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テーマは自由、小説や詩を書くところ☆
73
:
侑子
◆jZgVcLWus2
:2010/09/16(木) 17:45:42 HOST:i114-183-128-120.s04.a011.ap.plala.or.jp
――第9章 二人の考えた歌――
あなたとあたしは3年前、逢った事がありました
あたしはその時の記憶がなく、その事をあなたに聞きました
あたしは元気で明るい少女だった
そして逢ったばかりのあなたは暗い少年でした
だから契約をしました 笑顔という名の光を与える契約
しかしその契約は残酷なもので、あたしは笑顔と明るさをなくしました
本当はあなたへ笑顔を与えるうちに恋をしてしまっていたのです
でもあなたはどんどんクラスの人気者になってあたしから離れて行った
だからあたしはあなたの前から姿を消しました
あなたとオレは3年前、逢った事がありました
オレはその時笑顔がなく、あなたから光を貰いました
オレは笑顔のない少年だった
そして逢ったばかりのあなたは明るい少女でした
あなたと契約をしました 笑顔という名の光を貰う契約
そしてその契約は素晴らしいもので、オレは元気と明るさを手に入れた
実際はあなたから笑顔を与えられていたというだけなのに
でもオレはその事を知らずに人気者になってあなたから離れて行った
だからあなたもオレの前から姿を消した
あなたとあたしは2度目の再会をした
でもあたしは記憶がなくあなたから初めて逢った時の話を聞きました
あたしは暗くて人と関わるのを好まない少女でした
あなたは明るくてあたしにとっては眩しすぎる存在でした
あなたとあたしは契約をした
2度目の契約を でも消えたのはあなただけであたしは残った
好きな人をなくした孤独さで… また光を忘れてしまった――
あなたとオレは2度目の再会をした
でもあなたは記憶がなくオレは初めて逢った時の事を話しました
オレはあなたに貰った光で明るい少年になりました
でもあなたは暗くて昔のオレを見ているようでした
あなたとオレは契約をした
2度目の契約を でも残酷なもので俺は消えました
あなたは何故か消えることなく… 生き地獄に落とされました――
あたしとオレは契約の本当の怖さを知らなかった
だからこんな事になった――
消されるか…行き地獄か…2つに1つの運命
そう、光は与えるものでも、貰うものでもない
唯、自分で手に入れるしかないもの――
――10章へ続く――
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