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1
:
もぐ
◆Sm6a3xTZrs
:2012/01/02(月) 06:56:41 HOST:PPPbm8109.kanagawa-ip.dti.ne.jp
初めまして!もぐです*
ジャンルはファンタジーが強い学園ファンタジーです。
気をつけてはいるのですが矛盾点や変な所がたくさんあったりすると思います;
アドバイス、コメントはもちろん大歓迎です!
でも文句はやめてくださいね(・ω・`)
よろしくお願いします!
2
:
もぐ
◆Sm6a3xTZrs
:2012/01/02(月) 07:26:51 HOST:PPPbm8109.kanagawa-ip.dti.ne.jp
4月。
学生にとって気になることが一つあった。
入学式、またはクラス替えだ。
新入生ではない2年生にとっては後者だろう。
2年、3年は昇降口で配っている新しいクラスの紙を受け取り、楽しそうに自分がどのクラスなのかを見ている。
だが、2年の8人はちっとも面白くなさそうにお互いで喋っていた。
「…分かってはいたけれど、実際こうなってみると面白くない。」
「文句言うなよ椎名、ここの皆全員がそう思ってるんだから。」
「そうか?俺は別にこのクラスでもいいんだけどな。」
「私もこのままでいいと思うよ?」
「でも周りだけ変わっててここだけ変わらないというのは正直悲しくはないか。」
「俺も真央の意見に賛成だ。」
「私もそう思うわ。」
「まぁまぁ、どんまいだって。」
なぜこの8人が楽しくなさそうなのかというと、クラス替えでクラスが変わらなかったからだ。
1年生の時は「1-0」としてこの8人のクラス。
今年は「2-0」としてこの8人のクラス。
来年、3年生でも「3-0」になることが決まっている。
この8人がそれぞれ賢者の末裔だからだ。
と言ってもこの8人には全然その面影はない。
このメンバーのうち2人を除いて赤点を取りまくっている。
その上ヤンキーなどもいる。
なので他のクラスからは「問題児クラス」と呼ばれることもある。
3
:
もぐ
◆Sm6a3xTZrs
:2012/01/02(月) 21:29:06 HOST:PPPbm8109.kanagawa-ip.dti.ne.jp
教室は1年生が4階、2年生が3階、3年生が2階になっている。
去年とメンバーは同じだが、階と場所は少し違う。
この学校は少しシステムがおかしく、クラスが決まった直後にその担任がじゃんけんをして
自分のクラスの位置を決めるという恒例行事がある。
結果、0組は一番移動がしやすいトイレと階段の近く…つまり9クラスあるうちのど真ん中の教室になった。
担任が来るまでの間クラスが変わった時恒例の自己紹介でもしようと言う提案も出たが、虚しくなるだけなので却下された。
結局何もしないで雑談をしていた。
そしてガタンとドアが開き、担任が入ってきた。
「ったく、クラスのメンバーも一緒な上に担任も一緒なんてひどいわよねー!」
少し疲れたように教卓に座る。
「…でも私、紗和好き。」
「本当?嬉しいこと言ってくれるわね、桜。」
「メンバーもメンバーだけど担任も担任だな。」
「なんか言ったかしら颯?」
担任も変わらず、平内紗和先生。
フレンドリーでなじみやすい先生なのだが2年連続はきつい。
多分同じく来年も紗和が担任だろう。
担任なのになぜか0組の雰囲気にのまれて、最近は少し遊び気味だ。
でもそんな紗和は、束になった(と言っても8人分だが)プリントを出した。
「抜き打ちテストやるわよー!」
『はぁ?』
「どうせ今年も来年もメンバー全員同じでしょ?
自己紹介もないし、時間に余裕があるの。
だから新学期の初日からテストやったって問題ないのよ。」
紗和は楽しそうにそういう。
学力を上げるのが目的と言うよりは、皆の変な回答や落書きを見るのが目的のようだ。
0組は抜き打ちテストでも誰一人動じない。
ただし意味が違う。
颯と真央は余裕だから動じない。それ以外はどうでもいいと思っているので動じない。
とりあえず嫌がっている人たちも無理矢理落ち着かせ、抜き打ちテストが始まった。
4
:
ライナー
:2012/01/03(火) 10:41:53 HOST:as01-ppp23.osaka.sannet.ne.jp
コメント失礼します、初めまして、ライナーです^^
作品、読ませていただきました!
文章力がとてもあると思います。細かい情景なども中々詳しく書いてあって、とても伝わりやすかったです。
アドバイスとしては、これがまた複数あるのですが、分かりやすいように詳しく書かせていただきます(最も、人の伝わり易さによってですが)^^;
1つ目は、改行です。
改行とは、文を見やすくするために使うものなのですが、必要の無いところで改行が入っているように思えます。
例えば、この作品から抜き出すと……
この学校は少しシステムがおかしく、クラスが決まった直後にその担任がじゃんけんをして
自分のクラスの位置を決めるという恒例行事がある。
ですが、
この学校は少しシステムがおかしく、クラスが決まった直後にその担任がじゃんけんをして、自分のクラスの位置を決めるという恒例行事がある。
という風に直した方が文として纏まりがあっていいと思います。
2つ目は、台詞とナレーションの使い分けです。
台詞とナレーションの間に改行してありますが、これは余り望ましいとは言えません。
何故かと言うと、台詞の間に付くキャラクターの情景が書きづらくなるからです。
例を挙げてみると……
「おいおい、勘弁してくれよ」
「何だと? それはお前から言い出したんだろうが!」
これだけだと、誰が何を言っているのか分かりませんよね?
「おいおい、勘弁してくれよ」
俺は嘲笑うように彼に言った。
「何だと? それはお前から言い出したんだろうが!」
彼は激怒して、俺に言い返した。
これが少し修正を加えた、もぐさんの現在の書き方です。間を空けすぎると、それはそれで印象が薄まってしまいますね。
「おいおい、勘弁してくれよ」
俺は嘲笑うように彼に言った。
「何だと? それはお前から言い出したんだろうが!」
彼は激怒して、俺に言い返した。
どうでしょう? こちらの方が、纏まりがあって伝わりやすいと思いませんでしょうか?
以上、ライナーのアドバイスでした。
何やらうざったい言葉を並べていますが、参考にしていただけたらと……
ではではwww
5
:
もぐ
◆Sm6a3xTZrs
:2012/01/03(火) 11:34:44 HOST:PPPbm8109.kanagawa-ip.dti.ne.jp
ライナーさん))
確かにまだいろいろと変な個所が多いですね;
アドバイスありがとうございます!
とても分かりやすかったです!取り入れて行きますね^^
6
:
もぐ
◆Sm6a3xTZrs
:2012/01/03(火) 11:58:36 HOST:PPPbm8109.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「終わったぁー。」
早速のテストで疲れたのか怜生が机の上に突っ伏す。
「大体なんで日本人の俺らが英語なんかやって何の意」
「うるさい、黙れチビ。」
「ちびじゃねえし!」
クラス一背の高い颯がクラス一背の低い怜生に向かって見下すように言った。
怜生が一番気にしているのは身長が低いこと。
嫌いな牛乳も毎日3回以上は欠かさず飲んでいるらしい。
「全く、颯もいじったりするの好きだよな。」
祐が笑って言う。
「お前に言われたくない!」
「えー?なんでさぁ?」
祐は人をいじったりいじめたりが好きだ。
だから何かとメンバーを困らせる。
そして困らせているのを止めるのが真央の役割だった。
ただ1年の後半は真央もいじられまくっていたので今年はどうなるかわからない。
「はいはい、落ち着きなさい。
とりあえず今日はもう教科書配って終わり。テストは明日返すわ。」
紗和もそろそろ終わらせたかったのか皆を止め、まとめる。
今日は授業も弁当もなく終わる午前授業。
始業式の日の基本だ。
-----------------------------------------------------------------
取り入れようとしましたが失敗したかもしれないです;
7
:
もぐ
◆Sm6a3xTZrs
:2012/01/04(水) 21:08:27 HOST:PPPbm8109.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「よっしゃ、終わり!帰ったら何しようかな。」
楽しそうに翔が言う。
0組が問題児クラスと言われる一番の原因は翔。
普段は普通だが、カッとなるとすぐに暴力を振るのがクセ。
それを止めるのもまた真央の役割だ。
真央は頼りになる姉御と言った感じだ。
「それは帰ってからゆっくり決めたらいいんじゃないかしら?」
「それより早く行こうヨ!!ヒナちゃん、皆。」
雛菊と中学まで外国にいたエレナがそう言って帰ろうとしたその時、いきなり動物か何かの大きな鳴き声が聞こえた。
熊やライオンよりも大きな鳴き声。
他のクラスにも聞こえたらしく校舎中が一気にざわつくのが少しだけ聞こえた。
しばらくしてざわめきが落ち着いた頃1階から4階まで全ての窓が一斉に割れ、そして校庭に見たこともない生き物が降りてきた。
「何だよあれ!?」
怜生がちょこまかと慌てている。
「あれ…何だかドラゴンみたいじゃないか?」
真央が校庭にいる大きな動物を見ながら右にいたエレナに話しかける。
でもなかなか返事がない。
真央が隣を見るとエレナが震えていた。
「……いや……」
「どうした、エレナ?」
「マオ……助けて…怖い……シオ…」
そこまで言ってエレナは倒れた。
「エレナ!!」
8
:
もぐ
◆Sm6a3xTZrs
:2012/01/05(木) 09:23:37 HOST:PPPbm8109.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「大丈夫かエレナ!?」
真央が急いでエレナを保健室に連れて行こうとする。
それを桜が止めた。
「…待って…。」
「でもなるべく早く保健室に行ったほうがいいんじゃないのか?」
「えっと…」
説明に迷っているのか桜が黙りこむと、それをフォローするように颯が説明する。
「保健室のベッドは多分窓ガラスの破片がいっぱいで危ない。
それよりも破片が少ない廊下側の床に寝かせたほうがいい。」
「そうか、そうだな…。」
颯と雛菊でエレナを廊下側に移動させる。
エレナはまだ苦しそうな顔でうなされている。
「大丈夫かしら、エレナちゃん。」
エレナと一番仲良しの雛菊が特に心配して、先程からずっとエレナを見ている。
「シオ…、なんなんだろう。」
真央はずっと窓の外のドラゴンを見ている。
だが心の中はさっきエレナが言っていた「シオ」が気にかかっていた。
▼
「どうだ、ドラゴ。ここには居るか。」
校庭の真ん中に降り立ったのはドラゴだった。
ドラゴは不死鳥とドラゴンのハーフ、永遠に生き続けるドラゴンだ。
そしてその上に乗っている金髪の青年はシオン。
「グルルルル……。」
「においがかき消されて分からないだと?
賢者の血は臭いが強いはずだからすぐにわかるだろう?」
「グルルルル……。」
ドラゴは唸りながら0組のほうを向く。
「あそこに似たようなにおいが集まっている?
よし、行ってみるか。」
▽
「ちょっとちょっと。
なんかこっちにドラゴンみたいなのが来るんだけど。」
祐が普段と変わらぬ笑顔で全員に言う。
でも声は少し震えている。
「ちっ、そろそろヤバいな。
1年間耐えられただけでも良かったか…。
あの金髪はエレナか?」
「…紗和…?」
紗和のほうからその声は聞こえた。
紗和はいつものだらけてやる気のない紗和とは違って目つきも口調もとても怖かった。
「雛菊!桜!エレナを掃除用具入れに隠しなさい!急いで!
それと皆!何を言われてもしらばっくれなさい。知ってることを聞かれてもよ。」
『了解!』
紗和に指示された通り雛菊と桜が用具入れに隠す。
なんとかドラゴとシオンが来る前に隠し終わった。
隠してからしばらくしてシオンが窓から教室に入ってきた。
「ここかドラゴ。」
「グルルル…。」
ドラゴがうなずく。
「おい、お前ら!
ここに蒼の賢者は居ないか。」
「蒼の賢者ぁ?何だよそれは。」
シオンがしばらく翔を見る。
翔は今にも殴りかかりそうだ。
「悪いが殴り合いするつもりは毛頭ない。
…ここにはいないようだな。行くぞドラゴ。」
「おい待てよっ!!」
聞くだけ聞いてドラゴに乗りシオンはどこかに行ってしまった。
紗和の顔はとてもホッとしている。
そしてしばらくしてから紗和は全員に向けてこう言った。
「今日は家に帰らせないわ。」
9
:
もぐ
◆Sm6a3xTZrs
:2012/01/05(木) 11:00:47 HOST:PPPbm8109.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「ちょっと待てよ!
いきなり帰らせないって…。」
翔がさっきのことで気が立っているのか紗和にも殴りかかりそうな目でそう言う。
紗和はちっとも動じずに
「学校が決めたことよ。
保護者にメールしたら、大丈夫ですって返ってきたから平気。
それにどうしても話さなくちゃいけないことがあるから。」
と言った。
「…話さなきゃいけないこと…?」
「エレナが起きたら話すから、それまでは窓の破片を片付けて教室の窓を付け替えるわよ。」
▼
そして窓の付け替えが終わった。
床で寝ていたエレナもようやく目が覚め、途中からは窓の付け替えを手伝った。
「終わったわね、じゃあ話すわ。
その前にこの中の6人。コンタクトを外して。」
『コンタクト?』
聞いたのは翔と雛菊。
「あら、翔が黒の賢者だったのね。
雛は目が茶色いから分かったけど。」
「え、何だよそれ。目の色?」
翔が聞くと少し呆れたように紗和が答えた。
「知らなかったの?…まぁ黒だから知らなくてもしょうがないかしら。
賢者の8人はは黒、茶色、朱、橙、桜、蒼、翠、紫の目の色をした8人だったの。
皆それぞれその目の色をしていて、その子孫も同じくその目の色をしているわ。
でも皆、目が茶色か黒だからカラーコンタクトで隠してるんだなって思って。
今は誰が何色か分かった方がいいから外してもらってるの。」
「ふーん、そうなのか。」
翔が棒読みで言う。
絶対に分かっていない。
「まぁ分からないわよね。」
「…紗和、外した…。」
桜の目を見るときれいな桜色だった。
真央は朱色、祐は橙色、颯は紫、怜生は翠、エレナは蒼。
それぞれがとてもきれいな色をしていた。
「すごい!レオ君みどりカッコイイ!」
エレナは怜生の翠の目が気に入ったらしく楽しそうに目を見ている。
怜生は少し照れくさそうだ。
「え、星名の蒼もいいとおもうけど…。」
「そう?ありがとう!」
「っていうか祐と沢城の目の色ってあんまり変わらないなー。」
「…赤とオレンジ…」
颯と桜が遠くから2人の目を見る。
ワイワイと楽しそうだ。
そして教室の隅っこに2人。
「…なぁ、藤崎?」
「…なにかしら、沖田君?」
「…俺らあんまり面白くないな。」
「…そうね。黒と茶色だものね。」
「…カラーコンタクトしてねーもんな。」
翔と雛菊は色が変わった色ではなく盛り上がりがない。
だんだんと負のオーラが漂い始める。
それにようやく気付いたのか6人が慌ててフォローする。
「ヒ、ヒナちゃんとショウ君の黒と茶色もいいと思うよっ?ね?」
「そうだよ、俺茶色とか憧れるし!」
「…黒もかっこいい…。」
「でも正直普通だよねー。」
サラッとフォローを台無しにする発言。祐だ。
5人の視線が痛い。
「あはは、ごめんごめん。ついつい本音が出………グハァッ!!
ちょ、真央さん?いきなり殴るのはひどいんじゃ…」
「いい?翔と雛がいじけると大変なことになるんだからな?
お菓子あげないと直らないんだからな?バカ?」
「申し訳ないです…。」
過去に翔と雛菊がいじけたことがあって、機嫌を直すまで相当時間がかかった。
お菓子をあげればすぐ直るが今はお菓子がない。
ちなみに前回の元凶も祐の毒舌…じゃなくて本音だ。
「もう!
大事な話があるって言ってんのに聞きなさいってば。」
『はぁーい。』
10
:
ライナー
:2012/01/09(月) 17:21:11 HOST:222-151-086-021.jp.fiberbit.net
コメント失礼します、ライナーです^^
何やらドラゴンが出てきて、学校は大騒ぎですね。
てか、紗和さんは一体何者なんでしょうか。気になりますね。
さて、今回もアドバイスをしておきたいと思います。
今回は文の見やすさです。
上の描写には、登場人物が多く登場していますが、これは驚くことにタブーです。
人数が多すぎると読者は登場人物を把握するのに混乱してしまいます。そのため、登場人物は最初の段階では最高で5人。
しかし、もぐさんのように登場人物が多く登場しても解決策はあります。
それはローテーションです。
登場人物をその名の通りローテーションさせて登場させるのです。
この話にはこの三人。この話には主人公以外のこの二人をこの二人に変えて……など、ローテーションさせて少しずつ登場させることで、読者にキャラクターを覚えて貰いやすいんです。
ではではwww 是非これも参考にしてください^^
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