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陰陽師 〜真実の能力〜
17
:
ピーチ
:2012/04/22(日) 23:18:50 HOST:i125-204-92-164.s11.a046.ap.plala.or.jp
尭悸は、家に着くと同時に守人の部屋へと駆け込む。慌てて、明人も尭悸についていく。
「ぎ、尭悸!?どうしたんだ・・・?そんなに慌てて」
「・・・誠秋の式紙作ってくれ」
「え?」
「あいつの力が必要なんだ」
「・・・分かった」
守人は、それ以上は何も聞かずに、誠秋に似せた式紙を用意した。
「・・・誠秋いるだろ?」
静かな口調で、尭悸が式紙に問いかけた。
「お前はどう思う?大事な寝場所をとられて。仕返ししたくないか?」
尭悸のその呼びかけに答えるかのように、式紙から尭悸以上の闘気が放たれた。
「もちろん・・・」
「・・・あ・・・」
「怒ってるに決まってるじゃん?」
「・・・じゃあ力を貸してくれるか?」
「いいよ」
誠秋と尭悸の会話に明人が割って入った。
「・・・あのさ、行くなら早くしようぜ?遅くなったら誠人がどうなるか・・・」
その先は、言わずとも分かった。尭悸も誠秋も、首を縦に振った。
その頃、風鬼はそろそろ誠人の憑依から抜けようとしていた。しかし、頃合を見計らって、誠人が暴れだした。
≪・・・何ノツモリダ・・・!?≫
(それはこっちの台詞だ・・・何するつもりだ?あいつらには・・・)
≪黙レエェェェ!!≫
風鬼がそう叫んで、小さく何かを呟きだした。それを境に、誠人の動きが完全に封じられる。その後で、風鬼が吐き捨てるように言った。
≪ヨクモ・・・余計ナ手間ヲカケサセタナ・・・≫
そう言ってしばらくしてから、風鬼が誠人の憑依から抜けた。その途端、誠人はガクン、と激しく膝をつき、そのまま力なく倒れ込んだ。誠人の様子を見た風鬼が、不気味な笑みを作りながら言った。
≪・・・偉大ナ陰陽師ノナレノ果テガコレトハナ・・・≫
そう言って、自分の周りに放っていた竜巻を誠人に向け、まるで操り人形のようにして、意識の無い誠人を起き上がらせた。どんなに痛めつけても目を覚まさないことを確認した風鬼は、誠人の両腕を後ろに持っていき、竜巻の先を誠人の両手首に絡めつける。やがてその竜巻は動かなくなり、縄の役目を果たす。
≪コレデ・・・完全ナル力ヲ取リ戻スコトガデキルゾ・・・!≫
一人で笑っている風鬼の元に、数体の妖がやってきた。
≪・・・!ソノ子供ハ・・・!?≫
≪コンナ子供ヲツレテクルダケデ、ナゼアレホド手コズッタ?≫
≪ソ・・・ソレハ・・・≫
風鬼は、決してその先を言わせなかった。
≪マァ、別ニ構ワナイ・・・オ前ラニモ消エテモラウ≫
≪・・・エ?≫
その直後、風鬼が妖に向かって竜巻を放った。瞬時に、その妖がバラバラに砕け散った。
≪大シタ力ハナイカ・・・ヤハリ、コノ者ガ一番ダナ・・・≫
「ちょっと待てよ?」
≪・・・!?≫
風鬼が、誠人を手にかけようとした直後、背後から聞き慣れた声が聞こえてきた。
続きまーす
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