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テーマは自由、小説や詩を書くところ☆

60輪廻 ◆jvBtlIEUc6:2010/09/12(日) 11:39:49 HOST:KHP059138212218.ppp-bb.dion.ne.jp
有難うございます、!ではまた…w←
この間の続きだと思ってくれればうれしいですb+



――――



「 ねえドッペルゲンガー 」
「 君はとても優しいね、 」
「 今私は凄く幸せだし何だか願いをかなえてくれて嬉しいよ 」
「 ドッペルゲンガーは可笑しな奴って私の事を言ったよね、 」
「 ドッペルゲンガーだって可笑しな奴だよ。 」
「 ねえドッペルゲンガー 」
「 有難う、ドッペルゲンガー…貴方はお母さんとお父さんみたいね 」
「 ううん… 」




「 有難うお母さん、お父さん 」





「良かった、無事に生まれてきてくれて…」
「嗚呼、本当に良かった!」

一番初めに私が生まれてお父さんとお母さんが言った言葉だ、何故か覚えている。
私は今殺されているのだろう、どうやって殺されているのかは分からないが何となく殺されてる事は分かる。
殺されているから記憶がよみがえっているのだろうか、そうしか考えられない、だって私この時の言葉なんて覚えてないもの。
―――ううん、覚えてる!
知ってる、ずっと心の奥に眠ってた言葉だ、何故眠っていたのかは分からないけれど。



「 ドッペルゲンガー、お母さんとお父さんだったんだね 」



そう言うとぽた、とドッペルゲンガーから涙が毀れ、もう一人の私、否、お母さんとお父さんは消えていく
待って待って待って、!まだ、行かないで、まだ、…!
消えていくと同時に私の姿をした天国のお母さんとお父さんはもとの姿に戻った。
私じゃなくてお父さんとお母さんの姿に戻った。そして、最後に呟いた。




「 辛いこともあるけれど、 」
「 それを踏まえ全部大事に 」

「「 今を生きて行きなさい 」」




―――有難う。二人は消えたけど、私は消えてない、殺されてない生きている。
気付かせてくれてありがとう、ずっと天国で見守っててくれてたのね。
…ろくな人生を送ってないなんてって御免なさい、ちゃんと良い人生を送っていた事に気付きました



有難う!



ぽちゃん、涙がこぼれた音がした。



@えんど@


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