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98
:
竜野翔太
◆sz6.BeWto2
:2012/08/25(土) 10:26:04 HOST:p8152-ipbfp4204osakakita.osaka.ocn.ne.jp
剣木浜高校とは、戦場原学園と割りと近い場所にある戦場原学園と同じような学校である。
戦場原学園の影に隠れて分かりにくいだけだが、剣木浜高校もそれなりに巨大な敷地面積を誇っており、戦場原学園に次いで大きいと言っても過言ではない。
だが、そう考えても向こうがこちらを襲ってくる理由が分からない。
今までだって二つの差はあったのだし、何故今更になって向こうが挑戦状を叩きつけてきたのかも不明だ。
工藤としては犯人の正体が掴めても、攻撃の理由が分かっていないため腑に落ちない部分も大きいだろう。
「つーか大きな組織ってのは大体想像できたけど……」
神山が区切るように言う。
その言葉を篠崎が引き継ぐため、口を開く。
「まさか学校だとは思いませんでしたね。学校同士の争い、となるんでしょうか……?」
不安げに篠崎が工藤に問いかける。
そんな篠崎の不安を払拭するように、工藤が笑顔のまま告げた。
「大丈夫だよ。そんな事にはさせないように、生徒会と風紀委員が協力するんだから」
言いながら工藤は折宮へと視線を遣ったが、偶然工藤の方を見ていた折宮はふいと顔を逸らした。
工藤の言葉に篠崎はホッと安堵の息を吐く。
「大体どうするんですか? 話し合いで解決させるつもりもないでしょう?」
「そうだね。相手の真意を確かめるために……潜入捜査を行う!」
工藤がそう言うと、段ボール箱を四つ机の上に置いた。
その箱の大きさは、大体上下の服一式が入るのがやっとといったところだ。潜入捜査、そういうことか。
「それはいいとして、誰がやるの?」
真田が無表情のまま箱をおもむろに開け、中を物色し始める。
男子の制服が一つ、その他三つは女子の制服だ。つまり潜入メンバーは男子一人、女子三人となる。
「言っとくけど、私は女子の制服サイズ合わないわよ? 男子の方なら……ギリだと思うけど」
そう言いながら真田は自分の豊かな胸に視線を落とす。
あの大きさで男子は無理があるだろう。
「大丈夫だよ。捜査メンバーは既に決めてあるさ」
工藤は言いながら全員の方を向きながら指していく。
「潜入メンバーは四人。霧野さん、篠崎さん、雪路さん、折宮さんだ!」
言われた本人達は驚愕の声を上げていた。
……つまり、男子制服は篠崎が着るのか?
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