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Loveletter
78
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2012/03/09(金) 08:31:47 HOST:e0109-49-132-14-72.uqwimax.jp
Loveletter きみにおくる愛の手紙 / お姫様と王子様、 梨花side
「……そ、れは」
明らかに動揺した様子を見せる海斗先輩にお姉ちゃんがにやりと不適に微笑んだ。
そんな海斗先輩に妃芽先輩がそっと近づき耳打ちする。なんて言ったかはわからないけど……
突然、海斗先輩が嬉しそうに表情を緩ませた。そして強気なお姉ちゃんに言い放つ。
「そのときは百花のこと気になってたし無意識にそういうことしちゃったけど、それは昔のことだからさ」
「わたしも、海斗先輩は今わたしのことを好きでいてくれてるって信じてるし」
妃芽先輩も両想いになってから強くなったなあと心から感じた。
あ、なんかあたし妃芽先輩のお母さんとかお姉ちゃんみたいー。
「………じゃあ今だってキスしてくれたっていいじゃない!」
お姉ちゃんが爆発して妃芽先輩を押しのけ海斗先輩を思いっきり突き飛ばした。
突然のことで海斗先輩も驚いたのかぐらりと後ろに倒れる。そして、倒れた海斗先輩をお姉ちゃんが押さえつけてまあ押し倒したみたいな状態になった。これはさすがにやばいかも……
「海斗先輩、付き合ってくださいっ……!」
完全にくるってるお姉ちゃん。
俊太サンがいるっていうのに……
「お前には俊太が、って……そっか」
記憶、が……ないんだっけか。
そう思った瞬間に、まるで神様のようなタイミングで俊太サンが現れた。
「百花、もうやめろよ!」
「……………だ、れ?」
誰だかわかってないお姉ちゃんをよそに、俊太サンはお姉ちゃんを優しく、それでも強く抱きしめた。
「俺のこと思い出せよ、百花っ……!」
「……………しゅ、んた?」
お姉ちゃんの瞳はもう操られていたような瞳じゃなくなっていた。
もうかわいい女の子のような純粋な眼だ………俊太サンのことも思い出したみたいだし。
「ご、ごめんなさいっ……あたし………何やってんだろ、」
「百花あぁっ………」
謝るお姉ちゃんにぎゅっと抱き着いたのは俊太サンではなく妃芽先輩だった。
大好きな幼馴染が急に自分の大切な人を奪おうとしてきたから不安だったのかもなあ。
「………俊太サンもたまにはやるじゃん、」
ぼそりと俊太サンの隣で呟いた。
これならお姉ちゃんを任せてやってもいいかもって思ったから。
「………百花のことは心配すんな、梨花」
このとき、梨花ちゃん呼びが梨花に変わっていたのに気づき少し驚く。
そして衝撃的な一言を言い残し、俊太サンとお姉ちゃんは去って行ったのだった。
「梨花のことを狙ってる奴がいるから気をつけろ、まあ守るけど」
あたしを狙ってる奴?
-
タイトルのお姫様と王子様っていうのは妃芽海斗ペアと百花俊太ペアどちらもですねー
で、梨花を狙ってる人物は!
(ネタバレ含みます見たくない人は見ないでね☆ry)
えと、中村先生でs((
百花に似てる梨花を好きになっちゃったーみたいな。
最初は俊太が梨花のこと好きみたいなそういう感じにしようとしたんだけど
これ以上百花と俊太にぐだぐだあるとかわいそうだからやめた!
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