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統合失調症について(´・ω・`)
11
:
名無しさん
:2021/01/20(水) 00:20:13
安定期の治療は?
● 安定期にはどんな治療を行うの?
① 薬物療法
2〜4週おきに通院治療を継続します。再発予防のためには,継続的な服薬が必要です。服薬がいつ
まで必要かについては,以下のような目安がありますが,それぞれの患者さんの様子をみながら個別に
薬物療法の漸減・中止を行います。ただし,薬物療法を中止する場合には,中止後も一定期間は通院し
て症状が悪化していないか診察を受ける必要があります。また,再発の兆候がみられた場合にはすぐに
対応・受診できるように心がけます。
・ 初発で症状が消失した場合には抗精神病薬を 12 〜 24 カ月服用して漸減・中止します。
・ 再発が2回以上みられたり,症状が持続する場合にはさらに服用を継続します。3年以上再発が
なければ漸減・中止することも可能です。
・ 頻繁に再発する場合には,長期間にわたって服薬の継続が必要です。
② 集団療法
回復期に引き続き,集団精神療法,レクリエーション療法,作業療法,生活技能訓練などを患者さん
の状態に合わせて行います。
③ 家族の役割
引き続き,診察場面での情報提供を行います。とくに再発の兆候には十分に注意するようにします。
また,以下の点に配慮することが治療上重要になってきます。
・ 家族の抱える問題の解決には,患者さんに批判的で,負の感情があらわな家族と同居する場合,再発
率が高くなることが知られていますので,家族の中に受容的雰囲気を作ることが大切です。家族への
心理教育,コミュニケーション促進,問題解決,危機介入などが図られます。
・ 家族会など自助グループへの参加も効果的です。
● 安定期の治療のポイントは?
再発を防止することが大切なので,再発の兆候を早期にとらえるようにします。再発の兆候
としては,不眠,注意力低下,食欲低下,抑うつ,妄想的な考え,過活動などがあります。
引き続き精神症状,副作用,服薬状況,認知機能,社会生活機能の評価を行います。慢性的
な陰性症状が社会生活の妨げとなるので,リハビリテーションにより改善を図っていきます。
安定期とは,回復期を過ぎても長期間にわたって症状に大きな変化がみられな
い時期を指します。人によっては幻覚や妄想が少し残る場合がありますが,日常
生活が幻覚や妄想に支配されない状態であれば安定期と考えられます。
安定期では以下の点が重要になります。
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