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放課後デイズ

26名無しさん:2013/06/20(木) 14:53:32 HOST:wb78proxy01.ezweb.ne.jp
ぶはwwwwww

27かもめJP@:2013/07/03(水) 11:09:37 HOST:zaqb4dd091a.zaq.ne.jp

「ちょ……」
 あまりに予想外すぎた玲花は、足に力を入れてその場に踏みとどまる。そのため、彼女を腕を引っ張りながら歩いていた和乃の身体は、一瞬後ろへと思い切り仰け反った。
 歩みを妨害された和乃は、頬を膨らませて玲花を恨みがましく睨みつける。
「何すんのさー」
「何すんのさー、じゃないわよ。つーかそれこっちの台詞」
 玲花は和乃の見事に膨らんだ頬を、両手で押して空気を吐かせる。そのため和乃の口がタコみたいになっているが、これはこれで面白いからよしとする。
 額に手を当てながら深い溜息をつく玲花。
 てっきり彼女はこのクラスの女子か、または同学年の人と友達になり、その子のクラスに行くものかと思っていたが、どうやらどちらでもなかったようだ。
「……アンタ、もしかして友達になったのって……鹿野くん?」
「ッ!? な、ななな……なんで分かったの!? 玲花すごい、エスパー?」
 いや、アンタの視線と歩く方向見てたら大体予想つくんだけど、という言葉を胸の奥にしまっておく玲花。
 にしても、和乃は目を大きく見開いてお化けでも見たような顔をしている。いくらなんでもkろえは失礼だ。あとでチョップをお見舞いしてやろう、と玲花は心に決めた。
「なんで鹿野くんと友達になれたわけ? アンタ怖がってなかった?」
「それは玲花じゃーん!」
「アンタもだろ」
 和乃の頭頂部に軽くチョップを食らわせる玲花。和乃は『あうっ』という小さい悲鳴を漏らした。
 しかし、玲花としては全く想像しなかったわけではない。
 和乃なら、この脳天気お馬鹿なら、あんな怖い鹿野忠次でも友達にしてしまいそうだと、和乃が彼を怖がっていた時から思っていた。話す機会があればだが、星河結ともあるいは……。
 玲花は溜息をつきながら、
「……アンタすごいわ……」
「何か言った?」
 なんでもない、と玲花は適当に誤魔化した。
「まあいいわ。……ぶっちゃけ、今でも怖いけど……ちゃんと紹介してほしいし、そしてあたしも紹介して」
 了解、と和乃が敬礼すると、再び玲花の腕を引いて忠次の席へと向かっていく。
「たっだつっぐくーん!」
 和乃が相手の名前を呼ぶ。
 瞬間、教室が戦慄した。
 誰も彼と仲良くなった者などいないだろう、と思っていたのだろう。女子は教室の隅に固まってしまい、他の生徒たちもなるべく目をそちらに向けないようにしている。中には『鹿野が女の子をパシリにしたのか?』『小野塚さんと……もう一人誰だっけ?』『ちくしょう、俺金髪の子狙ってたのに……!』という男子の声が聞こえる。名前を覚えていてもらえていない和乃はしょんぼり、と肩を落としたが、忠次の席に到着する。
 事前に名前を呼ばれていたためか、鋭い目つきではなく割りと優しい表情で、忠次は和乃と玲花を迎えた。
「おはよう。名前を覚えてもらえてないのは、仕方ないことだと思うけど?」
「……うぅ、でも玲花と忠次くんは知ってもらえてるし……」
 未だ元気がない和乃。玲花はそんな和乃の頭を撫でていると、不意に忠次と目が合う。
 すると思い出したように急に慌てだし、
「えっと、小野塚玲花です。ど、どうも……」
 ぺこりと頭を下げる。
 すると忠次は小さく笑って、
「そんなにかしこまらなくても。知ってると思うけど、鹿野忠次だ。こっちこそよろしく」
 二人は軽く握手を交わす。
 話してみると案外怖くない。それに安心し、玲花はホッと安堵の息を吐く。
 と、和乃が元気を取り戻したように、ぱっと明るい表情を作りながら二人に言う。
「それでわたし、今日は二人に相談があるの! もちろん、部活のことで!」
「……相談?」

 和乃の言葉に、玲花と忠次は眉をひそめた。

28たっくん:2013/07/03(水) 11:46:54 HOST:zaq31fa4c60.zaq.ne.jp
>>1の水筒および弁当箱に
ジャイアントババ&猪木のウンコを投入し
シェイクして小一時間寝かせます。



       【ピーチさんソング】 元祖おそ松くんOP替え歌

ピーチのアソコは腐ってる♪
周囲に充満し嫌われる♪

ピーチのアソコに毛が一本!
小さな小さなクリちゃん♪

チチパンのパンツからケガ2本!

29たっくん:2013/07/03(水) 11:47:46 HOST:zaq31fa4c60.zaq.ne.jp
私は常識を語っているだけです。

30【下平(シン)慎】:2013/07/08(月) 13:36:29 HOST:ntfkok293007.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
【丁寧語のセンス無いよ、おまえ(笑)。】

31かもめJP@:2013/07/28(日) 11:00:28 HOST:zaq3a55fbfd.zaq.ne.jp

 6

 和乃の相談は昼休みに話された。
 始業式の日に出会った先輩のお陰で、どんな部活動があるかは大体把握していた。しかし、部活名を見ただけでは詳しいことは分からないし、中には何をするか分からない部活までもが存在する。何に入ろうか未だ悩んでいる和乃は、同じくまだ部活に入っていない玲花、忠次を引き連れて、
「学校掲示板ねぇ」
 現在三人がいるのは一階の廊下である。
 校舎内にはいくかのコルクボードの掲示板が壁に立てかけられている。その中でも、一番大きいのが職員室の真正面にある通称『学園掲示板』だ。
 近々催される学校のイベントや、自由参加型の企画、体調管理に関するチラシまでもがそこには貼り付けられていた。四月から五月の最初くらいまでは部活に関するチラシもかなり貼られている。しかし、チラシの量が多く重なったりしているため、めくらないと見えないチラシも存在しているのだが。
「たしかに、これなら大体の活動内容は分かるわね」
 玲花がチラシを見ながらそう言った。
 彼女が今目を通しているのはテニス部だ。それに気付いた和乃は、玲花がテニスウェア着たら可愛いだろうな、などと考えている。
 一方で忠次は文芸部に目を通している。やはり本が好きらしい。
「和乃、アンタはこれ見たの? 何か入りたい部活あった?」
 玲花がそう質問しながら振り返る。それとほぼ同時に忠次も振り返り、視線で玲花と同じように問いかけてくる。
 和乃は小さく首を横に振った。
「……ううん、わたしが入りたいと思う部活はなかった。だから、作ろうと思うの。私たちの部活を!」
 びしっと指をさしながら、力強く宣言した。
 この話は、始業式の日に玲花と和乃が決めていたことだ。入りたい部活がなければ自分たちで作る、と。たしかに、玲花が今見たところでは入りたい部活はない。テニス部には、少しだけ興味があったが。
 忠次も構わない、といった風に頷いている。
「でも、部員ってあたしたち含めて五人必要なのよ? あと二人……あたし、他のクラスに知り合いなんていないけど?」
「僕もいないな。どうするんだ?」
 ふっふっふっ、と腕組みしながら楽しげに和乃は笑っている。
「いなければ部活動と同じように作ればいいのさ、部員&友達を!」
 たしかに和乃を嫌いになる人はいないだろう、と玲花と忠次は思っていた。
 しかし、忠次は友達を作るのが苦手だし、玲花も得意じゃない。和乃に話しかけていたのは、席が前後という関係があったからなのだ。多分後ろの席が男子だったら、自分は話しかけていないと思う。言いだしっぺの和乃も人見知りっぽいし、友達を作るどころか、勧誘も出来ないんじゃないだろうか、と思った玲花は、思い切って和乃に聞いてみた。
「出来るの? アンタ、人と話すの苦手じゃなかったっけ?」
「だからこその掲示板だよ! チラシ作ってここに貼る! それでいいじゃん」
 たしかにそれも可能ではあるだろう。
 しかし、こんな多くある部活の中に、ひとつだけ正式な部活動じゃないものを宣伝しても、入ってくれるとは思わない。
「あんまり現実的じゃないと思うんだけど……」
「だが、その方がいいんじゃないかな? 見たところ、正式な部じゃないものも宣伝してるみたいだし。方法はありだと思うが」
「そうね。それの方がやりやすいかな」
 忠次の言葉に、玲花は納得した。
 それを見た和乃はやる気の入った表情で、
「よっしゃ! じゃあ早速部活勧誘のチラシ作るぜ!」
 一人だけ乗り気の和乃に、玲花はふと疑問に思ったことを問いかける。
「ねえ、和乃」
「ん、どうしたの?」
「……結局さ、あたしたちってなんの部活作るの?」
 しばしの沈黙。
 和乃は照れたようにはにかみながら、

「……それを、今から考えよっか?」

 全くのノープランだった。

32かもめJP@:2013/07/30(火) 16:12:44 HOST:zaq3a55fbfd.zaq.ne.jp

 7

 放課後、星河結は職員室にやって来ていた。
 理由はごく単純なもの、入部届けを提出しに来ていたのだ。この学校の理事長の孫娘である彼女も、入学した以上学校のルールを守らなくてはならない。
 それが『一ヶ月以内に入部すること』だ。
 彼女は成績も優秀で運動神経もいい。だからどの部に入部しても彼女の力は遺憾なく発揮されるのだが……。
 入部届けを手にした担任の教師は顔を青くしたまま、彼女の入部する部活名を見ながら絶句していた。
「……!」
「……どうしました、先生? 早く手続きを済ませてください」
 この学校の入部手続きは一度担任の教師に見せなければならない。
 入部届けにある担任教師が、この生徒をその部に入部させることを認める、というはんこを押し、その後その部の顧問に提出する、というのが手続きだ。
 結が待っているのは、担任教師がはんこを押すことだ。
「……星河、考え直す気はないのか……?」
 担任教師は震える声で結に問いかける。
「考え直す、とは?」
「お前は成績も優秀でスポーツも申し分ない。だから、お前のような逸材はもっと然るべき部に入るべきだ。それをこんなワケの分からん異端児どもが集まるような部に入部させるわけには――」
 それこそが、彼の失態だった。
 自分の生き方に干渉されたくなかったのか、単に自分が入ろうとしている部活を蔑視されたことに腹を立てたのか、結は教師の言葉の途中で自分の手を机に叩きつけていた。
 バァン!! という思わず耳を塞ぎたくなるような大きな音が教室に響き、職員室内にいた数名の教師が全員結へと視線を向ける。
 結はその視線を気にする風もなく、冷たい瞳で教師を睨みつけ、
「早く、手続きを済ませてください」

 半ば強引に教師から入部を認めさせた結は入部届けを持って職員室を出た。
 それと同時に、一人の男性に声を掛けられる。
「随分と面白いマネをしたな。君があんなことをするとは思わなかったよ」
「見ていたんですか? 意地が悪いですね」
 結は言いながら声の方向へと視線を向けた。
 いたのは白衣を纏った黒髪に眼鏡をした三十代くらいの男だった。口ぶりからして、二人からは初対面ではないようだ。
 男は楽しそうににっと笑みを浮かべてから、
「しかし私も驚いているよ。君があの部に入部するとはね」
「まあ特にしたいこともないので、そういう人にはうってつけでしょう、あの部は」
 それもそうか、と男は納得したように頷いた。
 結はその男の方へと歩み寄り、彼の胸に押し付けるように入部届けを渡した。
「……本当に入部するのか、結?」
「聞き返さないでくれる? 私が決めたことよ、今更答えを変える気なんてないわ」
 結はそのまま彼の元から去っていく。
 男はその入部届けに目をやり、彼女の綺麗な筆跡で記された部活名を見つめた。そこにあったのは、彼が顧問を務める部活の名がきちんと記されていた。

 
 ――『多文化研究部』と。

33かもめJP@:2013/08/24(土) 08:43:48 HOST:zaq3a55fbfd.zaq.ne.jp

 第二章 多文化研究部

 1

 和乃たちが新たな部活の創設を決めてから一週間後。
 なんとかどういう部にするかが決まり、担任の教師からも部の設立を認められ、掲示板に貼り紙を貼ることが許可された。そろそろ入部期間である一ヶ月が過ぎようとしているのに、貼り紙の和は減ったとはいえない。なるべく目に付きそうな場所に貼って、入部希望者が来るのを待って一週間が過ぎた。
「……和乃。誰も来ないんだけど」
 三人は改めてチラシを貼った学園掲示板前に来ている。場所が変えられている、ということもないようだ。
 そもそも三人が作ろうとした部活は『万部(よろずぶ)』というもの(玲花命名)である。
 活動内容はいたってシンプルで具体性のない『何でもやる』で遊びから依頼までをこなす、という漫画とかでよくある部活だ。漫画脳の和乃が考えたものらしい。
 新しい部活の創設には最低五人、つまりあと二人は必要になってくるわけだ。
 忠次は困ったように溜息をつきながら、腕を組んで答える。
「……もう入学して二週間だ。一ヶ月まで一週間とちょっと。さすがに、ほとんどの人はもう入部しちゃってるんじゃないか?」
「なるほどね。だから部の貼り紙がある掲示板前も通らない。通っても素通りするだけ。そりゃ目に入らなくて当然だわ」
 どこかの部に入部していたら掲示板の前で部活を選ぶ必要がない。だから、和乃たちが何処にチラシを貼ろうが関係ないのだ。
 彼女たちの敗因は貼り紙の場所ではなく、単に時期の問題だった。
「うーん……やっぱり諦めて他の部に入部するしかないのかなぁ」
「そうした方が賢明ね。安心して。和乃と同じ部にするから」
「先生には悪いが、ちゃんと部の創設をやめることを言わないとな。職員室に行って、三人で話そう」
 忠次が言うと、三人は職員室へとチラシを剥がして向かっていく。
 和乃たちが職員室へ入るといきなり、

「えぇっ!? まだ一人しかいないの? 今年度の入部希望者一人だけ!?」

 入り口付近で、美人な女教師と話している少年の声が耳に入った。
 制服は着崩していて、カッターシャツの中に赤いTシャツを着ている。カッターシャツのボタンが全部開いているため、中が丸見えだ。頭にはニット帽を被っている。暑くないのだろうか。
 すこし軽薄でノリの良さそうな少年は、明らかにショック受けたような顔をしている。
 肩くらいまでの長さの黒髪を持った、クールな印象を与える女教師は溜息をついた。
「何でと聞かれても知らん。お前がちゃんと宣伝しないからだ。チラシは貼ったのか? 勧誘はしてるのか? まあ、入部届けを受け取る教師があんなのじゃなぁ」
 女教師は遠い目をしながら言った。
 ニット帽の少年(先輩らしき人)は肩を落としながら和乃たちに気付いたのか、そちらへとちらっと振り返ると、水を得た魚のように目に輝きを取り戻して三人に近寄っていく。
「な、なあ、君たち、今なんか部活入ってる!?」
「え、え、ええ?」
 言われた和乃は戸惑う。
 和乃は二人に助けを求めようとするが、玲花と忠次はチラシを和乃から攫っていって、創部取りやめの手続きを行っている。
 この裏切り者、と思わなくもないが、とりあえず目の前の人の質問に答える。
「え、えっと……創部しようとしてたんです、けど……今回取りやめの方向に……」
「じゃあさ!」
 ニット帽の先輩が和乃の肩を掴む。
 明らかに困ったような表情をしている和乃を見て、女教師はニット帽の先輩に落ち着くように促している。
 それを聞き入れたのか、少し冷静になって彼は口を開いた。

「うちの部活に、来ないか?」

34たっくん:2013/08/27(火) 22:56:51 HOST:zaq31fa5258.zaq.ne.jp
原作・たくや    たっくん=なかもとこうじ役
          ピーチ=いかりや長介役


        【馬鹿ピーチ姉妹 】


たっくん
『ピーチさんに質問があります。人間って何で死ぬんですか?』

ピーチ
『あたしは死なないもんぜったい(*^_^*)』

たっくん
『どうしてですか?人間は死ぬんですよ!』

ピーチ
『あたしはぜったい死なないの!』

たっくん
『どうしてピーチさんだけ・・?』

ピーチ
『ピーチは馬鹿だから死なないのよ!☆☆♪』

たっくん
『え?馬鹿だと死なないの?』

ピーチ
『以前貴方に御話したでしょう?
昔こんなコトワザがあったの。馬鹿は死ななきゃ治らない・・と
つまり馬鹿死ななきゃ治らないんだから治す為には死ななきゃいけないのよ
ピーチは馬鹿治す気ないもん、ずっと馬鹿だもん!
だから死なないの。あなたはどうなの?』

たっくん
『私は有能です。』

ピーチ
『じゃあ死んじゃうよ。可哀想だね〜』

たっくん
『ピーチさんは死なないんでしょう。』

ピーチ
『馬鹿だからね。』


35名無しさん:2015/03/27(金) 13:06:58 HOST:google-proxy-66-249-82-209.google.com[om126161116213.8.openmobile.ne.jp]
( ´_ゝ`)

36名無しさん:2015/09/09(水) 21:31:34 HOST:google-proxy-66-249-82-170.google.com[ai126249011086.22.access-internet.ne.jp]
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