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Someworld-Oneworld

1まきつね ◆BU81fDV51Q:2011/07/17(日) 21:17:48 HOST:PPPbm6194.kanagawa-ip.dti.ne.jp
初めまして、まきつねといいます!!
友達少ないってか初投稿だからいないので
仲良くしてくれたらありがたいです!
*わざとパロディ的なのはありますが
他のところはパクッたりとかしません。
*ジャンルはファンタジーバトル物です。
でも偉人的なの出てきたりするかもなのでまァ基本はそのジャンルで。
*荒らしは無視っ!!

こんなんです!!
なんか他のところでも書いてるんですが、全部の作品が
友達に「少年漫画っぽいね」とか言われます。
そういうのが嫌いな人は遠慮せずにUターンっ!!

2まきつね ◆BU81fDV51Q:2011/07/17(日) 21:36:11 HOST:PPPbm6194.kanagawa-ip.dti.ne.jp
薄れてる意識の中で俺は目を少しだけあける。
どこかに寝ているみたいだ。
よくは見えないが、男と女でなにか喧嘩しているように見える。
何があったのかは全然覚えてない。
 「どうしてっ……
  どうして見捨てたの!?
  あいつは…あいつらは……大事な……」 
女が泣きながら叫んでいる。
まだよく見えていないがけがを負っている。
 「しょうがねェだろ!?
  あいつらが死んだらお前も死ぬのかよ!?」
どこかに走り去ろうとする女を必死で止めようと
男がしがみつく。こっちもひどい怪我だ。
寝転がりながらだと何があったのか状況もつかめない。
とりあえず置きあがって話を聞こうとした。
だんだん落ち着いて、体全体がすごく痛むことに気がついた。
必死に起き上がってみると自分の目の前に急に子供が笑顔で見てきた。
 「ねえ!!ホープ、レオ!!
  起きたよ!」
 「本当?ありがとう、シェリー。」

3まきつね ◆J6z/GsM5CA:2011/07/18(月) 07:24:56 HOST:PPPbm6194.kanagawa-ip.dti.ne.jp
 「グレイ!!大丈夫!?」
さっきから喧嘩していた女、さっき呼ばれていたホープのほうだ。
が、心配していたように優しく話しかけてくれる。
ホープはジーンズの短パンに黒い動けそうなブーツ、
上は水色のタンクトップに白いYシャツをはおっているような感じだった。
でも左手ほ骨折、顔にも一つ大きな傷があった。髪もきれいな茶髪がボサボサ。
 「えっと…俺は燐っていいます。」
 「え?何言ってんだよグレイ。」
ホープの隣にいた勇者にいそうな服をきている、レオが小馬鹿にしたように言う。
 「グレイって??俺は燐だけど。」

 今トリップをいろいろと変えながら書いていますが、同一人物です。
HOST部分は一緒ですからねっ!!

4まきつね ◆imbhacSqLc:2011/07/18(月) 09:46:10 HOST:PPPbm6194.kanagawa-ip.dti.ne.jp
 「え、でも眼帯つけてるし、顔も……」
起きたことを最初に伝えた子供、シェリーが
そのグレイとやらの顔を思い浮かべて見比べる。
 「え??眼帯??…あ、本当だ。」
ようやく燐も意識がはっきりしてきた。
ホープやレオ、シェリーもボロボロだったが、
燐も同じくボロボロだった。
目には眼帯をしていて、新しめの制服までももはや泥だらけだった。
 「確かによく見ると…グレイ…じゃないわね…。」

5まきつね ◆imbhacSqLc:2011/07/18(月) 11:15:45 HOST:PPPbm6194.kanagawa-ip.dti.ne.jp
 「あの…………グレイって??」
とうとう3人でグレイグレイ言っているのがどうしても気になって
グレイとは誰なのか燐は尋ねた。
 「あぁ、グレイって言うのは俺らの仲間。
  ちょっと前に消えちまってな。
  似てたお前を見つけたからグレイかなって。」
 「へぇ。」
話を聞いてようやくグレイという存在を理解した。
納得している燐にレオは質問しかえす。
 「んで??お前はどこから来たんだよ?」
 「んで??ここはどこなんだよ?」
聞かれてすぐ燐はレオにまた聞き返す。
しかも丁寧にレオは答える。
 「ここはセレント王国の都心から離れている地区だ。
  都心まで行くには歩きで1日以上かかる。」
 「セレント王国??」
 「知らないの?じゃあ他の王国から来たの??
  ゼレフ王国、フィリンク王国、ローレンス王国……」
ホープが燐の聞いたことがない国名をバンバンと言っていく。
燐はますます混乱していった。
 「…ちょっと待って。じゃあ日本は???
  日本はどこだ??地球は??Earthは??宇宙は??」
 「あーす?ちきゅう?にほん?うちゅう?なにそれ。」
このシェリーの言葉を聞いて燐は
自分がいるのは地球ではない、宇宙のどっかにある星でもない、
なんかよくわからない場所にいる、と半信半疑ではあるが思った。
深く考えると燐の頭では混乱どころの騒ぎではなくなってしまう。
とりあえずは考えるのはやめた。
 「…俺はその地球ってとこから来たんだ。
  だからこの王国のことも、他の王国のことも全く分からない。」

6まきつね ◆7ZaptAU4u2:2011/07/19(火) 06:18:44 HOST:PPPbm6194.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「とりあえずこのままこうしてても時間の無駄だし、
 セレント王国の都心まで行ってみない?」
少しシーンとなった空気を変えようとホープは
都心に行こうと提案をした。
みんなも行くことには賛成だ。
「じゃあその地球に帰れるまでは俺たちと一緒に行動だ。
 それとこういう町の外は管理が行きとどいていないから
 悪魔もうろついている。気をつけろ。」
そう言ってレオは王国のほうに歩き始める。
それに続いてホープとシェリーも。
そのあとを慌てて燐は追いかけた。
 
        *

ここは燐が4月から通っている真塚高校だ。
燐や燐とよく一緒にいる時雨や祐人、裕貴もいる。
「なぁなぁ!お前らさ、悪魔見たことある?」
時雨が急に楽しそうに聞く。
「おいおい、またゲームのやりすぎかよ。」
時雨はいつもゲームやアニメ、マンガの影響を受ける。
前なんかは「侍にあったことある?」とか「空飛ぶ猫って見たことある?」とか
「海賊王って見たことある?」とか「スライムと戦ったことある?」とかそういうことを聞いてきた。
まぁもちろん答えはNOだ。あるわけがない。
そして悪魔のことを3人で馬鹿にした時、祐人と裕貴が声をそろえて言った。
「おい、あれ……。」
指をさした先には時計を持って、ベストをきて、赤いリボンをつけた……
ウサギがいた。時計ウサギだ。アリスに出てくるような。
「お、すげー!!
 あ、逃げた。追いかけるぞ!!」
燐が珍しく興味を持ってウサギを走って追いかけた。
「え、燐待てよ!!そういつにはっ……」
時雨が止めようとしたが間に合わなかった。
燐はウサギを追いかけて消えてしまった。
「燐が消えた…」
「じゃあやっぱり、あのウサギは……」

        *

とうとう4人はセレント王国にたどりついた。

7まきつね ◆9ufbgfMKec:2011/07/19(火) 16:56:37 HOST:PPPbm6194.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「ここが都心部??
 予想以上に広い……。」
今は崖から見下ろすような状態だ。
都心部が一面広々と見渡せる。
「都心部にはラグナ城があるんだよ!
 その城下町が都心部!ラグナ城下町。」
シェリーが楽しそうに飛び跳ねて説明する。
「そう言えばシェリーって何歳なんだ??」
「あたし??9歳だよ♪」
「そうなんだ。」
燐は予想通りくらいの年で少しほっとした。
そして4人は崖の横にある階段を使って城下町まで下りていく。
するとなぜか町の人たちはこっちを見てお辞儀をした。
「お、お帰りなさいませ!!」
お辞儀する人たちを見て「メイド喫茶みたい」だと燐は思っていた。
なんでそのような扱いなのか疑問に思い、
よく見るとレオにもホープにもシェリーにも同じように右肩に紋章があることに気がつく。
貝殻のような形の紋章。
「これは??」
「これから分かる。もうすぐ着くよ。」
いつもの笑顔でレオは言った。
さっきからレオはずっとニコニコとしている。
なぜなのか燐は気になってもいた。
そしてしばらくして……
「ついたわ。」
急に止まってホープは言った。
「ようやく着いたっ!!
 もしかして…グレイ帰ってきてるかな??」
「それはないわよ。早く入りましょう。ほら燐も。」
ホープはシェリーの手を引っ張りながら
燐のほうを見て入るように促す。
レオはもう入って行った。
「ここは??」


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