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しあんいろ
426
:
ねここ
◆WuiwlRRul.
:2012/07/23(月) 18:16:00 HOST:w0109-49-135-27-123.uqwimax.jp
太陽と野良猫さん
「ふんふ〜ん」
カチャリ、と屋上の扉を開くと、その鼻歌がハッキリと聴こえてきた。
フェンスを越えたコンクリートに、彼女の、陽花の姿があった。
「あー、花音ちゃん」
「馬鹿、アスファルトなんだから素足で立ったらあついよ」
「心配御無用! あたしあついの大丈夫な人だからー」
大丈夫とかじゃなくて、とあたしはフェンスの向こうにいる陽花を馬鹿だなあという瞳でみつめた。
その瞬間、がくっと陽花の膝が折れる。なんで?
ていうか危ないし。
「あわわわわ、バランス崩した! 落ちる!」
「ちょっと馬鹿」
あたしはあわててフェンスを飛び越えて陽花の腕を掴んだ。
「落ちないでね」
「ん、がんばるぜ」
無理矢理引っ張って、陽花が屋上に戻ってきた。
「あんたまじ最悪ふざけんな」
「ごめんよー」
「もういいっ」
「ごめんって」
こういうめんどくさいのも。
べつにいいかもしれない。
「……もう落ちたりしないでね」
「うん、わかった」
「落ちても助けてあげないから」
「え、ひどうい」
あたし、陽花といるの嫌じゃないかも。
「明日もさ、朝から放課後まで話そうね」
陽花が微笑みながら言う。
あたしもそれに釣られて微笑んで言った。
「当たり前じゃん」
太陽と野良猫さんは、
明日も楽しく歌うのです。
‐
適当さ満載ですみません。
透きとおった音の詩音みたいな子の話を書きたかったんだけど、詩音っぽい子の目線だとものすごい書きづらい…
これは陽花目線にすればよかったんだね!
ってことで何回かチャレンジするかしないかわからない←
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