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《蠱者 マジモン》

104ノートン:2022/08/14(日) 13:12:49
ピッキータは捨て子だった。赤子の頃、運良く拾われた先は、名も無い小さなサーカス団。
「…お前の境遇を可哀想とは思わねぇ。働け!わざわざ拾ってやった恩を忘れるな!」
サーカスの団長は、ピッキータに一切の娯楽を教えず、ただひたすらサーカス芸を叩き込んだ。

15歳になったピッキータは、サーカス仲間にある本音を漏らす。
「…辛いと思うかって?全然辛く無いね。俺の芸を見て、お客さんが笑ってくれる。幸せなんだ…人を笑わせるのが」
ピッキータにとって、人を笑わせる事が生き甲斐だった。
「…こんな腐った時代に突然ピエロの格好した奴がいたら、笑えるだろ?だから…」

涙を流しながら、突然夢から覚めるピッキータ。
「…何事じゃ!?なぜ目覚める!!」
「ゴゲットを…サッキを…泣かせる奴は許さねぇ。あいつらは笑っていなきゃダメなんだ」
ピッキータは有無を言わさず手をパァンと叩く。次の瞬間、ナメクジプラネットの顔面が吹き飛んだ。


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