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蝶が舞う時… ―絆―
332
:
燐
:2012/01/11(水) 18:48:57 HOST:zaq7a66c4f3.zaq.ne.jp
私はフラフラになりながらも誠と誠のお母さんと共にエレベーターに乗り、憐の病室に向かった。
憐の病室の扉を開くと憐はベッドに寝かされていた。
私は誠の手を離して、ゆっくりと憐に駆け寄った。
憐のベッドの横には見られぬ機械が3台ほど置いてあり、その中の一つは心拍数を示す機械だった。
憐の口元には呼吸器が取り付けられていて、両腕には包帯が巻かれていた。
右腕には点滴がされていて、見るのがとても痛々しく感じられた。
左手首には私が今朝あげた白と黒のミサンガがつけられていた。
「夜霧憐さんのご家族の方ですか?」
後ろを向くと、30代位の男の医者が立っていた。
「私達は夜霧憐さんの友達です。」
誠のお母さんは軽く医師に説明した。
「そうですか。分かりました。」
医師は軽く頭を下げ出て行った。
「憐…。」
私は憐に視線を戻して軽く憐の右手を握る。
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