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Someworld-Oneworld

6まきつね ◆7ZaptAU4u2:2011/07/19(火) 06:18:44 HOST:PPPbm6194.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「とりあえずこのままこうしてても時間の無駄だし、
 セレント王国の都心まで行ってみない?」
少しシーンとなった空気を変えようとホープは
都心に行こうと提案をした。
みんなも行くことには賛成だ。
「じゃあその地球に帰れるまでは俺たちと一緒に行動だ。
 それとこういう町の外は管理が行きとどいていないから
 悪魔もうろついている。気をつけろ。」
そう言ってレオは王国のほうに歩き始める。
それに続いてホープとシェリーも。
そのあとを慌てて燐は追いかけた。
 
        *

ここは燐が4月から通っている真塚高校だ。
燐や燐とよく一緒にいる時雨や祐人、裕貴もいる。
「なぁなぁ!お前らさ、悪魔見たことある?」
時雨が急に楽しそうに聞く。
「おいおい、またゲームのやりすぎかよ。」
時雨はいつもゲームやアニメ、マンガの影響を受ける。
前なんかは「侍にあったことある?」とか「空飛ぶ猫って見たことある?」とか
「海賊王って見たことある?」とか「スライムと戦ったことある?」とかそういうことを聞いてきた。
まぁもちろん答えはNOだ。あるわけがない。
そして悪魔のことを3人で馬鹿にした時、祐人と裕貴が声をそろえて言った。
「おい、あれ……。」
指をさした先には時計を持って、ベストをきて、赤いリボンをつけた……
ウサギがいた。時計ウサギだ。アリスに出てくるような。
「お、すげー!!
 あ、逃げた。追いかけるぞ!!」
燐が珍しく興味を持ってウサギを走って追いかけた。
「え、燐待てよ!!そういつにはっ……」
時雨が止めようとしたが間に合わなかった。
燐はウサギを追いかけて消えてしまった。
「燐が消えた…」
「じゃあやっぱり、あのウサギは……」

        *

とうとう4人はセレント王国にたどりついた。


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