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光という名の暗い世界。

9ジャック ◆Rcaz7RUzJM:2011/11/24(木) 22:54:09 HOST:KHP059138212218.ppp-bb.dion.ne.jp
ニコさん、頑張ってください!

10ニコ ◆H81ulOUr/g:2011/11/27(日) 06:39:35 HOST:i180-63-6-226.s41.a021.ap.plala.or.jp


 と、まぁ、副会長二人と書記一人か。
ん? 古乃と会計いないし!!会計って誰だっけ?とまぁ、そんなことを考え混んでいると「わりわり、遅れたー」と呑気に言う古乃と「あわわわ、すいません!!遅れましたっ!!」と頭を下げる会計係、赤色の髪を肩までのショートカットにしていて、頭に黒いリボンの付いたカチューシャをしていてウルウルと涙目になっている黄緑色の瞳にセーラー服ver.の制服を着ている少女、風ノ宮 星羅(カザノミヤ セイラ)。俺は星羅に微笑み掛けると「会議始めます」とだけ短く言った。

「えーと、まず文化祭の予算案。会計、星羅」

 星羅は名前を呼ばれると、ゆっくりと立ち上がり「クラスごとに現金は生徒会予算から出します。部活動には、それぞれの部活動予算にお任せすることにしました」と若干首を傾げつつ言う。俺は座るように促してから「では、次。体育館貸切の吹奏楽やその他の出演予定のことについて、副会長」と告げた。副会長である奏と奏羽は目を合わせてからスッと奏が立ち「……吹奏楽部、音楽科2〜3チーム、一般応募25チーム。それぞれ2曲か3曲になってる……」と静かに言った。古乃を見ればオッケーというような軽い表情をしていて「では、各クラス出し物を決めさせるために、部活動の部長、クラスごとに学級委員を集める」と言い終わると、葵さんが「三年生のクラスには私が言ってくるわ。部長は二年生ばかりだから結が言ってね。一年生には星羅と奏ちゃん達ね」と仕切ってくれた。

 生徒会が終わると星羅は古乃と喋っていた。星羅は古乃に笑いながら「有紀ちゃん先生面白過ぎです」と笑っていた。
星羅が笑うのなんて……初めて見たような気がする……

11ニコ ◆H81ulOUr/g:2011/12/08(木) 21:27:27 HOST:i180-63-6-226.s41.a021.ap.plala.or.jp

 やー、星羅って頼りなさそうだけど男受け良いんだよなぁ……。まあ、俺的には葵さんの方が好きなんだけど。
まあ、下らない事を考えていると葵さんが「結、行くよ?」と優しい笑みを浮かべてくる。んー、葵さんを見ていると春の情景が思い浮かぶな。つか俺等一緒にいくらしいですよ、ええ。星羅達もいつの間にかいないみたいだし……いくか。


「葵さんも忙しいのに悪いな。俺、忘れてたよ」
「ううん、いいの。 結と二人だけで会話するのも久し振りだよね?」
「あー……そう言えばそうだなぁ。何時も古乃に邪魔されたりして……」

 会話を続けながらふと窓の外を見ると、まだ緑色の葉っぱがザァッ、ザァッと大きな揺れを起こしながら葉っぱが落ちて行く。
 葵さんは、何やら嬉しそうに微笑んでいる。葵さんってすこし前まではこんな大人びてなかったのに……いきなり朝ちゃんみたいに大人びて……。って、妄想に浸るんじゃなくて!!

 そう、話題だ!!
 俺はいそいそと「朝ちゃんは最近元気? 会ってないけど」と穏やかに言う。すると葵さんの後ろから「私にようかしら、結葉?」と静かに微笑む朝ちゃんがいた。

 朝ちゃんと言うのは葵さんと同じ学年でリーダー的存在な、斎藤 朝加(サイトウ アサカ)のことで、艶やかな黒髪を太股まで伸ばしひだの入った黒いスカートを揺らしながら白いYシャツに黒いネクタイをしめた優等生のような格好をしている子だ。
 今まさに、その朝ちゃんが葵さんの後ろにいて俺達の話を聞いていたらしい。………しかも、朝ちゃんの後ろに古乃がいるんですけど。

「何してんすか、センセーと朝ちゃん。珍しい組み合わせですけど」

 俺はさり気なく聞いただけだったのに、古乃はニヤリと笑みを浮かべ「何だい?嫉妬かい? 青春だねー?」とちゃかすように言ってきたので「俺は葵さんが……ゴメン、なんでも……ない、ですっ!!」と挙動不審な行動をしてから葵さん達のところから逃げ出し、ハァッハァッと息を切らせながら玄関近くについた。


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