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陰陽師 〜真実の能力〜

24ピーチ:2012/04/23(月) 00:26:40 HOST:i125-204-92-164.s11.a046.ap.plala.or.jp
第三章目スタート!!(次の行から)

陰陽師 〜心の内にあるもの〜

家に着くと同時に、誠人が壁にもたれかかった。それを見た明人と尭悸は、
「・・・どうした?」
と驚きながらも冷静に尋ねた。
「・・・ゴメン、何でもない」
「お、おい?どこ行くんだよ?」
そう問いかけてくる明人に、誠人は短く返した。
「部屋。ちょっと寝てくる」
「・・・あぁ・・・」
次の日、誠人はいつものように時間通り起きる・・・筈だったが。
「誠人ー!!」
と言う声が、ドアの外からはっきり聞こえてきた。
「あ・・・!」
小さな声をあげて、誠人が部屋から飛び出してきた。
「珍しいじゃん?お前が、あの明人に起こされるなんて」
「・・・あの、は余計だ。尭悸・・・」
「あー・・・」
誠人は、困ったような表情をしながら明人に言った。
「ゴメン明人・・・俺遅れるかも知れないから先行ってて」
「え?あ、あぁ」
それだけ言って、誠人が準備を始める。明人と違い、いつもなら前日に終わっている筈の教科書をかばんに入れることさえ、たった今始めた。
「・・・珍しいな、ほんとに」
「・・・何でかな、昨日終わらせたはずなのになぁ・・・」
尭悸には、苦笑しながらかばんに教科書を入れる誠人の表情が少し、いや、かなり疲れているように見えた。
「あ、まずいかも・・・」
誠人が、時間を確認しながら呟いた。時間を確認すると、時計の針は七時四十五分を指していた。
「大丈夫だ。お前なら走れば間に合う」
「・・・そだね」
行ってきます、と言いながら誠人は外に出ると同時に走り出した。そのお陰で、何とか遅刻にはならなかった。

続きまーす


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