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羊の戸惑い
57
:
槙
◆uXwG1DBdXY
:2011/08/09(火) 14:39:36 HOST:KD027082037068.ppp-bb.dion.ne.jp
一方白雪姫は優しい狩人に女王様に命を狙われている事を教えられて小人の家に居ました。
綺麗な髪を風に靡かせ、庭の木陰で本を読んでいました。命を狙われているのにのんきなものです。
「白雪姫白雪姫」
「あ、可愛い女の子ー」
「いや世界で一番可愛いとかいわれてる人に可愛いって言われても哀れなだけだから。あと林檎要らん?」
其処に先ほどの魔女がやってきて林檎を差し出しました
白雪姫はソレを受け取ると一言
「御免ねー、僕林檎アレルギーなんだー」
………………。
「なら仕方ない!」
いいんかい。
「なんかねー林檎好きなんだけどねー」
「…よし、ちょい待ってて」
そういうと魔女は林檎の入ったかごを手にしてそそくさと帰ってしまいました
女王様に怒られてしまうでしょうが、魔女はきっと白雪姫を一生殺せません
×
「白雪姫ー」
「あ、この前の女の子」
白雪姫はまた庭の木陰でうとうととしていました、命を狙われている上に目の前にいる女の子が命狙ってるのにのんきで馬鹿なモンですね
魔女は白雪姫が元気そうに微笑むと安心したようにつられて笑い、手に提げていた籠から何かを取り出した
それは甘く煮付けた林檎とイチゴのパイでした。
「…アレルギー、抑える薬入ってるから」
ぼそりと魔女が小さく呟いてパイを差し出すと白雪姫はにこりと微笑んでパイを受け取って、それから片手で魔女の頭を優しく撫でました
白雪姫は分かっていました、彼女が魔女であり自分の命を奪おうとしていると言う事。
でも、もう一つ白雪姫には分かっている事があります
魔女がとても優しいということ
「ありがとね」
魔女は泣き出してしまいました。小人達も家から出てきて、魔女の事を退治しようとしましたが、やっぱり泣いている女の子にしか見えなくなくて仕方なく家に入れてあげました。
家で小人と白雪姫と魔女でパイを食べました、その後、女王様の事はすっかり忘れていましたが何処から聞いた噂
女王様は魔法の鏡が裏切って皆に白雪姫に悪い事をしようとしていた、と言って皆に懲らしめられたそうで、実は魔法の鏡はとある国の王子様で愛しい人のキスで目が覚めるとか
その話は、また今度
×
(何が書きたかったかって言うと、久しぶりに恋愛でも黒いのでもなく、ふわふわしたメルヘンなのが書きたいなって思ったのと取り合えずギャグを練りこもうと思って失敗しただけって言う。因みに白雪姫は二年ぐらい使いまくってるオリの白猫っつー子とあとオリ板で投稿したけど主さんからの応答が全くなく気に入ってたけどそのまま使わずじまいになっちゃった林檎の魔女さん
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