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幼馴染、
1
:
未來
◆qkwf/01qbM
:2011/03/18(金) 15:28:01 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
同じ病院で生まれて
同じマンションで育って
同じ幼稚園に行って
同じ小学校に行って
同じ中学校に行って
今―――……
まだ同じ高校にいる
それが私の
人生で一番嬉しかったこと
2
:
未來
◆qkwf/01qbM
:2011/03/18(金) 15:40:47 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
初めまして、未來です。
読みはみくです、みらいじゃありませんのでそこ注意!←
これから 幼馴染、という小説を書かせて頂きます。
よろしくお願いしますb*
そして友達募集中\^p^/な奴なんでいつでもコメントしてください←
20%の確立ですぐに返レスしますb*←
残りの80%はゆっくりマイペースに…(´・ω・`)?
それでは、未來のまったりマイペースな小説を楽しめるものなら楽しんでみなさry
お楽しみください(´・ω・`)←
3
:
未來
◆qkwf/01qbM
:2011/03/18(金) 16:17:57 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
登場人物――、
恋羽未恋 こいばね みれん 高校一年生 女 / 主人公 あだ名はれんれん
「未恋、好きな人出来たんだ。しかも両思い、っぽいの……。」
雛乃苺 ひなの いちご 高校一年生 女 / 未恋の幼馴染 あだ名はひないちご←
「苺はれんれんの応援するよ。大好きな幼馴染だもんね!」
葵璃希 あおい りき 高校一年生 男 / 未恋の幼馴染 あだ名はりっきー
「高校も三人一緒なんて、運命だなー!」
三日月るい みかづき るい 高校一年生 女 / 未恋の友達
「好きなら好きって言っちゃえばいいじゃん!大丈夫だよー、あたしがついてるっ!」
炎蓮 ほのお れん 高校一年生 男 / 璃希の友達
「俺は好きだから幸せになってほしいとか考えねえ。好きだから俺が幸せにしてやるんだ。」
夜月凪 やづき なぎ 高校一年生 男 / 璃希の友達
「本当に好きなら好きでいればいい。」
愛恋りん あれん りん 高校一年生 女 / 名前のわりには大人しい子←
「ごめんね、好き………。」
追加有りですb*
wkwkしてきたぜい!←
4
:
未來
◆qkwf/01qbM
:2011/03/18(金) 16:59:21 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
第一章――、
「おはよーっ、今日から高校生だね。楽しみー!」
高校生になった嬉しさとほんの少しの恥ずかしさで頬を桜色に染め未恋は笑った。
そんな未恋の元気な言葉に苺は小さく溜息を吐き、眠たくて重い瞼を指で擦り言う。
「おはよお……。よくそんなに元気でいられるねえ……。」
「だってだってー、憧れの高校生だしっ。今年こそは彼氏つくっていっぱいデートするんだー!……いてっ。」
へへん、と胸を張り自慢気に話す未恋。その後ろからもう一人の幼馴染、璃希が地面からとったびしゃびしゃと言ってもいいほど濡れている雪を頭に投げてきた。
「なっ……りっきー!いつの間に来てたのー。………じゃなくて何で今雪投げたの!仕返しだっ、:
「当たんねーよ!」
未恋が負けじとびしゃびしゃな雪を投げるか璃希は軽々と避け、もう一発未恋狙いで投げた。が、未恋がぎりぎりの所で避け、後ろにいた子に命中。
「きゃ……、きゃあああっ! 大丈夫?! 恋が避けなければよかったんだよね。でもね、悪いのは投げた璃希だからっ! その、責任は全て璃希にあ…、る。」
「ごめんな。」
未恋の必死な言葉に雪を投げられた女の子は戸惑うが、璃希の真面目な反応に頬を赤く染め俯く。
「そ、その……。大丈夫、だよ。だから心配しな……っ?!」
「ごめん、でも……顔、すげえ冷たいから……。」
璃希はそっと女の子の頬に手を添え、少しでも温まるようにと撫でる。
「(やだ……、やめて。りっきー……。好きな人に違う女の子とそんなことしちゃ、やだよ……。)」
心は正直だから、未恋の心の中ではそんな言葉が繰り返される。けれど、璃希は未恋に見向きもせずに女の子を温めてる。
「………い、こ。」
そんなとき、苺の口から小さな声で言葉が漏れた気がした。それに気づいたのか、璃希も女の子も、未恋までもみんな苺をじっと見る。
「どーした、苺。」
璃希が不思議そうに首を傾げて問い掛けると、苺はさっきより大きな、それでもまだ聞き取りにくい声で呟いた。
「璃希、早く学校……行こうよ。」
「え………。」
苺の言葉に璃希、未恋、女の子のみんなが声を揃えて言う。特に璃希のことが好きな未恋はちょっぴり嬉しさを見せつつも声を漏らした。
「……ああ、そうだな。ごめん、えーと……また学校で!」
璃希はこくりと頷き、女の子に小さく笑いかけ早足で前を進む苺についていく。
そんなごたごたした空気の中、学校までついてしまったのだ。
5
:
未來
◆qkwf/01qbM
:2011/03/19(土) 17:48:52 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
第二章――、
「うーん……、恋のクラスどこだろー……。」
ごたごたした空気が気に入らず、小さな溜息を零せば呟く。そしてすぐ目の前にあったクラス発表の掲示板をじっと見詰め、心の中であることを願う。
「(………璃希と同じクラスなんないかな。)」
叶うはずもない願い。だけど叶ってほしい。
「お、苺は1−Aだよー。」
やっと苺も口を開き、笑顔で璃希と未恋を見る。未恋はそのときA組ではないと分かっていたのか小さく溜息を零す。
「恋、どんだけ溜息吐くんだよー。……ん、俺もA組だっ!一緒だな、苺ー。」
「いいじゃない、溜息くらい何回でも。………って、え?! りっ、りっきーもひないちごも別のクラス?!」
むすっとしながら突っ込みを入れるが、璃希の言葉が頭で三周ほど回り、自分だけ違うクラスなことに気づいた。
苺が少し頬を赤くさせたのは、鈍い未恋でもすぐ分かった。けれど、何故頬が赤いのかは分からずに首を傾げる。璃希も苺の頬が赤いことに気づいたのか、不思議そうに問い掛けた。
「苺、顔赤いけど大丈夫か?」
「……! ど、どうかなあ……でも、大丈夫では、ない……。」
ははは、と小さく苦笑して見せる苺に何故か、未恋は胸がズキリと痛んだ。
「大丈夫じゃないならやばいじゃん! 苺、今すぐ保健室行こうぜ! ってことでじゃあな、恋。俺達はいないけど、頑張って友達つくれよ?」
未恋の頭の上に、璃希の大きな掌がのっかるのが分かった。優しくて、暖かい………。
そんな璃希が苺にとられてしまうのでは?という疑問が心の中でうまれ、必死で自分に言い聞かせる。
大丈夫、って。でも、我慢出来なかった。
「……待って………っ!」
突然の未恋の叫びに、苺も璃希も振り向く。が、未恋は何故二人を止めてしまったのか分からない。
ただ、苦しかったから?胸が痛かったから?そんな自分の都合なんかで、璃希達を引き止めるなんて、嫌。
「………何でも、ない。…………璃希、ちゃんと苺と保健室に行って、ね。」
手に入ろうとした、今すぐ手の届くところにあった大切なものが何処か遠い遠い、未恋なんかよりずっといい人の元に行ってしまう感じがして、自然と零れてくる涙を拭うことしかできなかった。
苺と璃希――、
「ごめんね、璃希……。さっき、女の子慰めてたのに苺が邪魔して………。」
苺はしゅんと落ち込む様子で璃希の後ろを静かについていく。その言葉に、璃希はにこりと優しく笑い言う。
「んー、まあちょっとは吃驚したけど平気だって! でもよー、何で止めたわけ? 苺、人助け大好きじゃん。」
「(何で止めたか……? そんなの決まってるじゃん。璃希が………、) 璃希がすき……だから、嫉妬したの。」
今までずーっと心に閉まっていた好きという思い。璃希が受け取ってくれるかは分からないけれど、ふられても苺は璃希を好きでいるつもりだった。それに、最初っからふられるつもりで告白したから、こんな答えが返ってくるとは思わなかったんだけど……。
「俺も。ずっと苺が好きだったんだぜ。………だから、その……付き合って、くれねーか?」
「………!」
幼い頃からずっと一緒にいた。だから、璃希の友達でさえ知らない顔も、態度も、ぜんぶぜーんぶ知っているつもりだった。が、まさか璃希がこんな表情をするなんて、予想さえしなかった。告白しなきゃ見れなかった、苺だけの特別な表情。苺は頬を桜色に染め、こくりと頷いた。
「うん……、だいすき。りき………。」
璃希はにこりと微笑み苺の顔を見ると、頬にそっとキスをした。ただちょっぴりの、普通の恋人がするようなキスなのに、それが苺には呪われたお姫様の魔法がとける特別なキスのような気がして、心が嬉しさでいっぱいだった。
「あの……、あとね。苺、本当は保健室なんか行かなくて大丈夫だったの。だけど心の中で璃希の満面の笑みっていうか……その、苺以外の女の子といろいろお喋りして、笑い合ってる姿がぐるぐるまわってて、気持ち悪かったの。こんな嫉妬深い自分が…………ははっ、何かもう全部言っちゃった。言わないようにって思ってたのになあ。」
苺の正直な気持ちに璃希が頬を赤く染め、そっと抱きしめた。
きっとこの恋は、百年に一度のお姫様と王子様の出会い。
だからもう、未恋の恋が実ることはない―――……。
6
:
出雲 葵
◆gGTOhi3OZY
:2011/03/20(日) 14:37:33 HOST:zaq7d04461f.zaq.ne.jp
こんにちは!!!
すみません、勝手に読ませていただきました←
私の所に来て下さったお礼、というわけではないので、そこら辺よろしくです。
ただ、最初にタイトルとプロローグ(?)で興味を引かれて読みました。
……って、何か言い訳みたいでごめんなさい。
そして、あの、感想?なんですけど…。
読んでいると引かれました! なんていうか…、感情移入?
あれ、違うかな。 まぁ、そんな感じなんです。
何か、楽しくて、私がその場にいるのか未恋になってるのか…。
この小説書いてくれてありがとうご!!!
7
:
出雲 葵
◆gGTOhi3OZY
:2011/03/20(日) 14:38:57 HOST:zaq7d04461f.zaq.ne.jp
すみません、書く途中で間違えて書き込むを……(泣)
あれ、「有難う御座います」って書こうとしたんです、すみません。
えっと、という事で有難う御座います。
2度もすみません><
8
:
未來
◆qkwf/01qbM
:2011/03/21(月) 11:34:29 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
出雲葵様 (*´∀`)ノ
コメント感謝です!
私的には璃希と苺を付き合わせるのは早過ぎたかなーと反省しているのですが、そう言って頂けると嬉しいです。
これからも小説読ませて頂きますねb*
頑張ってください!
9
:
出雲 葵
◆gGTOhi3OZY
:2011/03/21(月) 12:28:11 HOST:zaq7719339f.zaq.ne.jp
*+*+*未來様*+*+*
お返事有難う御座います。
早過ぎ?
そんな事はありません。
……というより、私は早く物語を進めることができないので羨ましく感じています。
それでいいのだと思っています。
本当に有難う御座います^^
「ターゲット」の方も読ませていただきました。
楽しいです。
これからも頑張ってください^^
応援してますよー!!!
10
:
未來
◆qkwf/01qbM
:2011/03/21(月) 12:41:06 HOST:221x248x191x126.ap221.ftth.ucom.ne.jp
第三章――、
高校生活一日目の学校が終わり、皆早足で帰っていく。この年になってゲームをする為早く帰るとか、プリクラ行くとか、バイトをするとか……人夫々だけど、何だか未恋以外の子はとっくのとっくに仲良くなって、皆一緒!みたいな仲良しオーラがぷんぷんくる。
「(いいもん、りっきーとひないちごと帰って遊ぶもん。)」
こんなこと思ってると永遠に友達出来なさそうだな……なんて後悔しつつも二人の教室に足を進める。不幸なんて、くると思わなくて。むしろ幸せになると思ってて。
「りっきー、ひないちごー! 遅いから来ちゃったー!」
「恋。」
未恋の元気な声に重なる璃希の真剣な声。こんな真剣な璃希、見たこと無いから告白か何かかなーって思ってた。
「あのさ、俺ら付き合うことになったから。……だから、もう一緒に登下校出来ない。」
「え………?」
漏れる声。固まった身体。静まる教室。……ある意味当たった。けど、未恋が望む答えとははずれた。次の瞬間、ぽろぽろと涙が出てくる。
「何で?! 何で未恋は一緒に学校行っちゃダメなの?! 付き合うなんて、やめてよっ……。未恋だって、未恋だって璃希のことが好きでっ……!」
今までたまっていた思い。ずっと両思いだと思ってたけど、違うのかな……。まあ、苺より未恋の方が仲も良かったし………、
「ごめん、無理。さよなら!」
え、え、え? ありですかこれ。こんなふられ方って……。
恋羽未恋、16歳、高校一年生。 長年の初恋は失恋でした!
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