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光という名の暗い世界。

10ニコ ◆H81ulOUr/g:2011/11/27(日) 06:39:35 HOST:i180-63-6-226.s41.a021.ap.plala.or.jp


 と、まぁ、副会長二人と書記一人か。
ん? 古乃と会計いないし!!会計って誰だっけ?とまぁ、そんなことを考え混んでいると「わりわり、遅れたー」と呑気に言う古乃と「あわわわ、すいません!!遅れましたっ!!」と頭を下げる会計係、赤色の髪を肩までのショートカットにしていて、頭に黒いリボンの付いたカチューシャをしていてウルウルと涙目になっている黄緑色の瞳にセーラー服ver.の制服を着ている少女、風ノ宮 星羅(カザノミヤ セイラ)。俺は星羅に微笑み掛けると「会議始めます」とだけ短く言った。

「えーと、まず文化祭の予算案。会計、星羅」

 星羅は名前を呼ばれると、ゆっくりと立ち上がり「クラスごとに現金は生徒会予算から出します。部活動には、それぞれの部活動予算にお任せすることにしました」と若干首を傾げつつ言う。俺は座るように促してから「では、次。体育館貸切の吹奏楽やその他の出演予定のことについて、副会長」と告げた。副会長である奏と奏羽は目を合わせてからスッと奏が立ち「……吹奏楽部、音楽科2〜3チーム、一般応募25チーム。それぞれ2曲か3曲になってる……」と静かに言った。古乃を見ればオッケーというような軽い表情をしていて「では、各クラス出し物を決めさせるために、部活動の部長、クラスごとに学級委員を集める」と言い終わると、葵さんが「三年生のクラスには私が言ってくるわ。部長は二年生ばかりだから結が言ってね。一年生には星羅と奏ちゃん達ね」と仕切ってくれた。

 生徒会が終わると星羅は古乃と喋っていた。星羅は古乃に笑いながら「有紀ちゃん先生面白過ぎです」と笑っていた。
星羅が笑うのなんて……初めて見たような気がする……


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