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ホワイト☆レザーソールI
233
:
燐
:2011/08/01(月) 23:03:09 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ライトとホワイトは、休戦場の屋上に居た。
「ホワイト。お前は、デッドの事をどう思う?」
「どう・・って・。最高の仲間だよ。」
「ホワイトは、本当に鈍いな。私が聞きたいのは、お前の気持ちだよ。」
「気持ち・・・。何のだ?」
「あんた・・本気で人を好きになった事ないの〜?」
ライトは、笑いながら言った。
「ない・・よ。で、これとデッドの事で、何の関係があるんだ?」
234
:
麻実
:2011/08/01(月) 23:12:33 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
ホワイトもデッドのこと好きなのかなぁ?
ホワイト頑張れ!!
235
:
燐
:2011/08/01(月) 23:24:01 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
麻実>>それはないと思う;;
ホワイトは、恋って言うものを知らない人なんで・・・;;
236
:
燐
:2011/08/01(月) 23:29:56 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ライトはきっぱり言った。
「だから、デッドはあんたに惚れてるのよ!!!」
「惚れてる?何だそれ?」
「(ホワイトは・・こんな事に鈍いのか・・・)ま、いいけど。
で、あんたはデッドが好きなの!?」
「分からん・・。正直・・。今は・・そんな事・・考えられない・・。
「兄妹」って分かっただけでも、頭がいっぱいなのに!!」
「じゃ、ホワイト・・あんたの気持ちをデッドに伝えてきな!」
「伝えてくる?何をだ?」
「いいから。さっさと行く!!」
ライトに背中を押され、ホワイトはデッドの所に向かうのだった。
237
:
燐
:2011/08/01(月) 23:42:34 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトは医務室へ着いた。
医務室に着くと、デッドの姿は無かった。
ホワイトの足元で、ミーナは泥酔していた。
ホワイトは、医務室を見渡した。
そーすると、右手側に薄い布で羽織られた、場所があった。
ホワイトはそこを覗いた。でも、デッドは居なかった。
立ち去ろうとした時、誰かに腕を掴まれた。
「何だ・・。」
そのまま、ホワイトを引きずり込んでしまった。
238
:
燐
:2011/08/02(火) 00:07:23 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
「デッド・・。何処にい・・うっ・・。」
ホワイトの口をデッドは封じた。
「なるべく、小声で喋れ。お前は、声が大きすぎる。」
「どうしたんだ?そんな警戒して。」
「何でもねーよ。ホワイト・・。フードの中を知りたいって言ってたよな?」
「うん。それがどうかしたか?」
「いいぞ。見せてやっても。」
「やった。」
「でも、一つ条件がある。」
「何だ?」
「・・・俺と口づけする事だ。」
「口づけ?何だそれ?」
「・・・。何でもねーよ。」
「ライトに聞いたら分かるか?聞いてくる。」
「ま、待て!!もう少しだけ、ここに居てくれ・・。」
デッドは、俯きながら言った。
ホワイトは、黒いペンダントを取り出し、見つめていた。
239
:
燐
:2011/08/02(火) 00:15:46 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
今回は少しだけLOVEを入れてみましたw
これで、後先が大変かも・・。
また、明日、書きますb
240
:
麻実
:2011/08/02(火) 09:11:29 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
デッドがんばれww!!
241
:
麻実
:2011/08/02(火) 10:17:19 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
燐、更新待ってるよ〜^^
242
:
燐
:2011/08/02(火) 10:40:18 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
麻実>>おおお!!!コメありがと♪
今日は11時ぐらいに書くw
243
:
燐
:2011/08/02(火) 12:13:56 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトは、日本刀を取り出し、刃を見つめた。
透き通るような刃に鈍い切れ味・・・。
「形見・・・か。」
デッドが言った。
「あぁ・・。デッド、お前に聞きたい事があるんだが・・。」
「何だ?」
デッドは、首を傾げながら言った。
「ライトが言ってたんだけど・・。デッドって私に惚れてるのか?
あと・・惚れてるって何だ?」
「!?・・・・ライトがそんな事言ったのか!?(アイツ・・・何であんな事
言ったんだ・・(怒)ん・・。俺は、惚れてるって言うよりも、兄妹として
好きなだけだ。」
「それって・・。どういう意味だ?」
「じ、自分で考えろよ!それぐらい・・・。」
「分からないから、聞いてるんだ・・・。文句あるのか!!」
「妹なのに、お前は、兄に反抗的なのか。ドアホだな。」
「お前だって・・。ドアホだろ!人の事言うな!!」
「何だと!!・・・なんてさ。もう喧嘩は辞めようぜ。」
デッドは、すねた。
「デッド・・・。お前・・。寂しいのか・・・。」
「それがどうしたんだよ。お前だって、寂しいだろ・・。」
「うん・・。でも、デッドと居ると安心するんだ・・・。」
ホワイトは、デッドの手を握った。
「ホワイト・・・。俺・・本当は・・。」
「ん?どうかしたか?」
「あっ・・。いや・・何でもない。」
「デッド・・。「希望の高原」に行こう。あの場所に行ったら全ての事を話せる。」
「ああ・・。」
ホワイトは、日本刀を戻し、デッドと一緒に「希望の高原」に行くのでした。
244
:
燐
:2011/08/02(火) 13:18:47 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトは、医務室を出た。
ライトから、バズーカーを受け取り、2人は休戦場を出た。
休戦場から「希望の高原」までおよそ700メートルあった。
そこを2人は、ダッシュで駆けた。
やっと2人は着いた。
「やっぱ此処は最高だな!」
デッドは、言った。
すると、ホワイトは、急にうずくまった。
「ホワイト・・・?どうしたんだよ・・。」
「この世界は・・本当に平和になるのか・・。怖いんだ・・。」
ホワイトは、泣きながら、言った。
「俺だって・・怖いさ!この世界の王と立ち向かえるのか・・。でも、
「1人では戦えない」って教えてくれたのは、ホワイトじゃねーか。
仲間が居れば、立ち向かえるさ!どんな事でも。」
「・・・。もう・・何がなんだか・・分からない・・。」
ホワイトは、デッドの身体に顔をうずめて泣いた。
245
:
燐
:2011/08/02(火) 15:03:46 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
「ホワイト・・・。」
デッドは、ただ、慰めてやる事しか出来なかった。
「デッドが・・兄で良かった・・・。」
ホワイトが泣きながら言った。
「・・。どうしてそう思う?」
「・・・。私には、お父さんが居なかった。ずっと、お母さんと二人暮らしだった。
でも、私には、幼い時の記憶がない。唯一、憶えているのは、5歳からの記憶しか残ってない。
で、7歳の時に、あの戦争に合った。」
「そうだった・・のか。」
デッドは、実感した。
「俺と同じ気持ちなのだ」と。
246
:
燐
:2011/08/02(火) 15:43:58 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
「そして・・。友達も、家族も失った。私は・・ただ、この世界を彷徨っていた。
だから・・嬉しかった・・。たった一人の肉親に出会えて・・。」
「そうだったのか・・・。」
「デッドは?どうだったのだ?」
「俺は・・10歳の時の記憶しかないよ。ライトと出会ってからの記憶しかない。」
「そうだったんだ・・。」
「話変えるが・・。そのフードには一体、何の秘密があるんだ?」
ホワイトは、聞いた。
「秘密を知りたいのか・・?じゃ、秘密を知った後に、口づけをするんだな。」
デッドは、笑いながら、冗談半分で言った。
「だから・・口づけって何だ!!?」
「・・・接吻の事だし・・・。」
「せ・・接吻!?接吻・・って・・あの・・。」
ホワイトは、ガタガタ震えだした。
「デッドって・・本当は・・変態だったの・・・!?」
「へ・・変態じゃねーよ。お前なぁ・・。」
「近づかないで!!!」
ホワイトは、デッドの身体を押し倒して、どこかに行ってしまった。
247
:
燐
:2011/08/02(火) 16:29:54 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトは、泣きながら走った。
(どうして・・。あんな事言ったんだ・・。私は・・・。)
ホワイトは、そう思っていた。
(デッドを・・傷つけてしまった・・。)
ホワイトは、走りを辞めて、走ってきた方を見つめた。
デッドは、追いかけてこない。
「そー言えば前もこんな事あったな・・・。」
闇市の時に・・。喧嘩になって・・。それで・・・。
ぎゅっ
後ろから、誰かに抱き寄せられた。
「やっと・・見つけたぜ。ホワイト。」
それは、デッドだった。
248
:
燐
:2011/08/02(火) 17:03:21 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
「ホワイト。大丈夫か?」
デッドは、笑っていた。
「デッド・・ごめん・・。また・・私・・デッドを傷つけて・・
私・・いつも強がってた・・。人の気持ちなんて考えてなかった・・。」
「・・・。いいよ・・。もう。その為に一つだけ誓ってくれるか?」
「・・・。何を・・誓えばいい?」
「「竜」と「虎」を召喚するんだ。その為には、ある事をしなければならない。」
「ある事って・・・。」
「俺達・・右手の甲にそれぞれ口づけをしたら、召喚出来るんだ・・。」
「・・・・。私・・・。勘違いしてたんだ・・・。」
ホワイトは、その時、決心した。
249
:
燐
:2011/08/02(火) 17:57:47 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
「分かった。やる。その2体を召喚出来たら、この王にも立ち向かえるのか?」
「ああ。でも、絶対、怖がってはだめだ。怖がっていたら、その2体に食われるぞ。」
「分かった。怖い気持ちを空にしなくてはならない・・。」
ホワイトは、深く深呼吸した。
「これで、大丈夫だ。」
「その顔を見ると、本気のようだな。」
2人は、手袋を外し、それぞれ手を差し出した。
2人は、その手に口づけした。
そうすると、手から、ホワイトは、黒、デッドは、白の炎が現れた。
2人は、一瞬のうちに炎に包まれ、消えた。
250
:
燐
:2011/08/02(火) 17:59:49 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトが目を覚ますと、そこは黒の世界だった。
横に居るはずのデッドが居なかった。
ホワイトは、仕方が無く、歩いた。
251
:
燐
:2011/08/02(火) 18:37:15 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
デッドが目を覚ますと、そこは白の世界だった。
横に居るはずのホワイトが居なかった。
デッドは、前を見た。
そこには、虎の像が立っていた。
252
:
燐
:2011/08/02(火) 18:53:12 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトの前に竜の像を現れた。
「何だ・・。これは・・。」
その時・・声が聞こえた。
『お前の名は何と言う?』
「私は、ホワイト☆レザーソールだ!そーゆうお前は誰だ!」
ホワイトは言った。
『我は、黒の竜さ。お前は、我が怖くないのか。』
「もちろんだ。お前の力を貸して欲しくて、私は来た。」
『力か・・・。なら、我を倒してみろ!我を倒す事が出来たら、お前達の
仲間になってやろう』
「ここで、戦うという訳か・・。面白いな。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「この像は一体何だ・・?」
デッドは、虎の像に触った。
その時、声がした。
「お前・・。名は何と言うんだ?」
虎の像が答えた。
「俺は、デッドだ。デッド・マイスターだ。お前の力を貸してほしくて
ここに来たんだ」
「ほう・・。俺の・・力を貸してほしいと・・。」
「ああ」
「なら・・。俺を倒したら、お前の仲間になってやってもいいぞ。」
「望むところだ!」
2人は、それぞれ別々の世界で、戦いを挑むのだった。
253
:
麻実
:2011/08/02(火) 19:11:25 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
デッド、ホワイト、頑張れ!!
254
:
明優
:2011/08/02(火) 19:18:19 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
戦いだ!!何か、燃えるww
私のトコにいっぱいコメントくれてありがとう☆
これからも見に来るね。
255
:
燐
:2011/08/02(火) 22:47:28 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
明優>>燃える!?
麻実>>ありがとう!
256
:
燐
:2011/08/03(水) 11:01:01 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトは、刀を取り出し、構えた。
『お前・・。刀だけで我と戦うと言うのか・・。面白いな』
「悪いか!私は、これで戦う!決めたんだ!」
『そうか・・。』
そうすると、ホワイトの前に、黒い竜が現れた。
「お前が・・・そうなのか・・。」
『そうだが・・。さぁ、戦いを楽しもう。』
ホワイトは、黒い竜に、刀を向けて、突進していった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
デッドは、腰から銃を取り出し、構えた。
「お前は・・銃を使うのか・・・。」
「それがどうした?」
「いや・・何でもないぜ。」
デッドの前に、白い虎が現れた。
「さ、俺を倒してみろ。お前の力を俺に見せろ。」
2人は、それぞれ、戦いを開始した。
257
:
燐
:2011/08/03(水) 11:43:46 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトは、黒い竜に襲い掛かった。
「はああああああ!!!!」
ホワイトは、声をあげて、黒い竜に、飛び掛った。
黒い竜は、よけた。
『お前の力は、そんなものか!我にふさわしくない!』
竜は言った。
「ふさわしくない・・?」
ホワイトは、刀に、気を集中させた。
『お前・・・。中々やるな』
竜は、口から衝撃波を出した。
ホワイトの刀は、光っていた。
「ヤツの・・弱点は・・何処だ・・?」
ホワイトは、考えてる間に、竜の攻撃をまともに喰らってしまった。
「くっ・・・。」
ホワイトは、ひざをついた。
「はぁ・・はぁ・・。」
『・・・。どうするんだ?我と戦うのは辞めるか?」
竜は、ホワイトに聞いた。
「いや・・・お前の力が必要なんだ・・・。その為には・・。」
ホワイトは、倒れた。
竜は、近づいた。
『お前は・・非常に諦めない強さと心も持つようだ。お前の
強さを見込んで、我が力を貸そう。』
竜は、そう言って、ホワイトの、右手の甲に入った。
258
:
燐
:2011/08/03(水) 14:13:34 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
デッドは、白い虎と戦っていた。
「たしかに・・・伝説とあって強いな・・。」
デッドの吐息が乱れた。
「さぁ・・。もっと楽しもう!」
虎は言った。
「なら・・本気を出すか・・。」
デッドは、ふらふらしながら、銃を腰に戻した。
「ほう・・。本気を出すのか・・。なら俺は、今までなめられていたのか。」
デッドは、フードを脱いだ。
「デーモネ。あの虎を仲間にしたい。力を貸してくれるか?」
すると、デッドの白い髪から、何かが現れた。
それは、小さな悪魔だった。
全身が黒くて、頭に、シルクハットを被っていた。
「デッド様、私を呼ぶのは、久しぶりですね。」
「あぁ。そうだな。今度は、アイツを倒したいんだが・・。」
デッドは、虎に指を指した。
「分かりました。では。」
デーモネは、一瞬で、剣になった。
剣の刃は、黒く染まっていて、漆黒の闇のようだった・・。
「行くぞ。虎ぁぁぁぁぁ!!!!!!」
デッドは、声をあげ、虎に、向かった。
259
:
燐
:2011/08/03(水) 14:51:43 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
デッドは、剣を構えて、虎に向かった。
ジャンプして、虎の頭を切り裂いた。
デッドは、不気味な笑みを浮かべた。
デーモネは、剣から変化をやめ、悪魔姿に戻った。
白い虎は、倒れた。
虎の頭から、血が流れている。
「お前・・・。何者だ・・・。」
デーモネは、デッドの髪に入り、デッドはフードを被った。
「俺は、悪魔使いのデッド・マイスターだ。」
「あ・・悪魔使いだと・・ま・・いい。俺は、お前に負けた。力を貸そう。」
虎は、デッドの右手の甲に入った。
260
:
燐
:2011/08/03(水) 14:54:57 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
デッドのフードの秘密が分かりましたww
いや・・・悪魔が居たんですね・・。
デッドは、悪魔使いなんですが・・・。悪魔使いと言うのは・・。
悪魔を操り、僕にして、戦う。 みたいなw
感じです。
ここで豆知識ですが・・デーモネはイタリア語で「悪魔」といいます。
ま・・少し分かりにくいですが・・。
では。
261
:
燐
:2011/08/03(水) 17:16:34 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトは、目を覚ました。
そこは、「希望の高原」に居た。
手を見ると、「竜」の印が光っていた。
「何で・・光ってるの・・。って言うか、私・・。やったのか・・。」
その時。ホワイトの横に誰かが倒れてた。
「デッド!!大丈夫か!?」
ホワイトは、デッドの身体を揺すった。
「ん・・・。ホワイト・・か。」
デッドは、目を覚ました。
「デッド・・・。良かった。」
デッドの後ろに、白い虎が立っていた。
「お前は・・・。」
ホワイトは言った。
「俺は・・白い虎「ヴァイス・タイガー」だ。ヴァイスって呼んでくれ。」
「分かった。よろしくね。ヴァイス。」
「おい・・。何、馴れ馴れしくしてんだよ。」
ホワイトは、デッドに注意された。
「馴れ馴れしくなんてしてない!勘違いしないで!!」
「お前さ・・。前から思ってたんだけどさ・・。短気すぎじゃね?」
「うっさい!黙れ!」
「あー。怖い怖い。」
「ヴァイス。どう思う?デッドの事。」
「俺は、単に面白いヤツだな。って思ったんだ。」
と、ヴァイスが答えた。
「あと、お前は、ホワイトって言うんだな。その紋章・・「竜」か・・。
じゃ、お前は「スワイト」を僕とするのか・・。」
「スワイト・・・?あの竜の名前か・・・。」
「まあな。俺が呼び出してやろうか?」
ヴァイスは、ホワイトの手に牙を突き立てた。
「痛い・・・。」
血が少し飛び散った。
「ホワイト・・・!!」
デッドは、ホワイトの身体を支えた。
すると、ホワイトの手の甲から、何かが出てきた。
それは、実体化して、黒い竜になった。
『お前は。。ヴァイス・・。お前が、我を起こしたのか・・。』
スワイトは、明らかに怒っていた。
「お前を、召喚するには・・こうするしかないと思ってな。」
『・・そうか。ま、我は、お前みたいな争いを好まないタイプだからな。』
「スワイト。ヴァイスを許してやってください。もともと、私が頼んだのですから。」
ホワイトがそう言うと、
『分かった。ホワイト・・。我は、お前達の仲間になった。我に出来る事が
あれば、いつでも、呼んでくれ。』
そうホワイトに告げると、スワイトは、戻っていった。
「なら、俺も行くわ。」
ヴァイスが言った。
「スワイトは、あー見えて結構、真面目だしな。じゃ、消えるわ」
ヴァイスも、そう告げて戻っていった。
262
:
燐
:2011/08/03(水) 19:50:14 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
「何だったんだろ・・。ホント・・。」
ホワイトは、言った。
「お前・・。俺のフード知りたいって言ってただろ?」
「うん・・。知りたいよ。今でも・・。」
「お前が、口づけをしてくれたから、特別に見せてやるよ。」
そう言って、デッドは、フードを脱いだ。
「く・・口付けって・・。私はただ・・。」
「デーモネ。出て来い。」
デッドがそう呼ぶと、デッドの髪からデーモネが出てきた。
「ひっ・・。何これ?悪魔?」
ホワイトは、デーモネの尻尾を掴んだ。
「誰ですか・・?私の尻尾を掴むのは・・!?」
「あ・・すみません・・。」
ホワイトは、尻尾を離した。
「・・!?貴方様は・・。ホワイト様でしたか・・。す、すみません。」
「えっと・・。何で私の名を知ってるんだ?」
「デッド様から聞きましたから、それぐらい知ってます。」
「そうなのか。」
「ホワイト様。私の事は、デーモネとお呼びください。では。」
デーモネは、デッドの髪の中に戻っていった。
263
:
燐
:2011/08/03(水) 20:20:41 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
デッドは、ホワイトの横に座った。
「デッド・・・。どうかしたか?」
「・・・・・・。」
デッドは答えない。
「デッド・・?」
「ホワイト・・。ごめん・・。もう・・我満出来ない・・。」
「デッド・・。どう言う意味・・?はっ・・。」
ホワイトは、デッドに抱きしめられた。
「デッド・・辞めて・・。」
「辞めない。ずっとこうしていたい。」
ホワイトは抵抗している。
「デッド・・。何を悩んでる?」
「!?」
「悩んでるから・・私にすがりつくんだろ?」
「・・・・。そうだけどさ・・。何でお前は分かるんだ?」
「それぐらい・・分かる。私達は、血のつながったたった一人の肉親だろ?」
「そうだったな・・。俺達は、仲間でもあり、兄妹でもあるしな。」
「お前・・。私が好きなんだろ・・?」
「いきなり、なんだよ!?」
「なら・・私に誓えるのか・・?」
「お前の為なら、何でも誓う・・・!」
「そうか・・。なら、2つ誓えるか?」
「・・・・。あぁ・・。言ってみろ。」
「一つ目は、私とお前でこの世界を救う事だ。絶対だ。
二つ目は、お互い、絶対、何が合っても死なない事だ。」
「誓ってやるよ。お前にな。」
「ありがとう。」
「なら、俺からも誓ってほしい事がある。」
「いいよ。何?」
「・・・・。俺とこれからも居てくれるか?」
「もちろん。私達は、これからもずっと一緒だよ。」
「そうか。安心した。じゃ、これは、俺からのご褒美だ。」
デッドは、ホワイトの首元に、そっとキスをした。
264
:
燐
:2011/08/03(水) 20:31:50 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
「ちょっ・・・。何するんだ!!!(怒)」
ホワイトは、怒鳴った。
「何したんだ・・!?」
ホワイトは、完全に怒ってた。
「なんだよ。悪いかよ。」
デッドは、ホワイトから離れて、すねた。
「ああ。悪いさ!こんな事して!ただで済むと思ってるのか!!」
「しょうがねーじゃん。俺・・お前が好きなんだからさ・・。」
「!?・・・。私だってデッドの事が好きだよ・・。でも!
今は、そんな事考えられない・・。」
「ホワイト・・・。」
「ごめん・・・。しばらくは一人にさせて。」
ホワイトは、何処かに行ってしまった。
265
:
燐
:2011/08/03(水) 20:35:58 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
デッドは、ある意味積極的かも・・;;
ホワイトは、少し短気なんですね・・((これがwww
さ・・第1期が終わりに向けてクライマックスに近づいてきました!
これからが、本番です・・。
その後・・。闇市に行って・・。何かをして・・。
ホワイトとデッドとライトが、ある所に行きます。
では、今日の更新を終了しますw
266
:
麻実
:2011/08/03(水) 21:41:08 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
すいません!
今日は出掛けててました!
あ、悪魔…。
ありえへんわ…。
こわいw
ホワイトって以外に可愛いとこあるねww((失礼
では〜^^
267
:
燐
:2011/08/04(木) 12:51:25 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
麻実>>いいよw
悪魔・・・。予想してませんでした。
ま、デッドがフードを脱ぐと・・少し性格が変わりますねw
268
:
燐
:2011/08/04(木) 13:26:27 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトは、歩いていた。
まだ、体調は、悪いし・・。身体がだるい。
「そういえば、ライトの所に言って、「呪」の浄化してもらわなくては・・。」
ホワイトは、ふらふら歩きで、進み始めた。
一方・・・デッドは・・。
「何だよ。ホワイト・・。自分勝手すぎるだろ。」
デッドは、腹を立てていた。
「俺だって・・。お前の力になりたいさ・・。でも・・・。」
デッドは、悩み続けた。
269
:
燐
:2011/08/04(木) 13:52:30 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトは、抜け道を通り、休戦場に着いた。
休戦場は、相変わらず、静かだった。
ライトは、カウンターでウイスキーを飲んでいた。
「ホワイト・・。どうした・・?」
「「呪」を浄化して・・。」
「もう作ってあるわ。とにかく、医務室へ行こう。」
ライトは、ホワイトを担いで、医務室へ向かった。
270
:
燐
:2011/08/04(木) 14:08:40 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ライトは医務室へ着くと、ホワイトをおろし、医務室に一つだけ
ある、ベッドに寝かせた。
「ホワイト。デッドはどうした?」
「・・・。喧嘩した。」
「また、喧嘩か?お前らは仲いいな。」
ライトは、ウイスキーを飲みながら、笑った。
「笑わないでよ・・・。デッドに口付けされた。」
ライトは、口から吐き出した。
「そうなのか!良かったじゃねーか。」
「良くない!」
271
:
燐
:2011/08/04(木) 14:38:21 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
「何でだ?」
ライトは聞いた。
「だってさ・・・。この絶望感の中であんな事するんだよ!
考えられない・・・。」
ホワイトは、横を向いた。
「ホワイト。あんた分かってないね!」
ライトは、言った。
「何が・・・だよ。」
「デッドがあんたに口付けするって言うのは、「命を懸けてもホワイトを守る」
って事なのよ!あたしだって、デッドが好きさ。でも、デッドは、お前を
選んだ。だから、お前もデッドを信じろ!」
「そうだったんだ・・。」
ホワイトは、泣いた。
「さ、悲しい話は、これぐらいにして、後で、デッドに謝りに行きな!」
「うん・・。分かった。」
「はい。これを飲みな。」
ライトから渡されたのは、透明のグラスに抹茶ミルクのような液体が入っていた。
「これは・・何?」
「マーシャの茎を飲み物にした物だ。でも、苦味が強いから、ミルクを加えた。
クリーミーな味で、上手いぞ。」
「・・。ありがとう。」
ホワイトは、それを一気飲みした。
「はー。はぁ・・・。はぁー。」
「大丈夫か?これで、大丈夫だ。」
「そっか。なんか身体もだるくない。」
「なら、右腕を見てみろ。」
ホワイトは、コートの袖をめくった。
「あ・・。ない。・・。やった!」
ホワイトは、嬉しかった。
「良かったね。ホワイト・・。効いたんだ。マーシャの茎は
治癒力がとてもいいからな。」
「だから・・すぐ直るんだ・・。」
「うん。さ、デッドに謝ってきな!」
「うん!ありがとう!」
ホワイトは、休戦場を出た。
272
:
燐
:2011/08/04(木) 16:13:33 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
ホワイトは、希望の高原に行った。
高原には、温かい風が吹いていた。
ホワイトは、デッドを探しに高原にやって来たが、居なかった。
すると、音が聞こえてきた。
「この音・・。デッド・・。」
ホワイトは、音のする方へ向かった。
そこは、お墓がぽつりと立っていた。
デッドは、そこで笛を吹いていた。
「デッド・・。」
ホワイトが声をかけても、デッドは、黙って笛を吹いている。
珍しく、デッドはフードを脱いでいる。
デーモネとも一緒だった。
「デッド様。どうするんですか?あの娘の事を。」
ホワイトは、すぐに岩陰に隠れた。
そして、静かに2人の会話を聞いていた。
「どうする・・って。俺は悪魔使いだからな。お前は俺のパートナーだろ。」
「ホワイト様は、どう思うでしょう?貴方が、死ぬ運命なんて・・なってしまったら。」
「俺は、アイツを守る為に、死ぬ覚悟は、出来てんだ!お前が口出しすんな!」
「はい・・・。私はあくまで、貴方の僕ですからね・・。では。失礼します。」
デーモネは、デッドの髪の中に戻っていった。
「まったく・・アイツは・・。」
そう言って、また笛を吹き始めた。
それでも、フードは被らない。
「デッド・・・?」
デッドは、笛を吹くのを辞め、振り向いた。
「ホワイト・・か。どうした?」
「・・・?怒ってない?」
「は?意味分かんねー。お前、馬鹿じゃね?」
デッドは、腰から銃を取り出した。
「ちょっ・・。デッド。お前・・本気か!?」
デッドは、銃をホワイトに向けて、追ってくる。
「殺す。」
デッドは、不気味に笑い、ホワイトに突進した。
デッドがおかしかったのは、間違いなかった。
ホワイトは、バズーカーを取り出した。
「デッド!何があったんだ!」
「何もないよ。俺は、正常だ。お前の方が異常じゃねーか。」
「何処がだ!」
ホワイトは、デッドに向けて連射した。
だが、全部当たらない。
その時。デッドは、ホワイトの首元を掴んだ。
「もう終わりだな。ホワイト☆レザーソール!!」
「くっ・・・。辞め・・・て・・。」
プスッ
デッドの身体に何かが刺さった。
その時・・。デッドは、ホワイトの首を離し、倒れた。
273
:
燐
:2011/08/04(木) 17:56:33 HOST:zaqdadc2824.zaq.ne.jp
「デッド・・・!」
振り向くと、フードを被った。男が立っていた。
「安心しろ。ただ。安静剤を撃っただけだ。直、目を覚ます。」
「あ・・はい。」
「お前は、デッド・マイスターの仲間か?」
「えっと・・。はい。」
「デッドを大事にしてやれよ。」
と、言うと、男は去って行った。
「何だったんだろ・・・。今の・・。」
「ん・・・。あ・・俺何してたんだ・・。」
デッドは、目を覚ました。
「良かった!」
ホワイトは、デッドに飛び掛った。
「もう・・。デッドに悲しい想いはさせないから!」
「は?何の事だよ・・。」
「何でもない。デッド。明日・・行きたい所があるんだ。」
「何処だ?」
「・・・・闇市。あそこには秘密がある。」
「解明しに行くのか?」
「うん。」
「なら、俺も着いて行くぞ!休戦場に戻ろうぜ。腹減ったしな。」
「うん!」
ホワイトとデッドは、手を繋いで、休戦場に戻った。
274
:
燐
:2011/08/05(金) 12:04:44 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
ホワイトとデッドは、休戦場に戻り、カウンターでご飯を食べることにした。
「ホワイト。飯食べるぞ!」
デッドは、カウンターへ座った。
隣には、レンが居た。
「おおお〜お二人さん。仲良くデートですか。」
レンは、言った。
「ち、違うさ。一緒に飯を食いに来ただけだ!」
「はいはい。そうですか。じゃ、俺は向こうに行ってるわ。せいぜい仲良くな!」
レンは、カウンターを離れ、どこかに行ってしまった。
「はぁ・・。」
ホワイトは、カウンターの所にへだってしまった。
「どうした?ホワイト。」
「ううん・・。なんでもない。」
ホワイトは、思った。
デッドのフードには何かしらの秘密があるだろうと。
275
:
燐
:2011/08/05(金) 13:56:13 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
ホワイトは、カウンターのマスターに「ロルニーノのパスタ」を頼んだ。
ロルニーノは、一般家庭にもある、ロルニーノと言う豚の肉を使った
料理だ。
辛さが特徴。やみつきになる味。
「パスタなんて食べるの10年ぶり。」
「じゃー。俺は、マリンカのから揚げをくれー!」
マリンカのから揚げは、マリンカと言う鳥のささ身を使ったから揚げ。
シュウナイとソースをつけて食べる。(オイスターみたいな)
すっぱさが特徴のから揚げで。個人的に、レモンをかける人もいる。
マスターが、デッドとホワイトの前に料理を置いた。
「おいしそー!!」
ホワイトは、目を輝かせた。
276
:
燐
:2011/08/05(金) 18:02:10 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
ホワイトは、フォークでパスタを食べた。
ホワイトは、辛味が好きだったので、ちょうど良かった。
「う〜ん。おいしい。」
「だろ。」
デッドは、から揚げを食べながら言った。
「ホワイト・・。これ食べたら、闇市に行くぜ。」
「えっ・・。今日行くの?せめて、明日にしたら?
夜になるよ。」
「そうだな。そうする。」
デッドは、納得した。
「「ごちそうさま」」
2人は、息ぴったりに言った。
「息ぴったりだね。デッド。」
「だな。ホワイト。」
2人は笑った。
277
:
燐
:2011/08/05(金) 18:07:07 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「デッド・・少し聞きたいんだけど・・。」
「ん?何だ?」
「ここじゃ話せないから、あの高原で話そう!」
「ああ。分かった。」
ホワイトは、デッドの手を掴み、高原に行った。
278
:
明優
:2011/08/05(金) 18:29:54 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
こんな風につづきにしたら楽しみになっちゃうじゃん♪
燐の小説の書き方、読みやすいねww
279
:
燐
:2011/08/05(金) 18:31:10 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>wwwww
読みやすくない;;
明優の方が読みやすいよん♪
280
:
燐
:2011/08/05(金) 18:32:13 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
2人は、着いた。
「デッド・・。少し失礼・・。」
ホワイトは、デッドの背中を見た。
そこには、得体の知れない物がついていた。
「操縦機か・・。中々やるな。」
ホワイトは、その機械を捨てた。
そして、足で潰した。
「残念だったな・・。デーモネ。お前の作戦は、失敗だよ。」
「ホワイト・・・。何を言ってるんだ・・。」
「・・。デッド。フードを脱いでみろ。」
デッドは、ホワイトに言われるまま、フードを脱いだ。
「デッド。デーモネを呼び出せ。」
デッドは、デーモネを呼び出した。
だが、出てこない。
「逃げたか・・・。」
「逃げた?あいつは、最高のパートナーなのに・・。」
デッドは、言った。
「アイツは・・闇市へ向かうはずだ!明日でも、向かうぞ!」
「・・・。分かったよ。」
ホワイトは、立ち去ろうとした。
「明日は、朝早いから、ここで寝ようぜ。」
デッドは、言った。
「うん!そうだね!」
ホワイトもデッドの意見に意義はなかった。
281
:
明優
:2011/08/05(金) 18:34:01 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
読みやすいよぉww燐の方がww
私なんか、どう書いたらいいのかよく分かんないし・・・。
だから読みにくいの。読んでくれてる人になんか悪いけどね・・・。
だから読んでくれてる人はもちろん、燐にも、すごく感謝してるんだ☆
282
:
燐
:2011/08/05(金) 18:35:09 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>ううん。私なんてど下手で素人だしwww
明優の方が才能あるって^^v
283
:
明優
:2011/08/05(金) 19:03:25 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
才能ないって!!
調子乗っちゃう(笑
だからここに書き込んでる人達、何かすごいなぁ〜って思うんだよね。
燐もその1人だよww
284
:
燐
:2011/08/05(金) 19:05:56 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>いやぁ〜
明優の方が凄いよw
調子乗ってもエエやんかw
285
:
燐
:2011/08/05(金) 20:12:36 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
今日の夜空は、星が満開だった。
「綺麗だな。デッド。」
ホワイトは目を瞑りながら言った。(寝ながら)
「デッドもそう思うだろ?」
横には、デッドが居なかった。
「動くなよ。」
上から声がした。
前を見ると、デッドが居た。
ホワイトの腕は、両方掴まれていた。
「デッド・・。どうし・・。」
「もう・・。抑えきれないんだ・・。気持ちが・・・。」
「えっ・・。急にどうしたんだ!?・デッド・・。」
デッドが顔を近づけた。
(私・・・。どうしたんだ・・。凄くドキドキする・・。)
286
:
燐
:2011/08/05(金) 21:21:26 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
(何だ、この気持ちは・・)
「ホワイト・・これを着てみろ。姿が分からなくなる。」
デッドは、腕を放した。
「透明マントってヤツか・・。」
ホワイトとデッドは、透明マントを着た。
デッドは、再び、ホワイトの両手を掴んだ。
「これなら、誰からも見られないな。俺とホワイトしか見れない。」
「は・・・離せ・・・。こんな事をして・・ただで済むと思ってるのか!」
ホワイトは抵抗した。
デッドは、ホワイトの手袋と自分の手袋を外した。
そして、指を絡めた。
「本当に・・ホワイトは照れ屋さんだな。そんなに緊張しなくてもいいんだぜ。」
「緊張なんか・・してない・・。はぁ・・。」
(デッドの吐息が近い・・・。私は何をやってるんだ・・。)
ホワイトが考えてる間に、デッドは、そっとホワイトの唇にキスをした。
「・・・・っ・・・。」
ホワイトは気絶した。
「大丈夫かー。ホワイト。緊張しすぎだな。」
デッドは笑った。
「いきなり・・何するんだ・・。」
「俺は、キスしただけだ。悪いのか!!」
「・・・わ・・悪くないけど・・。いきなりするなんて・・。」
「・・・。好きなんだから・・しゃねーだろ。」
デッドは、ホワイトを抱きしめた。
「もう・・何処にも行くな。ホワイト・・・。お前が記憶障害なのは
知ってる・・・。お前が妹と言う事も知ってる。」
「デッド・・。」
「だから、お願いだ!俺から離れるな!離れたら、俺はまた暴走してしまう
・・・」
「暴走・・・?」
「俺・・お前が兄妹で良かった。俺達、悪魔使いは、人を愛してはいけないんだ。」
「!?。何で・・?」
「そういう掟なんだ・・。俺・・罰があたったんだな・・。」
「なら、私がその掟を無くしてあげるから!」
「え・・無理だよ。この掟を作ったのは、この世界の王「リン」なんだ。」
「「リン」・・・。って・・・私達のお母さん・・!?」
「そうだよ・・・。アイツは・・・裏切ったんだよ・・。俺達を・・。」
287
:
燐
:2011/08/06(土) 19:54:42 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「裏切った・・・。何でそうなるの・・?悪魔使いって・・・」
「悪魔使いは、悪魔を僕にして、戦うんだ・・。でも、悪魔と契約したら、
3つの掟を守らなくてはならない。」
「3つの掟・・・?」
「そうだ。「自分の身は自分で守る」「人を愛してはいけない」
「他人を守り、自分の命を無駄にしろ」だ。」
「そんな・・・。最後の掟の説明が少し分からなかった。」
「つまり、他人を守る時は、自分の命にかけても、守れ」と言う事だ。」
「・・・。そう・・なんだ・・。」
「でも・・俺は、掟に背く。お前を守る為に。」
「そんな事していいの・・。私の事なんてほっといていいんだよ・・。」
「・・・。何でそんな事言うんだよ・・。お前を愛してるのに・・。」
「く・・苦しいよ・・。デッド・・。」
ホワイトは、喉を詰まらせた。
「ご・・ごめん・・。でも、俺は追放される・・。」
「だ・・誰に・・?」
「母さんの手下だ。で、俺は処刑だよ。」
「・・・。私がそんな事止める。そんな勝手な掟を作って
お母さんがデッドを弄んでるようじゃないか!」
「そんな事言っても無駄だ・・。母さんは、ただでさえ、護衛をつけてるんだぜ。
近づくことさえ不可能だ。」
「・・・・。それは、突破できる方法はある。」
「!?」
「1つだけだけど・・」
「何だ・・。」
「その前に離れて。暑いから。」
2人は横に抱き合っていた。
「あ・・。すまねぇ・・。でもいいだろ。兄妹だしな。」
「そういう問題じゃないよ。じゃ・・手・・だけ繋ごう。」
ホワイトは、デッドの手と自分の手を握り合った。
「方法は・・・。「竜」と「虎」を召喚して、強行突破しかない・・。」
「そうか・・。では、それはいい方法かもな。」
「そうか?私には見えない。」
「ははは。ホワイトは、まだ子供だから分かんねーよ。」
「私を子ども扱いにするな!もう17だよ!!」
「ま、俺は、20だし。大人だしな」
「そうなんだ・・。」
その時。何かが動いた。
ホワイトは、後ろを見た。
ホワイトは、バズーカーを構えた。
「ホワイト・・。どうし・・」
「黙って!集中したいんだ!何かが、いる。」
288
:
燐
:2011/08/07(日) 13:41:13 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
ホワイトは、透明マントを脱いだ。
「そこに居るのは誰だ!?」
ホワイトの声に、驚いたのか、誰かが姿を現した。
「やはりお前だったか・・。パーカス。」
パーカスは、ホワイトの姿を見ると怯えた声で言った。
「ホ・・ホワイト・・。なぜ・・分かった・・?」
「お前が、私らをつけていったのは知っている。だが、なぜつけた?」
289
:
明優
:2011/08/07(日) 13:45:18 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
もっと更新してぇ♪
楽しみだから♪
290
:
燐
:2011/08/07(日) 14:16:37 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
コメ返します。
明優>>おk^0^/
最近・・エピソードの方も更新していますが、
エピソードの始めの話が13年前の「ホワイトandデッドの日常」ですね☆
本編にも過去編が出てくるのですが・・。そのロングバージョンです。
で、第2期のタイトルが決まりました。´∀`/
「ホワイト☆レザーソールⅡ〜翼〜」
です。
登場人物は少し変わります。
それは、後でのお楽しみです。
ネタバレになりますが・・
登場人物(メインキャラ)は4人になりますbbb
1人増えます。誰が増えるのか、後でのお楽しみです。
ちなみに男の子です。
それぐらいかな・・。
エピソードに戻りますが、
2人の日常が終わったら、また新しいエピソードを書きますw
これからも、この小説をよろしくお願いします。
291
:
燐
:2011/08/07(日) 14:21:24 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「・・。それは、闇市で話すよ・・。だから、明日闇市に来て欲しい・・。」
「分かった。」
「2人で来てくれないか・・?」
「分かった。デッドと2人で行く。」
「そうか。」
パーカスは、そう言うと、消えた。
292
:
明優
:2011/08/07(日) 14:32:04 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
おぉ!!書いてくれたww
楽しみも増えたしww
293
:
燐
:2011/08/07(日) 14:38:43 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「消えるって、不気味すぎるだろ・・。」
デッドは、怯えながら言った。
「デッド。お前は本当に怖がりだな。兄が怖がってどうすんだ。」
「う、うるさいな!」
「はぁ・・。眠た・・。毛布借りてくる。」
「おう!」
ホワイトは、休戦場で毛布を借りてくる事にした。
294
:
燐
:2011/08/07(日) 14:41:15 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
明優>>うん^^b
もうすぐで第4章終わりやでw
295
:
燐
:2011/08/07(日) 14:54:50 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
ホワイトは休戦場に行った。
休戦場に行くと、ミーナが言った。
「おう!ホワイト。どうかしたか?」
「毛布を2枚取りに来たんだ。あるか?」
「たぶんあったと思うぜ。取ってくるわ。」
ミーナは、酒のビンを片手に、地下の倉庫へ行った。
ホワイトもそれに着いて行った。
「ん・・。ここにあったはずなんだけど・・。」
ミーナは、倉庫にある、ボックスを漁った。
「あった!はい。これ」
ミーナから、ベージュの毛布と黒の毛布を受け取った。
「あと、グラス2つない?」
「そしたら、マスターに頼んでみたら?」
「うん。そうする。」
「さ、あたしは、行くわ。」
ミーナは、地下にホワイトを残して出て行った。
296
:
燐
:2011/08/07(日) 15:17:00 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
ホワイトは、倉庫に何かないかと探していた。
すると、そこに黒い袋で入れられた本が出てきた。
ホワイトは急に気分が悪くなった。
「う・・・。」
ホワイトはその場で倒れてしまった。
「ここに来た駄目なんだよ・・・。」
ホワイトは、苦しそうに目を開け、振り返った。
「誰・・・?」
そこには、15歳ぐらいの男の子が立っていた。
透けてなかった。幽霊ではなかった。
髪は、癒しのような緑で、靴は履いていない。裸足だった。
上は、Tシャツで、デニムを穿いていた。
「お前は・・?」
「君を助けに来たんだ・・。さぁ・・行こう。」
「嫌だ・・・私は行かない。」
ホワイトは、気を失った。
297
:
燐
:2011/08/07(日) 15:25:35 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
男の子は、ホワイトは、抱き上げ消えた。
その頃デッドは・・・。
「ホワイト・・遅いなぁ・・・。何かあったのか・・?」
デッドは、起きて、休戦場に向かった。
休戦場に向かうと、ホワイトの姿は無かった。
298
:
燐
:2011/08/07(日) 16:03:13 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「ホワイト・・。居ないか・・。」
「おう!デッド・・。どうしたんだよん?♪」
「ホワイト・・ここに来なかったか?」
「ホワイトなら・・地下の倉庫に居るけど・・それにしても遅いなぁ・・。」
デッドは、すぐさまに、地下へと足を運んだ。
そこには、ホワイトの姿はなく、毛布だけが残されていた。
299
:
燐
:2011/08/07(日) 16:14:01 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「ホワイト・・・。」
デッドは毛布を手に取った。
「ホワイトはヤツに連れ去られた。」
デッドの後ろには覆面で顔を覆った男が立っていた。
「お前は・・。」
「俺は、お前を助けた男だ。お前がホワイトを殺そうとした時、お前のわき腹に
安静剤を撃った。」
「そうなのか・・。俺がそんな事を・・。」
「さぁ・・。俺がホワイトの所へ案内しよう。」
デッドは男の後に着いて行った。
300
:
燐
:2011/08/07(日) 16:14:19 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
300行った〜
やったぁ〜www
301
:
明優
:2011/08/07(日) 16:19:04 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
300おめでとう☆
約1ヶ月で300って早くない?
すごいねww
これからも応援してます!
302
:
燐
:2011/08/07(日) 16:53:01 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
男が案内したのは、どこかの牢屋だった。
「これは・・映像か?」
「あぁ。そうだ。」
そこには、ホワイトが映っていた。
ホワイトの手足は錠で封じられていた。
「これは・・何だ・・?」
身体には、鎖がついていて、身動きが取れない。
「やっと気がついてくれたんだね・・。」
「お前・・私をどうする気だ!!」
「そんなに怒らないでよ・・。僕はただ・・君を助けただけなんだ。」
男の子は、ホワイトに近づいた。
「な・・何をする・・。」
男の子は、ホワイトの頬を触った。
「どうして・・。デッドに近づくの・・・。ホワイトはいいよね・・。
お兄さんが居るっていいよね・・。デッドは、ホワイトの事が好き
なんだよね・・・。知ってるよ。」
303
:
燐
:2011/08/07(日) 18:09:32 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「何で・・知ってるんだ!?」
「秘密・・。でも、僕はホワイトが好きだよ。デッドには負けないからね。」
「!?お前・・。一体誰なん・・・。」
ホワイトは、気を失った。
「ここじゃ危ないから・・。向こうに行こうね。」
男の子は、ホワイトを抱き上げ消えた。
「アイツは誰なんだ!?」
デッドは言った。
「それは・・今は答えられない。お前は、ホワイとを守れ。助けろ。
そーすれば、呪いは解ける。」
男は、そういい残し消えた。
304
:
燐
:2011/08/07(日) 18:33:36 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「ホワイト・・・。今、行くからな」
デッドは、走った。
ーーーーーーーーー
「ここは・・どこだ・・。」
ホワイトは、部屋の一室に居た。
ホワイトは寝かされていた。
「気がついてくれたんだね・・。」
ホワイトの横に男の子が座っていた。
男の子は着物を着ていた。薄い生地に、流れるような川のイメージ
をした、模様がついていた。
「貴方の名前は・・何・・?」
ホワイトは、途切れ途切れに言った。
「僕は、アムールって言うんだ。」
「アムールってフランス語で「愛」って意味でしょ?」
「うん・・。よく知ってるね。ねぇ・・ホワイト。」
「ん?何だ?」
「僕の事・・好き?」
「えっ・・。」
305
:
燐
:2011/08/07(日) 21:23:35 HOST:zaqdadc2a29.zaq.ne.jp
「何言ってんだ・・?」
「ホワイトだって・・。デッドが気になるんでしょ?
僕はホワイトが好き。ホワイトだけの為だけに生きてきたんだから。」
「アムール・・・。私は、分からん。好きと言う気持ちも・・。」
「じゃ、僕が教えてあげる。」
アムールは、ホワイトを抱きしめた。
「止めろ・・。」
「止めないよ・・。ホワイトが「好き」って言ってくれるまで・・」
306
:
燐
:2011/08/08(月) 10:17:11 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
「お前は・・知らない。私は・・お前なんか知らない。」
「知ってるはずだよ。僕は、君の・・・。」
「君の・・?何?」
「ううん。なんでもないよ。さ、2人きりの時間を楽しもうね。
ホワイト。」
(もう・・・だめだ・・・。デッド・・助けて・・)
「!?ホワイト・・。」
デッドの直感が答えを導いた。
「東の方向か・・・。」
デッドは、ヴァイスを召喚することにした。
「我が僕。ヴァイスよ。我に力を貸し、この力を見せよ。」
デッドがそう唱えると、右手の甲から白い炎が現れ、それが、徐々に実体化になっていった。
「デッド。俺の力を貸して欲しいのか?」
「ああ。ホワイトの居場所を突き止めてほしい。東の方向だ。」
「分かった。背中に乗れ。」
デッドは、ヴァイスの背中に乗り、ホワイトの助けに向かうのだった。
307
:
燐
:2011/08/08(月) 11:31:13 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
「ホワイト・・・。これ・・飲んで・・?」
アムールが取り出したのは、赤紫の液体だった。
「何だ・・それは・・。」
308
:
燐
:2011/08/08(月) 13:46:35 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
「愛の薬だよ・・・。さ、飲んで。」
アムールがグラスに液体を注いだ。
「愛の薬・・!?誰が飲むか!」
「照れなくてもいいんだよ。ホワイト。
そんなに嫌なら、僕が飲ましてあげる。」
アムールは、液体を口に含んだ。
それをホワイトの口に流し込んだ。
「うぐっ・・・。」
ホワイトの手の力が失っていき、やがて気を失った。
「これで、ホワイトは僕のもの。」
309
:
燐
:2011/08/08(月) 14:20:06 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
「ねぇ・・。ホワイト。」
アムールは、ホワイトに問いかけた。
「・・・・。そんな罠に私が引っかかるか。」
ホワイトは、笑みを浮かべた。
「どうして・・僕の・・。」
「なんてね・・。嘘に決まってる・・。zzzzzz」
ホワイトは眠ってしまった。
「ふ〜良かった。薬は、少しずつ効いてくるからね。」
アムールは、ホワイトのコートを脱がしてやった。
「ここだ。」
ヴァイスとデッドは、ある建物にたどり着いた。
「サンキューな。ヴァイス。」
「また、いつでも呼んでくれ。今日は、気分が良かったからな。」
そう言ってヴァイスは、消えた。
デッドは、息を殺して、中に入った。
310
:
燐
:2011/08/08(月) 17:34:10 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
ホワイトは、目を開けた。
「ここは・・何処・・。」
視界はぼやけているが、意識ははっきりとしていた。
ホワイトの服は、着物になっていた。
着物と言うか・・浴衣みたいな。
「何で・・。着物なんだ・・!?」
「あ!ホワイト。起きたんだね。良かった。」
「アムール・・。うっ・・。」
ホワイトは、頭を抱えた。
ホワイトは、アムールに倒れこんだ。
(何だ・・。心が熱い。私・・。アムールが・・)
「大丈夫?ホワイト。」
アムールの優しい声に、ホワイトは、
「うん。ありがとう。ねぇ・・。アムール。」
(ヤバイ・・。意識が朦朧とし始めたか・・。)
「どうかしたの?ホワイト。」
「アムール・・やっと気がついたんだ。私・・アムールが好き。」
「ホワイト・・。」
アムールは、ホワイトを抱きしめた。
「嬉しいよ・・。言ってくれて・・・。」
(私・・。何言ってるんだ・・。私は、こんなヤツ・・好きじゃないのに・・)
「ねぇ・・ホワイト。ずっとここに居ようね。僕もずっとここに居るから。」
(ダメ・・。もう力が・・・)
「ホワイト!!!」
どこかで、デッドの声がした。
「アムール。邪魔者だよ。」
(デッド・・・!!!)
311
:
燐
:2011/08/08(月) 18:03:14 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
「そうだね。僕らの間には、邪魔者だね。」
その時、部屋のドアが粉砕した。
「おい。俺の妹を返してもらおうか!!」
デッドは、ホワイトのバズーカーをアムールに向けた。
フードを脱いでいたデッドは、怒っていた。
「アムール・・。私がアイツを殺す。」
「じゃ、これを貸すよ。ホワイト。」
アムールが渡したのは、木刀だった。
「ホワイト。お前・・・。」
「お前・・何で私の名を知ってる・・。アムールの邪魔をするなら、私が許さない。」
「お前・・本気か・・?」
デッドは、バズーカーを構えた。
「私を殺すつもりなの?殺せば?」
312
:
明優
:2011/08/08(月) 18:55:29 HOST:i114-182-217-152.s41.a005.ap.plala.or.jp
見たよ!!見たよww
もう更新しないの??
313
:
燐
:2011/08/08(月) 19:37:39 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
更新するよんw
あと3回ぐらいw
314
:
燐
:2011/08/08(月) 19:50:54 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
「・・・。そんな事出来るか・・・。」
デッドは、ホワイトに近づいた。
「じゃ、私から行かしてもらう!」
ホワイトは、デッドに向かって突進してきた。
デッドは、ホワイトの手を握った。
「な・・何をする・・!?」
「お前、本気じゃねーだろ。」
「黙れ!!!」
ホワイトは、デッドの手を振り放そうとした。
「ホワイト・・・。」
デッドはホワイトを抱きしめた。
「何をする・・!?離れろ!!!」
「本当のお前が答えてくれるまで離さない。」
「はっ!!」
ホワイトの目から涙が落ちた。
「デッド・・。助けに来てくれたんだね。」
ホワイトは、目を覚ました。
ゴンッ
「うっ・・・。」
「デッド・・!!!」
デッドの頭から血が流れた。
アムールが剣を持っていた。
「僕のホワイトに手を出すな!!!!」
「アムール!!!お前!!!」
ホワイトは、デッドが持っていた日本刀を持ち、構えた。
「ホワイト・・。もしかして、効果が切れたの・・?」
315
:
燐
:2011/08/08(月) 21:24:48 HOST:zaq7a66fe0a.zaq.ne.jp
「アムール・・!!!」
アムールは怯えた。
「待て・・・。ホワイト・・。」
デッドが、ホワイトの肩に手を置いた。
316
:
麻実
:2011/08/08(月) 22:10:15 HOST:i121-118-203-47.s10.a045.ap.plala.or.jp
やっほ〜^^
最近感想(?)書かなくてごめん!!
なんか急に忙しくなって…。
ごめんね!!
燐300おめでとー!!
すごいスピードだね…☆
これからも頑張ってね!!
317
:
燐
:2011/08/09(火) 13:17:49 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
麻実>>おお!!ありがとうなw
うんw((1日に3回以上は更新するしなw
318
:
燐
:2011/08/09(火) 16:04:23 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
「デッド。休め。そんな怪我で・・。」
「馬鹿だな。ホワイトは。俺はそこまでやわじゃねーよ。」
デッドは、笑った。
「そうだね。」
「ホワイトは、やっぱりデッドが好きなんだね・・。
僕だって、ホウイトが好きなんだ・・・。」
アムールは、俯いた。
「なら、私らの仲間になるか!」
「えっ・・・。」
ホワイトは、思い切って言った。
「おい・・。ホワイト・・本気か?」
デッドは、ホワイトを止めた。
「本気に決まってる!この子をほおってはいけないし・・。」
「ホ・・ホワイト・・。ありがとう。」
「いいって。」
ホワイトは、笑いながら言った。
「アムールの服を私の基地にあったはずだから、デッドも着いてきて。」
「はいはい。分かったよ。」
「あ・・。ホワイト・・。待って。」
アムールが追いかけてきた。
「僕も一緒に行っていい?」
「いいよ。じゃ、3人で行こうぜ。」
ホワイトは、張り切った。
「おい!ホワイト・・!」
「ん?何だ?」
「何で・・3人なんだよ・・。」
デッドは、ホワイトに文句を言った。
「ん?何か不満でもあるのか?」
「ち、ちげーよ。そんな事じゃねー・・・。」
「ホワイト。デッドは、ホワイトに嫉妬してるんだよ。」
「!?・・・アムール!?お前なぁ・・・。」
「えへへ。デッドと僕はこれからライバルでもあり、仲間だね☆」
アムールは言った。
ホワイトは、地面に落ちているバズーカーを拾い、肩からさげた。
日本刀も直した。
「それより・・まず手当てしなきゃ。でも、ここから休戦場までは遠いし・・。」
「それなら、僕を使って。ホワイト。」
アムールは、狼に変化した。
全体的には、銀色で尻尾は、黒、首飾りをしていた。
瞳は、スカイブルーのような澄んだ青色だった。
「ここに乗って。休戦場までの道を教えてくれたら、僕がそこまで行くから。」
「それがお前の本来の姿なのか・・?」
「うん。あ!ちなみに狼男じゃないからね!勘違いしないでよ。」
「ありがとう。アムール」
ホワイトとデッドは、アムールの背中に乗り、休戦場に向かった。
319
:
燐
:2011/08/09(火) 20:19:13 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
ホワイト達は、アムールの背中に乗って休戦場に向かった。
「デッド・・。大丈夫か・・。」
「やわじゃねー。って言ったろ。心配しすぎ。」
「心配して悪いの・・?」
「そんなんじゃねーけどさ。お前も無理すんなよ。」
デッドは、ホワイトの頭を撫でた。
「デッド・・。絶対・・死ぬなよ。」
ホワイトは、言った。
「お前を置いて・・死ねるかよ・・。」
「ん?何か言ったか?」
ホワイトは、首を傾げた。
「いや・・何でもねーよ。」
デッドは、ホワイトの背中に倒れた。
「ちょっ・・。デッド・・!」
「しばらくこーしていいか?安心すんだ。」
「いいけど・・。」
デッドは、深い眠りについていった。
320
:
燐
:2011/08/09(火) 20:21:05 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
何か凄い展開なんですが・・。
第2期の舞台を少しだけ明かします。
舞台は、ここじゃないんですね・・。
ま、異世界と言うか・・・。
違う場所で、ホワイト達は巻き込まれてしまうんです。
一応、ここまでです。
第2期も第1期も応援してください!!
321
:
燐
:2011/08/09(火) 20:45:38 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
「さ、ホワイト。着いたよ。」
アムールが、ホワイト達をおろした。
アムールは、2人をおろすと、人の姿に戻った。
「僕がデッドを持つよ。」
「何で?」
「ホワイトの大切な人でしょ?それに僕のライバルだし・・失いたくないんだ・・。」
「そっか。さ、運ぼう。」
アムールは、デッドを抱き上げた。
「何か・・アムールって女みたいな口調するんだな。」
「それは・・・。内緒だよ・・。」
「何でだ?」
「ホワイトが・・・・・してくれるまで。」
「ん?聴こえなかったが?」
「気にしないでよ・・。」
「分かった。」
「さ、ホワイト。運ぼうよ。」
「ああ。そうだな。」
2人は休戦場の抜け道を通るのでした。
322
:
燐
:2011/08/09(火) 20:49:49 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
今日はもう更新なしです。
また明日です。
何か・・妙な三角関係が出来てますの気がついていると思いますが・・。
ホワイトの好きな人が次回明らかになります!!
さ、どっちなんでしょうねw((ってか、バレバレかww
323
:
燐
:2011/08/09(火) 21:38:47 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
ホワイトは、まず休戦場に着くと、皆に事情を話し、デッドをベッドに寝かした。
ライトは、デッドのフードを脱がし、頭に包帯を巻いた。
「これで大丈夫だ。手当ては終わった。
で、そいつがお前の彼氏か。」
ライトは、笑いながら言った。
「違うに決まってるだろ!」
「ライトs。あの・・。話したい事があるので・・。向こうで・・。」
「分かった。ホワイト・・。デッドを頼む。」
「・・。分かった。」
ホワイトは、デッドの手首を持った。
包帯が巻かれてあった。
「デッド・・・。ごめん・・。私の為に。」
「お前のせいじゃねーよ。」
デッドは、片目を開けていった。
「!?デッド・・。起きてたのか・・?」
「まぁな。でも・・」
ぎゅっ。
「良かった・・。デッドが無事で・・。」
「ホワイト・・。あのさ・・。」
「?何?」
「ホント・・ごめんな・・。お前を守れなくて・・・。」
「私の方こそごめん・・。デッドがこんなに気を使ってくれてるのに・・私。」
「お前のせいじゃねーから。気にすんなよ。」
「デッド・・・。」
ホワイトは、泣いた。
デッドが居てくれれば、何も怖くないと 思った。
324
:
燐
:2011/08/10(水) 15:18:54 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
「そんなに泣くなよ。子供じゃねーんだからさ・・。」
「うん・・。何かこんなに泣いたの・・・。初めてかも・・。」
ホワイトは、コートの袖で涙を拭いた。
「ここ・・ついてる。」
デッドは、ホワイトの頬についてる涙をふき取った。
「よし!これでOKだ!」
「デッド・・・ずっと言いたい事があったんだけど・・。」
「ん?何だ?」
「私・・デッドが好き・・・。その想いは。。変わるかもしれないけど・・。
アムールも・・好きだけど・・。私・・・。選べない。」
「それって・・どっちなんだ・・?」
「分からん・・私にも・・。」
ホワイトは、地面に座り込んでしまった。
「ホワイト・・。そうか・・。でも、俺の気持ちは変わらんからな!
お前が居てくれれば、俺は暴走する事もねーだろ。」
「どうして・・・。」
「今は言えないんだ。ごめん・・。いたっ・・。」
デッドは、頭を押さえた。
「デッド・・!!大丈夫・・なの・・。」
「だ・・大丈夫だ・・。」
「ちゃんと寝てなきゃ・・。」
ホワイトはデッドを寝かせた。
「じゃあさ。一緒に寝ようぜ。」
「!?。。何で?」
「いいじゃねーか。お前と一緒に寝たいんだよ。」
「分かった・・・。」
ホワイトは、デッドの横についた。
「デッド。明日は闇市に行こうと思う。」
「そうか・・。なら俺も・・。」
「デッドは、ここに居て!傷がまだ癒えてないし・・。」
「やだよ。お前を守りきらな、俺がここに居る資格ねーんだよ。」
「えっ・・。」
「ほら、寝るぞ。」
デッドは布団を被った。
325
:
燐
:2011/08/10(水) 18:51:23 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
「で・・話と言うのは・・何だ?」
ライトはアムールに言った。
「リンの事で・・。」
「この世界の王か・・。」
「うん。リンは、ホワイトとデッドを殺すつもりなんだ。」
「何で・・?そんな理由が・・。」
「僕は・・昔から未来が見えるんだ・・。だから・・友達が居なかった・・。
でもね・・。ホワイトは、僕と友達になってくれたんだ・・。
皆・・僕を避けるのに・・ホワイトだけは避けなかった・・。
だから、僕には生きる事が出来たんだ。」
「そうなのか・・。それはホワイトには言った方がいいのか?」
「言わないで・・。ホワイト・・。憶えてないと思うし・・。」
「そうか・・。」
「デッドが兄って事も知ってる。ホワイトが教えてくれたんだ。」
「!?ホワイトは、記憶障害なのか・・?」
「それは・・分からない。ホワイトは、幼い頃からお父さんが居なくて、
お母さんと暮らして来たって・・。」
「母子家庭か・・。」
「うん・・・。ライトs・・。お願いだから・・。ホワイトを・・。」
「分かった。私が助けてやるよ。ついでにデッドもな。
それにもお前の力も必要だ。貸してくれないか?」
「えっ・・。でも・・・。」
「ん?どうかしたか?」
「僕の力なんて・・ちっぽけなものだよ・・。」
「ちっぽけなものなんかねーよ。全然。」
「本当に・・?」
「うん。」
「あ・・ありがとう・・。ライトs。」
アムールは、礼を言った。
「私の事はライトでいいさ。皆、そう呼んでるしな。」
「ありがと・・ライト!」
ライトとアムールは、互いに握手を交わした。
326
:
燐
:2011/08/10(水) 19:26:36 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
ホワイトはぐっすり寝た。
デッドは、フードの中から、ある写真を取り出した。
その写真は、幼い頃のデッドとホワイトとアムールが写ってる写真だ。
「アムール・・・。」
デッドは、写真をフードの中に直した。
医務室のドアが開いた。
来たのは、アムールだった。
「アムールか・・。どうかしたか?」
「ううん。何でもないよ。ホワイトの様子を見に来ただけさ。」
「そうか・・。」
「デッド。何か隠してるでしょ?僕には分かるんだよ・・。」
「何の事だ・・?」
「嘘を突き通そうとしてるんだね・・。無駄だよ・・。僕の前では・・。そんな事。」
327
:
燐
:2011/08/11(木) 15:13:00 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
「!?・・何で分かった。」
「それ・・で、僕に話せる事がある・・?」
「ね・・ねーよ。そんな事・・・。」
「ま、ライバルだからね・・・。話せない事もあるか・・。」
328
:
燐
:2011/08/11(木) 19:20:22 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
「何が言いたい・・?」
デッドは、ナイフを取り出した。
「何で・・ナイフを向けるの・・?何もしてないのにね・・。」
アムールは笑った。
「お前も何か隠してるだろ・・・。」
デッドは言った。
「ふん。お前に言う必要なんてない・・・。」
アムールは、デッドの頭に手を置いた。
「・・・mort(モール)・・。」
アムールがそう言うと、デッドは血を吹いて倒れた。
「うっ・・・。お前・・それは・・何だ?」
「・・・。僕はウィザードさ。」
「ウィザードだと!?お前・・。敵だったのか・・?」
「そうだよ。この娘は貰っていくね。じゃ。」
アムールは消えた。
329
:
燐
:2011/08/11(木) 19:41:11 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
☆お知らせ☆
明日の夕方〜16日まで里帰りします。
PC出来ません・・。向こうはないので・・><
なので、帰ってきたら絶対カキコします!!
330
:
燐
:2011/08/12(金) 15:30:35 HOST:zaqdadc282e.zaq.ne.jp
「アイツは・・敵だったのか・・・。」
デッドは後悔した。
「デッド!!何だ今の音は!!」
ライトが駆け込んできた。
「ホワイトが連れ去られた。俺が助けに行く。」
デッドは、フードを脱ぎ、腰にあった銃を取り出し、窓から出て行った。
「デッド・・!!!」
ライトは叫んだ・・・。
「パーカス様。ホワイトを連れてきました。」
アムールは言った。
「よくやった。お前も中々やるな。」
「これで生贄として・・・フフフフフフ・・。」
パーカスは笑った。
デッドは、走った。
331
:
燐
:2011/08/16(火) 17:59:27 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
デッドは、休戦場の抜け道に置いてあったバイクで闇市に向かった。
「騙しあいか・・。アイツも中々やるな。」
332
:
燐
:2011/08/17(水) 16:38:24 HOST:zaq7a66c196.zaq.ne.jp
デッドは、バイクに乗りながら言った。
デッドはフードの中から通信機を取り出し、耳につけた。
ノイズが激しく、聴こえない。
「ホワイト・・!聴こえるか・・!?」
ホワイトの声は返ってこない。
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