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光という名の暗い世界。
11
:
ニコ
◆H81ulOUr/g
:2011/12/08(木) 21:27:27 HOST:i180-63-6-226.s41.a021.ap.plala.or.jp
やー、星羅って頼りなさそうだけど男受け良いんだよなぁ……。まあ、俺的には葵さんの方が好きなんだけど。
まあ、下らない事を考えていると葵さんが「結、行くよ?」と優しい笑みを浮かべてくる。んー、葵さんを見ていると春の情景が思い浮かぶな。つか俺等一緒にいくらしいですよ、ええ。星羅達もいつの間にかいないみたいだし……いくか。
「葵さんも忙しいのに悪いな。俺、忘れてたよ」
「ううん、いいの。 結と二人だけで会話するのも久し振りだよね?」
「あー……そう言えばそうだなぁ。何時も古乃に邪魔されたりして……」
会話を続けながらふと窓の外を見ると、まだ緑色の葉っぱがザァッ、ザァッと大きな揺れを起こしながら葉っぱが落ちて行く。
葵さんは、何やら嬉しそうに微笑んでいる。葵さんってすこし前まではこんな大人びてなかったのに……いきなり朝ちゃんみたいに大人びて……。って、妄想に浸るんじゃなくて!!
そう、話題だ!!
俺はいそいそと「朝ちゃんは最近元気? 会ってないけど」と穏やかに言う。すると葵さんの後ろから「私にようかしら、結葉?」と静かに微笑む朝ちゃんがいた。
朝ちゃんと言うのは葵さんと同じ学年でリーダー的存在な、斎藤 朝加(サイトウ アサカ)のことで、艶やかな黒髪を太股まで伸ばしひだの入った黒いスカートを揺らしながら白いYシャツに黒いネクタイをしめた優等生のような格好をしている子だ。
今まさに、その朝ちゃんが葵さんの後ろにいて俺達の話を聞いていたらしい。………しかも、朝ちゃんの後ろに古乃がいるんですけど。
「何してんすか、センセーと朝ちゃん。珍しい組み合わせですけど」
俺はさり気なく聞いただけだったのに、古乃はニヤリと笑みを浮かべ「何だい?嫉妬かい? 青春だねー?」とちゃかすように言ってきたので「俺は葵さんが……ゴメン、なんでも……ない、ですっ!!」と挙動不審な行動をしてから葵さん達のところから逃げ出し、ハァッハァッと息を切らせながら玄関近くについた。
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