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ゲーム:液晶モニターについて

1名無しさん:2019/09/23(月) 22:57:55
ゲーミング液晶の付加価値とは?
 「解像度」、「パネルサイズ」、「リフレッシュレート」、「応答速度」、そして「パネルの種類」でゲーミング液晶はかなり絞り込めてくるが、プラスアルファであると良い機能を紹介しよう。

HDR
 近年の液晶モニター界隈で話題となっているのが「HDR」、いわゆる“ハイダイナミックレンジ”対応だ。液晶が表示できる明るさの幅は人間が知覚できる明るさの幅よりずっと狭いため、どんなに頑張ってゲーム画面を作ろうと、コントラストの乏しい画面しかできない。

 だがHDR液晶だと普通の液晶よりもずっと表現できる明るさの幅が広いため、よりコントラスト感の高い、リアルな空気感を持った映像が楽しめる。液晶のHDR規格はいくつかあるが「DisplayHDR 400」、「同600」、「同1000」や「HDR10」という規格があり、非常にわかりづらい。だがHDRで重要なのは最大輝度の高さ。HDRに対応したUHD BDをフルスペックで楽しむには最大輝度1,000nit(カンデラ表記のこともある)が必要だが、ゲーミング液晶で1,000nit対応の製品は前出の「PG27UQ」しかない。500nit程度のHDR 10液晶が今の所のベストプラクティスと言えるだろう。


LG電子製「32UD99-W」。HDR 10対応で最大輝度は500nit、さらに4K対応とゲームの映像美を堪能したい人のための液晶といえる


「Far Cry 5」をHDR液晶「PG27UQ」で表示させたところ。上の通常時に対し、下のHDR有効時は地面の明るい部分がクッキリ出ている。ただ写真には写りにくいので、実機で判断して頂きたいところ

2名無しさん:2019/09/23(月) 22:58:59
湾曲
 液晶モニターは平面である、というのは半分正しく、半分は誤りだ。最近のゲーミング液晶は“湾曲”に徐々にシフトしつつある。これは液晶表面が緩やかな弧を描くように凹み、普通の平面液晶よりもサラウンド感を向上させたものだ。包み込むという性質上27インチや32インチクラスの製品、あるいはウルトラワイドなモニターでの採用例が多い。さらにこれを3連にすれば、極上のサラウンド環境の出来上がりだ。

 この湾曲というスペック自体は没入感という雰囲気を稼ぐとともに、画面の端が視界の内側に入り込んでくるような構造となるため、視界の端の情報を視線を変えずに把握することができるというメリットもある。


弊誌でもレビューを行なったBenQ「EX3200R」は31.5インチのパネルを1800Rという緩やかなカーブに沿って湾曲させたフルHDゲーミング液晶だ。リフレッシュレートは144Hz、応答速度も4msとそこそこ優秀なスペック
同期機能(G-SYNCまたはFreeSync)
 液晶の映像が描きかわる頻度はリフレッシュレートであると解説したが、このリフレッシュレートにPCやコンソール機側が合わせて映像を送出するのが一般的なやり方だ。リフレッシュレートと送出される映像のフレームレートが合っていれば万事OKだが、描画の重いシーンなどでフレームレートが下がると少々面倒になる。

 60Hz液晶の場合1フレーム約16.67秒で描画処理を終えていれば60fps表示になるが、もし16.67秒を超えてしまった場合、前のフレームの絵をそのまま使い回すことになる。ABCDE……と映像が表示されるはずがBで遅れが発生するとABBDEとなるので、見た目にはもたつき、専門的に言うところのスタッター(Stutter)として現われる。

 映像を送出する側がリフレッシュレートを無視して(専門的にはゲームやドライバー側で「垂直同期を無効にする」)映像を液晶に送ればカクつきは発生しなくなるが、今度は画面が中途半端に更新されてしまうティアリング(Tearing)が発生しやすくなる。ティアリングが発生すると画面が水平方向に分断されたように見えたり、チラついて見えたりするので非常に見づらい。ティアリングはフレームレートがモニターのリフレッシュレートより高くても低くても発生する可能性がある。


ティアリングが発生した瞬間。画面が水平に分断されている
 そこでこの映像送出と液晶表示のサイクルを見直し、1フレーム書き換わったタイミングで液晶側も更新をかけるというのがゲーミング液晶の付加価値のひとつである同期技術となる。言い換えればこれまでリフレッシュレートが固定だったものを可変レートにする訳だ。

 現在同期技術にはNVIDIA陣営の「G-SYNC」、AMD陣営の「FreeSync」の2種類があり、ゲーミング液晶側も製品ごとに対応・非対応が分かれている。

 まずG-SYNCはGeForce系ビデオカード(GTX 650Ti BOOSTより新しいもの)が必要なのでPC専用の同期技術だ。液晶内部に専用基板が必要なぶん製品が高価だが、高リフレッシュレート液晶での採用例が非常に多く、かつFreeSyncよりも低フレームレート時(30fpsまで)でもしっかり追従してくれるのでフレームレートが激しく変動する環境で威力を発揮する。DisplayPort接続が必須というのも大きなポイントだ。

 これに対しFreeSyncはRadeon系ビデオカードと組み合わせて使う。G-SYNCと違い専用回路が少ないため、低価格ゲーミング液晶を中心に採用例が多いが、反面高リフレッシュレートでの採用例は少ない。安価なFreeSync対応液晶だとリフレッシュレートが90Hz程度のものも珍しくないが、60Hzよりマシな程度なので劇的な効果は期待できないからだ。さらに低フレームレート時の追従性も45fpsまでと、G-SYNCにやや劣る。

 しかしFreeSyncはHDMI接続でも効果を発揮する、Xbox One Sにも対応するなどG-SYNCより制約面が緩い。PCのビデオカードの条件は公式情報を見て頂きたいが、G-SYNCに比べると複雑なのでこちらも注意だ。

 G-SYNCもFreeSyncは有効にすることでスタッターやティアリングが解消され、1ランク上の滑らかさが堪能できる。特にティアリングが発生しなくなるので画面の視認性も向上する。体験するまではわからないが、1度体験すると外したくなくなる付加機能といえる。

3名無しさん:2019/09/23(月) 22:59:48
まとめ:全部入りはかなり高価。プレイスタイルやタイトルに応じて、必要な機能を絞っていこう
 4KでIPSで高リフレッシュレートでHDRで……とゲーミング液晶に欲しいスペックを全部盛り込んだ製品も存在するが、まだまだ高価で気軽に手を出せる製品ではない。だからこそ自分に最適なゲーミング液晶にたどり着くには、自分の環境や目的をしっかり決めておく必要がある。

 まずPCゲーム派は「勝ちを目指す」か「映像美を堪能する」かの2択だ。「勝ちを目指す」ならフルHDでよいので高リフレッシュレート液晶が必須。発色が良くても勝てるわけではないのでTNの方がコスパが良い。「映像美を堪能する」なら大型パネルで、PCがハイスペックなら4Kも視野にいれたい。IPSパネルかつHDR対応なら完璧だが、とりあえずはIPSで応答速度速めのものでも十分に映像美を堪能できるだろう。


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