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紫の歌×鈴扇霊

1ピーチ:2012/06/22(金) 18:16:24 HOST:i125-204-92-164.s11.a046.ap.plala.or.jp
ここでは主につっきーの小説とのコラボ小説を書こうと思いまーす。

荒らしはスルーでーす。

379ピーチ:2012/12/25(火) 23:23:58 HOST:EM1-114-215-92.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

天音女王復活伝説w←え

小学校の時にもやってるよー! 教科書めくってて見っけて一人で舞い上がってたよー!

…………柊一達まで餌になったか!

あれ、昇にもちゃんとした人は居るはずだけどw

次のコラボで出せたら出すね!

380心愛:2012/12/26(水) 15:33:14 HOST:proxyag103.docomo.ne.jp
>>ピーチ

大丈夫、昇くんのことはちゃんと承知してるよ!

ただ、天音ちゃんを美人美人言っといて男二人の美形ぶりは書いてなかったなーって思ってちょっと強調してみただけですw

381名無しさん:2012/12/26(水) 21:18:52 HOST:EM114-51-172-214.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

よかった大丈夫か!←

うん、まぁ一応みんな美形キャラ頑張ったけどね!(おい

382心愛:2012/12/26(水) 23:16:51 HOST:proxy10060.docomo.ne.jp
>>ピーチ

美形美形ー!
美形万歳!

…なんか美形ばっか書いてるからレイさんにとばっちりが行ったのかなーとか思うけど気にしない(´ー`)
美形って言い切れない自キャラはなかなか他にいな……あ、ジルがいたか((こら

383ピーチ:2012/12/27(木) 13:57:25 HOST:nptka204.pcsitebrowser.ne.jp
ここにゃん〉〉

美形万歳ー!←

いや、あのね、ジルもレイさんも結構美キャラだと思うよ?

384心愛:2012/12/27(木) 19:16:17 HOST:proxyag093.docomo.ne.jp
>>ピーチ

ありがとう!
奴らが聞いたら絶対喜ぶよ! 特にレイさんは号泣して喜ぶよ!

まあ容姿は並以上だろうけど突出してないから他キャラに埋もれちゃうんだよね…(^-^;

385心愛:2012/12/27(木) 21:08:28 HOST:proxy10003.docomo.ne.jp

鈴が歌う奇跡の旋律
『――災厄、来襲――』






「クロード殿! 姫君をすぐに目の届かない場所へ!」



シュオンが余裕を消し血相を変えて叫ぶ。



「む、今の声はレディ・アゼ」



「承知しました」



「なっ!? 何故ゆえっ! はーなーせー!」



おそらく状況は分からずとも主の身への危機を察知したのだろう、ひょいっと暴れるルイーズを軽々抱きかかえてクロードが再び姿を消す。



「そこの黒髪二人、そいつ連れて早く逃げろ!」



「は?」



「ユーリエ、シェーラちゃん、お嬢様もっ」



涼しげな夜風が吹き抜ける中、ダラダラと冷や汗を流すヒースとジル。



「ソフィア様、あっちに行きましょう!」



「ほ、本当に逃げきれるかしら……?」



「大丈夫、いざとなったら私が何とかするわ。……多分」



慌てて先導するシェーラに怯えるソフィア、そして何処から取り出したのか、鈍く光る包丁を不安げに眺めているユーリエもクロードの後に続く。



「……何の騒ぎだこれ」



「天音、何か嫌な予感がするんだけど……。言われた通り逃げた方が」



「嫌。何だか知らないけど、逃げるだなんて冗談じゃないもの」



「……これだからトラブル抱え込むんだよ……」



一人で何かやらかすよりは良いけどさ、と昇が呆れたように頭を振ったとき。




「―――もう、探したじゃない」




ソルファール兵を従えた貴婦人が姿を現した。


ゆるやかに波立つ淡い黄金色(オフ・ゴールド)の髪に穏やかな新緑色の瞳。
シュオンに瓜二つの甘い美貌は少女のように若々しい。

エインズワーズ公爵夫人アゼリア。



「は、母上……? そちらの人は……?」



「貴方を探している途中で知らない人たちが大勢倒れているのを見つけたから起こして話を聞いたのよ。この人はお願いしたら護衛に付いてくれたのだけど……。災難だったわね」



「今の方が断然災難ですけどね」



「あら、何か言ったかしら?」



「いいえ、何も」



一見にこやかな笑顔の応酬。
ただし、鉄壁であるはずの息子の方は微妙に強張っているような。



「それで? ランディから今日はお客様―――ルイーズ姫がいらっしゃると聞いていたのだけど」



もしかしなくても、ルイーズ目当てにこんなところまでやって来たらしい。



「残念ですが、母上。プリンセス・ルイーズなら既にお帰りになられました」



「……そうなの?」



シュオンの嘘に、アゼリアは不思議そうにぱちぱちと瞬き。



「ソフィアとシェーラとユーリエは? 一緒ではないの?」



「ソフィアたちは先に屋敷へ戻りましたよ。途中で会いませんでしたか?」



さらりと嘘を重ねるシュオン。
三人挙がった名前を「ソフィアたち」で片付けてしまうところは流石と言うべきか。


アゼリアは信じたのか信じていないのか、「ふぅん……」と指先を尖らせた唇に当て面白くなさそうに辺りをぐるりと見回し、




「……まぁ」




「やっぱこうなるか……!」とヒースが頭を抱え、「お、オレあっちの方散歩してくるわ!」とユーリエらがいる方向へジルが駆け込む。
シュオンの微笑に、ピシッ、と最早取り繕えない亀裂が入った。



アゼリアは頬に手を当て、これ以上ないという程にその表情をぱああああっと輝かせる。



「まぁまぁまぁっ! そこの貴女」



「……私?」



眉をひそめ、柊一と昇を伺う天音。



「あぁなんて可愛らしいのかしら……! この年になってこんなに美しい子と巡り逢うことができるだなんて、わたくしの人生もまだまだ捨てたものではないわね。そのオリエンタルなドレスもとっても似合っていてよ!」



「母上。彼女は客人ですから……あと下手に手を出したりしたら後で聞いたソフィアが悲しみますし、まず彼女自身が黙っていませんのでほどほどに」



シュオンの忠告も何処吹く風よと聞き流し、アゼリアは天音に近づいて、キラキラッと熱を纏った煌めく瞳で背の高い彼女を見上げた。

386ピーチ:2012/12/27(木) 22:58:29 HOST:EM49-252-69-209.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

とうとうアゼリア様のご登場だーいっ!

………女性群のみならず男性群まで青くなるのが凄いよね←

387心愛:2012/12/28(金) 16:06:04 HOST:proxy10050.docomo.ne.jp
>>ピーチ

最強母上アゼリアさん登場ーw
ちょっと口調がリリスと似てる(;゜ロ゜)


あと二回で完結予定だよ!
良かった年内に終わりそう…(´ー`)

ラスボスはアゼリアかとか考えちゃいけない←

388ピーチ:2012/12/28(金) 17:36:26 HOST:EM1-115-30-179.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

最強最強w

あと二回か! じゃああたしは来年から始めようかなー

ラスボスNOだよここにゃん!

389彗斗:2012/12/28(金) 23:47:13 HOST:opt-115-30-133-28.client.pikara.ne.jp
心愛さん>>
アゼリア様のご登場w(←これはラスボス登場の場面と似た所を感じるのは私だけ?ww)

一体どれだけ他人を怖がらせたら気が済むのやら……(シュオン様が逃げだすジルを道連れにした所が一番ウケたww)

390心愛:2012/12/29(土) 15:48:23 HOST:proxy10009.docomo.ne.jp

鈴が歌う奇跡の旋律
『――貴婦人は微笑む――』





天音の全身を舐め回すように熱っぽく見つめ、ほうっと吐息を零すアゼリア。



「何て綺麗な髪……! 触ってみても良いかしら」



「は?」と一瞬唖然とした彼女の返事も待たずに手を伸ばし、アゼリアは心底恍惚(うっとり)とした表情で髪をさらりと一束掬い取る。



「あぁ、手触りまで最高なのね。ずっとこうしていたいくらい」



目の前の理解不能な生き物に、天音がどう対処すべきか迷っている間に。



「肌も黒に良く映える眩しい白……。堪らないわ。ねぇ貴女、今夜はわたくしととっても楽しいことをして遊ばない? 大丈夫、乱暴なことはしないから」



「はーはーうーえ! ですからそういう不埒な―――」



つつつつつ。


指先で首筋をなぞられ、ぞわっ、と全身に鳥肌が立つ。


天音の頭の中に、正当防衛、というシンプルな単語が浮かぶ。


この際殴り飛ばしても誰にも咎めることはできないのではなかろうか。
きつい言葉を浴びせたり怪我しない程度に振り払ったりしても、このタイプの変人には通用しない。そう天音の本能が告げていた。

やむを得ない。

混乱が過ぎ去り、理路整然とした思考の末に一つの結論を出し、天音が拳を握りかけたとき。




「あの」




苦笑する柊一が、遠慮がちに声を発した。



「……天音が困ってるので」



空気が凍る。


シュオンとヒースが信じられないものを見たときのように目を見張った。


まさか、果敢にも―――柊一は完全に自然体だが―――このアゼリアに対抗しようとする者がいるとは。



「……別に、困ってないわよ」



不満げに響いた声は天音のもの。

むっとしたように柊一を睨む。



「……ふふ」



するり、と指先が離れた。


微笑むアゼリアが天音から距離を取る。



「素敵な騎士(ナイト)様ね」



くすくす笑って柊一を伺い見た後、



「残念だけど……この続きはまた今度」



「その『今度』が二度と訪れないことを祈ります」



「つれないのね。そこも可愛い」



冷ややかな目つきの天音に、性懲りもなくにこにこする。



「母上、冷えた風は身体に障ります。そろそろ中へ」



「はぁい。シュオンったらすっかり口五月蝿くなっちゃって」



ぷんっ、と息子に膨れてみせたアゼリアはそのまま放置していた兵士に向き直り。



「ああ、貴方、申し訳ないのだけどわたくしを屋敷まで送って行って下さる? そうしたら他の皆と一緒に帰ると良いわ」



「は、はい」



「『お願い』なんて嘘だろ絶対強制しただろ……」



ぼそぼそ呟くヒース。



「貴女、お名前は?」



「……天音です」



「天音さんね、可愛い響き!」



明らかに引いている天音もものとせず、



「またお逢いしましょう!」



ドレスの裾を翻し、災厄の具現化とも言える貴婦人は優雅な微笑を残して歩き去った。



「すげぇ、あの人俺らのこと最後まで見なかった……」



何処かで聞いたことがあるような台詞と共に、昇。



「母上は無類の女性好きだから……。嫌な思いをさせてごめんね」



「金髪君に謝られると気持ちが悪いんだけど……」



天音相手に素で謝るシュオンが、次に瞳に微かな尊敬の色を滲ませて柊一を見る。



「柊一さん、だよね。また母上絡みで何かあったら是非よろしく。君しか頼れる人がいないんだ」



「え? 何で俺?」



「やっぱり自覚なしかよ!」



俺でも何となく分かったぞ、と昇が呆れたように。



続いて「良いんじゃねえの?」とヒースが笑った。



「何しろあのお前が『はーはーうーえ!』だもんなー、此処はそっちの黒髪に頼るしかねえだろ。……ははっ、すっかり可愛げも何もなくなっちまったと思ってたけど、珍しいもん見させてもらっ」



「あはは、この僕を困らせることができるのはソフィアと母上だけだからね」



「まっ待て超楽しそうに笑いながら爆弾取り出すんじゃねえマッドサイエンティストかお前は!?」



「そうだけど?」



「そうだったぁー!」



突如として始まった、あまりに不毛な追いかけっこ。

天音が「……帰っていい?」と小さく呟いた。

391心愛:2012/12/29(土) 15:59:31 HOST:proxy10009.docomo.ne.jp
>>ピーチ

最強最強ーw

ここあの中での隠れ最強天然男・柊一くんに撃退していただきました!
ひねくれ者のシュオンが認めるってことは物凄いことだよ(o^_^o)



>>彗斗さん

ラスボスですね!

あ、ジルはすでに逃亡しております。シュオンはアゼリアに「やばっ」と引き攣っただけです、分かりにくくてすみません!



残り一回、ピーチや、これからに繋げつつ綺麗にしめられるように頑張りますっ( ´∀`)

392ピーチ:2012/12/29(土) 16:15:30 HOST:EM49-252-63-97.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

最強ーw

…うん、まぁ柊一も色々凄いからね。ある意味←

あのシュオン様が認める母上も凄いw

頑張れ! 何とか頑張って繋げられそうなところ繋げるから!

393彗斗:2012/12/30(日) 11:28:40 HOST:opt-115-30-133-28.client.pikara.ne.jp
心愛さん>>

おぉ……柊一君強っ……アゼリア様をこんなにも簡単にw

シュオン様が認める位だから、相当な物なんだろうねw(色んな意味で)

それと……思いっきり話が変わりますが、正月が近づいているって事である事を企画している最中なのです☆

一月一日深夜12時丁度に更新を予定してますのでお楽しみに☆

394心愛:2012/12/30(日) 11:38:17 HOST:proxy10044.docomo.ne.jp

鈴が歌う奇跡の旋律
『――さよならは言わない――』





「ふー。やっと行ったか?」


「あ、生きてたんだ。ドヘタレ害虫」


「はァ!? 何その言い草!」



木の陰から続々と出てくる彼ら彼女ら。

その中で、ソフィアがそっと申し出た。



「あの……もう、帰ってしまうの?」



「えぇ」



「も、もしかして奥様に何かされちゃったからですか!?」



「……それは関係ないわよ……」



涙目ですがりつくシェーラをさり気なく遠ざけながら、天音が苦笑した。



「また遊びに来てよ。君たちがいると、ソフィアが喜ぶんだ」



「ふふ。次までに、三人専用のカップを用意しておこうかしら」



「おー、さっすがユーリエさん! グッドアイディアです!」



仕方ない、とでも言うように天音は肩を竦め、



「……何かあったらね」



「はい!」



彼女の返事に、黙って聞いていたソフィアも安心したように微笑んだ。



「王宮に来てもよいぞ! 国を挙げて歓迎しよう」



「ルイーズ様、それは激しく有難迷惑と云うものなのでは」



「なんじゃとー!?」



むきゃー! と暴れる王女を諫めながら、クロードが三人を流し見て。



「達者で」



「どうも」



柊一が穏やかに笑みを返す。

続いて、昇が笑って手を振った。




「ヒースもまたな!」




「だっから黒髪言うな! 俺はヒース=ユー……………………………………え?」



ピシッ、と硬直するヒース。



「お湯でも掛けたら解凍できそうだね」



「……あ、悪い。俺としたことが間違えた。じゃーなー、黒髪ー」



氷漬けにされたようにカチコチに固まっているヒースをよそに、三人は歩を進め。




「―――また」




轟音、吹き荒ぶ突風。


巻き起こる黒い渦の中、振り返って薄く微笑んだ天音の唇が確かにそう動いた―――ような、気がした。


やがて三人の姿がその中へと完全に溶け込み、そして―――




「……行っちゃったか」



ふっと息をつく間もなく。



「こうしてはいられません!」



メイドの少女が元気に声を弾ませた。



「天音ちゃんのイメージに合うドレスを作らなきゃ! あーもう柊一さんに好みを聞いておくんだったー!」



一人無駄な使命感に燃えるシェーラの火の粉は、他の誰かにまで飛んでくる。



「ユーリエさん、天音ちゃんの代わりにモデルお願いします! 体型近いから絶対いける!」



「え」



続いてルイーズが、んー、と伸びをして。



「わたしたちも帰るか。早速料理長にもっと美味いダイフクを開発させて、今度あやつらに振る舞えるように!」



「畏まりました。料理長に『すぐに逃げろ』と連絡を入れておきます」



「何を言うか! クロード、そなたもわたしと一緒に味見役を務めるのじゃぞ。たまにはそなたも息抜きをするべきじゃ」



「……それが、ルイーズ様のご意志でしたら」



ルイーズの我儘に、クロードが表情を和らげた。



「あの人たちに関わるとトラブルがつきないけどね。たとえ魑魅魍魎が攻めてきてもこの星が粉々に爆発しようとも、僕はソフィアだけを守るし愛し続けるよ」



「しゅ、シュオン……! 恥ずかしいから……っ」



「この星爆発しても生きてるつもりなのかよこいつら」



ジルがじとーっとした目で呆れたように言う。



「まぁ、日常も良いけどたまには刺激も必要ってことで。毒薬みたいにね」



「お前の求める刺激はヤバすぎンだよ!」



「ちょっとヒースー? 起ーきーろー!」



シェーラに揺さぶられ、はっとようやくヒースが我に返った。



「……ま……間違ってねえし全然間違ってねえし!」



わなわなと震え、



「あの野郎、言いたいだけ言って帰りやがって……! 次逢ったら覚えてやがれぇ……っ」



頬を凶悪にひくつかせて天を見上げる。




「ふざっけんな、俺の名前はヒースだっての―――――――ッッ!!」




「ヒース五月蝿い」



何処までも哀れな従僕の叫びが、森の奥に木霊した。

395心愛:2012/12/30(日) 12:23:44 HOST:proxy10058.docomo.ne.jp
>>ピーチ

繋げちゃってくださーいっw
あ、でも無理に詰め込まなくていいからね!


>>彗斗さん

最強対最強?(笑)
いいですねー、イベントのときに更新するのはここあの夢だったり←
でもどうにも忙しくて一度も叶ったことがないという(^-^;



おめでとうヒース! やっぱりオチはお前のものだ!


次っていうかこの関係がずっとずっと続いていくことを願いまして。
…というわけで、
大変お待たせしましたありがとうございました楽しかったです!


ここあ編完結をここに宣言いたしますっ(つд`)

396ピーチ:2012/12/30(日) 16:07:51 HOST:EM114-51-157-47.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

繋げちゃいまーすっw

ナイスここにゃん! 天音のドレスはあたしも考えてたっ!

…ドレスのデザイン、どんなのがいい?←

397心愛:2012/12/30(日) 18:06:37 HOST:proxyag105.docomo.ne.jp
>>ピーチ

……どんな感じがいい?(逆に


雰囲気変えずクールなブラック系で攻めるのもいいけど面白みがないよね…。
イメージ壊さない程度の意外性があった方がいいかなぁ。


作者様のリクエストがあればここあが適当に描写を量産してお手伝いしますよっ(〃▽〃)
わくわく←

398ピーチ:2012/12/30(日) 18:22:37 HOST:EM114-51-44-25.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

聞かれたっ!

うーん……黒と真逆の白とか?

天音的にあんまりふわふわしてない大人しめのドレスみたいな?

わ、我儘だけどできる?

399彗斗:2012/12/30(日) 23:41:43 HOST:opt-115-30-133-28.client.pikara.ne.jp
心愛さん>>

完結おめでとうございます☆

オチはヒースで締めちゃったのねww やっぱりヒースの物かなぁ……オチの類は全部w

ピーチさん>>

心愛さんの続き、頑張って下さいね☆ 続きの更新も楽しみに待っていますので!

さてさて、これからどうなるか色んな楽しみがあるねww(ヒースのオチとか昇君と柊一君の扱いとかw)

その他にも、お正月の特別書き下ろしストーリーもお楽しみに☆(因みに人数を絞ってますので大体五話ほどストーリーがあります)

400ピーチ:2012/12/31(月) 15:20:15 HOST:EM114-51-4-198.pool.e-mobile.ne.jp
慧斗さん>>

とりあえず駄文ぶちまけてみる←

駄文なので目隠しもしくは目薬のご用意を!

ここにゃん>>

めっちゃ遅れたけど完結おねでとー!!

401心愛:2013/01/01(火) 10:47:34 HOST:proxyag104.docomo.ne.jp

あけましておめでとうございます!
今年もよろしくです(〃▽〃)



>>ピーチ

……オーケイ、白ね白!

マーメイドスタイルでいこうか。
髪はそのまま流してもいいけど、結い上げてアップにしてもいいよね!

裾が床まで届く長いドレスの生地は眩しい純白のシルクサテン。
人魚(マーメイド)の名が示す通り、身につける者のスタイルを十二分に生かす何処か大人びたデザインだ。
銀糸や真珠で繊細な装飾を施してあり、所々に襞(ドレープ)、胸元には透けるシフォンレースを重ねている。

初々しくて清楚な雰囲気を……

……はい気持ち悪いね!(笑)
まあ適当に必要なとこだけ拾ってくださいなw
必要あればもっと書くけど(ぇ




>>彗斗さん

ヒースは使いやすいので!
荒々しいツッコミ締め(そんな名詞はない)ならこいつにお任せあれーw

402ピーチ:2013/01/01(火) 14:12:40 HOST:EM1-114-84-225.pool.e-mobile.ne.jp
明けましておめでとうございます!

今年もどうぞよろしくお願いいたします!

ここにゃん>>

あああありがとうー!!

よし、早速駄文ぶちまけてみる!←

403ピーチ:2013/01/01(火) 14:22:10 HOST:EM1-114-84-225.pool.e-mobile.ne.jp
紫と紅と黒




―――安らぎの唄を、今君に。




優しく紡がれた言霊はどこまでも響き、




冥(くら)い空を、照らす光となった。

404ピーチ:2013/01/01(火) 15:12:22 HOST:EM1-114-84-225.pool.e-mobile.ne.jp
紫と紅と黒




「………?」
 ふっと、銀の髪を二つに束ねた少女が顔を上げた。
 その手にはそこそこに厚い本が載せられ、その約半分のところに、ソフィアが栞を挟む。
「今の声……」
 そう呟いて、窓の外を見る。
 そして、予想通りの顔ぶれが揃っていたことを認めたソフィアが、楽しそうに笑った。
「やっぱり―――天音さんたちだわ」
 そう言って、彼女は庭まで足を運んだ。




 突然の訪問者に、真紅の髪を持ったメイド―――ユーリエが困惑気味に対応していた。
「あ、天音ちゃん!?」
「あ……お久しぶりね、ユーリエさん」
「え? えぇ……っていやそうじゃなくて!」
 なぜ、彼女らが此処に居るのか。
 また、何かしらかの妖を追ってきた?
「違うわよ、今回は私的な用事」
「私的?」
 少女の言葉に、ユーリエが首を捻った。
「えぇ、この前の…………あの馬鹿男に取り憑いてた妖に関する、事後処理みたいなもの」
「はぁ………?」
「まぁ、一応事情は説明したから」
 天音の言葉を遮るように、彼女の傍に居た青年が笑った。
「悪い、すぐ済むからちょっと通してな」
 そう言って軽く跳躍し、昇がユーリエを超えていく。彼の纏っている着物の裾が、ふっと翻った。
 それに倣い、天音たちも苦笑気味に彼に続く。
「あ、ちょ………」
 行ってしまった。
 事後処理だからすぐに済むとは言っていた。だが。
「…ソフィアちゃんかシュオン様に、言った方がよかったのかしら……?」
 彼女は色々な事情からエインズワーズのメイドとして働いている。ある意味、ユーリエの今の主はシュオンやソフィアだ。
「天音さんたち、今来てたでしょう?」
 涼やかな声が、背後から聞こえた。




 静かな森に足を踏み込んだとき、ふと少女が辺りを見回した。
「…………?」
 空気があまりよくない。前の妖のせいもあるのだろうが、それだけではない。
「天音?」
「空気が悪い」
 天音の言葉に、柊一と昇、それから今回たまたま同行していた彼らの友人―――飛湘あおり(ひしょうあおり)がえ、と呟いた。
「あたし、初めて来たからよく分かんないけど……そんなに悪いの?」
「あぁ……かなり、な」
 あおりの言葉に言葉に昇が短く答える。
 そこに、幾つかの足音が聞こえてきた。
「え…………」
「あーっ! やっぱり天音ちゃんだったー!」
 そう叫んだ少女を見て、天音が瞠目した。
「シェーラちゃん……?」
「えへへ、お久しぶりですー」
 シェーラの言葉に、はっとしたように天音が答える。
「え、えぇ……久しぶり、ね」
 つい先ほどユーリエとは会ったが、そう言えばそれ以外の屋敷の人間とはまだ会ってなかったなと今更思う天音である。
 とそこに、ほぼ初対面のあおりが問うてきた。
「天音、この子誰? かわいーね」
「え? あ、この子は……」
 天音の言葉を遮るように、シェーラが大きな青灰色の瞳を輝かせて。
「かっわいーっ!」
「へ?」
 突然のことに思考がついていかないあおりに、シェーラがすかさず飛びかかった。
「…あの世でお元気に」
「こらこらこらぁっ!?」
 縁起でもないこと言うんじゃない! と憤るあおりに、天音が苦笑してみせる。
「気に入られちゃったわね。シェーラちゃんに」
 当のシェーラは、次にそう言った天音を見て言った。
「今日もお仕事ですか?」
「え? あー…仕事っていえば仕事かな……」
 それを聞いたシェーラが、キラキラと眩しいほどの笑顔で、言った。
「じゃあ、その前にこっち来てくださいよー!」
「―――は?」
 こっち、とはどっちだ一体。
 そんな天音の心の叫びも虚しく、メイドの少女にがっしりと腕を掴まれた天音が、そのままずるずると森の外に引っ張り出された。

405ピーチ:2013/01/01(火) 17:49:14 HOST:EM1-114-84-225.pool.e-mobile.ne.jp
紫と紅と黒




「………シェーラちゃん?」
「はい?」
「……どういった経緯で、此処に来ることになったのかしら?」
 天音の問いに、シェーラがからりと笑う。
「やーだなー、だって今度天音ちゃんが来たら、ぜひとも着てほしいのがあったんですよー!」
「…………………」
 嫌な予感がする。とてつもなく嫌な予感がする。
「あ、三人ともちょーっと待っててくださーい」
 そう言って天音を部屋の一角に引っ張り込んだ。
「…着てほしいのって?」
「あー………」
「多分、『あれ』だよな……」
 二人して若干青くなる昇たちに、あおりが首を捻った。
 ―――数分が経過した頃。
「はーいっ! お待たせしましたーっ!」
「や、ちょ、シェーラちゃ…………!」
 シェーラが、絶対に出たがらない天音の背を押しながら言う。
「―――あま、ね………?」
 深藍の着物を纏っていたはずの天音が、対極とも言える純白のドレスを身に纏っていた。
「やっぱり似合うー! 人魚(マーメイド)をイメージしてみましたー!」
 裾が床まで届くほどの長いドレスの生地は天使を思わせるシルクサテン。
 人魚(マーメイド)の名が示す通り、身に着けた者の美しさを更に生かすどこか大人びたデザインになっている。
 繊細な装飾は銀糸や真珠で施してあり、しかし天音はどこか居心地の悪そうな表情をしている。
「…どうせ、似合わないんだから……」
 一人でぶつぶつ言っている天音を見て、柊一と昇は揃って言葉を失っていた。
「………何よ」
 彼女の頬に僅かに走った朱を隠すためか、ふいとあらぬ方を見やる天音。当然、そんなことに気付くはずもない柊一が、ふわりと笑った。
「似合うと思うよ」
 彼の言葉を受け、天音が目を瞠る。続いて、昇とあおりが言った。
「確かにな」
「似合ってるよー」
「……うるさい」
 口先だけのお世辞ならいらないのに、と呟く天音に、シェーラが言った。
「口先だけなんかじゃありませんよっ! 似合ってますよ!」
「…ありがと……」
 にこにこと笑っている少女の気を暗くさせるわけにはいかないだろう。それは、いくら何でも可哀そうだ。
「あ、そうだっ! 柊一さん、こーいうの好きですか?」
「え?」
 突然話を振られた柊一が、驚いてシェーラを見る。そして、彼女の言葉の意味を悟って。
「あー……いや、それは…」
 言い澱む柊一に、シェーラがきょとんと首を捻った。一方の柊一は、天音の視線の威圧を受けて言葉が出ない。
「ま、まぁとりあえず、ね……」
 苦笑する柊一の視線を追い、やっとのことで彼の真意を図ったシェーラが、小さく苦笑した。
「すいません、ちょっと場が悪かったみたいですね」
「あら、どういう意味かしら?」
 さすがに気分を害したような声音の天音の耳に、またしても聞き慣れた声が聞こえてきた。

406心愛:2013/01/02(水) 17:27:07 HOST:proxy10058.docomo.ne.jp
>>ピーチ

皆さん再びようこそ!


そして天音ちゃん可愛いよ天音ちゃん(=°ω°=)
初々しいカップルだなうらやましいぞちくしょう!

407ピーチ:2013/01/02(水) 17:41:06 HOST:EM114-51-35-42.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

またまたお邪魔しちゃいました!w

初々しいというかいつもの調子のままというかw

昇の想い人登場だーいっ!←

408心愛:2013/01/02(水) 22:22:54 HOST:proxy10044.docomo.ne.jp
>>ピーチ

ようこそあおりちゃん!

ひらがなの名前っていいよね!
…昇くんとのラブイベント期待(こら

409ピーチ:2013/01/02(水) 23:34:52 HOST:EM114-51-61-171.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

お邪魔してます初めまして飛湘あおりですっ!

いや、何か天音とか昇とか天神さんとかと違って何の力もないんですよあたし

でもまぁ、前に少しだけ発揮してることもあったかも………?

410心愛:2013/01/03(木) 10:25:40 HOST:proxy10028.docomo.ne.jp
>>ピーチ

あおりちゃんいい子そうだよね!
シェーラが気に入っちゃったのも頷ける!

あ、シェーラは基本いくら可愛くても中身がアレだったら懐かないので。動物みたいな嗅覚で瞬時に察知してるので。


力使うときに瞳の色が変わるんだよね(・∀・)?

411ピーチ:2013/01/03(木) 10:39:41 HOST:EM114-51-25-253.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

イエス!←おい

シェーラちゃんまさかの動物並み!?

………うん、鈴扇霊キャラの中で柊一と同様に素直で優しい子だよ。天然はないけどねっ!

412ピーチ:2013/01/03(木) 11:02:57 HOST:EM114-51-25-253.pool.e-mobile.ne.jp
紫と紅と黒




「やっぱり君たちだったんだね、ユーリエから話を聞いて、まさかと思ったけど」




「……お久しぶりね、ソフィアちゃん、金髪君」
 渋い顔をしたシュオンに見向きもせず、天音が続けた。
「それから黒髪君に茶髪君」
「だっから俺は―――」
 言いかけたヒースが、天音の服装を見てぽかんと口を開ける。彼の視線を追った天音が、何とも居心地悪そうに呟いた。
「―――変態」
「いや何でだよ!?」
 思わず怒鳴ったヒースに、昇がぽんと肩を叩いて言う。
「諦めろ、黒髪」
「うるせぇ! 黒髪に黒髪言われる覚えはねぇよ!」
「あ? 誰が黒髪だって? 黒髪如きが黒髪言うなっ!」
「馬鹿言うな絶対お前らの方が黒髪だ!」
 顔をしかめた天音が、しかし次に笑顔で、とんでもないことを始めた。
「ねぇ、昇?」
「なん…………ですか天音さん」
 瞬時に伸ばした爪を、振り向いた昇の首に素早くあてがる。
「次うるさくなったら、どうなるか分かってるわよねぇ?」
「はい俺が悪うございましたもう二度とうるさく致しません」
 半ば青ざめる昇に、天音が「分かればいいのよ」と呟きながら。
「……黒髪、もう黙ってろ。死にたくなけりゃ黙ってろ」
「だから黒髪言う………分かった。黙っとく」
 天音の恐ろしいまでの視線を受け、昇のみならずヒースまで青くなる。
 それまでの成り行きを見ていたジルが、苦笑しながら言った。
「ま、まァ落ち着けお嬢ちゃん。いっくら何でもマジじゃねェよな?」
「あら、脅しのためだけにこんな面倒なことすると思う?」
「マジかよッ!?」
 笑顔の天音を見て、柊一があらぬ方を見ていた。不審に思ったソフィアが、彼に声をかける。
「……柊一さん?」
「あー…無表情も十分すぎるくらい怖いんだけどねぇ……」
 苦笑しながら、柊一が呟いた。
「…………笑顔の天音も、それに引けを取らないくらい怖いんだ」
「………………………なるほど」
 先ほどからずっと笑顔の天音を、柊一がさっと視線から外す。
 ソフィアも、意味が分かって苦笑していた。

413ピーチ:2013/01/03(木) 11:21:30 HOST:EM114-51-137-117.pool.e-mobile.ne.jp
紫と紅と黒




「……ねぇ天音」
「何?」
 あおりの呼びかけに笑顔で応じる天音。この笑顔が偽物でないと分かっているあおりは。
「昇とあの黒髪の子って、どっか似てるよね」
「だっから黒髪言うなっ! 俺にはヒース=ユーゼルっつう名前があるって何回言えば……っ!」
 ヒースの言葉に、あおりが一瞬きょとんとし、そしてふわっと笑った。
「そっか。ごめんね、ヒースくん」
「―――…………へ?」
 今、この少女は何と言った。素直に名前で呼ばなかったか。
「…今、なんつった?」
「え? ヒースくんって言ったけど?」
「初めてまともに呼ばれた……っ」
 素直に感動するヒースに、あおりが首を捻る。
「どうしたの?」
「さぁ? 普段私たちが黒髪君としか呼ばないからじゃない?」
「それ酷くない? さすがに」
「いいのよ、黒髪君だもの」
「どういう意味だよっ!?」
 平然と言ってのける天音に、ヒースが激しく突っかかった。
「って、天神さんは? 黒髪って呼んでたの?」
「いや柊は……」
 ……………………。
「何て呼んでたっけ?」
 柊一が彼らを呼ぶことの方が少なかったから、今思えばよく分からない。
「いや、名前で呼ぶことはなかったけど、憶えてはいるよ?」
 思わずと言ったように苦笑した柊一に、天音と昇が目を見開いた。
「すげー! え、男の方も覚えてんの?」
「まぁ無理ないわね。私は基本、どうでもいいことは憶えないから……」
「オレらはどうでもいいのかよッ!?」
 天音の言葉に、ヒースより早くジルが突っ込んだ。
 柊一が苦笑する。
「とりあえず、さ…俺たち、仕事で来てるんだけど……」
「え?」
 ソフィアが驚いたように目を丸くする。
「えぇ。だからこの服も、できれば早く着替え…………」
 言い差して、ふっと天音が黙り込む。そして、シュオンやヒース、ジルを見やり。
「………人生最大の屈辱、ね」
 小さく呟いた言葉が聞こえたせいか、柊一たちが苦く笑う。
「あーまーねー」
「いくら何でもそれは……」
 その傍で、未だに意味が理解できていないあおりが首を捻っていた。

414心愛:2013/01/04(金) 18:11:39 HOST:proxy10027.docomo.ne.jp
>>ピーチ

天音ちゃん可愛いよ天音ちゃんー!

あおりちゃんがいい子すぎるw ヒースよかったね!
柊一くんのこっちメンバーの呼び方はここあもスルーしてたよすみません(・∀・)


シュオンはどうでもいい人には外面笑顔の応対だから、渋い顔するってことは身内に認めたんだね(´ー`)!

415ピーチ:2013/01/04(金) 20:30:45 HOST:EM1-114-144-142.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

あっりがとー!

あおりは人の名前で遊べないタイプw
柊一の呼び名は適当に決めちゃっていーですかね?

あ、あれ? そうだったのシュオン様ごめんなさいっ!

あ、それと今書いてる短編の闇色ってやつ読んでみてくれないかなー←

416心愛:2013/01/04(金) 21:27:19 HOST:proxy10045.docomo.ne.jp
>>ピーチ

いやいやなんでもピーチのお好きなとおり!


いや、シュオンは天音ちゃんたちのこと(ソフィアが喜ぶからという理由も含めつつ)ちゃんと認めてるからね!?
ちなみに本編で、シェーラ相手に猫被ってたときの態度から、普通に接するようになる過程とか、結構苦労してちょっとずつ変えてたんだw
気づいてなくてもそれをサラッと書けてるピーチすごいよ!

417心愛:2013/01/04(金) 21:29:26 HOST:proxy10045.docomo.ne.jp
>>ピーチ

いやいやなんでもピーチのお好きなとおり!


いや、シュオンは天音ちゃんたちのこと(ソフィアが喜ぶからという理由も含めつつ)ちゃんと認めてるからね!?
ちなみに本編で、シェーラ相手に猫被ってたときの態度から、普通に接するようになる過程とか、結構苦労してちょっとずつ変えてたんだw
気づいてなくてもそれをサラッと書けてるピーチすごいよ!


あ、短編かー(~_~;)
全部は読めないかもだけど、ひとつの話のまとまりくらいにならちょっとお邪魔しようかしらw
なんかこれ読めよ!っていう話があったらお願い(〃▽〃)

418ピーチ:2013/01/04(金) 22:53:10 HOST:EM1-114-144-142.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

いーのあたしの好き勝手でいーの!?

あ、よかった安心w

……ごめんなさい全く気付いてませんでした。

あ、短編はできれば「櫻の相談所」って題名のやつ読んでくれたらとってもありがたい!

…ほんとに、無理に読まなくていいからね!?

419ピーチ:2013/01/04(金) 23:23:13 HOST:EM49-252-44-128.pool.e-mobile.ne.jp
紫と紅と黒




 静かな森に再び足を踏み入れ、天音がすっと目を細める。
 闇を秘めたその髪は彼女の歩幅に合わせて小刻みに揺れ。
「……やっぱ、完全には浄化されてないか」
 深藍の着物の裾をはためかせた天音が、小さく息を吐いた。
「………また、何か出てこなきゃいいけど…」
 刹那。
「下がれっ!」
 唐突に叫んだ昇が、ざっと数メートル後方に飛び退った。
 同時に突風が吹き荒れる。
「―――っ!」
「ちょ…何これ、何でいきなりっ!?」
「知らないわよ」
 あおりの言葉にぴしゃりと返し、天音が正面を見据えた。
「…………………誰?」
 人ならざるものだと言うことくらい、もうソフィアたちにも十二分に分かる。
 それを肯定するように、天音の背後に白い何かが伸びてきた。
「――――――っ……!?」
「天音さん!?」
 伸びてきたそれは、白い糸だった。その更に後方に、巨大な蜘蛛の姿が認められる。その蜘蛛の糸が、彼女の手足の自由を完全に封じる。
「な…………っ」
 ―――極上ノ獲物、我ガ物ト
 醜く嗤ったそれは、その糸を天音の首に巻き付ける。
「…………………あ……っ…!?」
「あま…」
「どけ、柊一」
 怒気を孕んだ昇の声が聞こえ、直後に淡い月光をそのまま映し出した大鎌を構え。
「天音を離せ」
 まさに無としか言いようのない表情でそれだけを厳かに告げる。そして。
「あ……」
 勢いよく跳躍し、鎌を大きく振り上げて彼女に巻き付いた糸を無造作に薙ぎ払った。
 しかし、糸は細い割に中々強度があるようで、簡単には切れない。
「くそ………っ」
 力任せに引き裂き、切れた瞬間に重力に逆らえない天音が勢いに乗って倒れる。
 しばらくむせ込んだ天音に、慌てた柊一が駆け寄った。
「大丈夫?」
「何とかね。………私自身は」
 最後に小さく呟かれた言葉に、あおりが首を捻る。どういう意味だ。
「……まずいかもなぁ…」
 苦笑気味に、天音が笑った。そして。
「―――これだけ、霊力吸い上げられたらね……」

420匿名希望:2013/01/05(土) 01:00:45 HOST:zaq31fa4b53.zaq.ne.jp
面白い小説ですね。
さて・・ウンコでもするか

421匿名希望:2013/01/05(土) 01:12:47 HOST:zaq31fa4b53.zaq.ne.jp
>>1
ピーチさん?女性ですか?
ドクター・ゲロさんが貴方の事好いてるそうです。
一度お付き合いしてみてはいかがでしょうか?

ドクター・ゲロこと20号といいます。
非常に格好いいです。

422匿名希望:2013/01/05(土) 01:34:35 HOST:zaq31fa4b53.zaq.ne.jp
>>1さん

20号が貴方の乳首を吸い取りたいと申しております。
これがいわゆる吸収というやつです。

423匿名希望:2013/01/05(土) 01:40:31 HOST:zaq31fa4b53.zaq.ne.jp
近々ドクターゲロというジジイのアソコが
貴方のハンバーガー(パイ)を貫く予定で御座います。

パイズリ期待しております。

424匿名希望:2013/01/05(土) 01:41:10 HOST:zaq31fa4b53.zaq.ne.jp
私は人の気持ちを理解できる人間であります。

425匿名希望:2013/01/05(土) 10:47:45 HOST:zaq31fa4b53.zaq.ne.jp
面白いですね

426匿名希望:2013/01/05(土) 11:02:02 HOST:zaq31fa4b53.zaq.ne.jp
ドクター・ゲロが貴方にホレています。
ピーチさん

427匿名希望:2013/01/05(土) 12:13:43 HOST:zaq31fa4b53.zaq.ne.jp
「「「

428ムツ:2013/01/05(土) 14:53:51 HOST:softbank220024115211.bbtec.net

 ピーチ&心愛さん》

 どうもぉー! コラボって聞いて読んでみましたぁ〜!

 どんな風なのかなって思って読んだら、両方それぞれの話しを読み込んでて凄いなぁと思いましたぁ〜…

 ハッキリ言ってお二人を尊敬しますね(*^^)v!

 これからも投稿をお待ちしてマース!!

429心愛:2013/01/05(土) 17:39:07 HOST:proxy10027.docomo.ne.jp
>>ピーチ

昇くんかっけえ(´ー`)


短編、もうちょい後からでもいいかな?
どうせならじっくり読ませてもらいたいので!

テスト前一週間きってるのにまず冬休みの課題がぱっぱらぱーなので(つд`)

あ、今すぐじゃないとってときは言ってね!



>>ムツさん

はじめまして!
そうなんですよー、ピーチはよく読み込んでくれた上にキャラを最大限に生かしてくれちゃうのでもう感謝感謝です(o^_^o)
ここあのお目汚しターンは終了しましたので、ピーチの美麗見事な神文章をどうぞお楽しみにヽ(≧▽≦)/

430ムツ:2013/01/05(土) 17:57:47 HOST:softbank220024115211.bbtec.net

 心愛さん》

 ピーチの神様文には頭も上がらないですよねぇ〜…(イヤハヤ…

 何より、自分の話と他の方の話ををくっ付ける部分が上手い(^-^*)!

 それぞれのキャラの品立てとか上手いとしか言いようがないですよねぇ〜

 ヤッパリあの神的才能憧れます(#^.^#)!

 そして、心愛さんの文を読み易くしてる、あのお心遣いにも一目置きます(´∀`*)!

431ピーチ:2013/01/05(土) 22:45:46 HOST:EM49-252-3-97.pool.e-mobile.ne.jp
ムツ>>

いや、ここにゃんなら分かるけどあたしのを尊敬されたら大惨事なるよ……?

ここにゃん>>

あーいう強引なことは武力頼りの昇ならではw←

読ンデ下サルノデシタライツデモ!(おい

432心愛:2013/01/06(日) 10:57:40 HOST:proxy10006.docomo.ne.jp
>>ピーチ

色んな武器使えるっていいね!
ヒースあたりに弓とか使わせたら力任せにやって大惨事になりそうw


そ、そう…?
申し訳ない(~_~;)
邪気眼少女だけ更新したらまたちょっとお休みします(^-^;

433ピーチ:2013/01/06(日) 19:14:24 HOST:EM114-51-207-43.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

色んな武器使うw

ヒースー! 気ぃ付けろー!←

434心愛:2013/01/07(月) 10:10:17 HOST:proxy10004.docomo.ne.jp
>>ピーチ

うちの戦い担当は剣バカばかりだということに今気づいたw
クラウスあたりなら無難にこなしそうだけど……うーん。

オールマイティー昇くん!(急に)

435匿名希望:2013/01/07(月) 13:57:09 HOST:zaq31fa4b53.zaq.ne.jp
何の話ですか・・?
もう少し分かりやすくお願いします。

ウンコしたくなってきました。

436名無しさん:2013/01/08(火) 14:45:55 HOST:EM114-51-155-248.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

た、確かに!←

クロード殿もあっさりこなしそうじゃない?

ルイーズ王女辺りも力任せにやってくれそうなイメージある←

437ピーチ:2013/01/08(火) 17:00:39 HOST:EM1-114-186-134.pool.e-mobile.ne.jp
紫と紅と黒




「あれだけ、霊力吸い上げられたらね……」
「………え?」
 今、彼女たちは何と言った。自分たちの耳がおかしくなければ、霊力を吸い上げられたとか何とか。
「……何でもないわよ。とにかく、」
「お前はしばらく隠れてろ」
 突然の昇の言葉に、天音が目を見開く。
「な……っ!?」
「ろくに力も残ってないんだ。自分自身を護れるかどうかさえも怪しいのに」
 これで自分を捨てられたら、こっちが困る。
 自分の考えに思わず苦笑した彼に、天音が渋い顔をする。
「大丈夫だって言ってるじゃ………」
「霊力吸い上げられたくせに無茶言うな」
「…………………っ」
 ぐっと押し黙る少女を横目で流し見、昇が言った。
「柊一。今回天音の代わりな」
「俺ってピンチヒッターみたいなものなんだ?」
 苦笑する柊一に同じように苦笑を返し、次に天音を見る。
「あおり。場所確認してくれないか」
「分かった」
 そう言ってふっと目を閉じ、彼女が全神経を研ぎ澄ます。
 やがて、ゆっくりとその漆黒から藍へと変化した瞳が開かれ。
「………三百メートル前方。結構動きが速い」
 蜘蛛のくせに生意気だ、とあながち見当違いなことを言うあおりに苦笑し、柊一がすっと漆黒の瞳を細めた。

438たっくん:2013/01/09(水) 12:20:06 HOST:zaq31fa4b53.zaq.ne.jp
毎日、勉強ばかりで参ります。
学生って辛いですね〜ホント

80点以下赤点ですからね

439たっくん:2013/01/09(水) 12:20:36 HOST:zaq31fa4b53.zaq.ne.jp
>>1
時々、荒らしとかくるんで気をつけて下さい。

ウンコします。

440たっくん:2013/01/12(土) 17:40:54 HOST:zaq31fa5b92.zaq.ne.jp
つまらないスレに来てしまったようだ・・・
期待していたのだが・・残念だよ

441たっくん:2013/01/12(土) 17:41:48 HOST:zaq31fa5b92.zaq.ne.jp
しょうのないスレなので
ウンコさせてもらいます。

ババスレ御苦労様

442ff:2013/01/15(火) 16:12:32 HOST:zaq31fa5b92.zaq.ne.jp
>>1さんの
スレ臭いです。ウンコさせてもらいます。
ババスレにはウンコがつきものですからね

443ff:2013/01/15(火) 16:13:12 HOST:zaq31fa5b92.zaq.ne.jp
ウンコスレ最高です!

444ff:2013/01/15(火) 16:14:04 HOST:zaq31fa5b92.zaq.ne.jp
矢沢は体臭だけど
ウンコのほうはどうかな?

身体2回洗えよ

445ff:2013/01/15(火) 16:14:47 HOST:zaq31fa5b92.zaq.ne.jp
それにしてもこのサイトは
体臭人の集まりか?

それとも馬鹿の集まりか?

まともなのはいないのか?

446矢沢:2013/01/15(火) 16:28:20 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
たっくん、idと文章の癖でバレバレよ。

447ピーチ:2013/01/20(日) 19:54:17 HOST:EM1-114-13-197.pool.e-mobile.ne.jp
紫と紅と黒




「あ…………っ」
 思わず叫びかけたシェーラを、ヒースが慌てて止める。
 いつの間にか召喚された月光を映し出す剣を構えた昇が、勢いよくそれを払った。
「危な…」
 天音の腕すれすれのところを剣が動き、それを見たソフィアたちが息を呑む。
 右の手首に巻き付けた漆黒の鈴を持ち直し、柊一が軽く天へと掲げる。
「―――忘れ亡(な)き夜を、天(そら)へと掲げよ」
 流れるような詠唱。強さを感じさせない穏やかな言霊が、彼の振る鈴と共に辺りへと放たれた。
「我、汝を招くもの」
 りんと一鳴りした鈴が涼しげに舞う。それを見て、あおりが小さく呟いた。
「……天音もだけど、やっぱ凄い…」
「確かにな」
 あおりの言葉に賛同し、昇がすっと黒曜の双眸を煌めかせる。
「―――……あいつの邪魔、すんなよ」
 ひゅっと月光を映し出した剣を一振りし、青年が軽く息を吐く。
「天神さん。二十秒後、背後に居ます」
「了解」
 術を執り行っている間でも、彼の耳には人の声もしっかり入る。恐らくこれが、天音と柊一の決定的な違いだろう。
「っと…」
 小さく笑んだ柊一が、ふっと軽く跳躍する。今まで彼が居た場所に、様々な動物の一部を併せ持った妖が飛び込んできた。
 それを見て、柊一が鈴を通した紐を引きちぎる。
「……って天神さん!?」
「大丈夫だよ」
「え?」
 慌てたあおりを、昇が軽くいなす。彼女の瞳が、なぜだと問うていた。
 小さく苦笑した彼は、ついと柊一に視線を投げる。
「天音と一緒。……あいつも、たまにあれをばら撒いて拘束だ結界だと色々使ってる」
「………なるほど、ね…」
 昇の言葉を受け、あおりが妙に納得した表情になった。よくよく考えれば、こうやってばら撒くのだからよびがあって当然だろう。
「さて―――」
 勝ち誇った笑みを浮かべたじゃあと呟いた。
 そして、左腕を前に突き出す。
「―――行け」
「あ…………っ」
 思わず叫びかけたシェーラが、何とかそれを押し留めた。
 青年の腕から飛び出した見たこともない生き物―――恐らく、彼らの言う『妖』だろう―――に、ソフィアたちが半ば青ざめる。
 あおりは表情を変えないが、心配に及ばないであろうはずの天音が、一番血相を変えていた。
「ちょ……、柊!?」
「ごめん、でもあれだけ小さいのが居ても面倒だからさ」
 大丈夫だよ、こいつら言うことはちゃんと聞くし。
 そう言って笑った青年に、天音が怒鳴る。
「そうじゃなくて!」
 思わず叫ぶ天音に、柊一が静かに返した。
「分かってるよ。下手すれば、仲間を呼ぶことになる」
 そう言った直後に、四人がはっと背後を顧みた。
 彼らにつられて同じ方向を向いたシュオンたちも、さすがに息を呑む。
「な、何あれ……っ」
 さも気持ち悪そうに呟くユーリエに、天音が短く返した。
「妖よ。このまま行けば、確実に此処に来る」
「えっ」
 同時に声を上げた女性陣が揃って後退する。
 でも、と天音がふっと笑い。
「このまま野放しにするわけないでしょ……ねぇ、みんな」
 呼ばれた三人が振り返る。彼らに、天音が言った。
「二手に別れましょう、その方が早いはずよ」
 そう言った天音が闇を秘めた髪を翻し、何かを言いかけたとき。
「―――お前一人ってのはぜってぇ駄目だからな」
 うっと言葉に詰まった天音が、進めていた歩を止めた。
「もちろん黒髪たちはこっちで守ればいいけど。俺らはそうもいかねぇだろーが」
「だから黒髪言うなってっ!」
「黒髪君。その目つきいい加減改めないと、戻らなくなるわよ?」
 天音に指摘されたことに対し、ヒースが更に怒号する。
「だっから俺はヒースだって言ってんだろーがっ!」
「まぁとにかく」
 ヒースの叫びを綺麗に黙殺した天音が、ちらとシュオンを見やる。
 それを受け、シュオンが口を開いた。
「どうかした?」
「金髪君、確か毒薬作ってるのよね?」
「毒薬と爆弾なら任せてよ」
 にこやかに答えるシュオンに、天音が僅かに考える素振りを見せ。
「―――今すぐに妖に一瞬で致命傷を与えられる爆弾を作れる?」
「いや、無理だねさすがに」
 とうとう天音までが爆弾に頼るようになったかとヒースが頭を抱える。
「じゃあ毒は?」
「難しいかな、結構時間もかかるし」
 そう、と呟いて、天音が小さく息を吐き出した。

448亜琉火 ◆3nVukVtXzY:2013/01/20(日) 22:51:25 HOST:p49183-ipngn101sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
はじめまして*
亜琉火です><*
えと、おもしろいです!頑張って下さい!
私も小説書きたいです><///
あと、おもしろいですって言ったかw
これからよろしくお願いします…*

449心愛:2013/01/22(火) 20:23:05 HOST:proxyag070.docomo.ne.jp
>>ピーチ

「なき」を「亡き」にすると一段とカッコよくなるよね(´ー`)

うん、いくらシュオンでもすぐに一から作るのは無理ですよね! 常備してるやつならともかく!
そして天音ちゃん、相変わらずの容赦のなさw

450ピーチ:2013/01/23(水) 20:37:35 HOST:EM1-115-14-104.pool.e-mobile.ne.jp
亜琉火さん>>

はじめましてー! どーもでーすここにゃんの神作品にも是非目を通してみてねー!

書けるよ小説! あたしでさえ書けるから!←

ここにゃん>>

えへ、ちょっとこだわったw←

あ常備してるやつがあるんだ!?

天音は毒舌ですから基本!(おい

451亜琉火 ◆3nVukVtXzY:2013/01/23(水) 21:56:11 HOST:p49183-ipngn101sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
はいぃ!((ピシィw!
アリガトウデス*
これから宜しくです♪それと、
タメ、呼び捨てOKです!マジメは
嫌いです…;;
それでは!応援してます><**
>ピーチs

452ピーチ:2013/01/25(金) 06:24:15 HOST:EM114-51-162-116.pool.e-mobile.ne.jp
亜琉火>>

こっちこそよろしくねーw

あたし全然真面目違うよっ! 紛うことなき不真面目ものだよっ!

453亜琉火 ◆3nVukVtXzY:2013/01/25(金) 16:54:37 HOST:p49183-ipngn101sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
え!ホントですか?w
私は真面目って言われますが
勉強中に手紙を回しているバカですw
さらにダジャレ好きのバカですww
こんな私ですが、
よろしくお願いしますね*;;;

454ピーチ:2013/01/27(日) 14:32:16 HOST:EM49-252-73-193.pool.e-mobile.ne.jp
亜琉火さん>>

ほんとほんとw

真面目ぶってるだけの大馬鹿ーw

ダジャレは興味ないけどー←

455亜琉火 ◆3nVukVtXzY:2013/01/27(日) 20:41:53 HOST:p49183-ipngn101sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
えー!そう見えませんが(ー△ー)

そーですよ*ホントバカですカラ^^

ははっ!友達にダジャレ言ってみたら
「ウザイ」って言われましたぁ♪
もう慣れたです;;
>ピーチ

456ff:2013/02/01(金) 23:57:25 HOST:zaq31fa4cca.zaq.ne.jp
↑ほんとアホだね君
そんなアホな君にいい贈り物があります。

457ff:2013/02/01(金) 23:58:11 HOST:zaq31fa4cca.zaq.ne.jp
>>454
真面目な人ほどアホなんだよ

458ff:2013/02/02(土) 00:00:39 HOST:zaq31fa4cca.zaq.ne.jp
>>1さん

あんたのスレつまらないけど
その反面、なかなか面白いから削除だけは勘弁してあげます

459ピーチ:2013/02/03(日) 11:28:11 HOST:EM1-114-222-30.pool.e-mobile.ne.jp
紫と紅と黒




「じゃあさ」
 唐突に発された言葉に、一同が柊一を見た。
「天音と俺、昇とあおりちゃんが分かれるのは?」
 柊一の言葉の意味を正確に理解した三人が、揃って顔を見合わせる。
「そうね…じゃあ、私は向こうに回るから。どっちかが私の方に来る?」
「じゃああたしが……」
 言いかけたあおりを遮り、昇が口を開いた。
「いや、俺が天音の方に行く」
「え?」
 思わず問い返すあおりに、昇が苦く笑う。
「柊一にはお前の場所視が必要だろ? 天音は一人で突っ走ると周りを忘れる」
 それこそさっきみたいなことになりかねない、と言った昇の選択は正しいだろう。
「分かったわ。…柊」
「へ?」
 唐突に呼ばれた柊一が呆けた声を上げる。天音が苦笑しながら言った。
「あおりを怪我させることだけはしないでね? もちろん、自分も」
 天音の言葉を受け、柊一がしばし呆然を彼女を見る。そして、やがて笑って。
「分かってる。飛湘だけは無傷でいさせるから」
 そう言った後に、柊一が昇に向かって微笑んだ。
「昇も、天音のこと頼んだよ?」
 柊一の一段低くなったような声音に、昇がさっと青ざめる。
「わ、分ぁってるよそんくらい!」
「だよね、まさか昇が天音に護られるなんてことないよね?」
 ―――自分無傷で天音が傷だらけだったら容赦しないからね?
「ない! 絶対ないからっ!!」
 笑顔の裏に隠された言葉を正確に読み取り、昇が叫んだ。
「い、行くぞ天音!」
 そう言って疾風の如き速さでその場を離れた昇をしばし見送り、あおりが不審げに問うた。
「……天神さん?」
「ん? どうかした?」
 笑顔で応じる柊一に苦笑しながら、あおりが問う。
「…昇に、何か言ったんですか?」
「まさか」
 言ってはいない。それは間違いない。ただ単に無言の圧力をかけただけで。
 音になっていない彼の黒い感情を僅かに察知したあおりが、無意識に己が身を震わせた。

460心愛:2013/02/03(日) 16:27:24 HOST:proxy10057.docomo.ne.jp
>>ピーチ

久しぶりの更新ーヽ(≧▽≦)/


ああ、昇くんはやっぱりこういうポジションなのね!

柊一くんはやっぱり真の最強なんじゃないかと思うここあですw
あれ、おかしいな……一瞬彼の中にシュオンブラックバージョンの影が見えた気が(^-^;

461ピーチ:2013/02/03(日) 17:23:46 HOST:EM49-252-157-193.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

久々の更新でございますー!←

そうなの! 昇はどうあってもこのポジションなの!

天音のことになったら性格真っ黒になっちゃう柊一君ですw

下手すればシュオン様よか酷い腹黒さ←

462心愛:2013/02/03(日) 17:40:11 HOST:proxy10052.docomo.ne.jp
>>ピーチ

おっと、それは聞き捨てならないなぁ。
シュオンの腹黒は王国一だぜ?(張り合うな


でも、こういう優しげ(シュオンも猫被ってるときは)キャラが実は腹黒っていいよね!
しかも好きな女の子のことになると……ってやつ!
天音ちゃん愛されてるなー(*´д`*)

463ピーチ:2013/02/03(日) 17:47:38 HOST:EM49-252-157-193.pool.e-mobile.ne.jp
紫と紅と黒




 しばらく気配のする方に足を運んでいた二人が、足を止めた。
「…ここた辺、かしらね」
「え? あ、あぁそーかもなっ」
 ―――自分無傷で天音が傷だらけだったら容赦しないからね?
「ぜっったい悪意だろ、お前…」
 思わず、今ここには居ない青年に対して愚痴る昇である。
「―――……」
 りんと一鳴りした紅い鈴の音が、辺りに木霊した。
「……っ、昇!」
「避けろ!!」
 唐突に発された言葉に、天音が後ろを顧みる。そこに、漆黒の闇を纏った影が迫っていた。
「わ……っ」
 思わず飛び退る。今まで天音が居た個所に、影と淡い銀の剣が躍りかかった。
「…さすがね……」
 思わず呟いた彼女に、昇がぶっきらぼうに言い放つ。
「俺のできることっつったら、こんぐれぇだろうが」
 あとは、神を呼び出す際の依り代程度か。
「お前らが出来るようなことが出来ないんだ。せめてこれくらい、自分のものにしたっていいだろ?」
 そういってにっと笑った青年に、天音が小さく笑い返した。
「…かもね……」

464ピーチ:2013/02/03(日) 17:53:08 HOST:EM49-252-157-193.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

そ、そんなに酷いのか……←

普段は温厚で優しいけどねっ!

ごくごくたまーに腹黒柊一が登場しちゃいますw

いやでも基本的に男女で分かれると女子優先するよ二人とも!←

あおりも愛されてるぞー、一応!

465心愛:2013/02/03(日) 21:17:28 HOST:proxyag111.docomo.ne.jp
>>ピーチ

役割分担w
バランスがいいパーティだね(^-^)人(^-^)


微ブラックもまたよし!
そうだよね、あおりちゃんも愛されてるよね!

466亜琉火 ◆3nVukVtXzY:2013/02/04(月) 21:16:32 HOST:p49183-ipngn101sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
やっぱり面白いですなぁ〜*
さすがでス**
ピーチ
お?はじめまして♪よろしくお願いします♪
心愛

467ピーチ:2013/02/09(土) 10:01:34 HOST:EM114-51-170-28.pool.e-mobile.ne.jp
紫と紅と黒




 突如現れた妖を前に、昇が月光の剣(つるぎ)の切っ先を向けた。
 天音は、現状況では彼の補佐という役割が大きいだろう。
 ―――ソノ娘、寄越セ
 厳かに告げられたその言葉に、昇は皮肉気に片側だけ口端を吊り上げ。
「やなこった」
 挑発気味に言い放った。
「こいつは俺らの仲間なんだ。……今は、客だけどな」
 最後尾の言葉が掠れ、天音には聞こえない。尤も、聞こえていたら否応(いやおう)なく彼女が前に出ていただろうが。
 ―――ナラバ
 彼の挑発を真に受けてしまったそれが、音もなく飛びかかった。
 ―――貴様ラヲ、排除スルノミ。
 刹那。
「え?」
 唐突に囲(かこ)われた自分の周りを見て、昇が目を瞠った。
「その方が、やりやすいんじゃない?」
 不敵に笑った少女が、闇を秘めた漆黒の髪を揺らす。
 しばらく呆然としていた昇が、やがてにっと笑い。
「あぁ」
 そう言った彼の月光を秘めた剣が、それの目前へと迫った。




「天神さん?」
 唐突に呼ばれた柊一は、はっと我に返った。
「え? あ、何?」
「やっぱり気になります?」
 苦笑するあおりの言葉に、柊一が言葉に詰まる。
「うーん……どうだろうね、二人とも無事だとは思うけど」
 何しろ、昇には無言の圧力―――悪く言えば脅しだが―――をかけておいたのだ。天音が怪我をすることは、可能性的には低い。
「ま、大丈夫じゃないかな」
 そう言って薄く笑った柊一に、あおりも笑みを返した。
「そうですね」
「……でもさ」
 不意に思ったことを、柊一が何気なく呟いた。
「あおりちゃんは、心配じゃないの?」
 ぴくん。
 彼の言葉を聞いたあおりの肩が、僅かに震え出す。それを受け、柊一があ、と呟いた。
「え、えーと……やっぱり、心配?」
「あったりまえですよっ!!」
 突然怒鳴られた柊一の足が、無意識に後ろに下がった。
「二人とも強いんです。それに関しては心配なんかしてません。でも天音ときたら、自分の力の強さ自覚せずに一人で突っ走って結局周り巻き込んで! あたしだけじゃなく昇まで危険な目に遭ったら…」
 勢いよくまくし立てたあおりが、しかし別の気配を察して黙り込んだ。彼女の黒曜の瞳が、藍へと変わっていく。
「……天神さん」
「何匹くらい、居る?」
 彼も察したのだろう、あおりが言うより早く、柊一が問うた。
「かなり居ます。……本当にここ、あたしたちが来る前平和だったんですか?」
 かなり失礼な質問である。傍に居たシュオンたちに聞こえていなかったからよかったようなものの、もし聞こえていたら。
「あ、あーうん。…たぶん」
 思わずそう答えてしまう柊一である。
 しかしその後、とにかく、と呟いて。
「あおりちゃん、下がってて」
「え?」
 問い返したあおりに、薄い笑みを返した柊一が言った。
「そいつら、一掃してくるから」
 冷笑を一つ零した青年が、漆黒の鈴を右手にかけた。

468心愛:2013/02/09(土) 18:02:43 HOST:proxyag087.docomo.ne.jp
>>ピーチ

瞳の色が変わるっていいよね!(しつけぇよ


平和、だったのかなぁ…?
なんか妖さんが頻繁にいらっしゃったり日常的にシュオンが爆発起こしたりジルがユーリエに殺されかけたりしてるけど、ほんとに平和、なのかなぁ…?

469ピーチ:2013/02/14(木) 05:34:44 HOST:EM114-51-138-2.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

わーごめんなさいーっ!!

妖除きさえすれば平和だよ!

微笑ましいんだよ!←

470心愛:2013/02/14(木) 18:25:01 HOST:proxyag104.docomo.ne.jp
>>ピーチ

大丈夫、少なくともシュオンは刺激を求めてるから!

妖が頻繁に出没する世界だって、死にはしなければ面白いものじゃないw

ここあも日本が舞台のファンタジーを書いてみたいものだ←
そういう短編もやってみたいんだけど、紫の歌のリクとか(忘れてないよ!)オスヴァルトの話とかもたまってるからなぁ。
夢で終わりそうな予感(~_~;)

471ピーチ:2013/02/20(水) 05:55:17 HOST:EM1-114-47-35.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

大丈夫? よかった……!

だよね面白いよね! あたしも一回でいいから会ってみたいw

あたしは別世界を舞台にしたファンタジーも書いてみたいなー←

472心愛:2013/02/20(水) 22:57:51 HOST:proxyag068.docomo.ne.jp
>>ピーチ

もう書いてるじゃん! 紫の歌で!(笑)

ここあは一番異世界ファンタジーが書くの楽らしいw
妄想癖があるからだな、うん。


百鬼夜行←
可愛いやつなら会ってみたい! そしてペットにしたい((こら

473ピーチ:2013/03/02(土) 10:49:02 HOST:EM49-252-90-230.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

確かに! でも駄文w

あたしもかなり酷いよ、妄想癖w

分かる! 分かるよあたしもペットにしたいもん!

だって餌をやる必要がないから!←おい

474ピーチ:2013/03/02(土) 10:51:34 HOST:EM49-252-90-230.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

確かに! でも駄文w

あたしもかなり酷いよ、妄想癖w

分かる! 分かるよあたしもペットにしたいもん!

だって餌をやる必要がないから!←おい

475心愛:2013/03/02(土) 19:08:45 HOST:proxy10030.docomo.ne.jp
>>ピーチ

いやいやいや!
本編を超えた名作だよ!

エサいらないのはいいねw
そのぶん首輪とかすり抜けちゃいそうですが←



告知ー!
10日あたり、紫の歌本編スレでちょこっと動きがあるかも?
よかったら気をつけてやっててくださいなw

476ピーチ:2013/03/02(土) 21:38:45 HOST:EM49-252-124-211.pool.e-mobile.ne.jp
ここにゃん>>

本編超えてない!

あんなんで本編超えられたら怖いよ!←

特にここにゃんの神作品を読んだ後だから特に………っ!

477心愛:2013/03/03(日) 18:34:17 HOST:proxy10053.docomo.ne.jp
>>ピーチ

ほんとだよー!
本編を優に超えた素晴らしさだよ!


や、ここあのはただの駄作だからね?

478ピーチ:2013/03/03(日) 18:42:55 HOST:EM114-51-64-43.pool.e-mobile.ne.jp
紫と紅と黒




「夢現(ゆめうつつ)、結(ゆ)いし赤玉、白貫(しらぬき)の座を冠する者」
 静かな流れるような詠唱が、優しい言霊が放たれる。
 それまで黙っていたソフィアたちが、驚いたように目を瞬かせた。
「柊一さんも、天音さんと同じようなことが出来たのね……」
「まぁ、どっちかって言えば天神さんの方が始めたのは早かったわね」
 あおりの言葉に、シェーラがえ、と零した。
 それを受け、あおりが苦笑気味に答える。
「そりゃそうでしょ? 天神さんの方が先に生まれてるんだから」
「………あの」
「ん?」
 突然呼ばれ、あおりが首を傾けた。
「…天音さんたちって、何歳なんですか?」
「へ?」
 聞いてなかったの? と問い返したあおりに、シュオンが口を挟んだ。
「聞いてないっていうか、聞く暇がなかったいって言った方が正しいかな」
「………あぁ…」
 あいつ、また自分のことだけやってさっさと帰ったんだな、という彼女の胸の内は、誰も知らない。
 苦笑気味に、彼女が言った。
「天音とあたしが二十歳で、天神さんと昇がその一つ上」
「二十歳?」
 確かに大人びてるけど、本当に大人だったんだー。
 そんなシェーラの呟きを拾ったあおりが、苦く笑った。
「見た目だけよ? 天音も昇も、あたしも」




 ざん―――。
 一瞬の閃光が走り、銀の剣についた血を払った昇がふぅと息を吐いた。
「大体、これで全部だろ」
「……そう、かしらね…」
「え?」
 問い返した青年に、天音が不安げに言った。
「まだ、残ってるような気がするの。…それとも、私の気違いかしら」
 少女の言葉に、昇が腕を組んで辺りを見回す。
 だが、これと言って不審な気配はしない。
「お前にしては珍しく、変なところで五感が働いたんじゃねぇの?」
 そう言った青年が身を翻しかけた、刹那。
「―――え……?」
 天音の声に振り返った昇が、思わず目を瞠った。
 ―――ソノ霊力、我ガタメニ
 そう言ってにぃと嗤った『蛇』が、彼女に迫る。
「っ………!」
 咄嗟に扇を構えたが既に遅く、天音の腕に紅い筋が走る。
 刹那。
 蛇の形を保っていたものが音を立てて崩れ、原型を留めない『それ』に成り代わった。
「え…」
 呟き、茫然と空を見上げた少女の眼前に、『それ』が躍りかかった。


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