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羊の戸惑い

138 ◆uXwG1DBdXY:2011/10/21(金) 22:05:57 HOST:KD027082037068.ppp-bb.dion.ne.jp

< 特等席、 >

彼の隣、それは彼女だけの特等席。
登校途中のバス停でも、お昼ごはんの時のお隣も、廊下でも、彼の隣だけはお譲りしてもらえないようです。

彼は気づいているの?気づいていないの?
可愛い彼女のやきもち、とか。

…私の、気持ちとか。
まあ、分かる訳無いんだけどね。だって言ったことないんだもの、彼のことが好きだなんて一言も、伝えられる訳無いもの。


「ユキちゃんか!俺の彼女と同じ名前だー」

そう微笑む彼に一目ぼれした。
けどきっと彼は私のことなんて覚えていないの、だって話しかけられる訳無いもの。

本当、私の馬鹿。


お隣を奪うことも出来なければ好きと伝えることも出来なくて、
彼女を責めることも出来なければ人に相談することさえ出来なくて、出来るのはやきもちぐらい

ああ、格好悪い、可愛くない。


気づいてるの?気づいてないの?
あの子の気持ちに、私の気持ちに、

彼の隣が一番落ち着く、そういったときの彼女の微笑みに、
君の隣が一番落ち着く、そう聞いたときの私の苦しみに、

気づいておいでですか?



彼の隣、それは私が望んだ特等席。
登校途中のバス停でも、お昼ごはんの時のお隣も、廊下でも、彼の隣にいることをずっと夢見ていた。

彼の隣が一番落ち着く、そんなこと私だっていたいほどに解ってるんです。

ねえ!



(前の奴の続き、見たいな。三角関係ですふっふう!)


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