を撮り、思い出を語り合い、帰宅。

おわり。


難しい!てか最後のほうはもう投げやり。
小説を読まない俺が小説風に書くなんてそもそも無理があったのか・・。

3東条:2006/02/07(火) 00:20:15
2月6日、今日は月曜日。
後輩とバイトを代わったので出勤になった。
外は風も雪も無く、久しぶりに晴れ渡っていた。
「こんな日は夏だったらドライブ行けたのに・・・」
晴れた空を恨めしく思った。
もう冬が過ぎ、春が訪れれば私はもう社会人となっている。
決まって夏は毎年友人とドライブに出かけていたのだが、今年はそうはいかないだろう。
そう考えると晴れた空も美しいとも明るいとも思わなくなった。

私は出勤した。
店内には親しい社員と後輩がいる。
「おはよう」
「おはようございます」
あと何回彼らと挨拶を交わすだろう。
あと何回彼らと笑いあうだろう。
あと何回・・・
彼らともあとほんの数日でお別れになる。
みんなの晴れた顔を見るたびに私は寂しく思う。

店内にはあいかわらず笑い声、怒鳴り声、様々な音、声が聞こえてくる。
お客さんから「すいませーん」と、何回言われたことだろう。
そしてあと何回言われることだろう。
閉店が近づくにつれ、後輩の作業の遅さも手伝って、私にそのツケがまわってきた。
閉店準備をしなければならない、しかし私のやりたい仕事もある。
優先順位を考えて、今やるべきことに集中することにした。
後輩は相変わらずスローペースだ。
「こいつ・・俺がいなくなったらもっと悲惨な立場になるんだろうな・・・」
先を考えるとかわいそうだと思うが仕方ない。
これが彼のキャパシティなのだろう。
もう一年も同じことを繰り返し教えてきたのだが、ほとんど成長の証は見られない。
そしてこれから先も見られそうにない。

自分が辞めた後この店はどうなるかを考えてばかりいる。
正直、ほくそえむ自分がいる。
俺がいないとつらいだろう、俺がいないからできないんだろう・・・。
自分の存在を大きく見せたいと思う自分。
自信過剰で・・・いや、それだけ努力したからこその自信がある自分。
どちらも自分だ。
私はAB型。空は晴れのち曇り。

おわり


つまんねーし意味わかんねーww
誰か恥さらせよーw

4あるるん:2006/02/07(火) 00:44:12
東条のをお手本に書いてみる。

2月7日
携帯のアラームで目を覚ます。遮光カーテンがほの暗く光っている。今日は雲っているのだろうか。
リビングで朝食。置いてあった惣菜パンを適当にレンジで温める。母親がココアを作ったが、本来の4倍の濃さで作ったので恐ろしい味だった。おかげで目が冴えた。
朝9時、近くの予備校支店に行く。近くとは言え電車で15分かかる。普段ならうとうとするのだが、今日はココアのせいでギンギンだ。ひたすらメールを打ち続けた。
10時前、予備校に着く。この時間に着くのはかなりクズっているので、ちょっと気まずい。近くのコンビニに行き、1リットルの紅茶を買ってくる。
文系の友達からメールが帰ってきた。今日が入試の本番らしい。うまくいって欲しいと思う。
もう一人の友達からメール。こっちも今日が入試。過去問を一度も解かずに某私大を受けに行っている。予備校の本棚にあった赤本を見てみる。さほどでもなさそう。なんとか受かれよ、とメールしておく。
昼。2人の受験生たちから交互にメールが来る。どっちも暗い感じだ。午後があるさ、と励ます。理系の方には、ついでにちょっとした単語を書いて送ってみた。"contradict 反対・批判する 矛盾する"みたいな単語を。この単語出たら100円くれ、とも書いておく。
メールが途切れたので、昼食に行く。松屋の豚丼で済ませる。あまり食欲がない。ココアおそるべし。空いている一角に座ったが、ちょうど暖房の吹き降ろしの位置だった。出された水には、何故か紅ショウガが浮いていた。
夕方。文系の方から、試験終了のメール。手ごたえは芳しくないらしい。メールの末尾、「じゃあ、またいつか」と結んである。返信してよいのか? 結局面倒なので放置してしまう。
自習スペースの後ろの方から大きな声が聞こえる。どうやら理系の会話らしい。問題の出しあいっこをしているらしい。疲れたし、面白そうなので、悪いとは思いつつも聞き耳をたててみる。
「サリチル酸をアセチル化すると何になるでしょう?」
「え〜、何だっけ」
「アセチルサリチル酸でした〜」
「そのまんまじゃねーか」
「じゃ次。サリチル酸をエステル化すると何になるでしょう?」
「あー思い出せねー」
「答えはサリチル酸メチルでしたー」
「それ教科書に載ってたなー」
ところどころ突っ込みたくなるが、耐える。むしろ何を見て出題しているのだろう。ちらっと見る。おぉ、予備校のテキストではないか。ということは予備校のテキストが悲惨なのだろうか。
いい加減飽きたし、勉強にも疲れたので予備校を去る。理系の友人がゲーセンに行かないかと誘ってくる。まぁいっか、と気楽に了承する。もうすぐ来るとのこと。
駅前のゲーセンで待ち合わせ。1回だけゲームやって、他のゲーセンに行く。4駅隣に通常の半額のゲーセンがあって、最近はそっちに行くことが多い。実は運賃が160円もかかるので、いくら半額で遊べるとは言えどう考えても赤字なのだが、誰も突っ込まない。
安いゲーセン到着。安いだけあって込んでいる。でも少し待ったら空いた。友達が遊んでいるのを傍から眺める。ついでに今日の入試問題を見せてもらう。ところどころ突っ込みたくなるが、むなしいだけなので何も言わずに返した。
隣の席が空いた。こっちもスタート。お互い牽制したりはやしたりしながら1時間ほど遊んだ。
友達の財布から終了のサイレンが鳴った。物足りない気分だったが、帰る事に。駅で明日会う約束をして別れた。
今日三度目の車中の人となる。1駅なので寝てはいけない。まだ目が冴えているけれど、まさかまだココアが効いているのだろうか。
電車を降りる。親にメールをして買い物の有無を尋ねる。明日の朝食、惣菜パンか菓子パンを食べたいのなら買って来い、とのこと。駅前のサティで適当に買って帰宅することに。
サティを出て歩き始めると、雪が降り始めた。最初は眼に見えないくらい細かい結晶が。そしてだんだんと大きな粒が。着ている黒いコートがうっすら白くなる。国道を行きかう車はワイパーをかけている。明日には積もっているだろうか。
ふと空を見上げる。真っ暗な夜空いっぱいに雪が舞っている。西の空には、雲が薄いのか、上弦の月がうっすらと見えている。
家に着いた。コートの雪を払い、玄関に干しておく。手を洗おうと水道を開くが、しばらく冷たい水しか出てこなかった。

おわり。

難しい。文章を細切れにしてみた。その方がちょっと臨場感があるっぽい。普段、字数制限付きの論述ばっかりやってるから、なんかほっとするような書き味ですた。
時間的にこr・・・(略

5東条:2006/02/07(火) 22:12:16
2月7日、風邪はまだ治ってないみたいだ。
時折出る咳と鼻水に、気分は憂鬱になる。
幸いなことに熱は出ていない。
今日はパスポートの申請をしなければならない。
その前に病院に寄って精神薬をもらおう。

パスポートセンターに着く。
友人達とグアムへ卒業旅行に行く為に、初めてパスポートを作る。
照明写真は6ヶ月以内に撮影されたものでなくてはならない。
私のは一年程前のものだがまあ大丈夫だろう。

「写真の目の部分が照明で光ってますね。これじゃあ駄目です」
ん、人間とは思えない、豚?と思える女性らしき生き物がそう口を開いた。
この生命体に対しなんと言葉をかけるべきか。悩んだ。
まず浮かんだのは、
「デブ」
いやいや、これではこの生命体が、自身のことをデブだと思っていなければ効力を発揮しない言葉だ。
頭の中で通常国会が開催された。
野党から罵声が飛ぶ。
議員「議長!東条首相のデブ発言には人格否定ともとれる問題発言であります!撤回を要求します!」
議長「静粛に!」
東条「デブと発言して怒られたからもう言わないけどさ(東横イン社長発言パクリ)。まあ、あの生命体は人間かどうか怪しかったので、必ずしも人間に向かって発した言葉ではないので、人格否定にはあたらないと思いますが、確かにデブというのは主に人間に対して使われる言葉であるため、あの生命体にかける言葉自体は不適切だったかもしれません。どこかで人間かな?と一瞬思ってしまった自分を反省します」
議員「あの生命体は人間だぞ!」
東条「ご指摘ありがとうございます。あの生命体は人間でしたか。それでは男性ですか?女性ですか?」
議員「女性です」
東条「そうですか。では、彼女に対してどのような発言をすればよかったのでしょう」
議員「・・・・・」
議員達は困惑した。
その中で一人の議員あるるん氏が発言し、物議を醸す。
あるるん「あの時かけるべき言葉は、貴様、本当に人間か?!偽証罪に問われるぞ!だと思います。現に、首相の脳内を困惑させたのは事実なので、悪気があろうがなかろうが罪に問われるべき容姿だと思われます!」
野党の怒声、罵声の中に、笑い声も多少混じっていた。
その笑い声とは東条首相本人である。
東条「ははは、確かに困惑したよ。したから今国会を開いているんだよ。うーん、今かけるべき言葉は・・・とりあえず、この写真じゃだめですか?と探もう一度お願いしてみよう。彼女が人間とわかったことだし」
大波乱の国会はこうして幕を閉じた。

「すいません、この写真じゃどうにもならないでしょうか・・・」
「そうですねー、パスポートをつくるともっと明るく写ってしまうので、ちょっとだめですねー」
私は少し腹が立ったが、仕方ない日本国の防衛のためだ。
そうして泣く泣く証明写真を撮り、無事申請が済んだ。

今宵もまた、酒を飲む。
彼女の顔はもはや忘れた。
彼女は人間だったのかも忘れた。

おわり

6あるるん:2006/02/07(火) 23:22:46
頑張ってたくさん書いたら、本文が長すぎます、って全部消えちゃったー(涙

東条閣下の頭の中に登場するなんて光栄であります。
あーでも書きたかったよ日記ー

7りゅ:2006/02/08(水) 22:09:17
2月8日。
ノートPC故障の失意のなか、何気なくここを覗く。
いつの間にか新スレにレスが5つもある。
りゅ〜は驚きを隠せず、食い入るように画面を見つめる。
なかなかいい感じになっているようで一安心。
徐々に使いこなせる表現が増えていくことを願いつつ
各人の日常を微笑ましく思う。
しかしここで無情な仕打ち、時間がない。
それじゃ、続きは夢の中で。。。

いやー謎だwww
がんばれあるるん。だらだらと書くだけだと長くなるから、
いかにメリハリつけて書くかも自分の能力を・・・(ry。

8東条:2006/02/08(水) 23:06:16
最後の出勤まであと5回。
ラストスパートの5回で何ができるだろうか。
考えてもしようがない。淡々といつも通りこなすのみだ。
今日はテニスボールの棚卸。気分は憂鬱になる。
ボールのようにコロコロと、気分は転がる。
一人でロスの追求まで見る。時間はもう午後6時。
そんな時、一人の男性に声をかけられる。
「こんにちは、明日よろしくお願いします」
誰だろう。
「あ、明日の講習会でお世話になりますゴーセンの○○です」
ああ、明日はテニスのガット張り講習会だ。
私はもう退職なので参加はしないが一応挨拶だけは交わしておいた。
その横にもう一人の男性がいて、声をかけられる。
「以前もお会いしたから改めて挨拶することはないですね!w」
陽気な毛むくじゃらの男性である。
私は、そうですねと無難な返事をしておいたが、実は会ったことは無い。
名前は前から耳にしていたし、顔はカタログで見て知っていた程度だ。
まあ、知りません、お会いしたことはありませんと言うのも相手を最初から非難するのも失礼だし、今日で会うのも最初で最後だから最善の返事だったろう。
そうこうしているうちに閉店の放送が流れた。
「本日はご来店まことにありがとうございます。ご来店中のお客様に、当店の営業時間をお知らせいたします・・・」
いつもと同じ閉店の音楽とともに、いつもと同じ言い回しの閉店コールがかかる。
あと4回。

おわり

9東条:2006/02/09(木) 22:16:30
ラスト4。
いつもより早く目が覚める。
それでもいつも通りの時間に家を出る。
いつも通りの時間に店に着き、いつも通り指示書を読み、勤務に入る。
何も変わらない。強いて言えば今日はガット張りの講習会があるぐらいだ。
しかし自分には関係ない。もう辞める身だからだ。
さて、仕事をするか。
大体やることはもうわかりきっている。淡々と仕事をこなす。
「すいません」
見た目は若いが確実におばあさんだ。
どうせなら女子高生の接客につきたかったなと内心思うも、おばあさんの質問に答える。
「バドミントンのシューズはどれがいいかなあ」
用具に頼るな、うまくなれ!と、いつもこういう質問に対して思うのだが、今回はおばあさんが相手。
用具の力を借りたほうがスポーツを楽しめるだろう。
おばあさんのニーズを聞き出す。足に優しい、滑りづらい、22センチぐらいをご希望だ。
商品の説明をしながら2点ピックアップした。
私も昔バドミントンをやっていたので、バドミントン談議に花が咲く。
いや、花を咲かせた。
おもしろくない話でもおばあさんが笑ってるときはこっちも笑う。
何か悩んでるときはアドバイスしながら悩んであげる。
4年の経験で身に付けた一つの接客テクニックである。
シンクロナイズド効果ともいうらしい。後で知ったのだが。
そんなこんなでラケットも説明し、見事お買い上げ。
最後におばあさんが言った。
「色々とありがとうねえ、名前は・・・東条さん?また来ますね」
いいおばあさんだ。と、作業が遅れた。と思った自分がいた。
こういう気持ちになってしまうから、私は接客業には向いていない。
よく名前を聞かれ、お客さんに気に入ってもらうことは多い。
嬉しい。嬉しいが、接客につくのが嫌な自分がいる。
面倒だ。他の人が接客すればいい。うるさい。
これが正直な気持ちである。

ごめんよおばあさん、次来てもらっても私はいないんだ。

ラスト3。
どれだけのお客さんの心に残ることができるだろうか。

おわり

10東条:2006/02/10(金) 22:39:10
ラスト3。
今日も入れてあと3回か・・・。
早く辞めたいという気持ちと、寂しさとが交差する。
複雑である。仕事自体はおもしろい。やりがいは感じている。
ここでの経験は十分に社会に出ても通用すると思う。
このバイトをしていなかったら今ごろ自分は・・・考えるのも恐ろしい。
おそらく就職もできていなかっただろう。
ここに入らなければ自分の力は開花していなかっただろう。
ここでしかできない経験ばかりである。貴重だ。
頭を鍛えるならスポーツ店で働けと言いたい。
本当にお世話になった。

今日は忙しいということは昨日の時点でわかっていた。
予想通り忙しい。先を考えながら仕事をする。
その中で、もう会うことはないと思っていた昨日のおばあさんが来店していた。
「昨日はありがとうねえ」
私も笑顔で応える。
会えて嬉しいと思った自分がいた。

作業にメドをつけ、明日に残す。
指示系統も自分で行う。自分で言うのもなんだが、今日の指示も冴えている。
自分がいなくなっても自分の分身がちゃんといるので、心配は無い。

いつも通り終礼をする。今日は自分の分身である後輩にやらせた。
なかなか良い。
帰りにその後輩と本屋へ行く。
自分は起業についての本を買った。
後輩は社会労務士だかの本だ。
お互い頑張ろう。頑張って近い将来一緒に会社を興そう。
と思っているのは自分だけかもしれない。

ラスト2。
明日も忙しい。

おわり


うーむ、小説じゃないな。

11東条:2006/02/11(土) 22:20:03
ラスト2。
ラスト2回ともなると、寂しさの方が早く辞めたい気持ちよりも上回ってきた。
「東条さん、残りわすかですね」
「東条、あと何回勤務だっけ?」
「いやーお世話になりましたわー」
「ラスト勤務俺とかぶりますね!」
などなど、そういった言葉をかけられるたびに実感する。
ここを去るんだなと。
長かったようで短かった。短かったようで長かった。
どちらが適切だろう。今の気持ちでは前者だろう。あっという間だった。

黙々と作業と接客と指示をこなす。
店長がやる気の感じられない足取りでこちらに向かってくる。
正直、あまり好きではない。来るな、来るな・・キター!
「お前どこに就職するんだっけ?何を売る会社よ」
この質問、おそらく5回ほど受けている。話すのがもう面倒である。
しかし私も答える。そして、将来は会社を興したいと夢を語ってみる。
何か得られる話があるかもしれないと思ったからだ。
店長は黙々と語り始めた。普段はどうしょうもない話しかしないのだが、この時は違った。
法律のこと、農業関係のこと、株のこと。短い時間ではあったが、なるほどさすがに自分の倍生きているだけのことはある。
メモをとらせてもらった。記憶より記録が私のモットーである。
メモをとっている私を見て気分がよくなったのか、普段どうでもいい話をする時より長く語っている。
結局、私がお客さんに声をかけられるまで語っていた。時間にして大体20分。
この20分が将来利益になる可能性だってある。
『時は金なり』である。

終礼を行う。
店内は静まり返っていた。音楽もない。お客さんの声もない。
あるのは閉店準備を行なっている従業員たちの声のみ。
いつも終礼時に騒がしいのはうちのグループだけだ。
しかし今日は静かだ。
私ともう勤務のかぶらない後輩と社員がいるためである。
「社会に出ても東条なら大丈夫だ」
そう言われる。
「いえ、まだまだです」
半分は嘘だ。自信がある。絶対に成功してみせるという自信がある。

店を出て、後輩2人を家まで送る。
彼らと過ごした時間、楽しかったし、腹が立ったこともあった。
でも全てが貴重な財産である。
師匠と呼ばれ慕われ、本当にかわいい後輩達である。
外は雪は降っていない。
穏やかな天気はまるで私の心のようだ。

ラストの勤務。
泣かないことを目的意識として持とう。
そして清々しく去ろう。

おわり


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